2017.02.11

【ボリビア】

■10年ぶりに国内で黄熱病 La Razónの記事
国内で10年ぶりとなる、黄熱病感染が確認された。保健省が明らかにしたもので、ラパス県ユンガス地方のカラナビで、外国人観光客が症状を示し、サンタクルスの機関でウイルス感染が確認されたという。南米では現在、ブラジルでこの感染が広がっており、同省は国内でも最大限の警戒が必要との見方を示した。

■ボリビアでも予防接種推奨 El Deberの記事
保健省は国民に対して、黄熱病の予防接種を推奨した。現在隣国ブラジルでこの感染症の流行が起きつつあるが、同国だけでなくペルー、エクアドル、コロンビアに渡航する国民に対しても、この予防接種を事前に受けるよう求めたものだ。この感染症はネッタイシマカが媒介するもので、国内のアマゾン低地などでも、感染リスクがある。

■イナゴ、チュキサカ上陸 El Díaの記事
イナゴがついに、チュキサカ県に上陸した。サンタクルス県のカベサスでイナゴの大群が発生し、農作物を食い荒らす被害が一帯に拡大している。このイナゴが県境を超え、チュキサカ県のクルピナでも確認されたものだ。この地でのイナゴは量は少なく、カベサスのような被害に至る可能性は低いとみられる。

■エボ、イナゴ被災地視察 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、サンタクルス県のイナゴ被災地を、空から視察した。カベサスでイナゴの大群が発生して以来、一帯では農作物が食い荒らされる被害が広がっている。モラレス大統領はヘリコプターからこの被害地域を視察し、同時に展開されている薬剤散布の現場にも立ち会った。

■政府、イナゴ抑止は「無理」 Página Sieteの記事
セサル・コカリコ農村開発相は、イナゴの完全抑止は「無理」との見方を示した。サンタクルス県のカベサスを震源にイナゴの大群による農作物の食害が続いているが、このイナゴの量が多く、完全に制圧することは難しいという。同大臣は今後、イナゴなどと「共生」する道を、農家らと一緒に考えたいと語った。

■ボリビアは気候変動被害国 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビアが「気候変動による、世界最大の被害国の一つ」と位置づけた。国内では昨年以降、極端な雨不足による渇水、旱魃の影響が広がった。モラレス大統領はこの原因が温暖化などの気候変動にあるとして、対策や協力を国連や国連食糧農業機関などに求める方針を示した。

■エボ-マクリ電話会談 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領とアルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領が、電話会談を行なったという。アルゼンチン政府が移民政策の強化方針を打ち出して以降、ボリビア側に不安が生じていた。この会談ではこの政策についての説明があったほか、マクリ大統領からフットボールの誘いもあったという。

■白線、進捗65% La Razónの記事
ラパスで建設中のテレフェリコ(ロープウェイ)白線の進捗率は、65%となったという。運営するミ・テレフェリコが明らかにした数字だ。この新路線はミラフローレス方面の交通の軸となるもので、年内の完成予定となっている。テレフェリコは現在3路線が営業中で、この3月にエルアルトに青線が開通予定となっている。

■オルーロターミナル、13日開業 La Patríaの記事
オルーロの新バスターミナルは、13日に開業する。この開業を前に、完成した建物が報道などにお披露目された。3万平方メートルの用地に1千万ドルを投じて建設された新施設は、乗り降りのプラットホームを52個所持つ。タガレテ川のほとりに建てられたこの施設は、13日からオルーロの新たな玄関口となる。

■ベニ、交通スト予告 El Díaの記事
ベニ県の交通事業者らが、ストライキ実施を予告した。トリニダとサンタクルスを結ぶ道路を、13日から無期限で封鎖するという。アマゾンに位置するベニ県内の幹線道路は、傷みが進んでいるという。円滑な交通の運営のためには、メンテナンスや補修工事が必要とし、これを要求するためのストだ。

■水遊び、全面禁止へ Correo del Surの記事
このカルナバル期間中、国内では水遊びは全面的に禁止となる。政府側がこの方針を示したものだ。国内では昨年以降、極端な少雨による渇水、旱魃が生じた。現在は事態が改善しているものの、状況を踏まえて禁止するという。国内ではカルナバルに若者やこどもたちが水遊びをする習慣があるが、各地方行政が禁止の通達などを出していた。

■オルーロ、M4.1の地震 El Deberの記事
オルーロ県で10日13時5分頃、地震が起きたという。ラパスのサンカリクスト地震機構が明らかにしたものだ。震源はラディスラオ・カブレラ付近で、震源の強さはマグニチュード4.1、震源の深さは260キロだ。震源が深かったため地表で感じた揺れは小さかったという。オルーロ、ポトシ県などアンデス山脈沿いでは同様の地震が起きやすい。


【ペルー】

■トレド氏に逮捕状 El Universoの記事
司法は、元大統領のアレハンドロ・トレド氏に対する逮捕拘留を許可した。検察は、公共工事受注に絡み、ブラジルの建設会社が同氏サイドに裏金が渡っていた容疑を調べている。180人の拘留を申請し、裁判所側がこれを認めたものだ。トレド氏は現在、国外に滞在しているとみられ、検察は国際刑事警察機構(Interpol)への協力依頼を視野に入れている。

■トレド氏は今どこに Perú21の記事
汚職容疑で逮捕状が出された元大統領、アレハンドロ・トレド氏の所在が、次の課題だ。この捜査本格化を前に同氏は出国したことが伝えられている。米国のサンフランシスコにいるとの指摘の一方、同氏の弁護士はフランスのパリに滞在中としていた。検察と政府は、同氏を国際手配する可能性にも言及している。

■フリアカ、花火爆発事故 Correo Perúの記事
プーノ県の最大都市フリアカで、花火が爆発する事故があった。10日13時頃、フリアカ空港近くの住宅街の一室で爆発があり、その後火災となった。この室内では、無許可で花火の製造がなされていたとみられる。この爆発と火災で3人が死亡し、複数の負傷者が出ている。死者の身元はまだ、分かっていない。

■プロムペルー、インティ・ライミ撤退 La Repúblicaの記事
ペルー産品や観光をプロモーションするプロムペルーは、6月にクスコで開催される「インティ・ライミ」から撤退する。同機関が明らかにしたもので、この祭りのプロモーション活動など一切をやめるという。同機関と主催側の間で、何らかの意見相違があったとみられる。クスコ市側は、プロムペルーに、再考を求めている。


【チリ】

■チリ観光、32%増 La Terceraの記事
この1月、チリを観訪れた外国人は、前年同月比で32%もの増加を記録したという。政府観光局が明らかにしたもので、この月間の来訪者総数は96万4027人と、1月として過去最高となった。観光目的での来訪者は全体の67%を占め、実数では46%の増加となっている。アルゼンチンやブラジルなど近隣国からの観光客が大幅な増加をみた。

■メトロ1号に脅迫文 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ1号線の車内に、脅迫文があったという。運営側によると、ロス・ドミニコス駅で、編成の1車輛の中に、テロ攻撃を思わせる文言のメッセージがあった。運営側はこの事態を受け、警察に依頼しパトロール体制の強化を図った。また被害届を提出し、警察が事件としての捜査を開始している。


【アルゼンチン】

■AR機、ニューヨークで事故 La Nacionの記事
アルゼンチン航空の旅客機が、ニューヨークのJFK空港でトラブルを起こした。10日未明、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港に向かおうとした便のエンジンが火災を起こしたものだ。同社によると、エンジン内で起きたのは「ストール」と呼ばれる現象で、乗客にも爆発に似た大きな音が聞こえたという。この便の運航は中止され、乗客はほかの便に振り替えられている。

■煙いブエノスアイレス La Nacionの記事
ブエノスアイレスは「煙い」状態となった。9日夕方以降、市内の広い範囲に焦げ臭いにおいが立ち込めている。この事態はプンタ・ララの自然保護地域で発生した、林野火災によるものだ。およそ13時間にわたり、6千平方メートルが焼けたもので、この煙が市内中心部にも入り込んだという。

■オンセ、商店主らに調査へ Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市は、オンセの商店主らに対する調査を行なう。1か月前、この地から「マンテーロス」と呼ばれる、路上にマントを広げて営業する無許可露天商らが、強制排除された。市側はこの排除の結果、商業がどう変化したか、見極める。2011年にフロリダ通りから放擲されたマンテーロスは以後、市内各地を集団で漂流している。

■メンドサ空港、10%増 Los Andesの記事
メンドサの空港をこの1月に利用した人は、前年同月比で10%増えた。空港側が明らかにしたもので、昨年同月の利用が1万1400人だったが、今年は1万2500人だった。とくに新規就航したチリのLCC、スカイ航空のサンティアゴ線の利用が好調だ。3か月閉鎖による改修を終えた同空港には、新規就航の計画が相次いでいる。


【エクアドル】

■マナビ、水害で断水 El Universoの記事
マナビ県のおよそ半分の地域は、水害の影響で断水となっている。県内では県都ポルトビエホやマンタ、モンテクリスティなどで大雨による浸水被害などが生じている。この水害で取水などに支障が生じ、水道水の供給が広い範囲で途絶えている。また隣接するサンタ・エレーナ県では、水害の影響で孤立地域が生じている。

■ワキージャスも浸水 El Universoの記事
エル・オーロ県のペルー国境の町、ワキージャスも浸水している。大雨の影響で川が氾濫し、市街地の広い範囲が水に浸かった状態だ。このため市内の学校は9日、授業を全面的に停止している。一部では軍の支援を得て、浸水地域からの住民の避難も行なわれている。


【コロンビア】

■ブラジルに捜査員派遣 El Universoの記事
検察は、捜査員をブラジルに派遣する。同国の建設会社Odebrechtが、公共工事を受注するためラテンアメリカ各国で汚職をはたらいていた容疑が高まっている。国内でもこの疑いが生じ、フアン・マヌエル・サントス大統領にもこの嫌疑がかかっている。この捜査のため、本社のあるブラジルに捜査員を送るという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、対話を約束 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、若者らとの対話を約束した。野党支持の若者らが、「青年の日」に合わせて12日、カラカス市内でデモを行なう。この行進の最終目的地は大統領府で、この場で代表らとの間で対話を行なうという。野党との対決姿勢を強めている同大統領だが、選挙が来年に迫る中、対話をアピールしたいものとみられる。

■カラカス空港は危険地帯 Informe21の記事
カラカスのマイケティア空港は、危険地帯となっている。この空港や周辺では、以前から窃盗などの犯罪が多かったが、最近になりこの件数が激増しているという。金品や携帯電話を狙った窃盗、強盗事件が増えているので、旅行者だけでなく、空港で働く職員らも神経をとがらせている。

■ブラジル、鶏肉輸出減らす Runrunの記事
ブラジル政府と、同国の鶏肉の生産者団体は、ベネズエラへの製品の輸出を減らすと通告した。ベネズエラは経済失政で通貨の問題を抱え、貿易に支障が生じている。ブラジルによると、対ベネズエラの債権が膨らみ、回収の見通しが立たないとして鶏肉の輸出制限をかけることとなったという。国内では物資、とくに食料の不足が続いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■予防接種、推奨範囲拡大 Mirada Profesionalの記事
世界保健機関(WHO)は、ブラジル渡航者に対する予防接種の推奨範囲を広げた。ミナス・ジェライス州を震源に黄熱病の感染が広がったことを受け、1月31日にアマゾンを中心にこの推奨範囲が示されていた。10日、WHOはリオデジャネイロやサルバドール・デ・バイアなど海岸都市を除く、ほぼ全域にこの範囲を広げた。

■メルコスル外相会談開催へ Caracol Radioの記事
メルコスル議長国のアルゼンチンは、3月9日にこの経済ブロックの外相会議をブエノスアイレスで開くことを発表した。参加するのはアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイの外相で、資格停止となったベネズエラは含まれていない。米国のトランプ新政権への対応や、欧州連合、アリアンサ・デ・パシフィコとの通商強化などがテーマとなる。

■警察の追跡車輛が事故 Caracol Radioの記事
ウルグアイ、モンテビデオで警察の追跡車輛が別の車と衝突する事故が起きた。警察車輛は店舗で盗みを働いた者らの逃走車輛を追跡したが、この際に事故が発生し8人が死亡した。巻き込まれた車はアルゼンチンの「5月広場の祖母たち」のリーダーを務めるエステラ・デ・カルロット氏の家族が乗っており、同氏も死亡が確認されている。

■エルサルバドル、殺人65%減 Caracol Radioの記事
エルサルバドルで今年に入り発生した殺人は、前年比で65%減ったという。同国安全省が明らかにしたもので、年始から2月9日までの殺人件数は327件と、前年同期の936件から600件減った。同国ではパンディージャと呼ばれる麻薬カルテルのメンバーの台頭で殺人が激増していたが、政府がこの抑止に全力を挙げている。

■エルサルバドル、デマへの注意 El Salvadorの記事
在サンサルバドルの米国大使館が、エルサルバドル国民に対しデマへの注意を呼びかけている。Facebookを通じて発信したものだ。国内で「米国大統領が、エルサルバドル国民に対するビザ免除にサインした」との誤報が出回っているという。同大使館はこのような事実はないとして、訪米の際には今もビザが必要であると強調した。

■ラテンアメリカへの送金、700億ドル Caracol Radioの記事
ラテンアメリカに向けた送金は2016年、700億ドルに達したという。米州機構が明らかにした数字だ。北米や欧州に住む移民からラテンアメリカの家族への送金は、各国の大きな収入源だ。この年、国別ではパラグアイが21.8%、グアテマラが13.9%、エクアドルが10.1%の増加を見た。全体では8%の増加だった。

■ハリスコ州で事故 Caracol Radioの記事
メキシコ、ハリスコ州で大きな事故が起きた。10日朝8時30分頃、アウトラン・デ・ナバロとカシミロ・カスティーリョを結ぶ国道80号で、ワゴン車とトラックが衝突事故を起こした。この事故で8人が死亡し、15人が負傷している。警察によるとワゴン車がコントロールを失い、トラックに突っ込んだという。


【国際全般】

■カタール機がパンク Premium Timesの記事
ナイジェリア、ラゴスの空港でカタール航空機のタイヤがパンクする事故が起きた。9日15時頃、ドーハに向かう旅客便がこの空港の滑走路で離陸体制に入った。この際、パンクが発生し動けなくなったという。このパンク発生のタイミングが遅ければ、大事故に至っていた可能性もある。この事故による乗客、乗務員の負傷はない。