2017.02.15

【ボリビア】

■接種未了の場合、滞在許可は15日 Opinionの記事
3月2日から、イエローカードを持たない外国人の国内滞在期限は、15日間となる。この日から入国するすべての者に、黄熱病の予防接種を受けたことを意味するこのカードの提示が義務づけられる。未了の観光客が入国する場合、滞在期限は15日とし、延長には接種や健康チェックが必要となる。国内で10年ぶりに感染が確認され、ブラジルで流行しつつあることを受けた措置だ。

■予防接種希望者が急増 El Díaの記事
東部ボリビアを中心に、黄熱病の予防接種を受ける人が急増している。先週、ラパス県ユンガス地方のカラナビで、デンマークの観光客がこの感染症を発症した。この感染確認は国内では10年ぶりで、媒介するネッタイシマカが棲息する東部を中心に多くの市民が接種を受けることを希望するようになった。また隣国ブラジルでも、この感染が流行しつつある。

■イナゴ対策、陸からも El Deberの記事
サンタクルス県のカベサス一帯では、陸からも薬剤散布が開始された。この地ではイナゴの大群が発生し、農作物を食い荒らす被害が拡大している。これまで航空機を使用した、空からの散布が行なわれていたが、より細やかに作業を行なうため、陸からの作業も開始された。今の時点で、被害拡大の鈍化は報告されていない。

■薬剤散布機が緊急着陸 El Deberの記事
サンタクルス県カベサスで、薬剤散布の小型機が緊急着陸する事態が起きた。この地ではイナゴの大群発生で農作物に大きな被害が生じている。これを抑止するため散布が行なわれているが、このうちの一機が地域を通る高速道路上に緊急着陸した。操縦士は突風の影響としている。道路上で巻き込まれた車輛はなかった。

■アルゼンチン大使、加盟を歓迎 El Díaの記事
在ラパスのアルゼンチン大使、ノルマンド・アルバレス氏は、ボリビアのメルコスル加盟を歓迎する、と述べた。ボリビアはこの経済ブロックへの加盟を目指し、手続き中だ。しかし後から加盟したベネズエラが資格停止となるなど、この道筋に不安が生じていた。同大使は、ラテンアメリカが一つの経済ブロックとして成長する必要があるとして、歓迎の意を示した。

■エボ、チリを厳しく批判 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領はツイッターを通じ、チリを厳しく批判した。同国のエラルド・ムニョス外相の問いに答える形で、同国がポトシ県のシララ水系の水を「盗み」、さらに脅しをかけた、とした。さらにチリ政府が歴代、ボリビアの海回帰に言及しながら、一切実行に移していないことを詐欺と切り捨てた。

■ロサリオ港についてアルゼンチンと協議 La Razónの記事
ボリビア、アルゼンチン両国はロサリオ港近くの自由貿易地域についての協議を行なう。内陸国のボリビアは国外に外港を設ける必要がある。アルゼンチンは1969年から、サンタ・フェ州のパラナ川沿いのロサリオ港背後地に、この自由貿易地域を設け、ボリビア貨物の扱いを促進していた。両国は3月、この地域拡大などに向け協議を行なうことになった。

■サンタクルス-ベニ道封鎖 El Díaの記事
サンタクルスとベニ県都トリニダを結ぶ道路が封鎖された。ベニ県の運輸業者らが、県内道路の改善、整備などを国や県に求めた動きだ。アマゾン地方に位置するベニ県内の道路は今も脆弱な状態が続いており、トラック輸送業者らはこの状況に不満を抱いている。公共事業省はこの要求された工事に多額の資金が必要で、財源の見通しが立たないと説明している。

■21日、オルーロでも計画 La Patríaの記事
この21日、オルーロでも与党MASがデモなどを予定している。昨年のこの日、国内ではエボ・モラレス大統領の再任を認めるかどうかが焦点の、憲法改正を問う国民投票が行われた。反対多数で否決されたが、MASはこれをひっくり返すため、この投票の無効化などの可能性を探っている。この日国内各地で与党側は、再投票などに向けたデモなどを予定している。

■アチャカチが孤立 Página Sieteの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチが、孤立している。地域行政が発表した公共事業計画に、市民らが反発して13日から、ストライキを行なっているものだ。ラパス方面、プエルト・アコスタ方面に向かう道路が封鎖され、この町全体が孤立状態となっているものだ。ストは48時間の予定だが、延長される可能性もある。


【ペルー】

■トレド氏の身柄引き渡し要請 Los Andesの記事
捜査機関は、元大統領のアレハンドロ・トレド氏の身柄引き渡しを、米国に要請した。先週、ペルー司法は同氏が公共工事受注にからみ裏金を受け取った容疑を認め、逮捕状を発行している。同氏が滞在しているとみられる米国に対し、身柄拘束と引き渡しを求める手続きをとった。同氏は先週末、イスラエルに逃れることを企図したことが報道されている。

■ペルー、離婚年間1万4千件 Perú21の記事
ペルーでは年間、1万4千組の夫婦が離婚しているという。リマのゲスタルト研究所が明らかにした数字だ。年間の婚姻件数は7万組で、数字上では10組中2組が、離婚に至っている計算になる。しかし同機関によると、潜在的に離婚を考えている夫婦は、より多いと推測される。離婚理由はこども、生き方、そしてコミュニケーション不足が多くを占める。

■リマ、ペットを飼う家庭55% Perú21の記事
リマでは、全体の55%の世帯で、何らかのペットを飼っているという。イプソスが行なった調査の結果だ。飼われるペットでもっとも大きな割合を占めるのは犬で、74%だ。ペットを飼う家庭の76%は、ペットへの餌に特別の配慮を行なっている。また犬を飼う世帯の41%は、専用の玩具を与えている。

■サンマルティン県で土砂災害 El Comercioの記事
サンマルティン県で新たな土砂災害が発生した。大雨の影響で発生した土砂災害で、タラポトとユリマグアスを結ぶ道路の通行に支障が生じている。通行止めにはなっていないものの、両都市間を車で走行すると現在、13時間を要する状態だ。復旧に向けた準備は進められているが、平常化には時間を要するとみられる。


【チリ】

■セペダ容疑者が出頭 La Terceraの記事
フランス、ブザンソンで日本人留学生の黒崎愛海さんが失踪した事件で、元交際相手のニコラス・セペダ容疑者がサンティアゴ最高裁に出頭した。フランス当局は殺人容疑で同容疑者の身柄引き渡しを求めたが、最高裁は証拠不十分として否決している。出頭要請に応えたもので、同容疑者には引き渡し否決理由が説明され、また出国の自粛が伝えられたとみられる。

■チロエ産海産物、流通停止 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島産の海産物の流通が停止された。この島一帯の海域で赤潮が発生し、このプランクトンの影響を受けたためだ。この海域の海産物を消費すると中毒を起こすおそれがあり、すでに出荷されているものについても消費を控えるよう勧告がなされている。


【アルゼンチン】

■AR機、オーバーラン事故 La Nacionの記事
アルゼンチン航空の旅客機が、オーバーラン事故を起こした。ブエノスアイレスからバリロチェに到着した旅客機が、滑走路を外れて止まったものだ。この事故を受け、航空事故調査委員会が原因の調査に入っている。この影響で一時同空港は閉鎖されたほか、同便の折り返しのブエノスアイレス行きの便が欠航となった。

■銀行スト、72時間に延長 Clarín.comの記事
銀行のストライキは、当初発表の24時間から、72時間に延長された。銀行の労働者の組合は、この17日にストを行なうことを通告している。経営者の団体との間で昨年合意された賃上げを、すぐに履行するよう求めた動きだ。組合側は、圧力を強めるためこのスト期間を延長することを決めた。予定通り行われれば、21日までストが続くことになる。

■アンデス航空、機材と路線を増強 Informate Saltaの記事
サルタをベースとするアンデス航空は、機材と路線の増強計画を示した。使用機材を現在の倍に増やすほか、国内では新たにトゥクマン、ネウケン、バリロチェなどに乗り入れる。さらに初の国際線となるサンティアゴ線の就航も予定しているという。2006年創業の同社は長らく低迷していたが、昨年国内初のLCC便を運航し、存在感を示しつつある。

■トゥクマン空港、3か月閉鎖 Diario Panoramaの記事
トゥクマンの空港は6月から、およそ3か月間閉鎖になる。滑走路補修などの工事が行なわれるためで、この期間中、便はサンティアゴ・デル・エステーロ州のテルマス・デ・リオ・オンドの空港に一時移管される。国内では昨年末、メンドサの空港が同様理由で3か月閉鎖され、またこの15日からはトレレウの空港も45日間、閉鎖となる。

■パン、15%値上げ La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは週明けの20日から、パンの価格が値上げとなる。州のパン生産者の団体が明らかにしたものだ。インフレの進行と小麦粉など原材料価格の上昇などが理由だ。平均で15%、キロ当たりで50ペソの値上げとなる。パンは国民生活に欠かせない食材で、消費者からの反発も予想される。

■レティーロ投資、5億ペソ La Nacionの記事
ブエノスアイレス最大のバスターミナル、レティーロに5億ペソが投じられる。一日平均5万人が利用するこのターミナルだが、経年劣化により壁の一部が壊れていることなどが報告されている。ブエノスアイレスの玄関口にふさわしい状況に改善するため、交通省が改修計画を示した。


【エクアドル】

■マナビ、不安の中の選挙 El Universoの記事
マナビ県では、不安の中の選挙となる。間もなく投票となる議会選挙の投票用紙などが、マナビ県の選管にも届いた。しかし県内では、大雨の影響による水害や土砂災害が頻発しており、投票そのものに影響を及ぼす可能性も指摘されている。県内には253個所に投票所が設置されるが、避難場所となっているケースもあるという。

■ポルトビエホで陥没 El Universoの記事
マナビ県都ポルトビエホの道路上に、穴が開いた。この事態が起きたのはレアレス・タマリンドス通りの、1月1日通りとの交差点近くだ。13日17時頃、路上に穴が開いたとの通報が入り、この道路の車輛通行は規制された。この陥没の原因として、昨年4月16に起きたM7.8の大地震があるとの指摘がある。


【コロンビア】

■税関もバレンタイン体制 News24の記事
14日の聖バレンタインデーに合わせ、国内の航空貨物の現場では、税関職員らが特別体制をとった。花卉はコロンビアの主要な輸出農産物で、この日に需要が増えることから欧米への輸出が激増する。しかしこうした花卉にまぎれて薬物が運ばれるケースも増えるため、税関や薬物捜査官などが特別な体制でチェックした。今年も水際で、多くの薬物輸出が阻止されたという。

■アビアンカ、モンテビデオへ El Espectadorの記事
国内最大手のアビアンカ航空は、新たにウルグアイのモンテビデオ線を開設する。ウルグアイの観光省が明らかにしたもので、新路線はボゴタとを結ぶ直行便で、5月15日から毎日1往復の運航となる。ウルグアイは2012年のプルーナ航空破綻以来、旅客航空便の不足に陥っていた。同局はコロンビアからの観光客の増加にも期待を示した。

■危険犬登録、進まず Caracol Radioの記事
危険犬の登録制度が、具体化しないままだという。ロットワイラーやピットブル、土佐犬など人を襲うことがある危険な犬種について、登録やチップ埋め込みなどを行なう方針が示されている。しかし具体化しないまま今に至り、制度化には程遠い状況にあると、犬の愛護団体が明らかにした。


【ベネズエラ】

■パラグアイで大量ボリバール札 La Voz de Cataratasの記事
パラグアイで、大量のベネズエラのボリバール札が発見、摘発された。現場はシウダー・デル・エステから262キロのサルト・デ・グアイラだ。一軒の住宅の中から、実に30トン相当のボリバール札があった。額面はいずれも100、50ボリバール札だ。500のパッケージに分けられ、保管されていたという。現場からは薬物などは見つかっていない。

■コロンビア越境、15%増 El Universoの記事
2016年、ベネズエラからコロンビアに越境した人は、前年比で15%増えた。コロンビア当局側が明らかにした数字で、コロンビアからベネズエラに越境した人はこの年、前年比で70%減少した。経済失政による物資不足の影響で、多くのベネズエラ国民がコロンビアに買い物に訪れており、この影響とみられる。

■予防接種はククタで Panoramaの記事
コロンビア、ククタの医療機関がベネズエラの母親と新生児で賑わっている。国内で物資不足が続き、医薬品などの涸渇が報じられ続けている。こうした中、新生児向けの予防接種を受けるため、ククタに越境する母子が激増しているという。国内の医療機関の混乱から、出産をするためにククタに向かう妊婦が多いことも伝えられている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■黄熱病死者、80人に La Vanguardiaの記事
ブラジルでの黄熱病死者数は80人となった。保健省が確認した数で、このうち70人はミナス・ジェライス州、7人はエスピリト・サント州、3人はサンパウロ州だ。またこの感染による死亡の疑いがあるのは115件で、現在も確認検査が続けられている。政府はこの黄熱病への緊急対策予算として1300万ドルを用意した。国内では1942年以来の大流行に至るおそれがある。

■対パンディージャ、2018年まで延長 Q Costa Ricaの記事
エルサルバドル政府は、対パンディージャの闘いを2018年まで延長する。国内では麻薬カルテルのメンバーであるパンディージャの暗躍で、殺人や暴力の件数が激増する事態となった。政府はパンディージャ対策、摘発を進め、2016年はこうした事件件数の大幅な減少を見た。政府はこの体制を2018年まで継続することを決めた。

■パカヤ火山が活発化 La Prensaの記事
グアテマラのパカヤ火山がまた活発化している。首都の東30キロにあるこの火山は、国内はもとより中米でもっとも活発な火山の一つだ。観測機関によると14日、火口から300メートルの範囲に溶岩が流れ出しているのを肉眼で観測したという。今の時点で、火山周辺のコミュニティに危険は及んでいない。この火山は標高2552メートルだ。

■リオに9千人派兵 News24の記事
ブラジル、ミシェル・テメル大統領はリオデジャネイロに、9千人を派兵すると発表した。リオでは間もなく、国内最大規模のイベントであるカーニバルのパレードが開かれる。この安全確保などのため、2月22日までこの大規模な兵の展開を行なうという。この兵による安全対策規模は、昨年行われたオリンピック、パラリンピック時と同じだ。

■パラグアイ、牛乳不作 ABC Colorの記事
パラグアイは今後、牛乳が不作気味となるという。酪農家の団体が明らかにしたものだ。暑さが続くなどした影響で、搾乳量がこれから減少に向かうと予想されるという。しかし、今の時点で牛乳供給において不足が生じるとは考えづらい。団体によると2016年は酪農にとって好ましい状況だったが、今年は一転する見通しだ。

■アイルランド大統領、キューバへ Caracol Radioの記事
アイルランドのマイケル・ヒギンズ大統領が、キューバを訪れる。15日、ハバナに到着するものだ。アイルランドの大統領のキューバ訪問は、これが初めてとなる。この滞在中にラウル・カストロ議長との会談が予定され、通商や両国間の協力深化を図るため、同国高官との会談も多く組まれている。