2017.02.18

【ボリビア】

■リチウム公社新設へ La Razónの記事
政府は新たに、ボリビアリチウム公社(YLB)を設立する方針だ。国内のリチウム資源の権限、開発などを鉱山協同組合から、この新機関に移すという。ポトシ県のウユニ塩湖やオルーロ県のコイパサ塩原などには、世界最大規模のリチウム資源があるとみられる。燃料電池で需要が高いこの資源の有効な開発を図るための政策だ。

■保健省、イエローカードは推奨 La Razónの記事
保健省は、入国するすべての人にイエローカード提示を義務づける方針を見直し、「推奨」とした。今月10日、国内で10年ぶりとなる黄熱病感染者が確認され、この措置の導入が発表されていた。しかし各方面への影響が大きいとして推奨に切り替えた。また国境ポイントや国際空港などに、この接種を行なう場所をそれぞれ設けることも明らかにした。

■アルゼンチンも推奨 Mirada Profesionalの記事
アルゼンチン保健省も、ボリビアを訪れる邦人に対し、黄熱病予防接種を推奨している。同省が国内に向けて呼びかけているものだ。ボリビアで10年ぶりに黄熱病感染者が生じたことを受け、渡航する前に接種を受けるよう推奨している。同様の推奨は、黄熱病感染が拡大しているブラジルへの渡航者に対しても呼びかけられている。

■チリはウユニも狙っていた Eju.tvの記事
エボ・モラレス大統領は、チリがウユニ塩湖の占領も狙っていたと断じた。1879年、チリはボリビアのリトラル県に侵攻し、最終的に同県を占領した。この際、ウユニ塩湖の占領も狙い、最終的に憲法上の首都スクレの陥落も視野に入れていたという。海岸線問題で、占領の歴史を無視するチリに対し、この事実を国際社会に訴える方針を示したものだ。

■コカ葉生産者、ラパスでデモ La Razónの記事
ユンガス地方のコカ葉生産者らが17日、ラパス市内でデモを行なった。国内ではコカ葉はユンガスとコチャバンバ県のチャパレ地方が主な産地だ。しかし政府がコカは生産体制を見直し、チャパレ割り当てを増やしたことに対し、伝統的産地であるユンガスが強い反発を見せている。デモ隊はフランシスコ広場から、議会庁舎のあるムリーリョ広場近くまで行進した。

■COB、48時間ストに言及 La Razónの記事
有力労働組合連合COBは、48時間のストライキを行なう可能性があるという。ギド・ミトマ委員長が17日、明らかにしたものだ。現在、公営病院の医師や看護師らが、医療分野の投資拡充や賃金改善などを求めた闘争を続けている。これに同調する形で、国内全土でストライキを展開する可能性があるとしたものだ。ストは48~72時間にわたり行われる可能性がある。

■税関、米国産武器を摘発 La Razónの記事
税関は、大量の米国産の武器を摘発した。国内会社が輸入した貨物の中から、カリブ口径銃など75点が発見されたものだ。この貨物は米国フロリダ州のエバーグレイズ港からチリ北部のアリカの到着し、国内に陸路輸送され、サンタクルス県に運ばれようとしていた。武器の密輸事件として、捜査が着手された。

■東部の河川、増水中 El Díaの記事
国内東部の河川が、増水しているという。サンタクルス県のピライ川は、この数日の雨で着実に水位が増し、一部で氾濫するおそれがあると指摘されている。同様に県内やベニ県、パンド県内の河川も増水傾向が続いており、今後の水位の変化に注意が必要だ。また雨の降り方は国内だけでなく、ブラジルやパラグアイの動向にも関心を寄せる必要がある。

■トリニダへのバス、4日ぶり再開 El Deberの記事
サンタクルスとベニ県のトリニダを結ぶバスの運転は、4日ぶりに再開された。ベニ県では交通事業者らが、道路の状況改善などの公共工事を求め、ストライキを行なっていた。道路が封鎖されるなどし、バスの便は運休が続いていた。行政側との対話が始まったことからストが中断され、便の運転が再開された。

■イナゴの卵除去進む El Deberの記事
サンタクルス県のカベサスでは、イナゴの卵の除去作業が着々と進められているという。この地でイナゴの大群が発生し、農作物を食い荒らす被害が拡大した。この現場に産み落とされた卵を除去し、大群の再発を防ぐ取り組みだ。現在兵120人が、この作業を続けているという。政府側はこの方法によるコントロールに自信を示した。

■ショー出演の障碍男性、暴行で逮捕 Los Tiemposの記事
テレビのリアリティショー出演の障碍男性が、性的暴行の容疑で逮捕された。ルベン・ハラ容疑者(25)は、エルアルト市内で14歳の少女に対し性的暴行をはたらいたという。このハラ容疑者は「ダンスを踊りたい」という希望を持ち、これをかなえるまでの過程がテレビ放送されていた。

■アウキサマニャ、終息宣言 Página Sieteの記事
ラパス、ソナ・スールのバホ・アウキサマニャについて、ルイス・レビジャ市長は終息宣言を出した。今週、この地では大規模な土砂崩れが発生し、住宅5棟が損壊した。この拡大が懸念されたが、周辺工事と調査の結果、当面の心配は不要としたものだ。しかしこの現場周辺の住民の間では、この地に住み続けることへの不安が生じている。


【ペルー】

■FBI、トレド氏の在所を確認 Perú21の記事
米国のFBIは、すでにペルーの元大統領、アレハンドロ・トレド氏の在所を確認しているという。同捜査機関がペルー側に明らかにしたものだ。トレド氏に対しては、裏金の授受の容疑が強まり、司法が18か月の拘留、逮捕を許可している。米国滞在中の同氏について、同国政府側に身柄の引き渡しなどを今後、要請する可能性が強まっている。

■ドゥエニャス橋、崩落の危機 Perú21の記事
リマ、サンマルティン・デ・ポーレスにあるドゥエニャス橋が、崩落の危機にあるという。リマック川にかかるこの橋は、地域の交通の要衝だが、川の水位上昇などで橋を支える支柱に亀裂が入るなど、危険な状態になりつつあるという。行政側は、川の水位が落ち着き次第、補強などの工事が可能かどうか、調べを進める方針だ。


【チリ】

■また食品に注意情報 BioBio Chileの記事
消費者保護行政は、また食品に対する注意情報を出した。「Llanquihue」のマークで市場に出されているハム、ソーセージなどの食品について、国民に消費しないよう呼びかけたものだ。同銘柄の豚肉製品について、健康被害を招きかねない雑菌が検出されたためだ。国内では先週にも「Salmón Von Fach」について、同様の注意情報が出されたばかりだ。

■スカイ航空、さらなる路線に意欲 Reporturの記事
スカイ航空は、さらなる路線の拡充に意欲を示した。同社役員がアルゼンチンのメディアの取材に語ったものだ。2か月前に就航したサンティアゴ-メンドサ線が、まさに絶好調であることが伝えられている。同社はLCCに転換したばかりだが、この路線展開で経営方針に自信を深めたという。今後片道4時間以内の中短距離線を中止に、拡充したいとした。


【アルゼンチン】

■LATAM機でトラブル Diario Norteの記事
LATAM航空の旅客機でトラブルが起きた。この事態が起きたのはブラジルのポルト・セグーロからコルドバに向かっていた4987便だ。燃料センサーの故障で、チャコ州都レシステンシアの空港に着陸したという。乗客らは機内で4時間、空港施設内で4時間待ち、8時間後に別の機材で最終目的地に向かった。

■政府、LCC優遇を否定 Ambitoの記事
政府側は、LCCを「優遇」している事実はないとした。今年、LCC5社が国内市場に参入する見通しとなっている。まさにLCC元年を迎えるアルゼンチンだが、政府がLCCに対して過度に融和的姿勢をとっているとの批判があった。政府側はこの指摘を否定し、前政権による国営のアルゼンチン航空への保護策を見直しただけと説明した。

■アビアンカ、トゥクマンで求人 La Gacetaの記事
アビアンカ航空が、トゥクマンで現地職員の募集を開始した。今年国内にはLCC5社が参入予定だが、同社もその一角を占める。トゥクマンとブエノスアイレスを結ぶ路線も就航予定となっており、これを視野に入れた求人とみられる。新規参入を前に、具体的な職員募集が明らかになるのは初めてだ。

■ラニン火山、大きな動きではない La Verdadの記事
ネウケン州とチリの国境にあるラニン火山の活動について、いまはそう活発な状態ではないという。チリの観測機関が、この火山で地震が増えているとして警戒を引き上げた。しかし活動がより活発化する兆候には至っておらず、今すぐ大きな噴火活動に至る可能性は低いという。この火山は100年以上にわたり、活動していない。

■犬連れ利用、タクシーは運転手の判断 Clarín.comの記事
犬などペットを連れてのタクシー利用の是非は、運転手の判断だという。ブエノスアイレスでは18日から、週末などに限り、犬などのペットを連れてスブテ(地下鉄)を利用することが可能となる。近郊鉄道やコレクティーボ(路線バス)も同様措置だが、タクシーについては運転手が認めれば可能、というスタンスだという。

■北部の穀物、鉄道利用率低い La Nacionの記事
国内北部で生産される穀物の輸送について、鉄道の利用率が低いという。こうした穀物はロサリオやブエノスアイレスの港湾から輸出されるが、北部産の穀物の輸送は自動車依存度が高く、ベルグラノ線を利用した鉄道貨物の利用が進んでいないという。輸出効率に長ける鉄道だが、コスト面での有利さを示し切れていないとみられる。

■グアナコ肉販売で摘発 La Nacionの記事
メンドサで、違法にグアナコ肉を販売したとして4人が逮捕された。リャマ、アルパカ、ビクーニャと並ぶラクダ類のグアナコは、家畜として飼育される機会が少なく、国内の多くは野生だ。販売されていた120キロのグアナコ肉は、野生のものを密猟し、精肉したものとみられる。野生動物保護の法に触れた行為とみられている。

■マリファナ摘発、すでに32トン La Nacionの記事
国内では今年に入り、すでに32トンのマリファナ(大麻草)が摘発されているという。連邦警察が明らかにしたもので、とくにミシオネス州での摘発量が激増しているという。同州が国境を接するパラグアイから、多くのマリファナが国内に持ち込まれているとみられる。マリファナはコカインなどと並び、麻薬カルテルの資金源の一つになっている。


【エクアドル】

■ガソリンスタンドで車輛火災 El Universoの記事
キトのガソリンスタンドで車輛火災が起きた。現場となったのはアマソナス通りとインカ通りの角にあるガソリンスタンドだ。給油のために訪れたとみられる一台の車輛から火の手が上がり、消防が緊急出動した。火は施設には引火せず、大事には至らなかった。消防は、車輛のメンテナンス不良が原因とみている。

■ポルトビエホ、60世帯避難 El Universoの記事
マナビ県都ポルトビエホでは、60世帯が避難している。市内コロン地区のサンタモニカで、大雨の影響による水害が発生したものだ。多くの家屋が水に浸かり、住民らは地域の学校や教会に避難している。同県を含むコスタ(海岸)は現在雨季真っ盛りで、各地で局地的大雨による水の被害が発生している。


【コロンビア】

■アボカド輸出が激増 Caracol Radioの記事
国産アボカドの輸出が、激増したという。2016年のアボカド輸出量は1万8201トンと、前年比で224%の増加だ。また輸出額については3500万ドルと、241%の増加となっている。主な輸出相手はオランダで全体の41.6%を占め、以下英国、スペイン、フランスが続く。国内ではアボカド生産のさらなる増加が期待されるという。


【ベネズエラ】

■ロペス氏「独裁者との闘い」 Caracol Radioの記事
収監されている野党リーダー、レオポルド・ロペス氏は、国内での闘いが「独裁者に対するものだ」と語った。Efeの取材に答えたものだ。同氏は2014年に行なわれたデモの責任を問われ13年の刑を言い渡されているが、国民の多くはこの逮捕有罪が政府による弾圧とみている。同氏はこの闘いが「民主主義のものであるだけではなく、独裁政権を倒すためのもの」と断じた。

■23か国元首脳ら、ベネズエラに憂慮 El Universoの記事
23か国の元首脳らが、ベネズエラの政治体制に対して憂慮を示した。ラテンアメリカを中心に、各国の元大統領、首相らが一堂に会する会合がスペインで開幕した。この場で最初に、ベネズエラの政治体制に対する憂慮が示されたものだ。ベネズエラでは経済失政の一方で、政府による独裁的な体制の問題が指摘されている。

■国民の82%が貧困 El Nuevo Heraldoの記事
ベネズエラ国民の実に82%が貧困に直面しているという。国民生活に対する調査が行われ、出された数字だ。6500世帯について調べが行なわれたが、この結果多くの家庭がすでに貧困状態に陥っているという。国内では経済失政で輸入が滞り、物資不足と急速なインフレ進行が同時に起きている。最低限の生活を維持するコストが、大きく上昇しているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■Odebrecht、11か国が捜査 El Universoの記事
ブラジルの建設会社Odebrechtに対し、11か国の捜査機関が捜査を行なっている。同社は公共工事の受注のため、ラテンアメリカを中心に買収工作を行なっていたことが明らかになっている。中南米11か国のほか、モザンビークやアンティグア・バーブーダなど4か国でも今後捜査が行われる可能性がある。

■バスケス-プーチン、対テロで合意 El Paísの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領が会談し、対テロでの協力について合意した。バスケス大統領は欧州歴訪中で、ロシアを訪れプーチン大統領との会談に臨んだ。また両社は投資保護や武器削減、さらに核兵器の拡散抑止などについても合意している。

■キューバ-フランス、科学分野で協力 Caracol Radioの記事
キューバ、フランス両国は、科学技術分野での協力強化に、合意した。キューバの通商副大臣と在ハバナのフランス大使が会談し、合意したものだ。科学研究者の相互交換や共同での研究開発を進めることに合意したものだ。また科学研究分野においての、投資の促進などについても話し合われたという。

■ブラジル、接種に440万ドル Prensa Latinaの記事
ブラジル政府と保健省は、黄熱病の予防接種に440万ドルの予算を計上した。同国ではミナス・ジェライス州を震源に、この感染症の拡大が起きている。これを抑止するため、国民に対する予防接種運動を展開する。感染が起きている地域だけでなく、サンパウロやリオデジャネイロ、サルバドール・デ・バイアなどでもこの運動が展開される。

■パカヤ火山、活発な状態続く Caracol Radioの記事
グアテマラの活火山、パカヤ火山の活発な状態は続いている。南部エスクイントラにあるこの火山は、活動が活発な状態で、火口からは噴煙が立ち上り、また肉眼でも溶岩流が確認できる状態だ。観測機関によると噴煙、溶岩流ともに噴出が続いており、活発さを維持しているという。この火山は標高2552メートルだ。

■キューバでバス事故 Caracol Radioの記事
キューバ中部でバス事故が起きた。17日、シエンフエゴス近くのビジャ・クララ中部、ミニカラグアで、乗客を乗せたバスが衝突事故を起こし、横転したものだ。この事故で48人が負傷し、こども5人を含む29人が病院に搬送されている。キューバでは今も交通事故が多く、国民の死亡原因の5位となっている。

■コスタリカ、コカイン1トン摘発 Caracol Radioの記事
コスタリカで、コカイン1トンが摘発された。同国の海岸警備隊が明らかにしたものだ。太平洋沖合を航行していたボートの中から見つかったもので、この船に乗っていたコロンビアの2人、エクアドルの2人の合わせて4人が拘束されている。ボートが摘発されたのはブリカから180キロの地点で、コカインは32の包みに分けられていた。

■ニカラグア、最低賃金8.25%引き上げ La Prensaの記事
ニカラグアでは、最低賃金が8.25%引き上げられる。政府と中小企業経営者、そして主要労働組合との間で行われた交渉で決まったものだ。4月1日に4.125%、そして9月1日にも4.125%、2段階に分けそれぞれ引き上げとなる。農業層などからはさらなる引き上げが求められたが、最終的にこの数字で合意がなされた。