2017.02.23

【ボリビア】

■薬剤散布、1万6千ha Página Sieteの記事
サンタクルス県では1万6千ヘクタールで、薬剤散布の作業が行われたという。同県のカベサスではイナゴの大群が発生し、農作物が食い荒らされる被害が生じた。この範囲が拡大したことから、薬剤によりこれを押さえる作業が続けられている。国防省はこの薬剤範囲を3万3千ヘクタールまで拡大する方針だ。

■原子力センター計画を発表 Prensa Latinaの記事
ボリビア、ロシア両国は、エルアルトに建設される原子力センター計画について、明らかにした。ボリビア政府は将来的な原発稼働を目指し、この新たな研究機関を立ち上げる。エネルギー担当のラファエル・アラルコン大臣と、ロシア国営の原子力企業のトップが、この計画詳細を発表した。この建設準備のためボリビアの学生20人が、ロシアに留学したという。

■横断鉄道、ブラジルとも協議へ La Razónの記事
太平洋と大西洋を結ぶ大陸横断鉄道について、ブラジル側との協議が行われる。エボ・モラレス大統領が明らかにしたもので、3月21日にブラジルのラ政府関係者を招き、ラパスで会合を持つ。この鉄道計画についてはボリビア、ペルー、パラグアイが一致した姿勢を示しているが、大西洋側の出口であるブラジル側は態度を示していない。

■ペルー大使、鉄道の重要性を強調 Prensa Latinaの記事
在ラパスのペルー大使、フェリクス・デネグリ氏は、大陸横断鉄道の重要性を強く訴えた。この件で態度を明らかにしていないブラジルと、計画を主導するボリビアとの会合が3月に行なわれることが発表された。同大使はパナマ運河を通じた交通物流は20世紀のもので、この新鉄道は新たなモデルになるとした。この計画にはドイツ、スイスが協力する姿勢を示している。

■黄熱病、新たな発生なし FM Boliviaの記事
国内での新たな黄熱病発生報告はないという。この10日、ラパス県ユンガス地方を旅していたデンマークの男性が、黄熱病を発症したことが明らかになった。国内10年ぶりのこの感染症確認で、保健省は予防接種の強化などを図っている。しかしその後、新たな発生は報告されていないという。当面、この感染症に対する監視体制の強化は維持されるという。

■前大統領の訃報を否定 El Díaの記事
政府は、エドゥアルド・ロドリゲス前大統領の訃報を否定した。SNSなどを通じ、同前大統領が死去したとのニュースが国内で拡散していた。同氏は現在、ボリビアがハーグの国際司法裁判所に海岸線問題を持ち込んでいる件で、顧問を務めている。外務省はこの報道を否定し、同氏が職務に勤しんでいると報じた。

■エルサルバドル、GLPに食指 El Díaの記事
エルサルバドル政府は、ボリビア産の液化ガス(GLP)に強い関心を抱いている。同国のエネルギー担当官が近くボリビアを訪れ、ボリビア石油公社(YFBP)と協議を行なう。同国がエネルギーとしてこの輸入を検討しているものだ。ボリビアではサンタクルス県に新たな工場が設けられ、GLP生産体制が整った。

■BoA、対抗プロモ Eju.tvの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、アマスソナスに対抗し、プロモーションを開始した。アマスソナスは24日まで、チケットを最大50%値引きするキャンペーンを開始した。BoAもこれに対抗し、40~50%をディスカウントするプロモーションを発表した。国際線、屋内線のすべての路線が対象となっている。

■航空市場、7年で3倍に El Díaの記事
ボリビアの航空市場は、2009年から2016年の7年間で、実に3倍に拡大したという。民間航空局が明らかにしたものだ。2016年の航空市場は、前年比で14%もの伸びを示している。航空利用がより一般化し、陸路交通から航空へのシフトが確実に起きているとみられる。現在参入の動きはないが、LCCが展開すれば、さらに劇的に増える可能性もある。

■ラ・クンブレで事故 Página Sieteの記事
ラパスとユンガスを結ぶラ・クンブレで、ミニバスが事故を起こした。22日17時頃、トランス・アスンタ社が運行するミニバスが、この地点付近で衝突事故を起こした。この事故で、乗っていた4人が負傷しているという。頂点を意味するラ・クンブレは標高4300メートルと、このルートでもっとも高いエリアだ。

■オルーロ、狂犬病18件 La Patríaの記事
オルーロ県内で今年に入ってから、確認された狂犬病の発生件数は18件だ。保健保健局が明らかにしたものだ。インディヘナ(先住民)の習慣で犬を粗末に扱うことを忌避する傾向から、県内では野犬が多く、この感染症は後を絶たない。狂犬病はすべての哺乳類に感染し、発症すると致死率はほぼ100%だ。

■カルナバル、1万2千人警備体制 La Razónの記事
このカルナバル、警備に警察官1万2350人が投入されるという。警察が明らかにしたものだ。25日のユネスコ無形文化遺産、オルーロのパレードなど、これからカルナバル行事が国内各地で本格化する。参加者や観光客の安全確保のため、各会場で警備体制が強化される。


【ペルー】

■サバンカヤ火山が活発化 Correo Perúの記事
アレキパ県のサバンカヤ火山がまた活発化している。観測機関によると22日朝、この火山の火口で爆発が起きたという。噴出された火山灰はカイリョマ郡内のワンボ、ワンカ、リュタの3地域に降った。この火山は断続的に活発化しており、大きな噴火に至れば周囲に大きな被害をもたらす可能性がある。

■クスコ空港、跡地利用議論 El Comercioの記事
クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港の跡地利用についての議論が始まった。クスコ近郊のチンチェロで新空港の建設がこの2日に開始された。2021年の新空港開港後、この空港は廃港となる見通しだが、181ヘクタールにのぼる跡地の利用については、何も決まっていない。交通通信省がこの議論を開始したもので、民間からも案を募るという。

■中央道、落石で一時不通 Perú21の記事
リマと中央アンデスのワンカヨを結ぶ中央道は、落石のため一時不通となった。この事態が起きたのはリマ県北部のワロチリで、大きな岩石が道路を塞いだものだ。交通通信省によると、この撤去作業が完了し、再開した。雨季を迎えているこの一帯では、この道路で鉄砲水や土砂災害が繰り返され、相次いで不通になる事態が起きている。

■サルミリャ、犯罪組織摘発 El Comercioの記事
ピウラ県のサルミリャでは、暗躍する犯罪組織が一斉摘発された。摘発を受けたのは「エル・チビートス・デ・カンポ・アモール」だ。地域で22日未明に起きた暴力事件をきっかけに、ピウラ県警が一斉摘発に動き、20人を逮捕した。この摘発に向け、近隣のトルヒーリョ、チクラヨなどの警察からも応援を得た。


【チリ】

■Turbus、責任認める La Terceraの記事
最大手のバス会社Turbusは、先週末にアルゼンチンのメンドサ州で起きた事故の責任を認めた。カーブを曲がりきれずに事故を起こし、19人が死亡し、多くの負傷者を出したものだ。同社は、この運転手のスピードの出しすぎが事故を起こしたことを認め、同時にこの運転手が自殺企図の傾向があったことも明らかにした。

■パラルでまた林野火災 BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州のパラルで、また林野火災が起きている。国の防災機関によると、すでに1000ヘクタールが焼失し、住宅40棟も影響を受けたという。地域に住む4千人に対し、避難が勧告された。国内では今月初めにかけて、各地で林野火災が多発し、米国やロシアなど国外からも援助を受ける事態となっていた。


【アルゼンチン】

■マクリ、歓待を受ける Clarín.comの記事
スペインを訪れているマウリシオ・マクリ大統領は、歓待を受けた。マドリードではフェリペ国王主催の晩餐会に招かれ、国王からのもてなしを受けている。これに先立ったラホイ首相との会談では、両国の友好関係を確認し、また両国間にある問題の解決に力を尽くすことで合意している。
■ロカ線で火災 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線の車内で20日夜、火災があった。ベラサテギからコンスティトゥシオンに向かっていた編成の車内の座席付近から火が出たもので、編成は緊急停止し利用客らは避難した。火はこの座席と近くの壁などを焼いた。電気系統の故障が、原因とみられている。

■エセイサで爆弾騒ぎ La Nacionの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、爆弾騒ぎがあった。21日夜、この事態が起きたのは、アルゼンチン航空などの便が発着するターミナルCだ。ターミナル内に不審な荷物が置かれているのが発見され、利用客や職員らが避難し、爆発物処理班が駆けつける事態となった。しかしこの不審物はただのゴミだった。便の離着陸には影響は生じていない。

■炎暑で15万世帯停電 La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは炎暑の影響で、最大で15万世帯で停電が発生した。21日、気象機関は市内の最高気温が摂氏40.8度に達したことを明らかにしている。冷房使用による電力需要増加で、供給が不足し停電が起きたものだ。この暑さは国内の北部から中部の広い範囲で発生し、コリエンテス州のイトゥサインゴでは、気温は摂氏48度に達している。

■トゥクマンの地中から人骨 Misiones Onlinesの記事
トゥクマン市内中心部の街路の地中から、人骨が発見された。タフィ・デ・バリェの工事現場で見つかったこの人骨は、1000年前、10世紀頃のものと推定されている。古代、この地に埋葬された人の骨とみられ、考古学的な発見だ。今後この人骨を詳しく調べ、当時のこの地の人々の生活を解明したいという。

■首都第3空港に注目 Diario Popularの記事
ブエノスアイレスの「第3空港」ににわかに注目が集まっている。今年参入を予定しているLCC、フライボンディがこの空港をハブとする計画を示した。軍用空港となっているこの空港から定期便が発着したことはないが、同社が参入すれば国内や周辺国の町と直結することになる。エセイサ国際空港、アエロパルケに次ぐ新たな空の玄関口に、地元も期待している。

■イグアス、新管制塔 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州プエルト・イグアスの空港では22日、新しい管制塔が稼働し始めた。3500万ペソを投じて建設されたもので、この日の朝6時34分、アルゼンチン航空の便の着陸が「初使用」となった。新管制塔は高さ27メートルで360度の視界を持ち、年間90万人の利用の安全性向上に資するとみられる。

■デング、警戒必要 La Nacionの記事
保健省は、国内の広い範囲ではデングに対する警戒が必要と指摘した。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内北部の熱帯地方などで年間を通じてリスクがある。夏を迎えている今、目立った流行は発生していないが、警戒が必要として国民に注意を促した。デングは二度目の感染で、劇症化したりデング出血熱を起こしたりするおそれがある。


【エクアドル】

■大統領選、開票98.53% El Comercioの記事
選管は19日に投票が行われた大統領選挙の、開票98.53%時点での数字を示した。規定となっている得票40%以上の候補はおらず、上位二名による決選が4月3日に行なわれる公算が高まっている。現政権からの継承を狙うレニン・モレノ候補が39.33%、右派のギジェルモ・ラッソ候補が28.16%となった。

■キト、住宅崩落 El Universo
キトで住宅が崩落した。22日午前11時頃、この事態が起きたのは市内北部のアマガシ・デ・エル・インカにある住宅だ。降り続いた雨の影響で建物が劣化し、この事態に至ったとみられる。この屋内にはこどもや、障碍を持つ成人がいたが、いずれも無事救出されている。国内ではコスタ(海岸)からシエラ(アンデス)にかけて、雨季となっている。


【コロンビア】

■メデジン、ヘリとドローン増強 Caracol Radioの記事
メデジンの行政は、ヘリコプターとドローンの体制を強化する。この町は国内でも殺人や暴力などの凶悪事件が多いことで知られる。これを抑止するため、ヘリやドローンを積極活用する方針を示した。監視や、事件発生時の対応、追跡などに活用するというものだ。市側によると、4月にも調達する新機材が到着するという。

■ガチェタで川が氾濫 Caracol Radioの記事
ボゴタ近郊のガチェタで、川が氾濫した。21日17時頃、この事態が起きたことをクンディナマルカ県が明らかにした。この氾濫と泥流発生で、現地では3人が不明になっている。また水の影響で80世帯が避難を強いられている。川から溢れた水の影響で、市街地に岩石が流れ着いている状態だという。


【ベネズエラ】

■カラカス空港、値上げ El Universalの記事
カラカスのマイケティア国際空港の使用料が、3月から値上げされる。空港の管理側が明らかにしたもので、インフレなどにともなう措置だ。国内線は現在の708ボリバールから1200ボリバールへ、国際線は1770ボリバールから3000ボリバールに改定される。この使用料は、空港のインフラ整備や補修などに充てられている。

■こどもの52%、栄養不足 Sipseの記事
国内のこどもの実に52%は、栄養不足の状態にあるという。国連食糧農業機関(FAO)が明らかにした数字だ。経済失政で輸入が滞った関係で、国内では物資不足が続いており、とくに食料の不足は国民生活を窮乏に追い込んでいる。十分な栄養をとることができないこどもが、相当数に上ると同機関は指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■マサヤ火山に転落 Caracol Radioの記事
ニカラグアの活火山、マサヤ火山の火口に火山学の専門家が転落する事故が起きた。アルゼンチンの60歳の研究者が、観察のため25歳の男性ガイドとともにこの山を登った。脱水症状などの影響で足元がふらつき、火口に転落したという。しかしこの研究者は、駆けつけた救助隊により無事救出された。この火山は、首都マナグアから23キロの距離にある。

■法王、ペルーとチリへ El Universoの記事
ローマ法王フランシスコ1世は2018年、ペルーとチリを訪れるという。法王はこの年、アルゼンチンとウルグアイを訪れる予定となっている。これに合わせ、チリの首都サンティアゴと、ペルーを訪れることを計画しているという。バチカンの会合に参加したチリの司祭らが、当局側から告げられたものだ。

■サンサルバドル、LGBT殺害 La Prensaの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルで、LGBTが殺人事件の犠牲になった。事件が起きたのは市内南部のラパス地区で、警察には「女性の格好をした男性が死んでいる」と通報があったという。殺害された性的マイノリティの男性に対して、以前から危害を加えるとの脅迫が繰り返されていたという。

■アマスソナスアルゼンチン線、4月から Ultima Horaの記事
アマスソナス・パラグアイによるアルゼンチンへの路線は、4月からの運航になる。同社はアルゼンチンの航空当局から、ブエノスアイレス、サルタへの乗り入れ認可を受けた。アスンシオンと両都市を結ぶこの路線の運航を、4月にも開始する予定だという。使用機材は同社が主力としている、50人乗りのCRJ200型機だ。

■ワモス・エア、グアテマラ就航 Estrategia y Negociosの記事
スペインのワモス・エア(旧プルマントゥール・エア)が21日、グアテマラシティに乗り入れた。同社は毎週火曜、マドリードとこの町を結ぶ直行便を運航する。同社によると、利用状況を見ながら、今後の増便を検討したいという。同社はマドリードをベースとし、現在22都市に乗り入れている。

■ウルグアイも炎暑に El Paísの記事
ウルグアイも炎暑に見舞われた。気象機関によると国内の広い範囲は22日、気温が摂氏30度を超え、北部地点では46度に達したところもあるという。この暑さで、熱中症などで病院で診療を受ける人も続出しており、来院者は通常より15~20%多い。気象機関はこの暑さがあと数日続くとの予想を示し、引き続き注意が必要としている。