2017.03.03

【ボリビア】

■エボ、復帰に5日 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領の公務復帰には、5日を要するという。2日、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が明らかにしたものだ。モラレス大統領は喉のトラブルなどを抱え、急遽キューバ入りし治療を受けている。同副大統領によるとモラレス大統領は腹部の痛みなども訴えているという。メディアを通じ国民に、「静かに復帰を待とう」と語った。

■米国、ボリビアを名指し批判 Infobaeの記事
米国はボリビアを、名指しして批判した。同国はラテンアメリカ各国の犯罪状況などを分析した結果を示した。ボリビアとベネズエラについて、薬物対策が「不十分」と指摘し、批判したものだ。薬物輸送はラテンアメリカで国境を越えた問題となっているが、ボリビアはこの分野での米国政府から協力を拒んでいる。

■アルゼンチン、コカ葉標準化か La Razónの記事
アルゼンチン政府は、同国内でのコカ葉流通について、標準化する可能性があるという。セサル・コカリコ農村開発相が明らかにしたものだ。コカ葉はコカインの原料になることから、国連が定める禁輸作物だが、伝統的ハーブであるためアンデス各国は制限のもとで流通や栽培を許可している。同大臣は、国産コカ葉についてアルゼンチンに輸出する機会が生まれる可能性を示した。

■COB、8300Bsを要求 El Díaの記事
有力労働組合連合COBは、政府に対し、最低賃金を8300ボリビアーノに引き上げることを要求した。同組合は、国内の平均的家庭の支出額を分析し、この額を算出したという。労働者が賃金で、十分な生活を送るのに必要な金額だという。例年、5月1日のメーデーにエボ・モラレス大統領が、この引き上げ幅などについて言及している。

■ロメロ大臣、ブラジルに協力求める Página Sieteの記事
カルロス・ロメロ大臣は、ブラジルに対し協力を求めた。両国国境地域で社会闘争が続き、陸路交通、物流が途絶えている。この事態でブラジル人も現場で足止めされている状態で、この対応策などについてブラジル政府に協力を求めた。封鎖などがなされているはパンド県コビッハと、ブラジルのアルセ州を結ぶ区間だ。

■ビジャモンテスで脱線事故 El Díaの記事
サンタクルス県南部、チャコ地方のビジャモンテスで貨物列車が脱線事故を起こした。東部鉄道によると、プエスト・ウノ付近で貨物列車の編成の一部が脱線し、動けなくなったという。雨などの影響で、レールの一部が陥没したためとみられる。この鉄道はサンタクルスとアルゼンチン国境のヤクイバを結んでいる。

■ビルビルのハブ化、具体化へ Correo del Surの記事
サンタクルスのビルビル国際空港のハブ化事業が、いよいよ具体化する。政府のこの計画に、中国のEximbankが参加することになり、数か月以内に具体的内容を示すという。政府は、この空港をサンパウロやリマと並ぶ、国際的な航空のハブに育てる方針だ。同空港は日本のODAにより建設された。

■エル・バラ計画、聞き取り調査へ La Razónの記事
ラパス県北部のエル・バラの水力発電所計画で、地域のインディヘナ(先住民)コミュニティに対する、聞き取り調査が行われる。電源開発のための事業だが、一方で地域のインディヘナや農業層は、環境が激変するとして反対する声がある。政府側は計画の詳細を説明した上で、インディヘナからの賛否を問う方針だ。

■コチャバンバ県でバス事故 Página Sieteの記事
コチャバンバ県でバス事故があった。トランス・インデペンデンシア社のバスが、県都近郊のキジャコジョで、道路を外れて50メートル下に転落したものだ。このバスには35人が乗っていたが、こどもを含む2人が死亡し、24人が負傷している。現在、事故原因の調べが進められている。

■BoA機、タリハでトラブル Página Sieteの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旅客機が、タリハでトラブルを起こした。同空港を発ち、ラパスに向かおうとした機体から、ジェット燃料が漏れだしたという。このオイルは、滑走路の一部も汚した。機体は離陸を諦めたが、この事態に乗客らは抗議の声を上げた。結局、4時間後に別の機体が到着し、利用者らをラパスに運んだ。

■スクレ空港は霧の影響 Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港は、濃霧の影響を受けた。1日、一帯では激しい雨が降り、その後の気温上昇で濃い霧が発生した。視界不良のため滑走路が閉鎖され、国営ボリビアーナ航空(BoA)、アマスソナス航空の便に影響が広がった。同空港に向かっていた便は、コチャバンバのホルヘ・ウィルステルマン空港に迂回したという。

■森で迷子の観光客を保護 Opinionの記事
ベニ県で、森の中で迷子となっていたチリ人観光客の男性が、10日ぶりに保護された。この男性は訪問先のルレナバケで、用を足そうと森の中に入り、そのまま消息を絶った。男性は戻り道を失い、この間さまよっていたという。男性は湧水などを飲み、渇きを潤していた。男性は疲れが目立つものの、命に別状はない。

■青線、3日に営業開始 Página Sieteの記事
エルアルトのテレフェリコ(ロープウェイ)青線は、3日に営業を開始する。この路線は赤線と接続する7月16日駅とリオ・セコ駅を20分で結ぶもので、全線がエルアルト市内を通る。既存の赤線、黄色線、緑線に次ぐ4番めの路線で、市内の交通体系が大きく変化するとみられる。年内には、ラパス市内で白線も開業予定だ。

■ティティカカの水質、年々悪化 El Díaの記事
ペルー国境のティティカカ湖の水質は、年々悪化しているという。ボリビア側、ペルー側双方で起きている問題だ。この湖には大量の鉱山廃水や家庭排水が流入し、水質の悪化が起きている。船が航行する湖としては世界でもっとも高所にあるこの湖は、年間75万人が訪れる観光地となっている。

■ラジオ施設で破壊行為 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のラジオ放送施設が、破壊行為の被害にあった。チュルマニにある「ハリャリャ・コカ」のアンテナが何者かに攻撃を受け、倒されたという。このためこのラジオ放送は現在、途絶えている状態だ。このラジオ局は2013年、エボ・モラレス政権の協力を受け、開設されていた。

■オルーロターミナル、1万5千人 La Patríaの記事
2月9日にオープンした、オルーロの新バスターミナルを、1万5千人が利用しているという。管理側が明らかにした数字だ。すべての便が旧ターミナルから移管したわけではないが、それでも一日15~24便が発着している。今後すべてのバス便がこのターミナル発着となり、一本化される予定だ。


【ペルー】

■クエラップ・テレフェリコ開業 El Comercioの記事
アマソナス県のクエラップ要塞に向かうテレフェリコ(ロープウェイ)が2日、開業した。ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領参列のもと、開業の式典が行われた。国内初のテレフェリコは7100万ソルが投じられ、建造された。この開業で県都チャチャポヤスからの移動所要時間が大幅に短縮される。

■ピウラで鉄砲水 El Comercioの記事
ピウラ県で鉄砲水が発生した。この事態が起きたのはワンカバンバ郡のワルマカで、この影響で土砂災害に至った。地域行政によると、この事態で住宅1棟が直撃を受け、1人が死亡し、2人が不明になっているという。現場は同県内陸の山岳部で、雨季のため雨が多い状態だった。

■ロープウェイから落下、米国人が死亡 Correo Perúの記事
クスコ県で、ロープウェイから転落した米国人男性が死亡した。この24歳の観光客はマチュピチュに近いサンタテレサで、川を渡るため地域の人が利用しているロープウェイに、アトラクションとして挑戦した。この際誤って川に転落したという。同乗していた27歳の米国人男性が、わざと揺らせたとの証言があり、調べが続けられている。

■フリアカでスト予告 Los Andesの記事
プーノ県最大都市のフリアカでは8日、24時間のストライキが行なわれるという。市内交通の事業者らは、交通運賃を値上げすることを通告している。現在の最低運賃60センティーモから、80センティーモへの値上げだ。市民団体などがこれに反発し、ストを通告した。団体側は値上げの撤回を求めている。


【チリ】

■花時計が損傷 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州のビーニャ・デル・マールにある花時計が、損傷を受けた。中心部にあるこの花時計の針を、女性が突然動かそうとしたという。このためこの時計の機械そのものが損傷を受けた。市側はこの被害額が80万ペソにのぼると試算している。目撃者によると、この女性は50歳くらいだったという。

■検問で「パコ」を摘発 La Terceraの記事
警察は検問で、大量のパコ(クラック)を摘発したことを明らかにした。バスの乗客らを対象に行なわれた検査で、荷物の中から22キロのパコが見つかったという。この持ち主は、アントファガスタからコキンボに移動中だった。パコはコカイン精製の廃棄物から再生された薬物だが、効能はコカインと変わらない。


【アルゼンチン】

■首都圏、記録的な暑さに La Nacionの記事
ブエノスアイレス首都圏は今、記録的な暑さに見舞われている。先週末以降市内では、連日最高気温が摂氏30度を超す状態で、2日には36度に達した。2月から3月として、暑さが続く期間として1981年の6日間の記録を上回り、過去最長となったという。気象機関は暑い状態はあと数日続くとの見方を示している。

■首都圏、停電10万人 La Nacionの記事
ブエノスアイレス都市圏では、10万人が停電に瀕している。暑さのため冷房使用が増え、電力需要が供給キャパシティを上回ったものだ。先週末からのこの暑さで、停電は市内各地で頻発している状態だ。街路ではこの停電に抗議するデモが行われている。ブエノスアイレスでは暑くなるたびに、このような事態が毎年繰り返されている。

■暑さ、牛に影響 La Nacionの記事
この暑さは牛、とくに乳牛に影響を与えている。首都圏のみならず国内中部から北部で暑さが続き、酪農が盛んなサンタ・フェ、コルドバ両州も気温が高い。この影響で産出される生乳の量が、減っているという。このため今後国内では牛乳や乳製品の品不足や価格上昇が起きるおそれがある。

■住宅の中庭で陥没 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、サンイシドロの住宅のパティオ(中庭)で、陥没が起きた。この家の住民によると、突然生じた穴に驚き、中を見るとこの家で働く家政婦が転落していた。穴は直径5メートル、深さ10メートルで、家政婦は掃除中に巻き込まれたという。同地域では1991年以降、こうした陥没が生じるのは3度めだという。

■リネアC、利用が劇的に増加 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)のリネアCの利用者が、劇的に増えた。工事のためコンスティトゥシオン駅は1月から休止し、鉄道便は手前の駅での折り返し運転となっていた。1日にこの駅が再開されたが、ターミナル駅同士を直結するこの路線らしく、この日以降の利用が激増しているという。

■アスンシオンの空港で客死 La Naciónの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港で、ブエノスアイレスの男性が客死した。この61歳の男性は居住するアスンシオンからブエノスアイレスに行くため、アルゼンチン航空の便にチェックインした。しかしその後体調が悪化し、倒れたという。男性は病院に運ばれたが、死亡が確認された。


【エクアドル】

■サルマ、3度めの陥没 El Universoの記事
エル・オーロ県のサルマでは昨年以来3度めとなる、陥没が起きた。ラ・インマクラーダ学校の敷地の一部が大規模にカンポしたもので、同学校の施設にも被害が生じている。サルマでは、過去の違法採掘の影響で、町の地面の下に空洞が多く残されていることが報告されている。市街地のどこで、陥没が起きてもおかしくない状態と指摘された。

■ミラグロ、川が溢れる El Universoの記事
グアヤス県のミラグロでは、川の水が溢れて、川周辺で浸水被害が生じた。大雨の影響で地域を流れるミラグロ川が増水し、氾濫したものだ。周辺街路は水に覆われ、一部の住宅では床下が水に浸かった。国内のコスタ(海岸)は現在雨季で、マナビ県やエル・オーロ県など各地で雨被害が続いている。


【コロンビア】

■メデジン南部で悪天候 Caracol Radioの記事
メデジン南部が悪天候に見舞われた。1日午後、同地域は「ゲリラ豪雨」に見舞われた。局地的な雨が降り、また強い風が吹き仕切った。この影響で街路や住宅の浸水、冠水が報告され、倒木の被害も生じている。こうした急激な天候変化に対する、気象機関からの警報も、同地域に出された。


【ベネズエラ】

■外貨準備が激減 Diario Las Américasの記事
ベネズエラの外貨準備が、大きく減っている。2011年時点で300億ドルあつたが、2015年には200億ドルに減り、2016年には77億ドルまで落ち込んだ。最大の理由は原油価格の下落だが、一方で政府が財政を過度に原油に依存してきた実態もある。国際通貨基金(IMF)は、ベネズエラが債務不履行に陥るおそれがあると指摘した。

■経済回復に8~15年 El Universoの記事
ベネズエラ経済の回復には、8~15年の歳月が必要だという。エコノミストで、ハーバード大学のミゲル・アンヘル・サントス氏のインタビュー記事を同国メディアが伝えたものだ。これまで18年間の経済成長は原油に依存しており、この状態が続く限り、同国の経済回復は遅れるという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンパウロのファヴェラで火災 El Universoの記事
ブラジル、サンパウロのファヴェラと呼ばれるスラム街で、大きな火災があった。現場は市内南部にある、4万2千人が居住する、市内で2番めに大きなファヴェラだ。1日に起きたこの火災は火の広がりが早く、市内からは消防自動車24台が出動し、消火活動が行なわれた。1人が煙を吸うなどし搬送されたが、ほかに負傷者はいないという。

■キューバで事故、2人死亡 Caracol Radioの記事
キューバ中部で交通事故が起きた。2日、トラックとトラクターが衝突する事故が起きたのはシエンフエゴスのサンブラスとラ・シエリータを結ぶ幹線道路だ。この事故で2人が死亡し、20人が負傷している。このトラックは、コーヒー農場で働く人を多く輸送していたという。カルナバル以降、国内では交通事故が多い状態だという。

■エルサルバドル、殺人65%減 El Salvadorの記事
エルサルバドルでは今年に入り、殺人が大きく減っている。同国が明らかにしたもので、この1~2月に起きた殺人件数は493件と、前年同期から911件、割合にして65%減った。同国ではパンディージャと呼ばれる犯罪組織のメンバーらの暗躍により殺人が激増していたが、政府がこの事態打開に全力を挙げている。

■キューバ-米国、情報共有 Caracol Radioの記事
キューバ、米国両国は、薬物取引などについての情報共有体制を強化する。米国の対薬物機関と、ハバナ政府側が合意したものだ。2014年の関係正常化交渉入り以降、両国はさまざまな点について協議を進めている。この一環で、ラテンアメリカで蔓延する薬物取引に対し、情報共有を進めるなど共闘する姿勢を強めたものだ。

■キューバ-パナマ、移民対策で協力 Diario de Cubaの記事
キューバ、パナマ両国は移民対策での協力関係構築で合意した。両国外務省の担当者が会談し、覚書を交わしたものだ。キューバから北米を目指す動きなど、違法移民の存在が地域の不安定要因になっている。両国は情報共有を進めるなど、この分野における対策を共同で進める。

■ウルグアイ、運賃値上げ El Paísの記事
ウルグアイの地方都市などでは週明けの6日から、オムニブス(路線バス)の運賃が値上げされる。市内や、周辺部を結ぶ路線が対象で、値上げ幅は3~5%だ。交通相は、物価上昇や、交通分野の労働者の所得の見直しなどをこの値上げ理由に挙げている。モンテビデオではこの1日から、平均10%の値上げが行なわれたばかりだ。

■パナマ、離婚が激増 Prensa Latinaの記事
パナマでは2016年、離婚が激増したという。同国の家庭についての報告書で明らかにされたものだ。この年の国内離婚件数は3148件で、前年比で76%も増えた。2011年と2015年とを比べると、35%の増加で、この年の増加率が際立って増えたことになる。平均して、一日に10件程度の離婚が成立しているという。