2017.04.01

【ボリビア】

■政府はマドゥロを擁護 El Díaの記事
ボリビア政府は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権を擁護した。同国最高裁が議会の効力を否定する裁定を出したことを受け、「政府によるクーデター」との声がある。しかしアルフレド・ラダ副大臣は、クーデターにはあたらないと同政権を擁護した。ベネズエラに大使各国から非難の声が上がり、ペルーやチリは大使召還を決めている。

■拘束邦人家族、チリへ Página Sieteの記事
チリ警察に拘束されたボリビアの9人の家族らが、チリのアルト・オスピシオに到着した。オルーロ県のピシガで、密輸取り締まりの職務中に拘束された税関7人、兵2人の家族らが、ボリビア政府の支援で現地に向かった。家族らはまず拘束者の無事を確認するため、差し入れの衣類などを手に、拘束施設に向かった。

■外相、チリ問題でジュネーブへ Página Sieteの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、チリにボリビアの記者らが拘束されたり、嫌がらせを受けた件を受け、スイスのジュネーブを訪れる。国際的な人権機関に申し立てを行なうためだ。イキケではボリビアTVの記者とフォトグラファーが拘束され、サンティアゴの空港では招待客の記者らが露骨な嫌がらせを受けた。政府はチリが、報道の自由、表現の自由を侵したと訴えている。

■チリ、抜け道56個所を摘発 El Deberの記事
チリは、ボリビア国境に至る「抜け道」56個所を摘発した。両国間には正規の国境があるが、これ以外に抜け道が設けられ、密輸などに使用されているとみられる。ボリビアとチリの関係が極度に悪化する中、チリ側は密輸対策に力を入れていることをアピールするため、この摘発を急遽行なったとみられる。

■トマベ、キヌアの病害 Página Sieteの記事
ポトシ県のトマベで、キヌアの病害が起きているという。地域のダビド・コルケ首長が明らかにしたものだ。この地域はキヌアの作付が盛んだが、何らかの病害の発生により収穫量の減少や、品質の悪化が起きているという。今後、オルーロの国際キヌアセンターが、原因などの特定にあたる。

■リチウム公社法案、可決 Página Sieteの記事
上院議会は、新たにリチウム公社を新設する法案を可決した。この公社は、ボリビア石油公社(YPFB)にならい、ポトシ県のウユニ塩湖やオルーロ県のコイパサ塩原でのリチウム開発を手がける。政府側が法案を提出し、下院議会が可決した後上院に送られていた。国内には世界最大規模のリチウム資源があり、この活用を政府は模索している。

■サンタクルス-クスコ線開設へ Noticias Aereasの記事
アマスソナス航空は新たに、サンタクルスとペルーのクスコを結ぶ路線を開設する。同社はすでに、ラパスとクスコを結ぶ路線を運航している。クスコ線は観光客への人気が高く、同社の拠点の一つであるサンタクルスを通じ、パラグアイやウルグアイへの移動需要を得たい考えだ。この新路線は今年12月23日から、週3往復の体制で運航される。

■カマルゴで3人不明 El Díaの記事
チュキサカ県のカマルゴでは川の氾濫により、3人が不明になっている。現地のバレンティン・クルス首長が明らかにしたものだ。大雨の影響で地域を流れる川が大規模な氾濫を起こし、この水に流されたとみられている。チュキサカ県のチャコ地方では、大雨による浸水や氾濫などの被害が今、相次いでいる。

■水泳選手、トカゲに噛まれる Página Sieteの記事
ベニ県のサンタロサ・デ・ヤクマで、水泳選手が練習中に、腹部をトカゲに噛まれたという。ヘルマン・ブッシュ学校に通う男子選手がプールで泳いでいたところ、強い痛みを感じた。見ると噛まれた跡があり、血が出ていた。このプールに紛れ込んだトカゲが、何らかの理由でこの選手の身体に噛みついたとみられる。

■サマイパタ、ガイド500人集める El Deberの記事
サンタクルス県のサマイパタ遺跡には、観光ガイドら500人が集結するという。この20日から24日、この地ではガイドの訓練講習会が実施され、この遺跡で実地訓練を行なうという。ボリビアは観光立国を目指しており、観光ガイドの育成は急務となっている。またこの講習には、国外のガイドも参加する。

■鉄道、コスト上昇で追及 Los Tiemposの記事
コチャバンバ、サンタクルスでの鉄道計画のコスト上昇について、追及する姿勢が示された。議会で野党所属のリネス・ビジャロエル議員が質問し、この姿勢を示したものだ。政府は既存鉄道を活用する形で、この2都市に都市交通型電車を走らせる計画を立てている。しかしこの予算が膨張し、実現性そのものが揺らいでいると同議員は指摘した。

■ペルーに支援第2便 Radio Nacionalの記事
ボリビアはペルーに、支援第2便を届けた。ボリビア空軍の輸送機が、新たに輸送したものだ。ペルーでは中部と北部で大雨による洪水や土砂災害が相次いでおり、ボリビアは人道支援物資として飲料水をすでに送っていた。この第2便となる飲料水を今回、輸送したという。ペルー政府はボリビアに謝意を示している。

■経済センソ実施へ El Deberの記事
国立統計機構(INE)は今年、「経済センソ(国勢調査)」を実施するという。国内の経済情勢、状況などを調査し、報告にまとめる作業だ。同機関が、この経済センソを実施するのは、実に25年ぶりだという。この実施について、世界銀行から技術と資金の支援を受ける。国内では2014年に、農業センソが実施された。

■ノル・リペス、落雷で3人死亡 Página Sieteの記事
ポトシ県のノル・リペス郡で、落雷により3人が死亡した。コルチャKの道路付近で、倒れたオートバイの近くで若い夫婦とそのこどもが死んでいるのが発見された。警察は当初、何らかの事故とみていたが、遺体を調べたところ落雷を受けた可能性が強まったという。現場はマルケス川沿いの、地域の道路だ。

■民芸品職人、薬物で逮捕 Página Sieteの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町コパカバーナで、薬物保持の容疑で民芸品職人が逮捕された。警察によるとこの21歳の男は、コカインが入ったカプセル100個を保持していたという。この男は自作の民芸品を売る際、同時にこのコカインも販売していたとみられる。男は、路上で民芸品を売っていた。

■サンタクルス、狂犬病急増 El Deberの記事
サンタクルスで、狂犬病の感染が急増している。今年に入りサンタクルス県内では狂犬病が84件確認されているが、このうち71件はサンタクルス市内だ。今のところ、発症は犬に限られ、人の発症は起きていない。狂犬病はすべての哺乳類が感染するおそれがあり、感染後に発症すると致死率はほぼ100%だ。

■エルアルト、犬84匹救助 Página Sieteの記事
エルアルトの市場で、違法に販売されていた犬84匹が、救助された。市内では毎週木曜と日曜に、大きな市が立つ。この現場で、劣悪な状況で飼育されていたとみられる犬が、違法に売られていたという。現在、こうした犬の販売には、行政からの許可が必要となっている。救助された犬は、動物愛護団体に保護されている。

■オルーロでは女児1万7千人にワクチン La Patríaの記事
オルーロ県では女児1万7千人が、ヒトパピロマウイルスのワクチンを受ける。保健省は、国内で10歳になるすべての女児に、このワクチン投与を4月から行なう。このウイルスは主に性交渉により感染し、女性の子宮頸癌リスクを上げることが知られている。保健省によると、この子宮頸癌により国内では毎年、80人前後が死亡しているという。


【ペルー】

■国内道路、5571キロに影響 Perú21の記事
国内道路全長5571キロに、影響や被害が生じている。国内では中部から北部にかけて、大雨による洪水や川の氾濫、土砂災害が相次いだ。交通通信省のまとめで、この距離の道路の通行に支障が出ていることが明らかになった。またこれらの道路にかかる橋391個所が損傷しており、陸路交通の完全復旧には、相当の時間を要するとみられる。

■水害地、オオアリクイを救出 ABC Colorの記事
ランバエケ県で、水害の影響を受けたオオアリクイが救出された。県の環境行政の担当官が、この救出にあたったものだ。県内では大雨による水害が多発しているが、被害地を流れる運河で、このオオアリクイは身動きがとれなくなっていたという。オオアリクイは国内ではアマゾンから、標高2000メートル以下の山岳地域に棲息している。

■ペドレガルで浸水 Perú21の記事
ピウラでは新たに、ペドレガルで浸水被害が生じた。同県では今週、大雨の影響でピウラ川が氾濫し、県都ピウラの広い範囲が水に浸かった。この水が引かないうちに、新たにピウラ川の氾濫で近隣のペドレガルも浸水した。住宅街でも、成人の腰の高さまで水が達しており、交通などは麻痺している。

■ピウラ川、さらなる増水 El Comercioの記事
今週、氾濫したピウラ川は、さらに増水しているという。この氾濫により県都ピウラ市内の広い範囲が水に浸かり、経済活動がストップする事態に至った。新たな氾濫でペドレガルでも浸水が起きているが、川そのものの水位がさらに上昇しており、被害範囲が広がるおそれがあると新たな警報が出された。

■ピウラ、8千ヘクタール被害 Gestionの記事
ピウラ県内では実に8千ヘクタールの農地が、水害の被害を受けているという。県農政局が明らかにしたもので、広い範囲が水に浸かり、農作物の生育に重大な影響を及ぼしているという。地域で盛んな稲作も、3500~4500ヘクタールが被害を受け、被害額は甚大なものなる可能性がある。

■ランバエケ、家畜600頭が被害 Gestionの記事
ランバエケ県では、家畜600頭が水害の影響を受けたという。県の農政局が明らかにしたもので、川の氾濫や土砂災害の影響で、ラ・レチェ谷やサニャ、チャンカイなどで被害が生じている。とくに乳牛の被害が大きく、餌の不足で搾乳の不良も続いていることから、今後国内では牛乳価格が上昇するおそれもある。


【チリ】

■マイプ、工場火災 La Terceraの記事
サンティアゴのマイプの工場で31日、火災が起きた。火が出たのは製油会社「Aborigen」の工場で、この火災により黒い煙が立ち上った。周辺やサンティアゴ市内から多くの消防が出動し、火はすでに消し止められている。火元となった現場にいた1人が大火傷を負い、市内の病院で手当てを受けている。

■失業率、6.4%に BioBio Chileの記事
12月からこの2月までの3か月間の、国内の失業率は6.4%となった。国立統計機構(INE)が明らかにした数字だ。この数字は前年同期に比して、0.5ポイント悪化したことになる。データによると、失業者の総数は1年前に比して、9.2%増加している。国内の2016年の年間失業率は、6.1%だった。

■マリファナ栽培で3人逮捕 BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州の警察は、住宅内でマリファナ(大麻草)を違法栽培していた容疑で、若者3人を逮捕した。この事件が発覚したのはロス・ロブレス・デ・コルブンの住宅街だ。3人は、高さ2.2~2.5メートルのマリファナのプラントを屋内で栽培していた。国内では緩和ケアなど医療目的のマリファナ使用は一部認められているが、個人使用や栽培は違法となっている。

■コキンボ、M5.1の地震 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州で31日15時41分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はプニタキの西13キロの地点で、震源の強さはマグニチュード5.1、震源の深さは45キロだ。その後15時58分と、16時10分にも軽度の地震が起きている。この地震による人や建物への被害はない。コキンボでは2015年9月に、大きな地震が発生した。


【アルゼンチン】

■6日、航空全便停止も Reporturの記事
この6日、アルゼンチン国内の空港を発着するすべての航空便が、停止する可能性がある。この日、国内の交通分野の労働組合連合が、ゼネストを予定している。バスや鉄道など、さまざまな交通機関が止まる可能性があるが、中でも航空業はその影響を大きく受けるとみられる。停止の影響は、国際線にも生ずると予想されている。

■LATAM、便の変更を受けつけ Pulsoの記事
LATAM航空グループは、同社のチケットの利用日変更を無料で受けつけている。この6日、アルゼンチン国内では交通分野の大規模なゼネストが予定されている。航空便も全便停止となる可能性があることから、この日のチケット保有者に対し、4月1~11日の間の便に振り替える手続きを受けつけているものだ。

■スカイ航空も変更受けつけ Diario Financieroの記事
チリのLCC、スカイ航空も航空便の利用日変更の受けつけを行なっている。6日、アルゼンチン国内で行われる交通ゼネストの影響で、この日の便の運航ができなくなる可能性が高まった。サンティアゴとブエノスアイレス、メンドサを結ぶ路線で、1日から21日までの便振り替え手続きを無料で行なっている。セマナサンタ(聖週間)の繁忙期を挟むことから、早めの手続きを呼びかけた。

■コモドロ水害、続く Clarín.comの記事
チュブ州のオイル産業の町コモドロ・リバダビアでの、水害が続いている。大雨の影響で川が氾濫し、市街地の広い範囲が水に浸かっているものだ。幹線道路の浸水などもあり、交通や物流にも影響が生じている。またラ・パンパでは短時間に290ミリもの雨が降り、一部で浸水や冠水などの報告がある。

■1日からガス値上げ La Nacionの記事
国内ではこの1日から、家庭などで使用されるガス料金が値上げされる。国内ではガスなどの公共料金は、政府助成により安く抑えられていた。しかしマウリシオ・マクリ政権はこうした助成制度を見直し、料金の適正化を図っている。1日から、国内では平均24%、ブエノスアイレス都市圏では36%の値上げが行なわれる。

■フフイ、川の増水 TNの記事
フフイ州でも川の増水が起きている。地域を流れるロス・マトス川が、大雨の影響で大きく増水し、一部で氾濫が起きている。地域行政によると、墓所の一部が浸水し、さらに国道56号もこの影響で通行が制限されているという。現在、被害住民の救出や、飼われている家畜の避難などの措置がとられている。


【エクアドル】

■ミラグロで浸水 El Comercioの記事
グアヤス県のミラグロで、浸水被害が生じた。大雨の影響で、地域を流れる複数の河川や運河が、溢れたものだ。エル・デセオとミラグロを結ぶ幹線道路が水に浸かり、車輛交通にも影響が生じている。国内ではコスタ(海岸)やシエラ(アンデス)は現在雨季で、とくにコスタで今季、雨の被害が相次いでいる。

■ルミニャウイで土砂災害 El Comercioの記事
ピチンチャ県のルミニャウイで、土砂災害が起きた。30日、ラ・モカの集落近くで山肌が大規模に崩れたもので、地域の人々は飼っている牛などの家畜を守るため、急遽移動させるなどの措置をとった。この地域でも雨季の雨が多い状態で、地盤が緩んだことが原因とみられる。人的被害は報告されていない。

■パスタサ、小型機の事故 El Universoの記事
パスタサ県で、小型機が事故を起こした。この小型機は病人などを輸送するもので、シェル空港からメラ空港に向かっていた。モレテコチャの飛行場を離陸する際に事故に至り、乗っていた6人全員が負傷している。国内のアマゾン地方は陸路交通に限界があり、小型機がいわば救急車のように利用されている。

■テナ空港利用者、1530人 El Comercioの記事
テナ空港の2016年の総利用者数は、1530人だった。ナポ県テナの、フマンディ空港側が明らかにした数字だ。一日の平均利用者は、4人という計算になる。2011年に開港した現空港からは、キトとを結ぶ便をTAMEが不定期運航していたが、2015年12月を最後に運航されていない。同空港は、旅客定期便の実現を目指している。


【コロンビア】

■国立公園、イエローカード求める Caracol Radioの記事
カリブ海岸のマグダレナ県にあるタイロナ国立公園は、入園者にイエローカード提示を求める。同公園側が明らかにしたものだ。ブラジルで黄熱病感染が広がっていることを受け、1日から同県でも予防接種運動が行なわれる。地域へのこの感染症流入を防ぐため、公園側はイエローカードを持たない観光客の来園を拒絶することを決めた。

■アビアンカ航空内で騒ぎ Caracol Radioの記事
アビアンカ航空の旅客機内で、騒ぎがあった。この事態が起きたのは、3月23日にボゴタのエルドラード空港を発ち、ニューヨークに向かった便だ。酒に酔った状態で搭乗した女性乗客が機内で暴れたという。この機は、無事にニューヨークに降り立ったが、アビアンカ航空はこの女性乗客の復路便のチケットを無効とする措置をとった。

■女性、酸をかけられる Caracol Radioの記事
女性が、突然酸性の液体をかけられたという。この事件が起きたのは、カウカ県の、カケタ県境の町だ。22歳の女性が、この事態に遭遇し、地域の病院で手当てを受けた後、ボゴタの大きな病院に空路搬送された。女性は顔や腕などに重傷を負ったが、目は無事だった。国内ではとくに女性が、同様の被害にあう事件が多発している。


【ベネズエラ】

■議会、反発強める El Paísの記事
議会は、ニコラス・マドゥロ大統領によるクーデターだ、と反発を強めている。30日、最高裁が議会の効力の一部を認めない裁定を出した。司法判断を無視したことを問題視した内容だが、野党が圧倒的多数を占める議会を無効力化することは、マドゥロ政権の意思に沿うものとなる。ある野党議員はこの裁定について、「ゴミだ」と切り捨てた。

■チリも大使召還 El Comercioの記事
チリも、在カラカスの大使召還を決めた。最高裁が議会の効力の一部を否定する裁定を出したことを受けた措置だ。ミチェル・バチェレ大統領はこの件について、ベネズエラの司法が民主主義と三権分立を侵したと批判した。すでにペルーのペドロ・パブロ・湖クチンスキー大統領も、同国の大使の召還を発表している。

■ティントリ氏、独裁者と呼ぶ El Universoの記事
活動家のリリアン・ティントリ氏は訪問先のアルゼンチンで、ニコラス・マドゥロ大統領を「独裁者」と呼んだ。まさにマウリシオ・マクリ大統領と会談する直前、最高裁の裁定による「政府によるクーデター」の一報が入った。会談したマクリ大統領もこの事態に重大な懸念を示している。ティントリ氏は弾圧により収監されている野党指導者、レオポルド・ロペス氏の妻だ。

■パナマも懸念を表明 Caracol Radioの記事
パナマ政府もベネズエラに対する、重大な懸念を表明した。最高裁の裁定が、事実上の政府によるクーデターであることを受け、パナマ政府はベネズエラの行政、司法が民主主義に基づくべきとの意見を表明した。同様の意見はブラジルやコロンビア、アルゼンチン、メキシコ、グアテマラなどが表明している。

■国民、街頭での抗議 El Paísの記事
多くの国民が抗議のため、市街に出た。最高裁による裁定が「暴挙」であるとして、野党は国民に対して街頭で抗議の声を上げるよう呼びかけた。これに応え、多くの市民がカラカスなどの市街で抗議デモに参加した。野党が圧倒的多数を占める議会側は、週明けの議会審議を通常通り行なうことを決めている。

■外相、クーデターを否定 El Paísの記事
デルシー・ロドリゲス外相は、司法判断が「政府によるクーデターである」との指摘を否定した。最高裁が議会の効力を否定したことを受け、議会だけでなく国民や、周辺各国の反発を招いている。この件について、ニコラス・マドゥロ政権の「自製クーデター」との指摘があるが、同外相はこれを否定し、この表現に不快感を示した。

■メルコスルも緊急会合 ABC Colorの記事
経済ブロックであるメルコスルは、ベネズエラ問題を受け緊急会合を行なう。ベネズエラ司法が議会の効力を否定するという、民主主義や三権分立を公然と侵した件について、メルコスル各国も事態を重大視している。メルコスルはすでにベネズエラの資格停止の措置をとっているが、さらに厳しい対応をとることも予想される。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■肉価格、大きな影響なし El Observadorの記事
ブラジル産食肉の輸出価格は、食肉スキャンダルの影響を大きくは受けいていないという。輸出業者によると、国産牛肉の輸出価格はキロ当たり2.70~2.75ドルと、スキャンダル発覚前の2.80ドル前後から大きくは変わっていない。この事態で、ブラジル産食肉の輸入禁止や制限の動きが広がったが、今は条件つきながら解除の方向に向かっている。

■キューバ、観光客向けガソリン Caracol Radioの記事
キューバでは1日から、観光客向けガソリンの販売が始まる。国営ガソリンスタンドCupetで、観光客向けに政府助成により価格を抑えたレギュラー、オクタン価の高いガソリンの販売を行なう。同国のガソリンはベネズエラに依存しているが、同国の経済の不安定さで供給に不安がある。それでもこの優遇を通して、観光業の振興を図る。

■カラスコ空港、競争力必要 Marco Tradeの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港は、競争力をつけることが必要だという。同国のビクトル・ロッシ交通公共事業相が語ったものだ。2012年にプルーナ航空が破綻、昨年には参入したばかりのアラス・ウルグアイが休止した。こうした状況の中、南米南部エリアでの空港間競争に勝つべく、競争力をつけるための投資が必要との見方を示した。

■パナマのメトロでトラブル Metro Libreの記事
パナマシティのメトロ(地下鉄)で31日朝、トラブルが生じた。運営側によるとこの運行のシステムトラブルにより、列車の運行体制に問題が生じたという。朝の時間帯、多くの利用者に不便を強いたが、今は回復している。パナマのメトロは1号線が運転されており、2号線が建設中、3号線が計画中となっている。

■メキシコシティ、痴漢抑止キャンペーン Caracol Radioの記事
メキシコシティでは、公共交通機関内での痴漢の抑止キャンペーンを開始した。メトロ(地下鉄)やバス車内で、女性が痴漢被害にあうケースが、顕著に増加しているという。市側の調査で、交通機関を日常的に利用する女性の88%が、何らかの被害にあった経験を持つ。このキャンペーンには、国連機関も協力している。

■アスンシオンで議員らが行進 Caracol Radioの記事
パラグアイの首都アスンシオンで、国会議員らが行進を行なった。およそ3千人が参加したこの行進は、大統領の二選を認めるよう、社会に訴えるものだ。現行憲法では二選は認められていないが、与党コロラド党内でも、この実現を求める声が上がっている。国内ではこの8月に、大統領選挙の実施が予定されている。

■コスタリカの刑務所で暴動 Caracol Radioの記事
コスタリカの刑務所で、暴動が起きた。現場となったのは首都サンホセの南にある、サンセバスティアン刑務所だ。待遇等に不満を持つグループの抗議行動が激化し、暴動に発展したもので、この事態で5人が火傷を負い、150人の受刑者が避難する事態となった。この刑務所は、定員をはるかに上回る受刑者を抱えていた。


【国際全般】

■AA操縦士がフライト中に急死 News24の記事
アメリカン航空の操縦士が、フライト中に急死した。ダラス・フォートワース空港を発った便の操縦士が、気分の悪さを訴え、ニューメキシコ州のアルバカーキーの空港に緊急着陸した。この着陸態勢の際に、58歳の男性操縦士は死亡したとみられる。この便の乗客らは、着陸寸前まで、コックピット内で異常が起きていることに気づかなかった。