2017.04.03

【ボリビア】

■コロンビアに支援申し出 Página Sieteの記事
ボリビア政府はコロンビアへの連帯を示し、支援を申し出た。プトゥマヨ県モコアで、局地的大雨で三つの河川が同時氾濫し、大規模土石流が発生した。死者数は200人を超える事態が報じられ、ボリビア政府は同国への救助隊派遣や物資支援などを申し出ているという。キューバで療養中のエボ・モラレス大統領もツイッターを通じ、コロンビアへの見舞いの言葉を寄せた。

■政府、9人の無罪解放を目指す La Razónの記事
政府は、チリ警察に拘束された9人の、無罪解放を目指す姿勢だ。オルーロ県のピシガの国境で、対密輸の職務に当たっていた税関の7人と兵2人が突然、拘束された。チリ側は盗みの容疑などをかけているが、9人はいずれも否定している。ボリビア政府は国際機関に働きかけるなどしてチリの「横暴さ」を訴え、9人の早期の解放を目指す姿勢をあらためて示した。

■ムニョス「人権蹂躙はない」 Página Sieteの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、「人権蹂躙行為はない」と否定した。オルーロ県ピシガの国境で、税関職員と兵9人がチリに拘束された問題を受け、ボリビア政府は米州人権委員会に人権救済を申し立てた。この動きを受け、同外相はチリ側による拘束は正当なもので、人権上の問題はないと断じた。

■9人、解放を信じて待つ Página Sieteの記事
チリに拘束されたボリビアの9人は、解放を信じて待つと家族に語った。オルーロ県ピシガの国境で拘束された9人の家族がこの週末、イキケ近くのアルト・オスピシオの施設を訪れ、面会した。9人はこの事態の成り行きを深く悲しんでいるものの、強い気持ちをもって自らの無罪を信じ、解放を待っていると語ったという。

■ムニョス「暮智関係は史上最悪」 El Díaの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、チリとボリビアの関係が「史上最悪の状態にある」と述べた。もともと外交関係がない両国だが、海の問題やシララ水系問題で関係がさらに悪化していた。ここに来てチリがボリビア領事館の国旗を一方的に降ろしたり、国境で9人を拘束する事態が起きている。ムニョス外相は、エボ・モラレス政権の姿勢が問題を悪化させていると述べた。

■キヌア、雨の影響 La Patríaの記事
キヌアの生産現場は渇水から一転し、大雨の影響を受けている。オルーロ県ロデオの生産者団体が明らかにしたものだ。昨年12月まで、地域一帯は雨不足に見舞われていたが、一月以降は逆に雨が多い状態となった。同地域のキヌア生産はこの雨の影響で、生育不良などの影響が生じているという。

■ルレナバケ、観光振興策 Página Sieteの記事
ベニ県のルレナバケ市は、地域の観光振興策を図る。この町はアマゾン観光の拠点となっているが、観光客の減少が続いている。この地はとくにイスラエル人観光客に人気が高いが、政府が同国民へビザ取得を義務づけたことで、訪問者が激減したものだ。市側は地域の観光振興のため、情報発信や効率的な助成などの新たな振興策を図る。

■冒険旅行の人気高まる El Díaの記事
国内の旅行の現場では、「冒険旅行」の人気が高まっている。川下りやトレッキング、自転車、スカイダイビングなどのアクションをともなうツアーの人気が高い状態だ。これまで市内観光が一般的だったラパスでも、ラ・クンブレから標高1000メートルを一気に自転車で下るツアーの人気が続く。観光業界は新たなアトラクションの開発と、適切なガイドの指導が必要とみている。

■4都市で狂犬病が増加 Página Sieteの記事
国内ではコチャバンバ、エルアルト、ラパス、サンタクルスの4都市で、狂犬病が増加している。国内では今も狂犬病はありふれた感染症で、野犬などの間の感染が絶えない。飼い犬などに対しては、各地で予防のための接種運動が行なわれている。今年、人の感染事例はないものの、保健省は継続して注意が必要とした。

■サカバで盆栽祭 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のサカバでは、盆栽祭が開催された。地域の盆栽愛好家の団体が行なった催しで、会員の作品など100点が展示された。日本発の文化である盆栽は、国内でも静かに広がりが見えるという。この祭りの開催は、サカバでは初めてで、会場は多くの人で賑わった。


【ペルー】

■一日に2度の緊急着陸 Correo Perúの記事
リマのホルヘ・チャベス空港では1日、2度もの旅客機の緊急着陸が起きた。朝7時45分、アレキパに向けて発ったLATAMペルーの旅客機が引き返し、緊急着陸した。直後の9時54分には、クスコに向かったペルービアン航空機が引き返している。両便とも、機材のトラブルが原因だ。国内ではハウハで旅客機炎上事故が起きたばかりだ。

■ユリマグアス、着陸失敗 Perú21の記事
サンマルティン県のユリマグアスの空港では、小型機が着陸に失敗し、地面に衝突した。操縦士と乗客8人が乗ったこの小型機は、サンロレンソ空港に着陸しようとしたが、雨など悪天候の影響でこの事故に至ったという。この機に乗っていた6人が負傷したが、重傷者はいない。

■カハマルカ、道路被害 El Comercioの記事
大雨などの影響で、カハマルカ県の道路に被害が生じている。同県によると、サンパブロに向かう道路の一部が、大雨被害により不通になっているという。県道の一部が崩落しているもので、県側が復旧に向けた調べを進めている。通行再開には20日前後かかるとみられ、地域の人々への生活への影響は必至だ。

■アマゾン水系、水位高い El Comercioの記事
国内東部を流れるアマゾン水系の河川の水位が、依然として高い状態だ。国内で降った大雨の影響で、ロレト県を流れるマラニョン川など、複数の河川が増水しているものだ。地域によっては、氾濫への危険水位を超えた地域もあり、警戒が続いている。国内では先月から、北部から中部を中心に大雨が相次いだ。


【チリ】

■コロンビアに連帯と哀悼の意 BioBio Chileの記事
チリ政府は2日、コロンビアに連帯と、犠牲者への哀悼の意を示した。プトゥマヨ県モコアで大雨による川の氾濫で、大規模な土石流が発生した。死傷者の数は600人にのぼっており、この数はさらに増えるおそれがある。チリはこれまで地震災害などを繰り返し受け、コロンビア政府からも多くの援助を得ている。

■国内、HIVが大幅増加 La Terceraの記事
チリ国内ではHIVの感染者が、大幅な伸びを示している。2010年、国内で新たにHIV感染が確認された人は2968人だったが、2015年には4219人と、実に45%増えている。HIV感染が劇的に増加した北米やアフリカでその制御がなされた一方、ラテンアメリカ各国では今も増加傾向にあることが指摘されている。


【アルゼンチン】

■エセイサ職員窃盗団、スキャナー活用か La Nacionの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で集団窃盗を行なっていた職員らは、スキャナーを活用していたとみられる。先月、客の預り荷物から盗みを組織的に行なっていた職員らが一斉逮捕された。爆発物などを検知するため使用されているスキャナーを使用し、盗みを行なう荷物を識別していた可能性が高いという。

■アビアンカ、月内参入を発表 iProfesionalの記事
アビアンカ航空は月内にも、国内線に参入すると発表した。政府の航空解放政策を受け同社は、国内参入を予定していた。ブエノスアイレスとサンタ・フェ州のレコンキスタを結ぶ路線の運航を発表した。しかし同社はマウリシオ・マクリ大統領家族が保有していたマックエアを買収した経緯から、司法がこの参入を差し止めている。

■コモドロ水害、住宅被害2千棟 La Vozの記事
チュブ州のオイル産業の中心地、コモドロ・リバダビアで先週起きた水害で、市内では2千棟の住宅が損壊したという。マリオ・ダス・ネベス州知事が明らかにした数字だ。この水害の影響で、今もなお多くの人が避難を強いられた状態にある。水は引き始めており、市民の多くは後片づけを続けているが、被害は甚大なものになるという。

■アルゼンチン肉にも影響 La Nacionの記事
ブラジルの食肉スキャンダルは、アルゼンチン産食肉にも間接的な影響をおよぼしているという。世界第2位の食肉輸出国であるブラジル産品の信用力が損なわれたことを受け、同じ経済ブロックであるメルコスル加盟のアルゼンチン産品にも、世界の市場から厳しい目が注がれているものだ。輸出業者は、数字には表れないが、肉を見極める目が厳しくなっていると指摘した。


【エクアドル】

■選挙、問題なく進む El Comercioの記事
大統領選挙の決選投票は、問題なく進んでいるという。この選挙監視のため国内を訪れている国際監視団が、明らかにしたものだ。2日、国内では選挙の投票が行われているが、民主的かつ自由に投票が行われていると評価した。選挙は中道左派候補と、中道右派候補による争いとなっている。

■キト、車に倒木 El Comercioの記事
キト市内では31日、街路で倒木があり、車輛2台が被害を受けた。この事態が起きたのは市内北部、レプブリカ通りとディエゴ・デル・アルマグロ通りの角だ。大雨の影響などで高さ15メートルの街路樹が倒れ、街路を走行していた車輛が巻き込まれた。双方の車輛の運転手が一時閉じ込められたが、後に無事救出されている。


【コロンビア】

■モコア土石流、死者283人に Semanaの記事
プトゥマヨ県都モコアで起きた川の氾濫による土石流による死者は、283人となった。31日から1日未明にかけ、一帯では年間降雨量の3分の1に相当する雨が、短時間に降った。この影響が3つの河川が氾濫し、土砂や岩石を含む泥流が、町を襲った。現在現地には兵1300人と救助隊300人が投入され、不明者の捜索や生存者の救出を行なっている。

■モコア-ピタリト道は再開へ Caracol Radioの記事
モコアとピタリトを結ぶ道路は、2日じゅうに再開する見通しだ。この道路は、発生した大規模土石流の被害地域にあり、道路も土砂や岩石、倒木に覆われた。避難路および物資輸送に欠かせないルートとして、軍と政府はこの道路の再開に注力している。再開されれば救助、復旧活動が大きく前進するとみられる。

■女児救助の警官も死亡 El Paísの記事
モコア土石流の現場では、女児を救助しようとした若い男性警察官の死亡も確認された。警察が死亡を発表したのは、モコアで勤務にあたっていたデシデリオ・オスピナ巡査だ。同巡査は土石流発生現場にいち早く駆けつけたが、この場で女児を救出しようとして泥流に飲まれたという。

■土石流、気候変動の影響か El Heraldoの記事
モコアで起きた大規模土石流について、気候変動の影響を指摘する声が上がっている。今季、近隣のペルーやエクアドルで局地的な雨が相次ぎ、各地で水害や土砂災害などが頻発している。今回のモコアの事例も、短時間に130ミリもの大雨が降り、川が一気に水嵩を増し、この事態に至ったことが報告されている。

■ベネズエラも援助申し出 Tercera Informaciónの記事
コロンビアに対しベネズエラ政府も、援助を申し出ている。モコアで起きた大規模土石流を受け、ニコラス・マドゥロ政権は救助隊派遣や、人道支援物資の供給などをコロンビア政府に申し出た。経済問題、人権問題でコロンビアとの摩擦が起きている中、災害対応での協力を申し出たものだ。周囲のパナマ、エクアドルなども同様の申し出を行なっている。

■政府、まず医薬品500キロ送付 Caracol Radioの記事
コロンビア政府はまず医薬品500キロを、モコアに送った。大規模土石流に見舞われたこの町への、最初の人道支援物資だ。このほか、不明者捜索や負傷者手当てのためのキットなど7トンも、同時に送っている。現地を視察したフアン・マヌエル・サントス大統領は、この町に非常事態宣言を発令している。

■法王、哀悼の意 El Universoの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、モコアの土石流の犠牲者に対し、哀悼の意を示した。今回の災害では、すでに死者は300人近くに達し、負傷者も400人を超えている。ローマ法王は今年、コロンビアを訪れる予定だ。また法王は、ベネズエラやパラグアイの情勢についても、憂慮を示した。

■プトゥマヨ県知事も被災 Caracol Radioの記事
プトゥマヨ県都モコアで起きた土石流災害で、同県の知事も被災した。ソレル・アロカ知事は、今回の災害の被災地域に住居を構えており、今回の事態で避難を強いられている状態だという。同知事の住まいは、サンゴヤコ川から流れ出た泥流に覆われている状態だ。同知事は現在、知事として災害対応にあたっている。

■カルタヘナ、またぼったくりタクシー Caracol Radioの記事
カルタヘナでまた、タクシーによる「ぼったくり」被害が報告された。今回告発したのはイタリア人観光客だ。ラファエル・ヌニェス国際空港から市内中心部に向かうのにタクシーを利用したが、5万ペソもの運賃を請求されたという。通常、この区間を利用した場合の運賃は1万1千ペソ程度だ。カルタヘナでは観光客を標的にしたぼったくり被害が相次ぐ。


【ベネズエラ】

■アリアス氏「ベネズエラは地域への警鐘」 Caracol Radioの記事
コスタリカの元大統領、オスカル・アリアス氏はベネズエラについて「ラテンアメリカへの警鐘だ」と語った。ノーベル平和賞受賞者でもある同氏は、先週のベネズエラの状況を受け、同国の民主主義の姿は、将来的にボリビアやニカラグアにも降りかかるおそれがあると警告した。ベネズエラでは最高裁が議会の効力を否定する裁定を出し、反発を受け撤回する事態が起きた。

■メルコスル、厳しい意見 El Paísの記事
経済ブロックのメルコスルは、ベネズエラに対し厳しい意見だ。ベネズエラを除く4か国の外相がブエノスアイレスに集まり、ベネズエラ問題についての緊急会合を行なった。この場では、ベネズエラの存在がメルコスル全体の通商政策に影響を及ぼすの意見が相次いだ。メルコスルはベネズエラの資格停止の措置を取っているが、今後放擲などさらなる措置の発動の可能性がある。

■ロドリゲス外相は反発 El Paísの記事
デルシー・ロドリゲス外相は、メルコスルの外相会談に対し反発した。ブエノスアイレスでベネズエラを除く4か国の外相会談が行われ、ベネズエラに対するきわめて厳しい意見が相次いだ。同外相はこの内容に反発し、「ベネズエラは人権や憲法を尊重しており、批判にはあたらない」と断じた。

■医薬品危機の状況、変わらず El Carabobeñoの記事
国内の医薬品危機の状況は、何も変わっていない。薬科大学によると、国内では必要とされる医薬品の85%が不足または涸渇したままだ。経済失政の影響で輸入が滞り、その大半を輸入に頼る医薬品はとくに状況が悪い。この医薬品不足で国内では難病患者の死亡が相次いだり、必要な手術ができない事態が起きている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アスンシオン、ヒーローの葬儀 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンの野党施設では、「ヒーロー」の葬儀が行われた。先週、議会庁舎にデモ隊がなだれ込む事態が発生し、25歳の男性が警官に撃たれ死亡した。このデモは、議会が大統領の多選を認める変更手続きを行なったことに反発したものだ。国民間では、多選により再び独裁政治が生まれるとの危機感がある。

■船が難破、22人不明 El Paísの記事
ウルグアイ領海内で船が難破し、乗っていた22人の安否が不明となっている。不明となっているのは韓国籍の全長225メートルの貨物船で、26万トンの貨物を積んでいた。乗組員のうち8人が韓国籍、14人がフィリピン籍とみられている。現在、ウルグアイ海軍が空と海から、この不明船の捜索を続けている。

■フエゴ火山で溶岩流 Caracol Radioの記事
グアテマラの活火山、フエゴ火山の火口から溶岩が流れ出た。首都グアテマラシティの西50キロにあるこの火山は、同国内でもっとも活発な火山の一つだ。今年3度めとなる噴火活動に入り、2日午前5時30分に、肉眼で溶岩流が確認できたという。溶岩はおよそ3キロの範囲に広がっているとみられる。

■黄熱病死者、187人に Télamの記事
ブラジルでの黄熱病による死者数は、187人となったという。同国保健省が発表した数字だ。国内では昨年末より、ミナス・ジェライス州を震源にこの感染症が広がっている。感染が確認された人の数は574人で、71人の死亡例について感染の有無の確認が進められている。保健省は410万人分のワクチンを用意し、リオデジャネイロ州やサンパウロ州で接種を行なっている。

■メキシコ、食肉輸入再開 Midia Newsの記事
メキシコは、ブラジル産食肉の輸入を再開した。ブラジルでの食肉スキャンダルが3月17日に発覚し、メキシコは国産食肉の輸入を停止していた。ブラジル政府はこの事態に危機感を示し、食肉の検査体制の強化などを行ない、停止した各国の再開が続いている。一方、ブラジル経済に対する、このスキャンダルのインパクトは依然として大きいという。

■カンクン、バー襲撃 Caracol Raioの記事
メキシコ、ユカタン半島の観光地カンクンで、バーが襲撃を受けた。2日午前5時頃、市内のホテルゾーンのコバ通りにあるバーが襲撃を受けた。銃で撃たれるなどし、店内にいた3人が死亡、3人が負傷した。地域メディアによると、犯罪グループがこの犯行声明を出したという。麻薬カルテル、ロス・セタスの関与が疑われている。

■メキシコの新聞、安全問題で廃刊 El Universoの記事
メキシコの新聞メディアが、安全問題を理由に廃刊を決めた。「ディアリオ・ノルテ」(Diario Norte)は2日、紙面に「さよなら」の文言を載せ、廃刊することを明らかにした。同社の記者が3月23日に取材活動中に殺害される事件があり、同社は記者や職員の安全性を担保できないとして、廃刊を決めたという。