2017.04.04

【ボリビア】

■キロガ氏、政府批判 Página Sieteの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏が、ベネズエラ問題をめぐり政府を批判した。米州機構がベネズエラ問題を話し合う会合を招集したがボリビアが応じず、会合が中止となった。キロガ氏は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権を擁護するボリビア政府に対し「独裁者を守るな」と強い口調で批判した。

■ボリビア、国連に申し立て Página Sieteの記事
ボリビア政府は国連高等弁務官事務所に人権救済の申し立てを行なった。オルーロ県のピシガの国境で、職務にあたっていた税関と兵9人が、チリ警察に拘束される事態が起きた。9人は盗みなどの容疑を否定しており、ボリビアは不当逮捕と国際社会にうっ伝えている。政府は9人の早期解放を目指し、この申し立てに踏み切った。

■雨、1万5800世帯に影響 El Díaの記事
国内でも雨により、1万5800世帯が被害や影響を受けているという。ペルーやエクアドル、コロンビアで局地的大雨や川の氾濫などの被害が相次いだ。ボリビア国内でもやはり雨季末期の雨で現在、コチャバンバ、サンタクルス、チュキサカ、ポトシ県で被害が報告されている。国内の広い範囲は現在、乾季に向かう時季にある。

■ラパスで魚祭 Página Sieteの記事
ラパスではセマナサンタ(聖週間)を迎える来週、魚祭が開催される。セマナサンタのとくに後半は、赤身肉の消費を避けて魚を食べる習慣がある。年間もっとも魚の需要が高いこの時期を迎え、ラパスでは良質な魚を販売する祭が12、13日の両日行われるという。会場となるのは中心部のアロンソ・デ・メンドサ広場だ。

■ペルー、鉄道のデサグアデーロ経由を検討 La Razónの記事
ペルー政府は大陸横断鉄道の国内部分について、ティティカカ湖岸のデサグアデーロ経由とすることを検討している。この計画についてボリビアは、ラパスとペルー南部のタクナを結ぶ区間の新設を想定しているが、ペルーは既存鉄道を活用するため、デサグアデーロ経由とすることを検討し、調査に入っていることを明らかにした。

■政府、サンクト・ペテルブルク事件を非難 El Díaの記事
政府はロシア第2の都市サンクト・ペテルブルクで3日に発生した爆発事件を批判した。メトロ(地下鉄)で爆発が起き、11人が死亡し、40人以上が負傷した事件だ。過激派によるテロの可能性が指摘されているが、ボリビア政府はこの事件を非難し、犠牲者に哀悼を捧げるコメントを出した。

■エボ、モレノ氏を祝う Jornadaの記事
エボ・モラレス大統領は滞在先のキューバ、ハバナからエクアドル大統領選を制したレニン・モレノ氏を祝った。喉の手術を受けて現在、声が出せない同大統領は、ツイッターを通じてモレノ氏の当選を祝福するコメントを出している。同氏はモラレス大統領の盟友であるラファエル・コレア政権からの継承を掲げている。

■ヤクイバ道、仮復旧へ El Díaの記事
サンタクルスとヤクイバを結ぶ道路は、当面仮復旧を目指すという。ボリビア道路管理局(ABC)が明らかにしたものだ。この道路は、川の氾濫と洪水の影響でウルンダイティの橋が崩落する事態が生じ、不通となっている。ABCはこの個所に仮の金属製の橋を設け、当面の復旧を目指すことを明らかにした。

■シナオタ、氾濫被害 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のシナオタでは、川の氾濫による被害が生じている。大雨の影響で地域を流れるビンチュタ川が氾濫したもので、この影響で農地200ヘクタールが水をかぶったという。この氾濫のため、地域に住む42歳の男性が水に流され、行方不明となっている。また熱帯地方のチャパレでは、コニ川の氾濫でチモレ、ビジャ・トゥナリで浸水被害が出ていることも明らかになった。

■キヌア、1人あたり1.5キロ消費 La Patríaの記事
ボリビア国民は、年間1人あたり1.5キロのキヌアを消費しているという。オルーロの国際キヌアセンター側が明らかにした数字だ。ホウレンソウと同じアカザ科のキヌアは、アンデス原産の穀物で、栄養価が高いことで知られる。現在、世界的な需要の落ち込みが生じており、同センターは国内での消費の拡大が急務であると説明した。

■オルーロ、犬多すぎ La Razónの記事
オルーロでは、犬が多すぎるという。県保健局によると、県内で飼われている犬は15万匹にのぼり、中でも県都オルーロ市では14万匹にのぼる。3人に1人が犬を飼っている計算になり、保健局はこの数の多さに危機感を示した。県内では犬の狂犬病感染が多い状態だ。オルーロではインディヘナ(先住民)の習慣から、犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が高い。

■ワニャイ・マルカルートを開設 El Deberの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、新たな観光ルート「ワニャイ・マルカ」サーキットをお披露目した。このルートはティティカカ湖畔の観光地を巡るもので、湖観光とセットして提案されたものだ。国と観光省は、このルート開発に7百万ボリビアーノを投じる。今後インフラに加え、飲食店などのソフトの開発も進める方針だ。


【ペルー】

■ピウラ、学校再開見通し立たず Perú21の記事
ピウラでは、学校の授業再開の見通しが立たない。先週、この町を流れるピウラ川の堤防が決壊し、市街の広い範囲が水に浸かった。水は引き始めているが今も後片づけが続く状態で、多くが一時水没した学校施設が再びいつ使用できるようになるか、分からない状態だという。

■ビバ・エア・ペルー、いよいよチケット販売へ El Comercioの記事
5月9日から国内航空に参入するLCC、ビバ・エア・ペルーがいよいよ、チケット販売を開始する。交通通信省が同社の運営体制などをようやく認めたものだ。同社は3月20日に販売開始の予定だったが、この認可の遅れから延期を発表していた。同社は近く、販売開始日を発表する見通しだ。

■MTC、ブラックボックス解析へ Perú21の記事
交通通信省(MTC)は事故を起こしたペルービアン航空機のブラックボックスを解析する。先週、ハウハの空港に着陸した同社便が炎上する事故が起きた。乗客ら140人は無事だったが、同空港は2日間閉鎖される事態に至った。同省と航空事故調査委員会はこの解析を通し、事故原因の精査を行なうことを明らかにした。

■プーノ、泥棒リンチ Correo Perúの記事
プーノ県でまた、泥棒がリンチを受ける事件が起きた。サンラモン郡のサンマルティンの住宅に3日未明、22歳の男が侵入し、盗みをはたらこうとした。これに気づいた住民がこの男を取り押さえ、周辺住民らとともに暴行を加えたという。この男は駆けつけた警察官に保護され、そのまま逮捕されている。国内では泥棒に対し、こうしたリンチを加える事件が後を絶たない。


【チリ】

■ビーニャ・デル・マールにまた警報 La Terceraの記事
第5(バルパライソ)州のビーニャ・デル・マールにまた火災警報が出された。周辺の山林や牧草地3ヘクタールを焼いているもので、この火がスビーダ・パドレ・ウルタドの住宅地に迫るおそれがあるという。ビーニャ・デル・マールでは乾季である今季、こうした林野火災が相次ぎ、たびたび同様の警報が出されている。

■アントファガスタ、ビーチ建設 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州では、新たなビーチの建設が進められている。トコピーリャで建設が進むこのビーチは、2018年の海開きを目指し、整備が進められているものだ。州側が進めているこの建設の総費用は55億ペソにのぼる。このビーチの完成で、トコピーリャを訪れる水浴客が大きく増えることが予想される。


【アルゼンチン】

■在米大使が辞任 Clarín.comの記事
アルゼンチンの在米大使、マルティン・ルストー氏がワシントンで表明した。政府はこの表明を受け入れる方針だが、マウリシオ・マクリ大統領の訪米が近いため、ルストー氏の帰国は遅れる可能性がある。現在46歳の経済学者であるルストー氏は、2019年に行なわれるブエノスアイレス市長選への出馬を目指しているとみられる。

■トゥクマン、村の水没 Clarín.comの記事
トゥクマン州南部の村が、水没している。村全体が水に浸かっているのは、人口4500人のラ・マドリードだ。同州では先週から大雨が続き、各地で水害が発生しており、今もなお6千人が影響を受けているとみられる。ラ・マドリードでは地域を流れる河川の氾濫で水没し、交通や物流などが途絶えた状態となっているという。

■ポルト・アレグレ空港で邦人死亡 Clarín.comの記事
ブラジル南部、ポルト・アレグレの空港でアルゼンチンの33歳の男性が死亡したという。現地警察によるとこの男性は、空港内の3階の高さから1階ホールに転落した。一緒に転落した、やはり33歳男性も足を骨折するなどの重傷を負っている。警察は事故と自殺の両面から、捜査を続けている。

■コモドロ水害、2千棟に被害 La Nacionの記事
チュブ州のオイル産業の町コモドロ・リバダビアで先週発生した水害で、合わせて2千棟の住宅が被害を受けたという。州側が明らかにしたものだ。市内には、あふれ出た水の通り道が、幅5メートルほどの亀裂となって残されている。この水害は、短時間に250ミリもの雨が降ったことが原因だ。市内では今も、後片づけが続けられている。

■携帯ながら運転、厳罰化へ Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市では携帯電話を使用しながら運転した場合の、違反点数が大幅に引き上げられる。市議会で議論が始まったものだ。通話や操作をしながらの運転は禁じられているが、この違反が後を絶たないことから厳罰化が図られるものだ。違反点数を従来の10倍に引き上げる見通しとなっている。

■ネウケン、古代遺跡発見 Diario Hoyの記事
ネウケン州で新たに、古代の遺跡が発見された。この遺跡が見つかったのはブタ・ランキルのウエヌルの洞穴内だ。動物の毛皮を使用した衣類の一部などが見つかった。考古学者によると、この遺跡は1万6千年から1万3千年前の、人の居住跡と推定されるという。古代の人々の生活の解明に資すると、考古学者はこの意義を強調した。


【エクアドル】

■新大統領にレニン・モレノ氏 El Paísの記事
2日に投票が行われた大統領選の決選で、中道左派のレニン・モレノ氏が当選した。選管によると同氏の得票は51.07%、中道右派のギジェルモ・ラッソ氏は48.93%だったという。モレノ氏はラファエル・コレア政権の継承を掲げており、当選発表後キトの大統領府、カロンデレ宮殿を訪れコレア大統領と会談した。

■キトの商業施設で火災 El Comercioの記事
キト市内の大型商業施設で3日、火災があった。午前11時30分頃、バジェ・デ・ロス・チリョスにあるサンルイス・ショッピングの館内で火が出たと警報が出された。館内にいた利用客や職員らは、外に一斉避難した。出動した消防が、すぐに消火活動を行ない、火災については間もなく鎮火したという。この事態による負傷者などはない。


【コロンビア】

■モコア土石流、死者は262人に El Espectadorの記事
プトゥマヨ県都モコアで起きた土石流による死者は、262人となったという。3月31日夜から翌朝にかけての局地的大雨で3つの河川が同時氾濫し、大規模土石流が発生したものだ。この事態による負傷者は200人を超え、全壊した住宅の数は120棟にのぼる。現時点の被害総額が6億6千万ペソに上るとして、サントス政権は「経済非常事態」も新たに宣言した。

■空軍、新たな氾濫発生の可能性低い El Colombianoの記事
空軍は、モコアで新たな川の氾濫が起きる可能性は「低い」との見解を示した。3月31日夜から翌朝にかけての大雨の影響で3つの河川が同時氾濫し、大規模土石流が発生した。現場では、新たな氾濫により二次災害が起きる危険性が指摘されていたが、空軍は空からの観測の結果、この可能性は低いと判断したという。

■電力回復には1週間 Caracol Radioの記事
大規模土石流に見舞われたモコアでは、電力の完全復旧に1週間を要するという。電力会社側が明らかにしたものだ。今回の土石流で、地域に電力を供給するための主要な変電施設が被害を受け、90%が破壊された。この復旧作業には一定の時間が必要だという。現在、モコア市内の大半のエリアは、電力が使用できない状態となっている。

■中国、110万ドル援助 Caracol Radioの記事
モコアでの大規模土石流災害を受け、中国は110万ドルの援助金を送ることを決めた。同国政府が明らかにしたもので、モコアの正常化と今後の復旧支援のための拠出だという。また赤十字は、この復旧などのために10万ドルを送ることを決めた。さらに在ボゴタの米国大使館も、現在支援体制について協議していることを明らかにした。

■国内でもモコア支援の動き Caracol Radioの記事
国内各地でも、モコア支援の動きが起きている。メデジンではこの週末、ボランティアらが、モコアに送る支援物資の回収、整理の作業にあたった。市民からの関心も高く、衣類や食料などの物資の申し出が少なからずあるという。同様の動きは、ボコタやカリなど各地で起きている。

■国内からの輸出、回復基調 Caracol Radioの記事
コロンビアからの輸出は、回復基調にある。国の統計機関DANEは、この2月の輸出額が、前年同月比で15.8%のプラスになったことを明らかにした。1~2月期では27.9%の増加となっている。コロンビアの輸出は昨年にかけて、落ち込みと減速が続いていたが、今年に入り大きく回復しつつあることが数字の上で鮮明になった。


【ベネズエラ】

■ボリビア不在のためOAS会合中止 El Universoの記事
ベネズエラ問題を話し合う予定だった米州機構(OAS)の会合は、中止となった。ベネズエラの司法による議会効力否定判断や経済問題などを話し合う場だったが、ベネズエラと政治的立場が近いボリビアがこの欠席を通知したことから、OAS側が中止を判断したものだ。一方、メルコスル各国の協議では、ベネズエラ放擲論がより鮮明になっている。

■チリ、大使召還を撤回 Caracol Radioの記事
チリ政府は、在カラカスの大使召還を撤回した。ミチェル・バチェレ政権は、ベネズエラ司法が議会効力を否定する判断を示したことを受け、民主主義や三権分立が侵されているとしてこの召還を発表した。しかしその後司法がこの判断を撤回したことを受け、召還措置の撤回を決めた。在カラカスのチリ大使は、結局ベネズエラを離れなかったという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■カルテス、対話に臨む Caracol Radioの記事
パラグアイのオラシオ・カルテス大統領は、事態収拾に向け対話に臨む。同国議会は先週、大統領の多選を認める議決を行なった。しかし独裁政権誕生への懸念から国民の反発を呼び、大規模な抗議デモ隊が議会庁舎に突入する事態が生じ、1人が死亡した。カルテス大統領はこの件について、野党側との対話の機会を持つことを受け入れた。

■アーティストら、護憲を訴える ABC Colorの記事
パラグアイのアーティストらが、護憲を訴えた。上院議会が先週、大統領の多選を認める議決を行なったことから、野党や国民が強い反発を見せている。国内で活動する複数のアーティストらも、それぞれの表現方法で憲法を尊重するよう、デモを開始した。国民の多くはこの多選容認で、政権が独裁化することを恐れている。

■ブラジル、黄熱病爆発のおそれ Actualidadの記事
ブラジルでは今後、黄熱病感染が「爆発」するおそれがあるという。世界保健機関(WHO)が警告を発したものだ。同国内ではミナス・ジェライス州を震源にこの感染症が広がり、これまでに187人の死亡が確認されている。WHOによると1990年からの20年間に、世界でこの感染症で死亡した人は257人で、今回の感染の広がりはきわめて異例のものだという。

■食肉スキャンダルで罰金引き上げ Cronistaの記事
ブラジル政府は食肉スキャンダルを受け、罰金を大幅に引き上げた。検査官買収により、危険な肉が流通していた可能性が生じたこの事件を受け、発覚した場合に科せられる罰金額は、従来から一気に3200%引き上げられた。このスキャンダルで国産食肉の世界市場での苦戦が予想されており、政府は信頼回復に全力を挙げている。

■パナマでやや強い地震 El Universoの記事
パナマで2日17時54分頃、やや強い地震が起きた。コスタリカ大学によると震源はコスタリカ国境に近いセロ・プンタで、震源の強さはマグニチュード5.8だった。この地震から1時間以内に、余震とみられる地震が2度、観測されている。コスタリカの首都サンホセで強い揺れを感じたが、人や建物への被害はない。

■AA、NY-サンフアン線休止へ Caracol Radioの記事
アメリカン航空は、8月22日をもって、ニューヨークとプエルトリコのサンフアンを結ぶ路線を休止することを明らかにした。同社はこれまで45年にわたりこの路線を運航してきたが、路線見直しでこの休止を判断したという。フィラデルフィアやマイアミなど5都市と、サンフアンを結ぶ路線はこれまで通り維持される。

■アマスソナス・パラグアイ、搭乗60%超す La Nacioónの記事
アマスソナス・パラグアイのこの2月の便の平均搭乗率が、60%を突破した。同社はボリビアのアマスソナスとスペイン社が合弁で立ち上げ、2015年に参入した航空会社だ。パラグアイの航空会社として定着し、この20日からはアスンシオン-ブエノスアイレス線の運航を開始する。

■ウルグアイ、事故死446人 El Paísの記事
ウルグアイで2016年、交通事故で死亡した人の数は、446人だったという。同国の交通安全委員会が明らかにした数字だ。この死者数は、2015年に比して11.9%のマイナスだ。またこの年の交通事故による重傷者数は3593人、軽傷者数は2万6821人となっている。交通事故件数については、前年比で8.7%の減少だった。

■パナマ、同性婚に慎重 Panamáa Américaの記事
パナマでは政府や法曹界が、同性婚導入には慎重だという。国内の同性愛者団体や弁護士らが、これを認めるよう求める運動を行なっている。しかし婚姻を異性間に限るという法的規定について、議会議員や国民が「文化」として認める向きが強く、同性婚導入については慎重な姿勢が根強い。ラテンアメリカ各国の間でも、この合法化の議論や動きがある。


【国際全般】

■ボツワナで強い地震 News24の記事
南部アフリカのボツワナで3日19時40分頃、強い地震が起きた。米国の機関によるとこの地震の震源は首都ハボローネの北西238キロで、震源の強さはマグニチュード6.5、震源の深さは11キロだ。強い揺れは同国だけでなく、南アフリカ共和国やジンバブエ、スワジランドでも感じた。この地震による人的被害は報告されていない。