2017.04.09

【ボリビア】

■ボリビア、シリア攻撃を批判 Página Sieteの記事
国連安保理で、非常任理事国のボリビアは米国によるシリア攻撃を厳しく批判した。サチャ・ジョレンティ国連大使はこの場で、この攻撃が米国の独断によるもので、国連安保理の審議を経ていないと指摘し、ドナルド・トランプ政権のこの姿勢を非難した。この場では常任理事国の中国やロシアも、この攻撃を批判している。

■米国大使館前でデモ El Deberの記事
ラパスの米国大使館前では、市民によるデモが行われた。ドナルド・トランプ政権が突然、シリアへの攻撃を指示し、行われたことを受けたものだ。活動家や学生ら数十人が、この大使館の前でこの攻撃を批判するデモを行なった。このデモには、エボ・モラレス大統領の支持派も含まれているとみられる。

■エボ「石油資源がほしいだけ」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、「米国は、石油資源がほしいだけ」と述べた。ドナルド・トランプ政権がシリアへの軍事攻撃を指示したことを受け、ツイッターを通じ発信したものだ。モラレス大統領はこの攻撃の目的が資源であると断じ、その上でベネズエラも同じ理由による攻撃にさらされるおそれがあると警告した。

■ボリビアは主役にはなれない La Patríaの記事
専門家は、ボリビアは新たな世界のエネルギー秩序の主役、主軸にはなれないと断じた。ポトシ県のウユニ塩湖やオルーロ県のコイパサ塩原には、多くのリチウム資源があることが分かっている。電池開発に欠かせないこの金属を通し、ボリビアは新たなエネルギーの軸となることを目指すが、専門家はボリビアは単なる資源供給国になるだけ、と断じた。

■ユラカネなどで浸水 El Deberの記事
サンタクルス県のユラカネ、モクセニョのコミュニティが、浸水被害を受けている。局地的な大雨の影響で川が氾濫するなどの事態が生じたためだ。今の時点で、地域の350世帯が、この浸水のため身動きがとれなくなっている。コチャバンバ県やラパス県でも浸水被害が生じており、保健省はこれらの地域での感染症の広がりに警戒を呼びかけた。

■アラライ湖、動物の死 Los Tiemposの記事
コチャバンバ市に隣接するアラライ湖では、動物の死が相次いでいるという。市の環境局によると、この湖では3月以降、魚の大量死や、野鳥の死が相次いで確認されている。周囲の大雨の影響でこの湖では水位上昇が起きているが、同時に水質の富栄養化や汚染物質の流入が起きているためとみられる。

■インフルエンザに危機感 El Díaの記事
サンタクルスでは、インフルエンザによる危機感が広がっている。市内ではAH3N2型感染による、2例めの死者が確認された。現在この型に加えて、B型の感染も広がっており、今後市内では大流行が起きる可能性がある。市内の学校では手洗いや消毒が励行されるなど、感染抑止に向けた取り組みが始まっている。

■ティティカカのカエルは絶滅に Opinionの記事
ペルー国境、ティティカカ湖のカエルは着実に、絶滅に向かっているという。この湖では大カエルが有名だったが、食用による乱獲の影響でその個体数が激減している。コパカバーナなどではかつて、名物料理でもあったカエルだが、今は食用として使用される機会も大きく減っている。専門家は、捕獲制限などを行なわない限り、確実に絶滅すると警告した。

■オルーロ、ノーカーデー La Patríaの記事
オルーロ市では9日、「ノーカーデー」が実施される。自動車の利用を極力控え、徒歩や自転車で移動しようという取り組みだ。国内では12日が「こどもの日」にあたるため、この直前の日曜が実施に選ばれた。この日、市内中心部の街路ではさまざまなイベントが企画されており、家族連れなどの「ぶらぶら歩き」を推奨している。

■ラパスのシマウマ、国の顔に La Razónの記事
ラパスの「シマウマ」がボリビアの顔になりつつある。市内ではシマウマの着ぐるみの若者たちが、市内で交通整理や交通指導を行なっている。マナー向上と若者の雇用創出のための事業だが、米国のメディアで扱われるなど、ボリビアのイメージ向上にも大きく役立っているという。このモデルはスクレやタリハなど、国内各地にも向かいつつある。


【ペルー】

 width=■アビアンカ、路線申請 Gestionの記事
アビアンカ・ペルー(旧TACAペルー)が航空当局に、路線の運航を新設した。申請がなされたのは、クスコとピスコを結ぶ路線だ。同社はこの1月からこの路線を運航しているが、実質的にこの延長を求めたものだ。ピスコはリマを補完する新たな空港として注目され、また今後LCCの拠点となる可能性もある。

■ピウラ、一斉清掃 El Comercioの記事
ピウラ市民と兵や警察は8日、市街地の一斉清掃を行なった。この町が面するピウラ川が氾濫し、市街地の広い範囲が水に浸かる被害が生じた。この水がようやく引き、市街地の日常を取り戻すべく、一斉清掃が行なわれたものだ。保健省は、この水害により市内で感染症が広がるおそれがあると警告している。


【チリ】

■コンセプシオンで豪雨 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州都コンセプシオンでは、豪雨が降った。この強い雨の影響で、市内では多くの街路が冠水するなどの事態が生じた。さらにコロネルの住宅街では、住宅15棟が浸水被害を受けたという。ロタでは、地域にある病院内に、水が入り込む事態も生じている。市側によると降った雨は、町の排水機能を超えるものだったという。

■サンティアゴは厳戒態勢 BioBio Chileの記事
サンティアゴの警察は、厳戒態勢をとっている。「スーペルクラシコ」と呼ばれる、コロコロ対ウニベルシダー・チレとの間のフットボールの大きな試合を控えているためだ。この試合により、双方のサポーターが暴徒化するおそれがあるとして、警官らが試合会場周辺や中心部での警戒を強めている。


【アルゼンチン】

■コモドロ、2千人が避難 Minuto Unoの記事
チュブ州のオイル産業の町コモドロ・リバダビアでは、今もなお2千人が避難している。この町では先月末から今月にかけて、2度にわたり局地的大雨と洪水に見舞われた。気象機関によると直近の雨は、1時間に63ミリも降ったという。市内では広い範囲が浸水し、とくに交通機関に大きな支障が生じている。

■コモドロ、国道3号不通 La Nacionの記事
チュブ州のコモドロ・リバダビアでは、幹線道路である国道3号が不通となり、再開の見通しが立っていない。この町では先週、新たな水害が発生した。国道3号では、水の通り道が大きな亀裂を生み、道路が分断される事態が生じた。州側によるとこの道路区間の復旧には時間を要する見通しで、この間は迂回が必要だという。

■マル・デル・プラタも水に浸かる La Nacionの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸の町マル・デル・プラタも水に浸かった。この町では8日、一時間に100ミリもの豪雨が降った。この影響でアルベルティ地区やサンフアン地区など、複数の住宅地が水に浸かった。今の時点で人的被害は報告されていないが、市側は浸水地域の住民に、表に出ないよう呼びかけている。

■航空運賃、40%引下げも El Diario Nuevo Díaの記事
国内航空市場へのLCC参入で、航空運賃は40%程度下がる可能性があるという。国内では既存のアンデス航空がLCC型の便の運航を開始し、さらに4社が相次いで参入の予定だ。ブエノスアイレスと国内主要都市を結ぶ路線などで、このLCC就航による価格の低下が予想される。


【エクアドル】

■クエンカで土砂災害 El Comercioの記事
クエンカ近くのパンアメリカン道で、大規模な土砂崩れが起きた。8日朝8時頃、この事態が起きたのはウクバンバの区間で、当時道路を走行していた赤い乗用車が、巻き込まれたとみられる。現在この乗用車の捜索と、乗っていた人の安否、身元確認が進められている。この土砂崩れは大規模で、今の時点で道路復旧の見通しは立っていない。


【コロンビア】

■モコア土石流、死者は314人に El Paísの記事
プトゥマヨ県都モコアで起きた大規模土石流災害による死者は、314人となった。法医学機関が明らかにしたもので、死者のうちわは女性が190人、男性が124人で、18歳以下の年少者が106人となっている。今の時点で、245人の死者の身元が判明している。今もなお100人以上が不明とされるが、すでに一部では不明者捜索の中止の動きが起きている。

■水道の復旧には一か月 Caracol Radioの記事
大規模土石流に見舞われたモコアでは、水道の復旧には一か月程度を要するという。フアン・マヌエル・サントス大統領が8日、見通しを示したものだ。水道の取水、浄水施設が被害を受けたため、市内で水道を利用できる人は全体の45%にとどまる。これが100%になるまで、1か月程度かかるとみられる。市内では電力も大きな被害を受けている。

■セメント会社が寄付 Caracol Radioの記事
セメント会社「アルゴス」が、セメントの寄付を申し出た。大規模土石流に見舞われたモコアでは、多くの住宅が破壊された。新たに再建築の需要が生ずるが、同社は住宅300世帯分の土台に使用されるセメントを無償で提供するという。フアン・マヌエル・サントス大統領は8日、迅速な住宅再建を目指す方針を示している。

■若者の雇用に懸念 Caracol Radioの記事
大規模土石流災害に見舞われたモコアでは、若者の雇用が大きく損なわれるおそれがある。ダビド・ルナ技術相が明らかにしたものだ。市内では光ファイバー網の破壊で、インターネットがまったく利用できない状態だ。通信各社が若者の雇用を支える中、この状況を受けてこうした雇用が損なわれるおそれがある。

■ボゴタ空港が大混乱 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港が8日、大きく混乱した。この日はセマナサンタ(聖週間)を前にした土曜で、多くの人が国際線の便でこの空港に到着した。しかし入管審査を行なう職員が絶対的に不足し、イミグレーションが大混雑したものだ。入国のスタンプを受けるまでに、相当の時間を要したという。

■女子刑務所で食中毒 Caracol Radioの記事
カルタヘナの女子刑務所で、集団食中毒が起きた。ユネスコ世界遺産に登録される旧市街の一角にある、サンディエゴの施設で、この事態が生じたという。多くの受刑者が、中毒の症状を起こした事実は伝えられたが、刑務所側はそれ以上の情報を公開していない。近隣住民によると、救急車20台ほどがこの事態で出動したという。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、警官隊が阻止 El Comercioの記事
カラカスでは8日、反政府デモの行進を、警官隊が阻止した。最高裁が議会効力の停止を判断し、その後撤回した事件を受け、野党は国民にデモへの参加を呼びかけている。ニコラス・マドゥロ政権の退陣と早期選挙実施を求めたこのデモ隊の行進を8日朝、出動した警官隊が押しとどめた。この際、現場には怒号と催涙ガスが飛び交ったという。

■デモ、一週間に4度 News24の記事
カラカスでの反政府デモは、この1週間だけですでに4度行われている。最高裁の議会効力停止判断を受け、野党が市民にデモを呼びかけたことから、各地でデモが行われている。さらに野党リーダーでミランダ州知事のエンリケ・カプリレス氏に対し、15年の選挙出馬などを禁じる判断が出されたことで、さらにデモは激化している。

■アルマグロ氏「和平」呼びかけ El Universoの記事
米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ総裁はベネズエラ政府と国民に対し、「和平」を呼びかけた。国内では各地で反政府デモが激化し、政府側が警官隊を通じてこれをコントロールしようとする動きがある。アルマグロ氏は、暴力の連鎖を防ぐため、対話による解決を双方に求め、力の行使の自粛を呼びかけた。

■独裁者マドゥロは悲劇を生む Tabasco Hoyの記事
反政府デモ参加者らは、独裁者ニコラス・マドゥロ大統領が、国に悲劇を呼ぶ、と訴えた。政府は野党リーダーでミランダ州知事のエンリケ・カプリレス氏の15年の選挙出馬停止などの措置を発動した。反政府デモ参加者は、この措置そのものが独裁者の発想によるものだと強く反発している。

■カプリレス氏、知事にとどまる Caracol Radioの記事
野党リーダーのエンリケ・カプリレス氏は、ミランダ州知事の職にとどまる。政府は同氏に対し、15年間の公職禁止、選挙出馬禁止などの措置をとった。同氏は、「ミランダ州で次の知事が選ばれるまでは、自分が知事だ」として、この職を自主的に降りる考えはないことを示した。

■マクリ、追放に言及 Caracol Radioの記事
アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は、経済ブロックのメルコスルからのベネズエラの「追放」に言及した。同大統領はベネズエラ国民の人権を、ニコラス・マドゥロ政権が無視していると指摘し、同じブロックとしての人権尊重の考えを共有していないと指摘した。この上でメルコスルからの追放の可能性に触れた。首脳がこの件に言及したのは初めてとみられる。

■トゥルピアル航空、パナマへ El Universalの記事
バレンシアにベースを置くトゥルピアル航空が、新たにパナマ線を開設した。同社は158人乗りのボーイング737型機、3機を使用し国内線を運航してきた。新たに週4便の体制で、バレンシア-パナマシティ線の運航を開始した。同社の国際定期便の開設は、これが初めてだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、食肉工場の再開 Periodico La Perlaの記事
ブラジルでは操業が中止されていた食肉工場が、再開する。発表されたのはゴイアス州にある、食肉会社BRFの工場だ。3月17日に食肉スキャンダルが発覚し、この工場は一時閉鎖されていた。各国がブラジル産食肉の輸入再開などを決めたことから、国内食肉産業が再び動き出したことを受け、再開を決めたという。

■黄熱病死者202人に El Paísの記事
ブラジル国内での黄熱病による死者数は、202人に増えた。同国保健省が明らかにした数字で、一連の感染者総数は604人となったという。死者数がもっとも多いのは、感染の震源となっているミナス・ジェライス州で148人、エスピリト・サント州が43人で続く。国内ではこの感染拡大を受け、予防接種運動が行なわれている。

■難破船捜索、米国も協力 El Paísの記事
ウルグアイ領海内で、韓国籍の貨物船が難破し不明となっている件で、米国政府も捜索に協力の手を挙げた。このStellar Daisy号は、ウルグアイの海岸から3700キロの地点で不明なったとみられる。ウルグアイ海軍、空軍に加えアルゼンチン海軍も捜索に加わっていた。米国からも、航空機が捜索に参加する。この船には韓国人とフィリピン人合わせて22人が乗っている。

■パナマ、スカイダイビング事故 Panamáa Américaの記事
パナマでスカイダンピング中の事故が起きた。コンタドール島では、およそ100人が一斉にスカイダイビングを行なうことが9日、予定されている。この演習に臨んだメキシコ国籍の男性が、1万2500フィートの高さから飛び降りたが、着地の失敗で死亡したという。この日、およそ20人が演習に参加していた。

■マリファナ販売店、公開自粛を El Paísの記事
ウルグアイで7月からマリファナ(大麻草)を店頭販売する薬局30店の多くが、その名前や住所を公開することを自粛してほしいと行政に望んでいる。こうした販売店では、マリファナを狙った盗難、強盗事件が起きることを恐れている。今回の販売において、国内の多くの薬局が事件を恐れて、登録を見合わせたことが報じられていた。

■メキシコ、観光地で銃撃 Caracol Radioの記事
メキシコ南部の観光地のバーで、銃撃事件が起きた。現場となったのはイスタパ・シワタネホのビーチ近くにある、観光客向けの店「マルケリダ」だ。8日午前4時頃、この店内で発砲があり、店内にいた4人が死亡している。銃撃が行なわれた背景などについて、警察は捜査中としている。

■仏領ギアナで衝突 Caracol Radioの記事
仏領ギアナの中心地カイエンヌで、デモ隊と警官隊の間での衝突が起きた。地域メディアの報道によると、デモ隊は公共投資や公共サービスについての要求行動から、デモを行なっていた。この際にこれを抑えようとした警官隊との間で衝突があり、警官2人が負傷したという。


【国際全般】

■ポーランドで建物崩落 El Comercioの記事
ポーランド南西部のシュフィエボジツェで建物が崩落する事故があった。崩れたのは第二次世界大戦前に建造された集合住宅だ。この崩落で、これまでにこども2人を含む5人が死亡し、今もなお1人が不明となっている。事故当時この建物には、18世帯が居住していたとみられている。