2017.04.10

【ボリビア】

■チリ、5つの条約などに違反 La Razónの記事
ボリビアは、チリが5つの条約や国際規約に違反していると訴えている。オルーロ県ピシガの国境で、ボリビアの税関職員と兵合わせて9人がチリ側に逮捕された。またイキケでは、取材活動中の記者ら2人が拘束される事態も生じた。ボリビア政府はこれらの件を問題視し、国連機関や米州機構(OAS)の人権委員会に訴えを起こしている。

■トラック運輸業、ボリビアも批判 Eju.tvの記事
トラック輸送業の団体は、ボリビアの税関職員の姿勢をも批判している。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用し、両国間を結ぶトラックの便は多い。しかし関係悪化からチリの税関に「嫌がらせ的対応」をとられるケースが増える一方、ボリビアの税関も官僚的に対応するだけで、不十分であると批判したものだ。

■アルセ法相、チリに行かない El Díaの記事
エクトル・アルセ法務大臣は、「チリにはいかない」と断言した。オルーロ県のピシガの国境でボリビアの9人が逮捕された件を受け、同大臣はアルト・オスピシオの拘置施設を訪れる計画を示していた。しかしチリ側から「嫌がらせ」の一環でビザ取得を求められたことを受け、同国訪問を取りやめたという。

■エボ、ツイッター1年 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領がツイッターを通じた発信を開始してから、1年となった。同大統領は長い間、こうしたツールを使用することに後ろ向きだったが、昨年4月に突然ツイッターを開始した。この一年で1070件をツイートし、多くのフォロワーがいる一方、同大統領がフォローしているのはローマ法王フランシスコ1世など4件だけとなっている。

■炭酸リチウム工場、25社が関心 Página Sieteの記事
国内リチウム資源を活用した、炭酸リチウム工場に国内外の25社が関心を示している。エネルギー省のルイス・アルベルト・エチャス副大臣が明らかにしたものだ。ポトシ県のウユニ塩湖やオルーロ県のコイパサ塩原のリチウム資源を活用し、炭酸リチウムを生成する工場に多くの企業が関心を示している。国は年間1万5千トンの炭酸リチウムを生産したい考えだ。

■教員ら、72時間ストを通告 P´gina Sieteの記事
ラパス、サンタクルスなど都市部の教員の団体は、72時間の時限ストを行なうことを通告した。教員らは教育分野への公共投資の拡充や賃金の改善などを求め、社会闘争に入っている。先月にはオルーロ県内からラパスにかけて、デモ行進を行なったばかりだ。交渉が前に進まないことから、新たにストライキを通告したものだ。

■大豆、3千輛分輸送 El Díaの記事
東部鉄道は2016年、貨車3000輛分の大豆を輸送したという。大豆はボリビアの主要な輸出農産物で、とくにサンタクルス県での生産量が多い。同県からブラジルやアルゼンチンに貨物鉄道で輸送されることが多く、年間で3000輛分の輸出を行なったという。国内では東部鉄道とアンデス鉄道を結ぶ大陸横断鉄道計画が進められ、実現すればこの輸送量はさらに増大するとみられる。

■議長、中絶合法化の意義強調 Página Sieteの記事
ガブリエラ・モンタニョ下院議長は、中絶合法化の意義を強調した。現在、違法となっている中絶を一定条件下で合法化することが検討されている。モンタニョ議長は、中絶の失敗により年間500人の女性が命を落としていると指摘し、中絶は保健福祉上の大きな問題であると断じた。この上で合法化により、より安全な環境が守られるとした。

■ベニの戦い、最後の戦士が死去 Los Tiemposの記事
パラグアイとの間で勃発したチャコ戦争の、ベニの戦いで戦った最後の戦士が、死去した。死亡したのはエンリケ・スアレス・ディッケル氏だ。同氏は15歳の若さで、アマゾン地方の資源を守る戦いで戦士として参加した。同氏は昨年、100歳を迎えたばかりだったが、8日夕方にリベラルタの病院で息を引き取ったという。

■牛乳、大幅な減産 El Mundoの記事
国内産の牛乳は、大幅な減産になるという。搾乳団体によるとコチャバンバ県内では一日にこれまで45万リットルが生産されていたが、これがおよそ半分の29万リットルまで減っている。またサンタクルス県でも同じく8万リットルが、4万リットルに減っている。気候変動や餌の問題など、複合的な要因によるもので、生乳価格の上昇は避けられないという。

■コチャバンバ、水噴出 Los Tiemposの記事
コチャバンバ市内で、水道管のトラブルから街路が水浸しになる事態が生じた。現場となったのはシルクンバラシオン通りとベイジング通りの角付近だ。道路に敷設されている水道管が破裂し、大量の水が噴出したという。水道会社が出動し緊急の工事を実施し、今は噴出は止まっている。

■ポロンゴ、魚祭 El Díaの記事
サンタクルス県のポロンゴではこの週末、魚祭が行なわれた。この地では川などからの淡水魚が名物で、魚の販売やプロモーションを行なうイベントだ。9日から16日はセマナサンタ(聖週間)で、この期間中は赤身肉の消費を避け、魚を食べる習慣があることから、この時期に合わせて開催されたものだ。

■ウユニ、一大観光地に成長 Opinionの記事
ポトシ県のウユニ塩湖は、国内随一の観光地に成長している。1万2千平方メートルにわたるこの湖の景色は、世界じゅうでここでしか見られない。この観光開発の起爆剤となったのは、4千メートル滑走路を持つラ・ホヤ・アンディーナ(アンデスの宝石)空港の開港だ。今は一日に8便が、ラパスなどから到着し、次々と観光客が訪れている。

■Boltur、セマナサンタパック販売中 Página Sieteの記事
国営旅行会社Bolturは、セマナサンタ(聖週間)向けのパック旅行商品を販売している。同社によると今年のこの観光繁忙期には、とくに自然の美しさに触れる商品に力を入れているという。国立公園やユンガス地方のソラタを訪れる商品などに人気が集まる。また16日に、ティティカカ湖をクルーズするパック商品も発売されている。


【ペルー】

■ピウラ、デング707件 El Comercioの記事
ピウラでデングの感染例が急増している。県保健局によると、これまでに感染が確認された人は707人にのぼる。県都ピウラでは、ピウラ川の氾濫による大洪水が起きたばかりだ。この感染症を媒介するネッタイシマカが増えたとみられ、この感染増加に直結したとみられる。保健局は薬剤散布などで、蚊の発生を抑える方針だ。

■国産キヌア、タイで需要増加 La Repúblicaの記事
国産キヌアの需要が、東南アジアのタイで増加しているという。2016年、ペルーからタイに輸出されたキヌアは33万4443ドルと、2015年の7万3316ドルから実に356%増えた。その絶対量は少ないものの、2013年をピークに欧米への輸出が減る中、国内生産者や輸出業者にとって注目する国となっている。


【チリ】

■パハリートス駅に案内所 La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)のパハリートス駅に、新しい施設がオープンする。この駅内に設けられるのは、政府観光局直営の案内所だ。この駅は、アルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港に向かう市民が、乗り継ぎに多く使用する。国内外からの観光客の利用も多いことから、この駅に新たな案内所を設けることになったという。

■医療ゼネストを通告 BioBio Chileの記事
医療分野の労働組合は、今月25、26日の両日にゼネストを行なうことを通告した。公営病院などの労働者らが、この分野への公共投資の拡充や待遇の改善を求めた動きだ。スト決行となれば、この48時間にわたり国内27の医療機関で、緊急医療を除く医療行為は、中止されることになる。


【アルゼンチン】

■コモドロ、10万人に影響 Clarín.comの記事
チュブ州のオイル産業の町コモドロ・リバダビアの水害で、市民10万人が被害や影響を受けている。この町では2度にわたり局地的な大雨に見舞われ、浸水や泥流などの被害を受けた。州側によると市内では今も、9千人が家から出ることが難しい状態にあるという。また国道3号線の分断個所では、復旧の見通しは今も立っていない。

■コモドロに食料5千キロ送付 El Onceの記事
政府はチュブ州のコモドロ・リバダビアに、食料5千キロを送付した。コモドロでは水害が2度にわたり繰り返され、多くの市民が困難に直面している。政府はこの事態を受けコメや砂糖、フィデオ(パスタ)、カカオ、トマトなどを現地に空輸した。州側によると市内では食料のほか、基本的な日用品も不足しつつあるという。

■カバジート、古い駅舎が商業施設に Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、カバジートの古い駅舎が、商業施設に生まれ変わった。この駅舎は20世紀初頭まで使用されていたもので、とくに国内内陸とを結ぶ貨物の拠点だった。この駅舎などが改造され、商店やレストランなどが入る商業施設に生まれ変わった。運営側によると、とくにグルメに重点を置いたという。

■国民、睡眠時間が足りない Clarín.comの記事
アルゼンチン国民は、全体的に睡眠時間が足りていないという。Clarínが行なった調査の結果、国民の実に51%は、睡眠時間が6時間以下と答えた。中でも7%は、4時間以下としている。またおよそ7割の国民は、睡眠の質に問題があると回答し、疲れがとれないなどの悩みを抱えているという。

■雨、国産大豆に影響 La Nacionの記事
各地で発生している大雨が、国の主要な輸出農産物である大豆に、影響を残すおそれがある。チュブ州のコモドロ・リバダビアやトゥクマン州で水害が相次いだが、今年に入ってからはサンタ・フェ、コルドバ州でも水の被害が生じた。こうした影響で国産大豆の収穫が落ち込むおそれがあり、ロサリオの大豆市場の価格もセンシブルになっているという。

■AR、6.5%増 Télamの記事
アルゼンチン航空のこの第1四半期(1~3月)の利用は、前年同期比で6.5%の増加となった。同社が明らかにしたもので、この期間中の国内線、国際線の総利用者数は326万4800人だったという。またこの期間中の搭乗率は82%と、前年同期の79%から3ポイント上昇した。


【エクアドル】

■大統領選、結果確定 El Comercioの記事
2日に投票が行われた大統領選挙の決選投票の結果が確定した。選管が開票100%の数字を示したものだ。当選が伝えられていた中道左派のレニン・モレノ候補の得票は51.15%、中道右派のギジェルモ・ラッソ候補の得票は48.85%だった。選管のフアン・パブロ・ポソ委員長は、この結果を9日、公報で伝えた。

■ウクンバンバ土砂災害、死者2人 El Universoの記事
アスアイ県クエンカ近郊のウクンバンバで起きた土砂災害で、2人の死亡が確認された。パンアメリカン道が広域にわたり土砂に塞がれる事態が生じたものだ。この土砂に赤い乗用車が巻き込まれたことが明らかになったが、この救出活動をしていたところ、別の一台も被害にあっていたことが分かったという。


【コロンビア】

■モコア、依然103人不明 El Espectadorの記事
プトゥマヨ県都モコアでは、依然として103人が行方不明だという。法医学機関が9日、明らかにした数字だ。この町では3月31日から翌朝にかけて局地的な雨が降り、3つの河川が同時氾濫して大規模な土石流が発生した。今の時点で316人の死亡が確認され、このうち252人の身元が判明している。

■カケタ川で62遺体発見 Caracol Radioの記事
カケタ川ではこれまでに、62人の遺体が発見、収容されているという。モコアで起きた土石流災害の犠牲者が、この川に流され下流域に流れ着いているものだ。この河川には同時に動物の死骸や、瓦礫なども流入している。水質が汚染されているおそれがあるとして、水道用の取水が停止され、一部で断水が生じている。

■エクアドルから物資20トン Caracol Radioの記事
大規模土石流災害に見舞われたモコアには、エクアドルから20トンの物資が届いた。今回の災害を受け、各国からの支援が現地に届きつつある。隣国エクアドルはいち早く支援に手を挙げ、飲み水や衛生関連品、タオル、女性用の生理用品などの物資を現地に届けた。エクアドル外務省は、今後引き続き必要な支援を継続する姿勢を示している。

■モコアの経済活動を支援 Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、土石流災害に見舞われたモコアの経済活動を支援する方針を示した。政権は産業省に対し3億ペソの予算を用意し、現地の経済活動復旧支援を行なう。大きな被害を受けたモコアの町だが、現地の生産活動や商業を早くに復旧させる方針だ。経済による復興の牽引を目指している。

■コルドバ県で小型機事故 Caracol Radioの記事
コルドバ県で小型機の事故が起きた。この小型機は、トルーとカリを結ぶ旅客輸送を行なっている。この輸送を終え、操縦士一人が乗った小型機がトルーに戻る際に事故を起こした。コルドバ県警によると、この操縦士は無事脱出し、この事故による人的害はないという。事故の詳細は伝えられていない。

■入管職員を緊急増員 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港では、入国審査にあたる職員を緊急増員した。セマナサンタ(聖週間)前の週末となった8日、同空港では入国者の長蛇の列が生じ、多くの人が長時間待たされた。この事態を受け、入管局は対応職員を急遽、増員したものだ。旅行繁忙期であるセマナサンタ期間中、国内外を旅行する人は200万人に達すると予想されている。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、51人逮捕 El Comercioの記事
カラカスなど各地で行われている反政府デモで、これまでに51人が逮捕された。先々週、最高裁が議会効力を否定する裁定を出し、国内外からの反発で撤回する事態が生じた。これを受け野党は、国民に対し街路でデモに参加するよう呼びかけた。各地で激しいデモが行われ、多くの逮捕者が出ているものだ。

■反政府デモ、負傷者は17人 El Paísの記事
国内各地で行われている反政府デモによる負傷者は、17人となった。カラカス中心部では数千人から数万人にのぼるデモ行進が行われ、一部が暴徒化し、警官隊が催涙ガス弾を使用する事態に至っている。一部は、国民が「不合理な裁定」を行なったとみなす最高裁の施設にも近づいた。デモ隊はニコラス・マドゥロ政権の退陣と、選挙の前倒し実施を求めた。

■IMF、ベネズエラに安定が必要 El Paísの記事
国際通貨基金(IMF)は、ベネズエラに政治、経済的な安定が必要と指摘した。ブエノスアイレスで同機関のダビド・リプトン氏が指摘したものだ。経済失政により国内では物資不足とインフレが進み、国民生活が困窮に陥っている。この事態がさらに、反政府運動を激化させる状況となった。同氏は、国内の安定が同国のみならず地域社会全体にとって必要だと断じた。

■サント・ドミンゴでもデモ Noticias SINの記事
ドミニカ共和国の首都、サント・ドミンゴにあるベネズエラ大使館前でも、デモが行われた。国内在住のベネズエラ国民が、ニコラス・マドゥロ政権の早期退陣と、民主選挙の前倒し実施を求めたものだ。同様のデモは近隣各国やスペインなど欧州のベネズエラ大使館の前でも行われている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブエノスアイレス線は20日から Ultima Horaの記事
アマソナス・パラグアイによるアスンシオン-ブエノスアイレス線の運航は、この20日から始まる。ボリビアのアマスソナスとスペイン企業が合弁で立ち上げた同社は、モンテビデオ、イキケに続く新たな国際定期便を開設する。乗り入れるのは、ブエノスアイレス市街地に近いホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)で、一日1往復の運航となる。

■沈没貨物船、手がかり見つからず El Paísの記事
ウルグアイ沖の大西洋で難破、沈没したとみられる貨物船について、手がかりも見つかっていない。ウルグアイ空軍、海軍が空と海から捜索を続けているものだ。海岸から3700キロ付近に沈没したとみられる韓国船には、韓国人とフィリピン人、合わせて22人が乗っているとみられる。この捜索にはアルゼンチン、ブラジル、米国も参加している。

■ナティーボからオリンピックへ Caracol Radioの記事
ブラジルでは、伝統的生活を踏襲するナティーボ(先住民)の人々を、オリンピック選手にする計画がスタートした。アマゾン水系の部族にカヌーやカヤックを送り、スポーツ競技選手としての指導を行なう。オリンピック出場を目標に、競技者として育てるというものだ。多くのナティーボは、交通手段などとしてカヌーなどを使用しており、「資質」は十分だという。

■ポシートスのカフェに批判 El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオ近くのポシートスのカフェに、インターネット上などで批判が集まっている。一軒のカフェバーの店頭に「犬とメキシコ人の入店お断り」との表示がなされているものだ。SNS上などで、民族差別などに該当するとして批判が起きている。この批判に対し店のオーナー側は「ただの誤解で、差別意識などはない」と説明している。