2017.04.11

【ボリビア】

■チリ問題、ALBAへ La Razónの記事
ボリビアはチリの問題を、米州ボリバル代替構想(ALBA)に持ち込む。オルーロ県ピシガの国境で、税関職員と兵合わせて9人がチリ側に逮捕された件について、ボリビアは不当逮捕と訴えている。キューバのハバナで開かれるALBAの会合で、この件を各国に説明する方針だという。ボリビア政府は国連や米州機構(OAS)の人権機関にもこの問題を訴えている。

■副大統領、化学兵器については非難 El Díaの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、化学兵器使用については非難した。先週、アサド政権が化学兵器を使用したとして、米国がシリアへの空爆を行なった。非常任理事国のボリビアは国連安保理で「独断だ」として米国を批判したが、一方同副大統領は化学兵器の使用は非難されるべきだとの見解を示した。

■エボ、ツイート積極発信 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ツイッターを通じた発信を次々と行なっている。モラレス大統領はキューバで喉の手術を受けて間もないため、現在医師から声を出すことを止められている。このためことばによる発信をツイートを通して行なっているものだ。モラレス大統領によると、ことばを発することの解禁は17日頃になるという。

■リチウム、年間15億ドル La Razónの記事
ルイス・アルベルト・エチャス副大臣は、リチウム産出、輸出によりボリビアは年間15億ドルの利益を受けるとの試算を示した。ポトシ県のウユニ塩湖やオルーロ県のコイパサ塩原には、世界有数のリチウム資源があることが確認されている。政府はこの資源開発で新たな国造りを行なう計画だ。同副大臣は、4~5年後にはこの産出が可能になるとの見方を示した。

■パラグアイとも電力融通へ Página Sieteの記事
ボリビア、パラグアイ両国は相互に電力融通を行なうことに合意した。ボリビアは電力を新たな輸出品と位置づけ、国内での電源開発を進めている。まずアルゼンチンとの間に送電網の整備が着手されており、今回の合意を受け、パラグアイとの間にも同様の整備を行なうことを決めた。政府はさらにブラジルやペルーへの供給網の整備の可能性も模索している。

■チュキサカ、コチャバンバ県で水害 Los Tiemposの記事
国内では現在、チュキサカ、コチャバンバの両県で水害が起きているという。オスカル・カブレラ国防副相が明らかにしたものだ。大雨の影響でチュキサカ県内のチャコ地方と、コチャバンバ県の熱帯地方で川の氾濫や洪水などが起きている。現在国内の広い範囲は雨季が終わり、乾季に向かう時季だが、両地域では依然として雨が多いという。

■性別変更、95人 La Razónの記事
国内では市民登録の性別変更の手続きを、95人がとったという。トランスジェンダーや性同一性障害を抱える人が、自身の身体の性を変更することが昨年から、認められるようになった。支援団体によるとこれまでに、95人がこの性別変更の手続きをとり、自身の心の性にマッチしたIDなどを得たという。

■受取送金、3.1%増 El D&aicute;aの記事
ボリビアがこの1~2月、国外から受け取った送金額は、前年同期比で3.1%増えたという。中央銀行(BCB)が明らかにしたもので、この期の受取送金額は1億8910万ドルで、33.8%はスペインから、17.1%は米国から、13.1%はアルゼンチンから、10.5%はブラジルからだ。この受取送金は、ボリビアの国内総生産(GDP)のおよそ1割を占める。

■議会、不履行問題で説明求める Página Sieteの記事
議会はミルトン・クラロス公共事業相に、契約不履行問題の説明を求めた。イクシアマスとサン・ブエナベントゥーラを結ぶ道路の建設工事を請け負ったスペインのコルサン・コルビアン社が、対価を受け取りながら事業を放棄してしまった問題だ。政府側はこの件について調べを進めるとしているが、野党側は政府に対し、同社が落札した経緯を含め説明するよう求めた。

■太陽の島で社会闘争 Página Sieteの記事
ティティカカ湖に浮かぶ太陽の島(イスラ・デル・ソル)で、社会闘争が起きている。コパカバーナに近いこの島は、国内有数の観光地だが、島内のチャリャパンパ、チャリャのコミュニティが観光客受け入れ態勢などで、要求行動をとっているものだ。この事態が激化すると、この島への観光がストップするおそれがある。

■オルーロ空港、テナント6割 La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港のテナントスペースの6割は、埋まっているという。2013年2月に開港したこの空港のターミナル内には、20の店舗があるが、今は12店が営業中だ。しかし空港運営側によると、テナント料は低く抑えられており、空港運営の収支上はまだ赤字が続くという。同空港では旅客定期便の就航が進まず、便数が少ない状態が続いている。

■ブラジル・ナッツ、40%減 Página Sieteの記事
国産のブラジル・ナッツは今季、生産量が前期よりも40%減る見通しだという。セサル・コカリコ農村開発相が明らかにしたものだ。国内ではベニ、パンド県やラパス県北部でこのナッツの生産が盛んだ。しかし気候変動などの影響で今季、この収穫量が減っていることが指摘されている。国内のこのナッツの生産量は、名前が冠されたブラジルよりも多い。


【ペルー】

■トルヒーリョ薬剤散布 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県都トルヒーリョでも、薬剤の散布が始まった。国内では中部から北部で、局地的な大雨による洪水や土砂災害が広がった。これらの地域で、蚊が媒介するデング感染が増えたことから、蚊発生を抑止するための薬剤散布が各地で行われている。一時市内の広い範囲が水に浸かったトルヒーリョでも、この作業が開始された。


【チリ】

■二階建てトランサンティアゴ、前向き BioBio Chileの記事
サンティアゴの交通システム、トランサンティアゴへの二階建てバス車輛導入に、利用者の多くが前向きな評価だ。市側はこの型の車輛導入を見据え、3月9日からテスト運行を行なっている。通常84席の車輛だが、二階建てにすることで128席が設けられ、利用者からも評価の声が多い。市側は2018年からの本格導入を目指している。


【アルゼンチン】

■コモドロ、降雨890%増し Diario Jornadaの記事
チュブ州のオイル産業の町コモドロ・リバダビアではこの雨季、通常より890%も多い雨が降ったという。気象機関が明らかにしたものだ。この町ではこの半月で2度、豪雨による水害、土砂災害が起きている。今季の雨は非常に多く、今月に入ってからは24時間雨量が232ミリに達した日もあった。3月30日以降は、一日平均48ミリの雨が降り続いた計算になるという。

■国道3号、再開見通し立たず Tucuman a Las7の記事
チュブ州コモドロ・リバダビア付近を通る国道3号は、依然として通行再開の見通しが立たない。この町は二度にわたり局地的豪雨による水害に見舞われた。この際、鉄砲水のような状況となり、幅10メートルにわたる亀裂が、この幹線道路に生じた。交通省や州は通行再開に向けた調査を始めたが、今の時点で工事方法なども決まっていない。

■マル・デル・プラタ、また大雨 La Nacionの記事
先週、大雨による浸水被害を受けたブエノスアイレス州のマル・デル・プラタが、また大雨に見舞われた。気象機関によると48時間で220ミリもの雨が降り、市内では再び浸水や冠水の被害が生じた。市内にある裁判所施設は浸水し、業務に支障が生じている。また10日の市内の学校の多くが、児童や生徒の安全のため休校措置をとった。

■スブテ、自転車解禁計画 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)車内に、自転車を持ち込むことを解禁する計画が示された。市内では、二酸化炭素を排出しない自転車が交通機関として急速に利用拡大している。現在は禁止されているスブテへの持ち込みを解禁するべきとの議論があり、計画が示されたものだ。スブテでは週末などに限り、小型の犬などを連れて乗車することが認められたばかりだ。


【エクアドル】

■キトの道路で陥没 El Comercioの記事
キトの道路で、大きな陥没が起きた。この事態が起きたのは市内北部のマヌエル・マリア・サンチェス通りだ。アタワルパのスタジアムにぬけるこの道に大きな穴が開き、通りかかった車輛2台が巻き込まれた。深さ3メートルのこの穴は、大雨の影響による地盤沈下が原因で生じたとみられる。

■ロハ県で土砂災害 El Universoの記事
ロハ県で土砂災害が発生し、幹線道路が土砂に塞がれている。この事態が起きたのはカタコチャとマカラを結ぶ道路だ。大雨の影響で地盤が緩み、土砂と泥流がこの道路を覆っている。この道路はロハとペルー国境を結ぶルートに相当するが、今の時点で通行再開の見通しは立っていない。


【コロンビア】

■法王、モコア訪問を検討 Caracol Radioの記事
バチカンのローマ法王庁は、法王フランシスコ1世のモコア訪問を検討しているという。法王は今年コロンビアを訪れることになっているが、大規模土石流により300人以上の死者を出した被災地モコアを、訪問地に加えることを検討していることを明らかにした。法王は6日、モコアの被災者への連帯の意を示している。

■モコア、集団移転の可能性 Caracol Radioの記事
政府は、プトゥマヨ県都モコアの土石流被災地について、住民の集団移転を検討し始めた。3月31日夜から翌朝にかけての局地的雨で3つの河川が同時氾濫し、この災害に至った。今後同様の雨が降れば、再び災害が繰り返されるおそれがあり、政府側はより安全な場所への集団移転、宅地造成の可能性を探っている。

■被災者の自殺企図5件 Caracol Radioの記事
モコアの土石流災害の被災者5人がこの災害発生後、自殺を図っていたという。シヌ大学の心理学の専門家が明らかにしたものだ。今回のこの災害では多くの人が、家族や財産、生活を損なった。避難生活を続ける人が多い中、将来に対する先行き不透明感や喪失感などから、自殺を考える人が増えていると指摘した。

■通信は正常化へ El Espectadorの記事
モコアの通信インフラについては、ほぼ正常化しつつあるという。土石流災害を受けた17の地域では、電話やインターネットなどの通信インフラが一時全面的に損なわれた。情報通信省は、この被災地のインフラ復旧を進め、一帯でも携帯電話、固定電話、インターネット接続が可能となったことを明らかにした。

■修道女誘拐、コロンビア警察も捜査 Caracol Radioの記事
西アフリカのマリでコロンビア国籍の修道女が誘拐された事件で、コロンビア警察も捜査を行なっている。現地でボランティア活動を行なっていたグロリア・セシリア・ナバレス・アルゴティ氏が拉致されたのは2月7日のことだ。同国ではアルカイダ系の過激派が台頭しており、この関与の可能性が指摘されている。この修道女が連れ去られたのはコートジボワール国境の町だ。

■ボゴタ空港、滑走路閉鎖 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港では10日、滑走路の一本が一時閉鎖される事態が生じた。12時50分頃、2本の滑走路のうち南滑走路で、パストに向かおうとしたLAS社の貨物機が、技術的問題で動けなくなった。このボーイング727型機が滑走路を塞いだため、およそ2時間にわたりこの滑走路が使用できなくなった。

■アビアンカ、増便体制 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空はこのセマナサンタ(聖週間)期間中、増便体制をとる。今週はセマナサンタだが、とくにこの後半は旅行シーズンとなり、多くの人が国内外を訪れる。旅客航空便の需要が増大することを受け、同社は17日まで、一日平均30便の臨時便を運航する。国内の旅行会社の団体は、この期間中にはコロンビア国民の15%が旅行すると予想している。

■カルタヘナ水道トラブル Caracol Radioの記事
カルタヘナで水道のトラブルが生じた。水道会社によると9日夜、市内に敷設されている水道管で破裂が起こり、合わせて15の地域で水道供給が途絶えた。同社は復旧工事を進め、10日午前6時頃までには断水は解除された。この破裂による水の噴出で、浸水被害などは起きなかったとみられる。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、地方選挙を宣言 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、地方選挙の実施を宣言した。州知事や市長など、地方首長を選ぶ選挙の実施を発表したものだ。国内では先々週、最高裁が議会効力を否定する裁定を出し、国内外からの圧力でこれを撤回する事態が起きた。国内では多くの国民が、大統領選挙の前倒し実施を求めるデモを続ける中、この地方選挙実施の発表となった。

■カラカス、反政府デモ阻止 Caracol Radioの記事
カラカスでは10日、反政府デモ行進が警官隊により阻止された。国内ではニコラス・マドゥロ政権の退陣を求め、選挙の前倒し実施を求めるデモが各地で激しく行われている。カラカスではこの日、大規模なデモ行進が予定されていたが、警官隊が催涙ガス弾などを使用し、これを止めたという。市側は、市民が危険にさらされるのを防止するための措置と発表している。

■反政府デモ、セマナサンタ期間中継続 El Universoの記事
野党は、国内各地での反政府デモを、このセマナサンタ(聖週間)期間中、継続する方針だ。現在セマナサンタを迎えており、16日の復活祭まで続く。野党はこの期間中、政権打倒と大統領選前倒しを求めるデモを国民に呼びかけることを決めた。マドゥロ「独裁」政権に対し、外圧が強まっていることも野党の追い風となっている。

■マドゥロ、キューバへ La Terceraの記事
国内が大規模な反政府デモで揺れる中、ニコラス・マドゥロ大統領はキューバのハバナを訪れる。米州ボリバル代替統合構想(ALBA)各国からの支援を求めるための訪問だ。米州機構(OAS)の20か国は、ベネズエラの同機構からの資格停止を指示しており、マドゥロ政権はウゴ・チャベス元大統領により形成されたALBAに、支援を求めることになった。

■コスタリカ、カプリレス氏問題に懸念 Caracol Radioの記事
コスタリカ政府は、エンリケ・カプリレス氏に対する問題で重大な懸念を示した。野党指導者でミランダ州知事のカプリレス氏に対し、政府は今後15年間の選挙出馬禁止などの措置をとった。同氏は過去2度、大統領選に出馬しており、来る選挙ではニコラス・マドゥロ政権の対抗馬となる可能性があった。コスタリカ政府は政府による野党への弾圧と、この動きを批判した。

■ナチョ氏、デモでガスの影響 El Nuevo Heraldの記事
国内でもっとも著名な歌手の一人であるナチョ氏が、反政府デモ参加の際警官隊のガス攻撃を受けたという。同氏は国内で広がるデモ参加のため、活動拠点の米国マイアミからカラカスに来て、デモに参加した。この際、警官隊が放ったガスを受け、体調不良などを訴えている。ナチョ氏は1983年生まれの33歳、2010年にラテンアメリカ・グラミー賞を得た。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルサルバドルで群発地震 Caracol Radioの記事
エルサルバドル中部で、群発地震が起きているという。同国の環境自然資源省によると、9日夕方以降これまでに38度にわたり地震が発生し、首都サンサルバドルでも揺れを感じている。震源となっているのは首都から8キロのアンティグオ・クスカトラン付近で、活断層の影響とみられている。環太平洋造山帯に位置する同国は、世界有数の地震国の一つだ。

■ウルグアイ雨被害 El Paísの記事
ウルグアイで大雨の被害が報告されている。アルティガス、リベラの両県では局地的大雨で浸水被害が生じ、100世帯以上が避難を強いられている。アルティガス市内から13キロのキャンプ場ではこの浸水で、すべての人が避難を余儀なくされた。またこの雨と川の増水により、数人が行方不明になっているとの情報もある。

■メルコスルとAPは磁石のように Caracol Radioの記事
二つの経済ブロック、メルコスルとアリアンサ・デル・パシフィコ(太平洋同盟=AP)は、「磁石のように」なるという。パラグアイの経済副大臣が語ったものだ。両ブロックは、経済面の連携や協力について協議する場を設ける。ベネズエラを除くメルコスル4か国とAP4か国、合わせて8か国の貿易などの新しい枠組みが誕生する可能性がある。

■米国航空会社、市場分析の失敗 Caracol Radioの記事
米国の複数の航空会社にとって、キューバ路線の戦略は「失敗」だったという。両国の関係正常化を受け、両国間を直接結ぶ航空便の開設が相次いだが、ここにきてこれらの減便や休止が伝えられている。コンサルタント会社は、この米国-キューバ路線について、航空各社が市場分析を誤ったと指摘し、供給過剰になったことが原因と結論づけた。

■アズール・ウルグアイへ前進 Mercado e Eventosの記事
ブラジルのアズール航空は、ウルグアイのモンテビデオをベースとする「アズール・ウルグアイ」の新設に向け、前進した。同社は昨年10月に運航を停止したアラス・ウルグアイからの路線などの引継ぎを目指している。モンテビデオとサンパウロ、ポルト・アレグレ、ブエノスアイレスなどを結ぶ路線の就航を目指し、ウルグアイの航空当局との具体的協議に入った。

■マナグア空港移転に台湾が協力 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグア、マナグアの空港移転計画について、台湾政府は協力を申し出た。ロサリオ・ムリーリョ副大統領が明らかにしたものだ。マナグアのアウグストCサンディーノ空港は、手狭になり、老朽化も進んでいることから、郊外への移転新築が検討されている。台湾当局から、この技術支援や資金援助の申し出があったという。

■メキシコでも黄熱病対策 Diario de Poza Ricaの記事
メキシコでも、黄熱病対策が講じられ始めた。ブラジルで黄熱病の感染が広がっていることから、オイル産業の町ベラクルスでは、媒介する蚊を抑止するための薬剤散布が開始された。また保健省はブラジルや、周辺のボリビア、コロンビアなどを訪れる国民に対し、黄熱病の予防接種を受けることを推奨し始めている。

■パナマ、農業政策脆弱 Panamáa Américaの記事
パナマの農業政策は、脆弱だという。世界経済フォーラムによると、農業分野のパナマの競争力は、138か国中120位に低迷している。世界的な農業産地間競争に置いて、パナマの競争力は低く、この背景には積極的な政策展開の欠如がある。政府は今後10年の農業計画を近く、示す予定となっている。