2017.05.06

【ボリビア】

■カトリック教会、国民投票案支持 Correo del Surの記事
カトリック教会は、中絶合法化について国民投票を行なう案を支持する方針を示した。政府は暴力による妊娠や、経済的理由で子育てが難しいなどの理由による中絶を、合法化する姿勢だ。カトリック教会はこの合法化に反対しているが、政府内からこの是非についての国民投票を行なうとの案が示され、これに賛意を示した。

■賃上げ、公務員などは除外 Página Sieteの記事
政府は、国家公務員、地方公務員、そして大学職員を除き今月末までに、賃上げを行なうことを義務づけた。政府は有力労働組合連合との合意を基に、最低賃金の10.8%、基本給の7%引き上げをこの1日に発表した。しかしこの大幅な人件費上昇で、経営が悪化するおそれがあるとして中小零細企業への適用を見送るよう、要望が出されていた。政府はこの要望をはねつけた。

■狂犬病、全国的に増える El Díaの記事
保健省は、狂犬病が全国的に増えているとの見方を示した。サンタクルス県でこの感染、発症で14歳少年が死亡し、またオルーロ県でも感染が増加していることが報じられている。保健省はこの2県だけでなく、9県すべてでこの感染が増加傾向にあるとした。狂犬病はすべての哺乳類が感染するおそれがあり、発症すると致死率はほぼ100%だ。

■オンブズマン、解放に動く La Razónの記事
オンブズマン機関は、チリに拘束されている9人の解放運動を、独自に開始した。3月19日、オルーロ県ピシガの国境で職務中の税関職員と兵らが突然、逮捕されたものだ。ボリビア政府はチリでの法的手続きをとり解放を迫ったが、実現に至っていない。オンブズマン機関は独自にこの運動を展開し、国際機関に対する働きかけなども今後行なうという。

■ブラジルとガスの覚書 Página Sieteの記事
ボリビア、ブラジル両国は、天然ガスの輸出入についての覚書を交わした。両国のエネルギー担当高官がサンタクルスで協議を行なっていたものだ。これから冬を迎え、ブラジルでもガスの需要が増すことから、この量割り当てや価格について協議が行なわれていた。また2019年から、ボリビアが輸出を目指す尿素についても、合意がなされている。

■アルゼンチン、最大限のガス求める Página Sieteの記事
アルゼンチンは、ボリビア産天然ガスの輸入割当を最大限にすることを求めている。同国はボリビアにとって第二の天然ガス輸出相手国だが、不足分を補うためチリ産のガスの輸入を検討していることを明らかにした。冬の間の輸出割り当てはこれまで1900万立方メートルだったが、同国はこれを2100万立方メートルに増やすよう要求している。

■コチャバンバ-オルーロ、県境合意 El Díaの記事
コチャバンバ県とオルーロ県は、両県間の県境の73%について、確定することで合意した。イバン・カネラス知事とビクトル・ウゴ・バスケス知事が覚書を交わしたものだ。新たに149個所での県境が確定することとなる。国内では行政官の境目を争う事例が多発しており、オルーロ県とポトシ県の間では、紛争も相次いで起きている。

■ティンクで37歳男性死亡 Página Sieteの記事
ポトシ県のノルテ・ポトシで、「ティンク」により37歳の男性が死亡した。ティンクはノルテ・ポトシでよく行なわれるケンカ祭りで、お互いになぐり合うものだ。この男性はポコアタで行なわれた4日の祭りに参加し、胸を殴られ手当てを受けていたが、同日夜に死亡したものだ。同様のケンカ祭りは国内のほか、ペルーやエクアドルなどにもみられる。

■ティティカカ遊泳大会 Página Sieteの記事
ペルー国境のティティカカ湖では6日、遊泳の国際大会が開かれる。今回で11回めとなるこの大会は、全長7.5キロを泳ぐものだ。ティティカカ湖の水温は平均で14度と低く、泳ぎの技術だけでなく寒さ対策も必要なものとなる。国内だけでなく、少なくとも6か国から参加がある予定だ。

■エルアルト、フォルクロードロモ求める El Díaの記事
エルアルトでは、フォルクロードロモの整備が求められた。市内の自治会の代表が、ソレダー・チャペトン市長側に申し入れたものだ。パレードのたびに市内で交通の問題が生じることから、専用の会場を整備することを求めたものだ。市内では7月16日にフォルクローレの祭典があり、また市内の交通が制限されることになる。

■デサグアデーロ、制御不能 El Deberの記事
ボリビア、ペルー間の主要国境、デサグアデーロはもはや「制御不能」の状態だという。両国を含む南米各国では、薬物や武器、現金の輸送などが国際犯罪として問題となっている。この国境では、こうした品々を持つ者が徒歩や自転車で横断し、すべてを取り締まることが難しい状況にあるという。

■アルゼンチン、違法飛行物200件 El Deberの記事
アルゼンチン北部では今年だけですでに200件の、違法な「飛行物体」を観測しているという。ボリビアやパラグアイとの間の、薬物輸送機が大半を占めるとみられる。同国北部では、こうした違法な航空機の離着陸に使用される、手作りの滑走路の摘発も相次ぐ。アルゼンチンはボリビアに対し、こうした薬物輸送機の取り締まりの強化、徹底を求めた。

■青いクジラによる自殺か Página Sieteの記事
国内で初めて、「青いクジラ」による自殺事件が起きたとみられる。コチャバンバ県警が明らかにしたもので、同県の熱帯地方に住む13歳の少年が、自殺を遂げた。ロシア発のこの自殺ゲームをインターネットを通じて行ない、自殺を遂げた可能性が高いという。このゲームのラテンアメリカ上陸を受け、各国が対応を急いでいる。

■サンタクルス、去勢と避妊 El Deberの記事
サンタクルス市は、犬の去勢と避妊の手術をキャンペーンとして行なうという。市内では狂犬病の広がりが起きているが、この背景には野犬の増加があるとみられる。市内で犬を飼う世帯に呼びかけ、飼い犬に去勢や避妊の手術を受けさせたいという。市保健局は、月に1000件ほどの手術扱いを目標とした。


【ペルー】

■ビバ・エア・ペルーを告発 El Comercioの記事
ペルー航空業協会(APEA)は、新規参入するLCC、ビバ・エア・ペルーを告発した。消費者保護行政であるIndecopiに対し、同社が不正競争を行なっていると訴えたものだ。同社は国内初のLCCとして近く運航を開始するが、表示価格で利用者を「釣る」状態が続いており、説明と実際の請求額に乖離がある状態だという。

■クスコ、ホテルに制裁金 Gestionの記事
クスコの文化行政は、建設中のホテル「フォー・ポイント」の運営会社と施工会社に、合わせて1200万ソルの制裁金を科した。シェラトングループの同ホテルは、市内のサフィ通りに建設中だ。しかしこの建設にあたり、歴史的建造物を傷つけるなど、文化財を毀損する行為が確認されたという。同ホテルの建設については、文化関係者が懸念を示している。

■アレキパ空港が無許可営業 Correo Perúの記事
アレキパのアルフレド・ロドリゲス・バリョン空港は、「無許可営業」していたという。空港側が、空港内の商業エリアに関する手続きを怠り、行政官庁から無許可のまま営業していたというものだ。このため施設内の一部のテナントに、営業見合わせの事態が起きる状態となった。空港側も、この手続き不備に「驚いている」とした。

■ピウラ、デング死者15人に El Comercioの記事
ピウラでのデング感染による死者はさらに増えて、15人となった。ピウラでは3月から、大雨による水害が相次いだ。このため衛生状態が悪化し、媒介するネッタイシマカが増え、この感染症が増えたとみられる。県保健局によると感染が確認刺された人だけで1700人を超えており、8千人に感染が起きた疑いがある状態だ。


【チリ】

■バルパライソ、また銃撃 BioBio Chileの記事
港町バルパライソ市街で、また銃撃事件が起きた。地域メディアによると市庁舎付近を歩いていた中年男性が5日朝、腹部や胸部に銃弾を受け、その後死亡が確認された。市内ではこの前日、やはり中心部で銃撃を受けた若い男性が死亡している。国内ではこうした銃撃による事件はそう多くはなく、バルパライソ市民は相次ぐ事態に不安を高めている。

■7号線、着工目途立たず BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)7号線の着工の目途が立たない。この7号線は1号線の混雑緩和を図るため、建設が計画されているものだ。しかし市側も交通行政も、この整備については「将来的に実現する」とし、着工時期については明言が避けられている。市内では年内に6号線が開通予定で、建設中の3号線は、進捗率が68%となったという。


【アルゼンチン】

■フアナ・アスルドゥイ像、移転へ La Nacionの記事
ボリビアから贈られたフアナ・アスルドゥイ像が、移転することになった。ブエノスアイレス市議会が賛成多数で可決したもので、この像は現在の大統領府前から、コレオ広場に移される。ボリビアの独立戦争のヒロインであるフアナ・アスルドゥイの像は、2015年にボリビアのエボ・モラレス大統領来亜の際、当時のクリスティナ・フェルナンデス政権に贈られた。

■「青いクジラ」自殺、未遂に Nuevo Diarioの記事
サンティアゴ・デル・エステーロで、「青いクジラ」による自殺を、その母親が止めたという。ロシア発のこのゲームがラテンアメリカに上陸し、ブラジルやコロンビア、ボリビアなどで自殺が相次いでいる。このサンティアゴの件は、少女がこのゲームに参加し自殺しようとしたが、異変に気づいた母親が止めたという。


【エクアドル】

■路線休止はTAMEの責任 El Universoの記事
消費者保護行政は、航空会社TAMEの責任を認めた。TAMEは先月、グアヤキルとクエンカ、ラタクンガを結ぶ路線の休止を突然発表した。両都市からの反発だけでなく、この路線のチケット所有者から、消費者保護行政に訴えがあったという。同行政は一方的な路線休止の責任はTAMEにあり、チケット保有者に誠意を尽くす必要があると結論づけた。

■15歳少年自殺、青いクジラとの関係不明 El Universoの記事
グアヤキルで、15歳の少年が自ら命を絶ったという。この少年はクリストーバル・コロン通りの自宅で死亡しているのが、家族によりこの3日、発見された。ロシア発の自殺ゲーム「青いクジラ」がラテンアメリカに上陸し、各国で若者の自殺が相次いでいるが、この少年とこのゲームとの関係性は今の時点では不明だという。


【コロンビア】

■ホテルで観光客ら襲われる Caracol Radioの記事
カルタヘナ近郊のバルーのホテルで、フランス人観光客らが襲われた。現場となったのはテーマ性などを重視した、リゾート型のブティックホテルだ。武装グループがこのホテルの客室に押し入り、フランスの6人から金品を奪ったという。武装グループはこの際、数度にわたり発砲している。

■バナナからコカイン Caracol Radioの記事
アンティオキア県のウラバで、バナナの箱の中から大量のコカインが見つかった。現地警察によると、国内産のバナナのケースにまぎれ、この箱の中には実に1124キロものコカインがあったという。輸出用のバナナに紛れ、欧州に輸出されようとしていたとみられる。今の時点で、この容疑による逮捕者は出ていない。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、死者は37人に Perú21の記事
国内で行なわれている反政府デモによる死者は、37人となった。4月以降、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求め、野党の呼びかけで激しいデモが各地で行なわれている。人権団体のまとめによると、このデモによりこれまでに400人が負傷し、1708人が逮捕され、今もなお597人が拘束されたままとなっている。

■学生たちと激しい衝突 Gestionの記事
カラカスでは4日、警察と学生たちとの間で、激しい衝突が起きた。学生らは野党の呼びかけに呼応し、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めるデモに参加していた。ベネズエラ中央大学の学生らのデモ隊と、これを鎮圧しようとした警察官との間で激しい衝突となり、双方に死者、負傷者が出たという。学生らは現政権の「独裁体制」を強く批判した。

■8か国、武器使用に懸念 El Universoの記事
ラテンアメリカ8か国は、ベネズエラで武器が「使用されすぎている」ことに懸念を示している。国内で続いている反政府デモの鎮圧行動に、軍や警察が武器を使用していることに、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、パラグアイ政府が重大な懸念を示した。

■政府、過度の武器使用を否定 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、過度の武器使用については否定した。国内で起きている反政府デモの鎮圧行動に、警察や軍が武器を使用しすぎていると周辺国から批判されたことを受けたものだ。政府側は、合法的、かつ最小限の使用しかしていないとこれを否定し、人権上問題のあるような使い方はしていない、と断じた。

■ティントリ氏、夫との面会求める Infobaeの記事
活動家のリリアン・ティントリ氏は、夫のレオポルド・ロペス氏との面会を求めた。野党指導者のロペス氏は2014年のデモの責任を問われ、13年の刑を受け収監中だ。しかしティントリ氏によるとロペス氏との面会を阻まれ、この32日間顔を見ることもできていないという。ティントリ氏と支持者らは収監された施設の前でデモを行ない、面会を求める声を上げた。

■ロペス氏安否について国際赤十字に依頼 El Comercioの記事
収監されている野党指導者レオポルド・ロペス氏の安否確認について、国際赤十字への依頼が行なわれた。ロペス氏の父親が同機関に申し入れたものだ。ラモ・ベルデ刑務所にいるロペス氏は、不可解な理由で外部との接触をすべて絶たれている状態で、国民間では重病説、死亡説が流れている。妻のリリアン・ティントリ氏も国際社会に、この件を訴えている。

■略奪者殺害で中国人店主逮捕 RPPの記事
店で略奪を行なった男を殺害した容疑で、この店の中国人店主が逮捕された。2日、カラボボ州内で起きた略奪事件だ。武装グループが店を襲い、店内の商品などを奪った。この際、店主がカリブ38口径銃を撃ち、21歳の男性を殺害したという。国内では反政府デモが続く中、この混乱に乗じた組織的略奪が横行している。

■カラボボ、略奪被害98店 El Periódicoの記事
カラボボ州ではこの3日間で、合わせて98の店が略奪の被害にあった。州の商工会が明らかにしたものだ。反政府デモの混乱に乗じた略奪が、この州内で横行している。店のほか、商品などを輸送していたトラック11台も、略奪の被害にあった。国内では経済失政による物資不足が続いており、デモの広がりの前から、こうした略奪は散発的に起きていた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■フエゴ火山、300人避難 Noticias24の記事
グアテマラ、フエゴ火山の活発化で、火山に近いコミュニティの300人が避難した。標高3763メートルのこの火山は活発な状態を維持していたが、5日に強い噴火を起こしたという。防災機関が危険と判断し、住民に対し避難を指示し、住民らは指定された10の学校に避難している。この噴火で、噴煙は火口から2200メートルの高さに立ち上った。

■オリンピックテロ企図、8人に有罪 News24の記事
ブラジルの司法は4日、オリンピックを狙ったテロを企図した容疑で起訴された8人に、有罪を言い渡した。昨年リオデジャネイロで行なわれたオリンピックで、テロを企てたというものだ。この8人には5年から15年の刑が、それぞれ言い渡されている。この8人は、外国人や性的マイノリティ、イスラムのシーア派、ユダヤ人に対する過激思想があることが指摘された。

■パナマ東部で地震 La Estrellaの記事
パナマ東部で5日朝5時55分頃、軽度の地震が起きた。パナマ大学の研究機関によると、震源はチェポから70キロの地点で、震源の強さはマグニチュード4.4、震源の深さは60キロだ。この地震の揺れは、首都パナマシティを含む広い範囲で感じたが、人や建物への被害報告はない。

■1歳半女児がコカイン中毒 El Paísの記事
ウルグアイ、アルティガスで1歳半の女児が、コカイン中毒を起こして病院に搬送された。警察によると24歳の母親が薬物依存で、コカインを机の上に置いていたところ、女児が食べてしまったとみられる。警察はこの母親と、関係者4人を逮捕し事情を聴いている。女児の容体は安定に向かいつつあるという。