2017.05.07

【ボリビア】

■米国、ボリビアの海を認めていた Correo del Surの記事
米国は、「ボリビアの海」を支持し、認めていたという。1976年に米国とペルーの間で交わされた文書の内容に、したためられていたものだ。太平洋戦争で海岸線を失ったボリビアのために、旧ペルー領だったチリ国内に専用の「出口」を設けることに、両国が同意していたものだ。ボリビアは現在この海岸線要求問題を、ハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。

■エボ、新たな差別を告発 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、チリによる新たな差別を告発した。3月19日にオルーロ県ピシガの国境で、ボリビアの税関職員と兵合わせて9人がチリ側に、逮捕された。この9人の家族がイキケの施設に、面会に訪れた際、伝統的先住民の服装だった母親の一人が、チリ側から差別的、侮蔑的な言動を受けたという。モラレス大統領は、この女性の書類上の不備はなかったと指摘した。

■身障者闘争ドキュメント公開 Los Tiemposの記事
欧州で、ボリビアの身体障碍者の闘争ドキュメント映像が、公開された。「ザ・ファイト」と題されたこの作品は、昨年国内で行なわれた身障者らの社会闘争を描いたものだ。年金や社会参加の機会を求め、身障者らはオルーロからラパスまで行進し、さらにラパス市内でテントを張り、闘争を続けた。この際の警官隊などとの衝突が、細かく描かれている。

■オルーロのテレフェリコに追加投資 La Razónの記事
政府はオルーロに建設中のテレフェリコ(ロープウェイ)に、6400万ボリビアーノの追加投資を行なう。オルーロでは市内と、聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶ観光テレフェリコが建設中だ。しかし原資涸渇で工事が中断しており、県側が政府に支援を求めていた。ラパスのテレフェリコ会社を通じ、オルーロ側にこの規模の投資を決めた。

■BoA、5050万Bsの黒字 Los Tiemposの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の2016年の決算は、5050万ボリビアーノの黒字となったという。ロナルド・カッソ会長が明らかにしたものだ。この年の国内線、国際線の総利用者数は340万人だった。同社は2009年に航空事業に参入し、2012年のアエロスール破綻後は国内市場でガリバー状態となっている。

■国産豚の8割はサンタクルス El Díaの記事
国内産豚肉の実に80%は、サンタクルス県内産だという。サンタクルスの養豚業者の団体が明らかにしたものだ。残る20%をコチャバンバ、タリハ、ラパス県が分け合っている状況だ。サンタクルス県内で現在飼われている豚の数は44万3千頭で、同団体によるとこの数を今後、増やす計画だという。

■プエルト・セコ、実現を Página Sieteの記事
オルーロ県のビクトル・ウゴ・バスケス知事は、「プエルト・セコ」(乾いた港)計画を、何とか実現させたい、とした。チリ国境に位置する同県の地の利を生かし、国外に向けた物流拠点を設けるものだ。10年前から提唱されているが、具体化しないまま今に至る。現在政府は、外港機能をペルー南部のイロに移す計画で、このプエルト・セコ計画の先行きはいっそう不透明だ。

■オルーロ市長に汚職疑惑 El Díaの記事
オルーロのエドガル・ラファエル・バサン市長に対し、汚職の容疑で捜査を開始した。同市長と妻が、その立場を利用して私腹を肥やそうとした疑いが高まったという。検察側は現在捜査を続けており、今後任意で同市長夫妻から事情を聴く方針だ。夫妻はともに、事情聴取には応じる姿勢を示している。


【ペルー】

■クスコにマチュピチュチケット販売所 El Comercioの記事
クスコ市内に、マチュピチュ遺跡公園のチケット販売所が設けられた。歴史景観地区内のマルリ通りに、文化省が新たに設けたものだ。チケットについてはネット販売や代理店を通した販売が主流となっているが、クスコ市内でのこの販売で、観光客に新たなオプションが増えることになる。市内にはガルシラソ通りにも、別の販売所が設けられている。

■PPK、空の新時代を宣言 Gestionの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、「空の新時代」が到来すると断じた。この9日から、国内初のLCCとなるビバ・エア・ペルーが就航する。大統領はこの就航が、ペルーの航空ビジネスのモデルを大きく変える、と語った。北米やアジア、欧州で一般的なLCCモデルだが、南米ではまだ普及が進んでいない。

■ピウラ、商業施設再開 El Comercioの記事
ピウラでは大型商業施設が、38日ぶりに営業を再開した。市内では3月末、川の氾濫により大規模な水害が発生し、市街の広い範囲が水につかった。このオープン・プラサもこの水害の影響を受け、営業が見合されていた。復旧作業が進み、6日から全館での営業を再開できたという。

■アラシータでコンドルの死骸 Correo Perúの記事
プーノで開かれている「アラシータ」の市で、コンドルの死骸が売られていたという。パトロール巡回中の警察官が5日15時頃、出店している店の一角でコンドルの死骸2羽を発見、摘発した。コンドルは絶滅危惧種で、この死骸の流通の経緯について今後調べが進められる。アラシータは願懸けのための物品を販売する、ボリビアのラパス伝来の市だ。


【チリ】

■バルパライソ、セキュリティ強化 La Terceraの記事
第5州都バルパライソ中心部では、セキュリティが強化された。市内中心部ではわずか24時間の間に、銃撃事件が2件発生した。これらの事件でそれぞれ、撃たれた男性が死亡している。警察はさらなる事件発生を抑止するため、警察官75人を増員し、パトロール体制を強化する措置を取った。

■病院に狂犬病コウモリ BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州サン・フェリペの病院に、狂犬病ウイルスを保菌したコウモリが現れた。この事態が確認されたのは、市内のサン・カミロ病院だ。死んだコウモリの死骸を調べたところ、このウイルスが検出されたものだ。狂犬病はすべての哺乳類が感染するおそれがあり、感染後に発症すると致死率はほぼ100%だ。


【アルゼンチン】

■エセイサ、大量MDMA Minuto Unoの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、合成麻薬MDMA(エクスタシー)が大量に摘発された。マドリードから到着した乗客の荷物の中から、税関職員が発見したものだ。コカコーラのロゴが入った錠剤、1万1830錠が押収されている。この乗客は拘束され、警察に事情を聴かれている。

■最高のハンバーガーが決まる La Nacionの記事
ブエノスアイレスの「最高のハンバーガー」が決まった。ノミネートされたハンバーガーが発表され、市民の投票で最高位のものが選ばれるコンテストが開催されていた。1万6千人の投票の結果、「Dylan」のハンバーガーが栄誉に輝いた。このハンバーガーは200グラムの牛肉とタマネギ、チーズ、ルッコラなどが使用されている。


【エクアドル】

■モレノ氏、コロンビアへ Caracol Radioの記事
レニン・モレノ次期大統領が8日、コロンビアの首都ボゴタを訪れる。同国のフアン・マヌエル・サントス大統領と、会談する予定だ。4月2日の投票で当選して以降、国外を訪れるのは初めてだ。またその後モレノ氏はペルーを訪れ、同国のペドロ・パブロ・クチンスキー大統領とも会談予定が組まれている。

■チリョガリョ、壁が崩れる El Comercioの記事
キト南部のチリョガリョで、学校の壁が崩落する事態が生じた。6日午前11時40分頃、ニコラス・セバリョス通りに面する壁が突然崩れ、石積みが瓦礫と化した。降り続いた雨の影響で、地盤が緩んだものとみられている。この崩落による、人的な被害は生じていない。国内では大雨による土砂災害が各地で頻発している。


【コロンビア】

■モコアに緊張 Caracol TVの記事
プトゥマヨ県都モコアに、再び緊張が走った。大雨の影響で、この町を流れる河川の増水が新たに伝えたられたものだ。3月31日から翌朝にかけての大雨で市内では複数河川が同時氾濫し、大規模土石流が発生している。再び災害が繰り返される懸念から、多くの市民に安全な場所に避難する動きがみられた。

■5月も雨は続く Caracol Radioの記事
国内ではこの5月も、雨が多い状態が続く見通しだという。気象機関が長期予報を示したものだ。3月末以降、モコアでの土石流災害やマニサレスの土砂災害など、雨に関する災害が相次いだ。国内の広い範囲は、5月になれば雨は減る傾向だが、今期は依然として雨が多い状態が維持されるとの予報を示した。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、死者41人に T&eacut;elamの記事
国内各地で4月から続いている反政府デモによる死者はさらに増えて、41人となった。カラボボ州のサンディエゴでは、デモに参加し重傷を負った20歳の男子学生が、その後病院で死亡している。反政府デモは司法が議会効力停止を一時発表したことから全土に広がり、ニコラス・マドゥロ政権の退陣などを求めている。

■チャベス像、倒される El Comercioの記事
スリア州ではデモ隊により、ウゴ・チャベス前大統領の像が倒された。この事態が起きたのはビジャ・デル・ロサリオだ。反政府デモが行なわれ、このデモ隊が街中に置かれていたチャベス像を倒したという。退陣を求めるニコラス・マドゥロ大統領は、チャベス政権の継承を掲げており、チャベス像が現政府を象徴する形となっていた。

■法王、「橋渡しを」 Caracol Radioの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、国内のカトリック教会に対し「橋渡し」をすることを求めた。国内で反政府デモが激化し、多くの死傷者が出ていることに対し、法王はこれまでコメントを出していた。政府側、反政府側の間の対話による解決を図れるよう、国内のカトリック教会に努力を求めたものだ。

■ベネズエラ国民は飢餓に Infobaeの記事
ベネズエラ国民は飢餓に直面していると、米国のウォールストリート・ジャーナルがレポートした。この紙面には、痩せ衰えた老人と、抱かれた発育の悪いこどもの写真が掲載された。経済失政で輸入が滞り、国内では食糧不足が全土で起きている。同紙は、国内での状況がきわめて深刻であることを伝え、今後餓死者が続出するおそれがあると警告した。

■略奪の連鎖、続く El Comercioの記事
国内各地では、組織的略奪の連鎖が続いている。反政府デモの混乱に乗じ、組織的な略奪者らが店舗やトラックなどを襲う動きだ。とくにこの動きが激しいのはカラボボ州で州都バレンシアやサンディエゴなどで、略奪が相次ぎ、多くの店舗が焼打ちにあっている。食料品だけではなく、ありとあらゆる商品が持ち出されている状態だ。

■ロペス氏の安否確認求める Caracol Radioの記事
国際的な人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、収監されているレオポルド・ロペス氏の安否確認を求めた。野党指導者の同氏は2014年のデモの責任を問われ14年の刑を受けた。妻の活動家リリアン・ティントリ氏によると、この1か月以上面会ができず、安否が確認できない状態にあるという。国民の多くは、ロペス氏の逮捕、収監が政府による弾圧とみている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■フエゴ火山、落ち着く El Universoの記事
グアテマラのフエゴ火山は落ち着いたという。首都の南西35キロにあるこの火山は5日、大きな噴火を起こした。防災行政は火山周辺コミュニティの300人に対し、避難を指示する事態となった。しかしその後この火山活動は急速に落ち着き、平常の状態に戻ったという。避難指示もすでに解除されている。

■オルテガ氏、北朝鮮に訴え El Universoの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、北朝鮮に対し核実験をやめるよう訴えた。マナグアに、日本の薗浦健太郎外務副大臣を迎え、語ったものだ。北朝鮮の緊張が日本や東アジアだけでなく、世界的な脅威になっている認識を示し、「北朝鮮政府に対し、核実験をやめるよう呼びかけたい」と語った。

■コスタリカで降灰 Nacionの記事
コスタリカのバジェ・セントラル地方では、大量の火山灰が降った。活発な活動が続くトゥリアルバ火山から、5日17時頃から大量に火山灰が噴出された。この灰が風に乗り、同地方に大量に降り注いだという。トゥリアルバ火山は断続的に活発化し続けており、風向きと灰の量によっては、首都サンホセの空港にも影響が生じている。

■コスタリカ、タトゥー会議 Teleticaの記事
コスタリカでは、タトゥー、刺青のアーティストらを中心とした会議が開幕した。この会議は年に一度開催されているもので、タトゥーや刺青のデザインや技術的についての、意見交換などが行なわれるものだ。国内だけでなく、ニュージーランドや米国、プエルトリコのアーティストも参加している。