2017.05.08

【ボリビア】

■ポジェラ女性差別の波紋 El Deberの記事
チリによる「ポジェラ女性」の差別行為は本当だった。エボ・モラレス大統領が告発したもので、チリ側に拘束された9人の母親の一人が差別的言動を受けたという。ポジェラはアイマラなど先住民女性が使用するロングスカートだ。このポジェラ女性に対し、アルト・オスピシオの収監施設の職員が、「次回来るときは別の服装にしろ」などと発言していたことが明らかになった。

■9人の写真を公開 Correo del Surの記事
チリ側は、拘束したボリビアの9人の新たな写真を公開した。この写真では9人は、足枷と手錠をつけられる状態となっている。3月19日、密輸取り締まりの現場で税関職員と兵合わせて9人が、オルーロ県ピシガの国境でチリ側に拘束された。ボリビア側は解放を求め法的手続きをとったが、同国最高裁は拘束を妥当と判断している。

■公共事業、74%は国外の企業 El Díaの記事
国内の公共事業の実に74%は、国外企業が落札しているという。公共事業契約のデータをもとに、算出された数字だ。2007年から2017年にかけて行なわれた入札で、国外企業が74%を落札し、国内企業は15%、国内企業と国外企業の合弁が11%となっている。国内の技術蓄積がまだ少ないことを差し引いても、国外企業が多すぎるとデータを発表した団体は指摘する。

■航空、一日9千人を輸送 El Díaの記事
ボリビアでは一日9千人が、航空便を利用している計算になるという。民間航空局が2016年のデータを示したものだ。一日当たりの航空便利用平均は9002人で、2009年時点に比して3倍に増えている。航空会社別では国営ボリビアーナ航空(BoA)がシェア80%で依然ガリバー状態で、アマスソナス航空が13%、エコジェットが6%で続く。

■オイル分野も賃上げ Página Sieteの記事
ルイス・アルセ経済相は、ボリビア石油公社(YPFB)などオイル分野の労働者の賃金も、政令通り賃上げされると発表した。政府は有力労働組合連合との合意に基づき、最低賃金を10.8%、基本給を7%引き上げることを1日に発表した。世界的な原油安の影響でYPFBの業績などは悪化しているが、この政令に基づき約束通り賃上げが行なわれると同大臣は断じた。

■ボリビアも独裁化のおそれ Página Sieteの記事
ボリビアも独裁化するおそれがあるという。欧州連合(EU)の欧州議会が先月18~20日にラパスに使節団を派遣した。ボリビアの政治情勢などの調査を行なった結果を公表したもので、ボリビアの現政権が独裁化する懸念があると報告している。また同使節団は、ボリビア国内の児童労働が依然として広範囲にわたることに、懸念を示している。

■チョケワンカ氏、ベネズエラ支援の意義を強調 Página Sieteの記事
ダビド・チョケワンカ前外相は、ボリビア政府によるベネズエラ支援の意義を強調した。ベネズエラは現在、反政府デモが国内全土に広がり、経済、社会、政治すべての面で混乱している。ニコラス・マドゥロ政権に近いボリビア政府は、同国政府側への支援に動いている。チョケワンカ氏は、ボリビアもベネズエラと同じ道を歩むおそれがあり、今の時点の支援の意義は大きいと語った。

■コビッハ、80社が事業断念か El Díaの記事
パンド県都コビッハでは、80の企業や個人が、事業を断念するおそれがあるという。コビッハの商工会が明らかにした数字だ。政府は有力労働組合連合との合意に基づき、この1日に大幅な賃上げを発表した。しかしこの措置により、今後の事業継続が困難として、事業を諦める企業や個人が続出しているという。

■カニワ、輸出500キロに El Díaの記事
国内からのカニワ(カニャワ)の輸出が、年500キロに達しているという。オルーロ県の生産者団体が明らかにしたものだ。アンデス原産の穀物カニワは、食物繊維やタンパク質、ミネラル分に富む穀物だ。キヌアに続くスーパーフードとして、世界的な注目を集めつつあり、国外での需要が増えているという。

■パンパ・グランデ、スイカが不作 El Mundoの記事
サンタクルス県のパンパ・グランデでは、スイカが不作となっている。スイカ生産が多いこの地の、生産者団体が明らかにしたものだ。今季のスイカ生産量は、例年の70%まで減るとみられる。地域では雨が不足し、渇水や旱魃が生じ、生育に大きな影響が生じたことが理由だ。国内市場を中心に今後、スイカの価格が上昇する可能性がある。

■ラパス、乱交パーティ摘発 Correo del Surの記事
ラパスで計画されてた「乱交パーティ」が摘発された。市側によるとソナ・スール、コタコタのナイトクラブで、アルコールや薬物とともに、乱交を目的にしたパーティが計画されていたという。客層は主に、大学生などの若者らとみられている。この参加を募る呼びかけがSNS上で拡散し、警察の知れるところとなった。

■イルパビ、治安悪化懸念 Página Sieteの記事
ラパス、ソナ・スールのイルパビの住民らは、治安悪化に対する懸念を深めている。イルパビは住環境が整い、また大型商業施設も立地する、市内でも「住みやすい」町の一つだ。しかし近年、この地では路上強盗や空き巣被害などが相次ぎ、住民らは治安悪化に対し警戒感を強めている。


【ペルー】

■ミスティ山で男性が不明 Correo Perúの記事
アレキパ市街を見下ろすミスティ山で、31歳の男性が不明になっている。プーノ県フリアカからこの山に登りに来たジョン・バリエントス・スカサカさんと先月12日以降、連絡がとれないと家族が通報したものだ。この男性の現地捜索はまだ着手されていないが、家族らはFacebookなどを通じ、情報提供を広く呼びかけている。

■エル・サンタ、デング激増 El Comercioの記事
アンカッシュ県のエル・サンタでは、デング感染事例が激増している。県保健局によると、この地でデング感染が確認された人の数は316件に達している。3月以降、同県では水害が相次ぎ、媒介するネッタイシマカが増加したことが背景にある。沿岸の港町チンボテでも、75件の感染が報告されている。

■氷点下20度の可能性 El Comercioの記事
気象機関は国内中南部のシエラ(アンデス)地方で、今後冷え込みが強まるとの予報を示した。とくにアレキパ、プーノ、タクナ、アヤクチョ県の標高の高い地域では、朝の最低気温が氷点下20度まで下がるおそれがあるという。同機関は農家に農作物や家畜の管理に留意するよう、呼びかけている。

■パカライパタの段々畑 El Comercioの記事
クスコ県ユカイ郡のパカライパタでは、インカ時代由来の段々畑が修復された。バジェ・サグラド(聖なる谷)にあるこの地では、インカ時代に作られた灌漑施設が残る。この施設から水を引く段々畑が、文化省の事業で修復されたものだ。この事業には、合わせて9万6千ソルが投資されている。


【チリ】

■タラパカ、化学工場火災 BioBio Chileの記事
第1(タラパカ)州で6日、化学工場火災が起きた。火が出たのはアルト・オスピシオ近郊のラ・アスフレラにあるサンタ・アリシア社の工場だ。この工場で扱う硫黄を含む化学物質が、周囲に健康被害をもたらすおそれがあるとして緊張が走った。しかし駆けつけた消防がすぐに鎮圧し、大事には至らなかった。

■銃撃、いまだ容疑者特定されず BioBio Chileの記事
バルパライソで相次いだ銃撃事件の容疑者は、未だ特定されていない。先週、わずか24時間の間に、市内中心部の街路で銃撃事件が2件あり、撃たれた男性合わせて2人が死亡している。警察は捜査を続けているが、容疑者の絞り込みに時間を要している状況だ。警察は街路にパトロールの警察官を増員する措置をとっている。


【アルゼンチン】

■時速240キロ走行の男逮捕 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの目抜き通り、7月9日通りを時速240キロで走行した男が、逮捕された。検察がこの男の逮捕の許可を求め、司法側が認めたものだ。逮捕された36歳の男は6日未明、この街路を乗用車で疾走したという。機器の観測で、当時の時速は240キロに達していたとみられる。有罪となると、最大で7年の刑が科される可能性がある。

■ブエノスアイレス便の500人足止め El Nacionalの記事
ベネズエラ、カラカスのマイケティア空港で、ブエノスアイレスに向かう便の500人が2日間、足止めされている。同国のコンビアサ航空が運航する便の出発が遅れに遅れているものだ。同社に機体をリースしているスペイン企業が、リース料の未払いなどを理由に機材使用を差し止めているものとみられる。足止め客の中には、アルゼンチン国民も多く含まれている。

■マドリード-イグアス直行便 Misiones Onlineの記事
スペイン、マドリードとプエルト・イグアスを結ぶ直行便が、この12月にも開設される見通しとなった。スペインのエア・ヨーロッパが開設するもので、9日にも路線開設の覚書が交わされる。マウリシオ・マクリ大統領は同社に、この路線開設を以前から陳情していた。早ければこの7月にも、この路線のチケットの販売が始まる見通しだ。

■レシステンシア、鉄道運休 En el Subteの記事
チャコ州のレシステンシアの鉄道が、先月から運休しているという。都市交通を担うこの鉄道便は、「新たな発表があるまで」運休するとされた。市民も驚いたこの措置は、近郊鉄道の線路の状態が悪く、運行継続が難しいと判断されたためとみられる。今の時点で線路回収などの計画はなく、このままサービスそのものが廃止となる可能性がある。


【エクアドル】

■カラカリで土砂災害 El Comercioの記事
キト北部のカラカリで、土砂災害が起きた。7日午後、当局側は土砂崩れが発生し、カラカリとロス・バンコスを結ぶ道路が土砂に塞がれたと発表した。交通公共事業省が復旧作業を行なっているが、道路の通行再開には24~48時間を要するとみられる。この土砂災害による、人的な被害は出ていない。

■グアヤス、自転車事故が増加 El Comercioの記事
グアヤス県内では、自転車事故が大きく増加しているという。県警が明らかにしたものだ。今年第一四半期(1~3月)に県内で発生した自転車が絡む事故の件数は、前年同期比で16.67%増えた。昨年には県内で、自転車事故で4人が死亡している。新たな交通機関として自転車が定着する一方、自転車利用者、自動車側双方にルールやマナーが徹底されていないためとみられる。

■クエンカ、謎の感染症 El Universoの記事
クエンカ周辺で、謎の感染症が流行しつつあるという。デングやチクングニヤ熱に似た症状で、身体に発疹が出るものの熱はそう高くならない。医師らによると原因は分かっていないが何らかのウイルスであるとみられ、デングと同じ治療薬で経過の緩和がみられる。クエンカとノグチで80人ほどにこの症状がみられている。


【コロンビア】

■H&Mがコロンビア進出 Caracol Radioの記事
スウェーデンのファストファッション店「H&M」が7日、国内に初進出した。ボゴタの商業施設セントロ・コメルシアル・パルケ・ラ・コリーナに新店舗を設けたものだ。この店は6千平方メートルの広さがある。同チェーンは南米ではチリやペルーなどにすでに進出しており、今後国内各地への展開も計画している。

■法王、空港でミサへ CaracolRadioの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、メデジンのオラヤ・エレラ空港でミサを行なうという。7月の法王来訪を前に、バチカンの関係者が国内を訪れ、各方面との調整を行なっている。訪問予定地の一つであるメデジンでは、移動を避け、到着した空港で法王のミサが予定されているという。法王はメデジンのほかボゴタ、ビジャビセンシオ、カルタヘナを訪れる予定だ。

■拳銃暴発で警察官が死亡 Caracol Radioの記事
カケタ県で、拳銃の暴発により警察官が死亡した。この事故が起きたのはミランの街路だ。パトロール中の警察官が誤って拳銃を撃った。この銃弾が、一緒にパトロールを行なっていたアンドレス・ファビアン・トルヒーリョ・ゴメス巡査の右目付近に当たり、同巡査は搬送先の病院で死亡が確認された。


【ベネズエラ】

■ベネズエラはフリーフォール状態 El Universalの記事
メキシコのメディアは、この1年間のベネズエラの状況について「フリーフォール状態」と伝えた。昨年5月以降、政治や経済などのスタンスから国民が2つの階層に分かれ、双方の間で激しい闘いが続いている状態だ。この状況は、国内の民主主義、政治、社会経済にいたるさまざまな矛盾を炙り出す結果となった。このフリーフォールの結末は、誰にも分からない。

■野党、反憲法で勢い El Universoの記事
野党は、憲法改正反対で勢いづいている。1日、ニコラス・マドゥロ政権は突然、憲法改正を発議し、憲法(制憲)委員会を立ち上げることを発表した。クーデター抑止などを掲げているが、野党側は現政権がより独裁体制を強めるために改正を図ろうとしていると指摘している。以後、再び国内各地で反政府デモが行なわれ、反対の声が広がっているものだ。

■楽器演奏家らがデモ El Nacionalの記事
7日、カラカスでは数百人の楽器演奏家らが、デモに参加した。国内では4月以降、反政府デモが繰り返されているが、フランシア広場ではこの犠牲者らを追悼するデモが静かに行なわれた。この場に、楽器を手にした演奏家らが加わり、演奏を通じて国内の民主主義、和平回復を訴えた。

■女性デモに新婦の姿 El Comercioの記事
カラカスで行なわれた女性デモに、結婚式を挙げたばかりの新婦の姿がみられた。6日、市内では反政府デモによる暴力の連鎖に声を上げる、女性らによるデモが大規模に行なわれた。この場に、ウエディングドレスを着た新婦の女性が参加し、メディアの注目を集めた。一連のデモでは、すでに40人が命を落としたとみられている。

■ティントリ氏、夫の刑務所へ El Comercioの記事
活動家のリリアン・ティントリ氏は35日ぶりに、カラカスのラモ・ベルデ刑務所を訪れた。同氏の夫は野党指導者で、14年の刑を受けているレオポルド・ロペス氏だ。ティントリ氏は、ロペス氏と面会できない状態が続いていると、メディアに訴えていた。7日、こどもたちとともにこの刑務所を訪れたものだが、面会がかなったかどうかは明らかになっていない。

■ロペス氏に自由賞 El Nacionalの記事
野党指導者で、14年の刑を受け収監されているレオポルド・ロペス氏に、米国フロリダ州から「フリーダムアワード」(自由賞)が贈られるという。ロペス氏が率いる政党側が明らかにしたものだ。8日にマイアミで、同州のリック・スコット知事から、ロペス氏にこの賞が贈呈される。ロペス氏が身を賭して、自由のために闘っていることが評価されたという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ東部鉱山、7月から開発へ El Nuevo Heraldの記事
キューバ東部のカステリャノスの鉱山の開発が、この7月から始まることになった。ピナール・デル・リオにあるこの鉱山の開発には、2億7800万ドルが投じられる。この開発により、年間220トンの鉛や亜鉛の産出が可能になるとみられる。直接、間接を含めて、この開発により1000人の新規雇用が見込めると試算される。

■パナマ、天候警報システム Panamá Américaの記事
パナマシティは新たに市内に、天候の警報システムを導入する。市側と国の防災機関が共同で導入するものだ。大雨などの情報を事前に広く知らせるシステムで、洪水などの発生に備える時間を、市民に提供する。このシステム稼働に合わせ、市内数個所にモニターが設置されるという。