2017.05.11

【ボリビア】

■エボ、法王に書簡 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領はローマ法王フランシスコ1世に、書簡を送ったという。3月19日、オルーロ県のピシガの国境で、ボリビアの税関職員と兵9人がチリ側に逮捕される事件が起きた。ボリビアはこの9人の解放を求めており、法王に対し現状を説明し、協力を求める書簡を送ったという。チリ側はこの動きに、反発を示している。

■ピニェラ氏「領土を守る」 Página Sieteの記事
チリの前大統領、セバスティアン・ピニェラ氏は「チリは、領土を守る」と断じた。ボリビアが海岸線問題で、攻勢を強めていることを受けた発言だ。ピニェラ氏は、自国の主権を守ると語り、ボリビアの主張をはねつける姿勢をあらためて示した。同氏は次期大統領選出馬を準備しており、現在の時点で支持率がもっとも高い。

■法相、ビザを取得 La Razónの記事
エクトル・アルセ法相は、チリのビザを取得したという。3月19日にオルーロ県ピシガの国境でボリビアの9人が逮捕された事件を受け、同法相はアルト・オスピシオの拘置施設を訪れる計画だ。チリ側は通常、必要がないビザの取得をボリビアの閣僚に求め、同法相はやむを得ずビザを取得したという。ボリビアはチリ側に、この9人の早期解放を求めている。

■国境警備強化「他意はない」 La Razónの記事
ボリビア政府は、チリ国境の軍による警備強化について「他意はない」とした。政府は密輸抑止のためこの強化を指示したが、チリ側は同国への軍事的圧力だとして反発が起きていた。これに対しボリビア政府は、あくまで密輸対策で、軍事的緊張を高めることが目的ではない、とチリ側の見方を否定した。

■オレンジ線、ケーブル設営始まる Los Tiemposの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)オレンジ線の、ケーブル設営作業が開始された。この路線は赤線の起点のエスタシオン・セントラルと、プラサ・ビジャロエルを結ぶもので、年内に開通予定となっている。もっとも重要な作業であるケーブルの設営が開始されたものだ。プラサ・ビジャロエルからは、同じく今年開業予定の白線と接続する。

■リチウムプラント、また入札へ La Razónの記事
政府は、ポトシ県ウユニ塩湖のリチウム資源を活用するプラントの、入札を近く実施する。ウユニ塩湖やオルーロ県のコイパサ塩原には、世界有数のリチウム資源があることが分かっている。政府はこのリチウム資源を活用し、今後の国づくりを進める計画だ。今回、第2弾としてプラント整備の入札を行なうものだ。

■若者の雇用開発に補助金 Página Sieteの記事
政府は、若者の雇用開発を進める企業などに対し、補助金を交付する。国内では若者の失業率の高さが、継続して問題となっている。この打開を図るため、年金、保険原資を活用して、若年層の積極雇用を図る企業や団体などに、新たに補助金を交付する方針だという。この交付のためのモデル都市を、選定する。

■カミリで事故 El Díaの記事
サンタクルス県のカミリで、バス事故が起きた。現場となったのはカミリ市内から60キロの、アバポの道路だ。乗客を乗せたエスプレッソ・サンマルティン社のバスと、対向してきた大型トラックが正面衝突したものだ。この事故で、バスの乗客ら6人が負傷している。今の時点で事故原因などは分かっていない。

■オルーロ、プエルト・セコ闘争 La Patríaの記事
オルーロではこの15日、プエルト・セコ(乾いた港)闘争による、ゼネストが行なわれるという。オルーロではその地の利を受け、チリ北部の港湾に向けた拠点を設けるプエルト・セコ計画が進められている。市内のさまざなま階層が、この実現を求め、ストを行なうものだ。現在国は、外港機能をペルーに移す計画で、このプエルト・セコ計画にも影響が及んでいる。

■携帯電話で33言語が危機に La Razónの記事
携帯電話、とくにスマートフォンの普及で、国内の33のインディヘナ(先住民)言語が消滅の危機にあるという。英国の機関が指摘したので、スマートフォン普及でより利便性の高い言語に利用が集中し、少数民族言語の多くがマイナスの影響を受けるとした。国内ではスペイン語、ケチュア語、アイマラ語、グアラニ語が公用語となっている。


【ペルー】

■クスコ-トルヒーリョ直行便 Gestionの記事
LATAMペルーは新たに、クスコとトルヒーリョを結ぶ直行便を開設する。同社は7月24日から、この路線を一日1往復運航することを明らかにした。国内最大の観光都市クスコと、北部コスタ(海岸)の町が定期便で結ばれるのは初めてだ。同社は、月間3千人の利用が見込めると試算している。

■バグアで大雨 Perú21の記事
アマソナス県のバグア・グランデで、大雨が降った。住民らが驚くほどの雨で、市内の街路だけでなく住宅や店舗の中にも、浸水被害を受けたところが多くある。この雨のため、市内の学校では授業が中止された。行政側はこの雨を受け、軍側に緊急の出動を要請した。今の時点で、人的被害が出ているかどうかは不明だ。


【チリ】

■2号線、一時中断 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)2号線の運転が10日、一時中断された。運営会社によるとこの日の夕方、帰宅ラッシュの時間帯に利用者が、突然軌道内に侵入したという。大事故に至るおそれがあるとして、ベスプシオ・ノルテ-ドルサレス間で運転を見合わせた。安全を確認し、15分後に運転は再開された。

■エビータ、エラーで安売り BioBio Chileの記事
婦人服チェーンの「エビータ」(Evita)が、システムエラーで大安売りをしてしまったという。同チェーンはウェブサイトを通じ、この8日から最大で50%引きで商品を販売した。しかしこのエラーの影響で、原価を割る90%引きで販売してしまった。同チェーンはすでに販売してしまった商品については、そのままの価格で商品を発送する方針だ。


【アルゼンチン】

■ロサリオ空港、3日間閉鎖 La Capitalの記事
国内第3の都市ロサリオの空港は、5月30日から6月1日までの3日間、全面閉鎖される。空港管理側と民間航空局によると、同空港の滑走路について、緊急にメンテナンスを行なう必要が生じたためだという。同空港乗り入れ航空会社は個別に対応しており、コパ航空などはブエノスアイレスから、シャトルバスを運行することを予定している。

■コパ航空、メンドサへ Los Andesの記事
パナマのコパ航空はこの12月から、メンドサに乗り入れる。同社が申請していたパナマシティ-メンドサ線について、航空当局側が認可する見通しとなったものだ。同社はブエノスアイレス、コルドバ、メンドサに乗り入れており、国内4地点めの乗り入れとなる。使用機材や便の数については、まだ明らかになっていない。

■トゥクマン空港、3500メートルに Tucuman a las 7の記事
トゥクマン空港の滑走路は、国内で3番めの長さとなる3500メートルとなる。この空港は6月1日から3か月間閉鎖され、滑走路工事が行なわれる予定だ。現行は2800メートルだが、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港と同じ3500メートルに延伸されるという。閉鎖中、同空港発着の便はサンティアゴ・デル・エステーロ州のテルマス・デ・リオ・オンド空港に一時移管される。

■AR、78%はネット販売 Reporturの記事
アルゼンチン航空のチケットの実に78%は、インターネットを通じた販売になったという。同社が明らかにしたものだ。ネットを通じた販売の全体に占める比率は、年々上昇傾向にある。同社は昨年、販売を委託している代理店へのコミッションを引き下げたが、ネット販売が主力となっていることが背景にあるとみられる。

■スブテ延長、50万人が支持 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の運転時間延長について、50万人以上が支持しているという。市内では17個所で、7月からの運転時間延長について、実質署名となる「投票」が行なわれている。投票者の84%が延長を支持しており、その実数が50万人を超えたことが明らかになった。

■ウルキサ線、駅舎改修 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ウルキサ線では、5月の駅で、駅舎などの改修工事が行なわれる。工事が行なわれるのはアルティガス、リベルタドール、デボト、リンチ、マルティン・コロナドの各駅だ。各駅に最新式のトイレが設けられるほか、照明器具のLED化などが行なわれる。運営するTBAは、利用者の満足度向上のための事業と説明した。


【エクアドル】

■モロナ・サンティアゴで軍トラック事故 El Comercioの記事
モロナ・サンティアゴ県で軍のトラックが事故を起こした。現場となったのはアマゾン地方の、グアラキサの道路だ。兵ら21人を乗せたトラックが衝突事故を起こし、横転したものだ。この事故で兵2人が命を落としている。運転手を含め20人が負傷し、地域の病院などに運ばれた。警察は、スピードの出しすぎが原因とみている。

■クマンダのジムが人気 El Comercioの記事
キト、クマンダ公園内のジムが、市民に人気だという。この公園は、バスターミナル跡地に整備されたもので、ここに市営のジムが設けられている。料金が無料であることもあり、毎日800人が利用しているという。国内でも運動不足などによる生活習慣病の広がりが問題となっており、この対策における市側はジムの「手応え」を感じている。


【コロンビア】

■メデジンで住宅崩落 Caracol Radioの記事
メデジンで10日、住宅が崩落する事態が生じた。この事態が起きたのはラ・カステリャナ地区の32番街近くの建物だ。6階建ての建設中の建物が突然崩落し、建物のある場所と隣接する駐車場が瓦礫に覆われた。この事態による人的被害は報告されていないが、建物と周辺の住民らが避難を強いられている。

■ぼったくりレストランに閉鎖命令 Caracol Radioの記事
カルタヘナ市内のレストラン「エル・レイ・アルトゥロ」に、10日間の営業停止、閉鎖が命じられた。観光行政によると、この店を訪れたフランス人観光客の夫妻から、クレームがあったという。通常の昼食メニューに対し、85万ペソ(およそ3万3千円)というぼったくり請求をしたという。行政側はこの店のオーナーに、同時に行政指導も行なっている。


【ベネズエラ】

■反政府デモ40日、死者は44人に La Terceraの記事
国内での反政府デモは10日で開始から40日となり、この間の死者は44人となった。政府側は一連のデモなどによる死者を36人としているが、民間NGOのまとめでは44人、4月以降のデモの件数を946回と数えている。最高裁が3月、議会効力を停止する判断を一時出したことを受け、国内ではニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めるデモが全土に広がった。

■マドゥロ、軍法法廷「活用」へ El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、デモ暴徒化などで拘束された者に対し、軍法法廷を「活用」して裁くよう求めた。今月に入り、カラボボ州では組織的略奪が横行し、軍側が多くの暴徒を拘束している。司法システムでは間に合わないとして、軍法法廷を使用することを求めたものだ。これまでに780人が拘束されたが、起訴されたのは251人にとどまっている。

■催涙ガスに排泄物で抵抗 El Comercioの記事
国内での反政府デモの参加者らは、排泄物で抵抗している。各地でデモが頻発しているが、警官隊は催涙ガス弾などを使用し、鎮圧行動を続けている。こうした武器に対し、反政府デモ参加者は警官隊に排泄物を投げるなどし、対向しているという。カラカスやカラボボ州、メリダ州、タチラ州などでこうした行動が確認されている。

■パナマで反政府デモ La Estrellaの記事
パナマのベネズエラ大使館前で10日、反政府デモが行なわれた。国内で行なわれている、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めるデモに同調し、在留ベネズエラ国民らが集まり、デモを行なったものだ。この日、パナマだけでなくメキシコシティなどでも同様の動きがあり、中南米や欧州のベネズエラ大使館前でも、随時同様のデモが行なわれている。

■ティントリ氏、ブラジルへ Caracol Radioの記事
活動家のリリアン・ティントリ氏がブラジルを訪れ、ミシェル・テメル大統領と面会する。ティントリ氏の夫は野党指導者で、2014年のデモの責任を問われ14年の刑を受けたレオポルド・ロペス氏だ。ティントリ氏はテメル大統領に対し、国内の状況やニコラス・マドゥロ政権の独裁化、弾圧などについて説明するとみられる。

■カラボボ、略奪被害2500万ドル Al Momentoの記事
カラボボ州での略奪被害額は、合わせて2500万ドルにのぼるという。同州の商工会側が明らかにした数字だ。同州では今月に入り、反政府デモの混乱に乗じた、組織的な略奪が少なくとも5都市で発生した。略奪者らは金品を次々と奪い、店舗を破壊した。襲われた店の店主が、略奪者の18歳男性を射殺する事態も起きている。

■乳児死亡率が上昇 El Paísの記事
国内では、乳児死亡率が顕著に上昇している。昨年の乳児死亡数は、2015年に比して実に30.12%も増加した。出産数そのものが、2015年に比して65%減ったにも関わらず、大幅な増加となった。経済失政による混乱で物資不足が蔓延し、とくに保健衛生分野の物品や医薬品が不足していることが背景にあるとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルサルバドルに熱帯性低気圧 Caracol Radioの記事
エルサルバドルに、太平洋上で発生した熱帯性低気圧「アドリアン」が接近している。同国の気象機関は、この低気圧が国内南西部に嵐をもたらす可能性が高いとし、警報を発した。この低気圧による風速は18~25メートルに達するとみられる。今後、この低気圧はグアテマラやメキシコ南部にも影響を及ぼすおそれがある。

■メキシコ、黄熱病に警報 Excelsiorの記事
メキシコのナロ・ロブレス保健相は、国内に黄熱病に対する警報を発した。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、現在ブラジルで感染拡大が起きている。同大臣は今後メキシコ国内にも波及するおそれがあるとして、注意を呼びかけた。南米各国を訪れる国民に対して、予防接種を受けることを推奨している。

■ハバナに高級商業施設 El Universalの記事
キューバ、ハバナに国内初めての高級商業施設がオープンした。プロベンセ地区に設けられた「ロクシデンテ」には、ブルガリやラコステ、モンブランなどのブランド店が並ぶ。この施設では香水一瓶が95ドル、ブルガリの時計が1200ドルで販売されるが、一方で販売店の職員の平均的な月給は12.50ドルだ。

■メキシコ、シリアに次ぐ殺人数 News24の記事
メキシコにおける殺人件数は、内戦中のシリアに次ぐ状態だという。ロンドンにベースを置く研究機関が明らかにしたものだ。2016年に国内で発生した殺人は2万3千件で、実数としては6万件のシリアに次ぎ、世界2位だという。国内では麻薬カルテルの暗躍など組織犯罪が横行し、殺人が頻発している状態だ。

■シウダー・デル・エステで火災 ABC Colorの記事
パラグアイ、シウダー・デル・エステの商業施設で10日、火災が起きた。この事態が起きたのは中心部のガレリア・ヘバイ・センテルだ。施設内から煙が上がり、通報を受けた消防が駆けつけ、消火活動を行なった。火は間もなくコントロールされたという。消防によると、電気系統のトラブルが原因とみられる。