2017.06.30

【ボリビア】

■1人は密輸協力者 Correo del Surの記事
28日にボリビアに送還された9人のうちの1人について、密輸協力者との声が上がっている。3月、オルーロ県ピシガの国境で税関職員と兵9人がチリ側に拘束された。同国最高裁の判断でこの日、送還されたが、現場を通る運輸関係者の間から、このうちの1人はチュテーロと呼ばれる、密輸の協力者との告発がなされているという。

■10人めの送還者 La Razónの記事
28日、オルーロ県に送還された9人に加え、10人めの送還者がいたという。3月にピシガの国境でチリに拘束された9人がこの日、101日ぶりに送還された。この際、同国で薬物保持、輸送の容疑で逮捕されていた男1人も、同時に送還されたという。この男の容疑は明白だったが、重病に苦しんでいたことから人道的見地から本国送還の措置がとられた。

■チリ政界は冷たい反応 Página Sieteの記事
成果を強調するエボ・モラレス大統領に対し、チリ政界は冷たい反応だ。28日、オルーロ県ピシガの国境で拘束された9人が、101日ぶりにボリビアに送還された。モラレス大統領はこの成果を内外に主張しているが、チリ側は「犯罪者が法的手続きで送還されただけ」との見方を相次いで示している。チリ側はこの9人に対し、最後まで「罪人」としての扱いを崩さなかった。

■チリ、強制労働の実態 Página Sieteの記事
チリで強制労働や、売春強要の被害にあった女性が、重い口を開き始めている。警察の捜査機関が明らかにしたものだ。国内からはよりよい働き口を求め、チリに向かう女性が少なくない。しかし、この地で待っているのは強制労働や売春の「罠」で、これにはまると抜け出すのが難しい実態だという。警察はこの分野の捜査を専門に行う捜査官を配備し、対応を急いでいる。

■サンタクルス、車が運河に転落 El Díaの記事
サンタクルスで29日朝、ワゴン車など2台が道路を外れて運河に転落し、炎上する事故が起きた。現場となったのは第4環状線と第5環状線の間にある、カンボードロモ近くだ。この事故で、車の運転手や同乗者らが、病院に搬送されている。目撃者によると、事故を起こした車輛の運転手は当時、酒に酔っていた可能性がある。

■テレフェリコ運賃、値引き Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)の運賃がこの7、8月の間、期間限定で値引きされるという。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたものだ。現在、一回の利用は3ボリビアーノだが、これを2ボリビアーノに引き下げる。4路線すべてが対象で、この値引きにより利便性を市民に強くアピールし、利用促進を狙う。

■LGBTが行進 El Deberの記事
LGBTの国際デーを記念し、国内では性的マイノリティや支援者らが、サンタクルスなどで行進を行なった。最高裁がこの日に合わせ、性転換者の婚姻を認める発表をしたことを受け、婚姻を希望する5組のカップルを、こうしたコミュニティの人々が祝った。国内ではカトリックの社会的影響力の強さから、同性愛などに保守的な考えが依然、根強い。

■ボリビア女性、殺害される La Razónの記事
アルゼンチン、ブエノスアイレスのバホ・フローレスで、現地在住の32歳のボリビア女性が殺害された。この女性は首などを切られ死亡しているのが、自宅で発見された。状況から強盗に襲われ、殺害されたとみられる。地域のボリビア出身者のコミュニティが警察に、事態の徹底捜査などを求めてデモ行進を行なった。

■セサルサマで事故 La Razónの記事
コチャバンバ県のセサルサマで、ミニバンが事故を起こした。事故を起こしたのはミニバンとして、乗客を乗せ走行していたトヨタの「ノア」だ。前を走るトラックを追い越そうとした際に、対向車を避けようと衝突事故を起こしたという。この事故で、乗っていた4人が負傷し地域の病院に運ばれている。

■犬の被害、1748件 La Patríaの記事
オルーロ県では今年に入り、すでに犬に噛まれる被害が1748件起きているという。県保健局側が明らかにした数字だ。このうち73件に狂犬病の陽性反応が出ており、ワクチン投与が行なわれている。インディヘナ(先住民)の伝統的考えから県内では犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が強く、一方で野犬の増えすぎが指摘されている。

■ティワナク、ユネスコにアピール Página Sieteの記事
政府は、ラパス県のティワナクのユネスコ世界遺産登録に向け、取り組みを本格化させる。政府と文化行政は2000年から、この登録を目指す方針を示している。ティワナクは単なる遺跡ではなく、アイマラ文化の聖地だ。しかしこの重要性を説明しアピールする客観的尺度に欠け、未だ登録の実現は遠い状態だ。

■西部、降雪のおそれ El Deberの記事
気象機関は国内西部について、降雪や積雪が起きるおそれがあると予報した。7月2日から3日にかけ、ラパス、オルーロ、ポトシ、タリハの各県で雪が降る可能性があるという。とくに標高4千メートルを超える地域では雪が積もり、生活や交通に影響が生じるおそれがある。国内では5月末、都市部などでも積雪があった。


【ペルー】

■ミスティ山にヘリポート Correo Perúの記事
アレキパのランドマーク、ミスティ山に新たにヘリポートが設けられる計画だ。市と警察側がこの計画を進めているものだ。ミスティ山を多くの観光客が、山歩きなどで訪れる。しかし同時に、遭難者なども多くこの救助拠点としてこの山周辺にヘリポートを新設するというものだ。

■タラポト市役所に虹色の旗 El Comercioの記事
サンマルティン県のタラポトの市役所庁舎に29日、虹色の旗が掲げられた。この日はLGBTの国際デーで、同性愛者などの性的マイノリティの尊厳を示すこの旗が、異例ながら掲示された。この掲揚について市庁舎内でも意見が分かれたが、ホモフォビア(同性愛憎悪)抑止などを主張する市長の意見が、最終的に通ったという。

■CIVA社、LCC恐れない El Comercioの記事
大手バス会社CIVA社は、国内でのLCCの本格展開を「恐れない」とした。創業40年の同社の、ルイス・シッシア会長が取材に答えたものだ。この5月、国内で初となる本格的LCC、ビバ・エア・ペルーが参入し、航空とバスとの間での利用者獲得競争が激化している。しかし同社長は、CIVAとして陸路輸送に取り組むことは、利用者の利益になるとこの競争を恐れないと語った。

■アルゼンチン観光客、盗みで逮捕 El Comercioの記事
クスコの警察は、盗みの容疑でアルゼンチン観光客の男を逮捕した。マルコ・ナバロ容疑者(22)は、クスコ市内の宿泊先のホテルで、ほかの観光客から金品などを盗んだという。700ソルの現金を盗まれたことに気づいた被害者が告発し、この逮捕に至った。このホテルではほかにも盗みの被害があり、警察は余罪の可能性を追求している。


【チリ】

■最低賃金引き上げへ BioBio Chileの記事
政府は7月1日から、最低賃金を引き上げる。政府側が明らかにしたもので、この日から最低賃金月額は27万ペソとなるものだ。現在、最低賃金で働く19万人の労働者が、直接恩恵を受けることになる。この最低賃金額は2018年10月に再度引き上げられ、27万6千ペソとなる予定だ。

■スタバ利用への批判 BioBio Chileの記事
奨学制度の、カフェチェーン「スターバックス」への応用に、批判が起きている。国内では大学生、高校生などが奨学制度を利用する場合、同時に食費の補助を受けられる制度がある。この食費の消費対象にスタバが加わったことに、批判が起きているものだ。嗜好性が強いカフェ利用に、公的な食費を使用することに、疑問を抱いた国民が少なくないという。


【アルゼンチン】

■年金施設で高齢者が自殺 El Paísの記事
ブエノスアイレス州マル・デル・プラタの年金機関(Anses)の施設で、高齢者男性が自殺した。29日朝、この施設を訪れた近くに住む91歳の男性が突然拳銃を取出し、自身の頭部に銃弾を撃ち込んだものだ。男性は近くの病院に搬送されたが、死亡が確認されている。男性がなぜこの場で自殺を図ったのか、理由などは分かっていない。

■ブエノスアイレス、デモ排除 El Paísの記事
ブエノスアイレスでは28日、デモ隊排除の大がかりな展開が行なわれた。この日の午後、7月9日通りではBRTであるメトロブスによる影響を受けた人々が、改善などを求めたデモを行なっていた。警官隊がこのデモ隊排除のため、催涙ガス弾などを使用し展開を行なったものだ。デモ参加者らは、警官らの暴力的な行動を強く批判している。

■フライボンディ、労使関係改革 La Nacionの記事
10月からLCCとして航空市場参入を予定するフライボンディは、伝統的な労使関係についても「改革」を図る。ノルウェー資本の同社のCEO、ジュリアン・クック氏が語ったものだ。アルゼンチンでは労働組合の力が伝統的に強く、労使紛争が経済発展の阻害要因になっていることが指摘される。同氏はこの問題にメスを入れ、安定的な発展を図ることを目指す姿勢だ。

■ウシュアイア、犬の禍 Clarín.comの記事
国内南端、ティエラ・デル・フエゴ州都のウシュアイアで、野犬の群れが女性を襲った。地域保健局によるとこの事故が起きたのは、空港近くの軍施設付近だ。15~20匹ほどの野犬の群れが、通りかかった女性を襲ったという。女性は重傷を負い、地域の病院で手当てを受けている。地域の住民の間からは、野犬の増加に不安の声が上がっている。


【エクアドル】

■ロス・バンコスでバス事故 El Comercioの記事
キトとサント・ドミンゴを結ぶ道路上のロス・バンコスで、バス事故が起きた。現場となったのはラ・メルセとロス・バンコスを結ぶ区間で、29日21時頃、サンクリストーバル社の便が道路を外れて横転したものだ。この事故でこれまでに7人が死亡、27人が負傷している。この事故の影響で、この道路の通行はしばらく差し止められた。

■カロンデレ、虹色に El Comercioの記事
キトの大統領府、カロンデレ宮殿が28日夜、虹色にライトアップされた。29日はLGBTの国際デーで、この日を前に同性愛者などの性的マイノリティの尊厳を示すため行なわれた取り組みだ。エクアドルは周辺国に比して、性的マイノリティの人権問題について、取り組みが遅れていることが指摘されている。


【コロンビア】

■サンアンドレス島で34人救助 Caracol Radioの記事
コロンビア海軍はカリブ海のサンアンドレス島で、合わせて34人を救助した。この島付近を航行していたボートが高波により転覆し、多くの人が海に投げ出された。この知らせを受けた海軍船が、これらの人々の救助活動を行なったものだ。国内では川を航行していた船が難破し、7人が死亡、2人が不明となる事故が起きたばかりだ。

■コカ葉1万9千ha掃討 Caracol Radioの記事
コロンビアでは昨年一年間に、合わせて1万9千ヘクタールのコカ葉栽培地が掃討されたという。政府側が、掃討展開を支援する米国側に報告した数字だ。政府側はこの掃討展開によりコカ葉生産に大きな打撃を及ぼし、南米だけでなく北米の薬物対策にも大きく寄与したとしている。


【ベネズエラ】

■攻撃ヘリ、発見される El Universoの記事
カラカスの政府施設を攻撃したヘリコプターが、発見された。最高裁施設などを攻撃したこのヘリは、警察機関から盗まれたものだった。その後不明となっていたが、カラカス近郊のバルガス州オムサ付近に乗り捨てられているのが発見された。当局側はこの行為に及んだオスカル・ペレス容疑者を手配している。

■ラ・ベガで衝突 Caracol Radioの記事
カラカス西部のラ・ベガで、デモ隊と警官隊との間でまた衝突が起きた。政治経済の混乱を受け、国内では4月以降、市民によるデモなどが相次いでいる。この衝突では警官隊がデモ隊に発砲し、現場近くの施設などが被弾し被害を受けたことが報告されている。一連のデモなどにより、これまでに77人の死者が出ている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■対テメル、捜査進む El Universoの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領に対する、捜査が進展している。同国の捜査機関は議会に対し、同大統領の汚職についての捜査の状況を説明した。本人からの聴取を含めた本格捜査を見据え、手続きを進めていることになる。ブラジルでは昨年、ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾で罷免され、副大統領だったテメル氏が昇格したばかりだ。

■アスンシオンにA380 ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンの空港に、世界最大の旅客機エアバスA380型機が飛来する可能性があるという。ドバイをベースとするエミレーツ航空は昨年から、この機材を使用しサンパウロ線を運航している。この便の代替としてアスンシオン空港を候補に挙げている。ただしこの機材には滑走路の長さが4千メートル必要で、3352メートルのアスンシオンでは不足との声もある。

■経済発展には治安安定が必要 Caracol Radioの記事
ホンジュラスはフアン・オルランド・エルナンデス大統領は、経済の安定的発展のためには、治安の安定が欠かせないと断じた。中米統合機構(SICA)のサミットの場で語ったものだ。また同時に、南米で生産された多くの薬物が大量消費地である北米に向け、この中米を多く通過していることに重大な懸念を示している。

■獣医ら、チップについて話し合う El Paísの記事
ウルグアイでは獣医らが、マイクロチップについて具体的な話し合いを行なう。同国では飼い犬の管理徹底などを図るため、2018年からすべての犬にこのチップを埋め込むことが義務化される予定だ。この具体的手続きや、犬種による影響などを分析するための会議が、10日間の日程でモンテビデオで開幕した。

2017.06.29

【ボリビア】

■9人、オルーロ県に Página Sieteの記事
チリに拘束されていた9人が101日ぶりに、オルーロ県に帰還した。ピシガの国境で職務にあたっていた税関職員と兵らが、チリ側に盗みの容疑などで逮捕されていたものだ。先週、チリ最高裁が送還を判断し、国境でボリビア側に身柄が引き渡されたものだ。ボリビア側は、この9人が盗みをはたらいた事実はないとして、不当逮捕と訴えていた。

■9人、最後まで「罪人」 La Razónの記事
ボリビアでは、9人が最後まで「罪人」として扱われたことに対する怒りの声がある。3月、オルーロ県ピシガの国境で密輸対策などにあたっていた税関職員と兵ら9人が、チリに拘束された。チリ側は盗みの容疑を挙げたが、ボリビア側はその事実はないと猛抗議していた。28日、この9人がボリビア側に送還されたがチリ側は最後まで「罪人」として扱い続けた。

■密輸対策はチリでは「犯罪」 La Razónの記事
ボリビア政府は、チリに対して「皮肉」を述べた。3月、密輸対策にあたっていた税関職員と兵ら9人が、オルーロ県ピシガの国境で拘束された。ボリビア側は不当逮捕を訴えていたが、最終的に先週、チリ最高裁がこの9人の「送還」を発表していた。チリ側はこの送還に際し5万ドルの罰金を求め、ボリビア側はこの支払いに応じている。

■YPFB、大型契約を破棄 Página Sieteの記事
ボリビア石油公社(YPFB)は、イタリアのTecnimont社との大型契約を破棄した。オスカル・バリガ会長が明らかにしたもので、工場建設に関するこの契約内容に重大な瑕疵があり、やむを得ず破棄したという。具体的内容については、契約上の問題があり明らかにできないと説明した。

■野党、YPFBに説明求める Página Sieteの記事
野党側はボリビア石油公社(YPFB)側に、具体的説明を求めた。同社はタリハ県の工場建設についてイタリアのTecnimont社と結んでいた契約を、瑕疵を理由に破棄した。野党のオスカル・オルティス議員は、何らかの不祥事隠しの疑いがあるとして、瑕疵の内容や経緯を明らかにするよう、YPFBと天然ガス省に要求した。

■エボ、ベネズエラへの「連帯」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領はベネズエラに対する「連帯」の意思を示した。政治経済の混乱が続くカラカスでは、盗まれたヘリコプターが政府施設に近づく事件が起きている。同国政府はこれが「テロ」を誘発するものと批判したが、モラレス大統領は同国の主張に沿い、連帯を表明したものだ。一方ボリビア国内でも、ベネズエラ政府に対する批判は根強い。

■性転換者も婚姻可 Página Sieteの記事
最高裁は、性転換手術を受けて書類上の性別を変更した者についても、婚姻できるとの見解を示した。国内では性同一性障害などを持つ人が転換手術を受けた後、性別変更の手続きをとることができるようになったばかりだ。最高裁は、この性別変更者についても、新しい性のもとで婚姻の手続きをとることが可能とした。

■アルゼンチン国境を封鎖へ El Deberの記事
タリハ県ヤクイバのカンペシーノ(農業層)らは、7月1日からアルゼンチン国境を封鎖するという。地域の農産物を守るため、アルゼンチンから輸入される穀物や野菜などの農産物を、この地で阻止するというものだ。同国からの輸入品の増加で、地域の農業が脅かされていると主張している。税関などに対し、新たな対策を求める。

■電気料金、3%引き上げ Página Sieteの記事
エネルギー担当のホアキン・ロドリゲス副相は、電気料金の3%の値上げの方針を示した。同副大臣は、国内でのエネルギー供給の安定性のため、この引き上げが必要と説明している。国内では水力発電への依存度が高いが、一方で昨年暮れから今年初めにかけて生じた渇水で、供給に大きな不安が生じたことも事実だ。

■オルーロ、電力闘争 Página Sieteの記事
オルーロの市民団体が、電力闘争を呼びかけている。団体側は、政府が電力料金の引き上げ方針を示したことに反発し、7月3日から社会闘争に入ることを呼びかけ始めた。団体側は「すべてのオルーロ県民は、電力サービスを受ける資格がある」と主張し、この料金引き上げの阻止を求めた。


【ペルー】

■ウルバンバ-マチュピチュ線 Gestionの記事
ペルーレイルは、クスコ県の観光地マチュピチュと、バジェ・サグラド(聖なる谷)のウルバンバ駅を結ぶ路線の運転を7月17日から開始する。ウルバンバには、高級ホテルベルモンド・ホテル・リオ・サグラドが開業し、この利用客を見込んだ新路線の開設だ。この新路線には、33席を設けた食堂車が併設されるという。

■アレキパで狂犬病死者 Correo Perúの記事
アレキパで狂犬病による死者が確認された。市内の社会保険病院側が明らかにしたもので、28歳の女性の死因が、狂犬病ウイルスの感染と発症であったことを確認したという。国内では狂犬病による人の死亡は長期間出ていなかった。この女性の感染原因は犬に噛まれたこととみられ、市内では今後人に対する、予防接種が行なわれる予定だという。

■メトロ3、4号線は2025年までに El Comercioの記事
リマのメトロ(電車)3、4号線は2025年までの開業を目指すという。市内では1号線が実現し、市内とカジャオを結ぶ2号線の建設が進められている。市側は計画段階にある3、4号線について2019年までに着工し、2025年までに運用を目指す方針を示した。3号線は全長38.2キロ、4号線は31.1キロとなる予定だ。

■フリアカでリンチ Correo Perúの記事
プーノ県最大都市のフリアカで、27歳の男がリンチ(私刑)を受けた。27日午前11時頃、この男は市内の住宅に忍び込み、盗みをはたらこうとしたという。この家の住民に発見され、周辺住民の協力を受けとらえられた。男は裸にされ、街路に縛りつけられた。国内では法の正義の前に、こうした私刑を加えるケースが珍しくない。


【チリ】

■サンティアゴ、勝利を祝う BioBio Chileの記事
サンティアゴでは、チリナショナルチームの勝利が祝われている。チリ代表はコンフェデレーションズカップの決勝で、ポルトガルと対戦した。ドローのままPK戦にもつれた展開で、チリ代表は3対0で勝利を収めた。この結果を受け、多くの市民や代表チームのサポーターらがイタリア広場に集まり、歓喜の声を上げている。

■建設業、減速続く La Terceraの記事
国内の建設業の減速が続いている。チリ建設業議会(CChC)がこの4月の実績を示したものだ。この月の国内建設業の現況は、前年同月比で4.9%のマイナスとなった。これで8か月連続で、前の年の同月の実績を下回ったことになる。同機関によると需要の低迷から、新規着工件数の伸び悩みが生じ、減速は長期化するおそれもあるという。


【アルゼンチン】

■BsAs-コルドバ、500ペソから La Nacionの記事
LCCとしての新規参入を準備しているフライボンディは、ブエノスアイレス-コルドバの最低運賃を500ペソとする方針だ。同社側が明らかにしたもので、10月の運航開始を目指すという。ブエノスアイレスのエル・パロマール空港をベースに、国内線を展開する計画でこの運賃はすでに運航しているアンデス航空の運賃を、大幅に下回る。

■ゲイ・フレンドリー、43位 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスは観光分野の「ゲイ・フレンドリー」のランキングで、43位となった。国際的なLGBT団体が80都市を対象にランキングを示したものだ。同性愛者ら性的マイノリティの旅行についてブエノスアイレスは「しやすい」との評価を得たが、一方で安全性の点について課題を残したという。ランク上位はマドリード、アムステルダム、トロントだった。


【エクアドル】

■欧州連合施設に虹色の旗 El Comercioの記事
キト市内北部の欧州連合(EU)施設に、同性愛者など性的マイノリティの尊厳を示す「虹色の旗」が掲げられた。国内で活動するLGBTの活動家らが行なったものだ。28日はLGBTの国際機関の創設を祝う記念日で、欧州連合はエクアドルについて、LGBTの行動が大きく制約される国の一つと指摘している。

■キト近郊にコンドルの巣 El Comercioの記事
キト近郊の峡谷に、新たにコンドルの巣が見つかったという。キトの環境団体が明らかにしたものだ。コンドルは絶滅が危惧される種だが、新たに存在が確認された複数の巣について、安全性にきわめて問題がある状態でもあるという。今後、巣の中でコンドルの卵、雛の生育状態を監視する方針だという。


【コロンビア】

■難破船の企業、事業を停止 Caracol Radioの記事
グアタペで船が難破した事件を受け、この船の航行会社が事業を停止した。25日、川を航行していたHJビジェホ・アソバルコス・グアタペ社の船が難破、沈没した。この事故では7人が死亡し、今も2人が不明となっている。当局側が、この事故の原因が同社の体制にあるとして停止を命じたものだ。川では今も、2人の捜索が続けられている。

■サンタロサでバス事故 Caracol Radioの記事
ボリバール県のサンタロサでバス事故が起きた。事故を起こしたのはCootraexpa社の便で、バランキーリャからカルタヘナに向かっていた車輛が、衝突事故を起こしたものだ。この事故で10~15人が負傷したものの、死者は出ていない。現在もこの事故についての、見分が行なわれている。


【ベネズエラ】

■政府施設にヘリ接近 El Paísの記事
カラカス市内の主要政府施設の建物に27日夜、ヘリコプターが接近する事態が生じた。このヘリは検察機関から盗まれたもので、ニコラス・マドゥロ政権はこの行為が「テロ」に相当するとして、行為に及んだオスカル・ペレス容疑者を国際手配した。ヘリは建物に接近したものの、攻撃などは行なっていない。

■EU、「停戦」を呼びかけ El Comercioの記事
欧州連合(EU)は、ベネズエラ国内に「停戦」を呼びかけた。国内では政治経済の混乱を受け、各地で激しいデモや略奪行為などが相次いでいる。EU側は28日、国内での暴力的行為について「停止」を市民側、政府側双方に呼びかけた。4月1日以降、こうした混乱の中ですでに76人が命を落としていることが報告されている。

■カラカス、また死者 Caracol Radioの記事
カラカスで、またデモ参加者に死者が出た。警察機関が明らかにしたもので、デモに参加していた25歳の男性が、鎮圧行動による発砲を受けて病院に搬送され、その後死亡が確認されたという。国内では4月1日以降、議会で圧倒的多数を占める野党の呼びかけでデモが各地で続けられており、これでデモ参加者の死者は77人となった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル「フィクションだ」 El Paísの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、「フィクションだ」と述べた。同大統領について同国検察は、JBSから50万レアルの不正な資金授与などの汚職の容疑で起訴したばかりだ。テメル大統領はこの容疑を否認し、起訴内容がフィクションであると主張し、ブラジルの政治経済を混乱に陥れるだけだと批判した。

■カルテス氏、台湾へ Caracol Radioの記事
パラグアイのオラシオ・カルテス大統領が、台湾を訪れる。エラディオ・ロイサガ外相が28日、明らかにしたものだ。パラグアイと台湾が外交関係を樹立して60年となるのを記念し、この7月に公式訪問するものだ。就任したばかりの台湾の蔡英文総統は、この5月にパラグアイを訪れたばかりでもある。

■ブラジル、パスポート発行休止 El Paísの記事
ブラジルの連邦警察は、パスポートの新規発行を休止することを27日夜、明らかにした。この理由について、移民管理の問題などを挙げている。この発表にも関わらず、今の時点でパスポートの発行、受領についての問題は生じていないとみられる。国内の経済減速などを受け、国外に向かうブラジル国民が増加していることが指摘されている。

■子に熱湯をかけた母親逮捕 ABC Colorの記事
パラグアイで、12歳の息子の身体に熱湯をかけた母親が逮捕された。同国検察によると、この母親は罰としてこの行為に及んだというもので、息子は現在も病院で手当てを受けている。検察はこの母親の行為が、児童虐待に相当するとして、逮捕に踏み切った。この母親に、虐待の容疑がかけられるのは今回が初めてではないという。

■サウスウエスト、キューバ減便 Caracol Radioの記事
米国のサウスウエスト航空も、キューバ路線を減便する。同社が明らかにしたもので、9月5日以降のハバナ線について、便数を減らすことを決めたという。一方で、観光路線であるバラデロ、サンタクララ線については、これまで通りの便数を維持する。米国とキューバの関係正常化後航空会社の参入が相次いだが、需要の低迷による減便の動きが広がっている。

2017.06.28

【ボリビア】

■9人、28日に帰国か Correo del Surの記事
チリに拘束されていた9人は、28日にも帰国する見通しだという。オルーロ県ピシガの国境で職務に当たっていた税関職員と兵らは、チリに盗みなどの容疑で3月に拘束されていた。同国司法はこの9人の強制送還を判断しており、28日午前にもこの送還が実施される見通しだ。およそ100日ぶりに、9人は国内に戻ることになる。

■9人をアプタピで迎える Página Sieteの記事
チリに拘束された税関職員と兵9人の家族は、「アプタピ」でこの帰国を迎えるという。この9人は、ボリビア側にコルチョネの国境で引き渡される見通しだ。家族らはこの地に集結し、アイマラの収穫の行事である「アプタピ」になぞらえ、9人の好物などを用意するという。この送還に際し、ボリビア側はチリに罰金を支払うことになる。

■音楽グループ、薬物で逮捕 El Díaの記事
チリで、チュキサカ県のフォルクローレ音楽グループのメンバーらが逮捕されたという。同国のメディアが伝えたもので、20歳の男性メンバーら2人が、演奏などを目的に同国を移動中、コカインを保持していたという。一人当たり70カプセルを保持しており、薬物輸送が目的だった可能性があるとして、同国警察が調べを進めている。

■カトリック教会、エボに再考求める El Díaの記事
カトリック教会は、エボ・モラレス大統領に対し「国民の声に耳を傾ける」ことと再考を求めた。政府は、中絶の一部を合法化する方針を示しているが、カトリック教会は伝統的立場からこれに反対している。司祭らの団体は国民の多くがこの合法化に反対しているとのデータを示し、モラレス政権に撤回などを求めた。

■エボ、コチャバンバ汚染に苦言 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、コチャバンバの大気汚染に苦言を呈した。この23日の「サンフアンの夜」には、国内ではこれまで、たき火などをする習慣があった。しかし環境問題からこの習慣が見直され、多くの町でたき火が禁止されている。しかしコチャバンバではたき火が例年通り行なわれ、24日朝にはコチャバンバの空港を発着する航空便にも影響が生じていた。

■オルーロ、封鎖は中止 La Patríaの記事
オルーロの市民団体は27日、道路封鎖などの社会闘争を中止した。オルーロではチリ国境に近い地の利を生かし、「プエルト・セコ」(乾いた港)を整備する計画だ。しかし政府がこの計画を見直し、この立地をラパスとする方針を示したことに団体側は反発していた。道路封鎖などを実施していたが戦略を見直したという。

■オルーロ、空転ターミナル再開 La Patríaの記事
オルーロでは27日、空転していた新バスターミナルが再開された。県知事と市長が参加し、この再開セレモニーが実施されたものだ。新ターミナルは2月にオープンしていたが、旧ターミナルからの移管作業が進まず、事実上閉鎖された状態となっていた。今後、オルーロ発着の多くのバスの便は、この新ターミナルを使用することになる。

■ユンガスで事故 Página Sieteの記事
ラパス県のユンガス地方で事故があり、合わせて9人が負傷した。27日午前4時30分頃、ラパス市内とユンガス地方を結ぶ道路を走行していたミニバスが、事故を起こしたものだ。9人はラパスのアルコ・イリス病院に搬送され、手当てを受けている。警察はこのミニバスが、スピードを出しすぎカーブを曲がりきれなかったとみている。


【ペルー】

■クスコ、観光に影響 El Comercioの記事
クスコでは27日、観光に影響が生じている。この日、県内の教員らが社会闘争のため、幹線道路などを封鎖する措置をとった。クスコとアバンカイを結ぶ道路などが影響を受け、クスコとリマの間を往来するバスなどが運転できなくなった。このため多くの観光客が、移動できず足止めされる事態となっている。


【チリ】

■ボリビア、罰金払う La Terceraの記事
ボリビアはチリに対し、罰金を払ったという。この3月、オルーロ県のピシガの国境で職務に当たっていたボリビアの税関職員と兵ら9人が、チリ側に不法越境や盗みの容疑で逮捕された。最高裁はこの9人の、ボリビアへの送還を判断しているが、この送還に際しボリビア側が罰金を払った。ボリビア側はこの9人の容疑を否定している。


【アルゼンチン】

■メンドサでバス事故 Clarín.comの記事
メンドサ州で大きなバス事故が起きた。ソウル・ダンス・スタジオの生徒らを乗せたバスが国道144号上で衝突事故を起こし、横転したものだ。この事故で5歳から18歳の生徒らを含む15人が死亡している。この事故は、バスのブレーキが突然効かなくなったことが原因とみられている。

■国内、スマートフォンが高い La Nacionの記事
アルゼンチンでは、スマートフォンの価格が、高い状態だ。韓国サムスンのグループ会社IntegraGoによると、国内でのスマートフォンの販売価格は、チリに比して12~14%高い。この事態は、輸入されるスマートフォンに対する、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)の税率の高さに起因していると分析された。


【エクアドル】

■キト、クレーン倒れる El Comercioの記事
キト中心部で26日夕方、クレーンが倒れる事故が起きた。現場となったのは5月24日通りで、市内で進められているメトロ(地下鉄)建設工事に使用されていた大型クレーンが、突然倒れたという。この事故による人的被害はないが、現場近くの住宅のガラス窓が破れる被害などがあった。


【コロンビア】

■オーストリア、対人地雷除去協力 Caracol Radioの記事
オーストラリア政府は、コロンビアの対人地雷除去作業に協力する。同国のジョリー・ビショップ外相が明らかにしたもので、メタ県での地雷除去作業に、50万ドルを投資する。コロンビアでは左翼ゲリラ組織との和平合意がなされたばかりで、オーストラリアはこの事業を通じて和平の早期実現に寄与したい考えだ。


【ベネズエラ】

■マラカイ、制御不能 El Comercioの記事
マラカイの町は、制御不能の状態にあるという。国内では経済の混乱を受け、各地で略奪が横行しているが、この町ではこうした事態が繰り返され、27日にも大規模な略奪が起きた。この略奪を抑えようと軍が発砲し、1人が死亡している。またサンタリタではこの日、物資輸送中のトラックも略奪の被害を受けた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、起訴される El Paísの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領が、起訴された。連邦最高裁判所への起訴理由は、汚職だ。その立場を利用し、不正に資金を受け取っていた疑惑が生じ、この起訴となった。ブラジルでは昨年、ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾により失職し、テメル氏が副大統領から昇格したばかりだった。

2017.06.27

【ボリビア】

■アルセ氏後任にギジェン氏 La Razónの記事
突然退任したルイス・アルセ経済金融相の後任に、マリオ・アルベルト・ギジェン・スアレス氏が就任する。同氏はエンジニア、弁護士の顔を持ち、2008年からは年金・公共金融サービス局長を務めていた。重要閣僚へ抜擢したエボ・モラレス大統領は、この人選に自信を見せる一方、アルセ氏の辞任を惜しんでいる。

■アルセ氏はブラジルへ Página Sieteの記事
経済金融相を辞任したルイス・アルセ氏は、すでにブラジルに向かったという。退任の理由は健康問題で、ブラジル国内の医療機関で治療を受けることを辞任の際に明らかにしていた。アルセ氏は2006年のエボ・モラレス政権発足時からその役職を務めており、モラレス大統領からの信頼も厚い。この大臣職に11年155日間、就いていたことになる。

■エボ、ピニェラの「黙れ」に怒り Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、チリの前大統領、セバスティアン・ピニェラ氏の「黙れ」発言を怒っている。ボリビアとチリの対立が続く中、次期大統領選をリードするピニェラ氏がモラレス大統領の言動に注文をつけたものだ。モラレス大統領は、スペインの前国王がベネズエラのウゴ・チャベス前大統領に「黙れ」といったことを引合いに出し、不快感をツイートした。

■エボ、違法市場は嘆かわしい Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、コカ葉の違法市場について「嘆かわしい」と語った。アンデス原産のハーブであるコカ葉は、コカインの原料になることから法令1008号で生産、流通が規制されている。しかし現金化が容易なことなどから、国内では違法市場が存在し、その背後には薬物組織があることも指摘されている。オルーロ県生まれのモラレス大統領は、チャパレ地方の元コカ葉農家だ。

■アクリク、47% Correo del Surの記事
ボリビア国民の47%は、「アクリク」をするという。アクリク(アクリカン)は、コカ葉を直接歯で噛む行為だ。インディヘナ(先住民)伝来の行為で、文化のほか治療などさまざまな意味を持つ。コカ葉を使用する産品をつくる企業が調査結果を示したものだが、毎日アクリクをする人は13%にとどまるという。

■エボ「アフリカに輸出したい」 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、自身の政治モデルをアフリカに「輸出したい」と語った。2006年に大統領に就任後、モラレス大統領は資源の国有化などを図り、国づくりをすすめた。こうした自身の政治モデルを、未だ後発発展に甘んじるアフリカに輸出したいとした。モラレス大統領の国有化は天然ガスなどの資源だけでなく、通信会社、空港会社など多岐にわたる。

■タリハで空軍機事故 La Razónの記事
タリハ県で空軍の小型機が、事故を起こした。県都から10キロのモンテ・セルカドに不時着したもので、この機に乗っていた空軍の2人が負傷し、タリハ市内の病院で手当てを受けている。空軍によるとこの機は、ルーティンワークの途上で着陸に失敗し、この事態を招いたという。空軍機の事故は2014年10月以来だ。

■スクレ、大気汚染55%改善 Correo del Surの記事
スクレでの24日朝時点の大気汚染の状態は、55%もの改善を見たという。サンフランシスコ・ハビエル大学が明らかにしたものだ。23日の「サンフアンの夜」にはたき火をする習慣があり、毎年この24日朝にかけての汚染が悪化する。しかし環境問題からたき火が禁止され、状況が改善しているという。ラパスやオルーロ、ポトシでも同様の報告がなされている。


【ペルー】

■カカオは、コカ葉からの転作 Gestionの記事
国内で栽培されているカカオの50%は、コカ葉からの転作だという。国内のカカオ生産者らの団体が明らかにしたものだ。コカ葉はコカインの原料になることから、その生産や流通は規制を受けている。このため、より需要の高いカカオに転作されるケースが、国内各地で広がった。現在のカカオ作付面積は、1万5千ヘクタールにのぼる。


【アルゼンチン】

■クリスティナ、出馬へ Página Sieteの記事
クリスティナ・フェルナンデス前大統領は、10月22日投票の上院議員選に出馬する。現在64歳の同氏は、支持者ら4千人を前に、「マウリシオ・マクリ政権にブレーキをかける必要がある」と述べ、出馬を宣言した。大統領就任前までは同氏は上院議員を務めており、「古巣」への回帰を通じ、政界に復帰したい考えだ。

■メンドサ州で事故 La Razónの記事
メンドサ州で大きな事故が起きた。25日、サンラファエルから30キロの国道144号線を走行していたバスが衝突事故を起こしたものだ。この事故で年少者を多く含む15人が死亡した。アルゼンチン政府はこの事故を悼み、政府関連施設の国旗を「半旗」にすることを指示した。このバスは事故当時、相当のスピードを出していたとみられる。


【コロンビア】

■メデジン近くで船の事故 Correo del Surの記事
メデジンから80キロのグアタペの川で、船の事故が起きた。170人を乗せて航行していたこの船が難破し、沈没したものだ。これまでに99人は救助されているが、多くの死者も出ており、依然として多くの人が行方不明となっている。事故に至った原因などはまだ分かっていないが、地域行政は定員オーバーであった可能性を指摘している。

■鉱山で爆発、13人死亡 Página Sieteの記事
クンディナマルカ県の炭鉱で爆発が起きた。鉱山省によると、事故が起きたのはボゴタから90キロ、ククヌバにある違法操業の炭鉱だ。鉱山内での爆発で、これまでに13人の死亡が確認されているという。事故直後、鉱山内には2人が生き埋めになっていたが、その後この2人も遺体で収容された。


【ベネズエラ】

■ティントリ氏、ロペス氏と21日間会えず Correo del Surの記事
活動家のリリアン・ティントリ氏は、夫のレオポルド・ロペス氏とすでに21日間、会えていないことを明らかにした。野党指導者のロペス氏は、2014年の反政府デモの責任を問われ、14年の刑を受けている。ティントリ氏は収監されている施設を訪れているものの、面会がかなわない状態となっているとした。ロペス氏の逮捕、判決について多くの国民は「弾圧」と捉えている。

2017.06.26

【ボリビア】

■アルセ氏、健康問題で辞任 Correo del Surの記事
ルイス・アルセ経済金融相が、突然辞任した。同氏は健康問題を抱え、早急に検査、治療を受ける必要があるとして辞任を発表したものだ。今後ブラジルに向かい、医療機関に入院するという。同氏は2006年のエボ・モラレス政権誕生時から大臣を務め、モラレス大統領からの信頼も篤い。

■アルゼンチンと電力供給で合意へ La Razónの記事
ボリビアとアルゼンチンは、電力の相互供給で間もなく、合意に達するという。ボリビアは電力を新たな輸出品と位置づけ、輸出先をアルゼンチンと想定し電源開発を進めている。両国間では、これまではなかった電力相互供給のための送電網の整備が着手されている。政府間の交渉は、大詰めを迎えているという。

■ワナクニ外相、キューバへ Página Sieteの記事
フェルナンド・ワナクニ外相が、キューバを訪れる。ハバナを訪れ、同国外相などと会談を行なう予定であると、キューバのメディアが伝えたものだ。米国と距離を置くスタンスの近さから、両国関係は強まっており、この外相訪問を通じて教育や保健分野での、さらなる協力関係の深化を図る。

■民間病院はストのおそれ La Razónの記事
ボリビア政府は、民間病院ではストライキが頻発するおそれがあると考えている。国内の二次、高度医療病院の運営は、ほぼ全面的に公営だ。エボ・モラレス大統領はこの理由について、ストライキによりこうした高度医療機関がストップするリスクを挙げた。しかし実際には公営病院でも、ストライキは行なわれている。

■二つの広場、10月までに整備へ Página Sieteの記事
ラパス、ミラフローレス地区の2つの広場は、10月までには整備を完了するという。ヘルマン・ブッシュ通りのトリアングラール(三角)広場と、ビジャロエル広場では、11月開業予定のテレフェリコ(ロープウェイ)白線の駅整備が進められている。周辺はこの建設で様相が変わっているが、10月までにこの整備事業については終了させるとミ・テレフェリコが明らかにした。

■オルーロ、サンフアンの温度差 La Patríaの記事
オルーロ県内では、23日の「サンフアンの夜」について温度差があった。この夜には伝統的に、たき火をする習慣があるが、近年は大気汚染などの環境問題から、このたき火の禁止の動きが広がっている。今年はオルーロ市などではたき火の数が減り、翌朝にかけての汚染状況は弱まったが、農村部の町ではむしろ悪化したところもあったという。

■ジャガーアリクイを襲う La Razónの記事
サンタクルスの市営動物園で、飼育されているジャガーが、同じく飼育されている大アリクイを襲ったという。23日午後に起きたこの事態を撮影した動画が、SNSなどで拡散している。この場に居合わせたこどもが泣き叫ぶ声も、この動画に収められている。この件について、動物園及びサンタクルス市側から、説明などはない。


【ペルー】

■地震が4度発生 La Razónの記事
国内では25日朝、各地で4回の地震が発生したという。観測機関によると朝2時46分から6時40分までの間に、ピウラ県で2回、ウカヤリ県で1回、アレキパ県で1回、地震が起きた。揺れの規模はマグニチュード4.0~4.4と小さく、これらの地震による人や建物への被害はない。環太平洋造山帯に位置するペルーは、世界有数の地震国だ。


【コロンビア】

■ELN、オランダ人らを解放 Página Sieteの記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)は、人質としていたオランダ人の記者ら2人を解放した。コロンビア政府は、コロンビア革命軍(FARC)との和平合意に続き、このELNとも和平交渉を重ねている。この過程において、ELNはこの2人の解放を決め、実行したものだ。和平交渉はエクアドルのキトで、断続的に行なわれている。


【ベネズエラ】

■アルマグロ「ベネズエラ解放を」 Correo del Surの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、ベネズエラの「解放」の必要性を強調した。ベネズエラでは政治経済の問題が噴出し、44月以降連日、反政府デモが繰り返されている。こうしたデモに対する政権の強圧的態度を、周辺の多くの国々は「弾圧」とみている。マドゥロ政権を批判し続けているアルマグロ氏は、ベネズエラの自由解放が必要と断じた。

■ティントリ氏「夫に会えない」 Correo del Surの記事
活動家のリリアン・ティントリ氏は、「夫に会えない」と訴えている。野党指導者の夫、レオポルド・ロペス氏は2014年の反政府デモの責任を問われ、14年の刑を下され収監されている。ティントリ氏は面会のため施設を訪れているものの、面会を阻まれているという。国民の多くは、ロペス氏の逮捕、有罪判決を「弾圧」とみている。

■アムネスティ、ロペス氏について調査 Página Sieteの記事
アムネスティ・インターナショナルは、収監されているレオポルド・ロペス氏について、調べを開始する。2014年の反政府デモの責任を問われ14年の刑を受けた同氏に対し、拷問が行なわれた疑惑が浮上したためだ。ラモス・ベルデの施設内で23日に撮影されたとみられる動画に、同氏が拷問を受けているらしい内容が含まれていた。

■野党「兵は武器を使用」 Página Sieteの記事
野党は、反政府デモに対し軍が、武器を使用していると訴えた。政治経済の混乱を受け、国内では4月以降、国内各地で連日、反政府デモが繰り返されている。この鎮圧行動のため軍側が、デモ隊に対し平然と武器を使用するようになっているという。一連の反政府デモでの死者数は、75人にのぼる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、支持率7%に Correo del Surの記事
ブラジル、ミシェル・テメル大統領の支持率は、7%となった。サンパウロのメディアFolhaが行なった世論調査の結果だ。この数字は、4月調査時点の9%から2ポイント下がり、大統領支持率としては1989年以来もっとも低い水準となった。ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾で罷免され、副大統領から昇格したテメル氏だが、現在汚職の容疑がかけられている。

2017.06.25

【ボリビア】

■アルセ経済金融相が突然の辞任 La Razónの記事
ルイス・アルセ経済金融相が24日、突然辞任した。エボ・モラレス大統領とともにメディアの会見に臨み、明らかにしたものだ。同氏は健康問題を抱えており、ブラジルで検査、治療を受ける必要があるという。同氏は2006年のモラレス政権誕生時からこの大臣職を務め、この11年にわたる経済成長の大きな原動力となったと、モラレス大統領はこの辞職を惜しんだ。

■公認発表は26日 Página Sieteの記事
政府は、経済金融大臣の公認発表は、週明けの26日になると語った。ルイス・アルセ大臣が健康問題から急遽、辞任したことを受けた対応だ。重要閣僚であることから、モラレス大統領は慎重に人選を進める予定であると政府広報官が明らかにした。今の時点で、候補者などの具体的な名前は伝えられていない。

■ペルーと国境協力協議へ Página Sieteの記事
ボリビア、ペルー両国は、両国国境エリアの問題についての協議の場を持つ。南米各国では現在、薬物や現金、武器の輸送が国境を越えた問題となっている。両国の国境でもこうした活動が活発になっているとの指摘があり、この対策について政府間の協議を行なうものだ。今回の協議はラパス市内で行なわれる。

■赤線、運転再開へ Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)赤線は、運転を再開する。エスタシオン・セントラルとエルアルトの7月16日駅を結ぶこの路線はメンテナンスのため、1週間運休していた。この作業が終了し、再開することになったと運営するミ・テレフェリコが明らかにした。この10月には、エスタシオン・セントラルで接続するオレンジ線が、開業予定となっている。

■エボ、チリに資すると批判 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、「チリに資する」として野党の動きを批判した。3月、オルーロ県ピシガの国境でボリビアの税関職員と兵9人が、チリに拘束された。この件についての野党の動きが、「チリ政府側と同調している」と批判したものだ。モラレス大統領はイデオロギー、政策の違いを超えて、この問題では与野党が一致した対応をするべきと断じた。

■薬物摘発、200トン Página Sieteの記事
国内では今年、すでに200トンもの薬物が摘発されているという。警察の薬物捜査課が明らかにしたものだ。この1月以降、摘発、押収された薬物量はすでに208トンに達している。摘発件数は5千件を数え、コカインなどの精製工場の摘発は2千件だ。サンタクルス県のパラグアイ国境付近と、ラパス、オルーロ、ポトシ県のチリ国境での摘発が多くを占める。

■オルーロ、劇場とプール La Patríaの記事
オルーロ県は、新たに劇場とオリンピックプールを整備するという。ビクトル・ウゴ・バスケス知事が明らかにしたものだ。新劇場はオルーロ市東部地区、フアン・メンドサ空港近くに新たに整備され、7月1日に着工する。またプール施設はヘスス・ベルムデス競技場の隣接地に設けられ、この27日に着工となるという。


【ペルー】

■フヒモリ氏への恩赦を求める Página Sieteの記事
議会内では一応の勢力を持つ野党フエルサ・ポプラールは、元大統領アルベルト・フヒモリ(フジモリ)氏の恩赦実施を、ペドロ・パブロ・クチンスキー政権に求めた。在任中の人権問題で25年の刑を受けたフヒモリ氏だが、健康問題を抱えており、娘のケイコ・フヒモリ氏が率いる同党が、恩赦実施を強く訴えたものだ。


【チリ】

■バチェレ、マプチェに謝罪 Página Sieteの記事
ミチェル・バチェレ大統領は、インディヘナ(先住民)であるマプチェの人々に謝罪した。第9(ラ・アラウカニア)州を訪れ、突然語りだしたものだ。チリではマプチェの人々が、同国の歴史の中で差別や迫害に瀕してきたことが伝えられる。バチェレ大統領はこの事実を歴史の汚点と認め、過去の誤った政府の対応に対し謝罪したものだ。


【コロンビア】

■ELN、オランダ人記者ら解放へ Correo del Surの記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)は、人質としてきたオランダ人記者ら2人の解放を決めた。52歳と68歳の男性記者2人は、先週末から同組織に拘束されている。この解放の理由などについて、同組織は明らかにしていない。昨年政府とコロンビア革命軍(FARC)が和平に合意したのに続き、現在政府と同組織はこの交渉を続けている。

■FARC、武装解除 Página Sieteの記事
左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の武装解除が、実現したという。フアン・マヌエル・サントス大統領が明らかにしたものだ。昨年政府とFACRは和平に合意し、FARCは武装解除を進めていた。この解除がほぼ完了し、武装組織としてはFARCはすでに「過去のものになった」とサントス大統領は語った。同大統領は昨年、この和平が評価されノーベル平和賞を受けている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、デモ隊への圧力増す Correo del Surの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、反政府デモ隊への圧力を強めているという。国内では政治経済の混乱を受け、4月以降連日、各地で反政府デモが行なわれている。マドゥロ政権は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱めるために憲法改正を発議しており、これを推し進めるため、デモに対してより厳しい対応を取り始めているとみられる。

2017.06.24

【ボリビア】

■チリは国境に壁を作ろうとしている La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、チリ政府がボリビア国境に「壁」を作ろうとしていると述べた。米国のドナルド・トランプ政権が、メキシコに作ろうとしている壁と同様だという。チリがボリビアの政府関係者、政治家などにビザ取得を義務づけたことを批判し、語ったものだ。海岸線問題などを受け、両国の関係は極度に悪化したままとなっている。

■コレア氏とサパテロ氏、空軍機に Página Sieteの記事
エクアドルのラファエル・コレア前大統領と、スペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ元首相が、ボリビア空軍機に乗ったという。両者は19日から20日にかけて国内を訪れ、コチャバンバ県の村に向かった。国内到着まではそれぞれ専用機などを利用したが、国内移動は空軍の機体を利用したという。

■難民4人、ボリビア国籍取得 Correo del Surの記事
ボリビアに居住する難民4人が、ボリビア国籍を取得したという。フェルナンド・ワナクニ外相が明らかにしたものだ。国籍を取得したのはパキスタン出身の2人と、ペルー出身の2人だ。難民認定を受けているこれらの4人は、今後はボリビア国籍者として国外に向かうことも可能となる。

■ワリ-ウユニ道で事故 Página Sieteの記事
オルーロ県内の道路で、交通死亡事故が起きた。現場となったのは県内のワリと、ポトシ県のウユニを結ぶ道路だ。4WD車とトラクターが衝突したもので、この事故で7歳のこどもを含む5人が負傷し、11歳の少年が重傷を負っている。事故原因などについてはまだ、分かっていない。

■犬に噛まれた人を探す Página Sieteの記事
ラパスの保健行政は、犬に噛まれた人を探している。今月15日、市内のプラプラで、白と茶色のぶち犬が人々を次々と襲った。この後死んだ犬を調べたところ、狂犬病に感染していたという。噛まれた人がこのウイルスに感染しているおそれがあり、早めにワクチンを受ける必要があるとして、地域一帯で噛まれた人を探しているものだ。

■アマスソナス、マイレージ開始 Correo del Surの記事
アマスソナス航空が、新たにマイレージサービスを開始した。利用時にマイルが得られるこのサービスは「ジェット・クラス・マイルズ」という名前だ。国内だけでなく、アマスソナス・パラグアイ、アマスソナス・ウルグアイ利用時にも、マイレージを獲得できる。同社は2012年のアエロスール破綻後、国内市場での存在感を大きく増した。


【ペルー】

■リマ中心部で火災 Págna Sieteの記事
リマ中心部にある商業施設で、火災が起きた。23日朝、この事態が起きたのは歴史的建造物の一つである「ガレリア・ニコリニ」だ。可燃物を販売していた店舗から火が出たもので、市内の消防500人が結集し、消火活動を行なった。火はその後消し止められたものの、建物内にいたとみられる4人と連絡がとれなくなっている。

■恩赦の現実味が増す Página Sieteの記事
元大統領のアルベルト・フヒモリ(フジモリ)氏への恩赦実施の現実味が、増している。政権運営に苦しむペドロ・パブロ・クチンスキー政権が、フヒモリ氏支持派を取り込むため、この恩赦を行なう可能性が浮上している。フヒモリ氏は在任中の人権問題で25年の刑を受け服役中だが、健康問題が取りざたされ、恩赦を求める声が上がっている。


【チリ】

■ピノチェト氏家族に480万ドル支払い命令 Página Sieteの記事
チリ司法は、1990年にかけて軍事独裁政権を敷いたアウグスト・ピノチェト氏の家族に、480万ドルの支払いを命じた。サンティアゴの司法が命じたもので、この独裁政権下で「私腹を肥やした」分の返還を求めたものだ。この請求は、ルシア・イリアルト夫人などに対しなされることになる。


【ベネズエラ】

■22歳学生、デモで殺害される Página Sieteの記事
反政府デモに参加していた22歳の男子学生が、明確に「殺害された」という。カラカスの高速道路上でのデモが鎮圧行動にあい、ダビド・バジェリニャさんが死亡した。現場で撮影された動画が、この学生に対し2発、発砲する治安部隊の姿を映していた。鎮圧行動とは名ばかりで、ただの惨殺だと野党側が追及している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラで地震 Cooreo del Surの記事
グアテマラで22日、大きな地震が起きた。観測機関によるとこの地震の規模はマグニチュード6.7で、地震の揺れは国内の大半の地域とメキシコのチアパス州、そしてエルサルバドルで感じた。またこの地震の後には、M3.9~M4.3の余震が3度発生している。建物などの被害は報告されているが、負傷者などは出ていないという。

■エスピリト・サントで事故 Correo del Surの記事
ブラジル、エスピリト・サント州で大きな事故が起きた。グアラパリのBR-301道上で、砂糖を積んでいたトラックが、サンパウロからビトリアに向かっていたバスに衝突した。この事故は後続車を巻き込み、さらにこれらの車輛は炎上するに至った。今の時点で、21人がこの事故で死亡している。

2017.06.23

【ボリビア】

■9人は有罪、でも送還 La Razónの記事
チリ最高裁は、ボリビアの税関職員と兵9人に有罪を言い渡したが、罰金支払いの上ボリビアに送還すると判断した。イサベル・ペニャ裁判長が判決を言い渡したもので、支払いが命じられた罰金額は4万5715ドルだ。3月にオルーロ県ピシガの国境で拘束されてから、94日にで国内に戻る見通しが立ったことになる。

■副大統領、チリの判断を批判 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、チリ最高裁の判断を批判した。3月にオルーロ県ピシガの国境で拘束された9人に、罰金支払いが命じられたものだ。副大統領はこの判断について、「チリのボリビアに対する差別的、高圧的態度」と指摘し、ミチェル・バチェレ大統領の父親が受けた「独裁政治の被害」と同様だと表した。

■政府「3%を超える値上げはない」 La Razónの記事
ボリビア政府は、電力料金について「3%を超える値上げはない」とした。政府は、エネルギーの安定供給を実現するため、3%の電力料金値上げを行なうことを発表した。国民間から不満の声が上がっているが、これに対し「3%を超える、便乗値上げが起きないよう監視を強める」との方針を示した。

■OHCHR、12月で撤収 Correo del Surの記事
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、ボリビアからこの12月で撤収する。同機関は国内に2007年から事務所を置いていたが、この5月初めに年内で撤収する方針が示されていた。これが正式に決まったもので、撤収後はチリのサンティアゴの事務所がボリビア国内を管轄するという。

■エボ、オリノカで祝う La Patríaの記事
エボ・モラレス大統領はオルーロのオリノカで、「アイマラの新年」を祝った。この21日は、冬至と農業サイクルの始まりを意味する、インディヘナ(先住民)の新年だ。モラレス大統領は今年、自身の出生後であるこのオリノカで、「初日」を迎えた。この地には今年、政府が建設した民主主義革命歴史博物館が開館したばかりだ。

■サンタクルス、移民少ない Página Sieteの記事
サンタクルスは、移民が少ないという。1992年、2001年、2012年の過去3回のセンソ(国勢調査)の結果によると、サンタクルス市民に占める移民の割合は3.9、3.5、3.6%という割合だ。パンド県の22.9、32.7、41.3%という水準に比して、非常に低いことが分かる。サンタクルスは、国内から流入する人の受け皿になっているとの指摘がある。

■サンフアンの夜、レーダー監視 La Razónの記事
ラパス市は、23日の「サンフアンの夜」をレーダー監視するという。冬至にあたるこの夜、国内では伝統的にたき火をする習慣がある。しかし大気汚染などの環境問題を引き起こすとして、都市部を中心に禁止の動きが広がっている。ラパス市でも禁止条例があり、これを監視するためレーダーが活用されるという。

■ユンガスで事故 La Razónの記事
ラパス県のユンガス地方でまた、交通事故が起きた。ラパス県警によるとインカチャカのダム近くで21日19時30分頃、車輛同士の衝突事故が起きた。この事故で2人が死亡し、4人がラパス市内のアルコ・イリス病院に搬送され手当てを受けたという。衝突したのはトランス・アマソナス社のミニバスと、トラックだ。


【ベネズエラ】

■米州機構、結論出せず Correo del Surの記事
米州機構の定例総会では、ベネズエラ問題についての結論は出せなかった。政治経済の問題が噴出するベネズエラに対し、同機構のルイス・アルマグロ総裁は制裁発動を含め、圧力を強めている。しかし総会の場では、野党側と、政府側を支持するそれぞれの意見が出てまとまらず、統一的な見解を示すことはできなかった。

■デルシー外相は制憲議会へ Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は新しい外相に、米州機構大使だったサムエル・モンカダ氏を指名した。これまで外相を務めたデルシー・ロドリゲス氏は、マドゥロ政権がもくろむ憲法改正を図るための制憲議会議員に推されるという。ロドリゲス氏はマドゥロ大統領の信頼が厚く、憲法改正の実現のため同氏に同議員を打診したことを明らかにした。

■「大統領候補にでもなるつもりか」 Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、同政権に厳しい追及を続けるルイサ・オルテガ検察長官に対し、「大統領候補にでもなるつもりか」と語った。同長官はマドゥロ政権のとくに人権問題などについて、糾弾する姿勢を取り続けている。マドゥロ大統領は、「野党の大統領候補になる手はずでもついているのかもしれない」と語った。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、受け身の汚職 Página Sieteの記事
ブラジル検察は、ミシェル・テメル大統領の容疑について「受け身の汚職」と表した。同大統領に対しては、裏金が渡っていた容疑で、調べが進められている。検察は元相談役の下院議員を通し、企業から不正な資金を受けた実態の解明を進めているとした。その上でこの事件の立件に、自信を見せている。

2017.06.22

【ボリビア】

■9人はあくまで無実 La Razónの記事
ボリビア政府は、チリに拘束された9人は、あくまで無実と国際社会にアピールする。3月、オルーロ県のピシガの国境で職務中の税関職員と兵9人が、突然拘束された。最高裁がこの9人についての判断を間もなく下す。ボリビア側はこの9人の逮捕が不当であると、今後も国際社会に訴える方針だ。

■9人は海の問題の犠牲者 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、チリに拘束された9人は、「海の問題の犠牲者」とした。この9人が拘束されたのはボリビアが定める「海の日」の直前だった。ボリビアは1904年の平和条約に基づきチリに対し主権ある海岸線を求め、この問題をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。両国関係が極度に悪化する中、チリ側の「嫌がらせ」に利用されただけと指摘した。

■アイマラ暦5525年の夜明け Correo del Surの記事
21日、国内はアイマラ暦5525年の新年を迎えた。冬至を迎え、農業の新しいサイクルが始まることから、大地神パチャママに祈りをささげる儀式が、初日を迎えながら各地で行なわれた。とくにラパス県のアイマラの聖地ティワナクには、早朝にも関わらず多くの人が集まり、この儀式に参加した。

■献血協力トップはベニ県 La Patríaの記事
国内で献血にもっとも強力的なのはベニ県民だという。14日が献血の国際デーで、これに合わせ国内の血液銀行が明らかにしたものだ。国内でも売血は廃止され、輸血血液などは献血に頼っている。県民に占める献血者の割合がもっとも高いのがベニ県で、以下パンド、タリハ、オルーロ、ラパス県が続く。

■プラプラで狂犬病 La Razónの記事
ラパスのプラプラ地区で、犬が狂犬病を発症した。症状などからこの感染が疑われた犬の死骸を調べたところ、保健省がウイルスを検出したことを明らかにした。犬が発症したのは15日のことで、この犬に噛まれた人がいる可能性があるとして、周囲に呼びかけがなされている。発症前にワクチンを受けると、発症を避けられる可能性が高い。

■メガセンテル、建物には問題なし La Razónの記事
ラパス、ソナ・スールのイルパビにある商業施設「メガセンテル」の建物には、問題はないという。この建物の明り取りの窓が突然崩落する事態が生じ、この写真がSNSなどで拡散している。建築のエンジニアらが、原因などを調べたが、窓の問題であって建物の崩落などが起きているわけではないと判断した。

■中毒のモーテルに閉鎖命令 La Razónの記事
一酸化炭素中毒が起きたラパス市内のモーテルに対し、警察は営業停止と閉鎖を命じた。この事態が起きたのは、ビジャ・エル・カルメンにある「ファンタシア」だ。この事態で、宿泊客2人が死亡している。当局側の調べで、この宿の施設には、事故などを防ぐのに必要な措置などが十分にとられていない実態が明らかになった。


【アルゼンチン】

■Odebrecht汚職容疑、29人 La Razónの記事
アルゼンチン検察は、ブラジルの建設会社Odebrechtから裏金を受け取るなどの汚職の容疑で、29人に対する調べを進める。同社はラテンアメリカ各国で公共事業受注のため、裏金工作を行なったことが明らかになっている。同検察によると、捜査の結果この29人の関与が濃厚になったという。


【ベネズエラ】

■OAS総会、ベネズエラ問題協議 Correo del Surの記事
米州機構(OAS)の総会で、ベネズエラ問題が話し合われる。政治経済の問題が噴出しているベネズエラに対し、同機関のルイス・アルマグロ総裁は厳しい態度で臨んでいる。同総裁はベネズエラへの制裁発動を含め、この議会での話し合いを求める。一方、議会にはマドゥロ政権と親しい関係の政府も参加しており、意見が一致するかは不透明だ。

■オルテガ長官に司法判断 Página Sieteの記事
検察のルイサ・オルテガ・ディアス長官に、司法が判断を下すという。同長官は、ニコラス・マドゥロ政権の独裁的体制などに対し批判的で、糾弾と批判の姿勢を貫いている。ニコラス・マドゥロ政権よりの判断が目立つ司法は、同長官に対する違法性を指摘し、法的判断を加える準備を進めているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラで土砂災害 Correo del Surの記事
グアテマラの首都から330キロ、ウェウェテナンゴ県のサン・ペドロ・ソロマで土砂災害が起きた。グアチュナ地区で土砂が崩れ、多くの家々が巻き込まれたという。当局側によると、今の時点で11人の死亡が確認されている。同地域では雨が続き、地盤が緩むなど土砂災害が起きやすい状態となっていた。

■マルティネリ氏、収監継続 Correo del Surの記事
パナマの元大統領、リカルド・マルティネリ氏は今後も、収監されたままとなる。同氏は6月12日、スパイ行為の容疑で米国マイアミで起訴され、逮捕されている。家族らの異議申し立ての審査が行なわれたが、裁判所はこれを認めず、解放を否決した。同氏は拘束されたまま、今後も取り調べが続くことになる。

2017.06.21

【ボリビア】

■政府、チリの司法を信じず Correo del Surの記事
政府は、チリの司法を信用してはいない。この3月、オルーロ県のピシガの国境で、職務中の税関職員と兵ら9人がチリ側に突然拘束された。この9人に対する最終審が今週、サンティアゴで言い渡される。ボリビア側はこの9人の無実、潔白を主張しているが、「捜査機関の目せしめ的逮捕」を撤回する見通しはない、と政府側はみている。

■メサ氏「相互理解が必要」 Correo del Surの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、チリとの関係について「相互の理解と尊重が必要」と述べた。海岸線問題をハーグの国際司法裁判所に提起して以降、ボリビアとチリの関係は極度に悪化したままとなっている。こうした中、9人の拘束問題やチリ税関ストによるボリビアの損失など、さまざまな問題が噴出している状態だ。メサ氏はまず相互理解から始めるべきと述べた。

■入国拒否ボリビア人、1701人 Página Sieteの記事
2015年以降、チリは1701人のボリビア国民の入国を拒絶した。同国の移民局が明らかにした数字で、拒否者の全体数は1万8906人で、ペルーとコロンビアの2か国で1万人を数え、ボリビア人の割合は低い。観光目的で入国しようとしたものの、宿泊先の予約も、支払い原資も持たないような場合、拒絶することがあると説明した。

■エボ、ティワナクには行かず Página Sieteの記事
21日の朝、エボ・モラレス大統領はラパス県のティワナクには行かないという。この日は「アイマラの新年」で、農業サイクルの始まりに豊作を祈るため、多くの人が初日を迎える。アイマラの聖地ティワナクでも儀式が行なわれるが、モラレス大統領は今年は自身の生誕の地、オルーロのオリノカでこの朝を迎えるという。

■メガセンテル、4人は逃げた Página Sieteの記事
ラパス、イルパビの商業施設「メガセンテル」では、ぎりぎりのところで4人が逃げ、事態を回避した。このモールのフードコートの明り取り窓が落下する事故が起きた。負傷者はいなかったものの、昼食前の混雑が始まる時間帯で、落下個所に直前まで人がいたという。近くにいたこの4人は、亀裂に気づいて逃げ、難を逃れた。

■左側通行区間を変更へ Página Sieteの記事
国内唯一の「左側通行区間」は、この28日から通常の右側通行に変更される。この区間があるのは、ラパスとユンガスを結ぶ道路だ。国内はもとより、南米でもスリナム、ガイアナ以外では唯一、車輛が左側を通る区間が残存していた。道路の形状の問題が理由だったが、右側通行化しても問題ないと判断し、この日から変更するという。


【チリ】

■ピニェラ、女性蔑視発言か Página Sieteの記事
セバスティアン・ピニェラ前大統領の発言に、批判が起きている。次期大統領選への出馬の意向を示し、各候補者間では支持の高い同氏だが、国内南部のリナレスでの遊説中、女性を蔑視する発言をしたという。この発言について、「女性嫌い」や「男性優位主義」によるものとの批判が、各方面が起きている。


【コロンビア】

■武装解除、大詰めに Página Sieteの記事
左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の武装解除が、いよいよ大詰めとなっている。昨年政府とFARCは武装解除に合意、このプロセスが進行中だ。このFARCの兵らが、一般社会に回帰、復帰する最終段階を迎えている。政府側によると、7千人の兵のうち、すでに5800人が武装解除し、社会に戻っているという。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、17歳少年が死亡 Página Sieteの記事
カラカスで行なわれた反政府デモに対する鎮圧行動で、また新たな死者が出た。治安部隊が発砲した銃弾が頭部に当たり、17歳の少年が死亡したという。政治経済の混乱を受け、国内では4月以降、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めるデモが連日行なわれている。一連のデモで死亡した人の数は、これで74人となった。

■ペルー外相と激しい応酬 Página Sieteの記事
デルシー・ロドリゲス外相とペルーのリカルド・ルナ外相との間で、激しい応酬があった。米州機構(OAS)の外相会談が行なわれたが、この場でルナ外相がベネズエラ情勢について憂慮を示した。ニコラス・マドゥロ政権が批判をかわし独裁体制を築くため憲法改正を試みていると表したことに、ロドリゲス外相が激しく否定し、言い争いとなったものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、トランプ氏を批判 Correo del Surの記事
キューバのブエノ・ロドリゲス外相は、米国のドナルド・トランプ大統領を批判した。トランプ政権がキューバとの合意内容を見直し、再度制裁を発動する可能性を示したことについて「再び冷戦に戻るつもりか」と同外相は述べた。その上でバラク・オバマ前政権時代の合意内容は「維持するべきものだ」と断じた。

■メキシコ政府がスパイか Página Sieteの記事
メキシコ政府が記者やメディアなどに対し「スパイ」を行なっていたと報じられた。米国のニューヨークタイムスが伝えたものだ。メキシコでは学生43人が不明になる事件が起きたが、この件について政府側がメディアにスパイ行為を行なっていたという。2011年以降、このスパイ行為に対し政府側が8千万ドルを支出したと同紙は報じた。

2017.06.20

【ボリビア】

■招待客、続々到着 Página Sieteの記事
国内に、招待客が続々と到着している。コチャバンバ県のティキパヤでは20日と21日、「壁のない世界」フォーラムが開催される。元首脳や活動家などが招待されており、こうした招待客が次々と国内空港に姿を見せている。差別のない世界を実現しようという会議について、ローマ法王フランシスコ1世も、メッセージを寄せた。

■ルゴ氏は訪問キャンセル Página Sieteの記事
パラグアイのフェルナンド・ルゴ前大統領は、来暮を中止した。同氏はコチャバンバ県ティキパヤで開催される「壁のない世界」フォーラムに招待され、参加を表明していた。しかし同氏が務める上院議長の職務の関係で、訪問できなくなったという。またノーベル平和賞受賞者のグアテマラの活動家、リゴベルタ・メンチュ氏も来暮を取りやめた。

■チリの弁護士、無実を信じる La Razónの記事
ボリビアのオンブズマン機関からの依頼を受けたチリの弁護士、クラウディオ・ビラ氏は無実を訴えている。3月、オルーロ県ピシガの国境で税関職員と兵ら9人がチリ側に拘束された。イキケの施設にいる9人を、オンブズマン機関や国内の委員会が訪れ、対応にあたっている。この20日にも、チリ最高裁が最終審を下す予定だ。

■コルサン・コルビアム、履行7.49% Página Sieteの記事
スペインの建設会社コルサン・コルビアムによる、受注工事の履行は全体の7.49%にとどまっている。ジェルコ・ヌニェス上院議員が指摘した数字だ。同社はボリビアの公共工事を受注したが、工事を完了しないまま国内から撤収してしまった。同社が受け取った公共投資額は、全体の4割にのぼる。また同社は、労働者に対する賃金も支払っていない。

■メガセンテル、天井が落ちる La Razónの記事
ラパス、イルパビにある大型商業施設メガセンテルで、天井の一部が落下する事故が起きた。この現場となったのは、3階にあるフードコートの一角だ。この落下に巻き込まれた人はおらず、人的な被害は出ていない。現在、現場では検証が行なわれており、フードコートの営業の一部は差し止められている。

■バス会社「移らない」 La Patríaの記事
オルーロのバスターミナルに乗りいるバス会社らは、新ターミナルに「移らない」と断じた。市内にはこの2月、新しいバスターミナルがオープンしたが、旧ターミナルからの移管が進まず、開店休業状態となっている。市側から各バス会社に説明があったものの、不便になるなどの理由で「移らない」と回答する会社が続出しているという。

■ボナンサ、オルーロで演奏 La Patríaの記事
スクレのフォルクローレ音楽グループ「ボナンサ」がオルーロで演奏した。同グループはオルーロ工業大学(UTO)構内で特別演奏を行なったもので、多くの観客で賑わった。同グループは「ロマンティカ」と呼ばれる分野で知られ、この演奏では最新のアルバムの発表曲を中心に演奏が行なわれている。


【ペルー】

■法王、来秘へ La Razónの記事
ローマ法王フランシスコ1世が来年、ペルーを訪れる。ローマ法王庁が明らかにしたもので、2018年1月に法王はチリ、ペルーを訪れるという。ペルーの滞在は18日から21日で、リマ、プエルト・マルドナード、トルヒーリョを訪れる予定だ。法王は2015年にエクアドル、ボリビア、パラグアイを訪れ、この9月にはコロンビアを訪れる予定となっている。


【チリ】

■鉱山、捜索続く Correo del Surの記事
第11(アイセン)州の鉱山では捜索、救出活動が続いている。今月9日、チレ・チコにある金鉱山、デリア2に大量の水が入り込み、中にいた作業員ら2人が、今も閉じ込められているものだ。この事態は落盤事故をきっかけに、鉱山に近いベルデ湖の水が、坑内に入り込んだのが原因だ。


【アルゼンチン】

■悪天候で船が沈む Correo del Surの記事
国内南部の大西洋沖で17日、漁船が難破し、沈没した。現場はチュブ州のラウソンの沖80キロの地点で、悪天候に見舞われこの事態が起きたという。救出活動にあたっていた救助隊は、この海域付近で救命胴衣を着けたまま海に浮いていた男性を救助したが、すでに死亡していたという。数名が不明になっており、捜索が続けられている。


【コロンビア】

■サントス、テロ事件を非難 Correo del Surの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、ボゴタ市内の商業施設「アンディーノ」で起きたテロ事件を非難した。襲撃事件が発生し、フランス人を含む女性三人が殺害され、9人が負傷したものだ。左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との和平が間もなく実現するこのタイミングで起きた事件に、国内では衝撃が広がっている。


【ベネズエラ】

■OAS、解決策を模索 Correo del Surの記事
米州機構(OAS)は、ベネズエラ問題の解決策を模索している。ルイス・アルマグロ総裁は、加盟各国にこの問題を話し合うための会合を呼びかけ、緊急に行なわれることになった。しかしベネズエラのデルシー・ロドリゲス外相は「干渉」とのOASの関与を否定し、加盟国の一部もベネズエラに同調し、各国の意見がまとまらない状態となっている。

2017.06.19

【ボリビア】

■ティキパヤに元首脳ら La Razónの記事
コチャバンバ県のティキパヤに、各国の元首脳らが続々と集まる。この地では「壁のない世界」を目指すフォーラムが開催され、これに元首脳らが参加するものだ。エクアドルのラファエル・コレア前大統領やスペインのサパテロ元首相、パラグアイのフェルナンド・ルゴ前大統領などが参加予定だという。

■9人の審理、簡易手続 Página Sieteの記事
3月にオルーロ県ピシガの国境でチリに拘束された9人の審理が、短縮され行なわれている。税関職員と兵らに対する最終審がこの20日に行なわれるが、この迅速化を図るため簡素化されているという。9人は職務中に突然拘束されたもので、ボリビア側は9人の無実を強く訴え続けている。

■エボ、米国の対キューバ政策批判 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、米国ドナルド・トランプ政権のキューバ政策の変更を批判した。キューバの人権問題などを理由に、トランプ政権はキューバへの自国民の渡航制限などを復活させる方針を示した。モラレス大統領はこの動きを批判し、キューバを再び孤立に追い込むべきではない、とツイートした。

■バス、川に転落 Página Sieteの記事
コチャバンバとサンタクルスを結ぶ旧道で、バスが道路を外れて川の中に転落する事故が起きた。現場となったのはベルメッヘホとアンゴストゥーラを結ぶ区間で、トランスポルテ・トゥピサ社の便が落下したものだ。この事故で5人が死亡し、20人が負傷している。この便はサンタクルスに向かっていたが、少なくとも定員オーバーであったことが明らかになっている。

■UTO、ポオポ湖保護に参画 La Patríaの記事
オルーロ工業大学(UTO)の研究者らは、ポオポ湖の保護に参画する。国内第二の面積を持つこの湖は、異常渇水の影響で2015年12月、地域行政が「消滅」を宣言した。今は水は戻りつつあるが、再び同じ渇水に見舞われる可能性があると指摘されている。UTOはこの対策を話し合う行政と地域民との会議に今後、積極的に参画する方針を示した。

■アイリュ、新年準備 Correo del Surの記事
インディヘナ(先住民)のコミュニティ、アイリュもそれぞれ、新年を迎える準備を進めている。6月21日は、「アイマラの新年」だ。農業サイクルの開始を意味し、多くのインディヘナがこの日の初日を迎える。主にケチュア語圏であるアイリュでもそれぞれ、同様の新年の行事があり、準備が進められている。

■オルーロ、氷点下11度 Correo del Surの記事
オルーロ県内では、氷点下11度を記録したところもあったという。地域の気象機関が明らかにしたものだ。西部アンデス一帯は冬が本格化し、朝晩の冷え込みが強まっている。オルーロは地域でも気温が低い町として知られ、17日には氷点下10度まで下がった。この寒さはしばらく続く見通しで、同機関は農作物や家畜の管理に気をつけるよう、呼びかけている。


【コロンビア】

■ボゴタでテロか Página Sieteの記事
ボゴタでテロとみられる事件が起きた。18日、市内の商業施設「アンディーノ」で爆発があり、3人が死亡し、フランス人を含む9人が負傷した。昨年合意された、左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との和平合意による武装解除完了直前に起きた、事件となった。フアン・マヌエル・サントス大統領は犠牲者への哀悼を語り、市民との連帯を求めた。


【ベネズエラ】

■OAS、またベネズエラ問題の会議 Página Sieteの記事
米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ総裁は、またベネズエラ問題を話し合う会議を招集することを明らかにした。政治経済の問題が噴出し、国内ではこの4月以降、反政府デモが連日続けられている。この鎮圧行動で70人もの死者が出ており、アルマグロ氏はOASとしての対応を迫られていると判断した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■リオ、カーニバルボイコットか Correo del Surの記事
ブラジル、リオデジャネイロのサンバ学校が、カーニバルのボイコットを示唆している。毎年2月頃に開催されるこのカーニバルはユネスコ無形文化遺産に登録される、国内最大の祭だ。しかし市側が、サンバ学校に対する助成の引き下げを示唆し、学校関係者らがデモを行なったものだ。撤回がなければ、ボイコットも視野に入れるという。

2017.06.18

【ボリビア】

■またペルーと共同閣議 Correo del Surの記事
ボリビア、ペルー両国政府はまた共同閣議を開く。両国の閣僚が一堂に会し、両国間の問題について話し合う機会だ。これまでペルー、ボリビア双方で1度ずつ開催され、3度めの閣議が9月1日にアレキパで開催されることになった。ボリビア側はこの閣議で、大陸横断鉄道やイロ港の外港としての使用の件を、具体化させたい方針だ。

■法王、ティキパヤに祝辞 Página Sieteの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、コチャバンバ県のティキパヤに祝辞を寄せた。この町では「壁のない世界」を目指すためのフォーラムが開催される。法王はこの会議の趣旨に賛同し、会議の成功を祈るとともに、ティキパヤの人々を祝福した。米国のドナルド・トランプ政権が移民への縛りを強める中、新たなメッセージを世界に発信したいというフォーラムだ。

■裁判官投票は延期 Correo del Surの記事
予定されていた裁判官投票は、この12月に延期される見通しだ。議会側がこの日程について、調整を行なっているものだ。最高裁の判事や憲法法廷の裁判官などを選任、信任する投票で、国内全土での選挙が予定されている。候補者の選任などが遅れているため、投票そのものを遅らさざるをえないという。

■四つ子の一人が死亡 La Razónの記事
ラパスでこの5日に生まれたばかりの、四つ子の1人が、死亡したという。この四つ子は市内のヌエストラ・セニョーラ病院で生まれ、いずれも未熟児であるため手当てを受けていた。最初に生まれた1人は、ほかの3人よりも体重が軽く、発達不全の状態だったという。この四つ子の両親からの求めで、エボ・モラレス大統領がパドリーノ(代父)になっていた。

■オルーロ、ARIの増加 La Patríaの記事
オルーロでは、急性呼吸器感染症(ARI)が急増しているという。重度の風邪にあたるこの病は、重症化すると命を落とすこともある。冬の寒さが本格的に到来し、ウイルス性を含めたこの感染症がとくにこどもの間で増加していると保健局が指摘した。また市内ではインフルエンザAH3N2型の感染も増えており、同時に注意が必要としている。

■スクレでエントラーダ Correo del Surの記事
スクレではフォルクローレ音楽の祭典「エントラーダ・ウニベルシタリア」が開幕した。この祭は大学生らが街路でダンスのパレードを行なうもので、今回で15回めの開催だ。今回は47のグループがエントリーし、それぞれのダンスを披露した。プフリャイやポトロなど、チュキサカ県内に伝わる伝統ダンスが特徴だ。


【チリ】

■南部で水害、4人死亡 Correo del Surの記事
国内中部から南部は16日、大雨に見舞われ、各地で水害が起きた。浸水や冠水、さらには吹きつけた強風による被害などで、第7(マウレ)州で2人、第9(ラ・アラウカニア)州で2人の、合わせて4人が死亡した。また防災局によると、国内では合わせて3千人が、一時避難したという。また23万世帯で停電、6千世帯で断水が生じた。


【エクアドル】

■ブカラン氏が帰国 Correo del Surの記事
元大統領のアブダラ・ブカラン氏が、20年ぶりに帰国した。同氏は17日、パナマから生まれ育ったグアヤキルに降り立った。同氏は1996年8月に大統領に就任したが、翌年2月に起きたクーデターで追われ、亡命していた。この帰国は予告なしで行なわれ、政府や行政側は対応に追われた。


【ベネズエラ】

■チャベス派、オルテガ下ろし Correo del Surの記事
ウゴ・チャベス前大統領の支持派らは一斉に、検察のルイサ・オルテガ・ディアス長官下ろしに動いている。ニコラス・チャベス政権は、野党勢力を弱めて政権基盤を整えるため、憲法改正を発議した。しかし同長官は手続き上の問題があるとしてこの動きに待ったをかけようとしている。政権を支えるチャベス派が、オルテガ氏の失脚を狙いさまざまな工作を仕かけているという。

■野党のデモは「平和のため」 Página Sieteの記事
野党がこの4月から続ける反政府デモは、「平和のため」だ。カラカス市内であらためて大規模なデモが行なわれ、呼びかけた野党側が指摘したものだ。一連のデモでは鎮圧行動などで73人が死亡し、2千人が逮捕されている。政治経済の問題噴出を受けて開始されたこのデモは、ニコラス・マドゥロ政権の早期退陣を求めている。

2017.06.17

【ボリビア】

■エボ「武力攻撃に等しい」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領はチリの行為について「武力攻撃に等しい」と断じた。この3月、オルーロ県ピシガの国境で、職務中の税関職員と兵9人が、チリ側に拘束された。この9人がチリの警察官から拷問を受けたと政府側は指摘している。モラレス大統領は、チリ側のこの行為は「行政の腹いせ」で、まさに武力攻撃と同等だと語った。

■赤線、19日から休止 La Razónの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)赤線は、この19日から運転を休止する。運営するミ・テレフェリコによると、メンテナンス作業のためで、23日まで休止し、24日から運転を再開する。この路線はエスタシオン・セントラルと7月16日駅を結び、青線と接続している。この10月には、新たに開業するオレンジ線とも接続予定だ。

■ザッカーバーグ氏の財団が参加 Página Sieteの記事
コチャバンバ県のティキパヤで開催される、「壁のない社会」フォーラムに、FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏の財団が参加する。同氏が自身のツイッターを通じて明らかにしたものだ。米国のドナルド・トランプ政権が移民政策で縛りを強める中、同氏は同国が抱える移民者が増え続けていることを受け、この会議への参加を決めたという。

■ラパス、記者2人が変死 Página Sieteの記事
ラパス市内のホテルで、記者2人が変死しているのが発見された。死亡していたのはTVレ・ウノのエリック・マウリシオ・サラサール氏と、タニア・イサベル・バルガス氏だ。ホテルの客室内で死亡していたもので、一酸化炭素中毒が原因とみられる。現在、事故と事件の両面から、捜査が行なわれている。

■グラン・ポデール、9万Bsの被害 La Razónの記事
10日にラパスで行なわれたフォルクローレの祭典「グラン・ポデール」では、沿道緑地帯などで合わせて9万ボリビアーノの被害が出ているという。観客などが、立ち入りが禁止されている緑地帯に入ったり、破壊したりしたものだ。市側は、こうしたマナー違反に毎回、悩まされている。グラン・ポデールはオルーロのカルナバルと並ぶ、音楽とダンスの祭典だ。

■密輸、16万ドル分摘発 La Razónの記事
ボリビア、ペルー両国は両国国境地域での共同展開を行ない、実に16万ドル分の密輸を摘発した。密輸は現在、南米各国間で国境を越えた大きな問題となっている。ボリビアとペルーは、国境地域での管理強化などを共同で図り、この14日に共同摘発を行なった。摘発されたのはタバコや歯ブラシ、シャンプーなどといった日用品が中心だった。


【ペルー】

■コリカンチャに落書き Página Sieteの記事
クスコ市内のインカの遺跡コリカンチャの壁に、大きな落書きがあるのが見つかった。市の文化行政によると、見つかった落書きは大きさが11メートルで、エアスプレーで書かれたとみられる。被害を受けた石積みの石は31個にものぼり、文化行政がこの復旧の手立てを考えている。クスコではこうした文化財への落書きは重罪だ。


【エクアドル】

■こどもに注射した父親逮捕 P´gina Sieteの記事
マナビ県で、こどもを殺害しようと、注射をした父親が逮捕された。逮捕された26歳の父親は、県都ポルトビエホ市内の住宅で、6歳と3歳のこども2人に薬物を注射し、その後自殺を図ったという。こども2人は死亡したが、父親は搬送先の病院で今も手当てを受けている。警察は無理心中を図ったとみて、殺人容疑で捜査を行なっている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、内閣改造 Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、小規模な内閣改造を行なった。閣僚4人を後退させたものだ。同政権は憲法改正を発議し、7月30日に制憲議員選挙を予定している。今回後退させた閣僚4人については、この議員選に出馬させる方針だ。政権はこの憲法改正で、野党が圧倒的多数を占める議会効力を弱め、政権基盤を強化したい考えだ。

■オルテガ氏も強硬な姿勢 Correo del Surの記事
検察のルイサ・オルテガ・ディアス長官も、きわめて強硬な姿勢だ。ニコラス・マドゥロ政権が企図する憲法改正について、同長官は法の手続きに沿っていないと批判し、政府側に制憲議員選挙の中止を訴えている。政府側からさまざまな干渉が入る中、オルテガ氏はまったくぶれることなく、この主張を繰り返した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメルに証明を求める Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領に対し、「無実の証明」が求められた。与党の一角を占めるPSDBの議員が、求めたものだ。テメル大統領に対しては、選挙戦時に裏金を受け取った疑惑が生じ、検察が調べを進めているところだ。国民からも辞任を求める声が上がっており、政権を支える与党内部からも同様の声が上がったことになる。

■キューバへの観光規制 Página Sieteの記事
米国、ドナルド・トランプ政権は、再びキューバへの観光規制を強めた。政府は、キューバの人権問題などを指摘し、バラク・オバマ前大統領が進めた関係正常化などを見直す姿勢を示していた。この一環で、再び渡航制限などを行なうことを準備していることが明らかになった。今年に入ってから、すでに400万人の外国人が、キューバを観光で訪れている。

2017.06.16

【ボリビア】

■OAS、対話を促す Página Sieteの記事
米州機構(OAS)はボリビア、チリ両国に直接対話を促した。この3月、オルーロ県のピシガの国境でボリビアの税関職員と兵9人がチリ側に、突然拘束された。ボリビアはこの際、9人が警察官に拷問を受けたと主張し、OASの場で両国が激しい応酬を繰り広げた。この「場外乱闘」に対しOAS側は、まず両国が直接この件で対話することを求めた。

■平均寿命、71歳に Página Sieteの記事
ボリビア国民の、0歳時点の平均余命である「平均寿命」は、71歳となったという。世界保健機関が明らかにした数字だ。国内の平均寿命は2005年時点では64歳で、12年で実に7歳延びたことになる。ラテンアメリカの平均は75歳で、国別でもっとも長寿なのはコスタリカの79.6歳、キューバが79.1歳で続く。

■ベニ、薬物輸送機摘発 Correo del Surの記事
警察は、ベニ県内で薬物輸送機を摘発したことを明らかにした。ポステロスにあるラス・バルガス農場で、不審な小型機が見つかったものだ。薬物捜査課が調べたところ、この機内からコカインとみられる薬物の包み120個が見つかったという。小型機による薬物輸送は、南米では国境を越えた問題となっている。

■LGBT、法制化を求める Correo del Surの記事
国内で活動するLGBTの団体は、性的マイノリティの権利擁護の法制化を求めた。性的アイデンティティによる差別の抑止や、同性婚または同性パートナーシップ制の導入などを求めた動きだ。オルーロで採択された現行憲法では、同性愛者などに対する差別行為は禁止されているが、依然として差別が根強いと団体側は指摘する。

■電気料金値上げ、今月から Correo del Surの記事
一般家庭などに対する電気料金の値上げは、早くも今月から適用される見通しだという。政府は、エネルギーの安定供給体制構築のため、電気料金を3%値上げすると発表した。この発表に、国内では市民団体などからの反発が高まっている。スクレの電力会社からは、値上げした新しい料金体系を今月請求分から始める姿勢を示した。

■オルーロ、給食への不安 La Patríaの記事
オルーロでは、学校給食に対する不安が高まっている。国内の学校では、朝食の給食が供されることが多い。オルーロの公立学校に供される給食の食材などを調べたところ、保管状況の悪さなどが指摘された。雑菌などが繁殖し、食べたこどもたちに被害が及ぶおそれがあるとの警告がなされた。


【コロンビア】

■生理用品の免税議論 Página Sieteの記事
女性が使用する生理用品について、免税が議論となっている。国内で販売されるこれらの品々には、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)がかかる。女性団体などが、負担軽減などのためのIVAの免除を国や国税庁に求めているものだ。IVAは現行の16%から19%に上昇する予定で、これを前に議論が活発化しそうだ。


【ベネズエラ】

■法王、選挙を支持 Correo del Surの記事
ロー法王フランシスコ1世が、選挙実施を支持したという。ニコラス・マドゥロ政権は野党が圧倒的多数を占める議会効力を弱めるため、憲法改正を企図し、制憲議員選挙を7月30日に予定している。同政権は法王が、国内の暴力連鎖を止めるためこの選挙を支持したとした。しかし法王のコメントは、野党が求める大統領選前倒しの意味である可能性がある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

 width=■ラウルの「交代」への準備 Correo del Surの記事
キューバでは、ラウル・カストロ議長の「交代」に向けた準備が始まっている。今年10月に地方選が行なわれるが、この選挙の末来年2月に、同議長が引退するという。兄のフィデル・カストロ前議長時代から続く、「カストロ体制」がいよいよ終焉することになる。ラウル・カストロ議長は現在86歳、昨年にはフィデル氏が死去している。

■ゲバラ生誕89年を祝う Correo del Surの記事
キューバでは、チェ・ゲバラことエルネスト・ゲバラの生誕89年が祝われた。14日はゲバラの誕生日で、「チェの町」とも称されるマウソレオなどで式典が行なわれた。アルゼンチン、ロサリオ生まれのゲバラはその後キューバ革命に身を投じ、1967年10月にボリビア、バジェグランデのイゲラ村で処刑された。

2017.06.15

【ボリビア】

■ワナクニ外相「あり余るほどの証拠がある」 Correo del Surの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、米州機構(OAS)に対して「あり余るほどの証拠がある」と語った。この3月、オルーロ県ピシガの国境で税関職員と兵9人が突然、チリに拘束された。この後この9人は、チリの警察官らに拷問を受けたとボリビアは、OASに訴え出た。政府として、この拷問の証拠を十分に得ていると同外相は語った。

■キヌア、ゲノム解析に揺れる Correo del Surの記事
アンデス原産の穀物キヌアは、「ゲノム解析」に揺れているという。このゲノム解析でこの穀物の栽培がより容易になることが指摘されるが、一方でアンデス以外の地域での生産が盛んになり、国産キヌアの競争力が減退するのではとの指摘があるものだ。国内ではラパス、オルーロ、ポトシの3県で、主にこのキヌアが生産されている。

■世界銀行、上方修正 La Razónの記事
世界銀行は、ボリビアの今年の経済成長率予想を、上方修正した。同行は当初、2017年のボリビアの経済成長予想を3.5%としていた。しかしこれを0.2ポイント上げ、3.7%に修正した。ボリビアの製造業、農業の堅調さと市場の安定性などをプラスに評価したという。ボリビア政府は、今年の成長目標を4.8%としている。

■オルーロ-コチャバンバ道、通行制限 La Patríaの記事
オルーロとコチャバンバを結ぶ道路では、また通行制限が行なわれる。ボリビア道路管理局(ABC)は、工事の関係で15、16日の両日午前10時30分から12時まで、この区間を通行止めとすると発表した。この時間帯のバスの便などに影響が生じる。この区間は4車線化工事が進められており、随時通行制限が行なわれている。

■ラパスの青年、ハッキング被害 La Razónの記事
ラパスの21歳の青年が、Facebookアカウントの乗っ取り被害を受けたという。ハッキングが行なわれたもので、この男性のアカウントを通じたさまざまなサイバー攻撃が仕かけられていた。警察は、この攻撃のこの男性の関与を当初疑ったが、完全に被害者であることが分かったという。

■聖体祭、準備進む Correo del Surの記事
15日の聖体祭を前に、国内各地で準備が進んでいる。カトリックの習慣で、休日となるこの日には過程で、菓子類や果物、ナッツ類などを食べる習慣がある。国内各地の市場などでは、こうした食品の販売が行なわれている。また落花生の産地であるチュキサカ県では、この出荷のピークを迎えた。


【ペルー】

■北部水害復興、政府が財政支援へ Correo del Surの記事
今年初め、国内中部から北部で起きた水害の復興について、政府が全面的な財政支援を行なう。エル・ニーニョ現象の影響で起きたとみられるこの水害では、147人が死亡し、今もなお18人が不明となっている。広範囲にわたる被害で、130万人が被災したとみられ、巨額の復興費用が必要な状態となっている。


【ベネズエラ】

■オルテガ長官、要求強める Correo del Surの記事
ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官は、最高裁に対し強い要求を続けている。ニコラス・マドゥロ政権寄りの態度を示し続ける司法が、野党議員8人について失職の可能性を示した。「法の番人」としてオルテガ長官はこれに反発し、最高裁に対し再審査などを要求しているものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、M6.9の地震 Página Sieteの記事
グアテマラで14日午前1時29分頃、強い地震が起きた。観測機関によると震源は首都グアテマラシティの西156.3キロで、震源の強さはマグニチュード6.9だ。この地震による揺れはグアテマラ国内の広い範囲とメキシコ南部で感じた。この地震により国内では1人が死亡、1人が負傷しており、さらに広い範囲で停電が発生したという。

■米国、対キューバの態度強硬に Correo del Surの記事
米国政府は、キューバへの政策的態度を強めようとしている。バラク・オバマ前政権時代に両国は関係正常化を図ったが、ドナルド・トランプ現政権はこの態度を見直そうとしている。キューバの人権問題などに踏み込み、変化がみられない場合には再び制裁などを強める可能性があるとした。

2017.06.14

【ボリビア】

■OASにチリを告発 La Razónの記事
ボリビアは、米州機構(OAS)に対し、チリを告発した。この3月、オルーロ県のピシガの国境で職務中の税関職員と兵9人が突然、チリ側に拘束された。この9人は同国警察の取り調べの際、拷問を受けたとボリビア政府は発表している。フェルナンド・ワナクニ外相とエクトル・アルセ法相が、OASに対しこの申し立てを行なった。

■就学率は70% Página Sieteの記事
本来教育を受けるべき年代のこどもたちの、実際の就学率は70%だという。オンブズマン機関側が、明らかにした数字だ。この数字は都市部では80%となる一方、農村部では55%という数字だという。国内では未だに、家庭などのために働かなければならないこどもが少なからずいると、同機関は指摘する。

■GLPはパラグアイ Página Sieteの記事
国産液化天然ガス(GLP)の最大の輸出相手は、パラグアイだ。天然ガス産出国のボリビアにとって、ガスの輸出相手国トップ2はブラジルとアルゼンチンだ。サンタクルス県に新たな工場ができて以降、GLPの産出も盛んになっているが、輸出の75%をパラグアイが占めているという。ボリビア、パラグアイ間でのエネルギーについての関係は、より近くなっている。

■ボリビアのバス、隣国で事故 La Razónの記事
ボリビアのバス会社の便が、アルゼンチンで事故を起こした。リオ・サンフアン・デ・オーロ社のバスの便が、サンフアンからフフイ州のラ・キアカに向かう途中、衝突事故を起こした。この便には63人が乗っており、事故により1人が死亡し、9人が負傷し搬送された。このバスに乗っていた大半は、ボリビア人だったという。

■政府、ゲバラを記念 Página Sieteの記事
ボリビア政府は、エルネスト・ゲバラ(チェ・ゲバラ)を記念するという。1967年10月7日、チェ・ゲバラがサンタクルス県バジェグランデのイゲラ村で処刑されて、今年で50年だ。政府は今年のこの日、この地で記念の式典を開くことを明らかにした。アルゼンチン、ロサリオ生まれのゲバラはキューバ革命に参加し、ボリビアでの革命を模索していたが政府側に捕えられた。

■オルーロ、ワクチン4万5千本 La Patríaの記事
オルーロ県保健局は、狂犬病のワクチン4万5千本を用意した。同県は国内では、サンタクルス県に次いで狂犬病の発症件数が多い。インディヘナ(先住民)の習慣から、犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が強く、野犬に寛容であることもその理由だ。同局は飼い犬に対する予防接種運動を、近く開始する。

■適格サルチーチャは70種 La Razónの記事
ラパスでの「適格サルチーチャ」は70種類だ。国内では冬至に当たる6月23日の「サンフアンの夜」に、サルチーチャ(ソーセージ)を食べる習慣がある。需要が多い一方、市場では粗悪品が出回ることがあり、市側は品質検査などを行ない、安心な銘柄70種を公表した。消費者に対し、品質に留意するよう呼びかけがなされている。


【ベネズエラ】

■オルテガ氏、司法判断求める Correo del Surの記事
ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官は、最高裁に対し司法判断を求めた。ニコラス・マドゥロ政権は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱めるため、憲法改正を強行しようとしている。この手続き審査に違法性があるとして、最高裁に審査を求めたものだ。一方、国内司法はマドゥロ政権に牛耳られた状態にあるとの指摘がある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パナマが中国と国交、台湾と断交 Página Sieteの記事
パナマが中国と国交を結び、台湾と断交した。パナマと台湾は長年にわたり外交関係を持ち、友好な状態を保っていた。しかしパナマ政府は、これを断ち、中国に乗り換えたことになる。中国は台湾との国交を維持したままの国交樹立を認めていない。フアン・カルロス・バレラ大統領は、国民と世界に向け、この「変更」をアピールした。

■テメル、疑惑は「思い込み」 Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、自身への疑惑は「思い込みだ」と語った。同大統領に対しては、裏金が渡ったとの疑惑が生じ、検察が調べを進めている。選挙法廷の判断による失職は免れたが、国民からの厳しい声は今も止んでいない。テメル大統領は、捜査機関側が勝手に思い込んでいるだけ、と弁明した。

2017.06.13

【ボリビア】

■拷問でチリを告発 La Razónの記事
ボリビア政府は、拷問でチリを米州機構(OAS)に告発する。この3月、オルーロ県のピシガの国境で、職務中の税関職員と兵9人が、突然チリ側に拘束された。エクトル・アルセ法務相は、この9人がチリの警察官らにより拷問を受けていたと指摘している。これを受け政府は、国際機関にこの「被害」を訴える方針だ。チリ側は拷問の事実を否定している。

■ワナクニ外相「手を尽くす」 La Razónの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、チリに拘束された9人の即時解放のため「手を尽くす」と断じた。3月にオルーロのピシガの国境でチリ側に拘束された税関職員と兵らは、今も同国のイキケの施設に収容されている。同国の司法はこの逮捕を妥当と判断したが、この20日に最高裁が最終審を下す予定となっている。

■ラパス、17個所で封鎖 La Razónの記事
ラパスの住民自治会、町内会らによる社会闘争が12日、あった。市内17個所で道路封鎖を行ない、市側に対して圧力をかけた。自治会の団体は、法制度の改正で固定資産税が上昇する可能性があることに、強い反発を示している。市民の多くは、生活の質の向上を図れないまま、税金ばかりが高くなると訴えた。

■ボリビア、物価がきわめて安定 La Razónの記事
ボリビアは、物価がきわめて安定している。国立統計機構(INE)はこの5月の国内の物価上昇率が、0.05%であったと発表した。この数字は南米各国の中でもっとも低い水準で、次に低いエクアドルの0.91%とも開きがある。逆に南米でこの月の物価上昇率が大きいのはやはりベネズエラで、128.7%となっている。

■錫が減少、亜鉛が増加 Página Sieteの記事
ボリビアからの鉱産物輸出で、錫が減少した一方、亜鉛が増加している。鉱山省が昨年と今年これまでを比較したものだ。錫は6.42%、金は17.13%、銀は10.02%の減少だったが、亜鉛は2.85%、鉛は9.17%増加している。鉱産物全体では10.72%の増加だ。オルーロ県で産出される錫はボリビア経済を支えた存在だったが、1980年代にはこの価格下落でハイパーインフレを経験した。

■カサ・デ・モネーダ、排水システムが破綻 Página Sieteの記事
ポトシの旧造幣局、カサ・デ・モネーダの排水システムが、破綻しているという。建築の専門家が指摘したものだ。16世紀、南米最大の人口を抱え、繁栄の象徴だったこの建物は、先進的な排水システムを取り入れた。しかし数百年が経過し、このシステムがもはや作動しなくなっているという。今後、建物全体に湿気が回り、劣化を招くおそれがあると警告がなされた。

■ユンガスで事故 Página Sieteの記事
ラパス県のユンガス地方で、また交通事故があった。12日未明、チュイラ付近でミニバスとして使用されていたトヨタの「ノア」が道路を外れ、谷に転落した。この事故で5人が死亡し、8人が負傷している。ラパス県警はこの車が、事故当時スピードを出しすぎていたとみている。アンデス山脈とアマゾン低地の間のユンガスは巨大な崖の地形で、道路事情は悪い。

■アイマラの新年はオリノカで La Patríaの記事
オルーロ県のオリノカで、今年は「アイマラの新年」が祝われるという。6月21日は、新たな農業サイクルの始まりを示す、この地方独特の新年を迎える。初日を迎える儀式が各地で行なわれるが、今年はエボ・モラレス大統領生誕のこの地で、行なわれるという。この地には今年、政府が建設した新たな博物館がオープンした。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、オルテガ氏を批判 Correo del Surの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官を批判した。同長官はマドゥロ政権が憲法改正を図ろうとしていることを「不法行為」と批判した。これに反発したマドゥロ大統領は、「オルテガ氏は、野党代表として議会に立ちたいだけだ」と語り、強く批判した。司法がマドゥロ政権寄りの中、オルテガ氏は政権との対決姿勢を鮮明にしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコで112人救出 Página Sieteの記事
メキシコ、タバスコ州で移民112人が、当局側により救出された。同国軍が明らかにしたものだ。こども23人を含むこれらの人々は、トラックで輸送されていたという。チアパス州からこの州まで来たもので、北米への違法移民を目指していたとみられる。この112人の国籍は、中米各国やエクアドルだった。

2017.06.12

【ボリビア】

■9人は拷問を受けた La Razónの記事
エクトル・アルセ法務相は、ボリビアの9人がチリの警察官らに「拷問」を受けたと語った。この3月、オルーロ県ピシガの国境で、職務中の税関職員と兵9人が突然チリ側に拘束された。同大臣によると9人は、眼前に銃を突きつけられたり、背後で発砲音を鳴らされるなどの脅迫的対応を受けたという。ボリビア側は9人の無実を訴えている。

■カミリ闘争は終結 Correo del Surの記事
チャコ地方のカミリでの社会闘争は、一応終結した。サンタクルスとアルゼンチン国境のヤクイバを結ぶ途上にあるこの町では、社会闘争により幹線道路が封鎖されていた。サンタクルス県警が出動し、この封鎖ポイントを強制解除したという。闘争に入っていた町の人々は投石するなど抵抗したが、最後には警官らが事態を収拾した。

■政府、たき火を禁止 La Razónの記事
23日の「サンフアンの夜」は、国レベルでたき火が禁止となる見通しだ。冬至であるこの夜、国内では伝統的にたき火をする習慣がある。しかし翌朝にかけて、このたき火による煙で大気の状態が悪化し、航空便の運航にも支障が生じることがあった。これまで各地域行政が規制してきたが、今回は政府が国全体で、たき火を禁止する可能性があるという。

■ヤパカニでM4.9の地震 La Razónの記事
サンタクルス県のヤパカニで11日朝9時18分頃、地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はヤパカニの南14.5キロで震源の強さはマグニチュード4.9、震源の深さは9.4キロだ。ヤパカニやサンフアンなどで、はっきりとした揺れを感じたが、人や建物への被害報告はない。

■ポオポ湖東部は水が戻らず La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖の東部エリアは、未だ水が戻っていないという。地域のコミュニティ側が明らかにしたものだ。国内第2の面積のこの湖は、異常渇水で干上がり、2015年12月に地域行政が「消滅」を宣言した。しかしその後徐々に水が戻り、漁業者らが魚資源も増えつつあることを明らかにしていた。

■ランサ市場で男性転落死 Página Sieteの記事
ラパス中心部のランサ市場で、男性が転落死したという。この市場は、10日に行なわれたグラン・ポデールのパレードルートのモンテス通りに面している。死亡した高齢の男性は、このパレードを観覧中に、3階の窓から、下に落ちたとみられる。男性の遺体は、サンフランシスコ広場側で見つかった。

■ロス・チャスカス、オルーロへ La Patríaの記事
ラパスの老舗フォルクローレグループ「ロス・チャスカス」が、35年ぶりにオルーロで演奏した。地域のイベントに呼ばれ、「フォルクローレの都」での久しぶりの演奏が実現した。同グループは1963年結成で、これまでに30枚ものアルバムを発表している。近年、新メンバーを加えて若返りを図り、ラパスを中心に演奏活動を続けていた。


【コロンビア】

■元FARC兵の職業訓練 La Razónの記事
コロンビア革命軍(FARC)の元戦闘員らの「職業訓練」が進められている。昨年政府とこの左翼ゲリラ組織は、停戦に合意した。職業戦闘員らが一斉に職を失うこととなったため、政府側との合意に基づき職業訓練が行なわれている。多くは護衛兵や警備員などとして、新たな仕事に就く訓練を受けている。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、さらに激化 Correo del Surの記事
国内の反政府デモは、さらに激化した。ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めるデモが4月から続いているが、同政権は憲法改正を発議し、7月30日に制憲議員選挙を行なうことを発表した。野党はこの発表に反発しさらなるデモを呼びかけ、一方政府側は選挙前の「暴力抑止」を大義名分に、力によるデモの排除を行なおうとしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■5人に1人がニート Página Sieteの記事
ラテンアメリカでは15歳から24歳の若者の5人に1人が、「ニート」だという。世界銀行が明らかにした数字で、ラテンアメリカだけで仕事をせず、勉学にも励んでいない若者が2千万人いる計算になる。同行によると1992年時点もこの割合は変わっていないものの、人口が増えている分、地域ではニートの数は2百万人増えていることになる。

2017.06.11

【ボリビア】

■グラン・ポデール2017開幕 La Razónの記事
ラパスでは10日、グラン・ポデール2017が開幕した。この祭は、オルーロのカルナバルと並ぶ規模の、市内最大のフォルクローレ音楽とダンスの祭典だ。朝7時からパレードが始まり、67のグループが演目を終えるのは深夜になるとみられる。市内中心部のパレードルートはこの日、交通が制限されている。

■9人、無実を訴え La Razónの記事
チリで拘束されている9人は、同国司法に対しあらためて無実を訴えた。この3月、オルーロ県ピシガの国境で職務にあたっていた税関職員と兵らが、チリ側に突然拘束された。盗みの容疑などをかけられたが、9人は一貫して否認している。この20日、最高裁がこの9人に対する最終審を行なう予定で、これを前に9人はあらためて無実を主張した。

■医療関係者、対話の席に La Razónの記事
ラパスの医療関係者は週明けの12日、政府側との対話の席に着く。医療学校の教職員や学生らが、医療保険制度改革を国に求めている動きだ。ラパス中心部でデモなどを行なっていたが、政府側が対話に応じ、12日にこれが実現する見通しとなった。医療関係者側は、皆保険制度の早期実現などを求めている。

■アーモンドの危機 Página Sieteの記事
パンド県では、アーモンド生産が危機を迎えているという。多くの森林を抱える同県では、アーモンド生産が盛んだ。しかし渇水など気候変動の影響でこのアーモンドが不作で、一次加工をする企業が職員の大量馘首を検討しているという。同じく地域で生産が盛んなブラジル・ナッツについても、同様の事態が起きている。

■ユンガス、コカ葉生産者の怒り Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉生産者らが、怒っている。生産者らは国が進める、コカ葉生産の枠組み改定に批判的だ。こうした中、セサル・コカリコ農村開発相がこの地の生産現場を視察した際、ヘリコプターからの視察のみにとどめ、対話の姿勢を取らなかったことに反発が広がっている。

■スクレでもサルチーチャ監視 Correo del Surの記事
スクレでもサルチーチャの監視活動が行なわれている。6月23日の「サンフアンの夜」には、国内ではサルチーチャ(ソーセージ)を食べる習慣がある。この日に向けて多くのサルチーチャが売られるが、この中には粗悪品も交じっている。スクレ市側は、市内の市場やスーパー、店舗などで販売されているサルチーチャの品質チェックを開始した。

■チェルノブイリ営業停止 La Patríaの記事
オルーロ市は、市内の小売店「チェルノブイリ」に営業停止を命じた。市側によるとこの店は、行政側からの認可を受けず、アルコール類を販売していたという。消費者保護行政からの報告を受け、経済局が立ち入りこの事実を確認した。この間この店では、年少者などにアルコール飲料などが販売されていた可能性がある。


【アルゼンチン】

■検察、マクリを捜査へ Página Sieteの記事
検察は、マウリシオ・マクリ大統領周辺への捜査を開始する。フアン・ペドロ・ソニ検察官が明らかにしたものだ。公共事業などの受注に際し、マクリ大統領の家族の企業などに有利に働く誘導を行なった疑いがあるという。この2月に告発があり、同検察官らが内偵捜査を続けていた。


【ベネズエラ】

■憲法改正は「不正行為」 Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ政権が企図する憲法改正は、「不正行為」だという。政権に批判的な立場をとる、ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官が断じたものだ。マドゥロ政権は、野党が圧倒的多数を占める議会効力を弱めるため、憲法改正を発議した。野党による異議申し立てを政府が門前払いしたことを受け、同長官は「正規手続をとっていない」と問題点を指摘した。

■ロペス氏、孤立か Correo del Surの記事
野党指導者のレオポルド・ロペス氏が、収監施設内で孤立させられているという。妻の活動家、リリアン・ティントリ氏が告発したものだ。2014年の反政府デモの責任を問われロペス氏は14年の刑を受けている。ティントリ氏によるとロペス氏はカラカスの施設で、すべての面会を拒絶されている状態だという。国民の多くはロペス氏の逮捕、有罪が「弾圧」にあたるとみている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ水害、避難5千人に Correo del Surの記事
ウルグアイ北部で起きている水害の避難者数は、5千人に達した。ブラジル南部の上流部での大雨の影響でウルグアイ川が増水し、一部で氾濫しているものだ。パイサンドゥ、アルティガス、サルト、リオ・ネグロなどで避難している人の総数が5191人に達したと同国当局が明らかにした。

■7月19日からマリファナ店頭販売 Página Sieteの記事
ウルグアイでは7月19日から、事前登録を受けた薬局でのマリファナ(大麻草)の店頭販売が始まる。販売が始まるのは16の店で、購入に必要に事前手続きをとった人は5千人に達している。同国では2013年にマリファナの個人使用や売買などが解禁され、合法化の動きは新たなステージに入ることになる。

2017.06.10

【ボリビア】

■「ボリビアは黙らない」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、「海を取り戻すまで、ボリビアは黙らない」と述べた。モラレス大統領は米国ニューヨークと、ベルギーのブリュッセル訪問を終え、帰国した。国連、そして欧州連合(EU)に対し、内陸国の海へのアクセス権を主張した。この主張にチリ政府から「脊髄反射的反応」があったが、モラレス大統領は海岸線回帰まで国際社会に訴え続ける、と語った。

■ピシガ事件、メルコスルに La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はこの3月のオルーロ県ピシガの事件を、メルコスル各国に訴える可能性を示した。職務にあたっていた税関職員と兵9人が、盗みなどを理由にチリに突然拘束されたものだ。ボリビアは不当逮捕と訴えているが、チリ側は初級審で有罪を言い渡している。モラレス大統領は、国境をまたぐ問題である密輸対策の執務中の逮捕は異常、と訴えている。

■キヌア輸出、3万8千トン Correo del Surの記事
ボリビアからの2016年のキヌア輸出量は、3万8千トンだった。オルーロの国際キヌアセンター(CIQ)が明らかにした数字だ。この輸出総額は7600万ドルだったという。キヌアの国際市場での需要は、2013年の「国際キヌア年」をピークに下がり続けている現状だ。同センターは、新たな販路や活用方法を模索している。

■Repsol、資源開発協力 Correo del Surの記事
スペインのエネルギー複合企業Repsolは、ボリビアの資源開発にさらなる協力を行なう。欧州を訪れたエボ・モラレス大統領と、同社のアントニオ・ブルファウ会長が、ベルギーのブリュッセルで会談した。この会談を通し、ボリビア国内の新たな資源開発などに、Repsolが積極関与することなどで合意したという。

■ポオポ湖に魚が戻る La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖に、魚が戻ったという。この湖の漁業者らが報告したものだ。国内第2位の面積を持つこの湖は異常渇水に見舞われ、2015年12月に地域行政が「消滅」を宣言した。以後、雨の増加などから水量が戻り、魚資源も復活しつつあるという。しかし一方、従来レベルでの漁業は、まだ再開できない状況だ。

■スクレ、テレビ放送は復旧へ Correo del Surの記事
スクレではテレビ、ラジオの放送が全域で間もなく復旧する。この町では今週、ハリケーン並みの強風が吹き、市街地で倒木が相次いだ。さらにこうした放送に必要なアンテナも倒壊し、一時は市街の90%で視聴、聴取ができない状態だった。このアンテナの復旧作業が続き、一両日中に全面復旧するという。

■いよいよグラン・ポデール開幕へ Página Sieteの記事
ラパスでは10日、グラン・ポデール2017が開催される。この祭は、オルーロのカルナバルと並ぶ、フォルクローレ音楽とダンスの祭典だ。60を超えるグループが早朝から深夜にかけ、市内をパレードする。金融ビジネス街のカマチョ通りは9日夜から通行が規制され、観客席が設けられるなどの準備が行なわれる。


【アルゼンチン】

■マクリ、メルケル氏と会談 Correo del Surの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、来亜したドイツのメルケル首相と会談した。両者は経済、通商関係の強化や「より開かれた社会」の実現などに合意した、と共同会見で明らかにしている。アルゼンチンが加盟するメルコスルと、欧州連合(EU)との間の経済連携協定交渉が進められていることもあり、両者の会談は前向きだった。


【ベネズエラ】

■検察長官、改正中止を求める Correo del Surの記事
ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官は、ニコラス・マドゥロ政権に対して、憲法改正を中止するよう求めた。マドゥロ政権は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱め、政権基盤を強めるためこの改正を発議した。7月30日には制憲議員選挙が予定されているが、同長官は法的な問題があり、さらに国内に暴力が蔓延するおそれがあるとして中止を求めた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、首つながる Página Sieteの記事
ブラジル、ミシェル・テメル大統領は失職を免れた。選挙法廷は、2014年選挙の有効性について再判断を行なった。無効となれば、副大統領から昇格したテメル氏は失職する可能性があったが、有効性認容4、否定3で有効性が認められ、首はつながった。ジルマ・ルセフ前大統領の弾劾による失職から間もなく、1年を迎える。

2017.06.09

【ボリビア】

■ボリビアとチリ、非難の応酬 Correo del Surの記事
ボリビア、チリ政府間で、非難の応酬となっている。エボ・モラレス大統領がニューヨーク、国連の場で内陸国の海へのアクセス権を求める演説をしたところチリ側が反発した。この反論に対しボリビアが「敵対的言動」と再反論し、これにまたチリ側が反論する状態だ。両国関係は、海岸線問題を受け現在、極度に悪化している。

■エボ、EUに協力求める la Razónの記事
ベルギーを訪れているエボ・モラレス大統領は、欧州連合(EU)側に対し密輸対策への協力を求めた。現在密輸は南米で、国をまたいだ大きな問題だ。しかしチリが、ボリビア国境で「不可解な対応」をしているとモラレス大統領は指摘した。「チリが、密輸を促進するような態度を改めてほしい」と、EU側に協力を求めた。

■エボ、フィリップ国王に「海の本」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は訪問先のベルギーのフィリップ国王と会談し、「海の本」を贈った。この「海の本」は、ボリビアの海の歴史を紹介した本だ。1904年の平和条約に基づきボリビアはチリに「主権ある海岸線」を求めており、この論拠などを説明している。ボリビアはこの海岸線問題を、ハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。

■カミリ封鎖は解除 La Razónの記事
チャコ地方のカミリでの、社会闘争による道路封鎖は、解除となった。サンタクルスとアルゼンチン国境を結ぶ幹線道路が封鎖されたもので、物流や貿易に大きな影響が生じている。住民らによる行政への要求行動で、政府側が間に立ち、双方の対話を促すことになった。この封鎖で拘束されていた26人の住民らも、解放されている。

■政府、医療側とも対話へ La Razónの記事
政府は、医師や医学学校教員などとの間での対話に、応じる姿勢だ。ラパスなどでは、医療改革や法制化を求める、医療分野の社会闘争が起き、街路でデモ行動などが相次いでいた。政府側は要求されている社会保障の拡充などの問題について、医療分野側からの意見を聞く姿勢を示した。

■タリハでも強風被害 Página Sieteの記事
タリハでも強風被害が生じた。風速15メートルを超える風が吹き、市内では倒木が相次ぎ、これに巻き込まれた車輛や家屋も被害を受けた。さらにアンテナ48本が倒れ、携帯電話などの通信に支障が生じている。この前日にはスクレでも強風が吹き、同様に木々やアンテナが倒れたほか、シカシカの山頂の十字架も倒れた。

■Ecobol、スト突入へ Correo del Surの記事
ボリビア郵便(Ecobol)の職員らは、ストライキに突入する。労働組合がその方針を示したものだ。職員らは、この4月以降、賃金の支払いを受けていないと訴えている。Ecobolは経営破綻状態で、政府側もその処理に手を焼いている。スクレやオルーロ、コチャバンバなどで、このストライキが行なわれる見通しだ。

■コビッハ、防犯カメラ機能せず La Razónの記事
パンド県都コビッハ市街の防犯カメラが、機能していないという。市側によると、市内中心部には45個所に防犯カメラが設置してある。しかしこのうち、現在も機能しているのは6個所にとどまる。これらのカメラは2013、2014年に設置されたものだが、メンテナンスが十分に行なわれていない。ブラジル国境に位置するこの町は、同国からの犯罪の流入が指摘されている。


【チリ】

■大雨で鉱山に影響 Correo del Surの記事
国内北部の複数の鉱山が、大雨の影響を受けている。同鉱山の協同組合Codelcoが明らかにしたものだ。第2(アントファガスタ)州にあるガビー、チュキカマタ、ラドミロ・トミック、ミニストロ・アレス鉱山が、この雨のため操業を見合わせている。アタカマ沙漠沿いのこの地域は、もともと雨が少ない。


【アルゼンチン】

■貧困のこども、560万人 Página Sieteの記事
国内には貧困に直面しているこどもが、560万人いるという。ユニセフが明らかにした数字だ。このうち130万人は、いわゆる極貧の状態にあるという。アルゼンチンの国立統計機構(Indec)は、直近の国内の貧困率を29.7%と発表している。しかしユニセフによると、こどもに限るとこの割合は47.7%に跳ね上がるという。


【エクアドル】

■エクアドル側も壁を協議 Correo del Surの記事
エクアドル政府側も、壁についての協議を開始した。ペルー側が、両国の主要国境であるワキージャスの運河に、壁を作る方針を示したものだ。両国間でこの壁については話し合われ、昨年に一定の合意が形成されていたという。米国トランプ政権がメキシコ国境に壁を作る政策を打ち出したことに重ね、反発する声も上がっている。


【コロンビア】

■ELNとの協議、再開 Correo del Surの記事
政府と左翼ゲリラ組織、民族解放同盟(ELN)との間の和平協議が再開された。ELN側が明らかにしたものだ。政府は昨年、左翼ゲリラ組織、コロンビア革命軍(FARC)との和平に合意した。これに続き、ELNとの協議にも望んでいるものだ。この両者間の協議は、エクアドルの首都キトで行なわれている。


【ベネズエラ】

■反政府デモでまた死者 Correo del Surの記事
国内で続いている反政府デモで、また死者が出たという。野党のMUDが明らかにしたもので、反政府デモに対する催涙ガス弾などを使用した鎮圧展開で1人が死亡し、200人が負傷した。国内では4月以降、野党の呼びかけで反政府デモが連日続けられている。政府側が憲法改正を強行しようとしていることで、国内ではさらに緊張が高まっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル「全うする」 Página Sieteの記事
ブラジル、ミシェル・テメル大統領は、大統領としての職を「全うする」と述べた。同大統領に対しては、裏金を受け取ったとの疑惑が浮上している。選挙法廷はこうした疑惑を受け、先の選挙の有効性の判断をすることになり、場合によっては同大統領が失職する可能性も出てきている。テメル大統領はこの可能性を否定し、任期を全うする考えを示した。

2017.06.08

【ボリビア】

■チリのスト、被害の補償を求める Página Sieteの記事
国内の物流業者は、チリの税関ストライキの被害の補償を政府などに求めた。団体がエルアルトで会合を開き、この要求をしたものだ。10日間にわたるこのストでボリビアの貨物の通関が滞り、オルーロ県のタンボ・ケマードやピシガの国境などで、多くのトラックが足止めされた。このストによる国内経済への被害は、1億ドルに達するとの試算がある。

■政府、チリの批判を再批判 Correo del Surの記事
政府は、チリ側による批判を再批判で返した。エボ・モラレス大統領が国連で、内陸国の海へのアクセス権を求める演説をしたことに対し、チリのエラルド・ムニョス外相がチリへの要求を機構化していると批判した。しかしボリビア政府側はこの批判に対し、「敵意をむき出しにしたもの」とし、発言を曲解していると再批判した。

■暗黒の10月で司法判断 Correo del Surの記事
最高裁は「暗黒の10月」の民間被害について、司法判断を行なう。2003年10月、当時のゴンサロ・サンチェス政権がチリへのガス輸出の可能性に触れたことから、国内は「ガス戦争」となり、50人が死亡した。この際の民間被害についてその認定や補償についての審理を行なうことを、最高裁が明らかにした。サンチェス氏はこの直後、米国に亡命している。

■スクレで強風被害 La Razónの記事
憲法上の首都スクレを、強風が襲った。7日16時頃から17時頃にかけて、市内では風速20メートル近い強風が吹き荒れた。市街地では街路樹などが倒れる被害が続出し、建物の屋根や壁、アンテナ、さらに送電施設などにも被害が及んでいる。この事態で市内では停電が起きたほか、通信が途絶えているエリアが今も複数ある。

■トゥピサ、水をめぐる闘争 Página Sieteの記事
ポトシ県のトゥピサで、水をめぐる社会闘争が起きつつある。この闘争を準備しているのは、市内のアルゼンチン国境道周辺に住むコミュニティの人々だ。同地域への水道供給の改善などを求めたもので、週明けからデモや封鎖などを行なう用意があるという。同地域では水質や水量の問題が以前から、生じているという。

■グラン・ポデール、襟の禁止 Página Sieteの記事
10日にラパスで行なわれるフォルクローレの祭典「グラン・ポデール」では、モレナーダの女性衣装の「エスコーテ」(襟)が禁止される。近年、この衣装にエスコーテをつけることが流行っていたが、主催側は本来の趣旨に戻るとして、これを禁止することを決めた。グラン・ポデールはオルーロのカルナバルなどと並ぶ、国内有数の祭典だ。


【ペルー】

■牛乳製品、販売中止 La Razónの記事
乳業大手のグロリアは、市販している牛乳製品「プラ・ビダ」を市場から引き揚げた。この製品について、消費者保護行政のIndecopiが、衛生上の問題がある可能性があると指摘したためだ。Indecopiはこの商品について、保健省に検査を依頼している。グロリアは安全性が確認されるまで、この製品の販売を休止することを決めた。


【コロンビア】

■大統領府にデモ隊迫る Correo del Surの記事
ボゴタの大統領府に、デモ隊が迫ったという。公立学校の教職員らを中心とする労働組合員らが、ボゴタ市内をデモ行進した。労働環境の改善や賃上げなどを求めた動きで、このデモ隊は大統領府に近いボリバール広場まで達した。デモ隊は政府に対しても、教育予算の引き上げなどを求めている。


【ベネズエラ】

■制憲議員選挙、7月30日に Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、憲法改正のための制憲議員選挙を7月30日に行なうと発表した。同政権は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱めるため、この憲法改正を発議した。しかし野党はこの改正で独裁色が強まることを懸念し、さらにこの制憲議会議員の多くが、政府支持派の「チャベス派」に占められると警告している。

■反政府デモ、17歳少年が死亡 La Razónの記事
反政府デモ参加者に、また死者が出た。ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求める反政府デモがこの4月以降、国内で続けられている。こうした中、カラカスでのデモに参加していた17歳の少年が、治安部隊が放った催涙ガス弾に当たり、その後死亡が確認されたという。一連のストによる死者数は、これで66人となった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、失職の可能性も Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領が、失職する可能性もある。同国の選挙法廷が、2014年の大統領選挙の実効性などについて、再検討を進めることが明らかになった。昨年、ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾で失職し、テメル氏が副大統領から昇格したが、同氏に対しても現在、汚職の容疑での調べが進められている状態だ。

■ウルグアイ北部、4千人避難 Página Sieteの記事
ウルグアイ北部では、川の増水、氾濫を受けて4千人が避難している。この事態が起きているのはウルグアイ川で、パイサンドゥ、アルティガス、サルトの3つの県で、住民らが避難しているものだ。ウルグアイでは近年の気候変動で、こうした事態が頻発している状態で、昨年には大規模な悪天候による被害も生じた。

2017.06.07

【ボリビア】

■ボリビア国民もマドゥロ嫌い Página Sieteの記事
ボリビア国民の多くも、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が好きではない。メルカド社が世論調査を行なったものだ。マドゥロ大統領に対し、68%の国民が否定的評価をした。ウゴ・チャベス前大統領時代からのつながりが強く、エボ・モラレス大統領がマドゥロ大統領を擁護し続ける姿について、多くの国民が疑問を抱いている。

■1~5月の物価上昇、0.05% Correo del Surの記事
この1月から5月の物価上昇率は、0.05%だったという。国立統計機構(INE)が明らかにした数字だ。この5月の物価は、0.02%のマイナスだった。しかしこの数字は、4月の0.41%のマイナスからは、大きく「改善」している。5月は一部の生鮮野菜などの品目で、大幅な価格上昇が起きた。県都別ではコビッハが0.74%のマイナス、トリニダは0.44%のプラスとなっている。

■アルゼンチンで邦人殴られる Página Sieteの記事
アルゼンチンでボリビア人が、警察官により暴力を受けたという。ブエノスアイレス州ラ・プラタのアバストでこの5月に起きた事件だ。現地在住で農場で働く28歳の男性が、警察官らから殴るなどの暴力を受けた。男性は現地のボリビア領事館にこの件を相談し、事件が明るみに出た。男性は差別的意図があったとの見方を示している。

■赤線、5日間運休 La Razónの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)赤線は、5日間運休するという。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたものだ。メンテナンス作業のため、この19日から23日まで、終日運転を見合わせる。現在4路線があるテレフェリコのうち赤線は最初に営業を開始した路線で、エスタシオン・セントラル駅と7月16日駅を結んでいる。

■Ecobol職員、賃金払い求める Correo del Surの記事
ボリビア郵便(Ecobol)の職員らが、即時の賃金払いを経営側に求めている。労働組合によると、職員に対する賃金払いがこの4月以降、途絶えているという。Ecobolはすでに経営破綻状態にあるが、公益性の高い事業であるため政府側も対応に苦慮している状況だ。オルーロやスクレ、コチャバンバなどで職員から、ストライキの可能性を示している。

■ラ・ホヤ山、金資源 La Patríaの記事
オルーロ県のラ・ホヤ山には、230万オンスもの金資源があると試算される。コムニタリア・インカ・サヤニャ社が、この地の鉱産資源の試算を行なったものだ。この山は手つかずの資源が残っており、県や鉱山省などが開発の可能性を模索している。現在、インティ・ライミ社がこの開発に意欲を示している。


【ペルー】

■エクアドル国境に「壁」 Página Sieteの記事
政府は、エクアドル国境に「壁」を作ろうとしているという。両国間の主要国境であるワキージャスの運河沿いに、この壁の建設が始まっているというものだ。この壁に対し、エクアドル側は米国トランプ政権がメキシコ国境に壁を設けようとしているのと同じだ、と批判している。ペルーとエクアドルの陸路国境は、1500キロの長さがある。


【エクアドル】

■モレノ、対汚職機関 Correo del Surの記事
5月に就任したばかりのレニン・モレノ大統領は、新たに対汚職機関を設けることを明らかにした。同大統領は選挙戦の間から、汚職の根絶を訴えていた。政官からの汚職を追放するため、専門家などによるこの新しい機関を設けるという。人選などについては、今後速やかに着手すると同大統領は語った。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、死者80人に Correo del Surの記事
反政府デモによる死者の数は、80人に達した。政治経済の混乱を受け、この4月以降、野党主導のもとで反政府デモが連日行なわれている。政府側が検察の報告を受け、死者数が80人に達したことを明らかにした。国内では治安部隊などによる暴力的な鎮圧行動もみられ、国内外から批判が起きている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、汚職関与否定 Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、汚職への関与を否定したという。司法は、同大統領に対する聴取を2日間、行なっている。同大統領が選挙にからみ、建設会社などから裏金を受け取った疑惑が高まったためだ。この聴取に対し、同氏は従来通り関与を否定したという。検察は同大統領への調べに着手している。

2017.06.06

【ボリビア】

■エボ、国連で海を訴え La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、訪問先のニューヨークの国連で「海」を訴えた。19世紀末の太平洋戦争でチリに海岸線を奪われたボリビアは、社会発展を阻害されてきた歴史を説明した。また先週にかけてのチリのストで、ボリビアは多額の経済損失を受けたことも指摘した。モラレス大統領は国連に対し、内陸国の海へのアクセス権を求めた。

■エボ、マドゥロと面会 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領はカラカスで、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領と短い面会時間を持ったという。モラレス大統領はニューヨークの国連施設を訪れたが、この直前にカラカスに立ち寄っていた。会談内容は明らかにされていないが、ベネズエラ軍の兵についてボリビア国内で教育訓練を受けることなどが話し合われたとみられる。

■YPFB汚職あり、74% Página Sieteの記事
ボリビア国民の実に74%は、ボリビア石油公社(YPFB)を舞台とした汚職が存在する、とみている。メルカド社が行なった世論調査の結果だ。国内資源開発、採掘などを行なうYPFBは巨大な機関で、大きな利権が存在する。同時に国民から政府や政府機関への不信感が根強く、この数字が高まったとみられる。

■民間、港湾シフトの動き Correo del Surの記事
民間企業の間で、港湾シフトの動きがある。内陸国のボリビアは、主な外港としてチリのアリカ、イキケ港を使用している。しかし税関ストライキでこの物流が滞り、国内経済は大きな打撃を受けた。これを受け、物流をパラグアイ川に面するサンタクルス県のブッシュ港に移す計画を、貿易会社などが相次いで打ち出している。

■セロ・リコで中毒死 Página Sieteの記事
ポトシの銀鉱山セロ・リコで、ガス中毒により作業員3人が死亡したという。メディアErbolが伝えたもので、作業中だった32歳、34歳、54歳のいずれも男性作業員が倒れ、その後死亡が確認されたものだ。この坑内で、一酸化炭素の濃度が上昇したことにより、中毒死したと判断された。

■Ecobol、賃上げどころではない Página Sieteの記事
ボリビア郵便(Ecobol)の労働組合は、賃上げどころではない、と断じた。この5月から7%の賃上げが国内企業に義務づけられたが、Ecobolでは4月以降、給与支払いそのものが滞っているという。同社は経営破綻状態で、政府もその処理に手を焼いている。オルーロやコチャバンバ、スクレ、サンタクルスでは職員らが、ストライキをちらつかせている。

■ビジャ・トゥナリ、24歳男性が溺死 La Razónの記事
コチャバンバ県のビジャ・トゥナリの川で、24歳の男性が溺死した。4日、事故が起きたのはトレス・アロヨスの川で、遊泳中にこの建設作業員の男性は、溺れたという。周囲にいた仲間らがすぐに救助したが、搬送先の病院で死亡が確認された。溺れる直前まで、この男性に変わった様子はなかったという。

■オルーロとポトシ、雪の予報 La Patríaの記事
オルーロ、ポトシ両県の広い範囲で、雪が降るとの予報が出された。気象機関が発表し、各方面に注意を呼びかけたものだ。上空の寒気の影響で6日から7日にかけ、雪が降る可能性が高い。標高の高いところでは、積もるおそれもある。また最大風速20メートルの強い風が吹く可能性もあり、合わせて注意が必要だという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、制憲議会を正式発表 Correo del Surの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、憲法改正を審議する制憲議会の設置を、正式に発表した。同大統領は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱め、政権基盤を強めるためこの改正を発議した。この憲法改正手続きのための制憲議員選挙を、7月30日に実施する方針を示した。野党はこの改正に、強い反発を示している。

■ロペス氏、サパテロ氏と会談 Página Sieteの記事
野党指導者のレオポルド・ロペス氏が、スペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ元首相と会談したという。ロペス氏は2014年の反政府デモの責任を問われ、14年の刑を受けて服役中だ。サパテロ氏がこの施設を訪れ、ロペス氏との会談が実現したと妻のリリアン・ティントリ氏が明らかにした。多くの国民はロペス氏の逮捕、有罪が「弾圧」にあたるとみている。

■デモ参加者、火を放たれ焼死 Página Sieteの記事
カラカスで行なわれた反政府デモの参加者の若者が、火を放たれ焼死していたという。5月20日に起きた事件について、検察側が捜査結果を明らかにしたものだ。死亡した22歳の男性はデモ参加中に全身が炎上し、その後死亡が確認された。火がついた経緯は不明ながら、マドゥロ政権退陣を訴える中、突然起きた事件だったという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、聴取を受ける Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、司法による聴取を受ける。5、6日の両日にこの聴取が予定されてるものだ。テメル氏に対しては、不正な資金を受け取った汚職の容疑が浮上し、捜査当局が捜査を開始していた。テメル氏は一貫して関与を否定しているが、先週には側近の下院議員が逮捕されるなど、同氏は窮地に立たされている。

2017.06.05

【ボリビア】

■チリ税関スト、被害額1億ドルか Correo del Surの記事
チリの税関ストライキによる、ボリビアの経済被害額は1億ドルに達するという。エボ・モラレス大統領が明らかにした数字だ。10日間のストライキで、ボリビアからアリカ、イキケ港に向かうボリビアの貨物の通関が滞り、国境に長い車列ができた。ストは解除されたが、物流は未だに正常化には至っていない。

■国境、未だ500台足止め Página Sieteの記事
チリ国境では、未だにトラック500台が足止めされている。チリ税関ストライキが10日間続き、ボリビアからの貨物の通関が滞っているものだ。ストは解除となったが、オルーロ県のタンボ・ケマード、ピシガの国境などに未だにトラック500台が足止めされている。ボリビア政府は自由貿易の精神に反するとして、ラテンアメリカ統合連合(Aladi)にチリを提訴することを検討している。

■政府、ロンドンに連帯 La Razónの記事
政府はロンドン市民、英国民に対し連帯を表明した。ロンドンでは3日、テロ事件が発生し、7人が死亡し48人が負傷した。外務省は声明を発表し、テロを強く非難し、市民や国民の間に早期に平安が戻るよう願うと述べた。この中で連帯を表明したものだ。この事件についてはイスラミック・ステート(IS)の関与の可能性が指摘されている。

■コビッハで移動閣議 La Razónの記事
政府は独立記念日の8月6日、パンド県都コビッハで「移動閣議」を行なう。毎年この記念日には記念式典が行なわれるが、今年はこのコビッハで行なわれる見通しとなっている。これに合わせ、閣僚らが参加する閣議をコビッハの町で行なうという。また上院議員36人がこの町に向かい、移動議会も開催する。

■オルーロ、サルチーチャ監視 La Patríaの記事
オルーロの農業食料局は、各地で販売されているサルチーチャ(ソーセージ)の監視を開始した。23日の「サンフアンの夜」には、国内では広く、このサルチーチャを食べる習慣がある。しかし品質の悪いものが売られるケースがあるとして、監視を開始したものだ。この夜、サルチーチャはホットドッグとして消費される。


【ベネズエラ】

■カラカス、鍋をたたくデモ Página Sieteの記事
カラカス西部では、市民などによる鍋をたたくデモが行なわれた。国内では4月以降、反政府デモが連日行なわれている。この日行なわれたのは、政府に対し「食べ物」を求めるデモだ。経済失政で国内では食料を含む物資不足が続いており、このデモには主に家庭の主婦などが参加した。

 width=■カラカス、デモ鎮圧行動 Correo del Surの記事
政府側は、食べ物を求めるデモに対しても、鎮圧行動をとった。カラカス西部で、主に家庭の主婦などが「鍋をたたくデモ」を実施した。経済失政で食料が不足していることをうったえたものだが、政府は警察や軍を通し、4月から続く反政府デモと同様の鎮圧行動をとった。この行動の際、催涙ガス弾も使用されたという。

■アルマグロ、選管を批判 Página Sieteの記事
米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ総裁は、ベネズエラの選管のティビサイ・ルセナ委員長を批判した。独裁色を増すニコラス・マドゥロ政権が、この選管をも実質支配していると指摘し、同委員長は民主主義を放棄したと語ったものだ。アルマグロ氏は、マドゥロ政権に対する厳しい批判を展開し続けている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、窮地に Página Sieteの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、窮地に立たされた。同氏に対しては、不正に裏金を受け取った容疑が浮上しているが、この関連で側近のロドリゴ・ロチャ・ロウレス下院議員が逮捕された。弾劾で罷免されたジルマ・ルセフ前大統領に代わり副大統領から昇格した同氏に対し、国民からも退陣を求める声が上がっている。

■パラグアイ、国境に滑走路 Correo del Surの記事
パラグアイでボリビア国境地域に勝手に作られていた滑走路、2個所が摘発を受けた。現地警察が摘発したのは、アルト・パラグアイの農場につくられた滑走路だ。南米では小型機を使用した薬物輸送が問題となっており、この輸送のため滑走路がつくられたとみられる。同国警察は、ブラジルの犯罪機関がこの事件に関わったとの見方を強めている。

2017.06.04

【ボリビア】

■エボ、ニューヨークへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、米国のニューヨークを訪れる。6日、ボリビアが現在勤める、国連安保理の会議に参加するための訪問だ。この会合に合わせ、欧州連合(EU)大統領との会談も予定されているという。サチャ・ジョレンティ国連大使によるとモラレス大統領は、4日夜にニューヨークに空路で入る予定だ。

■巨額損失を残しスト終了 Correo del Surの記事
チリの税関ストライキが終了し、10日ぶりに正常化した。チリ北部のイキケ、アリカ港を外港として使用するボリビアと、両港を結ぶ貨物の往来が滞り、ボリビア経済は巨額の損失を受けたことが指摘されている。またチリとアルゼンチン、ペルーとの国境ではとくに問題は起きず、ボリビアのみが被害を受けた形となった。

■エボ、ラウルを祝う La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、キューバのラウル・カストロ議長の誕生日を祝った。3日、同議長は86歳の誕生日を迎えている。モラレス大統領はツイッターを通じて祝いの言葉を述べ、その上で同議長のもとでの社会主義革命に祝意を示した。ボリビアとキューバは、米国と距離を置くスタンスの近さから、関係を強めている。

■エボ、マクリとの会談求める Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領との会談の機会を求めた。ボリビアは将来的な原発稼働を目指し、エルアルトに原子力センターを設ける計画を進めている。原子力の平和利用の一環で、同時に放射線治療についての研究開発を進める考えだ。この分野で実績のあるアルゼンチンからの協力を得たいという。

■ピシガ道で事故、17人死傷 La Razónの記事
オルーロ県のチリ国境、ピシガへの道路でバス事故が起きた。ジェット・ノルト社が運行するバスの便が、サバヤ山付近で衝突事故を起こし、転覆したものだ。この事故で、3人が死亡し、14人が負傷した。オルーロ県警によると、このバスを運転していた63歳の男性は、こうしたバスを運転するのに必要な免許を持っていなかったという。

■高齢者虐待が増加 Correo del Surの記事
国内全土で、高齢者の虐待報告が増えているという。憲法上のスクレでは、高齢者に対する身体的または言葉などによる虐待告発が、年間3500件上がっている。高齢者支援の団体によると、こうした告発件数は全国で増加傾向となっており、高齢化の進展の翳をなしているという。

■チュキサカの養鶏業が苦戦 Correo del Surの記事
チュキサカ県の養鶏業は、苦戦を強いられている。国内ではサンタクルス、コチャバンバ両県で養鶏業が盛んで、多くの鶏肉が国内に出荷されている。チュキサカ県内にも養鶏業者がおり、同様に出荷しているが、価格攻勢などから両県の業者に負けているという。国内では鶏肉の競争激化で、養鶏業が体力勝負になっていることが報告されている。

■グラン・ポデール、酔っ払い排除 Página Sieteの記事
ラパスでこの10日に行なわれる、フォルクローレの祭典「グラン・ポデール」では、酔っ払いは排除されるという。毎年このパレードでは過度のアルコール摂取が問題となっている。市側はこの祭の際、アルコール類の販売を規制する取り組みを行なっている。パレード参加者、観客を問わず、過度に酔っぱらった状態の者は、排除される予定だという。


【ペルー】

■士官学校の学生らが溺死 Correo del Surの記事
リマ県の海岸で、士官学校の学生らが溺死する事故が起きた。マグダレナ・デル・マールのビーチで泳いでいた学生らが波にのまれたもので、19歳から20歳の4人が死亡し、5人が負傷した。同じ士官学校で学ぶ学生らのこのグループは、遊泳のためこのビーチを訪れていたとみられる。


【ベネズエラ】

■反政府デモでまた死者 Correo del Surの記事
反政府デモの参加者に、また死者が出た。ララ州のクヒの町で行なわれていたデモに参加していた46歳の女性が、鎮圧行動の銃弾に倒れ、死亡が確認されたという。検察によると一連の反政府デモによる死者数は、これで62人となった。政治経済の混乱を受け野党の主導で、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めるデモが4月から、続けられている。

■マドゥロ、デモを終わらせるための改正 Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、発議した憲法改正は国内で蔓延する反政府デモを「終わらせるため」と語った。国内では政治経済の混乱を受け、この4月以降反政府デモが連日行なわれている。マドゥロ大統領のこの改正発議は、野党が圧倒的多数を占める議会の力を弱めることを意図したものとみられている。周辺国はこの改正で、独裁性が強まることに懸念を示している。

■ユナイテッド、カラカス線休止へ Página Sieteの記事
米国のユナイテッド航空は、カラカス線を休止することを明らかにした。同社は現在、同社のハブであるヒューストンとカラカスを結ぶ路線を、毎日1往復運航している。しかしベネズエラの経済問題から同社は債権を回収できないとして、この路線を7月で休止することを明らかにした。ベネズエラ路線の運休の動きが、外国航空会社の間で広がっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アルマグロ、テメル氏を擁護 Correo del Surの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、ブラジルのミシェル・テメル大統領を擁護する発言をした。テメル氏に対して、検察は国営石油会社ペトロブラスから裏金を受け取った容疑で、調べを進めている。アルマグロ氏はこのテメル氏の問題について、「制度的な枠組みの問題」とし、疑惑があれば警察が調べを行なうのは当然のこと、と断じた。

■テメル氏の元相談役逮捕 Página Sieteの記事
ブラジル、ミシェル・テメル大統領の元相談役の男性が、逮捕された。逮捕されたロドリゴ・ロチャ・ロウレス下院議員は会社経営者でもあり、テメル氏に汚職を指南した容疑がかけられている。テメル氏についても、検察は汚職の容疑で調べを開始している。ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾で失職し、副大統領から昇格したテメル氏に対し、国民から辞任圧力が起きている。

2017.06.03

【ボリビア】

■チリの税関ストが終了 La Razónの記事
チリの税関ストライキは終了した。このストの影響で、ボリビアの貨物がラパス、オルーロ県の国境で長期間、足止めされる事態が生じていた。5月24日からのこのストで、ボリビア経済は貿易面で、巨額の損失を受けたとみられる。ボリビア政府はこの事態を受け、ラテンアメリカ統合連合(Aladi)などの国際機関に、チリを提訴する姿勢を示している。

■エボ「9人は無実」 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、再び「9人は無実」と繰り返した。この3月、オルーロ県ピシガの国境で、職務にあたっていた税関職員と兵9人が、チリに突然拘束される事態が生じた。9人は現在も、イキケの施設に収容されたままだ。モラレス大統領はこの逮捕が不当であると訴え、9人は無実と断じている。モラレス大統領はツイッターを通じ、国民へ理解を求めた。

■54%、政府対応を厳しく評価 Página Sieteの記事
国民の54%は、政府の対応を厳しく評価している。この3月、オルーロ県ピシガの国境で税関職員と兵9人が、チリ側に突然拘束される事件が起きた。政府によるこの事後対応について、54%の国民は「悪かった」とみていることが世論調査で明らかになった。前向きな評価をする国民は、24%にとどまっている。

■水運活用でチリ依存打開 Página Sieteの記事
サンタクルスでは、水運の活用でチリへの依存度を弱めようとの議論がなされている。パラグアイ、パラナ川を通じた水運を利用し、ウルグアイの港から輸出を行なうというものだ。内陸国のボリビアはチリ北部のイキケ、アリカ港を使用しているが、今回の税関ストで通関が滞り、この依存度の高さが国内でも問題視されている。政府は外港機能をペルーに移す計画も示している。

■エボ、官僚主義と対決 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、官僚主義と対決する姿勢を示した。国の官僚システムの硬直化の弊害が、ボリビア社会にも翳を落としている。より弾力的な予算の執行や時間の削減を図るため、モラレス大統領は具体的方策として11の改善点を示した。今後政府として、システム改革に乗り出すという。

■アルゼンチン航空機が緊急着陸 La Razónの記事
アルゼンチン航空の旅客機が、サンタクルスのビルビル国際空港に緊急着陸した。この事態を起こしたのは、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港から、米国のマイアミに向かっていた便だ。乗客の8歳の男児が機内で体調を崩し、手当てを受ける必要性があると機長が判断したという。この男児と家族を下した後、同便はすぐにマイアミに向かった。

■オルーロ、パン値上げ圧力 La Patríaの記事
オルーロでは、パン価格の値上げ圧力が再び増している。パン生産者の団体が、小麦粉などの原材料の価格上昇を受け、末端販売価格の改定を行政側に求めているものだ。パンはボリビア国民の食卓に欠かせない存在のため、価格には上限が設けられている。生産者団体は、これが認められなければストライキを行なう可能性を示唆している。


【アルゼンチン】

■チリからのガス輸入再開 La Razónの記事
チリからの天然ガス輸入が再開された。この5月、アルゼンチンとチリは政府間協議で、この天然ガス輸出入の枠を設けることに合意していた。アルゼンチンはボリビアから、国内エネルギー向けのガスを輸入していたが、量を確保できないとしてチリからの輸入再開に踏み切ることになった。このチリからの輸入に、ボリビアは反発している。


【ベネズエラ】

■検察、マドゥロと対峙 Correo del Surの記事
ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官が、ニコラス・マドゥロ政権と真っ向から対峙している。野党が計画を進めている「反政府投票」を司法が認めなかったことを受け、同長官は「民主主義を著しく傷つける裁定だ」と異例の見解を述べた。同長官は、マドゥロ政権に対しきわめて厳しい態度をとっている。

■改正はチャベス主義の綻びを繕う Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、憲法改正は故ウゴ・チャベス前大統領の改革路線の「綻びを繕う」ものと説明した。同政権は、憲法改正を図ることを発議し、来月末に制憲議会選挙を行なう方針だ。この件について、チャベス主義の修正を行なうことが目的と語った。この改正は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱めることが目的とみられている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■民間企業も社会主義の一部 Correo del Surの記事
キューバのラウル・カストロ議長は、「民間企業も社会主義の一部」と語った。キューバでは経済改革が段階的に進められ、民間企業が出現するなど、民間資本が経済活性化に利用されている。共産党政権として、この事実を捉える考え方を示したとみられる。同国議会は、同議長のこの考え方を全会一致で承認した。

■リオ、アサルトライフルを摘発 Correo del Surの記事
ブラジル、リオデジャネイロの警察は、殺傷能力の高いアサルトライフル60丁を、摘発した。空港で摘発したもので、違法に貨物を通じて米国から持ち込まれようとしていたという。摘発されたのはAK47が45丁、AR15が14丁、そしてG3が1丁だ。国内では銃機を使用した犯罪が多発している状態だ。

2017.06.02

【ボリビア】

■エボ、トランプ氏を批判 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、米国のドナルド・トランプ大統領を批判した。トランプ氏は米国が、パリ協定から離脱する可能性を示している。モラレス大統領はこのトランプ氏の判断について、「次の世代」に重大な問題を残すおそれがあると警告し、「母なる大地」が米国政府に脅かされている、と断じた。

■チリ閣僚「抵触のおそれ」 Correo del Surの記事
チリの閣僚からも、同国税関のストライキの問題を指摘する声が上がった。マリオ・フェルナンデス内務相は、このストによりボリビアからの貨物の通関が滞った事態について、1904年の平和条約に抵触するおそれがあるとの見解を示した。このストライキでボリビアからの貿易が滞り、国内企業、経済は大きな被害を受けた。

■運転手の厳しい状況、変わらず La Razónの記事
ボリビアの運転手らが置かれている厳しい状況は、変わっていない。チリ税関のストで通関が滞り、国境で多くのトラックが足止めされている。内陸国のボリビアはチリ北部のイキケ、アリカ港を外港として使用しており、これらのルートが絶たれれば貿易への影響に直結する。オルーロ県のタンボ・ケマードやピシガ、ラパス県のチュンガラで、多くの運転手らが待ち続けている。

■エボ、9人は無実 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、9人は無実だとあらためて主張した。この3月、オルーロ県ピシガの国境で職務にあたっていた税関職員と兵9人が、チリ側に拘束され、今も拘禁された状態にある。モラレス大統領は、9人はあくまで無実だとして、ボリビア政府としてもこの主張を続けている方針を示した。

■バチェレ「対話の用意はある」 Correo del Surの記事
チリのミチェル・バチェレ大統領は、ボリビア側と対話の用意はあると述べた。ボリビアは1904年の平和条約に基づき、チリに対し主権ある海岸線を求めている。この件をハーグの国際司法裁判所に持ち込んで以来、両国間の協議、対話はまったく行なわれていない状態だ。チリ政府側から、対話に前向きな発言が出されたのは、膠着状態に陥って以降、初めてとみられる。

■鉱物の取り締まり強化へ Página Sieteの記事
陸路国境や空港での「鉱物」の取り締まりが、強化される。オルーロ県の錫、ポトシ県の銀など、ボリビアは鉱産資源に恵まれる。かしこうした資源が、正規の手続きが取られないまま国外に持ち出される事例が増えている。ラパス、コチャバンバ、サンタクルスの3空港と陸路国境で、違法な持ち出しの取り締まりの体制を強化するという。

■牛乳消費、61.8リットル La Razónの記事
ボリビア国民は年間に、一人平均61.8リットルの牛乳を消費するという。世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)が明らかにした、2016年時点の数字だ。国内のこの平均消費量は、2011年時点では36.6リットルで、5年で実に25リットルも増えたことになる。政府と乳業団体は、国内での消費拡大に向けた取り組みを今も続けている。

■ラパスに動物自然歴史博物館 Página Sieteの記事
ラパスに新しい、博物館が誕生する。ソナ・スールのアルト・オブラヘスに設けられたのは、「ボリビア動物自然歴史博物館」だ。国内のもともとの動物相などを紹介、展示するものだ。自然動物の保護活動が認知されていなかった1970年代まで、国内では多くの動物が乱獲される事態となった。この博物館は、もともとの動物相などを今に伝えるものだという。


【ペルー】

■アヤクチョ、警察官3人死亡 Correo del Surの記事
アヤクチョ県で、薬物取締の展開を行なっていた警察官3人が、殺害された。ゲリラ組織の資金源となっている、違法コカ葉作付の取り締まりにあたっていた警察官らのグループが、攻撃を受けたという。ワンタ郡のサンホセ・デ・セッセ付近で起きたもので、コカ葉の作付が問題となっているアプリマック、エネ、マンタロ谷地域での事件だった。


【チリ】

■バチェレ支持、31%に La Razónの記事
ミチェル・バチェレ大統領への支持率は、31%となった。Adimarkが行なった世論調査の結果だ。この数字は、この2年間でもっとも高い数字で、支持しないと答えた人も66%と、前の月から3ポイント下落した。次期大統領選については、セバスティアン・ピニェラ前大統領を挙げた人が25%と、もっとも多かった。


【アルゼンチン】

■インフレ、21%の予想 Correo del Surの記事
アルゼンチン政府は、今年の国内の物価上昇率が21%になるとの予想を示した。マルコス・ペニャ首相が明らかにしたものだ。国内では、南米ではベネズエラに次いで高いインフレ率が続いている。この予想値が実現すれば、2009年以来もっとも低い水準となることになる。2015年12月に就任したマウリシオ・マクリ現大統領は、経済の立て直しを最優先課題としている。


【ベネズエラ】

■OAS、結論出せず Correo del Surの記事
米州機構(OAS)は、ベネズエラ問題についての結論を出せなかった。ベネズエラでは政治経済の混乱と政権の独裁化を受け、この4月以降連日、反政府デモが続けられている。OASはこの事態を重く見て、ベネズエラに対する経済制裁を含めた合意を取りつけたい姿勢だった。しかし反省、反対間の溝が深く、今回の会合での結論は見送った。

■カプリレス氏に資金供与か Página Sieteの記事
野党指導者でミランダ州知事のエンリケ・カプリレス氏に疑惑が浮上したという。2012年の選挙にからみ、ブラジルの建設会社Odebrechtから裏金を受け取った可能性があるとメディアが伝えたものだ。Odebrecht社の裏金工作が各国で伝えられるが、ベネズエラの野党にも飛び火する形となった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル「平和のために尽くす」 Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、「地域の平和のために力を尽くす」と語った。同大統領に対しては、選挙戦時に国営石油会社ペトロブラスから、違法な資金供与を受けた疑いが浮上している。この件について捜査当局からの取り調べを受ける可能性が高まっているが、この件には触れず「平和のための努力」を口にした。

2017.06.01

【ボリビア】

■ラパス、56年ぶりの寒さ Página Sieteの記事
ラパスはこの30日、実に56年ぶりの寒さとなったという。気象機関が明らかにしたものだ。この日の日中の最高気温は摂氏10度と、通常の15度よりも低く、1961年に観測して以来のもっとも低い値になったという。この日ラパスやエルアルトを望むワイナ・ポトシやイリマニでは雪が降り、ラパスとユンガスを結ぶ道路のラ・クンブレは雪で通行規制がなされた。

■BCB、成長率には影響なし La Razónの記事
中央銀行(BCB)は、ボリビアの成長率の数字には、チリの税関ストライキの影響はないとした。このストのため、国境での通関が滞り、ボリビアの貿易に大きな影響が生じたばかりだ。BCBはこのストのボリビア経済への影響はあるものの、ボリビアの掲載成長予想数値に影響を及ぼすほどではなかったとの見方を示した。

■貿易の半分はチリ経由 Página Sieteの記事
ボリビアの貿易のおよそ半分は、チリを経由しているという。ボリビア通商機構(IBCE)が明らかにしたものだ。国内からの輸出については44%、輸入については54%がチリ北部の港を経ている。今回のチリ税関ストで、チリリスクが鮮明になった。政府は外港機能をペルー南部のイロ港に移す計画を示している。

■サンタクルスからは水運が有利 La Razónの記事
サンタクルス県からは、パラグアイ川、パラナ川を通じた水運が有利だという。サンタクルスの企業らの団体Caincoが明らかにしたものだ。国内からの輸出はチリへの陸路に依存しているが、両河川を通じた水運によりコスト、時間を大幅に削減できると試算される。また国内とパラグアイを結ぶ鉄道の計画もあり、実現すれば物流が大きく変わる可能性が高い。

■中国の銀行、鉄道に関心 La Razónの記事
中国の3つの銀行が、ボリビアが主導する大陸横断鉄道計画に強い関心を示している。この計画は、国内の既存鉄道網を活用し、ペルーの太平洋岸とブラジルの大西洋岸を鉄路で結ぶものだ。在ラパスの中国大使が、国内の金融機関がこの計画に投資案件として高い注目をしていることを明らかにした。

■ロシアと経済協力関係強化 La Razónの記事
ボリビア、ロシア両国は、経済関係と協力関係の強化に、合意した。モスクワをオスカル・バリガ副大臣が訪れ、同国の閣僚と覚書文書を交わしたものだ。合意されたのはとくに経済、通商分野における協力関係となっている。エルアルトに設けられる原子力センターにロシア政府が全面協力するなど、両国の関係は強まっている。

■政府、国際赤十字に書簡 Página Sieteの記事
政府は、国際赤十字に対し書簡を送った。この3月、オルーロ県のピシガの国境で、職務に当たっていた税関職員と兵9人が、チリ側に拘束される事件が起きた。その不当性をボリビア政府は訴えているが、国際赤十字に対しこの9人の健康状態確認などの協力を求める文書を送ったという。


【ペルー】

■デング死者、29人に Correo del Surの記事
国内では今季、合わせて29人がデング感染により死亡している。保健省が明らかにした数字だ。デングは蚊が媒介する感染症で、今年上半期は水害に見舞われた北部を中心に、感染が拡大した。保健省が確認しただけで、感染者数は6千人に達しているという。県別でもっとも感染者が多かったのはピウラ県だ。


【ベネズエラ】

■OAS、着地点を模索 Correo del Surの記事
米州機構(OAS)は、ベネズエラ問題の「着地点」を模索している。米国ワシントンで加盟国の会合を開き、この問題について話し合うものだ。ベネズエラからは政府ではなく、議会で圧倒的多数を占める野党代表が参加する。この会議には、加盟国の少なくとも18人の外相が参加する予定だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ノリエガ氏が死去 Correo del Surの記事
パナマの元最高司令官、マヌエル・ノリエガ氏が29日、死去した。家族が明らかにしたもので、この3月から昏睡状態となっていたが、サント・トマス病院で83歳で死去したという。同氏は1983年から1989年まで軍事独裁政権のトップに立ち、米国軍による侵攻で失脚していた。家族は同氏の遺体をどこに埋葬するか、明らかにしていない。

■テメルに捜査の手 Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領に対し、司直の捜査の手が伸びる可能性が高まった。検察は、国営石油会社ペトロブラスから、同大統領が不正に裏金を受け取った容疑での捜査着手の方針を示し、裁判所に許諾を求めた。ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾で失職した後を受けた同氏に対し、国民から辞任を求める声が上がっている。

■ペルナンブコ州で水害 Correo del Surの記事
ブラジル、ペルナンブコ州で水害が起きている。州政府側が明らかにしたもので、大雨による川の増水、氾濫で同州だけで4万4千人が避難し、これまでに7人の死亡が確認されたという。住まいを失った人は2000人を超え、さらに不明者が2人いることが報告されている。被害は周辺州にも及んでいる。