2017.08.01

【ボリビア】

■物権局長を汚職で逮捕 Correo del Surの記事
法務省物権局長が、汚職の容疑で逮捕された。タリハ市内で拘束されたのはホルヘ・ボオルケス・トーレス容疑者だ。エクトル・アルセ法務相がツイッターを通じて明らかにしたものだ。容疑がかけられている汚職の具体的内容は明らかにされていない。同法相と情報公開担当相が31日、この件についての会談を行なったことも明らかにされた。

■エボ、マドゥロを祝福 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ベネズエラの制憲議員選挙の「成功」を祝い、ニコラス・マドゥロ大統領を祝福した。モラレス大統領は30日のこの選挙について「民主主義がなせる結果だ」と語り、この結果を尊重するべきとの姿勢を示した。ペルー外務省が呼びかける、ベネズエラ問題を話し合う外相会談には、ボリビアは参加しない意向を示している。

■ブラジル国境道封鎖 El Díaの記事
サンタクルスとブラジル国境を結ぶ道路が31日、封鎖された。パイティにある鉱山の労働者らが、経営に対する要求行動からこの封鎖の動きに出たものだ。組合側は運営するパイティティ社が、労働者の権利を侵害していると主張している。この封鎖の影響で、サンタクルスからブラジルやチキートス方面に向かうバスの便の出発が見合されている。

■オルーロ-ポトシ道で事故 El Díaの記事
オルーロとポトシを結ぶ道路で、事故が起きた。31日朝4時30分頃、オルーロからアルゼンチン国境のビジャソンに向かっていたテンタシオン社のバスの便と、鉱産物を輸送していたトラックが衝突したものだ。バスは大破、トラックは横転し、この事故で少なくとも1人が死亡し、複数の負傷者が出ている。現場はオルーロ市から45キロの地点で、負傷者らはオルーロに運ばれている。

■コパカバーナ道封鎖 Página Sieteの記事
エルアルト市民が31日、ティティカカ湖畔のコパカバーナに至る道路を、封鎖した。市内の第7区の住民や自治会が行なった社会闘争だ。住民らは同地区の下水道、水道といった生活インフラの早期整備や、地域の治安対策などを求めている。封鎖は5個所で行なわれ、ラパスからコパカバーナ方面へのミニバスなどは迂回した。

■コビッハは特別警戒 La Razónの記事
パンド県都コビッハ市内は、特別警戒態勢に入った。この町では今月6日の独立記念日の日、記念の式典が開催されることになっている。この日を平穏に迎えるため、市街では警官らのパトロールが強化されている。この町はブラジルと国境をなすため、この国境地域についてとくに重点が置かれている。

■サンタクルス、煙の害 El Deberの記事
サンタクルス市内は、煙に覆われている。冬から春にかけてのこの時期、東部ボリビアでは焼き畑の一種であるチャケオ(野焼き)が各地で行なわれている。この煙がサンタクルス市上空にも入り、市街の空は灰色に煙った状態だ。市環境局によると、大気の汚染物質は、通常の3倍に達しているという。

■エントラーダの死者、6人 Página Sieteの記事
先週末、ラパスで開催されたフォルクローレの祭典「エントラーダ」で、合わせて6人が死亡したという。ラパス県警が明らかにした数字だ。この祭はマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)の学生らによるものだが、急性アルコール中毒などで6人が死亡したという。この祭では毎年、過度のアルコール摂取が問題となっていた。

■太陽の島、社会闘争に翻弄 Página Sieteの記事
ティティカカ湖に浮かぶイスラ・デル・ソル(太陽の島)の観光は、社会闘争に翻弄されている。この島で営業する観光業者らが明らかにしたものだ。ラパス県で社会闘争やブロック封鎖が起きるたびに、この島への観光は60%程度落ち込むという。また国境を接するペルー、プーノ県でも社会闘争が頻発しており、その都度影響を受けている。

■旧モルグ、ゴミ溜めに Los Tiemposの記事
コチャバンバ市内の旧モルグ(遺体安置所)の建物が、今やゴミ溜めに化しているという。機能移転後、オケンド通りとエクアドル通りの角のこの建物は閉鎖され使用されていない状態だ。建物周辺はゴミに埋め尽くされ、地域の治安に影響を与えるのではないかと不安が高まっている。ビエドマ病院の職員らは、職員用の駐車場をここに整備することを要望している。


【ペルー】

■パンアメリカン道、制限続く Correo Perúの記事
アレキパ県内のパンアメリカン道の通行制限は、今も続いている。先月末、サバンカヤ火山の活動で発生したM6.3の地震で、この道路は複数個所で土砂災害の影響を受けた。30日に通行は再開されたが、時間や台数の制限などがかけられている。今の時点で、この制限は解除されていないという。

■ビール消費、6.5%増 El Comercioの記事
国内のビール消費は今年上半期、前年同期比で6.5%増加した。中央銀行(BCR)が税徴収の数字から明らかにしたものだ。1月から6月のビール消費にともなう税徴収額は11億9千万ソルに達したという。とくにこの6月はこの徴収額が1億9800万ソルと、前年同月比で9.1%増と高い伸びを示した。


【チリ】

■国内初のハンセン病 BioBio Chileの記事
国内本土では初めての、ハンセン病の発生が確認された。第15(ロス・リオス)州都バルディビアの病院で、在住ハイチ人の28歳の男性がこのレプラ菌に侵されていることが明らかになった。現在この男性の同居家族についても、感染がないかどうかの確認が進められている。保健省は流行のおそれはなく、また治療法も確立されているとして、国内に落ち着いた対応を求めた。

■投石の男を解放 Perú21の記事
北端のアリカからペルー南端のタクナに向かう鉄道車輛に投石した男が、釈放された。29日、アリカを出発したばかりの列車に石が投げられ、運転席のウィンドウの一部が破損した。この事件でチリ国籍の男が逮捕されたが、逃亡のおそれはないとして釈放された。今後15日以内に判決が下るという。この列車の52人の乗客に、負傷などはなかった。


【アルゼンチン】

■AR、機材大量売却か La Nacionの記事
アルゼンチン航空は、保有するエンブラエルの24機を、売却する方針を示した。アウストラル航空で使用されているこれらの機材はすべて、国有化後にクリスティナ・フェルナンデス政権下で調達されたものだ。同社の運航体制の上で機材の大きさや使い勝手の上で無駄が多く、保有コストとリスクを軽減するための措置だという。

■小型機不明、初動に問題 La Nacionの記事
小型機が不明になった事件で、当局側の初動の問題を指摘する声がある。1週間前、ブエノスアイレスのサンフェルナンド空港からフォルモサに向かった小型機が、パラナ川デルタ地域で不明となった。未だに捜索が続くが、操縦士や小型機を保有する航空会社は、レーダーから消えた直後の当局側の動きの遅さを指摘する声が上がっている。

■6月の工業生産、6.6%増 La Nacionの記事
この6月の国内の工業生産は、前年同月比で6.6%の増加だった。国立統計機構(INDEC)が明らかにした数字だ。この増加幅は、月別ではこの2年でもっとも高い水準となっている。しかし分野別では隔たりがあり、建設業は18.0%の高い伸びを示した一方、かつての主要産業だったアパレルは4%のマイナスとなっている。

■インフレ、目標達成は困難 La Nacionの記事
中央銀行(BCR)は、インフレ率の目標達成が難しいとの見方を示した。アルゼンチンは近年、南米ではベネズエラに次ぐインフレ率の高さとなっている。今年下半期のインフレ率は、9.4~14.9%となり、目標としていた年間17%いないという数字の達成は厳しいと、副総裁が語った。また7月以降進んでいるペソの下落で、輸入材の物価がさらに高くなる可能性がある。


【エクアドル】

■ガラパゴスで大量薬物 El Universoの記事
ガラパゴス諸島で、大量の薬物が摘発された。現地警察と軍が、共同で発表したものだ。中米方面に向けて航行していたボート内から、182パックに分けられた600キロのコカインが見つかったという。このボートに乗っていた、メキシコとコロンビアのそれぞれ1人を含む6人が逮捕されている。


【コロンビア】

■アビアンカ、バルバドス臨時便 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空は、カリブ海のバルバドスに向けた臨時便を運航する。同社はボゴタとバルバドスを結ぶ路線を運航していたが、利用低迷を受けて休止することを発表した。しかしこの突然の運休で、足止めされる利用者が出たことから、こうしたチケット保有者を輸送するための臨時便を運航することを決めたという。

■靴の販売が低迷 Caracol Radioの記事
国内では靴の販売が、低迷しているという。靴生産者の団体であるAcicamのルイス・グスタボ・フロレス会長が語ったものだ。国内での新しい靴の販売は今年、12~15%程度落ち込んでいるとみられる。国内経済の先行きの不透明感から、靴の買い控えの動きが広がっていると、同会長は見方を示した。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、勝利宣言 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は「勝利宣言」をした。30日、同政権が発議した憲法改正を審議する制憲議員選挙が国内で行なわれ、全有権者の41%に相当する800万人が投票したと選管は発表した。マドゥロ大統領は、議会の「サボタージュ」に対し、有権者の信任が得られた結果とこの正当性をアピールした。政権はこの改正で、野党が多数を占める議会の効力を弱める考えだ。

■投票日、15人死亡か El Paísの記事
制憲議員選挙が行なわれた30日だけで、デモなどで10~15人が死亡したとみられる。警察側が明らかにした数字だ。ニコラス・マドゥロ政権はこの日のデモを禁じたが、野党やその支持者らは街路で激しいデモを展開した。またルイサ・オルテガ・ディアス検察長官は、4月以降のデモによる死者数が121人に達し、逮捕者が2千人を超えたと発表している。

■米国、制裁発動へ El Paísの記事
米国のドナルド・トランプ政権は、ニコラス・マドゥロ政権に対する制裁発動の方針を示した。同政権は民主主義を損なうとして、30日の制憲議員選挙の中止を求めていた。すでに一部の閣僚への制裁を行なっているが、この対象を拡大する方針を示した。またこの選挙結果について、「認めない」との声明を出している。

■アルゼンチンとEUも選挙結果認めず El Universoの記事
アルゼンチンと欧州連合(EU)も、ベネズエラの制憲議員選挙の結果を「受け入れない」と発表した。この投票のボイコットを呼びかけた野党は、国際社会に対し選挙結果を受け入れないよう求めている。この呼びかけにパナマが即応し、その後ペルー、コロンビア、メキシコ、米国も受け入れないとの表明をしている。

■野党、抵抗呼びかけ Caracol Radioの記事
野党指導者でミランダ州知事のエンリケ・カプリレス氏は、国民に対しさらなる「抵抗」を呼びかけた。30日、野党の中止要請にも関わらず政権は、制憲議員選挙を強行した。ニコラス・マドゥロ大統領がデモを禁止する中、野党や支持者らは街路で激しいデモを展開した。カプリレス氏は国民の力で、政府の暴走に対峙しようと呼びかけた。

■ベネズエラ問題で外相会談呼びかけ El Paísの記事
ペルー外務省は、中南米各国の外相に対し、ベネズエラ問題を話し合う外相会談を呼びかけた。8月8日に開かれるこの会議にはアルゼンチンやブラジル、コロンビアなどが参加方針を示したが、ウルグアイ、ボリビア、エクアドル、ニカラグアは拒絶しているという。ウルグアイのニン・ノボア外相は、不参加の理由について「時期が早すぎる」と述べた。

■メルコスル内制裁強化呼びかけ Caracol Radioの記事
パラグアイ政府はメルコスル各国に対し、同ブロック内でのベネズエラへの制裁強化を呼びかけた。制憲議員選挙を強行したベネズエラの現在の情勢について、エラディオ・ロイサガ外相は「すでに制裁対象の状況だ」と述べた。メルコスルはベネズエラの参加資格停止を決めているが、さらなる制裁発動に向け、同外相は各国と調整する方針を示した。

■コロンビア「民主主義は死んだ」 Caracol Radioの記事
コロンビアのマリア・アンヘラ・オルギン外相は、「ベネズエラの民主主義は死んだ」と語った。30日、ニコラス・マドゥロ政権は制憲議員選挙を強行し、反対運動の激化でさらなる死傷者を出している。コロンビア政府は、同国野党の呼びかけに呼応し、この選挙結果を政府として受け入れない方針をすでに示している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■マリファナ購入者が倍増 El Paísの記事
ウルグアイでは、マリファナ(大麻草)の合法購入者が20日で倍増したという。同国では7月19日から、登録された薬局店頭でマリファナが購入できるようになった。この購入には事前登録が必要だが、7月10日時点の4711人から、30日には9211人へ、ほぼ倍に増えている。購入できる量は月あたり40グラムが上限となっている。