2017.08.03

【ボリビア】

■元大統領と野党、結果を認めず Página Sieteの記事
元大統領らと野党は、ベネズエラの制憲議員選挙の結果を認めない。一堂に会し、発表したものだ。元大統領のホセ・キロガ氏とカルロス・メサ氏、サンタクルス県知事のルベン・コスタス氏、ラパス市のルイス・レビジャ市長、実業家で元大統領選候補のサムエル・ドリア・メディナ氏が顔をそろえた。エボ・モラレス政権は、ニコラス・マドゥロ政権擁護を続けている。

■イシボロ・セクレ、抵抗闘争開始 Página Sietteの記事
イシボロ・セクレ国立公園内で伝統的生活を踏襲するインディヘナ(先住民)らは、抵抗闘争を開始した。政府は、この公園内を通る新たな道路建設のため、保護地域内の開発規制の撤廃方針を決めた。インディヘナらは、環境が脅かされるとして闘争を本格化させることを決めた。計画されている道路は将来的に、大陸横断道路の一部となる。

■イナゴ、国内に及ぶおそれ La Razónの記事
アルゼンチン北部で発生したイナゴが、国内にも影響を及ぼすおそれがある。同国の農業行政はフォルモサ、チャコ、サンタ・フェ、サンティアゴ・デル・エステーロの4州に、非常事態を発令した。このイナゴの大群がさらに広がり、ボリビア国内に到達する可能性もあるという。国内では今年初め、サンタクルス県で局地的なイナゴ被害が生じたばかりだ。

■ビルビル火災、600ha消失 El Deberの記事
サンタクルスのビルビル国際空港近くの牧草地で起きた林野火災では、600ヘクタールを焼失したという。110人体制で消火活動を行ない、この日はおおむねコントロールに至った。1日午後、この火災の影響で同空港はおよそ3時間にわたり、離着陸が中止される事態に至った。県内ではチャケオと呼ばれる野焼きがこの時期、盛んに行なわれている。

■コパカバーナ道封鎖、続く Página Sieteの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町コパカバーナへの道路封鎖は、今も続いている。エルアルト第7区の住民らが、地域への生活インフラ整備などをエルアルトやラパス県に求めた動きだ。エルアルトは急速に都市化が進んだ一方、こうしたインフラ整備の遅れが指摘されている。ラパスとコパカバーナを結ぶミニバスなどは、迂回を強いられている。

■コチャバンバ鉄道、資金計画が大詰め La Razónの記事
コチャバンバで計画されている鉄道整備事業で、政府による資金計画が大詰めを迎えている。政府はラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)整備に続き、コチャバンバとサンタクルスで既存鉄路を利用した近郊鉄道事業を進めている。政府はこの計画を進めるうえで、欧州金融機関からの融資のほか、国内基金の活用の方針を示した。

■マチャカマルカで事故 El Díaの記事
オルーロ県のマチャカマルカで2日朝5時頃、事故が起きた。川にかかるマチャカマルカ橋を走行していたトラックが、この橋から転落したものだ。この事故で、このトラックに乗っていた16歳と9歳の2人が死亡した。この2人は、トラックの運転手のこどもたちだという。もう一人のこどもは救出されたが、重体となっている。

■牛などが集団狂犬病 El Deberの記事
サンタクルス県のバジェ(谷)地方で、牛などの家畜が次々と狂犬病を発症したという。プカラで報告された事例で、地域の保健局によるとこれまでに牛のほか馬やブタなど合わせて47頭が、この発症により死んだ。今の時点で感染経路は分かっていない。保健局は地域の家畜などに、ワクチン投与を行なっている。

■二つの国境通過、3万5千人 La Patríaの記事
オルーロ県とチリの2つの陸路国境を通過した外国人は、3万5千人に達したという。オルーロの移民局が、今年の年始以来の数字を示したものだ。タンボ・ケマードの国境通過外国人は1万6699人、ピシガの国境は1万8513人となっている。両国境をこの期間中に通過したボリビア国民は24万5845人だ。

■テレフェリコの不透明さを指摘 La Patríaの記事
オルーロ市議会は、市内で建設が進められているテレフェリコ(ロープウェイ)の「不透明さ」を指摘した。市内中心部とサンタバルバラ山を結ぶこの観光用交通機関は、資金の不足で現在、作業がストップしている。市議会が計画について再精査を行なったところ、建設資金の流れに不透明な部分が多いという。とくに支払などに関する書類が欠けている点があり、議会で疑問が示された。


【ペルー】

■クスコ教員闘争、50日 Correo Perúの記事
クスコの教員らによる社会闘争は、開始から50日となった。2日、教員らは中心部のアルマス広場で、激しいデモ行動を行なっている。教員らは賃上げや、教育分野への投資を政府などに求めており、この動きはプーノ、アヤクチョ、フニン県など各県に広がっている。これまで教員らは、マチュピチュとを結ぶ鉄道のブロック封鎖などの行動をとっている。

■マチュピチュ、テレフェリコ計画 El Comercioの記事
マチュピチュ遺跡に向かうテレフェリコ(ロープウェイ)の整備計画が、あらためて浮上している。サンタテレサと遺跡公園の入り口を直接結ぶテレフェリコを整備し、車輛通行を減らすことが目的だ。今年国内では、アマソナス県のクエラップ要塞に至るテレフェリコが開業し、観光客の利便性向上に役立ったとの評価が得られ、以前からあったこの計画が最注目されている。


【チリ】

■ボリビア国境で人命救助 BioBio Chileの記事
チリの警察官らが、ボリビア国境で同国の警察官の命を救ったという。この事態が起きたのは第1(タラパカ)州とラパス県との間のチュンガラの国境だ。ボリビアの警察官が心疾患を起こし、これに気づいたちりの警察官らが初期の手当てを行ない、命を取り留めた。このボリビアの警察官は、オルーロ県のタンボ・ケマードの国境でボリビア側に引き渡された。

■メトロ、エレベータ整備 La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)駅に、新たにエレベータが整備される。メトロの運営側が明らかにしたものだ。身体障碍者や高齢者、妊婦などが便利に利用できるエレベータだが、現在はわずか9駅の設置にとどまっている。運営側は新たに1、2、5号線の駅に設置を進め、37駅での稼働を目指す方針だ。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレスでバナナデモ La Nacionの記事
ブエノスアイレスの5月広場で、バナナ生産者らがデモ活動を行なった。3万キロのバナナを、市民に無料配布したものだ。参加したのはフォルモサ、サルタ、フフイ州の生産者らで、政府に対した外国産バナナの輸入制限と、パナマ病などの病害対策を求めた動きだ。マウリシオ・マクリ大統領にこれらの要求を直訴する機会も、求めている。

■ブルノ・トマエ駅が燃える La Nacionの記事
チュブ州にある鉄道駅、ブルノ・トマエ駅の駅舎が燃えた。エル・マイテンから26キロの地点にあるこの駅は、観光蒸気機関車エル・トロチータが通過する駅の一つだ。駅舎は全焼しており、今の時点で再建の見通しは立っていない。出火原因は分かっていないが、地域のインディヘナ(先住民)であるマプチェの抵抗運動との関係性が指摘されている。

■チリへの買い出しを抑止へ La Nacionの記事
メンドサ州は、市民のチリへの「買い出し」を抑止する意向だ。物価的な条件のよさから、週末などにチリに買い出しに行く市民が少なくない。しかしこうした事態が、州内の商業に深刻な影響を与えている。州側は、州内に「免税エリア」を設けるなどし、こうした買い出し客の州内への引き戻しを検討している。

■鉄道利用、2年で36%増 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道の利用は、この2年で実に36%も伸びているという。交通省が明らかにしたものだ。主要5路線の2015年と現在を比較したもので、2015年の一日平均利用者が84万人だったのに対し、現在は114万人に増えている。政策的に鉄道の輸送力向上が図られ、利便性が増したことが背景にあるとみられる。


【エクアドル】

■迷いオタリアを保護 El Universoの記事
グアヤス川で、「迷いオタリア」が保護された。太平洋岸に棲息するオタリアだが、この個体は何らかの理由でこの川を遡上していた。グアヤキル近郊のリオ付近で、警察官と環境行政の職員らの手により捕獲されたものだ。今後健康状態を確認した上で、太平洋岸に戻すかどうかを検討する。

■TAME、事故機は売却へ El Universoの記事
公営航空会社TAMEは、事故機を売却する方針だ。この4月、クエンカの空港で同社の旅客機がオーバーラン事故を起こした。以後この機材は使用されず、同空港に置かれたままとなっている。同社はこのエンブラエル190型機の再使用は可能であるものの、数週間以内に国外に売却する方針を示した。


【コロンビア】

■「ベネズエラ難民」に保健サービス Caracol Radioの記事
保健省は、「ベネズエラ難民」に対する公共医療機関での保健サービス適用を指示した。ベネズエラの政治経済の混乱に加え、先週末の制憲議員選挙強行で、多くのベネズエラ国民が国内に流れ込んでいる。不法滞在者を含め、人道的見地からこうした「難民」に対する医療サービスを解禁したものだ。

■ベネズエラ通商、大幅減 Caracol Radioの記事
ベネズエラとの間の通商は今年、大きく落ち込む見通しだ。通商機関Anatoのパウラ・コルテス氏が語ったものだ。ベネズエラは政治経済の問題が大きくなり、国内経済活動が停滞している。このためコロンビアとの間の通商は今年、昨年より大きく落ち込む見通しだ。昨年の通商実績は60億ドルだったが、今年は40億ドルにも満たないと予想されている。


【ベネズエラ】

■メルコスル、除名の可能性 Caracol Radioの記事
メルコスルは、ベネズエラを「除名」とする可能性があるという。ベネズエラはメルコスルの正規メンバーだが、昨年資格停止の処分を受けている。メルコスル各国はこの5日、サンパウロで外相会談を行ない、「民主主義の危機」に立つ同国へのさらなる制裁などを話し合うが、除名の可能性が高まりつつある。加盟の前提となったウシュアイア協定に違反していると各国は見ている。

■ベネズエラへの制裁は「有効」 El Paísの記事
米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ総裁は、ベネズエラへの制裁強化は「有効」な手立てであるとの見方を示した。国内では物資不足が起きるなど経済の問題が噴出しており、ここに制裁が加われば政府への大きな圧力になると同総裁は語った。制憲議員選挙強行に加え、野党の2人を再収監したことを受け、同総裁は制裁発動の必要性を強く訴えた。

■AR、カラカス線一時運休 Caracol Radioの記事
アルゼンチン航空は、週1便運航のカラカス線を一時運休すると発表した。今の時点でキャンセルが決まったのはこの5日の便だけだが、状況によっては今後も欠航便が発生する可能性がある。同社はこの理由について「セキュリティ上の問題」とした。スペインのイベリア航空やエールフランスも、やはり安全上の理由で一部の便の欠航を決めている。

■EU、ベネズエラ制裁へ News24の記事
欧州連合(EU)も、ベネズエラに対する制裁を発動する見通しだ。スペイン政府と欧州議会が、この制裁についての話を進めているものだ。憲法改正手続き強行や、野党の2人の再収監など、ベネズエラでは民主主義や人権が脅かされているとして、経済面などを中心とした制裁が現実味を増している。ベネズエラに対しては米国も、制裁発動の準備に入っている。

■国内、緊張続く El Universoの記事
国内の緊張も続いている。政府は30日に制憲議員選挙強行し、週明けには野党指導者のレオポルド・ロペス氏とアントニオ・レデスマ氏を再収監した。野党などはこの動きに強い反発を示し、チャベス派など政権支持派との間の溝がさらに広がっている。野党側はニコラス・マドゥロ政権の退陣以外に解決の道はないとして、さらなる抵抗運動を続ける姿勢だ。

■ボイコット公務員に処罰か El Paísの記事
政府は、30日の制憲議員選挙投票をボイコットした公務員に対し、処罰を加える姿勢を示している。ニコラス・マドゥロ政権は憲法改正を通じて、野党が圧倒的多数を占める議会から権限を奪う考えだ。野党側のボイコット呼びかけに応じた公務員に対し、政府として圧力をかける姿勢を示したものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■対テメルの審議始まる El Paísの記事
ブラジル下院議会は、ミシェル・テメル大統領についての審議を2日、開始した。テメル大統領に対しては、選挙戦時に違法に裏金を受け取ったとの疑惑が持ち上がっている。検察が調べを進める中、職務停止を含めた扱いが審議されているものだ。議場では「テメルよ、去れ」との異例の叫び声が上がる状態となった。

■ウルグアイ、クルーズ船少ない El Paísの記事
今季、ウルグアイに寄港するクルーズ船の数は、少ないという。観光省が2017年~2018年の夏シーズンの見通しを示したものだ。昨季はモンテビデオやプンタ・デル・エステに寄港したクルーズ船は150に上ったが、今季は6.4%ほど減る見通しだ。ブラジル、アルゼンチン経済のマイナスを受けた結果だという。

■ハイチ、同性婚を禁止 Caracol Radioの記事
ハイチの上院議会は、同性婚を禁ずる法案を可決した。可決されたのは、同性婚そのものを処罰対象に加える法案だ。賛成14、反対1の圧倒的多数での可決となった。この処罰対象には外国人も含まれる。検挙された場合、収監されたり、最大で8千ドル相当の罰金が請求されることになる。国内で活動するLGBT団体は、この可決に強い反発を示している。


【国際全般】

■ビーチで轢かれ2人死亡 El Universoの記事
ポルトガルのビーチで2日、小型機に轢かれた水浴客2人が死亡した。この事故が起きたのはリスボンの南30キロ、カパリカのビーチだ。このビーチに突然、機体トラブルを起こした小型機が緊急着陸し、これに巻き込まれた50代の男性と、8歳の女児が死亡したという。この機体の操縦士は、警察に逮捕された。