2017.08.04

【ボリビア】

■下院、イシボロ・セクレ保護法改正可決 El Díaの記事
与党MASが多数を占める下院議会は、イシボロ・セクレ国立公園の開発を規制する法の改正を可決した。政府はこの公園内を通る道路建設を計画しており、この改正により保護規定が大幅に緩和される。この道路は将来的に大陸横断道の一部となり、政府は最優先での公共事業と位置づけている。

■インディヘナらは猛反発 Correo del Surの記事
イシボロ・セクレ国立公園内で伝統的生活を踏襲するインディヘナ(先住民)は、猛反発している。下院議会がこの公園内の道路開発を可能とする法改正を可決した。インディヘナらはこの開発で、地域環境が脅かされるとして反対運動を展開していた。インディヘナらは、リマに本部を置くアマゾン流域インディヘナ調整機構(COICA)への提訴も視野に入れている。

■マクリも鉄道に強い関心 Página Sieteの記事
アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領も、ボリビアが進める大陸横断鉄道計画に強い関心を持っている。在ラパスのアルゼンチン大使、ノルマンド・アルバレス氏が明らかにしたものだ。この鉄道実現で、アルゼンチン産品にも太平洋側の「出口」が開かれ、とくにアジアへの輸出の利便性が高まるとアルゼンチン政府も分析しているという。

■コチャバンバで脱獄か El Díaの記事
コチャバンバで脱獄事件が起きたという。警察によると3日朝、市内のサン・セバスティアン刑務所から、受刑者1人が脱走した。警察は検問を設けるとともに、メディアにこの受刑者のデータを公開し、情報提供を呼びかけている。この受刑者は詐欺の容疑で有罪判決を受けていた。脱獄の経緯については、明らかにされていない。

■アイキレ、M3.2の地震 La Razónの記事
コチャバンバ県のアイキレで3日14時47分頃、地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はこの町の北東17キロで、震源の強さはマグニチュード3.2、震源の深さは12キロだ。この地震による人や建物への被害はない。この町では1998年5月、マグニチュード6.8の大地震が発生し、多くの建物が倒壊する被害が出た。

■7日は振替休日に El Díaの記事
労働省はこの7日が、振り替え休日になると発表した。6日はボリビアの独立記念日で休日だが、今年は日曜日と重なる。このため7日の月曜日が、振り替えで休日になるものだ。国内の学校や公務員は休みとなり、一般企業の多くもこの日は、祝休日と同じ扱いになるとみられる。

■オルーロ、コカイン連続摘発 Página Sieteの記事
オルーロ県警は7月28日から31日にかけて、コカインが連続して摘発された。県警によると、検問所での車輛の捜査や、情報を受けての家宅捜索などで、この期間中に合わせてコカイン278キロ、時価額100万ドルを摘発したという。現在同県警は、国内で暗躍が伝えられる麻薬カルテルとの関係性の捜査を、続けている。

■テレフェリコをめぐる協議実施 La Patríaの記事
オルーロ県のビクトル・ウゴ・バスケス知事は、この1日にテレフェリコ(ロープウェイ)をめぐる関係者らの会議を開いたことを明らかにした。オルーロ市中心部とサンタバルバラ山を結ぶ観光用テレフェリコは、資金涸渇で工事が中断したままだ。この善後策を話し合う会議が招集され、政府からも参加があったという。しかしまだ今後についての、結論は出されていない。


【ペルー】

■パンアメリカン道、夜間だけに Correo Perúの記事
アレキパ県アティコのパンアメリカン道の車輛通過は、夜間限定となるという。交通通信省が明らかにしたものだ。先月末、サバンカヤ火山の活動によりM6.3の地震が発生し、この区間では複数個所で土砂災害が生じた。今は仮復旧の状態で、工事を進める必要があることから、この区間の通過は20時から朝8時までに当面、限定されるという。

■メトロ2号で二酸化炭素削減 Gestionの記事
リマでメトロ(電車)2号線が開通すれば、二酸化炭素排出を大幅に削減できるという。運営側が試算結果を示したもので、一日66万人の利用により20万トンの排出が減らせる計算になる。この路線は1号線のアテと、カジャオを結ぶもので、車輛使用が減らす効果が期待されている。この路線は、ホルヘ・チャベス空港近くを通ることになる。


【チリ】

■メトロ2号、2時間止まる BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)2号線の一部区間は3日、およそ2時間にわたり運転を見合わせた。15時頃、同路線のベスプシオ・ノルテ駅で、利用者がホームから軌道上に転落した。このためカル駅とカント駅の区間で、しばらく運転が見合されたものだ。同区間の運転再開は17時となった。

■地雷原のコヨーテ逮捕 BioBio Chileの記事
警察は、「コヨーテ」の男を逮捕した。コヨーテは、違法移民、越境者を案内する者だ。このドミニカ共和国国籍の30歳の男は、違法移民をペルーから誘導したが、この際に両国間の「地雷原」を通過していたという。一人当たり300ドルの報酬で、この役を引き受けたとみられる。オタワ条約に加盟しチリでは地雷除去が進められているが、遅々として進んでいない。


【アルゼンチン】

■ベネズエラとの通商は激減 La Nacionの記事
アルゼンチンとベネズエラとの間の通商は、2014年以降激減しているという。通商機関Abecebによると、2013年には両国間の通商額は570億ドルだったが、2016年には210億ドルまで減った。ベネズエラの経済問題だけでなく、アルゼンチンでは右派のマウリシオ・マクリ政権となり、さらにベネズエラがメルコスルから資格停止となったことが影響しているとみられる。

■AR、月間利用者新記録 La Nacionの記事
アルゼンチン航空のこの7月の月間利用者数は、過去最高となった。同社によるとこの月の同社便の総利用者数は114万2052人と、前年同月より12万2千人、率にして12%の増加となった。国内線の利用が16%、欧州路線が18%の伸びを示したという。路線別ではサンラファエル線の利用が、86%もの高い伸びを示している。

■アスファルト需要が過去最高に La Nacionの記事
道路舗装に使用されるアスファルトの需要がこの7月、過去最高となったという。交通省が明らかにしたものだ。この月に、国内で消費されたアスファルトの量は4万9838トンと、前年同月比で85%もの増加となった。この月だけで、全長1300キロもの道路舗装が行なわれたことになる。政府は道路建設、補修作業を現在、集中的に行なっている。

■チュブ、28歳男性が不明 La Izquierda Diarioの記事
チュブ州で、28歳の男性が不明になっている。行方が分からなくなっているのは同州のエル・ボルソンに住むサンティアゴ・マルドナードさんだ。7月26日に同州北部で目撃されたのを最後に、連絡がとれなくなっている。家族や友人らが、Facebookなどを通じて情報提供を求め、また警察も不明になった一帯での捜索を行なっている。


【エクアドル】

■モレノ、副大統領を停止 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は3日、ホルヘ・グラス副大統領の職権を停止した。ブラジルの建設会社Odebrechtからの違法な裏金を受け取った、汚職の疑惑が強まったことを受けたものだ。モレノ大統領は5月24日に就任したばかりで、スタートからわずか2か月半で体制に綻びが生じたことになる。

■タンクローリーが炎上 El Comercioの記事
事故を起こしたタンクローリーが、炎上する事態が起きた。2日16時20分頃、事故が起きたのはアロアグとサント・ドミンゴを結ぶ道路のタンダピ付近だ。1万ガロンの燃油を積んだこの車輛が衝突事故を起こし、横転した後に火が出た。火は爆発的に燃え、消火活動にかかわらず4時間にわたり燃え続けた。キトの消防士も、現場に向かったという。


【コロンビア】

■ホテル予約48~55% Caracol Radioの記事
ローマ法王フランシスコ1世来訪時の、カルタヘナ市内のホテルの予約率は48~55%だという。法王は9月に国内を訪れ、ボゴタ、ビジャビセンシオ、カルタヘナなどに滞在する。訪問1か月前となったが、カルタヘナ市内のホテル予約は想定を下回る状態だという。この観光都市を法王が訪れるのは9月10、11日の予定だ。


【ベネズエラ】

■検察長官、無効を求める El Paísの記事
ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官は、司法に対し「制憲議会」の無効を求めた。30日、この制憲議員選挙が行なわれたが、同長官はこの選挙自体が違法であるとして、制憲議会設置を認めないよう司法判断を仰いだ。また野党のボイコット呼びかけもあり、投票したのが810万人と、有権者の41.5%にとどまったことから「民意を反映したものでもない」と指摘している。

■オルテガ長官、家族に魔の手か El Paísの記事
ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官の家族に、魔の手が伸びたという。ニコラス・マドゥロ政権への批判で知られる同長官だが、政権に対しブラジルの建設会社から裏金が渡った容疑で同国を訪れた。この際、国内にいた娘と孫が、何者かに連れ去られそうになったという。同長官は捜査を行なうことで、自らにも危険が及ぶおそれがあると語った。

■制憲議会、開始延期 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、憲法改正を審議する制憲議会のスタートを、4日に延期した。7月30日に行なわれた選挙で、制憲議員545人が選ばれている。3日に最初の招集が行なわれる予定だったが、これを1日延期した。マドゥロ大統領はこの議会について、「世界各国に敵がいる」と表している。

■マクリ、除名に言及 Caracol Radioの記事
アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は、メルコスルからのベネズエラの「除名」に言及した。7月30日に制憲議員選挙を強行したベネズエラについて、同大統領は「民主主義が損なわれた」と表し、メルコスルの理念を損なうと断じた。5日にサンパウロで行なわれる外相会談で、この除名の措置が話し合われると断言した。

■ティントリ氏「夫に会えない」 Caracol Radioの記事
活動家のリリアン・ティントリ氏は、夫のレオポルド・ロペス氏と面会できていないことを明らかにした。野党指導者のロペス氏は「政府弾圧」で収監されたが先月初め、在宅逮捕に切り替えられた。しかし今週、再収監された。ティントリ氏によると面会が認められず、今の夫の様子がまったく分からないという。同様に再収監されたアントニオ・レデスマ氏も、同様の状況だ。

■アルゼンチン、渡航自粛を Caracol Radioの記事
アルゼンチン外務省は自国民に対し、ベネズエラへの渡航を自粛するよう呼びかけた。制憲議会選挙が強行されたベネズエラでは、「セキュリティ上で重大な問題がある」として、不急の訪問を避けるよう勧告したものだ。アルゼンチン航空は週1便のブエノスアイレス-カラカス線をしばらく、運休する可能性を示している。

■野党、選挙事務の有効性に疑問 El Paísの記事
野党は、7月30日に強行された制憲議員選挙の有効性そのものに疑問を呈した。事務や集計に協力したSmartMatic社が、政権を支える「チャベス派」に相当し、選挙結果を有利にするための何らかの措置をとった可能性が高いと指摘したものだ。有権者の41.5%に相当する810万人が投票したという発表自体も、捏造である可能性があるとした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■殺人減、でもDVが増加 Caracol Radioの記事
ウルグアイでは殺人数が減少したものの、ドメスティック・バイオレンス(DV)の件数が増加している。警察機関が明らかにしたものだ。今年上半期、国内で発生した殺人は前年同期比で7.1%のマイナスだった。しかしDVについては、その件数は12.1%の増加となっている。このほか窃盗は10%、傷害事件は3.6%の減少だった。

■グアテマラ、差別続く Caracol Radioの記事
グアテマラでは、インディヘナ(先住民)に対する社会的な差別が、続いているという。国連機関とインディヘナ、女性団体が共同で明らかにしたものだ。人口のおよそ半数をインディヘナが占めるが、政治、経済などさまざまな分野でインディヘナは、その社会進出の機会が今も少ない状況にある。国のシステムを変える必要があると指摘した。