2017.08.11

【ボリビア】

■政府、橋建設着工を宣言 Página Sieteの記事
政府は、イシボロ・セクレ国立公園内の橋2個所の建設着工を宣言した。政府はコチャバンバ県のビジャ・トゥナリと、ベニ県のサンイグナシオ・デ・モクソスを結ぶ道路建設の方針で、このために公園内の保護規定を撤廃した。地域に住むインディヘナ(先住民)が反対運動を続ける中、道路の一部となる橋の着工を宣言したものだ。

■ロペス広報官「何の問題もない」 Página Sieteの記事
政府のヒセラ・ロペス広報官は、イシボロ・セクレ国立公園の道路建設について「何の問題もない」と語った。将来的に大陸横断道の一部となるこの道路建設を、地域で伝統的生活を踏襲するインディヘナ(先住民)らが反対している。一部メディアが、政府側がここの建設強行に向けた「秘密の準備をしている」との報道を、同広報官は否定した。

■トリニダで反対運動 La Razónの記事
イシボロ・セクレ国立公園内のインディヘナ(先住民)らは、ベニ県都トリニダで、道路建設反対のデモを行なった。政府が計画するこの道路はベニ県のサンイグナシオ・デ・モクソスを起点にするもので、インディヘナらは市民らに対し、環境破壊が重大な結果をもたらすと警告し、反対運動への協力を呼びかけた。

■ベニ県、建設賛成が多い El Deberの記事
ベニ県内では、イシボロ・セクレ国立公園内を通る道路建設に、賛成の考えを持つ県民も多いという。公園内に住むインディヘナ(先住民)らが環境破壊を理由に反対闘争を行なっている計画だ。県民の多くは、この反対闘争に理解を示しつつも、一方で道路実現でコチャバンバへのアクセスが大きく向上し、地域発展につながると考える県民が多い。

■対イナゴ、努力続く Página Sieteの記事
タリハ県チャコ地方のビジャモンテスでは、イナゴへの対応が続けられている。この地ではイナゴの大群が発生し、農作物に被害が及んでいることが報告された。同様の被害はアルゼンチン、パラグアイでも現在起きており、これらのイナゴが越境、流入したとみられている。現在この地では、薬剤によりこのイナゴを抑止する作業が続けられている。

■「ベネズエラのようにならなければいいが」 Página Sieteの記事
米国の外交官、ペーター・ブレナン氏はボリビアが「ベネズエラのようにならなければいいが」と語った。政治経済の大きな混乱が起きているベネズエラのニコラス・マドゥロ政権に対し、米国は制裁をちらつかせている。エボ・モラレス政権はマドゥロ政権支持を表明しているが、ブレナン氏はボリビアが、ベネズエラと同じ道を辿ることへの重大な懸念を示した。

■エボ、ブレナン氏発言に不快感 La Razónの記事
エボ・モラレス政権は、米国の外交官ペーター・ブレナン氏の発言に、不快感を表した。ボリビアがベネズエラと同じ道を辿る可能性に触れたものだが、モラレス大統領はせ「ボリビアとベネズエラの良好な関係にくさびを打ち込もうとしたものだ」と反発した。ボリビアと米国は2008年の事件以来外交関係が冷え切っているが、ブレナン氏はこの改善のためボリビア側と交渉を行なっている。

■コチャバンバ、鉄道着工へ El Deberの記事
コチャバンバ市内の新たな大量交通機関となる鉄道は、来週にも建設が着工されるという。ミルトン・クラロス公共事業相が明らかにしたものだ。既存鉄道網を活用し、市内とシペシペ、ビント、コルカピルワ、サカバ、キジャコジョを結ぶ鉄道網を整備する計画だ。3路線、43駅が整備され、この完成で市内の交通体系が大きく変わると予想されている。

■ボリビア-チリ、警察協議 La Razónの記事
ボリビア、チリの警察実務者による協議が10日、ラパスで行なわれた。外交関係を持たない両国だが、オルーロ県ピシガで起きた事件をきっかけに、国境についての協議の必要性で見解が一致した。7月25日にサンタクルスで外交レベルでの協議が行なわれ、今回は警察による協議が行なわれたものだ。協議は和やかに進み、次回は10月に行なうことで一致した。

■コビッハ空港に6百万ドル投資 El Deberの記事
パンド県都コビッハの空港に、600万ドルの投資が行なわれる。インフラ整備事業の第一期工事が行なわれるもので、ターミナル施設がまず拡張される。新ターミナルは5千平方メートル規模となり、アメニティも増強される。さらにその後、現在は2000メートルの滑走路を2600メートルに延伸する工事も予定されている。

■BNB、フリーWiFi Página Sieteの記事
ナシオナル銀行(BNB)は、国内すべての店舗、代理店にフリーWiFiを導入する。すべての利用客が、自由に無料で使用できるWiFiサービスだ。スマートフォンの普及で、国内でもWiFiの需要はさまざまな分野で増えている。こうした利用者の需要に応えるため、同行はこのサービスの開始を決めた。

■牛大量死、マダニが原因と断定 El D&iacutte;aの記事
チュキサカ県のマチャレティで牛が大量死した問題で、マダニが原因と断定された。農業衛生局が明らかにしたもので、この原因によりマチャレティと隣接するタリハ県ビジャモンテスで、牛800頭が死んだという。マダニが媒介する感染症により、この大量死が発生したと結論づけられたが、原因感染症は特定されていない。


【ペルー】

■第二滑走路、1億4999万ソル Gestionの記事
リマ、ホルヘ・チャベス空港の第二滑走路建設に向けた用地収用予算として、1億4999万ソルが計上された。交通通信省が計上したもので、今後議会の承認を得ることになる。同空港は年々発着数が増える中、使用できる滑走路が一本しかなく、拡張の必要性が以前から指摘されていた。

■タクナ-アリカ鉄道、投資が必要 Gestionの記事
国内南端のタクナと、チリ北端のアリカを結ぶ鉄道について、メンテナンスなどの大規模な投資が必要だという。政府側が、民間分野での投資促進を狙い、宣言したものだ。19世紀に建設された全長60キロのこの鉄道は、俗に「世界最短の国際鉄道」とも呼ばれる。長期間の休止を経て、運転が再開されたばかりだ。


【チリ】

■Lacsa機が緊急着陸 BioBio Chileの記事
Lacsa航空の旅客機が、サンティアゴのアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港に緊急着陸した。同社の624便はペルーのリマに向けて同空港を発ったが、その直後にエンジンに不調が生じ、引き返して着陸したものだ。この事態による乗客、乗務員の負傷などはない。このため同社便の乗り継ぎ客などには、影響が生じたという。

■サーカスの動物論争 BioBio Chileの記事
上院、下院議会間で、サーカスの動物が論争となっている。下院議会は2016年5月、サーカス団が動物を飼育し、ショーの中で使用することを禁じる法案を可決した。しかし上院議会はこの内容に反対し、再び動物を使用できる法案を可決した。この上院議決に対し、下院は審議拒絶の姿勢を示している。


【アルゼンチン】

■17ペソ台に踏みとどまる La Nacionの記事
通貨ペソは米ドルに対し、ぎりぎりで踏みとどまった。10日、1ドルは一時17.98ペソと過去最安値をつけたが、中央銀行(BCRA)の介入などからその後やや戻し、17.73ペソとなった。ペソはこの7月に初めて17ペソ台に突入したが、18ペソ目前に迫る展開となり、BCRAが継続して介入を行なっている。

■ネウケン、LCC競争へ La Mañana Neuquénの記事
ネウケンの空港に、いよいよLCCが到来しそうだ。今年アルゼンチンはまさにLCC元年で、新規参入が相次いでいる。ネウケンはまだその市場の外だが、認可を受けた4社が今後、続々と就航しそうな状況となっている。ネウケンとブエノスアイレスやコルドバを結ぶ、価格面を含めた新たなオプションができることに、地域では期待が高まっている。

■バナナが牛の餌に La Nacionの記事
フォルモサ州ではバナナが、牛の餌になっているという。同州のバナナ生産者らがブエノスアイレスで抗議行動を行なった。安い輸入バナナに押され、国産バナナの国内消費が伸び悩んでいることを受けたものだ。フォルモサ州ではバナナが市場に向かえず、やむを得ず牛の餌となっている現状だという。

■空路の観光客、7.6%増 La Nacionの記事
国内に空路で到着した観光客はこの6月、前年同月比で7.6%増加した。国立統計機構(INDEC)が明らかにした数字だ。ブエノスアイレスのエセイサ国際空港は2.7%、ホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)は4.9%の伸びにとどまったが、コルドバが70.2%伸びるなど、地方空港から入国する人が激増する形となった。

■郵便物爆発、2人負傷 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのプエルト・マデーロで、郵便物が爆発する事件が起きた。セシリア・グリエルソン通り沿いの建物で起きた事態で、何者かが爆発物を仕込んだ郵便物を送ったとみられる。この爆発で2人が負傷し、いずれも市内の病院で手当てを受けている。テロ事件の可能性もあるとして、捜査が始められている。


【エクアドル】

■キト、ライトアップに酔いしれる El Comercioの記事
キトでは多くの人々が、建物のライトアップに酔いしれた。10日の独立記念日を前に9日夜、建物に光を当てて表現するイベントが開催されたものだ。中心部の教会や歴史的建造物に光の模様が描かれ、市街は多くの人でごった返した。この夜、市内は歩行者専用となり、公共交通機関はトロリーバスのみの運転となった。

■サント・ドミンゴ-ケベド道で事故 El Universoの記事
独立記念日である10日の未明、サント・ドミンゴとケベドを結ぶ道路で、バス事故が起きた。午前2時20分頃、サント・ドミンゴから30キロの地点でアエロタクシー社のバスの便が衝突事故を起こし、路上に横転したものだ。この事故で複数の乗客が負傷し、サント・ドミンゴ市内の病院に搬送されている。


【コロンビア】

■サントス、ベネズエラについて語る El Paísの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、隣国ベネズエラの民主主義が危機に瀕していると断じた。国外メディアの取材に答えたもので、制憲議員選挙強行と、制憲議会による立法権制圧宣言はニコラス・マドゥロ政権の独裁化の現れと断じた。その上でコロンビアも国際社会の一員として、同国での混乱回避、危機打開に向けた努力を続けるとした。


【ベネズエラ】

■ペルー、内戦化を懸念 Globoの記事
ペルー政府は、ベネズエラの内戦化を懸念している。リカルド・ルナ外相が、リマで行なわれた米州17か国の外相会議の場で語ったものだ。政治経済の混乱が起きているベネズエラでは、ニコラス・マドゥロ政権の独裁化傾向が強まり、この体制に反対する勢力の高まりで内戦に至るおそれがあると指摘したものだ。4月以降の反政府デモでの死者はすでに、120人に達している。

■軍部隊の造反予告 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権に対する反乱の予告が、軍の部隊から送られた。動画が公開されたもので、小部隊の単位で軍の指令系統から造反することを示したものだ。先週末、バレンシアの軍施設で小部隊の反乱が生じたことが報じられている。この小部隊はマドゥロ政権の殺害を予告する動画を公開していた。

■11か国への抗議行動 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権を支えるチャベス派の人々が10日、カラカスの11か国の大使館前で抗議行動をとった。マドゥロ政権は制憲議員選挙を強行し、この議会は国内の立法権の完全掌握を宣言している。この事態を批判し、制憲議会とその選挙結果を受け入れないとする国々が続出した。チャベス派の人々は、これらの11か国が「民主主義を損なわせようとしている」と批判した。

■マドゥロ政権、孤立感深める El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、孤立感を深めている。制憲議員選挙強行と、同議会による立法権掌握宣言に対し、米州機構加盟の17か国外相がリマで会合を開き、この選挙結果などを認めないとの立場で一致した。同機構内ではキューバ、ボリビア、ニカラグアのみがマドゥロ政権擁護の姿勢で、5月に政権交代したエクアドルは不透明な状態となっている。

■野党、外圧に期待 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権打倒を目指す野党は、さらなる「外圧」に期待を示した。野党はこの4月以降、政権退陣と早期の大統領選挙実施を求め、反政府デモを行なってきた。制憲議員選挙をめぐる事態から米国が、政権内の人々への個人制裁強化を打ち出したことを歓迎し、同政権に対する圧力をさらに強めることに期待を示した。野党は、事態の打開策は大統領選しかないとしている。

■航空網からも孤立 El Paísの記事
国内は、国際航空網からも孤立しつつある。新たにアルゼンチン航空が、週一往復運航してきたブエノスアイレス-カラカス線の休止を決めた。6月末以降だけでユナイテッド、アビアンカ、デルタ航空が国内乗り入れを休止している。ウルグアイ、モンテビデオからカラカスに向かうチケットを探すと、今はコパ航空による便以外の選択肢がなくなったという。

■市民、調理にまきを使用 Gestionの記事
国内では家庭向けのガスが涸渇し、市民はまきを使用して調理しているという。デモや制憲議員選挙をめぐる混乱から、メディアが伝える機会が減っているが、国内での物資不足は今も深刻な状態が続いている。国営オイル会社PDVSAによると、ガスの生産供給体制の問題から、国内にガスが行きわたらなくなっているという。

■エア・ヨーロッパ、運休を要請 Caracol Radioの記事
スペインのエア・ヨーロッパの操縦士の労働組合は、経営側に対してカラカス線の運休を要請した。ベネズエラの国内情勢の影響で、操縦士や客室乗務員の安全性に重大な疑問があるためだ。組合は、カラカス路線の維持の必要性は低いと指摘し、経営側に運休の措置を求めた。今月5日からは、アルゼンチン航空がカラカス線を運休している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコにハリケーン到来 News24の記事
メキシコに今シーズン初めてのハリケーンが到来した。カリブ海で発生した熱帯低気圧「フランクリン」がハリケーンとなり、同国の東部海岸に上陸したものだ。ベラクルス港から115キロの海岸の町レチュギリャスでは、この大雨の影響で土砂災害が発生した。このハリケーンの勢力は強く、中心部では風速40メートルの風が吹いている。

■アザラシを救え El Paísの記事
ウルグアイ、ピリアポリスでは、一頭のアザラシを救出する作戦が展開中だ。この地の港湾に姿を見せるこのアザラシは、地元の人が「フェリペ」と呼び、親しまれていた。このアザラシの首に、漁業用のワイヤーが引っかかり、とれなくなっているという。これに心を痛めた地域の人々や漁業者らが、アザラシを一時捕獲しこのワイヤーを外そうとしているものだ。