2019.05.03

【ボリビア】

■土砂災害、被害は87棟に La Razónの記事
ラパス、ソポカチ・バホで発生した土砂災害で被災した住宅は、87棟となった。30日未明、この災害が発生し、住宅が全壊、半壊、一部損壊などの被害を受けているものだ。この被災エリアは拡大しており、今後新たな崩落が起きる危険性もある。この事態による不明者は1人増えて、4人となった。

■避難、180世帯に La Razónの記事
ラパス、ソポカチ・バホでの土砂災害で、避難を強いられている世帯数が180に増えた。コンセプシオンで起きたこの事態では、住宅の全壊、半壊などが相次ぎ、土砂災害はさらに広がる危険がある。市と政府は、こうした被災者らが一時身を寄せる場所の確保などを急いでいる。

■2005年から危険性指摘 Página Sieteの記事
土砂災害に見舞われたラパスのソポカチ・バホは、2005年からこの災害への危険性が指摘されていたという。この地で住宅開発が始まったこの年の時点で、地質の専門家らが指摘していたものだ。しかし何らの方策もとられないまま今に至り、今回の事態に至ったという。市内では2011年、「メガ土砂崩れ」も発生している。

■不明者家族「発見を」 El Díaの記事
不明者の家族は、一刻も早い発見を求めた。ラパスで30日未明に起きた土砂崩れでは、現時点で4人が不明となっている。倒壊した建物の瓦礫が積み重なり、不明者捜索は難航している状況だ。この事態で両親が不明になっているという女性は、早く見つけてほしいと、捜索活動の継続を求めた。

■ブラジル、再出馬に疑義 Página Sieteの記事
ブラジル政府も、エボ・モラレス大統領の10月選挙再出馬に、疑義を唱えた。この再出馬については、オルーロで採択された現行憲法の規定に抵触するとの指摘が根強い。ブラジル政府もこの指摘を受け、抵触の可能性があるとの見方を示している。憲法法廷は、与党MASが提示した網疏(法の抜け穴)を認めている。

■国産キヌア、中国見据える El Deberの記事
国産キヌアは、中国市場を見据えている。両国の通商交渉を受けキヌア輸出が昨年から始まり、昨年には6万5千トンが輸出された。この量はボリビアの輸出のおよそ半数を占める。オルーロ、ポトシ、ラパス県で生産されるキヌアの輸出先確保は急務で、この巨大な中国市場の確保が、国産キヌアの今後の命運を決める。

■チュキサカ、デング5件 Correo del Surの記事
チュキサカ県で、デング感染が新たに5件、確認されたという。県保健局が明らかにしたもので、今期の感染は合わせて10件となった。同県では熱帯地方を中心に、ネッタイシマカが媒介するこの感染症のリスクがある。とくに雨季の間は発生しやすいが、県内はすでに雨季を脱して乾季に向かいつつある。

■オルーロ、水痘が増加 La Patríaの記事
オルーロでは水痘(水ぼうそう)の感染が、増加している。県保健局が明らかにしたもので、今年に入っての感染は278件と、前年同期の221件から50件以上増えた。とくに学校などでの集団感染が目立つという。県内では昨年、おたふくかぜの流行があったが、今期はこの感染は落ち着いている。


【ペルー】

■マチュピチュ新ルート、来年着手 El Comercioの記事
国内随一の観光地マチュピチュ遺跡公園に至る、新たなルートの整備が来年にも着手される。観光客の増加を図るため、新たに「アマゾンルート」が整備されるものだ。インカラカイなどを結ぶルートと、トロントイなどを結ぶ2つのルートが設けられる。

■サンペドロ再開、反対運動 La Repúblicaの記事
クスコ中心部に近いサンペドロ駅の使用再開に、反対するデモが行われた。この1日から、マチュピチュとを結ぶローカル列車の運行が再開されている。しかし鉄道沿線住民らが中心となり、この鉄道再開で事故の危険性が増しているとして、中止を求めるデモが行なわれたものだ。

■ビバ、フリアカ線発売 Gestionの記事
LCCのビバ・エアは、リマとプーノ県のフリアカを結ぶ路線の、チケット販売を開始した。同社はこの7月11日からこの路線を、週5往復運航することを明らかにしている。最低運賃はリマ発便が33ドル、フリアカ発の便が28ドルとなっている。フリアカの空港へのLCC就航は、これが初めてだ。

■スターペルー、機材刷新 Aviacion Newsの記事
スターペルーは、保有機材の刷新を図る。同社が明らかにしたもので、7機すべてを76人乗りのボーイング737型機に更新するという。新機材を通じ、とくに国内北部、アマゾンへの路線拡張を図る姿勢を示した。同社は2004年、当時最大手だったアエロコンティネンテの廃業を受け、貨物航空会社から旅客に参入した。


【チリ】

■メトロのようなバス、お目見え BioBio Chileの記事
サンティアゴには、メトロ(地下鉄)車輛のようなバス車輛が、間もなくお目見えする。新たに導入されるAptis社の車輛は、電気を動力とするもので、輸送力が向上するうえにユニバーサルデザインを実現するという。ひと車輛の定員は103人で、車内ではWiFiも使用できる。近く、市内での走行を開始する。

■ロス・リオスで停電 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州で2日、停電が発生した。大雨の影響で送電システムに被害が生じたもので、同州の全世帯の2%に相当する2600戸で電力が使用できなくなった。停電は同州のサエサ、カミラ・トルヒーリョなどで生じており、電力会社が復旧を急いでいる。


【アルゼンチン】

■ペソ、最安値更新 Télamの記事
通貨ペソは2日、対米ドルでの最安値を更新した。メーデーの休日明けのこの日、ペソが売られる展開となり、1ドルは46.016ペソと、初めて46ペソ台に突入した。通貨ペソは昨年7月の、トルコの通貨安に引きずられる形で大きく値を下げ、国内では経済先行きへの不安感が増している。

■新車販売、半減 Télamの記事
国内でのこの4月の新車販売は、前年同月に比べて半減したという。自動車工業会(ACARA)によると、この月の新車販売台数は3万7257台と、3月に比しては4.8%、前年同月からは52%のマイナスとなった。1~4月の販売台数は17万6596台と、やはり50%の減少となっている。

■ラッカセイ、原産はアルゼンチンか La Vozの記事
ラッカセイ(ピーナッツ)の原産が、アルゼンチンである可能性が高いという。米国の研究機関が、世界でもっとも生産されているラッカセイの種について調べ、結論づけたものだ。サルタ付近が原産である可能性が高いという。ラッカセイの原産が、アンデスにあることは広く知られている。

■フフイ、デングの流行 Télamの記事
フフイ州で、デングが流行しつつある。州保健局によると同州での今期のデング感染は169件に達したという。州都を含む7地点で感染が生じており、新たな感染の疑いの事例も続いている状態だ。デングはネッタイシマカが媒介する感染症で、一般に標高2300メートル以上の高地でのリスクは低い。


【エクアドル】

■エスメラルダス、M3.6の地震 El Comercioの記事
エスメラルダス県で2日午前0時50分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると震源は県都中心部から7.2キロの海岸付近で、震源の強さはマグニチュード3.6、震源の深さは8.4キロだ。この地震による被害報告はない。同県では2016年4月16日、M7.8の大地震が発生し、甚大な被害が生じた。


【コロンビア】

■ELN、大学に巣食う Caracol Radioの記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)が、国内の大学に「巣食っている」現状だという。この組織への追及を強める検察側が明らかにしたものだ。大学での自治権をかたに、捜査当局の干渉を受けにくい大学がこの組織の温床となっているという。この組織は1月17日にボゴタで、22人が死亡するテロ事件を起こした。

■ベネズエラ難民、126万人に El Pitazoの記事
国内に身を寄せるベネズエラ難民が、126万594人に達したという。移民局が明らかにした数字で、3月末時点から8万5851人増えたことになる。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮から多くの同国民が国外に流出し、難民化している。各国の中でコロンビアは、最大の難民数を受けて入れている。

■カルタヘナ、40度に Caracol Radioの記事
カルタヘナではこの週末にかけ、気温が摂氏40度に達する可能性があるという。地域気象機関が発表したものだ。気温が上昇しやすい状況になっており、また乾季ながら湿度が比較的高い状況であることから、熱中症への対策が必要と市民や観光客に呼びかけている。


【ベネズエラ】

■司法、ロペス氏拘束命じる ABC Colorの記事
司法は、野党リーダー、レオポルド・ロペス氏の拘束を命じた。同氏は30日、軍の一部により軟禁状態から解放され、今はカラカスのスペイン大使公邸に身を寄せている。ニコラス・マドゥロ政権の意向を強く受ける最高裁が同氏の再拘束を命じたものだ。同氏は2014年の抗議デモの責任を問われ7年の刑を受け、昨年から在宅逮捕の状態となっていた。

■ロペス氏自宅、荒らされる Caracol Radioの記事
レオポルド・ロペス氏の自宅が、荒らされたという。妻のリリアン・ティントリ氏が訴えたものだ。この30日、同氏は軟禁状態から解放され、現在は家族とともにスペイン大使公邸に身を寄せる。ティントリ氏が自宅に戻ったところ、家の中が荒らされ、盗まれたものもあった。ニコラス・マドゥロ政権の命を受けるインテリジェンス機関の「犯行」と断じた。

■対マドゥロデモ、死者4人に El Paísの記事
30日からの対ニコラス・マドゥロ政権のデモによる死者は、4人となった。新たに14歳と16歳の男性2人の死亡が確認されたとNGO団体が明らかにしたものだ。これまでに24歳と27歳の男性らが死亡している。このデモは、フアン・グアイド暫定政権の呼びかけで行なわれたもので、各地で100人を超える逮捕者を出した。

■マドゥロ、忠誠と結束呼びかけ El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、軍に対して忠誠と結束を呼びかけた。軍側はマドゥロ政権に忠誠を誓うが、個人レベルでフアン・グアイド暫定政権へ「造反」する動きが広がっている。マドゥロ政権側は、今こそが「戦いのとき」であるとし、軍側の引き締めを図った。同政権は、チャベス派に対し2日、大規模なデモ行進参加を呼びかけた。

■トランプ氏が「予告」 El Paísの記事
米国のドナルド・トランプ大統領が、「予告」した。Foxニュースの取材に答えたもので、来週にもベネズエラでは「大きな変化」が起きるとしたものだ。この数日、ベネズエラ国内では「恐ろしいこと」が起きているが、ニコラス・マドゥロ政権側がより現実を直視する事態となるだろう、と述べた。

■米国、ロシアに働きかけか El Paísの記事
米国政府がロシアに対し、働きかけを行なったとみられる。ロシアはニコラス・マドゥロ政権を承認、支援するが、ドナルド・トランプ政権は同国政府にこれをやめるよう求めたという。このベネズエラの現時点の事態は、米国とロシアとの間の新冷戦構造そのままとなっている。

■グアイド、OEAに援助要請 El Paísの記事
フアン・グアイド暫定政権は、米州機構(OEA)に対し援助を要請した。同暫定政権のOEA大使、グスタボ・ターレ氏が、ルイス・アルマグロ総裁側に申し入れたものだ。暫定政権は、人道的見地から支援が必要としている。一方、ニコラス・マドゥロ政権は支援が必要な事実はないとし、またOEAからの脱退をも一方的に通告している。

■ロシア、軍事侵攻に反対 Télamの記事
ロシア政府は、米国がちらつかせるベネズエラへの軍事侵攻に、反対の姿勢だ。同国のラフロフ外相は、米国がこの行動に踏み切ればこの問題を国連に持ち込む、と断じた。ロシア政府はニコラス・マドゥロ政権を承認し、軍事的な支援を行なっている可能性が指摘されている。

■グアイド「政治犯全員解放を」 El Comercioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、政治犯の全員解放の必要性を訴えた。ニコラス・マドゥロ政権による弾圧で、野党議員を含む多くの人が政治犯として拘束を受けたままだ。さらにこの数日の反マドゥロ政権デモでも多くの人が拘束され、新たな政治犯となりつつある。グアイド氏はレオポルド・ロペス氏への逮捕命令に重大な憂慮を示した。

■ラセル、マイアミ線運休 E Nacionalの記事
ラセル航空は、カラカス-マイアミ線の2日の便を突然休止した。経済問題などから外国航空会社の休止撤退が続く中、国内航空会社の同社のこの便の重要性が高まっている。同社によると、機材やりくりなどの関係で、休止せざるを得なくなったという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■トランプ氏、キューバにさらに圧力 El Paísの記事
米国、ドナルド・トランプ大統領は、キューバに対しさらなる圧力をかけた。ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権に対する支援をやめなければ、経済制裁などをさらに強めると警告したものだ。トランプ政権は、フアン・グアイド暫定政権を承認しており、マドゥロ政権の早期の退陣を求めている。

■クルーズ船で麻疹集団感染か El Mundoの記事
カリブ海を航行するクルーズ船で、麻疹(はしか)の集団感染が起きたとみられる。サンタルシアに向かっていたこの船の乗組員の一人が麻疹を発症したが、このほか40人が症状を示しているという。この船「フリーウィンズ」には300人の乗客、乗員がおり、今後感染者がさらに増える可能性がある。

■ハイチ、パンディージャの翳 Contra Lineaの記事
ハイチで、「パンディージャ」の翳が見えるという。パンディージャは中米などで暗躍が伝えられる、組織犯罪のメンバーだ。政情不安が顕在化しつつあるハイチで、このパンディージャの存在がより明らかになりつつあるるという。ハイチでは2月、政権の汚職疑惑から国内でデモの嵐が吹き荒れ、社会不安が高まった。

■ハバナ旧市街で封鎖 Ciber Cubaの記事
キューバの首都ハバナ旧市街で、道路封鎖が行われた。ソル通りで行なわれたもので、封鎖をしたのはこの街路周辺の住民らだ。旧市街では水道の断水が続き、市民生活に甚大な影響が及んでいるという。政府側に対し、早急な対応、復旧を求めた要求行動だ。

■キューバでゲイ・プライド Vistarの記事
キューバのハバナ、カマグエイの2都市で、ゲイ・プライドのパレードが行われた。LGBTQ団体が行なったもので、性的マイノリティの人権向上や、ホモフォビア(同性愛憎悪)の抑止などを訴えた。同国共産党政権は、キューバ革命後LGBTQに対する弾圧姿勢を示したが、近年はこの「過ち」を認めている。

■パラグアイ、銃撃戦で6人死亡 El Terreitorioの記事
パラグアイのブラジル国境地域で銃撃戦があり、6人が死亡した。同国警察によると、アスンシオンの北640キロの村、ピライで密輸組織と警官隊との間で、この銃撃戦となったという。警察側はおよそ25人の密輸組織メンバーのうち6人が死亡し、残りを拘束したと発表している。

■ウルグアイ、麻疹7人に El Observadorの記事
ウルグアイ国内での麻疹(はしか)感染者はさらに2人増えて、7人となった。同国保健省が明らかにしたものだ。国内ではこの3月、ロシア人旅行者がこの感染症を発症し、20年ぶりの国内での確認となった。以後、この感染者がじわじわと増えているものだ。麻疹は現在、世界的に流行しつつあることが指摘されている。

■エミレーツ、LATAMとシェア Khaleej Timesの記事
ドバイのエミレーツ航空は、LATAMブラジルとコードシェアを行なうことを明らかにした。同社は現在、ドバイ-サンパウロ、ドバイ-リオデジャネイロ-ブエノスアイレス線を運航している。LATAMの国内線でシェアを行ない、ブラジリアやベロオリゾンテ、フォス・ド・イグアスなどへの利便性を向上させるという。


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