2019.12.31

【ボリビア】

■スペインとの外交摩擦が激化 Correo del Surの記事
ボリビアとスペインとの間の外交摩擦が激化している。スペイン政府は、在マドリードのボリビア大使館の外交官3人に、72時間以内の出国を命じた。ラパスのメキシコ大使館前で、スペイン大使館の車輛が警察に停められる事件が生じ、スペイン側は外交官ら6人をすでにボリビアから出国させている。

■アニェス、2か国外交官に出国命令 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、スペインとメキシコの外交官に、出国を命じた。メキシコ大使館にかくまわれているとみられるフアン・ラモン・キンタナ氏をめぐり、両国との対立が深まっている。同大統領は両国の大使に72時間以内の出国を命じた。両国はともに、ボリビアで「クーデターが起きた」と主張している。

■外相、2か国の措置に「遺憾」 Correo del Surの記事
カレン・ロンガリック外相は、メキシコとスペインの措置に「遺憾の意」を示した。両国は、ボリビアの外交的対応を批判し、外交官らに帰国を命じた。同外相はこの措置について、きわめて残念なものであるとの見方を示し、両国に理解されるよう説明を尽くすとした。

■キロガ氏、スペインを批判 El Díaの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、スペイン政府の対応を批判した。外交官への帰国命令を出したことについて、キロガ氏はスペイン政府は、「独裁者」であったエボ・モラレス派に肩入れしていると批判した。この上で、来るやり直し選挙でスペインは公然と、モラレス派のMASを支援する可能性があるとした。

■メキシコ、モラレス氏輸送に10万ドル Página Sieteの記事
メキシコ政府は、エボ・モラレス氏の輸送に10万ドルを投じたという。選挙不正が明らかになり、モラレス氏は大統領を辞任し、メキシコに一次亡命した。この際、メキシコは空軍機を出してこの輸送にあたったが、この輸送にこの額を投じたという。同国の国防省が明らかにしたものだ。

■エバ・コパ氏、政府対応を批判 El Díaの記事
上院議長のエバ・コパ氏は、ヘアニネ・アニェス暫定政権の対応を批判した。アニェス政権はスペイン、メキシコ大使らの出国を命じたが、コパ氏はこの出国命令は「ボリビアのためにならない」と断じ、非難した。この上でアニェス政権の対応で、ボリビアの外交が危機に瀕すると断じた。同氏はモラレス派のMAS所属だ。

■アニェス政権の責任追及へ El Díaの記事
上院議長のエバ・コパ氏は、ヘアニネ・アニェス暫定政権への責任を追及する方針を示した。選挙後、そしてモラレス氏辞任後の抗議闘争で、エルアルトのセンカタとコチャバンバ県のサカバで、多くの人が死傷する事態が生じた。コパ氏はこの責任は同暫定政権にあるとして、モラレス派のMASとして責任を追及する方針を示した。

■MASの水政策、踏襲へ El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、モラレス派のMASによる「水の政策」を、踏襲するという。マリア・エルバ・ピンケル環境相が、ラジオ放送を通じて明らかにしたものだ。この政権交代でさまざまな政策がドラスティックに変わったが、水を使用できる環境整備については、踏襲する姿勢を示した。

■エル・シジャル、トンネル火災 Página Sieteの記事
コチャバンバとサンタクルスを結ぶ道路のエル・シジャルで、トンネル火災が起きた。走行中のトラックから火が出たもので、消防が駆けつけ消火活動を行なった。このトラックに乗っていた人やトンネル内にいた車輛の人々はすぐに外に逃げ、いずれも無事だった。現在、出火原因の調べが進められている。

■泥棒の車を燃やす Eju.tvの記事
オルーロで、泥棒をはたらこうとした男らの車輛が、住民らに燃やされたという。この事態が起きたのは市内のヌエバ・エスペランサだ。男らは、捉えようとした住民らの手を逃れたが、車に火が放たれた。インディヘナ(先住民)社会では盗みは重罪で、法の正義の前に、リンチ(私刑)が加えられることは珍しくない。


【ペルー】

■チンチェロ空港、2024年開業へ Actualidad Aeroespacialの記事
クスコのチンチェロ新空港は、2024年に開業するという。現行のアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港の現地拡張が難しいため、バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロに新空港が建設されるものだ。交通省は、同年末の開業を目指し、近く工事が着工されるとした。工事は、韓国企業が請け負うこととなっている。

■アンカッシュ県でバス事故 El Comercioの記事
アンカッシュ県でバス事故が起きた。カミーノス・デル・インカ社のバスがラカバンバを走行中、衝突事故を起こして道路わきに転落した。この事故で運転手と、乗客女性の2人が負傷し、病院に搬送されている。また同県では小型トラックが70メートル下の谷に転落する事故があり、1人が死亡している。


【チリ】

■送還是非、2月に延期 BioBio Chileの記事
司法はニコラス・セペダ容疑者の身柄送還の是非判断を、2月に延期した。フランス、ブザンソンで日本人留学生黒崎愛海さんが失踪した事件で、元交際相手のセペダ容疑者の送還をフランス当局が求めている。今月中旬に判断がなされる予定だったが1月に延期され、さらに2月に再延期された。

■メトロ1号、一時見合わせ BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)1号線は30日、一時運転が見合された。マヌエル・モント駅で、乗客がホームから線路上に転落したためだ。このためウニベルシダ・カトリカ駅とトバラバ駅の間で、およそ2時間、見合せとなった。転落した乗客は、搬送先の病院で死亡が確認されたという。


【アルゼンチン】

■高速道路料金、抑止の方針 Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス政権は、高速道路の料金について、上昇を抑止する方針を示した。国内ではインフレ率が高い水準で続いており、この料金についてもこの上昇に合わせ引き上げられてきた。しかし物流などの影響を考え、この上昇を抑止する方針を示したものだ。

■メンドサ、緩和措置強行 Télamの記事
メンドサ議会は、鉱山での化学物質使用制限の緩和措置を強行した。新たに、シアン(青酸)化合物などの使用を解禁する新たな法が施行され、従来の制限法が廃止されたものだ。州内ではこの反対運動が起きていたが、州側はこの影響は限定的だとして、この施行を強行することとなった。

■コルドバで洪水 Télamの記事
コルドバで大雨により、洪水が起きた。29日、州都を含む広い範囲で強い雨が降り続き、地域を流れる大小の河川が増水した。この氾濫が各地で生じ、水浸しになる事態が各地で起きたものだ。この事態で死傷者が出た報告はないが、避難を強いられる世帯が続出している。

■またピラニア禍 Página 12の記事
サンタ・フェ州のセトゥバル湖で、ピラニアの一種であるパロメタに人が噛まれる被害が相次いだ。この湖では先週末、多くの人が水浴したが、20人ほどがこの魚に噛まれ負傷したという。パラナ川を通じて、この湖パロメタが入り込んだとみられる。地域行政が、水浴者に注意を促している。

■サンフランシスコ道、再開 Télamの記事
カタマルカ州とチリを結ぶサンフランシスコ国境道は30日、通行が再開された。アンデス山脈の高所を通るこのルートは29日、悪天候に見舞われ、積雪などがあったため通行が見合された。30日、一応は再開されたが、不急の車輛については移動を延期することが推奨されている。

■落雷で牛22頭が死ぬ Ambitoの記事
ラ・パンパ州で、落雷により一度に牛22頭が死んだという。この事態に見舞われたのは、ケウエにあるロス・コラレス農場だ。悪天候の中雷が落ちたが、狭い場所に集まっていた牛らが一度にこの影響を受けた。農場によるとこの被害額は20万ドルにのぼるという。


【エクアドル】

■タンダピで土砂災害 El Universoの記事
アロアグとサント・ドミンゴを結ぶ道路のタンダピで、土砂災害が発生した。崩れた土砂がこの道路を塞ぎ、通行できなくなっているものだ。この道路はキト首都圏とエスメラルダスなど海岸を結ぶ主要ルートで、移動の繁忙期だけに影響が広がっている。この土砂災害に巻き込まれた車や人はいないとみられる。

■キト、人形商戦 El Comercioの記事
キトでは人形商戦が佳境だ。国内では大晦日の夜に、人形や古い衣類などを燃やす習慣がある。燃やすための専用の人形が、市場などで売られているものだ。この人形は時の人などをかたどることが多いが、今年はレニン・モレノ人形の人気が高い。人形は5ドルから、165ドルの価格帯となっている。


【コロンビア】

■アラウカ川で3人不明 Caracol Radioの記事
アラウカ川で船の事故があり、3人が不明となっている。ベネズエラ国境のアラウキータ付近で起きたもので、航行中の船同士が衝突事故を起こし、乗っていた3人が川に投げ出され不明となったものだ。今も下流域で捜索が続くが、この3人の行方の手がかりも見つかっていない。

■ボゴタ、出発ピーク Caracol Radioの記事
ボゴタのバスターミナルは30日、旅行や帰省をする人の移動のピークとなった。ターミナル側によると、国内各地に向かうバスの出発便はこの日、1200便と、年間でもっとも多い水準となったという。国内でも年末年始に旅行したり、帰省したりする人が多く、陸路、空路とも交通は混み合っている。


【ベネズエラ】

■88%、マドゥロに不満 Diario Las Americasの記事
ベネズエラ国民の実に88%は、ニコラス・マドゥロ体制に不満を抱いている。CNEが行なった世論調査の結果だ。来年に行なわれる予定の議会選挙で、80%はマドゥロ体制側には投票しないとしている。やはりこの不満の多くは、同体制による経済失政が国内に困窮を招いたことによる。

■グアイド、国際社会に呼びかけ RPPの記事
フアン・グアイド暫定大統領は国際社会に対し、「圧力の継続」を呼びかけた。2019年の終わりのメッセージで、触れたものだ。この1月、ニコラス・マドゥロ体制が憲法上失効したことを受け、議会議長の同氏が暫定政権を立ち上げた。国際社会に対し、マドゥロ体制の退陣に向け圧力をかけることを求めた。

■カロ氏ら、拘束から10日 Efecto Cocuyoの記事
野党議員のヒルベル・カロ氏と、記者のビクトル・ウガス氏が突然拘束されてから、10日となった。ニコラス・マドゥロ体制の命を受けたインテリジェンス機関が、カラカス市内で拘束したものだ。今も2人は、家族や弁護士とも接触ができていない。野党は、マドゥロ体制による弾圧だとして、即時解放を求めている。

■ブラジルに5人「返還」要求 El Pitazoの記事
ニコラス・マドゥロ体制派ブラジルに対し、兵5人の「返還」を要求した。この5人は、武器も持たずロライマ州内に入り込み、当局側に拘束されている。ボリバール州で起きたインディヘナ(先住民)層反乱の混乱を逃れたとみられる。ブラジル側は5人が、亡命を希望しているとしてこの要求には答えない姿勢だ。

■カトリック教会、危機宣言 ABC Colorの記事
カトリック教会が、国内に危機宣言を出した。国内が、歴史上最大の人道的危機に見舞われているとしたものだ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で、国内では物資不足が蔓延し、国民は栄養不足に陥っており、また難病患者らは医薬品が入手できず、事実上「死を待つ」だけの状態となっているとした。

■ロシアからワクチン支援 VTVの記事
ロシアから国内に、支援のワクチン150万本が届いた。支援を受けたのはインフルエンザワクチンで、今後国内でこどもや高齢者などに、接種が行われる。物資不足に喘ぐ国内にロシアはこれまで、食料や医薬品などを届けている。同国はニコラス・マドゥロ体制の後ろ盾の一つだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチからの脱出続く Listín Diarioの記事
ハイチから、隣国への国民の脱出が続いているという。ドミニカ共和国の移民局によると、現在毎日300人から700人が、国内に流入している状態だ。ハイチでは9月16日から反政府行動が続き、もともと疲弊した経済がさらに悪化している。この状況を逃れようと、隣国に脱出する人が増えているとみられる。

■ニカラグア、91人解放 La Prensaの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ政権は、政治犯やデモ参加で拘束された91人を30日、解放した。年末の、事実上の特赦とみられている。同国では昨年4月から反政府デモが相次ぎ、オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」見なして大弾圧を加えている。野党は、拘束した者らの全員の解放を要求してきた。

■パナマ運河、気候変動の翳 El Universoの記事
米国からの返還20年となったパナマ運河だが、今は気候変動の翳がさしている。この運河は同国経済にとって重要な存在となっているが、極端な雨不足で運河の水位が下がるなどし、航行できる船の制限が生じているものだ。とくに水位調整の要衝となっているガトゥン湖の、この調整能力にも限界が生じている。

■パラグアイ、インフレ2.8% Infobaeの記事
パラグアイの今年の年間インフレ率は、2.8%となったという。同国中央銀行が明らかにした数字だ。この数字は昨年の3.2%からやや下がっている。この12月の物価上昇は0.6%となっている。また今年の同国の経済成長率については、0.2%と微増となる予想だ。

■キューバ観光、8.5%減 Ciber Cubaの記事
今年1~11月に、キューバを訪れた外国人観光客は、前年同期比で8.5%のマイナスとなった。国の統計機関が明らかにしたものだ。米国との関係正常化以降、観光は高い成長を示す産業となっている。しかしドナルド・トランプ政権による経済締めつけで、観光産業にも大きな打撃が生じている。

■エルサルバドル、殺人減 El Diarioの記事
エルサルバドルではこの12月、殺人件数が大幅に減っている。今月これまでに国内で起きた殺人件数は113件と、2018年同月比で54.6%減った。今年就任したナジブ・ブケレ政権が、殺人抑止に向けた政策に注力した結果とみられる。国内ではパンディージャと呼ばれる組織犯罪構成員の暗躍で、殺人などの重大事件が多い状態が続いていた。

■押収コカイン、記録的量に El Observadorの記事
今年ウルグアイ国内で摘発、押収されたコカインの量が、記録的なものになっている。同国警察によると、今年の年間摘発量は12トンにものぼる。昨年の年間摘発量754キロから、大幅な増加だ。とくに今月、モンテビデオ港で一度の押収量としては最多の4トンが摘発されたことが大きく響いた。

■デング感染、10万人に La Prensaの記事
ホンジュラスでの今年のデング感染者数は、10万人に達した。同国保健省が明らかにした数字だ。今年国内では、カリブ海岸を中心に、このネッタイシマカが媒介する感染症が流行し、このうちの256件は出血熱に至るなど重症化した。保健省は、年をまたいでも警戒が必要と警告している。

■チアパス州で事故 El Universoの記事
メキシコ、チアパス州で大きな事故が起きた。29日朝7時35分頃、オコソコアウトラとアリアガを結ぶ道路で、グアナフアトから来た乗用車が、対向してきたトラックと衝突したという。この事故で、11人が死亡し、7人が負傷している。メキシコでもこの時期は交通量が多く、事故が起きやすいという。

■アエロメヒコもLCC型 Reporturの記事
メキシコのアエロメヒコも、LCC型の運賃体系を導入する。同国ではLCCの台頭が続き、国内線のシェアではついにボラリスが、アエロメヒコを上回った。同社は経営体制の刷新を図り、LCC型のチケット販売を新たに取り入れる。同様の措置は、ラテンアメリカではLATAM航空やアビアンカがとっている。

■デルタ、23%取得 Aeroflapの記事
米国のデルタ航空は、すでにLATAM航空グループの株式の23%を得たという。両社は今年9月、包括提携に合意し、デルタがLATAM側の20%株式を取得することを明らかにしていた。実際にこの措置が取られたという。LATAMはこの合意を受け、航空グループワンワールドを、来年9月末で脱退する予定だ。

■パラグアイ、カード払い障害 ABC Colorの記事
パラグアイでは30日、クレジットカードやデビットカードの支払いに障害が生じたという。この情報をオンランでやりとりするための、光ファイバー通信網がダウンしたものだ。年末の買い物の繁忙期であるため、多くの利用者がこの事態に困った。この障害は昼頃に始まり、数時間にわたり続いた。

2019.12.30

【ボリビア】

■MAS、1月19日に選出 Página Sieteの記事
モラレス派である政党MASは、1月19日にやり直し大統領選の候補者を選出する。ラパスとコチャバンバで党員による投票を行なうと、エボ・モラレス氏がアルゼンチンで明らかにした。現在、元外相のチョケワンカ氏、前経済相のアルセ氏、コカ葉農家団体指導者のロドリゲス氏らを推す声が上がっている。

■両氏、SNSを通じて罵り合い El Díaの記事
エボ・モラレス氏と次期選挙に出馬表明したルイス・フェルナンド・カマチョ氏が、SNSを通じて罵り合っている。カマチョ氏はモラレス氏を批判し、事実上の引導を渡した存在だ。SNSを通じた相互批判が激化している状態だ。モラレス氏は今も、カマチョ氏の行動が「クーデターである」と主張している。

■アルゼンチン詣での会合 El Díaの記事
モラレス派の人々の、「アルゼンチン詣で」の会合が始まった。同国で亡命生活を送るエボ・モラレス氏とともに、来るやり直し総選挙についての対応を話し合う場だ。ブエノスアイレス市内のホテルに前政権関係者や支持団体関係者などが勢揃いした。しかし、一部のMAS支持団体などは欠席している。

■メサ氏「MASの第一ラウンド勝利はない」 El Díaの記事
やり直し大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、モラレス派のMASがこの選挙の第一ラウンドで勝利することはないと断じた。10月20日の「不正選挙」では第一ラウンドでエボ・モラレス氏が勝利したことになったが、今回は同様のことは起きえないと断じた。MASはこの選挙に擁立する候補を近く決める予定だ。

■国防相、軍側と接触していた Los Tiemposの記事
フェルナンド・ロペス国防相は、エボ・モラレス氏辞任直前に、軍トップと接触していたという。モラレス氏の辞任は、軍と警察が政権支持を撤回したことが直接的きっかけだった。同大臣はこの直前、軍トップに対し、憲法にもとづく平和的な政権交代のため、モラレス氏側からの「転向」を強く求めたという。

■代表監督「クーデターは起きていない」 Los Tiemposの記事
フットボールナショナルチーム代表のハビエル・アスカルゴルタ監督は、国内で「クーデターは起きていない」と断じた。アルゼンチンやメキシコなど左派各国が、国内でクーデターが起きたと今も主張している。しかし同監督は、混乱が称した当時も国内にいたが、クーデターは起きなかったと断じた。

■外交官ら6人、出国 Los Tiemposの記事
外交的対立を受け、スペインの外交官6人が、出国したという。アルトゥロ・ムリーリョ大臣が明らかにしたものだ。在ラパスのメキシコ大使館に入ろうとしたスペイン大使館の車輛が、警察に阻止される事件が起きた。スペイン側はこの対応を批判しており、この対抗策として出国されたとみられる。

■コパ氏、対話を促す El Díaの記事
上院議長のエバ・コパ氏は、ヘアニネ・アニェス暫定政権にメキシコ、アルゼンチンとの対話を促した。両国はボリビアで起きた事態をクーデターと批判し、誕生したアニェス政権を今も批判している。また大使館をめぐる外交的対立も起きているが、コパ氏は対話による解決を求めた。コパ氏はモラレス派のMAS所属だ。

■こども21人が負傷 La Razónの記事
10月下旬からの選挙後闘争、エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争で、国内では21人のこどもが負傷したという。ユニセフが明らかにした数字だ。これらの闘争で国内は大混乱に陥り、衝突などにこどもが巻き込まれるケースも続出した。内訳はラパスとエルアルトがそれぞれ6人、コチャバンバが5人、サンタクルスが4人、そしてオルーロが1人だ。一連の闘争ではエルアルトとコチャバンバ県サカバで、多くの死傷者を出した。

■アギナルド不払い、100件以上 El Díaの記事
労働省には、アギナルド(クリスマス手当)不払いの告発が、100件以上あるという。オスカル・メルカド大臣が明らかにしたものだ。アギナルド払いは使用者に義務づけられているが、これを守らないケースの告発が相次いでいる。こうした告発はサンタクルス、コチャバンバ、ラパスといった都市圏に集中している。

■デング、5800件 El Díaの記事
国内で今年確認されたデング感染例は、5800件にのぼるという。保健省が明らかにした数字だ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内ではとくに夏、雨の多い時期に発生しやすい。先週、コチャバンバでこの夏シーズンを迎え最初の死者が出たことを受け、国内ではすでに警戒が高まっている。

■オルーロで映画祭 La Patríaの記事
オルーロでは1月22日から25日にかけ、「ディアブロ・デ・オーロ映画祭」が開催される。今年は2月22日に開催されるユネスコ無形文化遺産、カルナバルのプレイベントとなるものだ。もともとはこの11月11日から16日に予定されていたが、国内の大きな混乱を受け延期されていた。


【ペルー】

■ピウラ、浸水被害 El Comercioの記事
ピウラ市内では29日朝、街路などの浸水被害が生じた。この町一帯では未明から強い雨が降り続いた。雨量は13~20ミリとそう多くはないが、もともと雨が少ない地だけに排水能力に限界があり、街路が水浸しとなったものだ。公共施設や病院などにも水が入り込む事態となった。

■難民、専門職が多い La Repúblicaの記事
国内に身を寄せるベネズエラ難民には、「手に職を持つ者」が多いという。移民局が新たに明らかにしたデータだ。国内にいる難民のうち3000人は医師、2万1千人はエンジニア、そして1万7千人は教員だという。経済困窮を逃れ出国を選んだ同国民の多くを、専門職者が占める実態が以前から指摘されていた。

■不明男性の遺体発見 El Comercioの記事
ワンカベリカ県の鉱山の落盤事故で不明となった男性の、遺体が発見された。コブリサの鉱山でこの事態が起きたのは1週間前で、不明となっていたこの男性がようやく見つかったという。ともに不明となっていた2人は、早い段階で見つかっていた。運営するDoe Run社は、この事態を遺憾だとコメントしている。

■124万人が旅行 Gestionの記事
この年末年始、124万人の国民が国内外を旅行するという。この時期は旅行や帰省で移動する人が多い。通商観光省がこの年末の動きについて試算した数字だ。国民がもっとも多く訪れるのは首都リマで、このほかピウラ、ラ・リベルタ、フニン県も人気が高い。


【チリ】

■デモで新たな死者 BioBio Chileの記事
サンティアゴでは27日夜、デモで新たな死者が出た。国内では10月18日から社会闘争が続き、今も小規模ながら各地でこの動きが続いている。政府批判のデモがこの夜にもイタリア広場で行われたが、この現場にあった地下溝に転落し、男性が死亡したものだ。この事態は、警察などの鎮圧行動とは直接的関係はないとみられる。

■バルパライソ、花火決行 BioBIo Chileの記事
バルパライソでは、年越し時の花火大会は決行される。このクリスマス、市内では林野火災の延焼で245棟の住宅が全半焼する大火災が起きた。この事態を受け、花火大会の中止も検討されたが、市側は実施することを決めた。この花火大会は地域の名物で、毎年多くの観光客を集める。

■ラ・セレーナ、ビーチ閉鎖 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州のラ・セレーナのビーチの一部が、閉鎖された。この海岸に、俗に電気クラゲと呼ばれるカツオノエボシが漂着したたためだ。このクラゲの触手には毒があり、触れると最悪の場合、死に至ることもある。このクラゲは、夏のこの時期に海岸に漂着することがある。

■ウニ紛争が勃発 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チロエ島の漁業者と、第11(アイセン)州の漁業者の間で、ウニ紛争が勃発した。太平洋岸ではウニが捕獲され、国内では広く消費されている。このウニ漁の漁場をめぐり、二つの漁業団体の間で紛争が生じているものだ。アイセン州側は、チロエ島側の越境漁を猛批判している。


【アルゼンチン】

■エセイサ、正常化 Infobaeの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港は正常化した。28日にかけ、この空港の入国審査が激しく混み合い、到着した人々の長い行列はターミナルの外にまで達していた。このため、乗り継ぎ便を逃す人も続出していた。この状況は緩和し、29日までに正常化したという。この原因については、伝えられていない。

■カタマルカ、道路に被害 Tucumán a las 7の記事
カタマルカ州では、雨のため道路に大きな被害が生じた。強い雨が降ったため川が増水し、一部で氾濫するなどした。このためエル・ロデオでは幹線道路のアスファルト舗装道が、この水で大きく削られてしまったという。この事態で、一部地域は陸路交通が困難な、孤立状態となっている。

■ペリト・モレノ、崩落の季節 Infobaeの記事
ペリト・モレノ氷河の、崩落の季節を迎えている。冬の間形成されたこの氷河で生じたアーチが崩れる、この時期特有の自然景観だ。28日20時15分に、今年初めての崩落が確認され、あと数日間、この現象を見ることができるという。この崩落は、この地を訪れる観光の目玉となっている。

■モンテ・エルモソにサメ Infobaeの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸の景勝地モンテ・エルモソに、サメが現れたという。年末年始の休みを過ごす人々で賑わうこの地の海岸に現れたもので、訪れた観光客の間で恐怖感が広がっている。出現しているのはアルゼンチン近海に棲息する大型のサメ、シロワニとみられている。


【エクアドル】

■フェルナンディナ島、活発化 El Comercioの記事
ガラパゴス諸島のフェルナンディナ島の火山が、活発化しつつある。国の地質機構によると、28日頃から火山活動にともなう地震の観測が増えているという。ただし同機関は、火口からの溶岩流の発生の可能性はあるものの、大噴火に至る可能性は低いとみている。

■キトで事故相次ぐ El Comercioの記事
キトでは29日午前、交通事故が2件、相次いだ。パンアメリカン道のマチャチで乗用車同士の正面衝突事故が発生し、合わせて4人が死亡した。さらに同じくパンアメリカン道で走行中の乗用車が電柱に衝突し、2人が死亡した。年末年始を控え、旅行や帰省をする人が多く、交通量が多い状態だ。

■グアヤキル、今年の最高気温 El Comercioの記事
グアヤキルでは28日、今年の最高気温を記録した。この日市内では気温がぐんぐん上昇し、気象機関によると最高気温は摂氏34.8度となったという。今年これまでに観測していた最高気温は、5月に観測された33.6度だった。気象機関は、あと数日、熱波の影響を受ける可能性があるとしている。


【コロンビア】

■越境給油が急増 Caracol Radioの記事
ベネズエラから国内に越境し、ガソリンを給油するケースが急増している。産油国の同国だが、経済失政の影響で今、再びガソリンの不足、涸渇が広がっている。このためガソリンを必要とする人々が、コロンビアに給油のため訪れているという。このため国境地域の国内の町でも、ガソリンの不足感などが生じている。

■4空港で霧の影響 RCN Radioの記事
国内では29日、4つの空港が濃霧による視界不良の影響を受けた。民間航空局によるとプエルト・アシス、ミトゥ、サンホセ・デル・グアビアレ、キブドの空港は霧のため滑走路が閉鎖され、発着する便は軒並み欠航となったり、行き先変更となったりした。混雑する時期だが、正常化には時間を要するとみられる。

■カルタヘナ、水道は徐々に回復 Caracol Radioの記事
カルタヘナ市内の水道は、徐々に回復しつつある。市内の家庭などに水を送る主要水道管が破裂し、市内の100地域、全体の40%にあたる地域で断水となった。この復旧工事が進められ、29日朝の段階で断水地域のおよそ半分は、給水が再開されたという。間もなく、完全復旧する見通しだ。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「4か国の差し金」 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、ボリバール州南部の軍基地が攻撃されたことについて、ブラジル、コロンビア、ペルー、エクアドルの差し金だと断じた。インディヘナ(先住民)層の反乱で起きたとされるこの事件の背後で、4か国が支援したと断じたものだ。この4か国はいずれも、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■ブラジル「兵らは逃げ出した」 NTN24の記事
ブラジル政府側は、ロライマ州で見つかったベネズエラ兵5人は、ボリバール州の反乱による攻撃から逃げたと断じた。同州で、武器を持たない違法入国の兵らが摘発されていた。インディヘナ(先住民)層の軍施設攻撃から逃れたもので、ニコラス・マドゥロ氏が指摘する「ブラジルの誘発」は嘘と断じた。

■スーパーなどに長い列 El Carabobeñoの記事
国内のスーパーなどに、買い物客の長い列ができた。ニコラス・マドゥロ体制が、国営の暗号通貨ペトロで、年金や公務員のアギナルド(ボーナス)を支払った。このペトロ決済ができるスーパーなどに、年末の買い物をする市民が殺到したものだ。主なスーパーの前には、利用者の長い列ができている。

■パラグアイ、720人受け入れ Infobaeの記事
パラグアイは、ベネズエラ国民720人を難民として受け入れた。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政から、多くの国民が困窮を逃れるため国外に脱出し、難民化している。新たにパラグアイが、難民としてのベネズエラ国民の滞在に扉を開いた。この受入数のうち112人は、こどもだという。

■コスタリカ大使、成果強調 EVTV Miamiの記事
フアン・グアイド暫定政権が送った在コスタリカ大使が、成果を強調した。コスタリカは、今年1月に発足した同暫定政権をいち早く承認し、同暫定政権からの大使を受け入れた。派遣された大使はサンホセ市内でメディアに対し、難民支援などにおいて大きな役割を果たしたと強調した。

■議会、カロ氏らの保全要求 El Universalの記事
野党が多数を占める議会は、野党議員ヒルベル・カロ氏と記者ビクトル・ウガス氏の身柄の安全担保などを要求した。この2人は今月、カラカス市内で拘束され、外部と連絡がとれない状態となっている。ニコラス・マドゥロ体制の命を受けたインテリジェンス機関によるものとみられ、野党はこれらの拘束が弾圧にあたると批判している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、4人から聴取 Infobaeの記事
ウルグアイ当局は、4人から事情を聴いている。モンテビデオ港では先週、同国では史上最大となる4417キロものコカインが一度に摘発された。コンテナの中から見つかったもので、大規模な密輸とみられる。当局側はこのコンテナに関わった4人から、詳しい事情を聴いているという。

■六度めの「殺人のない日」 RFIの記事
エルサルバドルはこの28日、今年6度めとなる「殺人のない日」となった。同国は犯罪組織マラの構成員パンディージャの暗躍で、世界的にも殺人発生が多い水準だ。しかし現政権がこの問題に取り組み、7月31日以降、「殺人のない日」が記録されるようになっている。国連などもこの政権の取り組みを前向きに評価している。

■コスタリカへの移民増 La Prensaの記事
ニカラグアからコスタリカへの、移民が増加している。ニカラグアでは昨年4月からの反政府行動を受け、ダニエル・オルテガ政権による弾圧が強まった。このため同国の状況を悲観したり、経済悪化の影響を受けた人々が、隣国に事実上の退避をしているものだ。昨年以降の移民数は、5万5千人に達している。

■パナマ、薬物摘発 Radio La Primerisimaの記事
パナマで大量の薬物摘発があった。同国南部、太平洋のヒカロン島で、599の包みに分けられたコカインとみられる薬物が摘発されたものだ。この薬物は、ボートで輸送されており、海上警備にあたる船が不審に思い、この摘発につながった。ボートに乗っていたコスタリカ人らから、事情を聴いているという。

■パナマ、税関の建物保全へ Panamá Américaの記事
パナマ、ポルトベロにある元税関の建物が、保全される。この建物は、この町の歴史的建造物だが、メンテナンスなどがなされず、崩落の危険性すらあることが指摘された。文化省が動き、この建物の保全に向けた作業が行われることになった。まず、雨などの侵食を防ぐため、屋根の補修を行なうという。

■黄熱病ワクチン、564万人 Ñandutiの記事
今年パラグアイでは、黄熱病のワクチンを564万人が受けたという。保健省が明らかにした数字だ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内でも感染リスクがあり、隣国ブラジルで局地的な流行も起きた。今このワクチンは、一生の間に一度受ければいいことになっている。

2019.12.29

【ボリビア】

■スペイン、亡命受け入れ否定 La Razónの記事
スペイン側は、前大臣のフアン・ラモン・キンタナ氏の亡命受け入れを否定した。ラパスのメキシコ大使館に入ろうとしたスペイン大使館の車輛が、警察に止められる事態が生じ、新たな外交問題とななっている。ボリビア側は、逮捕状が出ているキンタナ氏の身柄移動のため車が入ろうとしたとみているが、スペイン側はこれを否定した。

■ボリビアは植民地ではない Dossier Politicoの記事
カレン・ロンガリック外相は、「ボリビアはメキシコの植民地ではない」と断じた。フアン・ラモン・キンタナ氏の扱いを巡り、両国間で外交上の問題が生じている。メキシコがウィーン条約違反をめくり国際機関に提訴する姿勢を示しているが、同外相はメキシコ政府がボリビアを「属国のようにみている」ことが背景にあるとした。

■エバ・コパ氏、アルゼンチン詣でせず Página Sieteの記事
現上院議長のエバ・コパ氏も、「アルゼンチン詣で」をしないという。MASメンバーなどが次々とアルゼンチンを訪れ、同国で亡命生活を送るエボ・モラレス氏と面会している。エルアルトを地盤とするコパ氏だが、このMASの姿勢と一線を画す姿勢を示した。一部のカンペシーノ(農業)層なども、このアルゼンチン詣でをしない方針を示している。

■アルゼンチンで批判も El Díaの記事
エボ・モラレス氏の「活発すぎる活動」に、アルゼンチン国内で批判が起きている。同国で亡命生活を送る同氏は、やり直し総選挙の指令を同国から国内に出す姿勢だ。しかし政治亡命者として政治活動への関与や言及は当局側から自粛が求められている。アルゼンチン国民からも、同氏の過激な言動を批判する声が起き始めているものだ。

■米国、モラレス氏を牽制 Página Sieteの記事
アルゼンチン大統領府が、あらためてエボ・モラレス氏に政治的言動の自粛を求めた。政治亡命を認めた際、このような条件があったことが伝えられている。この自粛を求める動きの背後で、米国が同氏の言動を危険と見なし、牽制したとの見方が広がっている。米国はヘアニネ・アニェス暫定政権を支持承認している。

■パッチ知事、出馬表明 Los Tiemposの記事
ラパス県のフェリクス・パッチ知事が、やり直し大統領選に出馬する意向を表明した。同氏はこの選挙に、地域政党MTSを地盤に出馬するとした。エボ・モラレス氏を欠くこの選挙には、新たな勢力の出馬表明が相次いでいる状態だ。同知事は、副大統領候補選びを今後、MTSと協力し進めるとした。

■モラレス氏、電話で「勝利する」 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス氏は、電話を通して「勝利する」と断じたという。ラパス県ユンガス地方のカラナビで、コカ葉農家らの会合が開かれた。身を寄せるアルゼンチンから電話で参加し、来るやり直し選挙で、モラレス派のMASの勝利を目指すとした。オルーロ県出身のモラレス氏だが、チャパレ地方のコカ葉農家はもっともコアな支持母体だ。

■アジア5か国で鉱物の70.5% Eju.tvの記事
国産鉱産物の実に70.5%は、アジア5か国に向け輸出されている。鉱山省が明らかにしたデータだ。国内からは錫や亜鉛などの鉱産物が産出されているが、輸出の20.9%をアラブ首長国連邦、17.2%が日本、16.0%がインド、8.6%が中国、そして7.8%が韓国に輸出されている。

■輸血の65%は家族間 Los Tiemposの記事
国内で必要とされている輸血血液の実に65%は、家族間で供給されている。コチャバンバの血液銀行が明らかにしたものだ。国内では売血は禁じられ、輸血血液は献血に依存しているが、ドナー不足は慢性化しており、必要が生じたときにその近親者で賄われることが今も一般的な状態だという。

■CBBA、欠陥ニュータウン El Díaの記事
コチャバンバでの、「欠陥ニュータウン」の実態が明らかにされた。エボ・モラレス政権下で、新たな住宅地として整備されたビジャ・スダメリカーナでは、土地使用の正規手続がとられておらず、さらに集合住宅には強度上の不足などの問題があることを、公共事業省が明らかにした。


【ペルー】

■アンカッシュ、バス全焼 El Comercioの記事
アンカッシュ県で、バス車輛が全焼した。28日午前3時頃、同県のカスマ郡のパンアメリカン道を走行していたアリンブス社の車輛から火が出た。50人の乗客と運転手らはすぐに逃げ、全員無事だったが、車輛は全焼している。現在消防が、出火原因などを調べている。

■ベネズエラ人、転出超過 El Comercioの記事
ペルーから出国するベネズエラ難民が、入国する難民数を上回っているという。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による困窮を逃れ、多くの同国民が国内に流入し難民生活を送っている。しかし政府が、この流入増加を受け入国者にビザ取得を義務づけたところ、流入数が減少し、第三国に向かう難民が増えた。

■リマも温度上昇 Perú21の記事
地球規模の気候変動の影響とみられる温度上昇が、リマでも数字に表れている。気象機関が明らかにしたもので、20年前と現在を比較すると、平均気温が1.5度上昇しているという。さらにこのうち直近の10年だけで、1.0度の上昇となっている。気象機関は市内では、いわゆるヒートアイランド現象の影響もあるとした。

■ペルー産ブドウ、米国で3位に Gestionの記事
米国で消費されるブドウの、実に23%はペルー産となっているという。国内中部コスタ(海岸)地方は地中海性気候で、ブドウ生産に適している。こうしたことから国外に輸出される国産ブドウは増加している。米国で消費されるブドウとしては、ペルー産はチリ産、メキシコ産に次いで3番めに多い。


【チリ】

■バルパライソ交通規制 BioBio Chileの記事
バルパライソでは31日21時から、交通規制が始まる。市側が明らかにしたものだ。この町では年越し時、新年を祝う花火大会が開催される。この混乱を避けるため、幹線道路を含め車輛通行の規制が行われるという。また、違法な花火販売を取り締まる特別警戒もこの時間帯、実施される。

■牛、渇水を受け疎開 BioBio Chileの記事
国内では渇水を受け、牛の疎開が始まった。雨不足による影響を受けている第4(コキンボ)州から、第9(ラ・アラウカニア)州のクラカウティン、ラウタロに合わせて600頭の牛が移されたものだ。地中海性気候の地域は夏の間、雨が減るが、今季は雨季にも雨が少なく、飼育に重大な問題が生じつつあったという。


【アルゼンチン】

■クロマニョンの悲劇から15年 Télamの記事
この30日で「クロマニョンの悲劇」から15年となる。ブエノスアイレス、オンセにあった同名のナイトクラブで2004年のこの日、大きな火災があり、若者を中心に194人が死亡した。この現場近くの広場には、犠牲者を追悼するモニュメントが置かれており、この日を前に多くの人が訪れ、手を合わせている。

■クリスティナ、キューバへ Télamの記事
クリスティナ・フェルナンデス副大統領はこの年末年始、キューバを訪れる。長女のフロレンシア氏が同国滞在中に発病し、国内に空路で戻ることができなくなっている。同副大統領は就任前から定期的に、ハバナを訪れ、娘を見舞っていた。副大統領は1月12日に、国内に戻る予定だという。

■小型機が畑に不時着 El Onceの記事
マル・デル・プラタで、小型機が畑に不時着する事態が生じた。この事態が起きたのは市内中心部から数キロのところにある農場のトウモロコシ畑だ。9人が乗ったこの小型機にトラブルが生じ、機長が不時着を選択したという。この9人に目立った負傷などはなかった。

■スト、実施の姿勢 El Intransigenteの記事
LATAMアルゼンチン組合は、ストライキを決行する姿勢だ。インフレにともなう賃上げを求めた動きで、組合はこの30日、24時間のストを行なうことを通告している。年末年始の混雑期のストに、国内で困惑が広がっているが、組合側は「スト通告後も経営側に具体的動きがない」と、不信感を示している。

■マル・デル・プラタで嵐 Télamの記事
マル・デル・プラタは29日未明から朝にかけて、嵐に見舞われた。強風をともなった強い雨が降ったもので、この影響で倒木が電線に被害をもたらし、市内の広い範囲で停電するに至った。しかし電力会社がすぐに対応し、午前中には送電は正常化したという。建物などへの被害は報告されていない。

■LCCは存続へ Clarínの記事
国内のLCCは、「存続」する見通しとなった。LCCはマウリシオ・マクリ前政権の航空自由化政策で参入が相次ぎ、国内でも市場が拡大した。しかし政権交代となり、左派政権となったことから対LCC政策がどうなるか、不透明となっていた。アルベルト・フェルナンデス政権は、LCCの現体制での存続という現実路線を選択したという。


【エクアドル】

■落石、バスを直撃 El Comercioの記事
ナポ県のバエサとテナを結ぶ道路で落石があり、この岩石がバスを直撃した。グアカマヨス付近で27日22時頃に起きた事態だ。キトからコカに向かっていたバーニョス社のバスがこの被害を受け、1人が死亡し13人が負傷した。雨により地盤に影響が生じたことが原因とみられる。

■来訪外国人、4%増 El Comercioの記事
国内を観光で訪れた外国人はこの1~11月、前年同期比で4%増えたという。観光省が明らかにした数字だ。今年この期間に国内を訪れた観光客は132万6559人だった。国別ではスペインが15.8%を占めてもっとも多く、米国が15.8%、その他欧州連合各国(EU)が15.1%、カナダが10.6%で続く。


【コロンビア】

■アビアンカ、システム障害 Diario La Libertadの記事
アビアンカ航空は28日、システム障害を起こした。同社によると、同社のウェブサイト上でチケットを購入したり、予約することができなくなったという。サーバー上のトラブルが生じたことが原因だ。一方、同社のこの日の便の運航などには、影響などはなかった。

■カルタヘナで断水 Caracol Radioの記事
カルタヘナ市内で28日、広範囲での断水が生じた。アルボルノスの主要水道管で破裂が生じたことを受け、市内の100地域、市街全体の40%の地域で水道水が利用できなくなったという。この水道管破裂現場付近には大量の水が流れ出し、一帯の街路などは水に浸かる状態となった。


【ベネズエラ】

■ブラジル、兵5人拘束 Notimericaの記事
ブラジル当局は、国境のロライマ州内でベネズエラの兵5人を拘束したことを明らかにした。この5人は武器などを持たず、国内に入り込んでいたとして拘束したという。ニコラス・マドゥロ体制側は、マドゥロ政権にテロ攻撃などを企図した可能性があるとして、ブラジル当局側にこの身柄引き渡しを求めた。

■グアイド体制継続を呼びかけ NTN24の記事
野党議員のレオナルド・レグナウルト氏は、フアン・グアイド暫定政権の継続を訴えた。議会議長のグアイド氏はこの1月、マドゥロ体制の失効を受け暫定政権を立ち上げた。1月5日に議長をめぐる議会内投票が予定されるが、マドゥロ体制側からの切り崩しを受け、再選されるかどうかは不透明な状態だ。

■マドゥロ氏、難民を脅す La Repúblicaの記事
ニコラス・マドゥロ氏が、ベネズエラ難民らを脅した。同体制の経済失政による困窮を受け、多くの国民が国外に流出し難民化している。マドゥロ氏はこれらの難民が「ベネズエラを悪く言い続けている」と断じ、こうした発言をやめるよう脅した。国連の推計で、難民数はすでに400万人に達しているとみられる。

■1ドル、4兆6千億ボリバール Venezuela al Díaの記事
1999年のウゴ・チャベス体制誕生時の通貨で換算すると、現在は1ドルは4兆6千億ボリバールだ。この政権誕生時には1ドルは573.88Bsで、この20年で通貨価値は8億分の一に下がったことになる。この間、通貨の実質デノミが行なわれているが、今もなおハイパーインフレと通貨暴落に歯止めがかかっていない。

■ロシア肉、早くも密輸 RCN Radioの記事
ロシアから援助を受けた食肉が、早くも密輸されているという。物資不足に喘ぐ国内向けに、ロシアからクリスマス向けに支援の肉が届いた。これらの肉が、転売を目的にすでにコロンビア国内に、持ち込まれているという。双方の税関が目を光らせているが、それでも密輸は一部、成功しているという。

■ガソリン不足、なお悪化 El Impulsoの記事
国内でのガソリン不足は、なお悪化している。産油国のベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政によるメンテ不足で、生産体制が維持できていない。国内の大半地域でガソリンの入手が難しくなり、ガソリンスタンド前に長い車列が形成されている。すでに、国営オイル会社PDVSAのストックそのものが涸渇しつつあるという。

■停電、8万回 El Intransigenteの記事
国内では今年、発生した停電が8万回にのぼるという。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で、電力インフラのメンテナンスが行き届かず、停電が繰り返されている。とくにこの3月から4月にはメガ停電が長期化し、経済活動が全土で止まる状態にも陥った。この状況は、まったく改善には至っていない。

■コンビアサ、アルゼンチン線復活 TelesurTVの記事
国営航空会社コンビアサは、カラカスとアルゼンチンのブエノスアイレスを結ぶ路線を、復活させるという。アルゼンチンではニコラス・マドゥロ体制に批判的なマクリ政権から、左派のフェルナンデス政権に変わった。これを潮境に、同国との関係改善が図れるとマドゥロ体制側が読んだとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグアに16人の保全要求 Infobaeの記事
米州機構の人権機関CIDHは、ニカラグアに対し野党の16人の保全を求めた。同国では昨年4月からの反政府行動の長期化を受け、ダニエル・オルテガ政権による弾圧が強まっている。オルテガ政権に自由などを求め、拘束されたこの16人について、同機関は「喫緊の状態にある」との見方を示した。

■エルサルバドルに透明性求める El Salvadorの記事
米州機構の人権機関CIDHは、エルサルバドルに対し透明性の確保を求めた。今年就任したナジブ・ブケレ政権は、国内での治安対策として、犯罪組織の構成員パンディージャの抑止政策を開始した。CIDHはこの政策で一定の効果が表れていることを認めたが、パンディージャなどへの扱いに疑問を示したものだ。

■パナマ運河、水不足続く América Economíaの記事
パナマ運河は、少雨による水不足が続いている。この運河は、中途にあるガトゥン湖を経由するが、この水不足のためこの湖の水位が低下し、太平洋とカリブ海の水位調整の役割が、十分にとれない状態になっているという。運河の管理側によると、この湖の水量は通常よりも27%、少ない状態にある。

■パラグアイで銀行強盗 ABC Colorの記事
パラグアイで銀行強盗事件が起きた。サンタロサ・デ・アグアライのファミリアール銀行の店舗に、天井から男らが押し入ったものだ。男らは11億3千万グアラニの現金を奪い逃走したが、その直後に22歳から33歳の男3人が拘束され、その後25歳から44歳の3人が拘束された。これら6人の男らは、いずれもブラジル人とみられる。

■移民保護施設で水痘流行 Conexion Migranteの記事
メキシコ北部、米国国境にある移民保護施設で、水痘(水ぼうそう)が流行したという。米国を目指す移民らが一時滞在するこの施設だが、ホンジュラスから来た少女が発症した後、施設内の人々に一気に感染が広がったという。このためこの施設は、運用が一時、中止されているという。

■キューバ、食料不足広がる Diario Las Americasの記事
キューバで、食料品の不足が広がっているという。米国からの経済締めつけと、ベネズエラの経済問題を受け国内では、ガソリンや石鹸などの不足、涸渇が起きている。新たにタマゴや豚肉などの不足が生じ、さらにこうした食料品では闇市場での価格高騰が起きているという。

2019.12.28

【ボリビア】

■外相、主権侵害を指摘 El Díaの記事
カレン・ロンガリック外相は、主権侵害を指摘した。在ラパスのメキシコ大使館に、スペイン大使館の車輛2台が入ろうとしたのを、警察らが止める事態があった。スペイン大使館がこの事態がウィーン条約に違反すると指摘したが、同外相はスペイン側のこの行為が、ボリビアの主権を侵害したと抗議の書面を送ったことを明らかにした。

■メキシコ側が抗議 Infobaeの記事
メキシコ側が、あらためてボリビア政府に抗議した。在ラパスのメキシコ大使館が11月15日以降、過度の「警備体制にあることを告発していた。新たに、スペイン大使館の車輛が止められたことを受け、再びウィーン条約違反を指摘したものだ。メキシコは、エボ・モラレス氏の一次亡命先となっていた。

■スペイン、キンタナ氏逃亡幇助か El Díaの記事
スペイン大使館の車輛は、逮捕状が出されている前大臣、フアン・ラモン・キンタナ氏の逃亡を助けるため、メキシコ大使館に向かったとみられる。警察がメキシコ大使館前の警備を厳重にしている背景に、同大使館内にキンタナ氏が身を寄せているとみられるためだ。キンタナ氏はエボ・モラレス政権で大統領府の大臣を務めていた。

■カマチョ氏、共闘表明 El Díaの記事
前サンタクルス市議のルイス・フェルナンド・カマチョ氏が、元ラパス市長のロナルド・マクリーン氏との共闘を表明した。5月3日投票が濃厚のやり直し大統領選で、同氏とタッグを組むことを正式に認めたものだ。マックリーン氏は1987年から4年間、ラパス市長を務め、このほか経済相を務めたこともある。

■マクリーン氏「モラレス氏は戻らない」 La Razónの記事
大統領選に出馬するルイス・フェルナンド・カマチョ氏とタッグを組むこととなった元ラパス市長、ロナルド・マックリーン氏は、「エボ・モラレス氏は国内には戻らない」と断言した。モラレス氏はアルゼンチンで亡命生活し、いずれ国内に戻るとしている。米国に滞在中の同氏は、モラレス政権から弾圧を受けていたことを明らかにした。

■チュキサカ農業層「離脱」 Página Sieteの記事
チュキサカ県のカンペシーノ(農業)層は、モラレス派であるMAS支持団体から事実上、離脱した。MASの選挙戦をモラレス氏は、アルゼンチンから指令することを明らかにしている。MASの支持団体が今、次々とアルゼンチンを訪れモラレス氏と意見調整しているが、チュキサカのカンペシーノ団体はこの動きをとらないことを明らかにした。

■チョケワンカ氏支持を変えず Los Tiemposの記事
ラパス県のカンペシーノ(農業)団体トゥパック・カタリは、元外相のダビド・チョケワンカ氏を次期大統領選候補とすることを「譲れない」とした。MASの支持団体である同団体は、モラレス氏からの信頼も厚い同氏の擁立を求めている。MAS内部では、チャパレ地方のコカ葉農家団体の指導者を推す声も高まっている。

■モラレス氏へのバーチャル捜査 El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、エボ・モラレス氏への「バーチャル捜査」を開始するとした。ヘアニネ・アニェス政権はモラレス氏に対し、テロと暴動企図で追及する姿勢だ。すでに逮捕状も出ているが、同氏がアルゼンチンに身を寄せているため、身柄の拘束などはできない。しかし捜査機関はこのバーチャル捜査を展開するという。

■MAS内部の差別を告発 El Díaの記事
モラレス派であるMAS内部の差別が、告発された。同党所属の下院議員、コンセプシオン・オルティス氏が指摘したものだ。インディヘナ(先住民)出身のモラレス氏を顔とする同政党だが、この党内部で民族主義などによる差別が蔓延しているという。また政策の中でも、インディヘナの要求がことごとく無視されたことも指摘した。

■安全なカルナバルを La Patríaの記事
オルーロ市は、「安全なカルナバル」実現に努力する姿勢だ。ユネスコ無形文化遺産のこのパレードは、来年2月22日に予定されている。この国内を代表するフォルクローレの祭典が安全に行われるよう、市側もさまざまな対策をとる。近年、この開催中に事故や事件が起きるケースが相次いでいた。


【ペルー】

■マクドに制裁金 Infobaeの記事
政府は、マクドナルドを国内でフランチャイズ展開する企業に、84万5千ソル(24万5千ドル)の制裁金を課した。14日、リマのプエブロ・リブレの店舗で、アルバイト店員2人が感電死する事故が起きたことを受けたものだ。マクド側はこの事故を招いた6つの理由を発表し、説明したばかりだ。

■観光列車とタクシーが衝突 Correo Perúの記事
クスコ県で、観光列車とタクシー車輛が衝突する事故が起きた。クスコとマチュピチュを結ぶ鉄道で、線路を渡ろうとしていたタクシーに、観光列車がぶつかったものだ。このタクシーには31歳の運転手が乗っていたが、奇跡的に助かったという。ペルーレイル側は、無理な横断が事故原因との見方を示している。

■ペルーレイル、電子チケット化 Agencia Orbitaの記事
ペルーレイルは、鉄道チケットの電子化に踏み切る。同社はクスコとマチュピチュ、さらにプーノ、アレキパを結ぶ旅客便を運行している。現在は紙のチケットが使用されているが、観光列車を対象に電子化を図る。インターネットを通じた販売だけでなく、窓口やエージェントを通した販売も、電子チケットに漸次切り替える。

■キンビリ、緊急事態を La Repúblicaの記事
クスコ県ラ・コンベンシオン郡のキンビリは、緊急事態の宣言を行政に求めている。この地では24日、地域を流れるビルカノタ川が大雨で増水、氾濫し、59人が避難を続けている。住宅や農業の被害が甚大であるとして、この緊急事態宣言を求めているものだ。同地域を含むシエラ(アンデス)一帯は、これから本格的な雨季を迎える。


【チリ】

■バルパライソ、火との闘い続く Cooperativaの記事
バルパライソでは、火との闘いがなお続いている。このクリスマス、林野火災が住宅地に広がり、これまでに245棟の住宅が全半焼した。この林野火災は今も続いており、この消火に向けた活動が今も続いているものだ。この事態を受け、セバスティアン・ピニェラ大統領も現地を訪れている。

■見舞金支給は1月から BioBio Chileの記事
バルパライソ大火災で被災した人への見舞金支給は、1月からになる。政府側が明らかにしたものだ。クリスマスの大火災で245棟が全半焼し、1000人が避難を強いられている。政府は一世帯当たり30万ペソの見舞金を支給し、被災者の生活再建を図る方針だ。住宅復興についての支援体制についても、検討を進めている。

■学生への暴力で警官6人に有罪 BioBio Chileの記事
10月18日からの社会闘争の混乱の中、21歳の男子学生に暴力を加えたとして、警官6人に有罪が言い渡された。被害を受けたホスエ・マウレイナさんの告発で発覚したものだ。警察署内でこの学生は警官らから暴行を受け、性的な辱めも受けた。サンティアゴの法廷は、警官らの人権侵害を認めた。

■サンパブロ駅、再開へ BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)5号線のサンパブロ駅が、この30日に再開する。10月18日の社会闘争初日、メトロ網はバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、甚大な被害を受けた。大きな被害を受けたこの駅はそれ以後使用が見合されていたが、復旧工事が終了したとしてこの日から再開するという。

■難破船の6人救助 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州タルカワノ沖で、難破船の7人が海上警備の船に救助された。港湾側によるとこの船は、航行中にコントロールが利かなくなり、乗組員らは緊急用のボートで脱出していた。警備の船がこのボートから、全員を無事救助したという。7人は現在、タルカワノ市内の病院で検査を受けている。

■建設業で大量馘首 BioBio Chileの記事
12月に入り、建設業で大量馘首が起きているという。労働省と建設業の団体が明らかにしたものだ。国内経済の悪化にともない、新たに失業する人が増加傾向だが、12月は建設業界だけで6万5千人が、人員整理で職を失ったという。10月18日からの社会闘争拡大で、さらにこの状況が悪化したとみられる。


【アルゼンチン】

■労働省、斡旋に努力 CBA24nの記事
労働省は、斡旋への努力を続けている。LATAMアルゼンチンの組合がこの30日、24時間の時限ストを行なうことを通告した。賃上げなどの要求によるものだが、年末の混み合う時期にストが決行されれば、混乱は必至だ。労働省はこの労使間の斡旋を図り、スト回避に向け力を尽くしている。

■フフイ、パラグライダー事故 Infobaeの記事
フフイ州でパラグライダーの事故が起きた。41歳のブラジル人男性がこのアトラクションを行なっていたところ、墜落し死亡したものだ。目撃者によると突然の強風でこの男性は、コントロールを失ったという。この男性は休暇を利用し、国内やボリビア、チリへパラグライダーの旅を行なっていた。

■国道2号で事故 Infobaeの記事
ブエノスアイレス州ビボラタの国道2号で、事故が起きた。27日朝、マル・デル・プラタに向かっていたルタトランティカ社のバスの便がこの地で衝突事故を起こしたもので、この事故で乗客ら18人が負傷している。警察が事故原因を調べるとともに、この運転手から事情を聴いている。

■サンティアゴ、異常な暑さ Diario Panoramaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロは27日、異常な暑さに見舞われた。気象機関によるとこの日、州都では最高気温が摂氏49.6度に達した。国内の中北部はこの日、暑さに見舞われ、コルドバでもコリ日、42.2度を記録している。国内はこれから、本格的な夏を迎える。


【エクアドル】

■キト、花火抑止 El Comercioの記事
キト市は、花火の使用の抑止に動いた。市内ではさまざまなイベントや年越し時などに、花火の打ち上げが一般的に行われる。しかし過度の使用で、騒音に悩まされる人が多く、さらに家庭で飼われるペットへの悪影響も指摘されている。このため、市側はこうした花火使用を、原則禁止とする措置をとった。

■難民流入は抑止 Expresoの記事
国内へのベネズエラ難民流入は、抑止されている。大量の難民が国内に流入したことを受け、レニン・モレノ政権は入国ベネズエラ人にビザ取得を義務づけた。この措置発動後、ピーク時の昨年9月には6万8千人のベネズエラ人が入国したが、今は1300人程度に落ちついている。


【コロンビア】

■地雷被害者319人 Caracol Radioの記事
今年国内では、319人が対人地雷の被害にあった。国内ではゲリラ組織の活動の長期化で、各地に今も地雷が残存している状態だ。この爆発に巻き込まれる人は毎年出ている状態となっている。今年のこの数は220人だった昨年から99人増えており、このうちの142人は民間人、このうちこどもは15人だった。

■失業率、9.3%に上昇 Caracol Radioの記事
国内の失業率は、9.3%に上昇した。国の統計機関DANEが示した直近の数字だ。前の3か月の失業率、8.8%から0.5ポイント上昇した。とくに主要都市での失業率は10.4%まで上昇している。建設業などは比較的堅調だが、農業や交通業、不動産業などは雇用総数が減ったという。

■ククタ、両替ピーク Caracol Radioの記事
ベネズエラ国境のククタでは、両替がピークとなっているという。この町にはベネズエラから、買い出しに来る人が多く、クリスマスから年末年始の買い物の高需要で、両替をする人が今、一年を通してもっとも多いという。その多くは米ドルだが、ボリバール・ソベルノの両替も少なくない。

■アンティオキア、泥流被害 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のシウダー・ボリバールで、泥流による被害が生じた。雨などによる土砂災害の影響で、山から大量の泥が住宅地などに流れ込んだものだ。これまでに7棟の住宅が、この泥流の被害を受けている。また地域行政によると、周辺の45棟と現在、連絡がとれなくなっているという。


【ベネズエラ】

■不当逮捕と訴える El Pitazoの記事
野党議員らは、不当逮捕と訴えている。先週、カラカス市内で野党議員のヒルベル・カロ氏と記者のビクトル・ウガス氏が拘束された。ニコラス・マドゥロ体制の命を受け、インテリジェンス機関が拘束したとみられる。しかしこの逮捕理由などが明確ではなく、野党議員らはマドゥロ体制による単なる弾圧であると訴えた。

■レデスマ氏「マドゥロは死に体」 El Impulsoの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、ニコラス・マドゥロ体制が「死に体」であると断じた。同氏はマドゥロ体制が、野党の誤りにつけ込んだ対応しかとっていないと断じ、自身の政策実行力が損なわれていると断じた。同氏はマドゥロ体制からの弾圧を逃れ、スペインに亡命している。

■送金でも生活できず El Comercioの記事
国内では、国外からの送金を受けても、生活が維持できなくなっている。国内に残る国民の生活を支えるのは、国外にいる家族などからの受取送金だ。しかし国内ではすでに通貨が米ドル化しており、ドルベースでも物価が上昇しているため、多くの世帯がさらなる困窮に至っている状況だという。

■2020年、さらなる停電か Noticias por el Mundoの記事
国民の多くは、来年はさらに停電が増えるのではと心配している。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で電力網のメンテナンスが不足し、国内では停電が頻発している。この3月から4月にはメガ停電が発生し、国内経済はほぼストップする状態となった。この事態は改善されておらず、来年にかけて悪化することが懸念されている。

■経済、さらなる悪循環 El Impulsoの記事
国内経済は、さらなる悪循環に陥った。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による影響が続くが、ハイパーインフレなどに加え、今年は大規模停電やガソリン不足による公共交通の停止などが生じた。こうした事態で、国内経済はさらに悪化が進んだとみられる。国内総生産(GDP)は2013年と2018年を比較すると、52.3%のマイナスだ。

■依然として「危険な国」 Noticieroの記事
ベネズエラは引き続き「危険な国」だ。今年、国内で殺害された人の数は1万6506人となったと警察機関が明らかにした。この数字は前年よりも7千人少ないが、人口10万人あたりの殺人発生は60.3件と、ラテンアメリカ地域でのトップとなる見通しだ。経済困窮を受け、人心の荒廃が起きていることが指摘されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ経済、弱まる Diario Libreの記事
ハイチの経済が、さらに弱まっているという。同国では9月16日から、ジョブネル・モイーズ政権の退陣を求める社会闘争が激化、長期化した。この事態で、もともと疲弊した経済がさらに悪化している状況だ。国際通貨基金は今年のハイチの国内総生産(GDP)が、1.2%のマイナスとなるとの予想値を示した。

■ブラジル、失業率改善 Télamの記事
ブラジルの失業率は、改善したという。国の統計機関IGBEによると、この11月時点の国内の失業率は11.2%と、今年に入りもっとも低い値となったという。前の3か月との比較では、0.7ポイントの改善となった。それでも、国内には1190万人の失業者がいる状態で、雇用創出は引き続き課題となっている。

■ウルグアイ、過去最大のコカイン El Observadorの記事
ウルグアイで、同国史上最大のコカインが摘発された。同国の税関が明らかにしたもので、モンテビデオ港のコンテナの中から、純度の高いコカイン4418キロが見つかったという。このコンテナは、アフリカ向けの大豆を装っており、アフリカを中継とする欧州などへの麻薬カルテルが関与したとみられる。

■殺人発生率、42.8に La Prensaの記事
ホンジュラスの人口10万人あたりの今年の殺人発生は42.8件と、依然として高い水準となる見落としだ。マラと呼ばれる犯罪組織の構成員、パンディージャ暗躍で国内では殺人発生が高水準だ。2012年の85.5件をピークに、年々この数字は下がっていたが、今年のこの数字は昨年の41.1件を上回ることとなる。

■ブラジル、火炎瓶攻撃捜査 El Universoの記事
ブラジルの警察は、火炎瓶攻撃についての捜査を開始した。Netflixを通じ、ヘスス・クリストが同性愛である内容の番組を制作していたリオデジャネイロの会社が、攻撃を受けたものだ。この件について、マスク姿の3人の男らによる犯行声明の動画が公開されている。この攻撃があったのは24日だ。

■インテルジェット、4千人に影響 Milenioの記事
メキシコのLCC、インテルジェットの利用者4千人に、影響が出ているという。この25日以降、同社便に遅れやキャンセルが相次いでいるものだ。消費者保護行政が告発を受け調べたところ、この規模の利用者に影響が出ていることが明らかになった。同社では機材やりくりなどの関係から、同様の事態が繰り返されている状態にある。

■デング、首都圏に集中 ABC Colorの記事
パラグアイでの今期のデング感染は、アスンシオン首都圏に集中しているという。同国保健省が明らかにしたものだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内ではこれから本格化する雨季に、感染が広がりやすい。同省によるとこれまでの感染確認の93%が、首都圏に集中しているという。


【国際全般】

■ターキッシュ、赤道ギニアへ Guinea Info Marketの記事
トルコのターキッシュ・エアラインズが、赤道ギニアの首都マラボに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、ハブであるイスタンブールとを結ぶ路線を週3往復の体制で、2月7日から運航するという。この路線はナイジェリアのポート・ハーコート経由となる。同社の定期便乗り入れ地点数はこれで311個所となる。

2019.12.27

【ボリビア】

■外相、メキシコとの対話受け入れ El Díaの記事
カレン・ロンガリック外相は、メキシコ政府から提案された対話を受け入れた。エボ・モラレス氏が最初に亡命した同国の、ラパス市内の大使館を警官隊が取り囲むなどの事態が生じ、同国政府はウィーン条約違反などを指摘していた。同国政府側から、この件を含む事案の対話申し入れがあり、同外相が受け入れを表明した。

■キロガ氏、AMLO批判 El Díaの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール政権を批判した。エボ・モラレス氏の一次亡命を受け入れた同政権は左派で、未だにボリビアでは「クーデターが起きた」としている。キロガ氏は強い言葉で同大統領を批判し、国内でクーデターは起きていないと断じた。

■ドリア・メディナ氏、近く意思表示 El Díaの記事
実業家で政党UNを率いるサムエル・ドリア・メディナ氏は、1月までに意思を示す。5月3日にやり直し総選挙が行われることが濃厚だが、同氏と同政党はこの選挙に向けた態度を明らかにしていない。同氏はこの選挙に自身、または候補者が出馬するかどうかを、近く明らかにする方針を示した。

■マクリーン氏、カマチョ氏陣営に El Díaの記事
ラパスの元市長、ロナルド・マクリーン氏が、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏の陣営に加わる。サンタクルスの元市議のカマチョ氏は、やり直し大統領選に出馬する意向だ。この選挙戦において、マクリーン氏がこの選挙運動の陣頭指揮をとることが明らかになった。

■モラレス氏、ホットライン開設 Los Tiemposの記事
アルゼンチンで亡命生活を送るエボ・モラレス氏が、国内とを結ぶホットラインを開設した。来るやり直し総選挙で、同氏はモラレス派であるMASの指揮を執ることが明らかにされている。この指揮をとるためのホットラインが設けられたもので、さっそくこれを通し、MASの結束を呼びかけた。

■Adepcoca、モラレス氏を告発 Los Tiemposの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家団体Adepcocaは、エボ・モラレス氏を告発した。Adepcocaの若いメンバーが死亡する事件が起きたが、これにモラレス氏と当時の閣僚2人が関わったという。モラレス氏はコチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家をコアな地盤とするが、ユンガス地方については黙殺し、時に弾圧したことが指摘されている。

■5月広場の母ら、モラレス氏と行進 Página Sieteの記事
アルゼンチンの軍政時代にこどもが行方不明となった「5月広場の母」たちと、エボ・モラレス氏がブエノスアイレス市内を行進した。母たちの行進にモラレス氏と前外相のディエゴ・ペリー氏らが参加したものだ。同国のアルベルト・フェルナンデス政権は、モラレス氏の全面支援の姿勢に傾いている。

■リサラガ「アルゼンチンは悪の巣窟」 Página Sieteの記事
ロクサナ・リサラガ政府広報官は、アルゼンチンが「悪の巣窟と化している」と述べた。エボ・モリレス氏を始めとした前政権関係者らがこぞって、同国に集結している。モラレス氏など国内で逮捕状が出ている者も含まれている状況だ。一方、ヘアニネ・アニェス暫定政権と現アルゼンチン政権との摩擦が増している。

■オルーロ、医療崩壊 El Díaの記事
オルーロで、医療崩壊が起きつつあるという。市内のオブレロ病院で診療を受ける人が激増し、現場で対応ができなくなりつつあるという。この10月の選挙対策で当時のエボ・モラレス政権が国民皆保険制度を準備なく導入したことがきっかけだ。同様の医療の危機は、各地で指摘されている。

■LAB、不法占有を告発 El Díaの記事
元フラッグキャリアのリョイドボリビアーノ航空(LAB)が、告発した。コチャバンバにある同社の保有する敷地に、建物が建てられているという。同社は資金繰り悪化などからゼロ年代末に運航停止しているが、企業としてはペーパー上、存続している。この企業側の許諾なく、建物が建造されたという。

■スクレ、バス横転 Correo del Surの記事
スクレ市街で、バス車輛が横転する事故が起きた。市内のマルセロ・キロガ・サンタクルス通りで、バスが突然コントロールを失い、衝突し横転したものだ。このバスには乗客はおらず、唯一乗っていた運転手の命にも別状はない。警察が事故原因についての詳しい調べを進めている。

■今季初のデング死者 La Razónの記事
コチャバンバ県で、今季初のデング感染による死者が出た。保健省が明らかにしたもので、同県熱帯地方に住む32歳の女性が重症化し、出血熱を起こして死亡したという。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内のアンデスを除くすべての地域で感染リスクがあり、特にこれからの雨季に、その感染数が激増する。


【ペルー】

■ケイコ氏、再拘束か Perú21の記事
元大統領候補のケイコ・フヒモリ氏が、再拘束される可能性がある。汚職容疑で予備拘束を求める裁判が開かれたものだ。26日のこの裁判では結論は出ず、週明けに再度開かれることとなっている。同氏はブラジルの建設会社を舞台とした汚職関与で1年あまり拘束されたが、妹の申し立てが認められ解放されていた。

■マクド、事故の調査結果公表 El Comercioの記事
国内でのマクドナルドのフランチャイズ展開企業が、事故の調査結果を公表した。今月14日、リマのプエブロ・リブレの店舗で、アルバイト店員2人が感電死する事故が起きた。この事故の原因となった6点を挙げたものだ。この事故を受け同チェーンへの批判が高まり、行政側も84万ソル相当の制裁金を科す方針だ。

■ナスカ、鉱山で男性が不明 Perú21の記事
イカ県ナスカのソル・デル・オーロ鉱山で5日前から、男性作業員が不明になっているという。作業に使う爆発物が誤って爆発し、中で落盤が生じたことによる事態だ。この男性は地下35メートル付近で作業を行なっていたが、以後の安否が確認されていないという。

■リマ空港、2300万人 Gestionの記事
リマのホルヘ・チャベス空港の今年の年間利用者は、2300万人規模となる見込みだ。空港を管理するLAPが明らかにしたものだ。同空港の利用者は右肩上がりで増えており、現在は19か国の世界50都市、国内の19都市との間に便がある。今年は4月に、チリのスカイ航空がこの空港をベースに、国内線運航を開始した。


【チリ】

■火災被害、245棟に BioBio Chileの記事
バルパライソで発生した大火災の被害を受けた住宅は、245棟に拡大した。このクリスマス、周囲で起きた林野火災の火が広がり、住宅の多くに延焼したものだ。これらの住宅の住民ら1000人が焼け出された状態で、市側と国側がこの支援にあたっている。地中海性気候のこの地では、今は高温乾燥の時季だ。

■政府、徹底捜査を指示 BioBio Chileの記事
政府側も、バルパライソ大火災の徹底捜査を捜査機関に指示した。林野火災の火が住宅街に延焼し、大きな被害を出したものだ。しかし当局側によると、何者かが人為的に火を起こした可能性が否定できないという。2014年に発生した類似の火災の事例もあり、この捜査の徹底が求められている。

■クロエリハクチョウの危機 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州都バルディビアで、野生のクロエリハクチョウの危機が指摘されている。州名の通り川が集まるこの地では、多くのこの鳥が羽を休める。しかし同時にこの地に棲息するオタリアが、この鳥を襲う事態が相次いでいることが報告されている。

■遊泳可能、800個所 BioBio Chileの記事
国内834個所のビーチについて、遊泳可能と判断された。第12(マガジャネス)州を除く各州のビーチについて、夏に向けた水質調査などが行なわれたものだ。この結果、312個所は遊泳不適とされたが、この834個所は遊泳可能とされた。この年末年始から2月頃まで、各地のビーチは水浴客で賑わう。


【アルゼンチン】

■LATAM、突然のスト Diario Financieroの記事
LATAMアルゼンチンが26日、突然のストライキを行なった。操縦士らが会合を持ち、このままストに入ったものだ。ブエノスアイレスの二つの空港を発着する多くの便にキャンセルや遅れが生じ、年末で混み合う空港が、さらに混乱した。経営側への抗議がストの理由で、この状況は6時間にわたり続いた。

■LATAM、さらにスト予告 Télamの記事
26日に突然のストが行なわれたLATAMアルゼンチンで、新たなストが予告された。組合の一つが、この30日に24時間の時限ストを行なうとしたものだ。インフレにともなう賃上げなどを要求したもので、スト決行となり全便休止となれば混雑する時期だけに、混乱は必至とみられる。

■不明パラグライダー、発見 Cronicaの記事
不明となっていた、パラグライダーの男性がカタマルカ州内で発見された。この40歳の男性はサンティアゴ・デル・エステーロ州のロレトからこのアトラクションを行なっていた。しかしその後消息が分からなくなっていたが、州境のラパス付近で、発見に至ったという。男性は病院に運ばれたが、命に別状はない。

■グラフィティの4人を拘束 Infobaeの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHの車輛にグラフィティと呼ばれる落書きをしたとして、4人が拘束された。この4人は車庫に入り込み、車輛にこの落書きをしていた。この際、警備員に暴力をふるったことも明らかになっている。拘束されたのはアルゼンチンの1人、フランスの2人、ポーランドの1人だ。

■地方首長、給与削減 Télamの記事
ブエノスアイレス州ヘネラル・プエイレドンのギジェルモ・モンテネグロ首長が、自身の賃金を20%引き下げた。同首長は、同地域行政の運営費が逼迫している現状を受け、この措置をとることを明らかにしたものだ。この措置は2020年1月分の給与から、とられるという。

■スーパー販売、続落 Télamの記事
国内のスーパーでの販売は、この10月も下落した。国の統計機関INDECが明らかにしたものだ。この10月の販売は前年同期比で、1.3%のマイナスとなったという。この一年間のインフレ率を換算すると、売り上げは5.2%落ち込んだことになる。国内では昨年以降、経済の先行きに対する不安が強まっている。


【エクアドル】

■9001人にビザ発給 El Comercioの記事
ベネズエラ難民9001人に対し、国は人道ビザを発給したという。大量の難民流入を受け、政府は入国ベネズエラ国民にビザ取得を課した。しかし人道的な見地から、より簡易なビザの発給を行なっているものだ。この人道ビザを取得すれば、国内に180日間、とどまることができる。

■信号待ち商売、禁止へ El Comercioの記事
キト市は、信号待ちの車輛相手の商売を、禁止する方針だ。交通に関する規則を改正し、こうした行為を全面的に禁止するという。市内の幹線道路の信号では、物品を販売したり、窓ふきをするなどの商行為が一般的に行われている。しかし交通安全などの観点から、問題を指摘する声があった。


【コロンビア】

■身代金、30億ペソ支払か Caracol Radioの記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)に、身代金として30億ペソが支払われたという。元大統領のアルバロ・ウリベ氏が見方を示したものだ。チョコ県で、長期間にわたりこの組織に誘拐されていた商業主ら2人がこのクリスマスに解放された。この解放の背後で、この額の身代金のやり取りがあったとみられるとした。

■メトロカリベから避難 Caracol Radioの記事
メデジンの都市交通型テレフェリコ(ロープウェイ)、メトロカリベから利用者が避難する事態が生じた。26日午後、リネアKでシステムトラブルが生じ、およそ30分にわたりこの運転ができなくなったものだ。空中で足止めされる利用者らはその後一人ずつ救助され、避難したものだ。

■プラス・ウルトラ、カルタヘナへ Reporturの記事
スペインのLCC、プラス・ウルトラが新たに、カルタヘナに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、マドリードとを結ぶ直行便を来年にも開設するという。使用機材は同社主力のエアバスA340型機となる見通しだ。現在この路線は、エア・ヨーロッパが運航している。

■難民、観光に翳 Caracol Radioの記事
ベネズエラ難民の存在が、国内の観光にも翳を落としつつあるという。今週移民局は、国内には163万人余りのベネズエラ難民が身を寄せていることを明らかにした。こうした難民の増加を受け、とくに治安に対する不安が高まり、外国人、国内観光客ともに「悪いイメージ」が広がっている実態だという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、夜間外出禁止令 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制がこのクリスマス、カラカスの軍基地に夜間外出禁止令を出したという。23日にこの措置をとったもので、21時以降の外出などが禁じられたものだ。この措置について、セキュリティ上の理由としている。クリスマス時期には、兵らの外出や、兵らへの訪問が一般的に行われていた。

■グアイド、再選信じる El Economistaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、自身の「再選」を信じるとした。議会議長の同氏だが、1月5日にこの議長を選ぶ議会内投票が予定されている。しかしニコラス・マドゥロ体制による野党議員の買収工作が明らかになり、再選されるかどうか微妙な情勢だ。同暫定政権を、世界のおよそ60の国々が承認している。

■カロ氏らの解放を要求 Diario Las Americasの記事
議会は、野党議員のヒルベル・カロ氏、記者のビクトル・ウガス氏の即時解放を求めた。両氏は先週、カラカスで身柄を拘束されたまま、外部と連絡がとれなくなっている。ニコラス・マドゥロ体制の命を受けたインテリジェンス機関による拘束で、議会で多数を占める議会は、明らかな弾圧だと反発し、解放を要求した。

■レケセンス氏、家族と面会 RunRunの記事
野党議員のフアン・レケセンス氏は、家族と面会できたという。同氏はテロ関与を一方的に指摘され、昨年8月から拘束されている。今月には裁判が行われたが、非公開であるため内容は分かっていない。家族や弁護士との接見が制限されていたが、クリスマスイブの24日に面会が認められたという。

■給油、20時間待ち NTN24の記事
カラカスではガソリンを給油するのに、20時間は待つ必要があるという。産油国のベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政によるメンテ不足で、産油体制が維持できていない。国内の大半の他地域で今、再びガソリン不足、涸渇が生じている状態で、クリスマス時期を通してこの状態が続いたという。

■経済ドル化が進む El Comercioの記事
このクリスマス、国内では経済の「米ドル化」の進展がさらに色濃くなったという。経済失政による物資不足やハイパーインフレが続く中、商業主や国民は、より信頼できる通貨として米ドルを今、国内で広く使用している。こうした状況下でも一応のクリスマス商戦はあったが、支払いの多くは米ドルが占めた実態だった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、エネルギー改革 Télamの記事
パラグアイでは26日から、アルゼンチン国境のヤシレタダムの電力を、すべて使用できるようになった。このダムの発電の50%が国内に割り当てられているが、送電網などの不備で6.3%しか活用できていなかった。三菱商事などによる9か月の工事が完了し、アスンシオンなどに送電できるようになったものだ。この工事には1千万ドルが投じられている。

■パラグアイ、成長0.2% Ñandutiの記事
パラグアイの今年の経済成長は、0.0~0.2%にとどまる見通しだという。エコノミストが分析した数字を示したものだ。主要輸出品である農産物や畜産品が、気候条件などから今年、落ち込んだことが響いたという。しかしこうした気候条件が改善すれば、2020年の経済はより上向く見通しであるとも示している。

■ブケレ、養父になる RTの記事
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は「養父になる」とツイッターで宣言した。この24日、サンサルバドル近郊のイロパンゴで、生まれたばかりの女児が捨て子として保護された。同大統領はこの事実に心を痛め、この女児の養育にかかる費用を自身が負担するとしたものだ。またこの女児を育ててくれる家庭などを探すことも明らかにした。

■ハイチの奴隷労働調査へ El Universoの記事
国連は、ハイチでの奴隷労働の実態調査を行なう。同国では、とくに若い世代が奴隷労働に従事去られるケースが多く、また女性が売春をさられることも少なくない。国内の経済疲弊で就労機会が限られる中、こうした陥穽にはまる労働者の実態について、国連が明らかにする方針を示した。

■ホンジュラス、殺人増 La Prensaの記事
ホンジュラスでの殺人件数は今年、また増加している。1月から12月22日までに国内で起きた殺人件数は3920件と、前年同期よりも254件多い。国内では犯罪組織マラの構成員パンディージャの暗躍で殺人などの重大犯罪が多く、人口当たりの殺人発生率は世界でもっとも高い水準にあることが指摘されている。

■ブラジル、カカオ再生 El Universoの記事
ブラジルではカカオ生産の再生が試みられている。同国では1986年には45万8700トンの生産があり、世界2だった。しかし2018年にはこの生産量は25万5184トンまて下がり、7位となっている。しかしカカオの世界的需要の高さに加え、国内のチョコレート生産者からの要望もあり、再生の動きに至っている。

■ボラリス機で爆弾騒ぎ Infobaeの記事
メキシコのボラリスの旅客機で、爆弾騒ぎがあった。25日18時30分、メキシコシティの空港からチアパス州のトゥストラ・グティエレスに便が飛び立った。しかしその後、この便に爆発物があるとの連絡があり、引き返し緊急着陸したものだ。この機内から不審物などは見つからず、悪質ないたずらとみられている。

■アスンシオン空港、新滑走路へ ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港の滑走路が、新設される。リノベーションの計画が明らかになったものだ。現行滑走路の隣接地に、同じ長さの滑走路を新設するものだ。横幅は現行の23メートルから、ほぼ倍の45メートルとなる。この空港の滑走路はこの12日で、50年となった。

2019.12.26

【ボリビア】

■アニェス、クリスマスメッセージ Correo del Surの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は24日夜、クリスマスのメッセージを出した。10月20日の「不正選挙」以降、国内では暴力や個人主義、イデオロギー対立による政治二極化が生じたことを「よくないこと」と一蹴し、新しい年に「よりよいもの」を作り上げようと国民によびかけた。同政権は5月3日にやり直し総選挙を行なう方針だ。

■モラレス氏、在留邦人らと祝う Télamの記事
アルゼンチンで亡命生活を送るエボ・モラレス氏は、現地在留邦人らとクリスマスを祝った。同氏はツイッターを通じ、「親愛なるボリビアの家族」に対し、クリスマスを祝うメッセージも送っている。同氏は同国からモラレス派であるMASの選挙指揮をとる方針を示している。

■モラレス氏「米国によるクーデター」 News Frontの記事
エボ・モラレス氏は、政権交代は米国政府の企図によるクーデターだと断じた。国外メディアの取材に答え語ったものだ。11月10日に辞任したが、米国がボリビア国内のリチウム資源を手に入れようと、この糸を引いたと断じたものだ。一方、直近の世論調査では、ボリビア国民の70%は今回の事態をクーデターとは見ていない。

■前オルーロ知事、国際手配か ATBの記事
オルーロの検察は、前知事のビクトル・ウゴ・バスケス氏について、国際手配する可能性を示した。同氏はエボ・モラレス氏辞任後の「辞任ドミノ」の中で知事を退いたが、職権濫用や汚職の容疑などが持ち上がっている。現在同氏はメキシコ国内に身を寄せているとみられ、検察は国際手配の可能性を示した。

■MAS、また分裂か El Díaの記事
モラレス派である政党MASが、また分裂しそうだ。このMASの一部に組み込まれてきた農村部教員の団体が、モラレス氏が滞在するアルゼンチン訪問を否定したものだ。この団体はモラレス氏、そしてMASとの関係性そのものを再考する可能性を示している。モラレス氏亡命以降、MASの分裂の動きも起きている。

■選挙法廷、動く Página Sieteの記事
選挙法廷のトップとなったサルバドール・ロメロ氏は、27日にもラパス県の組織との意見交換に臨む方針を示した。10月20日の総選挙で、選挙法廷による不正が明らかになり、ヘアニネ・アニェス暫定政権は全人事の刷新を図っている。1月2日にメンバーが固まる予定だが、それを前に地方部会との調整を開始する方針を示した。

■経済成長、2.5%止まりか El Díaの記事
ボリビアの今年の経済成長が、2.0~2.5%止まりとなる見通しだ。通商機構(IBCE)が見方を示したものだ。エボ・モラレス前政権は4%台の成長を見込んでいたが、10月下旬からの政局混乱、社会闘争に加え、米中間の貿易摩擦などの影響で、これを下方修正せざるを得ないという。

■パルミート、スペインにシフト Los Tiemposの記事
コチャバンバ県産パルミート(ヤシの新芽)の輸出が、スペインにシフトしている。同県産のパルミートの大半はアルゼンチンに輸出されていたが、経済問題による輸入の減少が顕著に起きていた。この分が今、スペインへの輸出に回されている状態で、生産者団体も来年にかけ、スペイン向けでこの落ち込みをカバーできる見通しであることを明らかにした。

■パネトン、50万個販売 El Díaの記事
「La Suprema」のブランドのパネトン(パネットーネ)は今期、国内で50万個を販売したという。スポンジケーキのパネトンは、国内ではクリスマス時期に広く消費される。同ブランドを展開する企業は、販促で品質の高さなどをアピールし、多くの消費者に選ばれた、と発表した。

■サンタクルス、デング警戒 El Díaの記事
サンタクルス県の保健局は、デングへの警戒を呼びかけた。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内ではこれから本格化する雨季に、感染のピークを迎える。同局によると県内では、この感染症が早くも増加傾向にあり、注意が必要とした。現時点で同県内で確認された感染数は545件となっている。


【ペルー】

■労災後一年は監督期間 Gestionの記事
重大な労働災害が起きた場合、その事業場は1年間、行政による監督を受けるという。リマ、プエブロ・リブレのマクドナルドの店舗で、アルバイト店員2人が感電死する事故が起きた。マルティン・ビスカラ大統領もこの件に憂慮を示したが、労働、保健の監督機関が事故後1年、このような措置をとることを明らかにした。

■リマ空港に高い関心 El Comercioの記事
今、世界各国の建設会社が、リマのホルヘ・チャベス空港に注目しているという。メキシコシティの新空港建設計画が現政権により凍結されたことを受け、リマ空港の拡張計画への参入に関心を示す企業が続出しているものだ。リマ空港では、第二滑走路と第二ターミナルの建設計画が、間もなく具体化する予定だ。


【チリ】

■バルパライソで大火災 BBCの記事
バルパライソで、住宅130棟を焼く大火災が起きた。ロクアント山、サンロケ山で発生した林野火災が燃え広がったものだ。これらの家々に住む住民は全員避難しており、人的な被害は避けられたとみられる。住宅省は、焼け出された200世帯への具体的支援を検討している。

■検察、大火災の捜査開始 BioBio Chileの記事
検察は、バルパライソの大火災の捜査を開始した。森林火災の広がりで住宅など130棟が焼失したものだ。現時点で、火災の発生原因などは特定されておらず、この特定や責任の追及を図る姿勢だ。被害を受けた建物のほとんどは全焼で、被害総額は相当にのぼるとみられる。

■アルゼンチン大統領に抗議も BioBio Chileの記事
政府与党などが、アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領に抗議する動きを見せている。同大統領が、チリ国内でベネズエラ国民が「迫害を受けている」と発言した。この10日に就任した左派の同大統領は、ニコラス・マドゥロ体制を擁護するかのような発言をしている。

■コンセプシオン、商戦不振 BioBio Chileの記事
コンセプシオンでは、クリスマス商戦は不振だったという。商業界の団体が指摘したもので、昨年同期に比して50%も売り上げを落とした店もあるという。10月18日からの社会闘争の長期化に加え、路上などで場所代や税金を払わずに営業する露天商の急増が、影響したと指摘している。


【アルゼンチン】

■エル・パロマール閉鎖要求 Diario26の記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港の閉鎖を求める要求が出された。地域住民らが、騒音などを理由に裁判所に申し立てたものだ。軍用空港だった同空港は昨年2月から旅客に転用され、今はLCC2社の拠点となっている。司法はこの空港の、夜間の使用を差し止める判断をしたばかりでもある。

■トゥクマン、病院で騒ぎ Infobaeの記事
トゥクマン市内のパディーリャ病院で25日、騒ぎが起きた。朝6時頃、頭部の負傷者と付き添った家族、友人らが診療を求めてこの病院を訪れた。しかし診療時間外であったことに腹を立て、警備員らに暴力をふるうなどし、暴れたという。結局数人が、警察に拘束される事態となった。

■フェルナンデス、闘争化を懸念 Sin Mordazaの記事
アルベルト・フェルナンデス大統領は、社会闘争化への懸念を表した。メンドサで、鉱山の禁止物質の見直しが進められている。この中で、シアン(青酸)化合物の解禁が含まれ、市民らがこれに反対する大規模抗議行動をとった。フェルナンデス大統領はこの事態がこじれ、闘争化することを懸念した。

■豚肉生産、1.8%増 Télamの記事
国内での1~10月の豚肉生産は、前年同期比で1.8%増えたという。アルゼンチンと言えば牛肉だが、近年は豚肉の生産も拡大傾向にある。コンサルタント企業によると、この期に生産された豚肉は526.2トンとなった。一方でこの期の国内消費は0.2%の増加にとどまり、輸出が拡大したことになる。

■中小商店、販売3%減 Télamの記事
大型店、チェーン店などを除く中小商店の、このクリスマス商戦での販売は、前年同期比で3%のマイナスとなったという。中小企業団体が明らかにしたものだ。店頭での販売は3.5%の減少だが、一方でネット販売などが1.5%増加し、この減少幅となった。国内では経済先行きへの不安感が強まっている。

■花火による負傷、30人 Cadena3の記事
クリスマスイブの24日から25日にかけ、ブエノスアイレスでは花火の事故で、30人が負傷した。この時期、花火を楽しむ人が多いが、粗悪品による事故や、誤った使い方による事故が多発する。国内では事故防止や、花火の音に犬などのペットが怯えるなどの理由から、この販売使用を禁止する動きも起きている。


【エクアドル】

■油の回収、続く El Comercioの記事
ガラパゴス諸島のサンクリストーバル島では、油の回収作業が続く。港湾でクレーン車が倒れて海に転落し、この事故でボート一艘も転覆した。この際、大量の油が海に流出したもので、ガラパゴス国立公園や海軍などがオイルフェンスなどを使用し、回収作業を続けている。

■キト郊外でバス事故 El Comercioの記事
キトの東で、バス事故が起きた。アロアグとサント・ドミンゴ、コノコトを結ぶ道路で24日午後、地域交通のバスとワゴン車が衝突したものだ。この事故で1人が死亡し、12人が負傷している。この事故で、キトとバジェを結ぶ道路区間は一時、不通となった。


【コロンビア】

■ELN、2人を解放 Télamの記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)は、チョコ県で誘拐していた2人を解放した。解放されたのは商店主らで、それぞれ8か月、15か月間にわたり拘束されていた。ELN側はこの解放を「クリスマスプレゼント」と位置づけている。この組織はこの1月、ボゴタで大規模テロを起こし、イバン・ドゥケ政権は和平交渉を凍結している。

■AA、LCC型運賃導入 Caribbean Newsの記事
アメリカン航空が、コロンビア路線においてLCC型運賃を導入した。同社は国内にはボゴタやメデジン、バランキージャなどに乗り入れているが、ウェブサイトを通じ「エコノコミア・バシカ」クラスのLCC型運賃での販売を開始した。同社はLATAM航空とのパートナーシップを失い、ラテンアメリカ戦略の見直しを迫られている。


【ベネズエラ】

■カロ氏逮捕の事例「緊急事態」 NTN24の記事
米州機構(OEA)の人権機関CIDHは、野党議員ヒルベル・カロ氏が先週、逮捕されたことについて「緊急事態」と位置づけた。ニコラス・マドゥロ体制の命を受けインテリジェンス機関が高速たものだが、CIDHは弾圧による人権侵害の可能性が高いと結論づけた。逮捕以降、家族や弁護士とカロ氏は接触できていない。

■造反軍人ら、鬱屈状態 La Repúblicaの記事
ニコラス・マドゥロ体制に忠誠を誓う軍に造反し、フアン・グアイド暫定政権を支持した軍人や兵らは今、鬱屈した状態にあるという。グアイド氏側は積極的造反を呼びかけ、こうした軍人や兵らはコロンビアに身を寄せている。しかしこうした軍人、兵らはあたかも受刑者のような扱いを受けているという。

■クリスマス解放、なし El Pitazoの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は「クリスマス解放」の約束を守らなかった、と野党側が指摘した。政治犯として拘束している者らの解放が合意されていたが、履行されなかったという。この中には野党議員のフアン・レケセンス氏などが含まれる。一方先週には、新たに野党議員のヒルベル・カロ氏が拘束されている。

■クリスマスの晩餐は不可能 Contexto Tucumánの記事
国内ではこのクリスマスも、伝統料理で祝うことは不可能だった。ニコラス・マドゥロ体制による経済失政による物資不足とハイパーインフレで、アヤカやパン・デ・ハモンなど、伝統的に食べられる料理を準備することは、一般市民にはもうできないこととなっている。ロシアから食肉供給がなされたが、価格の高さから市民は手が出なかった。

■移民たちのクリスマス Perú21の記事
多くのベネズエラ難民は、その移民先でクリスマスを楽しんだ。多くの難民が身を寄せるペルー、リマではアヤカやパン・デ・ハモンなどを準備する人が多く、このような食材が移民向けに広く売られたという。こうした需要は、リマの商業界にとっても新たな商機となった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボウソナロ、記憶障害も El Carabobeñoの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、記憶障害も経験したという。電話取材に答え明らかにしたものだ。同大統領はブラジリアの公邸のバスルームで倒れ、軍病院に緊急搬送される事態が生じた。診察した医師は、休養が必要と判断し一晩をこの病院で過ごし、翌日から公務に復帰した。この倒れた際の記憶が、欠落しているという。

■ボウソナロ「汚職のない一年」 Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領はクリスマスのメッセージで、「汚職のない一年」を祝った。この1月に就任した同大統領とその政権では、この一年間、汚職疑惑などの報道がなかったことを受けたものだ。一方、リオデジャネイロの地方議員である長男に、マネーロンダリング疑惑が今、浮上している。

■アルマグロ、キューバ受刑者に「同情」 El Paísの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、キューバの受刑者に対し同情の意を示した。同氏は、キューバの共産党体制のもとで収監されているすべての受刑者に、連帯の意を示したものだ。OEAの人権機関であるCIDHは、同国の人権状況に重大な問題があると指摘している。

■ニカラグア野党「自由を」 Andinaの記事
ニカラグアの野党は、ダニエル・オルテガ政権に対し「自由」を要求した。同国では昨年4月から反政府行動が激化したが、オルテガ政権は力づくでこうした動きを排除し、弾圧姿勢を強めている。野党は、クリスマスを祝うオルテガ大統領のコメントに対し、自由を訴えた。

■サンティアゴ・デ・クーバで浸水 On Cuba Newsの記事
キューバ、サンティアゴ・デ・クーバ市街地の一部が、完全に水に浸かった。24日午後から冬の寒気が同国一帯にさしかかり、国内各地で強い雨が降ったという。同市内では4時間に170ミリもの雨が降り、浸水が起きた。また首都ハバナでもこの雨で、一部で冠水の被害が報告されている。

■プエブラ空港、灰の影響 Milenioの記事
メキシコ、プエブラの空港が、灰の影響を受けたという。ポポカテペトル火山からの火山灰がこの一帯に降った影響で、同空港に到着する予定だった4便が25日、別の空港に降り立った。影響を受けた朝7時から10時までの時間帯だけで、348人の利用者に影響が広がったという。

■パラグアイ、物流に安堵 ABC Colorの記事
パラグアイの物流業界に、安堵感が広がっている。同国を流れる大河パラグアイ川は、上流部の雨の不足などから異常な水位低下が生じていた。このため大型の船が航行できず、物流に影響が広がっていたものだ。しかしここにきて水位が回復し、水運は通常の体制に戻っている。

■コスタリカ、医薬品密輸摘発 100% Noticiasの記事
コスタリカで、大量の医薬品の密輸が摘発された。ニカラグア国境近くで、同国から持ち込まれたとみられる医薬品7571パッケージが押収されたものだ。ウパラから首都サンホセに向かっていた車輛内から見つかったもので、組織的な密輸が行なわれていた可能性が高いとみられている。

■パナマ、デング4066件 TVN2の記事
パナマ国内で今年確認されたデング感染件数は、4066件となったという。同国保健省が明らかにした数字だ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内では年間を通じて感染リスクがある。内訳は北部が955件、コロンが835件、西部が490件だ。このうち11件が、出血熱などの重症化の事例だった。

2019.12.25

【ボリビア】

■アニェス、和平と団結 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領はクリスマスイブの24日、国内和平と国民の団結を呼びかけた。サンタクルスを訪れ、こども向けのクリスマスイベントに参加し語ったものだ。11月12日に暫定大統領となった同氏は、公正選挙の成功を第一義に掲げ、5月の投票実施に向けた準備を進めている。

■モラレス氏「間もなく戻る」 Los Tiemposの記事
アルゼンチンで亡命生活を送るエボ・モラレス氏は、間もなく国内に戻ると断じた。前副大統領のアルバロ・ガルシア・リネーラ氏ともにメッセージを送ったものだ。この中で「クーデター発生」をあらためて批判し、アニェス政権は不当と断じた。同氏に対しては、暴動企図とテロの容疑で、国内では逮捕状が出ている。

■モラレス氏、1月15日までに候補選定 El Díaの記事
エボ・モラレス氏は、1月15日までに来るやり直し大統領選の候補者を選ぶと断じた。同氏が率いるMASからは、元外相のダビド・チョケワンカ氏やコカ葉農家団体指導者のアンドロニコ・ロドリゲス氏らを推す声がある。この日までに、政権奪取のための体制を整えると同氏は語った。

■警官増員は対キンタナ氏のため El Díaの記事
政府は、メキシコ政府からの告発に対し「キンタナ氏のため」と回答した。エボ・モラレス氏辞任直後、ラパスのメキシコ大使館を警官隊が取り囲む事態が生じ、ウィーン条約に違反するとの訴えがあった。政府側はこれに対し、同大使館に逃げ込んだとみられる前大臣のフアン・ラモン・キンタナ氏の身柄確保のためだったと語った。

■アニェス、娘を登用 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、大統領府内の役職に、長女のリベラ・アニェス氏を登用した。政令4117号を出し、この人事を発表したものだ。この大統領府内の人事決定は、大統領の専権事項となっている。この「身内登用」に対し、モラレス派であるMASは早速、批判の声を上げた。

■エバ・コパ氏も候補者 El Díaの記事
モラレス派であるMASから、次期大統領選に上院議長のエバ・コパ氏を推す声がある。憲法規定にともないヘアニネ・アニェス氏が議長から暫定大統領にとなったことから、同氏は議長となった。しかし求心力が弱いなどとして、更迭を求める声がある。しかし同時に、候補者として同氏を推す声もあるという。

■スーペルプマ、不運用 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス政権下で導入されたヘリコプター「スーペルプマ」は、運用されない状態が続いていたという。政府側が明らかにしたものだ。この機材は6機、国内に配備され、対薬物で運用されるはずだった。しかし現在、動いているのは1機のみで、残りはブラジル国内で「修理」と称して置かれた状態だという。

■大量のスポーツ用品「備蓄」か El Díaの記事
エボ・モラレス氏が、大量のスポーツ用品などを「備蓄」していたという。スポーツ省のミルトン・ナバロ大臣が明らかにしたものだ。スポーツウェアなど4005点と、ネーム入りのメダルなどが大量に保管されていたことが明らかになったという。モラレス氏は無類のフットボール好きとして知られていた。

■アレナウイルス、2件の疑い Página Sieteの記事
ラパスの保健局は、新たにアレナウイルス感染が疑われる事例が2件、あることを明らかにした。疑われているのはチャパレ種のウイルスだ。感染するとボリビア出血熱を起こすおそれがあり、発症すると対症療法しかとりようがない。今年6月から7月、4人がこのウイルスに感染し、3人が死亡した。

■オルーロ、ロットワイラー禍 El Díaの記事
オルーロで、ロットワイラーが39歳の男性を襲った。保健局によるとこの事故が起きたのは市内南部のイトス地区で、男性は顔などを噛まれ重傷だという。ロットワイラーは獰猛な性質で知られ、国内では人を襲う事故が頻発している。こうした危険犬種については、チップ埋め込みなどの義務化などがなされている。


【ペルー】

■マチュピチュ列車、落石の影響 Andinaの記事
オリャンタイタンボとマチュピチュを結ぶ列車が24日、落石の影響を受けた。アグアス・カリエンテスから109キロの地点でこの事態が生じ、岩石が鉄路を塞いだ。このため一時運転が見合され、その後再開されたものの運転に遅れが生じている。落石の直前、一帯では雨が降っていたという。

■マクド、一部再開 Gestionの記事
24日、国内の一部のマクドナルド店舗は、営業を再開した。リマのプエブロ・リブレにある店舗で、18歳と19歳のアルバイト店員が感電死する事故が起きた。フランチャイズ展開会社が、全店舗での安全確認を行なうとして営業を休止していた。当初閉鎖は2日間としていたが、結局一週間以上休止という異常事態となった。

■キンブリ川が氾濫 El Comercioの記事
クスコ県ラ・コンベンシオン郡を流れるキンブリ川が氾濫した。大雨の影響でこの川が一気に増水し、溢れたという。キンブリのイラピラティ付近で、住宅などの浸水被害が生じているが、人や建物への被害報告はない。同県を含むシエラ(アンデス)の広い範囲は、これから雨季が本格化する。

■クスコ県でバス事故 Correo Perúの記事
クスコ県でバス事故が起きた。24日朝5時頃、この事故が起きたのはカンチス郡のカンパナヨックの道路だ。地域交通の「Ttitos」社のバスが衝突事故を起こし、乗客の42歳男性と72歳男性の2人が死亡し、20人が負傷した。現在警察が、事故原因などの調べを進めている。


【チリ】

■バルパライソで火災 BioBio Chileの記事
バルパライソで大きな火災が生じている。市内のロカウント山付近で起きている火災が今も続いているもので、行政側は地域の80棟の住宅が被害、影響を受けているとした。今も消火活動が続いているが、水不足などから難航した状態にある。またこの火災で、同地域を中心に9万世帯で停電が発生している。

■最高裁、放水への判断 BioBio Chileの記事
最高裁が、放水についての判断を示す。10月18日からの社会闘争の鎮圧行動で、警察は放水を行なった。この水の中に化学物質が混ぜられていた疑惑が高まり、事実火傷を負ったり、アレルギーを起こしたりなどの被害が報告されている。各地行政がこうした物質添加の禁止を判断したが、最高裁がこの判断に向け情報を集め始めた。


【アルゼンチン】

■エル・パロマール、再訴訟 Infocieloの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港を巡る、新たな訴訟が起こされた。地域の住民らが、この空港の旅客利用化で環境上の大きな被害を受けたとして、訴えを起こしたものだ。軍用空港だったこの空港はマクリ前政権下で旅客に転用され、今はLCC2社の拠点となっている。

■サンティアゴで地震 Ambitoの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で24日13時43分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は州都の北東128キロのエル・オヨ付近で、震源の強さはマグニチュード6.1、深さは590キロだ。震源が深かったため地表の揺れは大きくなく、被害報告はない。揺れは同州だけでなく、トゥクマン、コルドバ、カタマルカ州でも感じた。

■ほかの旅行者も標的か Clarín.comの記事
ブエノスアイレスではほかの旅行者も、標的となっていた可能性がある。プエルト・マデーロのホテル前で14日、英国人観光客が殺害された。後の捜査で、ベネズエラ人強盗団が空港から観光客を追いかけ、犯行に及んでいたことが明らかになった。この強盗団が、パレルモのホテルでも同様の犯行を行なっていた可能性が浮上している。

■バリロチェ、パパ・ノエル逮捕 Minuto Neuquénの記事
バリロチェで、パパ・ノエル(サンタクロース)の恰好をした72歳の男が逮捕された。市内でこの男は、3歳の女児を連れ去ろうとした容疑がかけられている。母親が異変に気づき、パトロール中警官がこの男を取り押さえた。現場はクリスマスの買い物客で賑わう街角だった。

■少年クラブ内の殺人 La Nacionの記事
フットボールの少年クラブ内で、殺人事件が起きた。コルドバのラ・クンブレが試合に勝利した後に集まりの場があったが、15歳の少年が同チームの14歳の少年の胸部を殴り、殴られた少年が死亡したものだ。言い争いが激化して、この事態に至ったという。

■旅行、やはり国内シフトか Télamの記事
アルゼンチン国民の旅行先が、やはり国内にシフトしているとみられる。この夏、海の観光地マル・デル・プラタのホテル予約が、昨年の同時期を50%上回っているという。国内経済の先行きの不透明感に加え、アルベルト・フェルナンデス政権が「ツーリスト・ドル」制度を導入した影響で、行き先の国内シフトが進んだことが背景にあるとみられる。


【エクアドル】

■難民の子へのクリスマス El Comercioの記事
キトでは、ベネズエラ難民のこども向けの、クリスマスが祝われた。同国の経済問題から多くの国民が国外に流出し、エクアドル国内でも難民生活を続ける人が多い。こうした難民のこどもたちのために、パーティを開き、プレゼントが用意されるイベントが開催されたものだ。


【コロンビア】

■メタ県で強い地震 Caracol Radioの記事
メタ県で24日14時5分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はレハニアス付近で、震源の強さはマグニチュード6.2、深さは30キロだ。同県だけでなく首都ボゴタや第二の都市メデジンなどでも強い揺れを感じたが、被害報告は入っていない。14時20分には、余震とみられるM5.7の地震も起きている。

■ボゴタ空港、一時休止 Pulzoの記事
ボゴタのエルドラード空港は24日、運用が一時見合された。14時5分にメタ県で発生したM6.2の強い地震の影響で、この措置がとられたものだ。この揺れを受け、ターミナル内から一部の人は避難する事態となったが、負傷者などは出ていない。その後施設の安全性が確認され、発着は平常化した。

■ベネズエラ難民、163万人 Caracol Radioの記事
国内に身を寄せるベネズエラ難民の数は、163万903人に達したという。移民局が明らかにした数字だ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による困窮を逃れ、多くのベネズエラ国民が国内に流入し、難民化している。このうち56%を占める91万1714人は、いわゆる違法入国、違法滞在の状態にある。

■クルスさんを悼む行進 Télamの記事
ボゴタでは25日、ディラン・クルスさんを悼む行進が行われる。社会闘争が激化した11月25日、市内のデモ現場で警官が放った銃弾で、18歳だったクルスさんが死亡した。今回の闘争による唯一の犠牲者を悼むため、この日から1か月となるこの日、市内で追悼行進が行われるという。

■カルタヘナ、白タクの増加 Caracol Radioの記事
観光都市カルタヘナでは、いわゆる「白タク」が増加し、客引きが横行しているという。市の交通局が懸念を示したものだ。無許可営業のこうした車輛にからむトラブルも増加しており、また乗客の安全が担保される保証もない。クリスマスから年末年始、ターミナルなどに到着する観光客や帰省客が多く、歯止めがかからないという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、買収工作 MunDiarioの記事
ニコラス・マドゥロ体制が、野党議員の買収工作を進めている。議会は野党が多数を占めるが、その議員らを買収して、フアン・グアイド氏の議長再選を阻止しようとしているものだ。グアイド氏はマドゥロ政権が失効したことからこの1月に暫定政権を立ち上げているが、マドゥロ体制は妨害行動に出ている。

■ルーマニア、グアイド承認 El Carabobeñoの記事
ルーマニア政府が、フアン・グアイド暫定政権を承認した。同国のクラウス・ヨハニス大統領が表明したものだ。この中で同大統領は、ベネズエラの民主主義を守る必要があると、この支持表明の理由を述べた。1月に発足したグアイド暫定政権については、世界のおよそ60の国が承認している。

■カロ氏、接触できず El Sigloの記事
野党議員のヒルベル・カロ氏に、家族や弁護士も接触できていないという。同氏は先週、カラカス市内で突然、インテリジェンスに拘束を受けた。フアン・グアイド暫定大統領や野党は、ニコラス・マドゥロ体制からの弾圧と指摘し、即時解放を求めているが、マドゥロ体制側は一切の説明すらしていない。

■インディヘナ反乱、ドゥケの仕業 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、ボリバール州で起きたインディヘナ(先住民)の反乱が、コロンビアのイバン・ドゥケ政権の仕業であると断じた。この反乱により軍や警察が襲われ、1人が死亡し略奪が行なわれたものだ。同体制は、ドゥケ政権や米国が、国内の混乱を狙ってこの事態を仕かけたと断じた。

■国境で爆発物押収 El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、コロンビア国境で40キロもの爆発物を摘発、押収したと発表した。軍側がタチラ州内でこの摘発をしたものだ。同体制はこれらの爆発物が、コロンビア軍が使用しているものに近いとしている。マドゥロ体制は、コロンビアが国内に侵攻する可能性があると繰り返している。

■ガソリン涸渇、全土に El Nacionalの記事
ガソリンの不足、涸渇は国内全土に拡大している。産油国のベネズエラだが、経済問題から産油体制が維持できず、不足や涸渇が繰り返されている。現在再び涸渇が広がっており、各地で給油を待つ長い車列が途切れない状態だ。正常化の見通しはまったく立っていない。

■バレラで事故 El Carabobeñoの記事
トルヒーリョ州のバレラで大きな事故が起きた。23日、市内を走行していたバスがコントロールを失い、小型トラックとタクシーに次々と衝突したものだ。この事故で1人が死亡し、8人が負傷している。バスの運転手はブレーキが利かなくなったと証言しており、メンテナンス不足から起きた事故とみられる。

■メトロ2号、また止まる 2001の記事
カラカスのメトロ2号線が、また止まった。24日、この路線のソオロヒコ(動物園)駅とラス・アドフンタス駅の間でトラブルがあり、この区間の運転ができなくなった。このためこの日、同区間は終日運休となっている。メトロは経済問題からメンテナンスが行き届かずトラブルが相次いでいる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボウソナロ、一時入院 News24の記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、一時入院した。ブラジリアの公邸のバスルームで倒れ、同市内の軍病院に搬送された。診断した医師は、休息が必要と判断し、一晩この病院に入院した。その後24日朝、同病院を退院し、公務に戻ったという。同大統領は選挙戦中の昨年、刃物で刺され重傷を負ったことがある。

■アブド、団結呼びかけ ABC Colorの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は、国民に対し団結を呼びかけた。クリスマスイブの24日、国民向けにメッセージを出したものだ。妻のシルバナ・ロペス・モレイラ氏とともにラフな服装で映像を通し、国民の幸せ、喜びを祈るとともに団結を呼びかけた。

■パナマ、憲法改正凍結 RTの記事
パナマのラウレンティノ・コルティソ大統領は、憲法改正を凍結することを明らかにした。同政権は発足直後この姿勢を示し、護憲派からの強い反発を受けていた。同大統領は、この改正に向けたコンセンサスが得られないことを理由に、この改正の姿勢を取り下げることを23日、明らかにした。

■ホンジュラス、マラを非難 France24の記事
ホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス政権は、「マラ」と呼ばれる組織犯罪を非難した。国内では20日と22日に、受刑施設内での事件が相次ぎ、合わせて36人が命を落とした。同政権は、この事態は「マラ・サルバトルーチャ」(MS-13)の指揮によるものと断じ、非難した。国内の受刑施設の環境の悪さが、一因と指摘する声もある。

■レシフェで土砂災害 El Universoの記事
ブラジル北東のレシフェで、土砂災害が発生した。24日朝、市内北部のドス・ウニードス地区で土砂崩れが発生し、住宅2棟が飲み込まれた。これまでに7人の死亡が確認されているが、いずれも被害を受けた建物の住民とみられる。この一帯では大雨が降るなどの事態はなく、突然生じた災害となった。

■メキシコ、4万7千人の難民 Aporreaの記事
メキシコ国内に身を寄せるベネズエラ難民の数は、4万7千人だという。同国政府側が明らかにした数字だ。同国からの難民に発給されたビザの数は8万6千件で、このうちの多くは第三国に出国している。同国からの難民はカンペチェ、キンタナ・ロー、タバスコ、ユカタン州など南部に集中している。

■空への発砲は控えて ABC Colorの記事
パラグアイ当局は、国内に「空への発砲」を控えるよう呼びかけている。クリスマスイブからクリスマスにかけ、こうした行為が国内で相次ぐという。この流れ弾に当たり負傷する人などが生じることもあり、当局側はこうした行為をやめるよう呼びかけた。2012年には、この行為で死者も出ている。

■パナマ観光、10%増 Expresoの記事
パナマの観光は今年、10%の成長だったという。観光プロモーション基金が明らかにした数字だ。国内では今年1月にユース大会があり、さらに国交を結んだ中国からの観光客の到来が増加した。同基金は、さらなる観光客誘客に向け、今後も世界各国の機関、旅行関係業界にはたらきかけを強める方針だ。

■メトロ、犬で止まる Mi Diarioの記事
パナマシティのメトロ(電車)2号線は、犬が理由で運転が止まった。24日、同路線のシンクエンテナリオ駅とビジャ・ルクレ駅の間の軌道に、一匹の犬がいることが分かり、運転が見合されたものだ。その後この犬は救助され、運転は再開した。この運転差し止めに、苦情などはほとんどなかったという。

■捨て犬などに警鐘 ABC Colorの記事
パラグアイの動物愛護団体が、捨て犬などに警鐘を鳴らした。ペットを軽々しく捨てる行為が、国内で横行していると同団体のフランセスカ・クロサ氏が指摘したものだ。この団体の施設前に、ペットが放置されるケースが、大きく増えているという。

2019.12.24

【ボリビア】

■アニェス、Celac脱退か Télamの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、中南米カリブ海諸国共同体(Celac)の脱退を検討していることを明らかにした。カレン・ロンガリック外相が23日、明らかにしたものだ。議長国であるボリビアを無視しメキシコが1月8日にサミットを開催することを批判し、この検討に入ったという。アニェス大統領はこのサミットは当然、欠席するとした。

■メキシコ、圧力を告発 Página Sieteの記事
メキシコ政府が、ボリビアで受けた「圧力」を告発した。在ラパスの大使館が11月11日、過剰な数の兵やインテリジェンスに包囲される事態が起きたとしたものだ。辞任したエボ・モラレス氏の亡命受け入れを表明したことによる事態だ。この状況は、大使館の扱いなどを定めたウィーン条約に違反すると断じた。

■対アルゼンチン「デリケート」 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、アルゼンチンとの関係が「デリケート」な状態にあるとした。エボ・モラレス氏に同国のアルベルト・フェルナンデス政権が肩入れし、アニェス政権を国連に人権侵害で訴える議決を議会が行なっている。アニェス政権はアルゼンチン政府への直接的批判は避けたが、尋常ではない状態と表した。

■リマ・グループ、ボリビアを歓迎 El Díaの記事
リマ・グループは、ボリビアを歓迎した。ベネズエラのニコラス・マドゥロ体制へ批判的な国々で形成されるこのグループに、ボリビアは先週、参加表明した。体制が転換し、ヘアニネ・アニェス暫定政権はフアン・グアイド暫定政権を承認しており、リマ・グループ各国と足並みを揃えていた。

■チョケワンカ氏、出馬の意向 El Díaの記事
エボ・モラレス政権下で長く外相を務めたダビド・チョケワンカ氏が、やり直し大統領選への出馬の意向を示した。インディヘナ(先住民)団体などからの支持を受け、決断したとみられる。一方基盤であるはずのモラレス派、MASからはコカ葉農家団体指導者のアンドロニコ氏の出馬が有力となっている。

■MASメンバーら、除外の可能性 El Díaの記事
新たに選挙法廷判事トップとなるサルバドール・ロメロ氏は、モラレス派であるMASの一部について、出馬資格を剥奪する可能性を示した。5月3日にやり直し総選挙が行われるが、モラレス「独裁」体制下で恩恵を受けたMASの一部について、この選挙から除外する手続きを取る可能性を示したものだ。

■アンドロニコ氏、明言せず Los Tiemposの記事
コチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家指導者、アンドロニコ・ロドリゲス氏は、出馬を明言しなかった。記者の取材に答えたが、「出馬の是非はどうあれ、自身が最終的に目指すのは政治ではない」と述べたものだ。同氏についてはモラレス派のMASが擁立に動いているが、30歳と若く、モラレス氏も難色を示している。

■11年ぶりにポルベニルに帰還 Los Tiemposの記事
パンド県の元知事、レオポルド・フェルナンデス氏が11年ぶりに、同県のポルベニルに帰還した。2008年にこの地で騒動があり、同氏はその責任を問われて拘束され起訴された。政権交代を受けようやく釈放されたもので、ポルベニルに戻った同氏を多くの市民が歓迎し迎え入れた。

■ミ・テレフェリコ前会長に捜査 El Díaの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)を運営するミ・テレフェリコの前会長、セサル・ドックウェイレル氏への司直の捜査が入る。同氏は、モラレス派であるMASから、資金的な供与を受けていた疑惑が強まったものだ。現在10路線があるこのテレフェリコだが、いずれもモラレス前政権の肝いりで実現した。

■元女性閣僚にも捜査 El Díaの記事
エボ・モラレス前政権下で、閣僚を務めたパトリシア・エルモサ氏に対する捜査も始まった。検察は同氏が、テロリズムやテロ組織への資金供与などに関わった容疑が強いとの見方を示した。11月10日に辞任したエボ・モラレス氏とその後連絡をとり、国内での騒動を煽動する役割を果たした可能性があるという。

■ウユニにも大きな影響 Los Tiemposの記事
10月20日の総選挙後、およそ1か月続いた社会闘争で、ポトシ県のウユニ塩湖や色とりどりの湖などの観光も、影響を受けた。国内が混乱する中、南米有数の観光地となったこの地も、訪れる観光客が減り、キャンセルが相次いだという。地域の観光業者によると、この事態で収入が10%程度減ったという。

■パロタニで道路封鎖 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県西部のパロタニで23日、道路封鎖が行なわれているという。SNSなどの報告によると、外国人の扱いについての問題が生じ、道路が封鎖されるに至っているという。このためコチャバンバのターミナルからオルーロ、ラパスに向かうバスの便はのこの日、差し止められている。

■身障者、教職員への道 La Patríaの記事
身体障碍者らが、教職員になる道が開かれるという。教育省が明らかにしたものだ。身障者らは現在、公的に教職に就くことができないが、これを「解禁」する方針が示された。12月26日から、この職に就くための説明が行われるという。具体的な採用の概要はまだ明らかになっていない。

■24、25日は休日 La Razónの記事
24日のクリスマスイブ、25日のクリスマスは国内は休日となる。労働省が明らかにしたものだ。公務員はこの両日、完全に休日となる。民間企業については各企業に判断がまかされる。また大晦日の31日、新年の1月1日も同様の措置がとられ、休日となる予定だ。


【ペルー】

■メキシコ男性、遺体で発見 El Comercioの記事
クスコ県警は、メキシコの29歳の男性観光客の遺体を発見したと発表した。この男性は19日、マチュピチュ近くのサンタテレサで、チャラン川に流され、不明となっていた。男性はマチュピチュを訪れるトレッキングに参加中、突然増水した川に足を取られたとみられている。

■鉱山、2人を無事救助 El Comercioの記事
ワンカベリカ県のコブリサ鉱山で、不明となっていた労働者2人が、救助された。この鉱山では落盤事故があり、複数の作業員らが不明となっていた。国防省によるとこの現場から、2人が発見され、救助されたもので、疲れは見えるものの命に別状はないという。現場では残る1人の捜索が続いている。

■オンブズマン機関、マクドの悲劇に言及 El Comercioの記事
オンブズマン機関が、「マクドナルドの悲劇」に言及した。リマのプエブロ・リブレにある店舗で、19歳と18歳のアルバイト店員2人が、感電死する事故が起きた。オンブズマン機関はこのファストフードチェーンのフランチャイズ運営企業の安全体制に重大な問題があったと言及した。

■ジェットスマート、トルヒーリョへ Info Mercadoの記事
チリのLCC、ジェットスマートがトルヒーリョに乗り入れた。同社が新たに開設したのは、チリの首都サンティアゴとを結ぶ直行便だ。トルヒーリョとチリ国内都市が直接定期便で結ばれるのは、これが初めてとなる。この路線の運航は、月、木、土曜の週3往復となる。


【チリ】

■ピニェラ支持、11%に Télamの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領への支持率が、11%となった。Cademが行なった世論調査の結果だ。10月18日からの社会闘争以後、同大統領への支持率は劇的に下がっている。今回の調査で、同大統領を支持しないと答えた人は81%となった。国民の86%は、政治体制の刷新が必要と回答している。

■ピニェラ、憲法改正プロセス Télamの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、憲法改正プロセスを政令で示した。10月18日からの社会闘争を受け、同大統領は社会的問題、矛盾の解決に向け憲法を改正する方針を示した。この改正プロセスを示したもので、来る4月26日までにこの手続きを開始するとした。この改正については、一定の国民の支持が得られている。

■社会闘争、商業にも影響 BioBio Chileの記事
10月18日からの社会闘争は、商業にも大きな影響をもたらした。サンティアゴの主な商業モールでは、この闘争開始後、販売が実に35%も落ち込んだという。社会情勢の不安から、買い物を控える動きが広がり、この状況はクリスマス商戦にも影響した。闘争現場となったイタリア広場付近の商店も、販売の落ち込みを訴えている。

■デモ隊、モール進入 BioBio Chileの記事
コンセプシオンで行なわれた社会闘争のデモ隊が、中心部の商業モールに侵入した。23日、100人あまりのデモ隊がモール内に入り込み、声を上げた。デモそのものは平和的に行われ、暴徒化などはなかったが、多くの買い物客がこの「異様な状況」に恐怖を感じたという。

■1月にトロリーバス再建案 BioBio Chileの記事
バルパライソのトロリーバスの再建案が、1月に示されるという。開業から65年のこの交通機関は今、存続の危機にある。運営側は原資がもたず、数か月以内に廃止せざるを得ないとの見方を示しているが、行政側は支援はしない方針だ。それでも市側の交通委員会が、存続の可能性を模索する新たなプランを発表するとした。

■12月として過去3番めの暑さ BioBio Chileの記事
サンティアゴでは23日、12月として過去3番めの暑さを記録した。気象機関によると、この日市内では気温が摂氏36.7度に達した。国内中部に熱波が到来したことによる暑さで、第5(バルパライソ)州から第16(ニュブレ)州の範囲で、高温への注意報が出されている。12月でもっとも高い気温となったのは2016年に記録した摂氏37.3度だ。


【アルゼンチン】

■IMF、数日内に来亜 Télamの記事
国際通貨基金(IMF)の担当者らが、数日内に来亜するという。アルベルト・フェルナンデス大統領が明らかにしたものだ。現在アルゼンチンは経済の立て直しを図っており、IMFからの協力を受けている。10日に誕生したフェルナンデス政権が、前マクリ政権からこの課題をどう引き継いだかなどを見極めるための来亜となる。

■アルゼンチンの3人は釈放 Télamの記事
ブエノスアイレス、プエルト・マデーロで起きた強盗殺人に関与したとされたアルゼンチンの3人は、釈放された。今月14日、英国人男性が殺害されたもので、この強盗を主導したベネズエラの5人は、起訴される見通しだ。この窃盗団は空港に到着した観光客をバイクで追いかけ、ホテル入り口で犯行に及んだ。

■ワクチン、一部不足 Télamの記事
黄熱病や麻疹(はしか)のワクチンが、一部不足しているという。これらの感染症はブラジルで広がり、とくに麻疹は国内でもじわりと感染が広がっている。このワクチン需要が高いブエノスアイレス首都圏やエントレ・リオス州などで、このワクチンの不足、涸渇が生じていると保健省が明らかにした。

■牛肉、一人あたり1万9千ペソ Infobaeの記事
アルゼンチン国民は一人当たり年間1万9千ペソを、牛肉消費に向けているという。食品に関するデータを、民間企業がまとめたものだ。食肉については、鶏肉は3700ペソ、豚肉は2900ペソとなっている。アルゼンチンは一人当たりの牛肉消費が世界一で知られたが、今はウルグアイに逆転を許している。

■メンドサで大規模抗議デモ El Paísの記事
メンドサで、大規模な抗議デモが行われた。同州には多くの鉱山があるが、こうした鉱山では2007年以来、人体にも影響を及ぼす化学物質シアン(青酸)化合物の使用が禁じられていた。しかし先週末、議会がこの禁止解除を議決したことから、市民の間で反発が生じたものだ。シアンによる水質汚染などを市民は警戒している。

■玩具、売れず Télamの記事
国内で、玩具が売れていないという。クリスマス商戦では毎年、こども向けの玩具は販売の花形的存在だ。しかし昨年以降再び表出した経済問題を受け、こうした玩具の買い控えが国内で広がっているという。玩具製品の団体は、国内の生産者らが苦境に立たされている現状を指摘した。


【エクアドル】

■ガラパゴス、ボート事故捜査 El Comercioの記事
ガラパゴス諸島のサンクリストーバル島では、ボート事故の捜査が続いている。22日、機械などの輸送を行なっていたボートがオルカ付近で沈んだ。この沈没事故で、ボートの油なとによる環境汚染が生じる懸念もある。この事故について、現地検察が捜査を開始したことが明らかになった。

■サンガイ、空から視察 El Universoの記事
モロナ・サンティアゴ県のサンガイ火山の活動による火山灰の影響調査が、空から行なわれた。この火山の活動で、アスアイ県やカニャル県などに大量の灰が降り、河川の汚染などが指摘されている。環境行政が空軍のヘリなどで現地を視察したものだ。火山活動は鎮静化に向かいつつあると指摘されている。

■コスタ、高温への警戒 El Universoの記事
国内のコスタ(海岸)地方に、高温への警戒が呼びかけられた。気象機関は今後、この地域で気温が上昇し、高止まりするとの予報を示した。港町グアヤキルでも、気温が摂氏31度に達する予報となっており、市民らに熱中症への警戒が必要と呼びかけている。

■クリスマス・バス運行 El Comercioの記事
キトではクリスマス仕様のバスが運行されている。北部のコロンと、南部のエル・ベアテリオを結ぶ区間で特別運転されているものだ。車体が飾りつけられ、運転手や車掌がパパ・ノエル(サンタクロース)の恰好をしているだけでなく、利用者らにはキャンディなどがふるまわれている。このバスの運転は25日までだ。


【コロンビア】

■国内移動、1750万台 Caracol Radioの記事
コロンビア国内をこの年末年始にかけ、1750万台の車輛が移動する。クリスマスから年末年始、国内でも故郷などで過ごすための帰省の動きがある。このため国内道路を走行する車輛数は全体的に増加し、この規模になると交通省が試算した。交通量の増加で、交通事故の増加も懸念される。

■ボゴタ、市街地アート Caracol Radioの記事
ボゴタでは148人のアーティストらが、市街地でアートを披露している。グラフィティと呼ばれるポップアートの落書きは通常嫌われることが多いが、クリスマスを前に参加アーティストらのこうした作品が、披露されているものだ。これらのアートのある空間は、通常と異なる雰囲気となっている。


【ベネズエラ】

■グアイド-米国、具体的行動へ Periodistaの記事
フアン・グアイド暫定政権と米国ドナルド・トランプ政権は、対ニコラス・マドゥロ体制で具体的行動に出る見通しだ。この1月に誕生した同暫定政権をトランプ政権が支援し、マドゥロ体制の早期終焉を図っている。両者はこの対応に置いて、より具体的行動をとることで意見が一致したという。

■反乱は野党のせい Caracol Radioの記事
ブラジル国境、ボリバール州で起きたインディヘナ(先住民)層の反乱について、ニコラス・マドゥロ体制の国防省は、野党のせいと断じた。この反乱で軍や警察施設が襲われ、死者が出たほか、物品の略奪なども起きている。同省側はこの責任は、「国内を混乱に陥れている野党のせい」と断じた。

■カロ氏への尋問、始まる El Carabobeñoの記事
野党議員、ヒルベルト・カロ氏への尋問が始まった。同氏は先週、カラカス市内で突然身柄が拘束されている。ニコラス・マドゥロ体制による、野党議員に対する弾圧の一環とみられる。この拘束をめぐる警察による公開尋問が行われたものだが、同氏と同氏の弁護士は、不当拘束であることを訴えている。

■400万人武装化計画 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ体制を支えるチャベス派は、400万人武装化計画を示した。フアン・グアイド暫定政権との主導権争いは、事実上の米国などとの摩擦を意味する。今後、軍事展開が国内に加えられる可能性を考慮し、チャベス派の民間人らの武装を支援するという内容だ。

■乳幼児の死亡、30%増 NTN24の記事
国内では医療崩壊で、乳幼児の死亡が30%増えているという。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で、国内では医療体制がまさに崩壊している。公立医療機関の60%はすでに機能停止に陥っており、X線撮影機の65%は使用できず、音波検査器は95%が壊れたままだ。医療が必要な人は、近隣国に流出している。

■難民、帰省で大移動 Caracol Radioの記事
コロンビアからベネズエラへの大移動が起きている。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による困窮を逃れ、多くの国民がコロンビアで難民生活を送っている。しかしクリスマスや年末を祖国で過ごすため、多くの人が帰省の移動を行なっているものだ。国境の町ククタへの道路は、混雑が続いている。

■国境の町で「交通難民」 Venezuela al Díaの記事
コロンビア国境の町サンクリストーバルでは、「交通難民」が生じている。クリスマス、年末年始の帰省のためコロンビアから多くの国民が越境氏帰還しているが、サンクリストーバルから各地に向かうバスなどの便が減り、移動できない人が続出している。国内ではガソリン不足などで、交通の減便が広がっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、受刑システム危機 Caracol Radioの記事
国連人権高等弁務官事務所は、ホンジュラスの受刑システムの危機を指摘した。同国内では先週末以降、2件の受刑施設内での事件が重なり、合わせて36人が死亡した。同機関はこの事態に重大な憂慮を示し、受刑者の権利擁護のために同国政府が新たな措置をとる必要があるとの見解を示した。

■ハイチ、パンディージャの暗躍 Prensa Latinaの記事
混乱が続くハイチでは、パンディージャの暗躍がすでに起きているという。パンディージャは中米などの犯罪組織の構成員で、この活動により各国で治安の悪化が起きている。当局によると首都ポルトー・プランスのベルエアで、11月上旬にこのパンディージャにより、24人が殺害されたという。

■オルテガ政権の孤立 La Prensaの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ政権は今、明らかに孤立を深めているという。同国では昨年4月から反政府運動が激化したが、オルテガ政権は力づくでこれを排除する大弾圧を行なった。この批判から、途上国を支援する国際金融のシステムから制裁を受け、国家事業の資金繰りが悪化している状態にあるという。

■キューバ、新観光相 Excelecias Cubaの記事
キューバでは観光相に、フアン・カルロス・ガルシア・グランダ氏が就任した。米国との関係正常化以降、同国の経済を観光は支える存在となっている。しかしドナルド・トランプ政権からの経済的締めつけの強まりで、観光産業にも限界が見え始めた。新体制の下で、この状況を打開できるかが焦点となる。

■ベリーズ、カナダ人に人気 Breaking Belize Newsの記事
カナダ人の退職者の間で、老後を過ごす場所としてベリーズの人気が高まっているという。現在、カナダの年金生活者らでベリーズで暮らす人は、2万人に達している。カナダからは地理的に遠くはなく、また同国の英語圏の人々にとっては言葉の障壁が低いことなどから、人気の理由とみられる。

■グアテマラ、M5.7の地震 El Universalの記事
グアテマラのメキシコ国境付近で23日朝9時47分頃、やや強い地震が起きた。米国の観測機関によると、震源はグアテマラとチアパス州の境の太平洋近海で、震源の強さはマグニチュード5.7、震源の深さは109キロだ。この地震による人や建物への被害はなく、また津波の発生もなかった。

■キューバ、ラム酒は涸渇せず 14 y Medioの記事
キューバでは、ラム酒については涸渇しないという。米国からの経済締めつけや、ベネズエラの経済問題から国内ではガソリンや石鹸、コーヒーといった品々の不足、涸渇が起きている。しかしサトウキビからつくられるこのスピリットについては、国内では供給が途絶えることはないという。

■モンテビデオ、犬の公園 El Observadorの記事
ウルグアイの首都モンテビデオには、間もなく犬向けの公園がオープンする。プンタ・カレタスとパルケ・ロドの間の10平方メートルほどの空間に整備されているものだ。市内では犬を飼う世帯が多く、こうした犬用の公共スペースが整備されたことになる。近く、この公園は利用可能になるという。

■パラグアイ川、正常化 ABC Colorの記事
パラグアイを流れる大河、パラグアイ川は正常化した。上流部での雨不足により、この川の水位低下が続き、首都アスンシオン付近では大型船の航行もできない状態に陥っていた。しかし徐々に雨の量が増え、この川の水量も増加し、ついに正常化したという。国内の広い範囲は、これから雨季が本格化する。

■コパ、コードシェア拡大 Aeroflapの記事
パナマのコパ航空は、ブラジルのGOL航空、アズール航空とのコードシェアを拡大する。同社はパナマとブラジル各都市を結ぶ路線を展開するが、これらの都市とブラジル国内を結ぶ両社便とコードシェアしている。この範囲を拡大し、より利便性を高めたと発表したものだ。

■中国国際、パナマ線増便 Expresoの記事
中国国際航空は、北京とパナマシティを結ぶ路線を増便する。同社が明らかにしたもので、現在週2往復で運航しているこの路線を、3往復に増やすという。この路線は昨年4月から、米国のヒューストン経由で運航している。パナマは台湾と断交し、中国と国交を結んだばかりでもある。

■AA、リベリアへ Tico Timesの記事
アメリカン航空は、コスタリカのリベリアに新たに乗り入れた。同社が新たに開設したのは、ニューヨークとこの町を結ぶ直行便だ。エアバスA321型機を使用し、週1往復での運航となる。同社はニューヨークと首都サンホセを結ぶ路線を開設したばかりでもある。

■デルタ、アエロメヒコと共闘 El Diario de Finanzasの記事
米国のデルタ航空は、メキシコのアエロメヒコとの共闘関係を構築する。すでに提携している両社だが、この関係を発展させる姿勢を示したものだ。LCCの台頭、拡大で、両社のようなレガシーキャリアの経営が圧迫を受けている。両社は協力を拡大し、対LCCでの共闘をはかる。デルタは南米最大のLATAMとの包括提携を発表したばかりだ。

2019.12.23

【ボリビア】

■リマ・グループに参加へ El Comercioの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、ボリビアがリマ・グループに参加すると発表した。リマ・グループはベネズエラのニコラス・マドゥロ体制に批判的な国々で構成され、同国の安定化、民主化促進を企図している。エボ・モラレス氏はマドゥロ氏の盟友でこの枠組みに参加しなかったが、アニェス大統領はこの参加を表明した。

■参加はベネズエラ安定化のため La Razónの記事
カレン・ロンガリック外相は、ボリビアのリマ・グループ参加は、ベネズエラの早期安定化が目的と語った。ヘアニネ・アニェス暫定大統領が突然、この方針を示したものだ。アニェス政権誕生直後、同国のフアン・グアイド暫定政権がいち早く承認し、アニェス政権側もグアイド暫定政権を承認し返したばかりだ。

■アルゼンチンとの摩擦拡大 El Díaの記事
ボリビアとアルゼンチンとの間の摩擦が、拡大している。10日に就任したアルベルト・フェルナンデス政権はエボ・モラレス氏を擁護し、同氏の亡命を受け入れた。以後、アニェス政権を「クーデターによるもの」と批判し、外交関係を事実上絶っている。ボリビアにとって同国は通商上重要な存在で、この摩擦はアニェス政権の試練となっている。

■国民、アニェス続投には否定的 El Díaの記事
ボリビア国民は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の、次期大統領選出馬には否定的だ。暫定政権は早期に公正選挙を行なうことを第一義に掲げ、5月3日に投票が行われる見通しだ。アニェス暫定大統領も大統領選に出馬は可能だが、67%の国民は否定的で、投票すると答えた人は9%にとどまる。アニェス大統領は自身の出馬を否定している。

■MASの出方を注視 El Díaの記事
政治アナリストらは、モラレス派であるMASの出方を注視する姿勢を示した。アナリストらによる討論会が行われたものだ。5月3日のやり直し総選挙実施の方針が固まったが、とくに大統領選では、モラレス派の「残党」の動きが今後を決する可能性があると各者が語った。

■モラレス氏のいとこ、留置へ El Díaの記事
司法は、エボ・モラレス氏のいとこの男性の留置を認めた。ルイス・エルナン・ソリス・モラレス氏は汚職やテロなどの容疑から、捜査当局に拘束を受けた。同氏の留置を司法が認め、その身柄は今、ラパス市内のサンペドロ刑務所にあるという。捜査当局はテロや暴動企図の容疑で、モラレス氏の逮捕状もとっている。

■アンドロニコ氏がトップ Página Sieteの記事
大統領選に向けた世論調査で、コカ葉農家団体のアンドロニコ・ロドリゲス氏がトップとなった。来る選挙に向け自由回答で調査したところ、同氏が23%で、カルロス・メサ氏が21%となった。以下カマチョ氏とプマリ氏が各16%だ。アンドロニコ氏は1989年11月11日生まれの30歳と若く、エボ・モラレス氏もこの若さに難色を示している。

■アレナウイルス、コントロール済み El Díaの記事
アニバル・クルス保健相は、アレナウイルスはコントロールされていると強調した。エルアルトの病院に入院している患者から、このウイルスが検出されたことが明らかになった。ボリビア出血熱を起こすこのウイルスはこの6月から7月に4人が感染し、うち3人が死亡している。同大臣は、今回の発症例は軽症であることも強調した。

■サンタクルス、浸水も El Díaの記事
サンタクルス市内では、浸水被害も起きている。国内の広い範囲はこの1月から2月が雨のピークだが、すでに各地で走りの雨季が到来している。サンタクルス市内でも強い雨が降り、街路の冠水などがすでに発生している。22日朝には中心部などで局地的な豪雨が降り、市民生活にも影響が及んだ。

■ユンガス、通行制限 El Díaの記事
ラパス県のユンガス地方では、車輛の通行制限がとられた。ボリビア道路管理局(ABC)は、ウンドゥアビとチュルマニの区間で土砂災害の影響が出ているとして、通行を規制することを明らかにした。すでに大型車輛などは今、この区間の通行はできなくなっている。ユンガス地方は概して、道路事情が悪いことで知られる。

■バス運転手、酒酔い El Díaの記事
酒酔い運転のバスが、摘発された。21日未明、ラパスからコチャバンバに向かっていたボリバール社のバスの運転手が、酒酔い状態であったことが明らかになった。この運転手は、この摘発で運転席を降りる際、一人で歩けない状態となっていたという。警察はボリバール社側からも、事情を聴いている。

■オルーロ市、狂犬病制御 La Patríaの記事
オルーロ市内では、今年は狂犬病は制御されたという。保健局によると今年、市内で確認された犬の狂犬病発症数は1件にとどまった。2017年の134件から、大幅に減ったことになる。オルーロはインディヘナ(先住民)の考え方から犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が高く、野犬が野放しになるなどし、狂犬病が以前から問題となっていた。


【ペルー】

■アンカッシュ県で事故 El Comercioの記事
アンカッシュ県のパンアメリカン道で、事故が起きた。21日朝6時30分頃、カスマ郡でワゴン車が道路を外れて、衝突事故を起こしたものだ。この事故で、この車輛に乗っていた1人が死亡、2人が負傷している。現在警察が、この事故原因の調べを進めている。

■ヘリ、女性2人を救出 El Comercioの記事
ワヌコで、警察のヘリコプターが雨を逃れ避難した女性2人を救助した。大雨の影響で、地域コミュニティの人々が避難をしたが、このうちの2人が医療的ケアが必要になったという。31歳の女性は妊婦で、もう一人の18歳の女性は著しく体調が悪化していた。サンタルシアの警察署がヘリを現地に向かわせたという。


【チリ】

■野党、ゲバラ市長に辞任要求 Télamの記事
野党は、サンティアゴのフェリペ・ゲバラ市長に対し辞任を突きつけた。国内では10月18日以降、社会闘争が続くが、イタリア広場でデモ隊の鎮圧行動を行なっていた警察車輛が、20歳のデモ参加者を轢く事故を起こした。この批判から、新たに辞任要求が突きつけられたものだ。轢かれた男性は骨折するなどし、今も入院している。

■ビーニャ・デル・マール、花火への不安 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州の観光地ビーニャ・デル・マールの市民は、年越し花火に不安を抱いている。毎年年をまたぐ花火大会が行われるが、市民の多くがこの大会開催中の安全性に懸念を持っているという。社会闘争の全国的拡大を受け、各地行政は花火の中止を発表しているが、この花火大会は例年どおり開催される。

■キオスクにベンガル弾 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のプンタ・アレーナス市街地のキオスクに、ベンガル弾が撃ち込まれる事件が起きた。社会闘争のデモの際、参加者の一人がこの行為に及んだもので、被害を受けた店の店主が被害を告発したものだ。今の時点でこの行為に及んだ者の特定には至っていないという。

■オソルノ、水の危険 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州オソルノの集落で、水の危険性が指摘された。行政側の水質検査で、生活用水や農業用水として使用されている井戸の水質に問題が見つかったものだ。サンパブロのコミュニティの60世帯に、健康被害などが生じるおそれがあるという。現在行政側と水道会社が、対応を協議している。

■ヌートリア、野に還る BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州で、ネズミの仲間であるヌートリアのつがいが、野に返された。このつがいは、健康状態が悪化した状態で当局側に保護されていた。州都テムコの機関で手当てを受け、健康を回復したとしてもとの場所に戻されたという。南米原産のヌートリアは、一般にコイポと呼ばれる。

■中部、暑さへの注意 BioBio Chileの記事
国内中部に対し気象機関は、暑さへの注意を呼びかけた。23日にかけて、第5(バルパライソ)州、メトロポリターナ州、第6(オイヒンス)州、第7(マウレ)州、第16(ニュブレ)州一帯は気温が上昇し、摂氏37度に達する地点があると予報されている。市民に対し、熱中症予防に留意するよう呼びかけがなされた。


【アルゼンチン】

■アルゼンチン、歌で一つに El Litoralの記事
アルゼンチンは22日、歌で一つになる。歌手チャーリー・ガルシア氏の楽曲「Inconsciente Colectivo」を国内各地で斉唱するイベントが行われるものだ。国内の少なくとも320個所で、20時から一斉にこの歌が歌われる。歌を通して、アルゼンチン国民の連帯を図ることが目的だ。

■ラ・パンパ州で事故 Télamの記事
ラ・パンパ州の国道22号で、自動車同士の正面衝突事故が起きた。現場となったのは州都サンタ・ロサの南280キロのラ・アデラ付近だ。乗用車とワゴン車が衝突し、大破したもので、この事故でこども3人を含む7人が死亡している。警察による乗用車側が対向車線にはみ出したとみられるという。

■ネウケン、ジープが転落 ABC Diarioの記事
ネウケン州では、ジープが川の中に転落する事故が起きた。21日14時頃、この事故が起きたのは州道38号で、車線を変更しようとしたこの車が操作を誤り、20メートル他の川の中に落ちたとみられる。この事故でこのジープに乗っていた42歳の男性が死亡し、36歳の男性が病院に搬送されている。

■麻疹、88件に Diario Popularの記事
国内での麻疹(はしか)の感染数は今年、すでに88件に達したという。保健省が明らかにした数字だ。国内ではワクチンの浸透などで長期にわたり新規感染がなかったが、国外からの持ち帰りや反ワクチン主義者の存在などから新たな感染拡大が起きている。このうち16件がブエノスアイレス市内、63件がブエノスアイレス州内だ。

■デング、じわりと拡大 El Litoralの記事
ミシオネス州で、デングがじわりと拡大している。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、夏を迎えるこれから、感染のピークを迎える。もともと熱帯地方である同州では年間を通してリスクがあるが、同州保健局によると今期の感染がすでに6件に達しているという。

■市場の集中化に懸念 Télamの記事
国内の農業生産者の間で、市場の集中化への懸念が生じているという。中小企業連盟が明らかにしたものだ。アルゼンチンは世界的にも有数の農業国だが、農業生産物が特定の市場や国に集中しつつある傾向を示している。こうした集中は、同市場や国家によるリスクが高く、多くの生産者が市場分散化を支持しているという。

■駅にエビータ La Nacionの記事
ブエノスアイレスのターミナル駅、コンスティトゥシオン駅舎内に、エビータことエバ・ペロンの肖像が掲げられた。LEDを使用したこの肖像に、多くの利用客が驚いているという。10日に誕生したアルベルト・フェルナンデス政権は、このペロン派の流れをくみ、鉄道会社の組合の多くはペロン派を支持している。

■ウシュアイア沖で地震 Trendの記事
ティエラ・デル・フエゴ州のウシュアイアの沖で21日標準時20時48分頃、地震が起きたという。米国の観測機関が明らかにしたもので、震源はこの町の南南東248キロ、震源の強さはマグニチュード5.7、震源の深さは18.54キロだ。この地震による被害報告はなく、津波の発生もなかった。


【エクアドル】

■火山灰の汚染調査 El Comercioの記事
アスアイ、カニャル県では、火山灰による川などの水源の汚染の調査が進められている。モロナ・サンティアゴ県のサンガイ火山の活動で、大量の火山灰が降り、両県の河川などが汚染されていることが指摘されている。水道水の水源となっている個所もあり、水質上の影響について、行政側が調べを進めているものだ。

■アエロビアの試運転 El Universoの記事
グアヤキルの都市交通型テレフェリコ(ロープウェイ)「アエロビア」の試運転が始まった。グアヤキル市内と、隣接するドゥランを結ぶこの新たな交通機関の整備が進められている。現在の工事進捗率は65%で、来年7月の開業を目指して作業が行われているという。

■殺鼠剤、野鳥に影響 El Comercioの記事
国内で広く使用されている殺鼠剤が、野鳥に影響を及ぼしているという。この薬剤を食べたねずみを捕食したり、また小鳥が薬剤を直接食べたりし、死ぬケースが少なくないという。国内にはコンドルなど、絶滅が危惧される種の野鳥が少なくなく、影響拡大が懸念されている。


【コロンビア】

■HRW、送還の説明求める Caracol Radioの記事
人権機関ヒューマン・ライツ・ウォッチが、コロンビア政府に説明を求めた。11月21日の反政府ゼネストの際、デモなどに参加したベネズエラ難民59人が、同国に強制送還された。同機関はこの行為が、きわめて差別的扱いであるとして、この理由などの説明を政府側に要求したものだ。

■メトロ駅で現金を撒く Caracol Radioの記事
メデジンのメトロ(電車)駅で、男性が現金をばらまいたという。この事態が起きたのは同路線のパルケ・バリオ駅だ。紙幣はすべて2000ペソ札で、総額は5万ペソ相当とみられる。この行為に及んだこの男性は、市民への「クリスマス・プレゼント」と話しているという。

■火傷で花火工場摘発 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のサンビセンテで、男性が火傷を負ったことから、違法な花火工場が摘発された。国内では年越し時に花火が使用されることが多く、今が生産、販売のピークだ。この違法工場で作業をしていた男性が火薬の事故で鼠蹊部に重度の火傷を負い、この工場の存在が明るみに出た。


【ベネズエラ】

■グアイド、全員解放求める 2001の記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ体制側に、政治犯の全員解放を求めた。グアイド氏は、この解放が「ベネズエラ国民への最大のクリスマスプレゼントになる」と断じた。野党議員や活動家などが拘束され、今も政治犯として拘留されているケースが多く、先週にもヒルベルト・カロ議員が高速を受けた。

■マドゥロの分断工作続く ABC.esの記事
野党が多数を占める議会で、ニコラス・マドゥロ体制による分断工作が続いている。当初議会は圧倒的多数を野党が占めたが、このうちすでに30人がマドゥロ体制側またはこれに近い立場に変わっているという。1月5日、フアン・グアイド氏が議長に再選されるかどうか、未だ不透明な状態だ。

■カロ議員の母、バチェレ氏に訴え El Carabebeñoの記事
野党議員ヒルベルト・カロ氏の母親が、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏に訴えた。カロ氏は先週、カラカス市内で突然拘束され、今も連絡がとれなくなっている。ニコラス・マドゥロ体制による弾圧とみられ、同氏の母親はバチェレ氏に書簡を送り、新たな人権侵害が起きたことを訴えた。

■事故機、金を輸送か Kien y Keの記事
先週、カラカス近くで墜落した小型機は、金塊を輸送していたとみられる。ボリバール州からカラカスに向かっていたこの機の墜落で、乗っていた9人全員が死亡した。この中にはニコラス・マドゥロ氏の側近や企業経営者、さらにモデルも乗っていた。マドゥロ体制の資金源となる金の輸送機だったとみられる。

■インディヘナ層の反乱 El Universoの記事
ボリバール州で、インディヘナ(先住民)層が反乱を起こしたという。ブラジル国境に近いインディヘナ保護区内で、インディヘナ住民らが軍の施設に押し入り、この隊の長を人質にとったものだ。さらにこのインディヘナ層は警察などを襲撃し、拳銃などの武器を奪った。対インディヘナ政策に、強い怒りを抱えたうえでの事件とみられる。

■移民、徒歩で帰省 El Universoの記事
多くのベネズエラ国民が現在、徒歩で国内に戻ろうとしている。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政から多くの国民が困窮を逃れ、国外に流出した。しかしクリスマスから年末年始を家族と過ごすため帰省しようとする動きが起きている。しかし空路、バスなどの交通機関ではなく、歩いて移動する人が続出しているものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバに43年ぶり首相 TRTの記事
キューバでは43年ぶりに、首相ポストが設けられた。同国では憲法改正などにより、これまでのミゲル・ディアス-カネル氏が議長から、大統領に変わった。この改変にともない、議会はミゲル・マレロ・クルス氏を首相に選出した。現在56歳の同氏は、実務派、穏健派として知られるという。

■アスンシオン、40%で停電 ABC Colorの記事
パラグアイのアスンシオン首都圏では、40%の範囲で停電となっているという。この一帯は21日午後、激しい嵐に見舞われ、倒木が相次いだ。この倒木で電線が切れるなどし、広い範囲で停電となったものだ。すでに24時間以上にわたり、電力を使用できない世帯が多く存在するという。

■パラグアイ停電は13都市に Infobaeの記事
パラグアイで起きている停電は、首都アスンシオンだけでなく13都市に広がっている。21日午後の強風、大雨により倒木などが起こり、送電網が被害を受けたものだ。電力会社によると、主要送電線だけで86個所に断線などの被害が生じたという。現在も復旧作業が続くが、完全正常化がいつになるか分からない状態だ。

■ホンジュラス、捜査本格化 Sangiego Unionの記事
ホンジュラスでは、大量殺人の捜査が本格化している。同国北部、カリブ海岸のテラ市内にある受刑施設で銃撃があり、18人が死亡、16人が負傷したものだ。この背後に、施設内のグループ間の抗争があったとみられるが、銃器が施設内に搬入された経緯などを含め、捜査機関が捜査を行なっている。

■グアテマラ事故死者、22人に 24 Horasの記事
グアテマラで起きたバス事故の死者は、22人に拡大した。サパカ県のグアランの幹線道路で、コントロールを失ったトラックが、対向してきたバスに突っ込む事故が起きた。搬送先の病院で死亡する負傷者が続き、死者数が22人となった。現在も警察によるこの事故の捜査が続いている。

■パナマ、大量薬物摘発 Telemetroの記事
パナマのカリブ海岸で、大量の薬物が摘発された。警察がこの摘発を行なったのはコロンの、コスタ・アリバだ。パトロール中の警官が、違法に薬物などを輸送していた一団を摘発するに至ったもので、この輸送に関わったコロンビア国籍の6人が拘束されている。薬物は657の包みに分けられており、いずれもコカインとみられる。

■パラグアイ、入管混雑 El Territorioの記事
パラグアイとアルゼンチンの国境の入館は、混雑している。アルゼンチンには多くのパラグアイ人が移民し、生活している。しかしクリスマスや年末年始を家族とともに過ごすため、帰省のため越境する人々が列をなしているものだ。エンカルナシオンの国境では、入国を待つ車列が数キロの長さにわたった。

■クリスマスの晩餐、価格上昇 TVN2の記事
パナマでは、クリスマスの伝統的な夕食の準備にかかるコストが、大きく上昇しているという。伝統的に食べられるシチメンチョウや、その代わりに使用される鶏肉の価格がこの時期、上昇しているものだ。統計機関によると、標準家庭でこうした夕食を準備するのに必要なコストは、過去最高となったという。

2019.12.22

【ボリビア】

■やり直し総選挙、5月3日 Télamの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、やり直し総選挙を5月3日に行なう方針を示した。10月20日の選挙の不正が明らかになり、エボ・モラレス氏が辞任し誕生した同暫定政権は、公正選挙の実施を第一義に掲げている。選管に相当する選挙法廷の判事らは1月2日に選出される見通しで、総選挙実施に向けた環境が整いつつある。

■新大統領就任は6月21日に El Díaの記事
新しい大統領の就任は6月21日となる見通しだ。ヘアニネ・アニェス暫定政権が5月3日に総選挙を実施する方針を示し、新政権への移管プロセスも明らかになりつつある。エボ・モラレス氏の再出馬を容認する網疏(ほうの抜け穴)を塞ぐため、選挙プロセスに新たな規定も加わることとなった。

■モラレス氏、メディアとの対面要求 El Díaの記事
アルゼンチンで亡命生活を送るエボ・モラレス氏は、国内メディアとの対面の機会を求めた。同氏は、MASの次期選挙の「顔」となり、同国北部のオランを拠点にMASに選挙運動の指示を与える姿勢を示している。国内への影響力保持を狙い、国内メディアと自由に接触できる環境を要求した。

■キスペ氏「太った魚を退治」 El Díaの記事
インディヘナ基金のラファエル・キスペ総裁は、「太った魚を退治する必要がある」と述べた。同基金を舞台とする汚職で、モラレス派であるMASの元大臣が私腹を肥やした汚職事件が明らかになっている。キスペ氏は、MASが長期の政権の中で腐敗した事実を指摘し、事態を解明し、再発を防ぐ措置をとる必要があると述べた。

■アイマラ、擁護を求める El Díaの記事
ラパス、オルーロに多いインディヘナ(先住民)、アイマラの団体が軍や警察に擁護を求めた。エルアルトで、アイマラ青年会が会合を開き、その後明らかにしたものだ。多くのアイマラの若者が軍や警察に入っているが、その立場が擁護されないとして退職に追い込まれるケースが続出しているという。

■モラレス氏のいとこを拘束 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス氏のいとこ、ルイス・エルナン・ソリス・モラレス氏が拘束された。アルゼンチンで亡命生活をするモラレス氏に対し当局は、暴動企図とテロの容疑で逮捕状を出している。この捜査の一環で、このエルナン氏にも容疑が浮上したという。同氏の弁護士は、不当逮捕と訴えている。

■一次病院を整備へ El Díaの記事
アニバル・クルス保健相は、一次病院を整備する意向を示した。エボ・モラレス政権下のこの5月、皆保険制度SUSが導入されたが、一次病院の不足から診察を受ける人が一部に集中し、医療体制が破綻した事例もあった。この対応のため、一次病院の整備が急務であることを同大臣は明らかにした。

■ピライ川、車流される El Díaの記事
サンタクルス県を流れるピライ川で、車が流される事態が生じた。エル・トルノで起きた事態で、この個所では橋が遠いため、多くの車輛が川を直接横断していたという。しかし大雨による増水で一台が流されてしまった。現在もこの流された車輛は見つかっておらず、乗っていた人の安否も不明だ。

■新機関車、1月から El Díaの記事
アンデス鉄道が新たに調達したディーゼル機関車の運用が、1月から始まるという。輸送力強化のため、この新しい機関車が導入されたものだ。同鉄道はオルーロを起点に、アルゼンチン、チリ国境とを結ぶ路線を展開している。この新機関車は、貨物輸送の便にまず使用される予定だ。

■バイクの光で離陸 Eju.tvの記事
ベニ県ルレナバケの空港で、バイクの光により小型機が離陸したという。この地で交通事故が生じ、負傷した若者を大きな病院に搬送する必要が生じた。夜間離着陸用の照明施設がないものの、地域の人々がバイクを出し、そのヘッドライトの光で滑走路を照らした。この若者は、無事にサンタクルスの病院に搬送された。

■パネトン監視強化中 El Díaの記事
サンタクルスではパネトン(パネットーネ)の監視が、強化されている。スポンジケーキであるパネトンは、国内ではクリスマス時期に消費が増えるが、一方で市場には毎年、粗悪品が出回る。健康被害などを抑止するため、市場での監視活動が強まっているものだ。

■カルロス・ロペス氏死去 Correo del Surの記事
フォルクローレグループ「サピア・ヌエバ」を率いた演奏家、カルロス・ロペス氏が20日、死去した。同氏はコチャバンバ市内の病院で治療を受けていたが、この日息を引き取ったという。1949年11月15日生まれの同氏は、同グループの活動で多くの楽曲を提供し、また自ら歌っていた。


【ペルー】

■マクドの悲劇、1000ソルで防げた El Comercioの記事
リマのマクドナルド店舗で起きた悲劇は、1000ソルのコストで防げたという。プエブロ・リブレの店で職務中の19歳と18歳のアルバイト2人が、感電死したものだ。フランチャイズ展開企業が適切な投資を行なわなかったことが背景にあるとみられ、批判が起きている。漏電した機械を扱った際、店員らは手袋すら使用していなかった。

■落盤事故で2人が不明 El Comercioの記事
ワンカベリカ県の鉱山で落盤事故が生じ、2人が不明になっている。サンペドロ・デ・コリスにあるDoe Ran社の鉱山内部で、防護壁が崩れる事故が起きたという。この事故で、現場で作業にあたっていた2人の行方が分からなくなっているという。現在も捜索が続いている。


【チリ】

■警察車輛、20歳青年を轢く BioBio Chileの記事
サンティアゴのイタリア広場で、デモ鎮圧行動にあたっていた警察車輛が、20歳の青年を轢く事故が起きた。現場では1500人ほどのデモ参加者がいたが、この車輛は放水するなどしていた。この車輛を運転していた警察官は現在、身柄が拘束された状態にあり、事件の解明が進められている。

■ハイチで兵らが虐待か BioBio Chileの記事
国際機関のミッションでハイチに派遣されたチリの兵らが、女性やこどもに虐待を加えていた疑惑が指摘された。この派兵は2004年から2017年まで行なわれたが、性的虐待や暴力などをふるう行為などがあったことが、告発されたものだ。性的暴行を受けた女性の中には、妊娠しその後出産したケースもあったという。

■空軍機、臓器を輸送 BioBio Chileの記事
空軍機が異例ながら、臓器を輸送したという。国内では臓器移植は、コーディネート機関の斡旋で行なわれている。今回、第9(ラ・アラウカニア)州都のテムコから、サンティアゴの空港まで、空軍が心臓と肝臓を輸送した。通常使用されるヘリでは、時間的猶予がないと判断されたためだという。

■老舗缶詰会社が倒産 BioBio Chileの記事
創業110年の、老舗缶詰会社が経営破綻した。第5(バルパライソ)州内陸に本社と工場を持っていた「Pentzke」が裁判所から破産を宣告されたものだ。同社は690億ペソの負債を抱えていた。この破産により、同社の直接、間接雇用460人が職を失っている。同社製の缶詰に親しんだ国民も少なくなく、惜しむ声が上がっている。


【アルゼンチン】

■年金特権廃止、2月末までに Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス政権は、年金特権の廃止を、来年2月末までに道筋をつける姿勢だ。10日に誕生した同政権は、年金受給者の権利平等を掲げ、特権の廃止を図る法案を議会に提出した。政府は2月末までにこの法案を成立させたい姿勢だ。一方この政策は、既得権者から反発を受ける可能性もある。

■首都圏訪問者にも接種推奨 El Tribunoの記事
ブエノスアイレス首都圏を訪れる地方在住者にも、麻疹(はしか)の予防接種が推奨された。麻疹は世界各地で局地的な流行が生じ、近隣ではブラジル、サンパウロで罹患者が増えている。ブエノスアイレスだけでも今年すでに64人が感染しており、未接種者、未感染者が訪問する場合、接種を受けることが推奨された。

■リオ・ネグロ、航空路線求める Niticias Neuquénの記事
リオ・ネグロ州の地方政党が、航空会社に航空路線開設を陳情している。同州の州都ビエドマと、内陸の観光地バリロチェを結ぶ路線を求めているものだ。両都市間の交通はバスか、トレン・パタゴニコ(パタゴニア列車)の便しかなく、最速での移動はブエノスアイレス経由の空路となっている。

■ベネズエラ人容疑者、関与を否定 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、プエルト・マデーロのホテル前で英国人男性を殺害した容疑のベネズエラ人容疑者らは、関与を否定している。到着した空港からバイクで追いかけ、強盗しようとし、抵抗され殺害したとみられている。2人はサルタ、ラ・キアカで拘束されたが、いずれも関与を否認しているという。


【エクアドル】

■火山灰の影響は軽減 El Comercioの記事
モロナ・サンティアゴ県のサンガイ火山の火山灰の影響は、軽減しつつあるという。この火山活動でアスアイ県、カニャル県などで火山灰が降り、また地域を流れる河川の汚染が起きていた。今回の火山活動はピークを越えたとみられ、噴出量などが減り、影響は緩和していると指摘された。

■キトで事故相次ぐ El Comercioの記事
キトの幹線道路、シモン・ボリバール通りで21日朝、交通事故が相次いだ。走行車輛の衝突事故が相次いで発生したもので、これらの事故での死者はいないが、負傷者が出ている。また事故後の検証、片づけなどのため、この道路の車線の規制が行われ、一部で渋滞が発生した。


【コロンビア】

■アビアンカ、フィッシングへの注意 El Mundoの記事
アビアンカ航空は、フィッシング詐欺への注意を喚起した。同社の名を騙り、「誕生日の無料航空券」をプレゼントするとして個人情報を入力することを求めるメッセージが、出回っているという。同社はこのようなプレゼント企画はないとして、情報を決して入力しないよう呼びかけを始めた。

■カルタヘナ、献血マラソン Caracol Radioの記事
カルタヘナの赤十字が「献血マラソン」を実施している。国内では輸血血液は献血により賄われるが、この数の慢性的不足が指摘されている。クリスマスから年末年始は移動が増え、事故が増えるなどして輸血血液の需要が増えるとして、広く市民に献血への協力を求めているものだ。


【ベネズエラ】

■また野党議員拘束 NTN24の記事
野党議員のヒルベルト・カロ氏が19日、拘束された。ニコラス・マドゥロ体制の指示によるものとみられ、カラカス市内ラ・フロリダで身柄拘束がなされたという。マドゥロ体制側はこの拘束理由などを明らかにしておらず、同議員が所属する政党はこの拘束が違法かつ弾圧にあたると断言している。

■EU、緊急の非難声明 El Universoの記事
欧州連合(EU)は21日、緊急の非難声明を出した。ニコラス・マドゥロ体制が、野党議員のヒルベルト・カロ氏を拘束したことが伝えられた。EU側は新たな人権弾圧が起きたと、マドゥロ体制を非難した。EUは昨年8月に拘束され今に至るフアン・レケセンス氏の即時解放などを要求し続けていた。

■汚職、7議員が関与か Infobaeの記事
野党が多数を占める議会の、議員7人が汚職に関与していたとみられる。この汚職疑惑が持ち上がり、議会議長でもあるフアン・グアイド暫定政権の求心力が損なわれつつある。こうした中、議会内での事態解明が進められ、米国からの支援金の流用などにこれら7人が関わった可能性が指摘された。

■レケセンス氏裁判、越年 RunRunの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は、越年する。テロ関与を一方的に指摘され、昨年8月に拘束された同氏への裁判が今月、非公開で行われたことが伝えられている。20日にかけて行なわれたが、越年継続となり、1月8日に再開するという。野党などは、この拘束がニコラス・マドゥロ体制による弾圧と断じている。

■小型機事故、詳細不明 Infobaeの記事
カラカス近郊で起きた小型機事故の詳細は、不明のままだ。ボリバール州からカラカスに向かったこの機が墜落し、9人が死亡したものだ。この死者の中には、ニコラス・マドゥロ氏の側近が含まれていた。この小型機を保有していたのは、同じくマドゥロ氏側近のディオスダド・カベジョ制憲議会議長の関連会社だった。

■レデスマ氏「議会が最後の砦」 Periodistaの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、議会がベネズエラ民主主義の「最後の砦」だと断じた。大統領選、制憲議会選挙は公正選挙とは言えず、ニコラス・マドゥロ体制の「意のまま」の結果となった。こうした中、一定の民主主義で成立したのは現議会のみであると断じた。同氏はマドゥロ体制からの弾圧を受け、スペインに亡命した。

■カラカスのクリスマス El Universoの記事
カラカス市内にも、クリスマス向けのイルミネーションがほどこされた場所があるという。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政により、国内では物資不足が蔓延し、多くの人が国外に逃れ難民生活を送っている。こうした中でも、カラカス市内に電飾をほどこした場所があり、カップルなどで賑わっている。

■商業施設で転落事故 NTN24の記事
カラカス市内の商業施設で、人が転落する事故が起きた。「サンビル」の施設内で、男性とその4歳の娘が、4階の高さから吹き抜け空間に落下した。2人は全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されている。現時点で2人が転落に至った経緯は分かっていない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■オルテガ、1200人解放 100% Noticiasの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ政権は、政治犯ら1200人を解放した。クリスマス前に、事実上の恩赦が行なわれたものだ。同国では昨年4月から反政府行動が続き、オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」とみなして弾圧を加え、多くの者が政治犯として拘束されたた。それでも、依然として160人が拘束されたままだ。

■CIDH、弾圧のないクリスマス支持 Diario Libreの記事
米州機構の人権機関CIDHは、ニカラグア野党が掲げる「政治弾圧のないクリスマス」を支持した。同国ではダニエル・オルテガ政権による、野党や国民への弾圧姿勢が強まっている。クリスマスを穏当に過ごそうと、野党がこうした呼びかけをしていることに、CIDHが支持を表したものだ。

■国連、対話を支持 Telesur TVの記事
国連は、ハイチでの対話を支持した。同国では9月16日から社会闘争が続き、国民や野党はジョブネル・モイーズ政権の退陣を求めている。事態打開を図ろうとモイーズ政権が、野党に対話を求めているが、野党側は否定的だ。しかし国連側は、対話による解決に支持を表した。

■刑務所銃撃、死者18人に La Vanguardiaの記事
ホンジュラス北部のプレシディオ・テラの刑務所で起きた銃撃による死者は、18人となった。20日16時頃から17時頃にかけ、カリブ海岸のこの町の刑務所内で受刑者間の対立から銃撃が発生したものだ。この事態で負傷した20人ほどが、地域の病院に搬送されている。フアン・オルランド・エルナンデス大統領は、受刑システムの見直しに言及した。

■ボウソナロ、癌ではない Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、癌ではなかったという。同大統領は、左耳に皮膚癌ができている可能性があると語っていた。しかし医療機関で詳しい検査を受けたところ、癌ではないことが明らかになったという。また大統領府も、同大統領の健康状況がすこぶる快調であることを明らかにしている。

■グアテマラでバス事故 El Universoの記事
グアテマラで大きなバス事故が起きた。21日、同国東部のサカパ県、グアランの村近くで乗客を乗せたバスが衝突事故を起こした。この事故でこれまでに17人が死亡し、11人が負傷したという。地元メディアの報道では、コントロールを失ったトラックが、対向してきたこのバスに衝突したという。

■アスンシオンで停電 ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンで21日、停電が発生している。首都圏を含む地域で、局地的な大雨と強風が発生し、倒木などが相次いだ。この倒木で電線が切られ、広い範囲で停電となったものだ。またこの倒木に巻き込まれ、バイクに乗っていた33歳の男性が死亡している。停電はアスンシオン周辺5行政地域で起きている。

■エア・ヨーロッパ、フォルタレザへ Hostelturの記事
スペインのエア・ヨーロッパが、ブラジル北部のフォルタレザに就航した。マドリードとを結ぶ路線を開設したもので、同社にとってはサンパウロ、レシフェ、サルバドールに続く国内4都市めの乗り入れとなった。同社はイベリア航空などを傘下に持つIAG入りが報道されたが、この就航に影響は出ていない。

2019.12.21

【ボリビア】

■アニェス、選挙にゴーサイン El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、やり直し総選挙に事実上のゴーサインを出した。選挙主体となる選挙法廷判事を選出する法案にサインしたものだ。1月2日に選挙法廷の概要が固まり、いよいよ国内は選挙に向けて動き出すことになる。同暫定政権は、公正選挙の実現を第一義に掲げている。

■アルゼンチンと「冷戦」 La Razónの記事
ボリビアとアルゼンチンの間では、冷戦状態が続いている。11月12日、ヘアニネ・アニェス暫定政権が成立したが、大統領選で勝利していたアルベルト・フェルナンデス氏とはその後、一切のコミュニケーションがとられていない。フェルナンデス氏は公然とエボ・モラレス氏擁護の姿勢で、アニェス政権を「クーデターによるもの」と批判している。

■モラレス氏の送還を求める姿勢 El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、前大統領のエボ・モラレス氏の送還を求める姿勢を示した。モラレス氏はアルゼンチンで亡命生活を送っており、同国のフェルナンデス政権が擁護姿勢を示していることから、送還を実現することは難しいとの見方も示している。モラレス氏には、暴動企図とテロの容疑がかけられている。

■チョケワンカ氏「MASも反省必要」 El Díaの記事
モラレス派であるMASからやり直し大統領選に出馬する可能性がある元外相、ダビド・チョケワンカ氏は、MASも反省の必要があるとした。モラレス氏辞任、亡命後の混乱を招いた責任は、当時の与党だったMASにもあるとしたものだ。しかしチョケワンカ氏は、現暫定政権に至った経緯は不当であるとも指摘している。

■EU、先の選挙は「カオス」 El Díaの記事
欧州連合(EU)は、10月20日の総選挙について「カオスだった」と総括した。米州機構の監査でこの選挙の不正が指摘され、エボ・モラレス氏が辞任するに至った。EUはこの一連の事態を精査し、選挙の集計そのものが混沌とした状態であっただけでなく、選挙運動そのものにも重大な不平等があったことを指摘した。

■ボウソナロ氏、モラレス氏を批判 Los Tiemposの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、エボ・モラレス氏を批判した。アルゼンチンに亡命したモラレス氏について、同氏は「地域を再び不安に陥れようとしている」と述べた。モラレス氏が遠隔で、やり直し選挙への指示を出そうとしていることを牽制したものだ。極右の同氏は、モラレス氏など左派を毛嫌いしている。

■キンタナ氏の自宅捜査 La Razónの記事
警察は、前大臣のフアン・ラモン・キンタナ氏の自宅を捜索した。同氏はエボ・モラレス氏とともにメキシコに亡命し、その後アルゼンチンに逃れた。ラパス、ソポカチにある同氏の自宅の捜索を警察が行ない、疑われている汚職疑惑など資料などを押収した。政府は同氏の、国際手配の可能性を示している。

■貿易自由化、1月以降に El Díaの記事
ウィルフレド・ロホ大臣は、貿易の自由化が1月以降になるとの見方を示した。エボ・モラレス政権は貿易政策においては保護主義的姿勢で、国内の貿易業者からは不満があった。この解消のため、ヘアニネ・アニェス暫定政権はこの自由化を図る姿勢を示している。

■アレナウイルスと確認 La Razónの記事
エルアルトで報告された症例が、アレナウイルスによるものと確認された。保健省が明らかにしたもので、米国に検体を送り確認を行なったという。このアレナウイルスによる「ボリビア出血熱」を、この6月から7月に4人が発症し、うち3人が死亡している。今回のケースは、症状は軽いという。

■オルーロ、ボリビア歌謡祭 La Patríaの記事
オルーロでは、27回めとなるボリビア歌謡祭が開幕した。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルの前哨戦の一つとして開催されている音楽、ダンスのイベントだ。この祭は、とくに国内の若手演奏家、ダンサーの登竜門となっている。また国内の有名音楽グループなども、参加している。


【ペルー】

■サンマルティン、豪雨被害 El Comercioの記事
サンマルティン県で豪雨による、川の氾濫被害が生じた。局地的な大雨が降り、川が暴れたため、トカチェでは道路が侵食され、また橋が流される被害が相次いだ。県側によるとこの雨被害で、現時点で36世帯が避難を強いられているという。今後、浸水による被害の概要が、明らかになるとみられる。

■トレッキング客、川に転落 Correo Perúの記事
マチュピチュに向けトレッキングをしていた観光客2人が、川に流される事故が起きた。サンタテレサ付近で、メキシコ国籍の28歳男性と、25歳女性が川に転落し流された。その後周囲で捜索が行われ、2人は無事発見、救出された。トレッキングの一団が歩いていたところ、チャラン川が突然増水したという。

■リマ-コンセプシオン線就航 Pura Noticiaの記事
リマと、チリ第二の都市コンセプシオンを結ぶ直行便が就航した。チリのLCC、ジェットスマートが新たに開設した路線だ。リマとチリを結ぶ路線はサンティアゴのほかは、アントファガスタやイキケなど北部に集中しており、南部とを結ぶ定期便の就航はこれが初めてだ。

■マクドへの抗議デモ El Comercioの記事
マクドナルドに対する抗議デモが20日夕方、リマ市内で行われる。プエブロ・リブレの店舗で、10代の職員男女が職務中に、感電死する事故が起きた。この事故は、マクドナルド店舗の安全管理の問題から起きたとみられ、この店のほかの職員や労働組合連合などが、このデモを行なうという。


【チリ】

■プラヤ・ブランカで事故 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州のプラヤ・ブランカでバス事故が起きた。20日午後、コロネル付近でタクシーブス「タコラ」と長距離バスが衝突したものだ。この事故で双方のバスの乗客ら合わせて20人が負傷している。このうちの二人は、身体を挟まれるなどし身動きが取れない状態となった。

■国内中部、暑い週末に BioBio Chileの記事
国内中部はこの週末、暑くなるという。第5(バルパライソ)州から第8(ビオビオ)州の範囲が熱い空気に覆われるもので、気象機関はこの週末所によっては、気温が摂氏36度まで上昇すると予報している。この暑さは、23日頃まで続く見通しで、熱中症予防への留意が呼びかけられている。


【アルゼンチン】

■年金特権、廃止の方針 Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス大統領は、年金特権の廃止の方針を示した。議会に緊急扱いで法案を提出し、180日以内にこの措置をとりたいという。同大統領は、年金受給権者が「等しい額、機会」で年金を受け取るべきとの考えを示した。特権層からは反発を受ける可能性もある。

■ツーリストドル、運賃一部除外 El Tribunoの記事
政府が打ち出したツーリストドルについて、アルゼンチン航空やブケブス、長距離バスの運賃は除外される。国内カードで決済した場合、ドル換算でオフィシャルレートから30%上乗せされるものだ。いわば増税がなされるものだが、これらの運賃決済についてはこの措置導入を見送るという。

■フライボンディ機、緊急着陸 Aviacion Argentinaの記事
LCCのフラン本ディの旅客機が、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港に緊急着陸した。19日夜、この事態を起こしたのはブラジルのフロリアノポリスを発ち、エル・パロマール空港に向かっていた便だ。異常を知らせる装置が作動したことから、機長がこの着陸を判断した。乗客や乗務員に負傷などはない。

■クリスマス費用、97%上昇 Télamの記事
クリスマスにかかる平均的費用は今年、昨年に比して97%上昇しているという。フォーカス・マーケットが試算した数字だ。標準家庭が、クリスマスの一般的な料理をあつらえ、準備するのに必要な費用は2930.40ペソと、昨年の1490ペソから倍近くに上昇した。インフレと通貨の下落の影響が大きい。

■LATAM、サルタ-イグアス線就航 La Voz de Cataratasの記事
LATAMアルゼンチンが、サルタとプエルト・イグアスを結ぶ路線を就航した。同社は174座席のエアバスA320型機を使用し、週2往復でこの路線を開設した。同社はこの路線をこの夏の間季節運航し、通年運航するかどうかを判断する。同路線はアウストラル航空とジェットスマートがすでに運航している。


【エクアドル】

■川増水で橋が崩落 El Comercioの記事
キトを流れるマチャンガラ川が増水し、マルドナード川にかかる橋が崩落した。この事態による負傷者などはないが、この橋の復旧には1か月程度を要するという。このため市内の主要交通機関であるトロリーバスは、一部区間の休止などを発表している。この橋は、一日に8千台の車輛が通ると試算されている。

■ガラパゴス、古タイヤ禁止 El Universoの記事
ガラパゴス諸島では、古タイヤが「禁止」された。独特の生態系をはぐくむこの島は、ユネスコ世界遺産にも登録されている。この環境を守るため、古タイヤを燃やすための燃料とすることなどが全面的に禁じられたものだ。国内でこの措置が取られたのは、この諸島が初めてだという。


【コロンビア】

■国連、ディラン・クルス氏事件批判 Télamの記事
国連が、ディラン・クルス氏殺害事件の捜査について、イバン・ドゥケ政権を批判した。11月21日からの反政府デモの際、警官隊の放った銃弾で17歳だったクルスさんが死亡した。しかしこの件について、ドゥケ政権が事実上の「不問」の姿勢を示していることに、国連は人権上の重大な問題があると批判した。

■アビアンカ、合理化策まとまる Reporturの記事
アビアンカ航空の合理化策がまとまった。同社は現在、財政上厳しい局面を迎えており、合理化の必要性が指摘された。これを受け、来年にかけて21路線を休止し、さらに保有機材24機を削減する方針を明らかにした。休止路線数、機材売却数ともに、当初見積もりよりも多い数となっている。

■航空便、全体的に遅れ Caracol Radioの記事
航空当局は、国内空港を発着する航空便に、全体的な遅れが生じていることを明らかにした。クリスマスから年末年始の、旅行や帰省の繁忙期となり、利用者が急増している。このため、多くの空港で処理に時間がかかり、遅れが慢性化しているものだ。とくに需要の多い、ボゴタのエルドラード空港では多くの便に遅れが出ている。


【ベネズエラ】

■小型機墜落、マドゥロ氏の側近ら死亡 Caracol Radioの記事
カラカス近くで小型機が墜落し、ニコラス・マドゥロ氏の側近ら9人が死亡した。ボリバール州の鉱山町からカラカスに向かっていたキング・エア機は、空港から8キロの地点に墜落した。マドゥロ体制関係者や鉱山会社社長などが死亡している。この航空会社は、マドゥロ氏の側近で制憲議会議長のディオスダド・カベジョ氏の関連だという。

■ベネプレス「発信つづける」 NTN24の記事
メディア「ベネプレス」の関係者は、情報発信を今後も続ける姿勢だ。同メディアは、ニコラス・マドゥロ体制の弾圧を受け、報道活動ができない状態となった。しかし記者らは、今後も情報を発信すると強い決意を示したものだ。フアン・グアイド暫定大統領は、同社に対し連帯の意を示している。

■カプリレス氏、人権侵害を嘆く 2001の記事
野党指導者のエンリケ・カプリレス氏は、人権侵害を嘆いた。野党議員のフアン・レケセンス氏がテロ容疑を一方的にかけられ、昨年8月から拘束されたままだ。今月、同氏への裁判が行われたとされるが、すべて非公開となっている。カプリレス氏はこのような人権蹂躙行為が、公然と行われている事態を強く嘆いた。

■米国、ベネズエラ支援立法 NTN24の記事
米国上院議会は、ベネズエラ支援の法を可決した。可決したのは「ベネズエラ支援・民主主義救済法」だ。米国政府が承認するフアン・グアイド暫定政権向けに、4億ドルの支援を行なう内容となっている。1月にグアイド氏が暫定政権樹立を発表した直後、ドナルド・トランプ政権はこの暫定政権をいち早く承認した。

■難民の子、74%は未就学 La Repúblicaの記事
ペルーに身を寄せるベネズエラ難民の子の実に74%は、教育を受けられない状況にある。同国の統計機関INEIが明らかにした数字だ。同国はコロンビアに次いで多い86万人の難民を受け入れている。しかしその子らが教育を受ける機会は乏しい現状にあるという。

■最低賃金の37倍必要 Diario La Regiónの記事
標準的な世帯が生活を送るためには、現在の最低賃金の37倍の額が必要だという。国内物価をもとに、4人家族の平均的な生活費が産出されたものだ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で物資不足とハイパーインフレが進み、最低賃金額で生活することは無理となっている。

■家庭用のまき販売 NTN24の記事
メリダ州では、家庭用の「まき」の販売が公的に始まった。産油国のベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で産油体制が維持できず、ガソリンやガスなどの不足、涸渇が国内に広がっている。同州では家庭用エネルギーが不足しており、これを補うため、まきの販売が始まったという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■カルテス氏を告発 ABC Colorの記事
ブラジルの検察は、パラグアイの前大統領、オラシオ・カルテス氏を正式に告発した。同氏とその側近について、同国の建設会社を舞台とする汚職容疑とマネーロンダリングに関わった容疑で、告発に踏み切ったものだ。検察は元大統領に慎重に捜査を続けていたが、容疑が固まったと見たことになる。

■野党、モイーズの呼びかけに反発 Noticias SINの記事
ハイチの野党は、ジョブネル・モイーズ大統領の呼びかけに反発を示した。同国では9月16日から社会闘争が続き、モイーズ政権の退陣を求める声が上がっている。モイーズ大統領は事態打開のため、野党に対話を呼びかけたものだ。しかし対モイーズ政権で足並みをそろえた野党は、受け入れられるのは辞任表明だけ、との姿勢を強めた。

■ボウソナロ、ホモフォビア発言 Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、ホモフォビア(同性愛憎悪)発言をした。同氏の息子に汚職疑惑が生じていることの質問を報道記者から受けた際、同性愛を汚職よりもさらに「恐ろしいこと」であるかのように表したものだ。極右の同大統領は、選挙戦時からホモフォビア発言が散見されていた。

■ムヒカ氏「フェミニズムは無意味」 Caracol Radioの記事
ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏は「フェミニズムは無意味」と述べた。昨今、同国では新たなフェミニズム運動の台頭が起きつつある。ムヒカ氏は、男性優位主義が歴史的に続いた背景から、女性たちが立ち上がろうとする意義は認めたものの、現在のフェミニズムについては否定的見解を示した。

■圧力のないクリスマスを El Diarioの記事
ニカラグアの野党は、「圧力のないクリスマス」を求めた。同国では昨年4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」と見なして徹底的弾圧を加えた。今も野党などへの圧力が続くが、野党はあらためてオルテガ政権の強権的手法を批判し、こう呼びかけた。

■メキシコシティ、3千人避難 Caracol Radioの記事
メキシコシティで大きな火災があり、合わせて3千人が避難した。イスタパラパにある地下変電施設から火が出たもので、この周囲の住民らに避難勧告が出されたものだ。この火災で、煙を吸うなどして10人が手当てを受けている。この火災は、施設の電圧の異常が生じたことによるものとみられる。

■カンクン、ビーチ襲撃 Télamの記事
メキシコ、カンクンのビーチで襲撃事件が起きた。現場となったのは商業施設プラサ・デ・ラス・ティエンダスの前のエル・クルセーロと呼ばれるビーチだ。銃器による無差別攻撃があり、男性1人が死亡し、こども4人を含む7人が負傷した。犯人は逃走中で、事件の動機も不明となっている。

■クルーズ船同士が衝突 El Universoの記事
メキシコ、コスメルで、クルーズ船同士が衝突する事故が起きた。カーニバル・クルーズ・ライン社が保有する「カーニバル・グローリー」が、同じく同社保有の「カーニバル・レジェンド」に衝突したものだ。同社はこの事故で、双方の船に被害が生じたことを明らかにしたが、人的被害は出ていないという。

■グアテマラ、M6.0の地震 TRTの記事
グアテマラで19日朝6時35分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はエスクイントラ県のサンホセ港の南35キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード6.0、震源の深さは35キロだ。この地震の揺れは同国の太平洋岸やエルサルバドルの一部で感じたが、被害報告はない。

■インテルジェットでトラブル El Economistaの記事
メキシコの航空会社インテルジェットで、システムトラブルがあった。同社によると、運航を管理するシステムにトラブルが生じたため19日、多くの便に遅れなどが生じたという。同社はこの影響、被害を受け、便変更の必要が生じた利用客に、無料での対応を行なっている。

■フェリー運航、1月6日から ABC Colorの記事
パラグアイのアスンシオン港と、ビジャ・アジェスを結ぶフェリーボートの運航は、1月6日に始まるという。このサービスを提供するモンテアレグレ社が明らかにしたものだ。片道運賃は1万5千グアラニで、現金だけでなく交通ICカードでの決済も可能だ。

2019.12.20

【ボリビア】

■選挙法廷、1月2日選出 Infobaeの記事
選挙法廷の判事らは、1月2日に選出される。19日、議会がこの日程を承認したものだ。ヘアニネ・アニェス暫定政権は公正選挙の実施を第一義に掲げるが、この判事らの選出がその前提となる。選挙法廷発足後、新たな選挙のプロセス、日程が決まることになる。すでに判事選出の条件などは決定している。

■OEA、選挙プロセスを評価 El Díaの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、公正選挙実施に向けたプロセスを評価した。10月20日に行なわれた総選挙を監査し、不正を指摘したのがOEAだ。その後発足したヘアニネ・アニェス暫定政権が目指すやり直し総選挙に向け、選挙法廷判事選出のプロセスが決まったことを、同総裁は評価した。

■外相、アルゼンチンに註文 El Díaの記事
カレン・ロンガリック外相は、アルゼンチンに註文をつけた。同国に身を寄せるエボ・モラレス氏の逮捕状が出されたが、同氏を擁護するアルベルト・フェルナンデス政権は、送還などには応じない姿勢だ。同外相はアルゼンチン政府に対し、国際規約を守るよう呼びかけた。

■フェルナンデス氏、擁護の姿勢 La Razónの記事
アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は、エボ・モラレス氏をあくまで擁護する姿勢を示した。モラレス氏に対してはテロ、暴動企図などの容疑で逮捕状が出されたが、同政府はモラレス氏の送還などを認めない姿勢をあらためて示した。国内に身を寄せるモラレス氏と、密に連絡を取っていることも明らかにした。

■モラレス氏、無効と主張 La Razónの記事
エボ・モラレス氏は、自身に出された逮捕状について無効と主張した。テロや暴動企図などでこの逮捕状が出されているが、この法の手続き上の欠陥を指摘し、憲法161条に抵触するとして無効だ、としたものだ。この上で自身が今もなお「大統領である」との見方を示した。

■パッチ知事、選挙参戦の意向 El Díaの記事
ラパスのフェリクス・パッチ県知事が、来るやり直し総選挙参戦の姿勢を示した。現段階で関わり方は明らかにしていないが、政党MTSとしてこの選挙に参加するという。同知事はヘアニネ・アニェス暫定政権が公正選挙実施を発表した直後、大統領選に出馬する可能性を示していた。

■国民を守る準備進める Página Sieteの記事
フェルナンド・ロペス国防相は、国民の命を守る準備を進める姿勢を示した。先の選挙後闘争、エボ・モラレス氏の辞任後の闘争で、国外の反社勢力の国内侵入などが明らかになっている。国防省として、こうした事態への対応を強化する方針を示したものだ。国民の命を守ることは、国家の使命とした。

■建設業界に不安 El Díaの記事
国内の建設業界では、不安が広がっている。長引いた社会闘争と政権交代の影響で、公共工事の先行きが不透明となっているものだ。すでに一部の工事では、工事費の支払いの遅れなどが生じている状態で、零細企業が多い建設業界で、資金がショートする企業が続出するおそれがあるという。

■ラ・アスンタで事故 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタで、ミニバスが谷に転落する事故が起きた。19日朝5時頃、サンバルトロメの近くでバスが150メートル下に転落した。この事故でこれまでに5人が死亡し、現時点で2人が不明となっている。ユンガス地方はアンデスとアマゾンの間の巨大な崖の地形で、道路事情が悪い。

■密輸車輛市場形成か Página Sieteの記事
国内では密輸車輛市場が、すでに形成されているとみられる。2011年頃から、チリから違法に車輛を密輸する手口が横行し、ラパス、オルーロ、ポトシ県の国境地域での警戒態勢が続く。とくにチリから密輸車輛が、偽造書類を添付し持ち込まれる「カー・ロンダリング」の手口が多いことが指摘される。

■トレド、カニャワ作付け La Patríaの記事
オルーロ県のトレドでは、1000ヘクタールの農地に「カニャワ」が作付けされる。同県などアルティプラーノ(高地平原)では、栄養価の高い穀物キヌアが知られるが、このカニャワも同じアカザ科の穀物だ。キヌアと並ぶ新たな生産物として、今季広範囲での作付が行なわれるものだ。

■シマウマは18年 La Razónの記事
ラパスに「シマウマ」が登場して18年となった。市内ではシマウマの着ぐるみを着た若者らが、交通整理などを行なっている。この事業は若者の雇用創出と、市民の交通マナー向上のため導入されたものだ。今はシマウマは、さまざまなイベントにも登場し、地域文化に欠かせない存在となっている。


【ペルー】

■ラ・リベルタ、緊急事態 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県は大雨を受け、緊急事態を発令した。パタス、ルイス・ロドリゲスなどで大雨による川の増水が相次ぎ、コミュニティ同士を結ぶ橋3個所が破損した。今も複数のコミュニティが孤立状態に陥っている。国内では同県のほか、パスコ、アヤクチョ県でも局地的雨の被害が報告されている。

■ビスカラ、マクド批判 Gestionの記事
マルティン・ビスカラ大統領が異例ながら、ファストフードチェーン「マクドナルド」を批判した。リマ、プエブロ・リブレの店舗で、10代のアルバイト定員2人が、職務中に感電死する事故が起きた。ビスカラ大統領はこの事態に強い憂慮を示し、マクドナルドを展開するフランチャイズ企業の体制を批判した。

■アルパカ毛、価格下落 Correo Perúの記事
アルパカ毛の価格が、大きく下落しているという。アンデス原産のラクダ類の一種、アルパカはペルーが飼育数世界最大だ。この毛は1ポンドあたり最大で20ソルまで上昇していたが、今は8ソルまで下がっている状態だ。アレキパ、プーノ、クスコ、アヤクチョ県などでこのアルパカ毛は、重要な収入となっている。

■パネトン輸出、12%増 El Economistaの記事
国内からのパネトン(パネットーネ)の輸出は、12%増えているという。スポンジケーキであるパネトンは、国内やラテンアメリカ各国でクリスマス時に消費が増える。ペルー国内の業者が広く生産し輸出しているが、今年の輸出総額が480万ドルに達する見通しだという。米国向けが20%、チリが9%増えたが、一方でボリビア向けは13%減った。


【チリ】

■警察、化学物質使用を否定 BioBio Chileの記事
警察は、化学物質を混ぜたとの指摘を否定した。10月18日からの社会闘争の鎮圧行動で、装甲車から撒かれた水に化学物質が混ぜられたとの指摘がなされている。この水を浴びた者が火傷を負ったり、アレルギー反応を起こしたりしたものだ。しかしここにきて警察は、この事実はないと否定した。

■ソトマヨール、イベント中止 BioBio Chileの記事
バルパライソ、ソトマヨール広場での年越し時のイベントは、中止となった。例年、大晦日の夜から新年にかけ、この場ではさまざまなイベントが行われる。しかし10月18日からの社会闘争を受け、市側はこの費用を社会保障などに回す姿勢を示した。一方、港湾で行なわれる花火大会は、例年通り実施される。


【アルゼンチン】

■ロカ線が大混乱 Télamの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線が19日、大きく混乱した。アベジャネダの区間で運転できない状態となり、30万人の利用者らに影響が広がった。この事態は、同路線の労働組合員らが、線路を塞いでデモを行なったことによる事態だという。非正規雇用者の正規雇用などを求めた動きとみられるる。

■マクリ氏、カタールへ Perfilの記事
前大統領のマウリシオ・マクリ氏は、カタールを訪れる。10日に退任した同氏は、フリアナ・アワダ夫人をともない休暇を利用し同国を訪れた。21日に、クラブワールドカップのフラメンゴ-リバプール戦を観戦する予定だという。同氏は退任後、目立った動きは示していなかった。

■強盗殺人犯ら、3日前にも Infobaeの記事
先週末、ブエノスアイレスのプエルト・マデーロで強盗殺人をはたらいた窃盗団らは、この事件の3日前にも類似の事件を起こしていた。英国人男性がホテル前で殺害された事件だが、この事件と同様にエセイサ国際空港から旅行者を追跡し、強盗をはたらいていたという。この事件で、ベネズエラ国籍の2人の男が逮捕されている。

■タクシーのないクリスマス Télamの記事
コルドバでは24日のクリスマスイブ、タクシーが利用できないという。運転手らの組合が、この日にストライキを行なうことを通告した。収入増などを求めた動きで、午前0時から24時までの、時限ストとなっている。市内すべてのタクシー車輛が参加する見通しだ。

■ティグレ線、大増便 Infobaeの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、ミトレ線のティグレ支線では22日から、便数が大きく増やされる。新たに一日64便が増え、ラッシュ時の間隔が現行の16分から11分に短縮されるものだ。またミトレ線では一部、ディーゼル列車で運転されている区間の電化が行なわれるという。

■ネウケン、観光好調 Télamの記事
ネウケン州の観光が今季、好調だという。今年1月以降、同州を観光で訪れた人は昨年に比して110万人も増加し、観光によ収入は140億ペソに達した。ネウケン空港に乗り入れる航空会社がLCCを中心に劇的に増え、アクセスが大きく向上したことが寄与したと同州側は分析している。


【エクアドル】

■大統領機でこどもを輸送 El Universoの記事
大統領専用機で、こどもを輸送するという異例の措置がとられた。グアヤキルの空港から、米国マイアミに向かったのは、小児癌を患う少女だ。国内で対応できず、現地の高度医療機関に向かうため、大統領専用機が使用されたものだ。この機は19日朝9時、ホセ・ホアキン・デ・オルメド空港を発った。

■クリスマスの食卓は「近代化」 El Comercioの記事
グアヤキルでは、クリスマスの食事はより「近代的なもの」が好まれるようになっているという。カトリックの社会的影響力が強い国内では、クリスマスは重要な日だ。各地で伝統的な料理がつくられるが、グアヤキルでは伝統料理よりも、シチメンチョウ料理や豚肉料理などのほうが好まれるようになっているという。


【コロンビア】

■サンアントニオ・デ・プラド、土砂災害 Caracol Radioの記事
メデジン南西のサンアントニオ・デ・プラドで19日10時48分頃、土砂災害が起きた。大雨の影響などで地盤が緩み、大量の土砂が崩れ、住宅などを襲った。この土砂災害でこれまでに2人が死亡し、2人が負傷したという。現在同地域を含む広い範囲は雨季で、土砂災害が起きやすい状況となっている。

■チバ、川に落ちる Caracol Radioの記事
メデジン近郊で、乗合自動車「チバ」が川に落ちる事故が起きた。サバネタの道路を走っていたこの車輛が、突然コントロールを失い、メデジン川に落ちたものだ。この車輛には20人が乗っていたが、全員が駆けつけた消防に救助されている。チバは特徴的な見た目で知られ、国内やエクアドルの農村部で使用されている。

■OECD、汚職対策求める Caracol Radioの記事
経済開発協力機構(OECD)はコロンビア政府に対し、汚職対策の強化を求めた。同機関は、コロンビアの法システム上、汚職を取り締まり、罰する制度が弱いと指摘した。コロンビアはOECDの加盟を目指しており、この加盟の前提条件の一つが新たに示されたことになる。


【ベネズエラ】

■グアイド、メディアとの連帯 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、メディア「ベネプレス」に対する連帯を表した。このメディアは18日、ニコラス・マドゥロ体制による弾圧で閉鎖に追い込まれた。グアイド氏は表現の自由が損なわれたことを嘆き、マドゥロ体制を批判するとともに、同メディアと同じ心を持つと断じた。

■バチェレ報告を歓迎 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏の報告を歓迎した。バチェレ氏はニコラス・マドゥロ体制による人権侵害などを報告した。グアイド氏はこの報告が、「独裁政権」がベネズエラ国民を死に追いやりつつある実態を示したと、評価した。

■レケセンス氏裁判、20日終了か El Nacionalの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は、20日に終了するとみられる。同氏はテロ関与を一方的に指摘され、昨年8月に拘束された。今月、裁判が始まったとされるが、非公開で内容は伝えられず、また本人が出廷しているかどうかも不明だ。野党や国際機関などは、同氏の即時解放を要求している。

■欧州議会が紛糾 La Razónの記事
ベネズエラへの対応をめぐり、欧州議会が紛糾したという。欧州の多くの国々はフアン・グアイド暫定政権を承認し、ニコラス・マドゥロ体制を独裁簒奪と見なす。しかしマドゥロ体制に対する制裁強化などで意見が分かれ、結論を出すのが延期されるに至った。

■牛肉自給、37% Analiticaの記事
今年の国内での牛肉の自給率は、37%となったという。畜産業の団体Fedenagaが明らかにした数字だ。この割合は1990年代と同水準で、同様に牛乳の自給率も30%となったという。産油国であるベネズエラは、農業や畜産などへの政府からの関心が薄く、食料自給率が低い水準のままだった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■第二のベネズエラになる Noticias Netの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、アルゼンチンが第二のベネズエラになると警告した。同大統領はこの10日に就任した左派のアルベルト・フェルナンデス政権に触れ、現在のベネズエラと同じ道を歩みつつあると断じた。経済数値などを引用し、語ったものだ。極右の同大統領は、左派政権を毛嫌いしている。

■ルラ氏、ボウソナロ批判 Télamの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏が、ジャイル・ボウソナロ現大統領を批判した。ルラ氏はボウソナロ政権が、あたかもナチスドイツのルドルフ・ヒトラーのように、国内の文化を破壊していると断じた。この上で国民は、こうした動きに抵抗する必要があると断じた。

■パナマ侵攻から30年 Página Sieteの記事
米国によるパナマ侵攻から、この20日で30年となる。当時のマヌエル・ノリエガ将軍が非民主的立場をとり、さらに麻薬組織との関係が指摘され、米軍が1990年にかけ侵攻したものだ。米軍とパナマ軍との間で激しい戦闘となり、最終的にノリエガ氏は米軍側に拘束された。

■ホンジュラス、若者に高リスク Radio HRNの記事
ホンジュラスでは、15歳から30歳の若い世代には、居住するにはリスクが高いという。国内で活動する人権団体が明らかにしたものだ。この世代の若者は、国内で台頭が続く組織犯罪の標的となりやすく、組織に引き入れられたり、殺害されるなどの事件に巻き込まれる確率が高いという。

■キューバ、ホテル空洞化 Ciber Cubaの記事
キューバ国内のホテルの客室の15%にあたる、1万1千室は「開店休業」の状態にあるという。近年の観光開発ブームでホテルの客室供給が激増した一方、メンテナンスの不足やホテルそのももののコンセプトの薄さなどから、営業できない状態のホテルが増えているという。

■フットボール選手に死の脅迫 El Observadorの記事
ウルグアイのフットボール選手に、死の脅迫があったという。モンテビデオのチーム「ナシオナル」に属するマティアス・ビニャ選手のSNSにこの脅迫があったとして、警察が調べを開始したものだ。このチームでは、先週末の試合時、サポーターが銃で撃たれ死亡する事件が起きたばかりだ。ビニャ選手は22歳のディフェンダーで、代表招集歴もある。

■アビアンカ・ブラジル、消滅へ Globoの記事
アビアンカ・ブラジルの機材が、間もなく消滅する。オーシャン・エアが運営する同社だが、昨年12月に破産を申請し、アズールを中心に各社が分割し路線を引き継ぐこととなった。同社保有の最後の2機が、近く売却されることになり、同社保有機材が間もなくなくなるものだ。

■日本と友好植樹 La Naciónの記事
パラグアイ、アスンシオンでは日本との友好関係を記念して、100本の植樹が行われた。今年、パラグアイと日本が国交を樹立して100年となることを記念して行われたものだ。植樹は大統領府であるパラシオ・デ・ロペス付近で行なわれた。植えられたのは日本の象徴的樹木であるサクラだという。

2019.12.19

【ボリビア】

■モラレス氏に逮捕状 Télamの記事
前大統領のエボ・モラレス氏に、逮捕状が出された。検察が請求し認められたもので、アルゼンチンに身を寄せる同氏が帰国すれば、拘束されることになる。ヘアニネ・アニェス大統領は、モラレス氏への容疑は、暴動誘発とテロだという。同氏の辞任表明後、抗議闘争が組織的に行われ、国内はおおきな混乱に陥った。

■モラレス氏、逮捕状に反発 El Díaの記事
エボ・モラレス氏は、自身に対する逮捕状に反発を示した。暴動とテロの容疑で逮捕状が出されたことについて、アルゼンチンに滞在する同氏は「逮捕しようとする行為そのものが不正で、超法規的なものだ」と断じた。また米国のドナルド・トランプ大統領がヘアニネ・アニェス暫定政権を評価したことにも、強い反発を示している。

■弁護士、抗戦の構え El Díaの記事
エボ・モラレス氏の弁護士、ウィルフレド・チャベス氏は、同氏への逮捕状が出されたことに対し「断じて容認できない」との姿勢を示した。暴動誘発やテロ、テロへの経済支援などの容疑が付されたこの逮捕状申請などを精査し、今後抗弁する姿勢を示した。同弁護士は、司法のこの態度が人権弾圧にあたると断じている。

■アルゼンチン大統領に質問 El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領に質問をぶつけた。10日に就任した同大統領はエボ・モラレス氏を過剰に擁護し、ヘアニネ・アニェス暫定政権を敵視するような姿勢を続けている。ムリーリョ大臣はこの姿勢に疑問を呈し、質問を投げかけた。

■OEA、選挙に協力 El Díaの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、ヘアニネ・アニェス暫定政権のもとで行なわれる総選挙に、全面協力する姿勢を示した。同総裁は、やり直し総選挙を支持しており、この選挙が透明性を確保し、自由公正に行われることに期待を示し、OEAとしてもその成功のため、協力する姿勢を示した。

■UN、選挙参加へ El Díaの記事
実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏が率いる政党UNは、来るやり直し総選挙に参加する。ドリア・メディナ氏自身が表明したものだ。10月20日の選挙では、大統領選ではカルロス・メサ氏を支持するなどしたが、今後独自候補の擁立を含め、体制を整える。同氏はエボ・モラレス氏の「政敵」の一人だ。

■メサ氏、議会候補を公表 El Díaの記事
カルロス・メサ氏と、同氏をやり直し大統領選に擁立する政党CCは、やり直し議会選の同党からの候補者を公表した。候補者の多くは10月20日の無効選挙からの横滑りとなっている。メサ氏はこの候補発表について、総選挙に向けた川を一つ越えた、と表した。

■MDSも体制協議 El Díaの記事
サンタクルスのルベン・コスタス知事が率いる政党MDSも、やり直し総選挙に向けた体制作りの協議を行なう。同政党は10月20日の無効選挙の際、独自の大統領候補を擁立することを断念した。やり直し選挙では擁立する可能性を含め、検討を進めているという。同氏はエボ・モラレス氏の「政敵」の一人だ。

■モラレス氏「米国が糸を引いた証拠」 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス氏は、国内で起きた「クーデター」の背後で米国が糸を引いた証拠だ、と断じた。ドナルド・トランプ大統領がヘアニネ・アニェス暫定政権を承認した。この事実について、米国がボリビアの左派政権を倒すため画策した結果だとした。ボリビア国民の70%は、国内で「クーデター」が起きたとは考えていない。

■ヘリ事故は重量オーバー Los Tiemposの記事
空軍は、ヘリコプターの事故は、重量オーバーが原因だったと発表した。先月4日、コチャバンバ県でエボ・モラレス氏が乗ったヘリが緊急着陸する事態が生じた。辞任直前の同氏を巻き込んだかもしれないこの事故について、暗殺を謀ったものとの憶測があったが、空軍はこれを否定した。

■アニェス、電気代下げの意義強調 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、電気料金の値下げの意義を強調した。新政権は、電力機関のSINの手数料を下げることで、最大で50%の値下げになるとした。このSINのシステムに参加していないパンド県を除く8県で、電気料金が下がるという。この恩恵を受ける世帯数は、200万戸にのぼるという。

■オルーロ元知事を逮捕 El Díaの記事
検察は、オルーロ県の元知事、アルベルト・ルイス・アギラール容疑者を逮捕した。同容疑者は、オルーロが抱える大型公共工事案件であるプエルト・セコ事業において、汚職に関わった容疑が高まったという。2014年からのこのプロジェクトに対し、検察は捜査を続けていた。


【ペルー】

■ケイコ氏、政治活動停止 Perú21の記事
元大統領候補者ケイコ・フヒモリ氏は、政治活動の停止を発表した。同氏は汚職疑惑を受け1年以上にわたり拘束されていたが、妹のサチ氏の申し立てが認められ釈放された。しかし司直からの操作はまだ続いている状態であるため、すべての政治活動を休止すると発表した。

■コスタ・ベルデ、土砂災害 El Comercioの記事
リマ、バランコのコスタ・ベルデで土砂災害が生じた。太平洋岸の道路の一部が、この土砂崩れで塞がれ、通行ができなくなっているものだ。現場はチョリージョスとの境界付近のロス・ユヨスで、この土砂に巻き込まれた人や車はなかった。復旧には時間を要する可能性がある。


【チリ】

■社会闘争から2か月 El Espectadorの記事
国内では社会闘争の開始から、18日で2か月となった。10月18日、交通運賃値上げ反対運動をきっかけに、反政府闘争が全土に拡大したものだ。この間、警察など公権力による過剰な武器使用が問題となり、また混乱に乗じた略奪事件の蔓延も起きた。現在も抗議行動などは散発的に続いている状態にある。

■メトロ、運転時間は平常化 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の運転時間は、平常化した。10月18日の社会闘争初日、メトロ網はバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、多くの駅が破壊されたり燃やされたりした。このため再開したものの運転時間は短縮されていたが、18日までにこの体制が従来の時間まで回復したという。

■メトロ1号で人が転落 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)1号線で18日、人が線路上に転落する事故が起きた。この事態が生じたのはウニベルシダー・デ・チレ(チリ大学)駅で、この事故のためエスタシオン・セントラル-ロス・エロエス間は一時、運転見合わせとなった。1時間後、この区間は再開されている。

■チロエにカツオノエボシ BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス州)チロエ島の海岸に、カツオノエボシが出現した。俗に電気クラゲと呼ばれるこのクラゲは、触手部分に毒を持ち、刺されると死に至るケースもある。このため、この出現が確認されたクカオ、ウエンテモのビーチ付近では、遊泳などが禁止された。


【アルゼンチン】

■失業率、9.7%に上昇 Perfilの記事
国内の失業率は、9.7%に上昇したという。国の統計機関Indecが、この第三四半期の数字を示したものだ。この数字は前年同期に比して0.7ポイント、前の3か月に比しては0.9ポイントの増加となっている。国内では昨年7月の通貨暴落以降、経済先行きに対する不安が強まっている。

■クリスマス品目、特別価格 Télamの記事
政府と主要スーパーは、クリスマス時期に消費される6品目を199ペソの特別価格で提供する。政府とスーパー運営会社の間で合意されたものだ。サイダー、パネトン(パネットーネ)、トゥロンなどの、国内の家庭でクリスマス時期に消費される6品目を安く提供するものだ。

■エア・ヨーロッパ、イグアス線休止へ Reporturの記事
エア・ヨーロッパは、マドリードとプエルト・イグアスを結ぶ路線の休止を発表した。同社は今年、アスンシオン経由でのこの路線の運航を開始していた。しかし搭乗率が低迷するなとしたため、アスンシオンとイグアスを結ぶ区間の運航を来年4月26日までで休止するとした。

■ラ・キアカでもう一人を逮捕 Télamの記事
ブエノスアイレス、プエルト・マデーロでの英国人観光客殺害事件で、もう一人がボリビア国境のラ・キアカで逮捕された。空港から車輛をバイクで追いかけたグループが、この強盗殺人を犯したものだ。ベネズエラ国籍の男がサルタで逮捕され、この37歳の別のベネズエラ人の男が、国境近くで拘束された。


【エクアドル】

■キト、立ち売り規制 El Comercioの記事
クリスマスを前に、キト中心部の歴史景観地区では、立ち売り業者の規制が始まっている。警官らがパトロールし、こうした行為を禁じているものだ。物を立ち売りする業者は場所代や税金を納めておらず、既存店舗などは以前から不公平感を表していた。今後、こうした業者側の反発が起きるおそれもある。

■マドリードのメトロに制裁 El Comercioの記事
キト市は、スペイン、マドリードのメトロに制裁金を科す。キト市内では全長22キロのメトロ(地下鉄)が建設中だ。マドリードのメトロは技術協力し、車輛開発などを行なっているが、キト市側は同社が契約を満たしていないと判断した。キトのメトロは、来年下半期にも開業の予定だ。


【コロンビア】

■インディヘナ層、保護求める Caracol Radioの記事
トリマ県のインディヘナ(先住民)のリーダーが、インディヘナ層の生活の保護を政府に求めた。国内にも伝統的な生活を踏襲するインディヘナのコミュニティが複数存在するが、その多くが危機に瀕していることが指摘されている。コミュニティ、文化保全のため、政府側に対応を求めたものだ。

■アルーバ航空、新規2路線 Caracol Radioの記事
カリブ海、オランダ領アルーバ島のアルーバ航空が、国内2地点に新路線を開設する。同社が新たに乗り入れるのはバランキージャとメデジンだ。ボンバルディアCRJ200型機を使用し、定期便を就航する。同社はアルーバ島への観光需要があるとみて、この路線拡大を判断した。

■リネアH、オープン3年 Caracol Radioの記事
メデジンの都市交通型テレフェリコ(ロープウェイ)、メトロカリベのリネアH開業から、3年となった。この路線はコムーナ8の45万人の住民の重要な交通機関で、2016年12月17日に開業した。コロンビアだけでなく南米では都市交通型テレフェリコの整備が各国で進み、新たにペルーなどでも計画がある。


【ベネズエラ】

■バチェレ氏、レケセンス氏解放求める Infobaeの記事
国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏は、野党議員フアン・レケセンス氏の即時解放を、ニコラス・マドゥロ体制に求めた。レケセンス氏はテロ関与を一方的に指摘され昨年8月から拘束され、今月裁判が行われているが一切非公開となっている。バチェレ氏はこの扱いについて、人道上の重大な問題があると断じた。

■グアイド「再建のチャンスはある」 El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、「この国にはまだ再建のチャンスはある」と述べた。メディア向けの会見で語ったもので、貧困にあえぐ国民の生活を再建する上で、最低条件がニコラス・マドゥロ体制の退陣であると断じた。この1月に発足した暫定政権だが、一方で今、同氏の求心力低下が指摘されている。

■グアイド、再任の見通し Al Nativoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は1月5日、議会議長に再任される見通しとなった。求心力低下が指摘され、再任されない可能性が指摘されていた。しかしニコラス・マドゥロ体制が、グアイド氏への圧力を増したことから、野党が多数を占める議会内でむしろ結束が強まったとみられる。

■国境橋が大渋滞 La Opiniónの記事
コロンビアとを結ぶシモン・ボリバール橋は17日夜、大渋滞となったという。現在、毎日数千人規模のベネズエラ国民が移民や買い物のためこの国境橋を通る。しかしこの夜は、移動する人が極端に増えて、橋は人が溢れんばかりの状態となった。こうした混雑はブラックフライデーの11月29日以来だという。

■ロシア、さらに医薬品支援 RTの記事
ロシアは国内に、さらに医薬品を送った。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で国内では物資不足が続くが、とくに医薬品は深刻な状態だ。マドゥロ体制の後ろ盾の一つであるロシアが、この対応として20万錠を送ったことが明らかになった。国内ではこの医薬品不足で、HIVキャリアや血友病患者の死亡例が増加している。

■カラカスへの国内難民が増加 Diario La Regiónの記事
地方から、カラカス首都圏への「国内難民」が増加している。カラカスでも物資不足などは続いているものの、地方都市、農村部よりは状況が恵まれている。このため地方から、首都圏に移り住む人の流れが起きているものだ。アマゾン各州やスリア州などからの移動が多い。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パナマで銃撃、12人死亡 Infobaeの記事
パナマの受刑施設で銃撃事件があり、12人が死亡し、13人が負傷した。首都の東部にあるこの施設で、受刑者間の争いがこの事態に発展したものだ。マラと呼ばれる犯罪組織の構成員、パンディージャ同士の抗争とみられる。施設に介入した警察は、この施設内から複数の銃器を発見、押収している。

■ボウソナロの長男に捜査 Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領の長男、フラビオ・ボウソナロ地方議員に、捜査の手が伸びた。リオデジャネイロの検察が、汚職容疑での捜査を開始したものだ。検察によると同氏には、汚職のほか公金横領の容疑もあるという。ボウソナロ氏は昨年の選挙で、清新さをアピールしていた。

■ルラ氏、つらい日々を語る Télamの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏は、「つらい日々」を語った。同氏はフランス、パリを訪れパリ市長からの歓迎を受けた。ルラ氏は汚職容疑で12年の刑を受けて昨年4月に収監され、この11月に最高裁が釈放を判断するまで拘束を受けた。このつらい日々について、この場で言及した。

■ハイチ、またデモの動き Prensa Latinaの記事
ハイチの野党が、またデモを行なおうとしている。同国ではこの9月16日から、モイーズ政権の退陣を求めるデモが国内各地で繰り広げられた。今は鎮静化しているが、対モイーズ政権で態度を一致させた野党が、さらなる圧力をかけようと、新たなデモを準備しているという。

■年金受給、労働者の23% ABC Colorの記事
パラグアイで、年金制度の改革を求める声が高まっている。18日、アスンシオンの労働省前で複数の労働組合が声を上げた。同国では職域年金制度の適用が限られ、現役世代労働者の実に23%しか、年金受給権を得られない状況だという。老後の生活設計を整えるためにも、制度の改革、改善が必要と組合は訴えた。

■キューバ、豚肉不足 Ciber Cubaの記事
キューバ国内では今、豚肉の不足が急速に広がっている。米国からの経済締めつけの影響で、国内ではすでにコーヒーやマッチ、石鹸といった物資の不足が起きている。こうした中、とくにクリスマスから年末年始に消費が増える豚肉が、首都ハバナなどで品薄となっているという。またアルコール飲料やトマトピューレなども不足している。

■ウルグアイ、観光に逆風 Ambitoの記事
ウルグアイの観光にはまさに逆風だ。隣国アルゼンチンが経済対策の一環で、「ツーリスト・ドル」の制度を導入した。国外消費の場合、対米ドルの為替をオフィシャルより30%高い率で交換するものだ。国外旅行が不利になることから、同国からウルグアイに旅行する人が大きく減る可能性が指摘されている。

■違法マリファナ使用が減少 France24の記事
ウルグアイでは、違法なマリファナ(大麻草)使用が、大幅に減少したという。同国では世界に先かげ2013年から、マリファナの使用や保持、売買などが段階的に合法化されている。非合法の使用範囲が狭まったことや、使用が一般化したことから、非合法の使用例が大きく減少したことが明らかにされた。

■アスンシオン-ボゴタ線就航 ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンと、コロンビアのボゴタを結ぶ直行便が就航した。新たにアビアンカが開設したもので、17日からエアバスA319型機を使用し運航が開始された。この路線を経由し、アスンシオンとマイアミやマドリードなどとの接続が便利になる。

2019.12.18

【ボリビア】

■APDH、アニェスへの追及 Télamの記事
アルゼンチン議会人権委員会(APDH)は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領への責任を追及する姿勢を示した。およそ1か月に及んだ社会闘争で、多くの死傷者が出たことについて、アニェス大統領に責任があるとしたものだ。左派政権となった同国はエボ・モラレス氏の亡命を受け入れ、アニェス政権への圧力を強めている。

■トランプ氏、アニェス擁護 Télamの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領を擁護した。エボ・モラレス氏政権下、暮米関係は極度に悪化したが、トランプ氏はアニェス政権との間で、関係正常化を図る姿勢を示した。アルゼンチンなどがアニェス政権の「不当性」などを指摘しているが、同氏は擁護する姿勢を示した。

■不正選挙でモラレス氏起訴も El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、不正選挙の容疑で、前大統領のエボ・モラレス氏を起訴する可能性もあるとした。10月20日の選挙での不正が明らかになり、モラレス氏は辞任し国外に亡命した。この不正に同氏が関わった可能性が強まっており、少なくとも2つの容疑で同氏を起訴する可能性があるした。

■リサラガ氏「裁きを受けよ」 El Díaの記事
ロクサナ・リサラガ政府広報官は、エボ・モラレス氏に対し「国内に戻り、法の裁きを受けよ」と呼びかけた。モラレス氏は大統領辞任後メキシコに亡命し、今はアルゼンチンに再亡命している。リサラガ氏はモラレス氏に対し、不正選挙や人権侵害などの責任をまっとうするべきと断じ、モラレス氏に帰国を促した。

■モラレス氏「逮捕は怖くない」 La Razónの記事
アルゼンチンに身を寄せるエボ・モラレス氏は、「逮捕は怖くない」と述べた。同氏は、同国北部のオランを拠点に、来るやり直し総選挙の、政党MASの指揮を執ることを明らかにしている。この選挙戦の過程で逮捕されても構わないと述べたものだ。同氏は11月10日の辞任後、法的責任追及の可能性があるとして亡命していた。

■選挙法廷、大詰めに El Díaの記事
選挙実施の主体となる選挙法廷の体制作りは、大詰めを迎えた。議会は、155人の候補から最終的なこの法廷の検事を選ぶ選挙を行なうことに合意した。10月20日の選挙で、この選挙法廷を舞台に不正が行われたことから、当時の検事は全員が拘束を受けている。この新体制作りは、ヘアニネ・アニェス暫定政権が進める選挙実施の大前提となる。

■カンペシーノ層、チョケワンカ氏擁立へ El Díaの記事
ラパス県のカンペシーノ(農業)層は、元外相のダビド・チョケワンカ氏の擁立の姿勢を示した。次期大統領選に、モラレス派であるMASから同氏を擁立したいとしたものだ。MASからはルイス・アルセ前経済相、コカ葉農家指導者のアンドロニコ・フェルナンデス氏を推す声があり、意見集約に時間がかかる可能性もある。

■フェルナンデス氏に難色 El Díaの記事
エボ・モラレス氏は、コカ葉農家指導者のアンドロニコ・フェルナンデス氏の大統領選擁立には、難色を示している。支持母体のチャパレ地方のコカ葉農家らが、同氏の擁立を画策している。しかしモラレス氏は、大統領選の候補者としては同氏は若すぎるとして、出馬はより経験を積んだ後のほうがいいとの考えを示した。

■アポンテ氏が暫定総裁に Correo del Surの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、ギジェルモ・アポンテ氏を中央銀行の暫定総裁に指名した。エボ・モラレス氏の辞任にともない、中央銀行の人事も暫定的に刷新されたものだ。指名を受けたアポンテ氏は、国内の金融の安定化に尽力する姿勢を示している。

■コッシオ氏、出馬を否定 Página Sieteの記事
8年ぶりに国内に戻った元タリハ県知事、マリオ・コッシオ氏は、次期総選挙への出馬を否定した。同氏はエボ・モラレス政権下で汚職疑惑がかけられ、パラグアイで事実上の亡命生活を送っていた。政権交代を受け国内に戻ったが、今の時点で政治活動に戻る意思はないとした。

■CIDH、再調査着手 La Razónの記事
米州機構の人権機関CIDHは、センカタとサカバの事件の再調査を開始した。エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争時、警官隊との衝突からこの2個所では、多くの死傷者が出た。先の調査で同機関は、警官隊などによる人権侵害があったと指摘したが、ヘアニネ・アニェス暫定政権が「事実誤認がある」と指摘し再調査となったものだ。

■モラレス氏、娘の危険を指摘 La Razónの記事
エボ・モラレス氏は、娘のエバリス氏が危険に直面したことを指摘した。滞在先であるアルゼンチンで、明らかにしたものだ。11月10日の同氏の辞任、その後の亡命後、エバリス氏は後ろ盾のない状態となり、声明を脅かす数々の脅迫を受けたという。同氏はその後弟とともに、アルゼンチンに逃れている。

■ユンガス道、一部不通 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方の道路の一部が、不通になっているという。ボリビア道路管理局(ABC)によると、同地方のウンドゥアビとチュルマニを結ぶ区間で土砂災害があり、道路の通行が見合されている。雨の影響でウンドゥアビ川が増水し起きた事態で、現在復旧作業が続いている。

■アニェス、ママ・ノエルに El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領が、ママ・ノエル(女性サンタクロース)姿を披露した。大統領府でこのコスチューム姿になり、国内のこどもたちへのメッセージを出したものだ。挨拶の中で同大統領は、すべてのこどもたちが両親や家族と、楽しいクリスマスを過ごすことを望む、とした。

■風力発電の器具、続々と El Díaの記事
サンタクルス県のプエルト・ジェニファーに、風力発電装置のための器具が、続々と上陸しているという。クリーンエネルギー開発計画に基づき、同県のワルネス、サンフリアン、エルドラードに風力発電公園が整備されるものだ。パラグアイ川を経由し、この陸揚げ作業が続いている。

■オルーロ、墓地危機再び La Patríaの記事
オルーロの中央墓所で、再び危機が表出している。国内の墓所では、壁龕(へきがん)と呼ばれる壁のくぼみに棺が埋葬されるが、この壁龕が涸渇してしまったものだ。同墓所では新たな壁の建造とその需要が追いかけっこの状態となっており、今はすでに壁建設スペースそのものが不足している。

■オルーロ、カメラ増設 El Díaの記事
オルーロ中心部の防犯カメラが、増強される。市内では2月に、ユネスコ無形文化遺産のカルナバルのパレードが行われる。国内外から多くの観光客を集めるこのイベントに向け、観光客の安全向上のためこの増設が行なわれるものだ。また同時に、パレード参加者らの安全向上も図る。

■オルーロ、予約が不振 FM Boliviaの記事
オルーロの観光業関係者の間から、懸念の声が上がっている。来年2月22日に行なわれるカルナバルのパレードだが、この観覧に向けた観光客のホテルやパッケージツアーの予約が不振となっているものだ。10月20日の選挙後、長引いた闘争の影響とみられる。


【ペルー】

■20日からストロー規制 El Comercioの記事
国内ではこの20日から、プラスチック製ストローの販売や製造などが禁止される。プラスチックによる環境汚染対策の一環でとられる措置だ。すでにレジ袋規制などが行なわれているが、この日からストローの規制も始まる。プラスチック規制は今後も、段階的に強化される予定だ。

■ピザハットが3位浮上 Gestionの記事
好きなファストフードチェーンを尋ねた調査で、ピザハットが3位に浮上した。リマ市民を対象に行なわれた調査では、昨年に引き続き1位はKFC、2位は地場のベンボスが占めたが、3位にピザハットが入り、前年3位のマクドナルドが4位に転落した。国内のファストフード市場は、21億3千万ドル規模に達している。

■マクドに制裁か El Comercioの記事
行政は、マクドナルドに対し、制裁を科す可能性がある。リマ、プエブロ・リブレの同チェーン店舗で15日、18歳と19歳のアルバイト男性店員が感電死する事故が起きた。現時点で、同チェーンを展開するフランチャイズ企業の「重大な瑕疵」は指摘されていないが、行政側もこれを重く受け止めているとした。

■7歳男児、馬通学 El Comercioの記事
フニン県オンドレスのリマイチャンカの村に住む7歳の少年が、毎日馬に乗って、学校に通学しているという。最寄の学校が10キロと遠く、また使用できる公共交通機関にも恵まれていない。このため、馬に乗りこの距離を毎日移動しているという。リマイチャンカは、標高4300メートルにある寒村だ。


【チリ】

■化学学校、悪習と批判 BioBio Chileの記事
チリ化学学校は、警察による「悪習」と批判した。10月18日からの社会闘争の鎮圧行動の際、警官隊は放水を行なった。この水の中に化学物質が含まれ、この水を浴びた者の中には火傷を負ったり、アレルギーを起こす人が続出した。同学校は、警察が化学物質の作用を甘く考えすぎた結果だ、と批判した。

■シンボル犬、襲われる BioBio Chileの記事
コンセプシオンで、社会闘争のシンボルとなっていた犬「ペペ」が16日夕方、男に襲われたという。この犬はこの日も社会闘争の現場に現れていたが、この際に突然、男に殴られるなどした。この犬とともに闘争に参加してきた人々に、怒りが広がっているという。この犬は5歳ぐらいのオスで、野犬とみられる。

■メトロトレンは正常化へ BioBio Chileの記事
サンティアゴとサンフェルナンドを結ぶ近郊鉄道、メトロトレンの運行は18日から正常化する。10月18日の社会闘争初日、国内ではこうした公共交通機関のバンダリスモ(破壊行為)被害が広がった。この路線もこの被害を受け、運転時間の短縮や減便などの措置がとられていたが、この日から従前の体制に戻るという。

■バルパライソ強盗事件 BioBio Chileの記事
バルパライソの市街地で、激しい強盗事件が起きた。16日、アレマニア通りを歩いていた17歳の女性が友人の家に向け歩いていたところ、男に突然襲われたものだ。この際男は、石でこの女性の顔を殴りつけるといった、激しい暴力を加え、現金5千ペソと携帯電話を奪ったという。


【アルゼンチン】

■英国人殺害犯、サルタで逮捕 Infobaeの記事
ブエノスアイレス、プエルト・マデーロのホテル前で英国人観光客が殺害された事件の犯人が、サルタで拘束された。空港からバイクで追いかけ犯行に及んだ強盗殺人だ。逮捕されたのはベネズエラ国籍の21歳の男で、この追及を逃れようとボリビアに向かおうとししていたとみられる。

■コレクティーボのスト、続く Ambitoの記事
ブエノスアイレスのコレクティーボ(路線バス)およそ50路線のストは、17日も続いた。グルーポDOTAが運営する路線で、16日から突然ストが始まったものだ。組合側の要求行動によるもので、明確な経営側からの回答がないとしてこの日も継続された。要求項目は賃上げなどとみられている。

■第三四半期、1.7%のマイナス Télamの記事
アルゼンチンのこの第三四半期の経済は、1.7%のマイナスとなった。国の統計機関INDECが明らかにした数字だ。この期の国内総生産(GDP)がこの幅の落ち込みとなったという。この数字を受け、1~9月のGDPは2.5%の減少となっている。一方、ネウケン州バカ・ムエルタからの資源輸出は、好調を維持している。

■ツーリスト・ドルでさらなる減速も Infobaeの記事
政府が打ち出したツーリスト・ドル政策で、国内経済がさらに減速する可能性もある。エコノミストが指摘したものだ。ドルなどの外貨流出抑止のため、国内カードでの外貨決済の際、オフィシャルレートを30%上乗せするものだ。しかしこの措置で、金融業や投資が影響を受け、国内総生産(GDP)をさら0.5%押し下げる可能性があると指摘された。


【エクアドル】

■イベリア就航を歓迎 El Comercioの記事
グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港は、イベリア航空の就航を歓迎した。同社は2017年までマドリード、キトを結ぶ三角運航路線を展開していたが、その後はキト単純往復となった。しかしこの17日、同社はマドリードとグアヤキルを結ぶ直行便を再開した。一番機は放水の歓迎を受けている。

■ロシアに問題ないと回答 El Comercioの記事
エクアドルはロシアに対し、問題はないと回答したという。ロシアは、エクアドル産バナナの検疫体制について問題を指摘し、改善されなければ輸入を停止するとの警告を発した。しかしこれに対しエクアドル側は、指摘された害虫発生などの問題は生じていないと回答した。


【コロンビア】

■スト主体、真摯なる対応求める Caracol Radioの記事
ゼネストを主導した主体側は、政府に真摯なる対応を求めた。国内ではイバン・ドゥケ政権への批判、要求から11月21日と12月4日に、ゼネストが行なわれた。この主体側と政府側は協議を続けているが、具体的進展がないままとなっている。主体側は、政府側の態度が変わらなければ、さらなるゼネストを行なう可能性も示唆した。

■ボゴタ市長が同性婚 El Universoの記事
今年就任したボゴタのクラウディア・ロペス市長が16日、同性婚を果たした。同氏は選挙戦中から同性愛者であることを明らかにしていた。結婚相手は上院議員のアンヘリカ・ロサノ氏で、二人はこの日に手続きと宣誓を行なった。ロペス市長はSNSを通じ、喜びを表している。

■ボゴタ空港、ムラが死亡 Alerta Bogotaの記事
ボゴタのエルドラード空港で、「ムラ」の男が死亡した。ムラは薬物などを含んだカプセルなどを胃の中に入れ、輸送する手口だ。空港内で体調を崩した45歳の男が病院に運ばれたが、死亡したもので、この胃の中から溶け出したカプセルが発見された。ムラは南米各国で、国境を越えた問題となっている。

■ウラバで小型機の事故 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のウラバで、小型機が墜落する事故が起きた。現場となったのはチリドにあるラ・スルタナ農場だ。バナナの薬剤散布のため飛行していた小型機がバランスを崩し、墜落したという。この機に唯一乗っていた操縦士は、軽傷を負ったものの命に別状はない。


【ベネズエラ】

■グアイド、主権侵害を告発 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、主権侵害を告発した。同氏は国内で、ロシア兵が急増していることを指摘した。ロシアはニコラス・マドゥロ体制の後ろ盾で、同国が派兵しているとみられる。グアイド氏はこの事実が、ベネズエラの主権を脅かしていると断じた。

■マドゥロ体制、EUに反論 Prensa Latinaの記事
ニコラス・マドゥロ体制側が、欧州連合(EU)に反論した。野党議員フアン・レケセンス氏の裁判が異例の形で行なわれ、人権を侵害しているとEU側が指摘した。これに対し、マドゥロ体制下の外相が、このような発言は内政干渉だと断じたものだ。レケセンス氏はテロ関与を一方的に指摘され、昨年8月に拘束を受けた。

■膠着化、経済の凋落続く El Economistaの記事
二重政権状態の膠着化の中、ベネズエラ経済の凋落は続いている。1月、フアン・グアイド暫定政権が立ち、米国など60の国が承認するなど、事態打開が図られることへの期待が高まった。しかしその後もニコラス・マドゥロ体制が実権を握り続け、この間も経済は凋落の道を辿り続けている。

■今も毎日4~5千人が流出 El Universoの記事
ベネズエラからは、今も毎日4~5千人が、国外に流出している。国連難民高等弁務官事務所が明らかにした数字だ。現時点で他国に身を寄せる難民数は450万人で、来年にはシリア難民の数を超えると予想されている。もっとも多いコロンビアには150万人、ペルーに86万人、チリに37万人、エクアドルに33万人という内訳だ。

■ガソリン供給能力、43% El Carabobeñoの記事
国営オイル会社PDVSAのガソリンの供給能力は、需要に対し43%にとどまるという。産油国のベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で産油体制が維持できず、ガソリンの不足、涸渇が繰り返されている。現在再びこの不足が蔓延し、23州のうち19州でこの状況に陥っている。

■賃金のドル払いを望む El Paísの記事
国民の多くは、賃金の米ドルでの支払いを望んでいる。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で、国内ではハイパーインフレと通貨ボリバールの暴落が続いている。すでに国内で流通している通貨の半分以上が米ドルとなっており、経済は事実上ドル化された状態だ。賃金生活者の多くが、賃金をドルで受け取りたいと考えている。

■麻疹で83人死亡 Versión Finalの記事
国内では2017年以降、麻疹(はしか)感染により83人が死亡しているという。現在世界的に麻疹の感染が拡大しているが、国内ではアマゾンのインディヘナ(先住民)コミュニティを中心に、この流行が起きている。パンアメリカン保健機構によると、国内での感染は下火ながら、今年もスリア州で死者が出たという。

■アビオール、大量ロストバゲージ Venezuela al Díaの記事
航空会社アビオールの便で、大量のロストバゲージが発生したという。利用者らが告発しているものだ。コロンビアのボゴタからカラカスの便が大幅に遅れ、到着したと思ったら多くの荷物が消えていたという。利用者らは、アビオール側から十分な説明も謝罪もないと、怒りをあらわにしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■CIDH、ハイチへ Notimericaの記事
米州機構の人権機関CIDHが、ハイチにミッションを送る。ハイチでは9月16日から、モイーズ政権の退陣を求める社会闘争が続く。混乱の中で人権侵害がなかったかどうかを探るとともに、国内の安定化に向けた仲裁、斡旋への準備を行なうためだ。この闘争で、疲弊した経済がさらに減速していることが指摘されている。

■オルテガ氏、米国を猛批判 La Prensaの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、米国政府を激しく批判した。米国は先週、オルテガ氏の息子であるラウレアノ氏を含む数人を制裁対象に加えた。オルテガ氏は、同国および同政権への締めつけを強めるドナルド・トランプ政権を口汚くののしった。またオルテガ氏は、米州機構をも言葉で攻撃している。

■キューバ、成長減速 On Cuba Newsの記事
キューバの経済成長は今年、大きく減速した。国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(Cepal)によると、今年の同国の成長は0.5%だという。2017年の1.6%、昨年の2.2%を大きく下回る状況となった。米国のドナルド・トランプ政権による経済締めつけの影響が大きいとみられる。

■リオ、財政危機に Télamの記事
ブラジルの元首都で、観光地でもあるリオデジャネイロが、財政危機に直面している。市側は財政難を理由に、公共分野の労働者の賃金支払いの停止などを通告した。この通告を受け、市が委託するゴミ収集が停止し、市内では衛生面の問題が生じるおそれがある。同市長はジャイル・ボウソナロ氏の側近の一人だ。

■メキシコ、賃金20%引き上げ Caracol Radioの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、最低賃金を20%引き上げると発表した。同政権によるこの引き上げは、今年2回めとなっている。一方米国国境地域については、特殊事情に鑑みこの引き上げ幅は5%に抑えられた。この引き上げ幅はこの40年で最大規模だ。

■電力融通、2024年開始 Portafolioの記事
パナマ、コロンビア間の電力融通が、2024年に開始されるという。両国政府は、この融通について2006年に合意していたが、具体化しないまま今に至っていた。ようやくこの機運が高まり、両国を結ぶ送電網の具体的計画について合意がなされた。この送電網完成で、中米と南米が初めて、電力網で結ばれることになる。

■ウルグアイ、電力輸出記録的 180の記事
ウルグアイからの電力輸出は今年、記録的となった。同国からはブラジル、アルゼンチンに電力が輸出されているが、今年1月から11月までの輸出による利益が1億3400万ドルと、過去最高となっている。ウルグアイ政府はこの状況を踏まえ、国内での電力開発を進めてきた。

■グアラニ語の星 ABC Colorの記事
今年、パラグアイのインディヘナ(先住民)言語、グアラニ語の名を持つ星が誕生したという。新たに発見された星や無名の星に対する命名が行なわれたが、今年は国連が定めるインディヘナ言語年であることから、グアラニ語の名前も採用された。「トゥパ」「トゥメ・アランドゥ」といった名前の星が、すでに存在するという。

2019.12.17

【ボリビア】

■ボリビア出血熱の疑い El Díaの記事
エルアルトの病院で、ボリビア出血熱が疑われる事例が報告された。ラパス医科大学のルイス・ラレア学長が明らかにしたものだ。ノルテ病院に搬送された患者が、この症状を示しており、現在確認が進められているものだ。アレナウイルスによるこの感染症は今年6月から7月にかけ、ユンガス地方で4件発生した。

■アルゼンチンに失望 Página Sieteの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、アルゼンチンに失望している。大統領府のジェルコ・ヌニェス大臣は、同国のアルベルト・フェルナンデス政権がエボ・モラレス氏に「肩入れ」し、暫定政権を認めない姿勢であることを批判した。暫定政権はモラレス氏を、人権侵害などで国際機関に告発する姿勢を示している。

■コッシオ氏が帰国 El Díaの記事
元タリハ県知事のマリオ・コッシオ氏が、帰国した。同氏は当時のエボ・モラレス政権から汚職疑惑を追及され、身の危険を感じたとしてパラグアイに事実上の亡命をしていた。今回、政権交代があったことから帰国したもので、国内到着時メディアに対し「自由の身となった」と述べた。

■モラレス氏の側近を批判 El Díaの記事
モラレス派であるMASのホセ・キスペ上院議員が、モラレス氏の側近を批判した。モラレス政権時代を支えたフアン・ラモン・キンタナ氏、アルフレド・ラダ氏、カルロス・ロメロ氏らが、モラレス氏を唆し、「悪い道を選ばせた」としたものだ。MAS党員から、側近への批判がなされたのは初めてとみられる。

■ロドリゲス氏擁立に動く El Díaの記事
コチャバンバ県のMAS支部は、コカ葉農家団体の指導者アンドロニコ・ロドリゲス氏の大統領選擁立の姿勢を示した。ヘアニネ・アニェス暫定政権が準備を進める総選挙に向けた動きだ。このコカ葉農家団体は、モラレス政権のもっともコアな支持母体だ。MASからは、前経済相のルイス・アルセ氏も出馬を準備している。

■プマリ氏、選挙戦参画に意欲 El Díaの記事
ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏は、選挙戦への何らかの形での参画に意欲を示した。同氏は、出馬表明しているルイス・フェルナンド・カマチョ氏とのアライアンス形成が決裂し、今後については未定とした。しかし出馬するどこかの陣営に、協力する姿勢を示したものだ。

■アルゼンチン、制限せず El Díaの記事
アルゼンチン政府は、エボ・モラレス氏に対し、政治的活動の制限はしない姿勢だ。先週、同国に亡命申請した際、この禁止の姿勢が示されていた。しかし以後モラレス氏は、サルタ州オランを拠点に総選挙に参画する姿勢を示すなど、政治活動を意欲的にこなしている。

■USAID復帰へ La Razónの記事
ボリビアは、アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)からの支援受け入れを再開する。エボ・モラレス政権は2013年、この受け入れを停止していたが、アルトゥロ・ムリーリョ大臣が受け入れ再開を発表したものだ。米国政府はヘアニネ・アニェス暫定政権を支援する姿勢で、この枠組みによる支援の再開を打診していた。

■エバ・コパ氏、更迭へ Página Sieteの記事
議会第一党のMASは、党首代行のエバ・コパ氏を更迭する方針だ。MAS所属のコパ氏だが、その言動などをMAS側が問題視したとみられる。新たな党首代行にペドロ・モンテス氏を充て、またコパ氏が務める上院議長職は、モラレス氏辞任までその職にあったサルバティエラ氏が復帰するとみられる。

■チャパレ、警官と兵らが突入か La Razónの記事
コチャバンバ県のチャパレ地方に、警官と兵らが突入する可能性がある。この地方のコカ葉農家はエボ・モラレス氏の支持母体で、この地方はモラレス氏辞任後闘争以降、事実上の無政府状態となっている。未だに警官らがこの地に入れない状態で、軍と協力し秩序回復展開が行なわれる可能性がある。

■北部から北東部、川氾濫のおそれ El Díaの記事
国内北部から北東部のアマゾン地方で、これから20日頃にかけて川の氾濫が起きるおそれがある。大雨の影響で同地方の複数の河川が大幅に増水しているものだ。これらの水が大河に流入する頃、氾濫が起きるおそれがあると気象機関が警告した。ラパス県北部、ベニ、パンド県に注意が呼びかけられた。

■バス運賃、早くも上昇 El Díaの記事
国内のバス運賃が、早くも上昇しつつある。クリスマスから年末年始、国内を旅行したり、帰省する国民が多く、バス移動の需要が増える。サンタクルスのビモダルバスターミナルでは、コチャバンバやスクレ、オルーロ、ラパス行きのバス運賃が、すでに上昇し始めている。この「高値」は、年明けまで続く見通しだ。


【ペルー】

■マクド、全店舗2日間休業 Gestionの記事
ファストフードチェーン、マクドナルドは国内のすべての店舗を2日間、休業する。リマ、プエブロ・リブレの店舗で15日、器具使用中の職員2人が感電死する事故が起きた。フランチャイズ展開する企業は、同様事故が起きないか全店舗を調べるためこの措置をとると発表した。

■豚の輸入を制限 El Comercioの記事
農業省は、豚の輸入を制限することを明らかにした。現在世界各地で、アフリカ豚コレラが流行していることを受けた措置だ。豚各種の個体だけでなく、国外産の豚肉製品なども制限の対象となる。この流入阻止のため、国境や空港、港湾での検疫体制を強化する方針も示した。


【チリ】

■ピニェラ不支持、79% BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領を「支持しない」と答えた国民の割合が、79%となった。Cademの行なった調査で、支持すると答えた人は13%にとどまっている。10月18日の社会闘争突入以降、その後のピニェラ政権の対応などから、同大統領への支持は劇的に低下し、不支持が歴代最高レベルとなっている。

■社会闘争、鎮静化の傾向 BioBio Chileの記事
国内での社会闘争は、確実に鎮静化の傾向だ。10月18日以降、国内には社会闘争の嵐が吹き荒れ、今も各地でデモが行われている。しかしこのデモの暴徒化や、混乱に乗じた略奪などの事件発生は、大きく減少するに至っている。警官、民間人を問わず、こうした事態で負傷した件数も大きく減っている。

■イタリア広場、販売半減 BioBio Chileの記事
サンティアゴのイタリア広場周辺の店舗では、社会闘争開始以降、売り上げが半減したという。10月18日以降、この広場は首都サンティアゴの闘争の中心地となった。連日警官隊との小競り合いがあり、また混乱に乗じた略奪の被害にあった店舗もある。これら闘争で、もっとも大きな被害影響を受けたのが、この地の店主らとみられる。

■日蝕特需、準備呼びかけ BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州では、日蝕特需への準備が呼びかけられた。2020年12月14日、同州では皆既日蝕が観測される。この日には、国内外から多くの観光客が押し寄せる見通しだが、一年を切った今も準備が進んでいないと同州の観光業界が指摘した。


【アルゼンチン】

■ツーリストドルを導入 Cronistaの記事
アルベルト・フェルナンデス政権はツーリストドル制度を導入する。国外旅行などでカード決済をしした場合、オフィシャルレートから30%上乗せしたレートで換算するものだ。16日時点の1ドル63ペソのレートを基準とすると、国外向けにカード払いする場合、ドルは81.90ペソとなる。

■ウルグアイ、嘆く Infobaeの記事
ウルグアイは、ツーリストドル制度導入を嘆いている。国内経済対策として、オフィシャルの為替レートから30%上乗せしたレートをカード決済に適用する。アルゼンチン国民にとってもっとも身近な国外渡航先であるウルグアイは、この措置で訪問者が大きく減る可能性を指摘している。

■旅行の国内シフト進むか La Nacionの記事
政府がツーリストドル制度を導入したことから、国民の旅行先の国内へのシフトが進む可能性がある。国外でのカード払いによる対米ドルのレートが悪くなる措置であるため、この影響を受けない国内に、旅行先を変更する動きがすでに出始めている。イグアスやバリロチェといった国内観光地にはプラスにはたらく可能性がある。

■コレクティーボ、突然のスト Infobaeの記事
ブエノスアイレスでは16日、コレクティーボ(路線バス)が突然のストを行なった。「グルーポDOTA」が運行するおよそ70の路線が、突然運転を止めたものだ。組合側の要求行動にともなうもので、組合員らは中心部でデモ行進を行なっている。この事態で市内の交通は大きく乱れた。

■フライボンディ、3日で26便欠航 Aviacion en Argentinaの記事
LCCのフライボンディの便は、直近の3日間で26便が欠航となったという。同社が保有する機材の一つが、故障のため使用できなくなったためだ。同社は少ない機材をやりくりしているが、全便をカバーできない状態となっている。現時点で、この故障機材の復帰がいつになるかは分からない。


【エクアドル】

■コトパクシで脱走 El Comercioの記事
コトパクシ県の受刑施設から、3人の受刑者が脱走する事件が起きた。施設側によると集団脱走が試みられ、多くは身柄を確保したがこの3人は逃げ出したという。しかしその後、このうちの1人はコスタ(海岸)のエスメラルダス県内で発見、拘束されている。残る2人の捜索が続いている。

■航空便、混雑傾向 El Universoの記事
この年末年始、国内航空便は混雑の傾向がすでにみられている。週末の便などでは、満席となっているものが続出している。クリスマスや年越しに旅行、帰省をする国民は多く、例年混み合うが、今年は席の予約などがより活発な状態にあると航空業界が指摘した。


【コロンビア】

■ヨパル、新滑走路 Caracol Radioの記事
カサナレ県都ヨパルの空港に、新しい滑走路が完成した。50億ペソが投じられ建設されたもので、この完成により輸送力の向上に資すると、ヨパルの市長も挨拶した。現在同空港にはアビアンカ、EasyFlyなどがボゴタ、ブカラマンガとを結ぶ路線を運航しているが、今後国際線の就航も可能となる。

■ベネズエラの新生児、1300人 Caracol Radioの記事
今年カルタヘナでは、ベネズエラ人の子、1300人が生まれているという。同国からの難民増加の一因となっているのが、同国で出産が難しくなっているという事実だ。国境の町ククタではベネズエラ人妊婦の出産が多いが、離れた町であるカルタヘナも同様の状況にあるという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、議会崩壊を狙う Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ体制は、野党が多数を占める議会の、事実上の崩壊を企図している。マドゥロ氏は議会を「テロの巣窟」と位置づけ、議会議員の逮捕などを進める姿勢を示した。フアン・グアイド暫定大統領を含む議員らを今後、逮捕するという。マドゥロ体制はこの1月、政権としての憲法上の効力を失効している。

■グアイド「ただの物語」 Télamの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ氏が「頭の中で作り上げた物語だ」と批判した。マドゥロ体制が、議会がテロの巣窟だとして議員らの逮捕を進める方針を示した。グアイド氏は議会が、国民の投票の末に選ばれた民主主義の「最後の砦」であることを踏まえ、独裁簒奪政権が架空の話で民主主義を壊そうとしていると断じた。

■グアイド氏側にも焦り El Paísの記事
フアン・グアイド暫定大統領側にも、焦りの色が見え始めている。この1月に発足した暫定政権を、世界の60か国がすでに承認している。しかしながら実権はニコラス・マドゥロ体制が握ったままで、かつ議会が1月5日、同氏を議会議長に再選するかどうかも不透明な状態となっている。

■EU、裁判を批判 Infobaeの記事
欧州連合は、野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判を批判した。昨年8月、テロ関与容疑で拘束された同氏に対する裁判が、今カラカスで行なわれていることが伝えられている。EUはこの裁判が、きわめて「異例の体制」で行なわれていることを指摘し、法の正義とかけはなれていると断じた。

■マドゥロ体制、76%を社会投資に El Universalの記事
ニコラス・マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏は、2020年には国費の76%を、社会投資に回すと断じた。16日、制憲議会を訪れ宣言したものだ。米国の経済制裁のため食料や基本物資の不足が続くが、こうした対策に同体制は全力を尽くすとした。

■発電用のエネルギーがない El Nacionalの記事
再び発生している燃油不足で、発電用のエネルギーが不足、涸渇しているという。現在国内ではカラカスを含む18の州で、ガソリン不足が起きている。発電用の燃油も同様に不足しており、この3月から4月に起きたような、メガ停電が再発する可能性もあるという。産油国でありながら、産油体制が維持できていない状態だ。

■ロシアから肉 El Universoの記事
ロシアから、肉が届いたという。クリスマスには国内でも、多くの世帯が伝統的に特別の料理を作る。しかしニコラス・マドゥロ体制の経済失政で、食料の不足や価格高騰が生じ、こうした伝統も損なわれている。こうした中、ロシアから、国内で不足している肉類が届いたという。

■高速道でバス事故 El Carabobeñoの記事
カラカス近郊のラ・ビクトリアで、バス事故が起きた。ファルコン州のコロを発ちカラカスに向かって走行していたバス車輛が高速道路上で衝突事故を起こし、横転したものだ。この事故でこども1人が死亡し、20人が負傷している。警察が原因を調べている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアイド、アニェス支援で一致 Nova Paraguayの記事
パラグアイ、米国はベネズエラのフアン・グアイド暫定政権、ボリビアのヘアニネ・アニェス暫定政権の支援で一致したという。訪米を終え帰国したマリオ・アブド・ベニテス大統領が明らかにしたものだ。13日、ドナルド・トランプ大統領と会談し、この地域の民主主義を守るため、両政権を支えることで意見が一致した。

■ボウソナロ、教育者を批判 Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、同国の有名な教育者を批判した。国営の教育テレビなどに出演するパウロ・フレイレ氏を「頭のおかしい人」などと呼んだものだ。極右の同大統領は、フレイレ氏が「左派に汚染されている」と指摘し、同氏とその一派が、こどもを洗脳しようとしていると指摘した。

■ニカラグア、5.3%マイナス Estrategia y Negociosの記事
ニカラグア経済は今年、5.3%のマイナスとなる予想だという。国連のラテンアメリカ・カリブ経済委員会(Cepal)が示した数字だ。同国の国内総生産(GDP)はこの幅の落ち込みとなる予想だ。昨年4月からの反政府行動と、この動きへのダニエル・オルテガ政権による弾圧で、経済に大きな影響が生じた。

■ベネズエラ人よりキューバ人 Asereの記事
ウルグアイでは、ベネズエラ人よりもキューバ人のほうが多いという。ベネズエラでは経済問題を受け、多くの人が国外に流出し難民化している。各国が多くのベネズエラ難民を抱える状態だが、ウルグアイはキューバ移民のほうが、この難民よりも多い状態だ。現在、毎日33人のキューバ人が国内に到来しているという。

■サポーター、撃たれ死亡 Infobaeの記事
ウルグアイ、モンテビデオで、フットボールチームのサポーターが銃で撃たれ、死亡した。15日、この日の試合でタイトルを得たナシオナルの24歳のサポーター男性が、市内のクラブでのパーティの途中で銃撃され、その後死亡した。この事件に同チームのサポーターだけでなく、非難の声が高まっている。

■黄熱病ワクチンを用意 La Naciónの記事
パラグアイの保健省は、黄熱病のワクチン22万7千本を用意する。ネッタイシマカが媒介するこの感染症がブラジルで発生し、国内にも広がるおそれがある。これを防ぐため、ワクチンを大量に調達するものだ。同国保健省は、ブラジルなど他国に渡航する国民に対し、この接種を受けることを推奨している。

■アマスソナス、リオへ Panrotasの記事
ボリビアのアマスソナス航空が、ブラジルのリオデジャネイロに就航した。同社が開設したのは、ハブであるサンタクルスとリオを結ぶ直行便だ。新たに調達したエンブラエル190型機を使用し、この路線を開設したものだ。また同社は、同じくサンタクルスとフォス・ド・イグアスを結ぶ路線も開設する予定だ。

2019.12.16

【ボリビア】

■モラレス氏、ブエノスアイレスで会合 Télamの記事
アルゼンチンで亡命生活を送るエボ・モラレス氏は、ブエノスアイレスで会合を持った。モラレス派であるMASはモラレス氏をやり直し選挙の顔に選んだが、同党関係者や支持母体の関係者が続々とこの町に入り、この会合を開いた。早ければ3月にも行われる選挙の勝利に向け、準備を始めたとみられる。

■アニェス「挑発はやめて」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、エボ・モラレス氏に対し「挑発はやめて」と呼びかけた。亡命生活を送るアルゼンチンからアニェス政権を批判し、政権に揺さぶりをかける言動を続けている。アニェス大統領は、政治亡命者として政治活動を禁じられている立場をわきまえる言動を求めた。

■モラレス氏、オルティス氏に反論 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス氏が、オスカル・オルティス氏に反論した。オルティス氏は、モラレス氏の「息がかかった企業」の実態を調べ、癒着の構造などを解明する姿勢を示した。不適切な扱いがあった場合、こうした企業にも制裁を科すとしたが、モラレス氏は指摘を受けた企業と自身は何の関係もない、と反論した。

■プマリ氏、「関わらない」 La Razónの記事
ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏は「関わらない」との姿勢を示した。来る選挙で共闘するとみられたルイス・フェルナンド・カマチョ氏と、破談となった。カマチョ氏が米国のCNNの取材に、プマリ氏に「はめられた」かのような発言をしたが、プマリ氏は反論せず、黙殺する姿勢を示した。

■アニェス、政党の意義を語る El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、自身が所属する政党社会民主運動(MDS)の意義を語った。6年前に結党された同党は、民主主義回帰や国民の機会平等などを掲げる。長らく与党となったモラレス派のMASの姿勢を念頭に、こうした党の活動の意義は大きいとの見方を示した。

■地域政党、ユニット結成 El Díaの記事
国内の地域政党が、ユニット「ボリビア・ウニーダ」を結成した。サンタクルスのSOLやベニ県のNacerなどが参加し、また議会の事実上の無所属議員などが参加するものだ。来年の早い時期に行なわれるやり直し総選挙に向けた動きとなった。このユニット結成は先の選挙では、直前に頓挫していた。

■コッシオ氏、17日に帰国 El Díaの記事
パラグアイに逃れていいた元タリハ県知事、マリオ・コッシオ氏が17日、帰国する。同氏はエボ・モラレス政権から汚職容疑などをかけられ、同国に事実上の亡命をしていた。モラレス政権が瓦解したことから、帰国する方針を示していたものだ。今後政治活動に参画するかどうかなどは明らかにしていない。

■アランディア氏、是非を決断へ El Díaの記事
報道記者で、テレビのアンカーマンを務めるジョン・アランディア氏は、大統領選への出馬の是非を2週間以内に判断する。やり直し大統領選の実施が決まり、新たな立候補や候補擁立の動きが進んでいる。こうした中同氏にも立候補待望論があり、同氏は各方面から意見を聞き、最終的な判断をする方針を示した。

■リチウム工業化、延期へ El Díaの記事
国内でのリチウム工業化は、延期となる。エボ・モラレス政権がこの方針を打ち出し、11年をかけてこの工業化事業が進められていた。しかし同政権が倒れたことから、この事業については、来るべき新政権に判断が委ねられることになる。国内ではポトシ県のウユニ塩湖、オルーロ県のコイパサ塩原にリチウム資源がある。

■鉄道計画、高すぎる Los Tiemposの記事
ヤミル・サバラ交通副相は、コチャバンバの鉄道計画のコストが高すぎると指摘した。エボ・モラレス政権が進めたこの計画は、既存鉄道網を活用し都市交通型の車輛を走らせるものだ。しかし同副大臣によると、スペイン企業との間で結んだこの契約が、「通常よりも高い契約額」となっていたという。

■保健省、デングへの注意 Página Sieteの記事
保健省は、デングへの注意を呼びかけた。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内東部、北部のアマゾン地域を中心にとくに雨季に感染が起きやすい。今年国内では5828人が感染し、20人が重症化などで死亡した。国内ではこれから雨季が本格化することから、蚊への注意が呼びかけられた。

■放火車輛、図書館に活用 Página Sieteの記事
ラパスの市営BRT、プマ・カタリの放火車輛は、図書館に活用される。エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争の際、車庫に火が放たれ、36台が全焼した。この車輛はもうバスとしては使用できないが、今後図書館として活用する方針であることをラパス市が明らかにした。

■カルナバル、ようやく始動 El Díaの記事
ユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバル2020がようやく始動した。来年2月に行なわれる本番を前に、多くの前哨戦となるイベントが予定されていた。しかし10月20日の選挙後闘争以降、すべてが中止となっていた。こうした中15日、プレイベントが開催され、市街では18のダンスが披露された。

■グラン・ポデール登録祝う El Díaの記事
ラパスでは、フォルクローレの祭典「グラン・ポデール」の、ユネスコ無形文化遺産登録が祝われた。今月、ユネスコ側がこの登録を決めたもので、ムリーリョ広場ではダンスが披露され、この登録を祝った。この祭典は毎年5~6月頃に行なわれ、50を超えるグループが一日をかけ、市内をパレードする。


【ペルー】

■アレキパでバス事故 El Comercioの記事
アレキパ県のパンアメリカン道でバス事故が起きた。アレキパ市を発ち、カマナに向かっていたフローレス社のバスが、ケブラダ・デル・テロでトレーラーに追突され、道路を外れて50メートル下に転落した。この事故で8人が死亡し、30人以上が負傷している。トレーラーが無理な追い越しをしようとしたことが原因とみられる。

■チンチェロ空港にゴーサイン El Comercioの記事
クスコ近郊のチンチェロの新空港建設計画に、県と地域行政がゴーサインを出した。アレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港に代わる新空港が、このバジェ・サグラド(聖なる谷)のこの町に建設される。すでに韓国企業がこの工事を請け負うことも決まっており、来年初めにも着工となる可能性が高まった。

■プラス・ウルトラ、リマへ Gestionの記事
スペインのLCC、プラス・ウルトラが来年早々にも、リマに乗り入れる。同社が明らかにしたもので新路線に使用する新機材、エアバスA340型機を調達したという。開設するのはマドリードとを結ぶ路線で、同じくエクアドルのキト、ベネズエラのカラカスにも就航する予定だという。

■サンマルティン、支援届く Perú21の記事
サンマルティン県の川の氾濫被害地域に、ようやく支援が届いている。大雨の影響でパンパヤク川が氾濫し、広範囲が浸水した。多くの村々が、住宅や農地の浸水被害を受けたが、ここにきてようやく支援物資が入り、また被害道路の修復などの工事も開始されるに至ったという。


【チリ】

■残骸の回収作業続く BioBio Chileの記事
国土と南極を結ぶ海域では、残骸の回収作業が続いている。先週、空軍のヘラクルスC130機が、この海域に墜落した。この現場付近に漂流している残骸の回収が、続けられているものだ。一部はすでに、国内南端のプンタ・アレーナスに運ばれている。この機に乗っていた38人はの生存は絶望視されている。

■テムコ、身障者への武器使用禁止 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州テムコの司法は、身体障碍者に対する、ガス弾などの武器使用を禁止した。10月18日からの社会闘争で、警官隊がこうした武器を身障者に対しても使用したことが問題視されている。テムコの司法は、こうした行為は法に触れるとの見解を示し、禁止を通達した。

■放水禁止ではない BioBio Chileの記事
弁護士らは、司法判断が「放水を禁止したわけではない」とした。コンセプシオンの司法が、化学物質を混ぜた水を放水に使うことを禁止した。デモの際、こうした水を警察が使用し、火傷を負ったり、アレルギーを併発するケースが多かった。しかし弁護士らは、放水そのものの問題性には触れていないと司法の判断に疑問を呈した。

■オランダ男性不明から34年 BioBio Chileの記事
国内で、オランダ人男性が不明となり、34年となった。1985年12月12日、この男性は忽然と消息を絶ち、今も何の情報もない状態だ。家族らは毎年この日に国内を訪れているが、行方につながる手がかりはまったく得られていない。当時、軍政から民政に至る過渡期にあたり、この混乱に巻き込まれた可能性がある。


【アルゼンチン】

■対飢餓プラン策定へ Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス大統領は、対飢餓プランの策定を急ぐ方針を示した。左派の同政権が誕生する原動力となったのは、国民間に経済的格差、さらに経済先行きへの不安が広がったことだ。10日に誕生したばかりの同政権だが、この問題は喫緊のものとして最優先に取り組む姿勢を示した。

■サンティアゴで竜巻か ABC Diarioの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で、竜巻が発生したとみられる。15日早朝、同州のアニトゥヤ、バンデーラで突風が吹き、建物の屋根が飛ばされるなどの被害が相次いだ。気象機関によると、この突風は、竜巻発生によるものである可能性があるという。アニトゥヤではバスターミナルが被害を受けた。

■鉄路167キロ、再開へ Télamの記事
鉄道サンマルティン線の支線が、再開される見通しだ。2017年から使用されていない、ブエノスアイレスとクヤンカス郡を結ぶ167キロの再開に向け、トランスアルゼンチン貨物が工事を開始したものだ。この区間はこの年、洪水などの被害が相次いだことから、運用できない状態に陥っていた。

■英国人観光客殺害される Télamの記事
ブエノスアイレス、プエルト・マデーロで、英国人観光客が殺害された。エセイサ国際空港からホテルに到着し、荷物を下ろす作業をしていた際、強盗に襲われたものだ。銃器で父親が殺害され、息子の一人が重傷を負った。警察はこのバイクに乗った強盗が、空港からこの車輛を追っていたとみている。

■トゥクマン、M4.7の地震 TNの記事
トゥクマンで15日14時57分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は州都の西11キロの地点で、震源の強さはマグニチュード4.7、震源の深さは20キロだ。州都などで強い揺れを感じ、多くの人が驚いたが、被害の報告はない。この揺れはサルタ州やサンティアゴ・デル・エステーロ州などでも感じた。

■内陸に雨の警報 El Esquiuの記事
国内内陸の広い範囲に、局地的な雨に対する警報が出ている。気象機関は、大気の状態が不安定になり、豪雨となる可能性があるとし注意を促した。対象はカタマルカ、トゥクマン、フフイ、サルタ、コルドバ、サンティアゴ・デル・エステーロ州の広い範囲だ。ラ・リオハ、メンドサ、サンルイス州の一部も注意が必要だ。


【エクアドル】

■アエロレヒオナル、コカへ Nicolás Larenasの記事
アエロレヒオナルが新たに、オレジャナ県都エル・コカに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、この16日からキトとを結ぶ路線を、毎日1往復運航するという。エル・コカは国内のアマゾン観光の拠点となる町で、同社は観光需要が多いと判断した。同社はボーイング757型機を2機保有している。

■クリスマス、水消費増 El Comercioの記事
キトではクリスマス時、水の消費が著しく増えるという。キト市側が明らかにしたものだ。この時期は商業、経済活動が活発になり、家庭などで料理を作る機会が増え、またパーティなども増える。こうした状況から、通常時期よりも水の消費が、30%程度多い水準となるという。


【コロンビア】

■空港改善計画策定へ Caracol Radioの記事
国内空港の改善計画が策定される。国内には国管理の72の空港と、民間または地方管理などの16の空港がある。航空需要の大幅な増加を見据え、インフラの改善などを図る新たなプラン作りが始まるものだ。空港施設だけでなく、空港へのアクセス道の改善なども総合的に図られる。

■メデジン-キブド道、再開 Caracol Radioの記事
メデジンとキブドを結ぶ道路の通行が、正常化した。土砂災害の影響で一部区間が不通となり、車輛はペレイラ経由でこの区間を移動していた。悪天候などの影響で復旧工事が大幅に遅れたが、これが完了し通行が再開されたという。現在は通行制限はすべて解除されている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、アルゼンチンに新大使 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制が新大使としてアルゼンチンに、ステリャ・ルゴ氏を派遣した。マクリ前政権はフアン・グアイド暫定政権を承認し、グアイド氏側が大使を送っていた。左派のフェルナンド政権誕生を受け、マドゥロ体制側が送ったものだ。フェルナンド政権は対ベネズエラで、明確な態度を示していない。

■警官隊、ガス弾使用 Infobaeの記事
野党が多数を占める議会による公開セッションの場で、警官隊が催涙ガス弾を使用した。フアン・グアイド暫定政権がバルガス州で行なったこの場で、一部がデモを実施した。このデモ隊に対し、警察側が弾圧の姿勢を示したものだ。軍と警察は、今もマドゥロ体制に忠誠を示している。

■グアイド、国際社会に訴え Descifradoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、国際社会に訴えた。野党議員に対する、ニコラス・マドゥロ体制による弾圧が強まっていると断じた。先週にも女性議員が、テロ容疑で危うく拘束されそうになっている。またフアン・レケセンス氏など、不当な拘束を今も受けている者がいると断じた。

■憲法蔑ろの20年 Gestionの記事
この20年にわたり、憲法が蔑ろにされているという。2013年の改正時、ニコラス・マドゥロ氏はこの改正を誇った。しかしながら、今は再び制憲議会がこの改正を審議している。この新たな改正では、マドゥロ体制が基盤を強化し、生き残るためだけの戦略に終始し、本来の憲法の意義が損なわれている状態だ。

■チャベス派も流出 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制を支える「チャベス派」の中にも、国外への移民の動きが起きている。同体制の経済失政による困窮を逃れ、多くの国民が流出し各国で難民化している。ウゴ・チャベス政権を支持し、引き継いだマドゥロ体制を支持する人たちも、現に生活が成り立たず、流出が生じているという。

■国民総「鬱」状態 El Universoの記事
今、国内に暮らす国民は総「鬱」の状態にあるという。国境なき医師団が指摘したものだ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政などを受け、今後に対する不安ばかりが拡大し、多くの人が鬱の状態になっているとした。こうした状況を自ら打開する手段は、国外に逃げ出す以外にない状態だとした。

■カラカスもガソリン涸渇 Diario La Regiónの記事
カラカス首都圏も、ガソリンが涸渇の状態だという。産油体制が経済失政で維持できず、国内では再び、ガソリンの不足が広がっている。カラカス首都圏では給油を待つ車列がスタンド前に形成されているが、いつまでたっても給油できない状態だ。車輛が機能せず、メトロ(地下鉄)が殺人的混雑となっている。

■ペルーでゼノフォビア殺人 NTN24の記事
ペルーでベネズエラの18歳の男性が、ゼノフォビア(外国人憎悪)による殺人の犠牲となった。チャクラカヨのモロン地区で、この男性は周辺の人々に集団暴行を受け、死亡したという。多くのベネズエラ難民の流入を受けた国々では、ベネズエラ人に対するゼノフォビア感情が高まっていることが指摘されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■政権引き継ぎ、各国から評価 La Red21の記事
ウルグアイの政権引き継ぎが、各国から評価を得ているという。タバレ・バスケス政権から、先の選挙で当選したルイス・ラカジェ・ポウ氏への引継ぎだ。左派から右派への政権交代でありながら、両者は密に連絡を取り、互いを批判することもなく臨んでいる。また10日のアルゼンチン大統領就任式には、両者は揃って参加した。

■ニカラグア、またデモを企図 Infobaeの記事
ニカラグアの野党が、また無期限のデモ開始を企図している。同国では昨年4月から反政府行動が続き、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧が強まった。政権側はすべてのデモを「テロ」と見なし力づくでの排除を行なっている。しかし野党側は、オルテガ政権の「終焉」のため新たなデモを行なうことを協議し始めた。

■ハイチ、安全フリーフォール El Observadorの記事
ハイチでは、治安がフリーフォールの状態で悪化している。国連の部隊が同国から撤収したとたん、犯罪組織の活発化、暗躍が生じ、国民の安全に重大な事態が生じている。国内ではデモの長期化、経済の疲弊が生じており、さらに治安の悪化も加わることで、国外に流出する国民が今後、激増する可能性が指摘されている。

■パラグアイ川、持ち直す ABC Colorの記事
パラグアイを流れる大河パラグアイ川の水位は、ゆっくりながら持ち直しつつある。流域の雨不足などから、アスンシオンでは水位が67センチまで下がり、大型の船の航行ができない状態となった。しかし今は128センチまで水位は回復しているという。今後流域一帯は雨季が本格化する見通しだ。

■米国、ニカラグアを除外 La Prensaの記事
米国政府は、ニカラグアを米州地域の「成長戦略」から除外した。政府側が明らかにしたものだ。ドナルド・トランプ政権はキューバ、ベネズエラへの圧力を加えてきたが、さらに同じく左派政権のニカラグアにも同じ態度を示した。ダニエル・オルテガ政権が広く弾圧を加えていることなどを理由としている。

■エンカルナシオンでゲリラ豪雨 ABC Colorの記事
パラグアイ、エンカルナシオンでいわゆる「ゲリラ豪雨」が降ったという。15日12時50分頃から、この地域一帯は嵐に見舞われ、局地的な雨が降り、風が強まった。地域の気象機関によると、短時間に、40ミリの降雨を記録したという。現時点でこの雨による、人や建物への被害の報告はない。

■サルト、嵐の被害 El Observadorの記事
ウルグアイのサルトは、悪天候に見舞われた。14日15時頃、この町では局地的な豪雨が降り、強風が吹き、さらに一部では降雹があった。この影響で屋根が飛ばされたり、損傷を受ける住宅が続出し、さらに倒木も相次いだ。公立病院や商業施設の床が水に覆われる事態も発生したという。


【サイエンス・統計】

■ジカ・ワクチン開発 Net Noticiasの記事
米国テキサス州の研究機関が、ジカ熱に対するワクチンの開発を進めている。ネッタイシマカなどが媒介するこのアフリカ発祥の感染症は、ブラジルを震源にラテンアメリカに蔓延した。妊娠中の女性が感染すると、小頭症のこどもが生まれることがあり、妊婦向けにこの開発が進められているという。

2019.12.15

【ボリビア】

■アニェス、逮捕を勧告 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、エボ・モラレス氏が国内に帰還すれば、逮捕拘束すると勧告した。モラレス氏はやり直し総選挙に向け、アルゼンチンのオランに拠点を設ける方針を示している。国内への影響力維持を図る同氏について、アニェス大統領は国内に足を踏み入れれば逮捕され、裁きを受けることになると断じた。

■モラレス氏、不関与を主張 El Díaの記事
エボ・モラレス氏は、選挙不正への不関与を主張した。10月20日の総選挙での組織的不正が明らかになり、同氏は大統領を辞任し、国外に亡命した。アルゼンチンに滞在中の同氏は、メディアの取材に答え、この不正とは関わっていないと断じた。この不正は、監査を行なった米州機構が確認している。

■ムリーリョ「黙っておけ」 El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、エボ・モラレス氏に対し「黙っておけ」と呼びかけた。アルゼンチンにいるモラレス氏は、やり直し総選挙への指示を出すとしてオランに拠点を設ける。しかしアルゼンチン政府は亡命の条件として政治的言動を禁じており、同大臣は「沈黙の中で選挙運動をしろ」と語った。

■カマチョ氏、隠し撮りを指摘 Correo del Surの記事
やり直し大統領選に出馬するルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、隠し撮りの「被害」を指摘した。米国を訪れている同氏はCNNの取材に答えた。ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏とのやり取りの音声が公開された件について、本人が知らないまま隠し撮りをされていたと訴えた。

■モラレス派企業にもメス Los Tiemposの記事
オスカル・オルティス氏は、モラレス派の民間企業にも捜査のメスを入れる姿勢を示した。14年にわたるモラレス政権で、民間企業との「結託」が複数あったことも指摘されている。この実態を明らかにし、モラレス政権時代の「膿を出す」方針を示したものだ。前副大統領と関わりのあった企業も、捜査の対象になるとした。

■予備費投入へ La Razónの記事
ホセ・パラダ金融財政相は、予備費28億ボリビアーノを投入することを明らかにした。政権交代があり、さらにやり直し総選挙と、支出が膨らむことが予想されている。この資金を賄うため、前政権が定め、中央銀行に委託されていた予備費を供出するという。この予備費を投入するのは、14年ぶりだという。

■カンペシーノ層も新体制へ El Díaの記事
カンペシーノ(農業)層も、新体制に刷新した。CSUTCBはその新リーダーに、ロベルト・コアリテ氏を選出した。政権が交代し、変化の局面となったことを受け、人事を一新したものだ。カンペシーノ層はモラレス政権を支えたが一枚岩ではなく、同政権崩壊後もいち早く、この変化を受け入れていた。

■テロリスト入国を阻止 El Díaの記事
ルイス・フェルナンド・ロペス国防相は、「テロリスト」の入国を断固阻止する姿勢を示した。社会闘争の混乱の中、国内では国際的犯罪組織のメンバーらが、要人の暗殺を謀ろうと暗躍していたことが明らかになっている。同大臣は「ボリビア国民に銃口を向けるテロリストは、入国させない」と断じた。

■ツイート、政治一色 El Díaの記事
ボリビア国民のツイートは今年、政治一色となった。ツイッターのハッシュタグの分析から明らかになったものだ。選挙、そして政権交代と政治的な変動期となった今年、国民のツイートは政治家の名前が多くを占めることとなった。トップは前大統領のエボ・モラレス氏で、ヘアニネ・アニェス現暫定大統領が続く。

■牛乳輸出、26.5%増 La Razónの記事
国内からの牛乳の輸出はこの10月、26.5%と高い伸びを示したという。最大手のPILが明らかにした数字だ。国内ではこの月、選挙後闘争の混乱が生じ、国内消費が停滞したことから、輸出に回す牛乳が増えたとみられる。このPIL社は、国内の乳製品市場のおよそ80%を占める。

■禁酒法、裏づけを La Patríaの記事
オルーロでは、禁酒を裏づける法整備を求める声が上がっている。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルなど、市内ではイベントが多い。この都度市側は、禁酒の条例が出されるが、実際にはほとんど守られていない状態だ。イベントの際、毎回過度の飲酒による問題が浮上していることから、法制化、厳格化を求める声が上がっている。

■ラパス、クリスマス装飾 Página Sieteの記事
ラパスではようやく、クリスマスの飾りつけが目立つようになった。今年は10月20日の総選挙以降の闘争が激化し、また政権交代が起きたことから、クリスマス商戦が遅れを見せていた。しかし国内が落ち着きはじめ、クリスマスが近づくにつれ装飾もなされるようになった。テレフェリコ(ロープウェイ)駅やプマ・カタリの車輛などに、施されている。


【ペルー】

■ピスコ空港、資格剥奪か Gestionの記事
イカ県ピスコの空港について、空港としての資格が剥奪される可能性が生じている。この空港を抱えるサンアンドレスの行政が明らかにしたものだ。この空港により、地域行政の財政悪化が起きているためだ。同空港はピスコ地震からの復興のため整備されたが、今は旅客、貨物ともに航空便がほとんど飛来しない状態となっている。

■メサ・レドンダ、今も不安 El Comercioの記事
リマ中心部、メサ・レドンダの商店主らは、今も不安を抱えているという。この地では2001年12月、大規模な火災が生じ、500人以上が死亡した。市場エリアである同地区では防火などの体制が今も整っておらず、同様の事態が繰り返されるのではとの不安が根強いという。


【チリ】

■事故機、以前にもトラブル BioBio Chileの記事
南極近くの海域に墜落した空軍のヘラクルスC130型機は、以前にもトラブルを起こしていた。空軍側によると、2016年にこの機は緊急着陸していたという。この際、事故と同じプンタ・アレーナスと南極の基地を結ぶ区間で、この事態に陥っていた。今回の事故では、38人の乗組員全員は死亡したととみられている。

■バルパライソ、火炎瓶攻撃 BioBio Chileの記事
バルパライソ市の施設が13日、火炎瓶による攻撃を受けたという。国内では10月18日から社会闘争が続き、この日も市内でデモが行われたが、この前後にこの事態が生じた。火は消し止められ、大事には至らなかったが、警察は重大事態に至るおそれがあったとして、火炎瓶を投げた者の特定を急いでいる。

■メトロ駅火災、容疑者特定か BioBio Chileの記事
10月18日の社会闘争初日に起きた、サンティアゴのメトロ(地下鉄)駅放火で、容疑者が特定されたという。5号線のペドレオ駅で起きた火災について、35歳の男が容疑者に浮上した。またこの男の甥にあたる16歳の少年も、この放火に関わった疑いが強いという。警察が裏づけ捜査を続けている。

■海軍兵らがホモフォビアか BioBio Chileの記事
海軍兵らが、ホモフォビア(同性愛憎悪)の言動をしたとの告発がなされた。LGBTQ団体Movilhが告発したものだ。サンアントニオのレストランで、兵ら4人が同性カップルに因縁をつけ、嫌がらせとみられる言動をしたという。SNSを通じてMovilhが報告を受けたもので、海軍側に対しこの回答を求めている。


【アルゼンチン】

■危機の連帯意識 Télamの記事
国内では今、危機感の連帯意識が高まっている。この10日、左派のアルベルト・フェルナンデス政権が誕生し、右派政権からさまざまな変化が起きつつある。しかしこの転換にも関わらず混乱も生ぜず、安定感すら見えるのは、多くの国民が国内の経済、社会への危機感を共有しているためだという。

■モラレス派、オランに集結か Página 12の記事
ボリビアの前大統領、エボ・モラレス氏とその関係者らが、サルタ州のオランに集結する可能性がある。同氏はアルゼンチンへの亡命が認められ、国境に近いオランを拠点に、ボリビア国内に「指示を出す」方針を示した。同前政権の副大統領や閣僚などが次々とアルゼンチン入りしており、この地に集合する可能性がある。

■バス、酒酔い運転 Télamの記事
フォルモサ州で事故を起こしたバスは、酒酔い運転だったという。国道11号を走行中のバスが、州都から10キロの地点で衝突事故を起こしたものだ。警察が駆けつけた時点で、運転手は基準以上のアルコール濃度を示していた。このバスは40人ほどの若者らを、地域で行なわれる祭に向け輸送していた。

■フライボンディ、乗り継ぎ可に Aviacionlineの記事
LCCのフライボンディは、同社便の乗り継ぎが可能となる。同社は現在、ウェブサイトでチケットを購入する際、便ごとに購入する必要があった。これが、ブエノスアイレスのエル・パロマール空港などを経由し、乗り継ぎで購入することができるようになったという。この対象に国際線も含まれる。


【エクアドル】

■クリスマス商戦、腰が重い El Comercioの記事
キトでの今年のクリスマス商戦は、消費者の「腰が重い」という。クリスマス前のこの商戦は、国内ではもっとも売り上げが高い。しかし今年は、例年に比して消費者の反応が遅く、売り上げは各店とも昨年同期に比してマイナスとなっているという。ツリーや飾りつけなども、予想よりも売れていない。

■トレーラーが横転 El Comercioの記事
アロアグとサント・ドミンゴを結ぶ道路で、トレーラーが横転する事故が起きた。13日15時46分頃、このトレーラーは走行中に衝突事故を起こし、路上に倒れた。この事故で乗っていた1人が、軽傷を負っている。車体が道路を塞いだため、この区間の通行に支障が生じた。


【コロンビア】

■ドゥケ「全員解放が条件」 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、ゲリラ組織民族解放軍(ELN)との和平交渉再開には、人質の全員解放が条件、とした。同政権とELNは和平交渉を行なっていたが、この1月にELNがボゴタで大規模デモを行なったことから、政権側が凍結している。この再開条件をドゥケ大統領が、初めて具体的に示した。

■ジャノ道、2月に復旧へ Caracol Radioの記事
ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ道路は、来る2月に完全復旧するという。交通省が明らかにしたものだ。この7月、この区間のジャノで大規模土砂災害が生じ、今も通行車輛は制限を受けている状態だ。復旧に向けた工事は今も続いており、2月に完全再開できる見通しであるという。


【ベネズエラ】

■トランプ氏、マドゥロ体制側と接触 Portafolioの記事
ニコラス・マドゥロ体制側と、米国のドナルド・トランプ政権側が秘密裏に接触したという。トランプ氏の経営する企業の幹部と、マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏が会談していたことが明らかになった。トランプ政権はフアン・グアイド暫定政権を承認し、マドゥロ体制を否定してきた。

■グアイド側、衝撃 El Pitazoの記事
フアン・グアイド暫定政権側に、衝撃が走った。米国のドナルド・トランプ政権の関係者と、ニコラス・マドゥロ体制側が接触したことが伝えられた。汚職疑惑浮上などで求心力が低下するグアイド政権にとって、米国からの後ろ盾は重要となっている。両者間のやりとりの内容は明らかになっていない。

■不当逮捕から解放 El Mundoの記事
フアン・グアイド暫定政権は、野党議員を不当逮捕から「救出」したことを明らかにした。ジャネット・フェルミン氏が突然、拘束を受けたが、暫定政権などの動きで解放にこぎつけたという。マドゥロ体制側は同議員が、同体制に対するテロを企てたと、逮捕企図の理由を示している。

■ガソリン不足、日に日に悪化 Informariaの記事
国内でのガソリン不足は、日に日に悪化している。現在、カラカスやスリア、カラボボ州など18の州でガソリンの不足、涸渇が報告されている。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で産油体制が維持できないことが最大の理由で、国営オイル会社PDVSAもこの件について、口をつぐんだ状態だ。

■マドゥロ氏が難民を作り出した Imfobaeの記事
ニコラス・マドゥロ氏が「史上最悪の難民」を作り出した、と指摘された。米州機構の難民担当官であるダビド・スモランスキー氏が語ったものだ。生活困窮を逃れ国外に流出し、難民化したベネズエラ国民は、来年までにはシリア難民の数を超えると試算されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバでALBAサミット Télamの記事
キューバでは米州ボリバル代替統合構想(ALBA)のサミットが開幕した。ALBAはベネズエラの前大統領、ウゴ・チャベス氏が提唱した枠組みだ。政権交代のあったボリビアは脱退したが、エボ・モラレス政権下で長く外相を務めたチョケワンカ氏が姿を見せた。サミットではボリビアの「クーデター」が批判された。

■ハイチ、議員外遊に批判 Radio Habanaの記事
ハイチ国民の間では、議会議員の外遊に対する批判が噴出している。何人もの議員が、欧州などを訪れることが相次いで発表された。同国では9月16日から、ジョブネル・モイーズ政権の退陣を求めたデモが続くが、この背景には同国の経済への根強い不安がある。こうした中、議員らが「浪費」をすることに批判が集まった。

■刑務所長殺害される El Nuevo Heraldの記事
ホンジュラスで、刑務所長が殺害される事件が起きた。13日、同国内でもっとも高い警戒態勢が敷かれている、テグシガルパの施設の所長が、武装したバイクの一団に襲われ、殺害された。この刑務所内の犯罪グループ間の抗争から、何らかの怨みを受けた可能性が高いとみられる。

■入り江に大量薬物 Diario Libreの記事
パナマの入り江で、大量の薬物が発見された。同国の太平洋側、プンタ・マラの入り江で警察が摘発したもので、この薬物の量は実に1000キロにのぼる。この大半はコカインとみられ、この地が薬物輸送の中継地になっていた可能性が高いとみられている。同国では昨年、73トンの薬物が摘発された。

■バラデロ、宿の供給過剰に Ciber Cubaの記事
キューバの海岸観光地バラデロでは、宿の客室の供給が、過剰となる可能性がある。米国との関係正常化以降、同国の観光は大きく拡大した。これを見越してこの地には新たなホテルの建設などが相次いだが、ドナルド・トランプ政権からの経済締めつけの強まりから、観光客数は減少に転じた。それでも2020年、客室は1000室ほどの新規供給があるという。

■アスンシオンで断水 ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンでは、広い範囲で断水となる。水道会社が注意を呼びかけているものだ。水道システムの刷新工事のため、各地で時間を区切り、断水となるという。長いところでも数時間程度だが、市民に対し注意と、必要な水の汲み置きなどが呼びかけられた。

■警察官4人、誘拐され殺害される Télamの記事
メキシコ、グアナフアトで、警察官4人が誘拐され、その後殺害されているのが見つかった。ビジャグランの道路付近で、この遺体が見つかったものだ。同地域では犯罪組織の暗躍が続いており、この誘拐殺害との関係性が指摘されている。

2019.12.14

【ボリビア】

■モラレス氏、オランに拠点 Página Sieteの記事
エボ・モラレス氏はアルゼンチン、サルタ州のオランに拠点を設ける。同氏はアルゼンチン入りし同国に亡命申請した。来るべきやり直し選挙で、MASはモラレス氏を顔に据えており、モラレス氏はボリビア国境に近いオランから、MASに指令を出すという。追って同国に来たアルバロ・ガルシア・リネーラ氏もオランに向かうとみられる。

■モラレス氏、アニェス批判 Infobaeの記事
エボ・モラレス氏が、ヘアニネ・アニェス暫定大統領を厳しく批判した。SNSを通じ、自身はクーデターで追われたと繰り返し、現政権を批判した。さらにやり直し大統領選に出馬するルイス・フェルナンド・カマチョ氏、カルロス・メサ氏に対しても、批判の言葉を並べている。

■フェルナンデス氏、アルゼンチンへ El Díaの記事
エボ・モラレス氏のもっともコアな支持母体である、チャパレ地方のコカ葉農家団体のアンドニコ・ロドリゲス氏が、アルゼンチンに向かった。団体ナンバー2の同氏は、モラレス氏とアルゼンチンで面会するとみられる。来るべきやり直し選挙に向けた、調整が行われる可能性がある。

■モラレス氏、政治的発信はなし El Díaの記事
エボ・モラレス氏は政治的発言や、SNSを通じた政治的発信を避けている。同氏は一次亡命先であるメキシコから、アルゼンチンに移った。同国政府から、亡命申請は受け入れられたが、政治的発言などは禁じられているとみられる。アルゼンチンでは、モラレス氏にシンパシーを抱くアルベルト・フェルナンデス氏が10日、大統領となった。

■アニェス、出馬を完全否定 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、やり直し大統領選への自身の出馬をあらためて否定した。早ければ来年3月にも行われる選挙に、出馬するとの噂が今も広がっている。しかし同大統領は、暫定政権は公正選挙を実現することを第一義としており、自身が出馬する考えはない、ときっぱり否定した。

■難民200人受け入れへ Los Tiemposの記事
カレン・ロンガリック外相は、ベネズエラ難民200人を受け入れると発表した。エボ・モラレス前政権は「ベネズエラ難民は存在しない」というニコラス・マドゥロ体制の姿勢を支持していた。しかし新政権は、「ベネズエラ難民が存在することは事実」として、200人の難民申請を受け入れることを表した。

■モンタニョ氏らも亡命申請か Correo del Surの記事
前保健相のガブリエラ・モンタニョ氏、前国連大使のサチャ・ジョレンティ氏も、アルゼンチンに亡命申請した可能性がある。両氏はエボ・モラレス氏とともにメキシコに亡命した。モラレス氏がアルゼンチンに再亡命したことを受け、側近である両氏もアルゼンチンに拠点を移す可能性がある。

■外相「快いことではない」 Página Sieteの記事
カレン・ロンガリック外相は、エボ・モラレス氏のアルゼンチン「移転」について、「快いことではない」と述べた。モラレス氏は来るべきやり直し総選挙の指揮をとるため、より国内に近いアルゼンチンに拠点を設ける方針だ。同外相はこの一報について、通信アプリを駆使して選挙に影響を及ぼそうとするだろう、と述べた。

■政府、CIDHと合意 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権と米州機構の人権機関CIDHは、合意した。選挙後闘争、エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争で、人権侵害がなかったかなどのCIDHの調査を、暫定政権が受け入れることとなったものだ。同機関の前の報告書について、暫定政権は事実誤認があるなどの指摘を行なっていた。

■ブラジルと3月までに合意を El Díaの記事
天然ガス相のビクトル・ウゴ・サモラ氏は、来年3月までにブラジルと、天然ガスの輸出入についての合意を取りつけたいとした。ブラジルは国産天然ガスの最大の輸出相手で、この輸出量や価格についての合意を、早期に妥結させたいとしたものだ。暫定政権発足後、同国のボウソナロ政権からは好意的なコメントが目立つ。

■パネトン安全銘柄23点 El Díaの記事
サンタクルス市は、安全な「パネトン」23点の銘柄を発表した。スポンジケーキのパネトン(パネットーネ)は、国内ではクリスマス時期に消費が増えるが、一方で粗悪品の流通が毎年問題となっていた。品質調査などを行ない、安全とした銘柄を公表したものだ。すでにラパス、オルーロ、コチャバンバなどで同様の発表がなされている。

■オルーロ、グラン・ポデールを牽制 La Patríaの記事
オルーロ市はラパスと政府文化省を牽制した。ユネスコ無形文化遺産に登録されているカルナバルのプロモーションは、適切な予算と体制で行なわれていると強調したものだ。新たにラパスのグラン・ポデールが登録され、政府側から予算などの「肩入れ」が行なわれないよう、牽制した発言だ。


【ペルー】

■ケイコ氏に24年求刑か Gestionの記事
元大統領候補のケイコ・フヒモリ氏に対し、検察は24年10か月を求刑する見通しだという。ケイコ氏はブラジルの建設会社を舞台とする汚職容疑で36か月の予備拘束を受けたが、妹のサチ氏の申し立てが認められ解放されている。しかし捜査は続き、起訴がなされればこの求刑がなされる見通しとなった。

■クエラップ道が竣工 Perú21の記事
アマソナス県のクエラップ要塞へのアクセス道が、竣工した。マルティン・ビスカラ大統領参列のもと、竣工を祝う式典が行われたものだ。この道路は県都チャチャポヤスと、この遺跡があるティンゴを結ぶもので、観光客の移動がより便利になる。この要塞は俗に「北のマチュピチュ」と呼ばれ、観光開発が期待されている。

■ウチサ、5千棟浸水 El Comercioの記事
サンマルティン県トカチェのウチサで、大雨により川が氾濫し、5千棟の住まいが水に浸かっているという。パンパヤクの小川が溢れたもので、一部では土砂災害も発生している。地域行政によると30世帯は避難したが、残る世帯は水に浸かった状態の家にとどまっているという。

■チンチェロに遺跡はない Perú21の記事
クスコ県のヘアン・パウル・ベナベンテ知事は、チンチェロには遺跡はないと断じた。この地には、アレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港に代わる新空港の建設が決まっている。しかし地域の遺跡などに影響が及ぶおそれがあると、ユネスコ側が慎重な対応を求めている。同知事はこれに回答したものだ。


【チリ】

■11人は公権力により死亡 BioBio Chileの記事
10月18日からの社会闘争で死亡した26人のうち、11人は警察など公権力による暴力で死亡したという。国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が13日、明らかにした数字だ。この闘争では警官らが過剰な武器を使用するなどし、多くの死傷者が出たことが報告されている。この件について国連側が調査を進めていた。

■化学物質使用禁止を判断 BioBio Chileの記事
コンセプシオンの司法は、化学物質の使用禁止を判断した。社会闘争のデモの鎮圧行動の際、警官隊が放水を行なったが、この中に化学物質が混ぜられていたことが明らかになっている。この水を浴び、火傷を負ったり、アレルギー反応を起こす人が続出した。司法はこの措置を違法と断じた。

■メトロ、23時まで BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の営業時間は、16日から23時まで延長される。メトロ網は10月18日の社会闘争初日、バンダリスモ(破壊行為)の標的となり甚大な被害を受けた。今も復旧作業が続いている状態だが、運転時間は徐々に元の水準に戻りつつある。またメトロは、休止している3つの駅の営業も16日から、再開することも明らかにした。

■トロリーバス、2月いっぱいは運行 BioBio Chileの記事
バルパライソのトロリーバスは、この夏の間、少なくとも2月いっぱいまでは運転される。運営側が明らかにしたものだ。同交通機関は運営費が確保できず、廃止は避けられない情勢となっている。一部で年内での休止の可能性が伝えられたが、少なくとも夏の間は運転する、とした。


【アルゼンチン】

■ガルシア・リネーラ氏も来亜 Télamの記事
ボリビアの前副大統領、アルバロ・ガルシア・リネーラ氏も12日夜、ブエノスアイレスに空路で到着した。同氏はエボ・モラレス氏と同様、亡命申請をしたみられ、アルゼンチン外務省はこの申請があったことを認めた。同氏はモラレス氏とともにメキシコに亡命していた。

■小型機墜落のデマ情報 El Ancastiの記事
航空当局が一時、小型機墜落のデマ情報を流した。カタマルカ州のアンカスティで、新たな森林火災が発生した。この事態について当局側が、小型機墜落によるものとの情報を出した。しかし現場を空から確認したところ、墜落機の残骸などは見つからず、後にデマであったことが判明したという。

■麻疹、劇的に変わるおそれ Página12の記事
国内では麻疹(はしか)をめぐる状況が、劇的に変化するおそれがあると警告された。ブエノスアイレスの保健局が発したものだ。今年国内では、すでに73件の麻疹感染が報告されているが、これが今後激増する可能性があるとした。この背後に、反ワクチン主義者が自身やこどもに接種を受けさせない事実があるという。

■SUBE、一時停止 Infobaeの記事
交通運賃決済に使用されるIC「SUBE」は一時、使用が停止されるという。交通当局によるとシステム刷新などのため、13日20時から14日朝6時にかけ、SUBEによる決済やチャージ、さらにインターネットを通じた対応などがすべて停止となる。この週末全体にわたり使用できなくなるというフェイクニュースが広がっていた。


【エクアドル】

■イベリア、グアヤキル再開 El Universoの記事
スペインのイベリア航空は、グアヤキル乗り入れを再開する。再開第一便はマドリードを発っており、13日19時頃にホセ・ホアキン・デ・オルメド空港に到着する予定だ。使用機材はエアバスA330-200型機でマドリードとを往復する直行便となる。同社は2年前まで、キトとを結ぶ三角運航路線を運航していた。

■ロシアがバナナに警告 El Comercioの記事
ロシア政府が、エクアドル産バナナに警告を発した。国産バナナは同国に輸出されているが、このバナナから寄生虫が検出されたという。この対応をとらなければ、この輸入の制限を行なうことになるとの警告を発したものだ。バナナはエクアドルにとって有力な輸出農産物だ。

■ホオズキ、米国市場へ El Universoの記事
国産の食用ホオズキが、初めて米国に輸出された。ゴールデン・スピリット社がこの第一便を送ったもので、これらのホオズキは果物として、ニューヨークやマイアミのスーパーで売られる。国産のホオズキはとくにトゥングラワ火山の火山灰降灰地域で生産が盛んで、果物だけでなく飼料としても流通している。

■シモン・ボリバール通り改良工事 El Comercioの記事
キトの幹線道路、シモン・ボリバール通りでは、改良工事が進められている。アスファルト舗装道路に、多くの穴が開いており、ドライバーなどから改善を求める声が上がっていた。交通公共事業省は今月20日までの日程で、これらの穴をアスファルトで埋める工事を行なっている。


【コロンビア】

■警察、2か国への捜査開始 Caracol Radioの記事
警察は、ロシアとベネズエラに対する捜査を開始した。国内では11月21日と12月4日にゼネストが行なわるなど、社会闘争の激化が起きた。政府は、イバン・ドゥケ政権に揺さぶりをかけるため、この2か国がこうした動きの背後で「糸を引いていた」との見方を示している。警察がこの具体的捜査を開始した。

■ボゴタ空港で交通事故 El Tiempoの記事
ボゴタのエルドラード空港内で、交通事故が起きた。12日14時頃、搭乗客を輸送するバス車輛に14歳の少年が轢かれ、死亡したものだ。またこの少年と一緒にいた人物も負傷し、病院で手当てを受けている。この少年と家族は、コロンビアで年末を過ごすためベネズエラから到着したところだった。


【ベネズエラ】

■米国、グアイド再選支持 Venezuela al Díaの記事
米国のマイク・ポンペオ国務長官は、フアン・グアイド暫定大統領の「再選」への支持を表した。議会議長であるグアイド氏だが、1月5日の議会内投票で再選されない可能性がある。とくに野党議員の新たな汚職疑惑が問題視され、グアイド氏の求心力の低下が懸念されている。しかし米国は、グアイド氏とともに対ニコラス・マドゥロ体制を進める姿勢を強調した。

■グアイド、教員に共闘求める El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、教員らに「共闘」を求めた。教員らの会合に参加し、2020年の公正選挙実施実現、そしてニコラス・マドゥロ体制の終焉を目指す闘争に置いて、ともに闘うことを呼びかけたものだ。一方教員たちは、賃金で生活できずきわめて厳しい環境にあることをグアイド氏に訴えた。

■レケセンス氏裁判、さらに続く El Impulsoの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は、16日に続く。同氏はテロ関与への容疑を一方的に指摘され、昨年8月に拘束された。この裁判が今月初めから行なわれているが、非公開のため内容は明らかにされておらず、また本人が出廷しているかどうかさえ不明となっている。

■ガソリン不足、18州に拡大 Cinco8の記事
ガソリンの不足、涸渇が起きている州は、18に拡大した。産油国のベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政により産油体制が維持できず、こうした不足が繰り返されている。カラカスやスリア州などで起きているこの不足が、23ある州の大半に広がったことになる。

■史上最大の難民か El Periodiquitoの記事
ベネズエラ難民の規模は、人類の歴史上最大となる可能性があるという。ブルッキンクス研究所が見方を示したものだ。来年末には、国外に逃れ難民化するベネズエラ国民が600万人に達する可能性があるという。国連難民高等弁務官事務所もこの数が450万人となるとの予想を示している。

■ブラジルへの難民、12万4千人 El Impulsoの記事
現時点で、ブラジルにはベネズエラ難民は12万4千人いるという。同国は難民流入の抑止を早期に図ったが、それでも今、毎日500人が同国側に難民申請している状態だ。難民は国境のロライマ州に集中している状態だが、サンパウロなど都市部でも増加が続いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アブド、トランプ氏と面会 ABC Colorの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領が、米国のドナルド・トランプ大統領と会談した。アブド大統領はワシントンを訪れ、ホワイトハウスでこの会談に臨んだ。両者はとくに組織犯罪や密輸対策など、安全面についての意見交換に長い時間を割いた。両者は「建設的な話し合いができた」と評価している。

■オルテガ氏の息子、制裁対象に Telesur TVの記事
米国政府は、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領の息子、ラファエル・オルテガ氏を制裁対象に加えた。この理由について、同氏がマネーロンダリングなどに関与したことを挙げている。ドナルド・トランプ政権は左派であるオルテガ政権に対する圧力を強めている状況だ。

■サンディニスタ党、憲法改正承認 El Universoの記事
ニカラグアの与党、サンディニスタ党が憲法改正手続きを承認した。ダニエル・オルテガ政権が図るこの改正だが、この承認内容には同国の野党が求めたものはまったく含まれていない。同国では昨年4月から反政府行動が続き、オルテガ政権は野党やメディア、国民に対する弾圧を強めている。

■サンタクロースが武器をくれる Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は武器が「サンタクロースの贈り物」であると述べた。同政権は、銃器などの武器保有の自由化の方針を示している。野党などから強い反発を受けているが、この正当性をあらためて訴えたものだ。この中で「サンタクロースは、各人に自衛権があると述べた」とも語った。

■パンディージャ373人への裁判終了 Télamの記事
エルサルバドルでは、パンディージャ373人に対する裁判が終了した。暗躍が続く犯罪組織、マラ・サルバトルーチャの構成員であるパンディージャに対する裁判が行われていたもので、もっとも重い判決を受けた者は74年の量刑となった。同国ではパンディージャの活動で、治安の著しい悪化が起きていた。

■スピリット、ホンジュラス新路線か La Prensaの記事
米国のスピリット航空が、ホンジュラスへの新路線開設を検討している。同社は12年前からサンペドロ・スーラに乗り入れており、現在はフォート・ローダーデール、ヒューストン、オーランドを結ぶ3路線の展開だ、これらの路線が好調であることから、新たな路線開設を検討しているという。

2019.12.13

【ボリビア】

■モラレス氏、政治活動は制限 La Razónの記事
アルゼンチンではエボ・モラレス氏は、政治活動は禁じられた。大統領を辞任しメキシコに亡命した同氏は12日、空路でブエノスアイレスに入った。この地で新たな「亡命生活」を始めることとなったが、当局側から政治活動については禁じられたという。しかしモラレス氏は「闘争」を続けると宣言した。

■アルセ氏、MASから出馬へ El Díaの記事
前経済相のルイス・アルセ氏が、モラレス派であるMASから、やり直し大統領選に出馬する。同氏が事実上の出馬表明を行なったものだ。MASは、同氏と元外相のチョケワンカ氏の擁立を検討していた。アルセ氏はモラレス氏からの信頼も厚いが、一方で健康面の不安を抱えるとの指摘もある。

■アニェス「挑発行為だ」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、政党MASを批判した。同党はコチャバンバで党大会を開き、やり直し総選挙の「顔」として、亡命したエボ・モラレス氏を選んだ。アニェス大統領はこの人選について、「国民に対する挑発行為だ」と批判した。モラレス氏を「国内を混乱に陥れた人物」と呼んでいる。

■CIDH、再来暮 Los Tiemposの記事
米州機構の人権機関(CIDH)の特使が、ボリビアを再訪問する。選挙後闘争、エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争で多くの死傷者が出たが、同機関は人権侵害などがなかったか調べるため国内を訪れた。しかしこの検証結果を不服としてボリビア側が、再調査を求めたものだ。再来暮をカレン・ロンガリック外相が明らかにした。

■モラレス氏が民主主義を危機に陥れた Página Sieteの記事
米州機構の場で、グアルベルト・クシ氏は、「エボ・モラレス氏がボリビアの民主主義を危機に陥れた」と断じた。OEAの場ではモラレス氏が主張する、「クーデター発生」を未だに唱える動きもある。しかし選挙で不正をはたらき、また憲法違反の出馬を行なったモラレス氏こそ、民主主義を危機に瀕しめたと断じた。

■キロガ氏も出馬に意欲か Página Sieteの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏も、やり直し大統領選への出馬に意欲を持つとみられる。エボ・モラレス氏の「政敵」の一人でもある同氏は、今はヘアニネ・アニェス暫定政権に協力し、米州機構などへの対応にあたっている。しかし早ければ来年3月にも行われる選挙に、同氏が出馬を模索しているとの観測がある。

■カマチョ氏、精力的に動く El Díaの記事
前サンタクルス市議のルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、精力的に動いている。米国を訪れた同氏は、米州機構のルイス・アルマグロ総裁と会談した。その後、ワシントンでさまざまな活動家らとの会合を重ねているという。同氏はヘアニネ・アニェス暫定政権が予定する、やり直し大統領選への出馬を表明している。

■アニェス、初の閣議 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は12日、ようやく閣僚全体での閣議を実施した。あわただしく就任した同大統領は、徐々に閣僚を指名し体制を整えた。発足からおよそ1か月が経過し、ようやく全体での閣議が実施できたものだ。この場では、国内の安定化をまず第一義とすることを確認した。

■オルーロ-コチャバンバ道で事故 El Díaの記事
オルーロとコチャバンバを結ぶ道路で、トラックとタンクローリーの事故が起きた。カイワシ付近で起きたこの事故で、カルナバルのパレード用のスプレーを積んだトラックが、炎上する事態となり、1人が死亡し、複数の負傷者が出ている。警察が事故原因などの調べを進めている。

■プマ・カタリ放火で2人逮捕 Página Sieteの記事
ラパスの市営BRT、プマ・カタリの放火に関わった容疑で、2人が逮捕された。エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争の混乱の中、36台もの車輛が全焼したものだ。火炎瓶が投げ込まれ放火されたことが明らかになっているが、このバスシステムの元運転手ら2人が犯人と特定された。


【ペルー】

■マリファナ油脂、販売開始 Perú21の記事
マリファナ(大麻草)の油脂が、国内でも合法的に販売され始めた。緩和ケアなど医療目的用に、この販売や使用が解禁されたものだ。すでに一部の薬局では、10ミリリットル入りひと瓶が47.70ソルで販売されている。しかし誰もが自由に購入できる状態ではない。

■クスコ、登録36年 Correo Perúの記事
クスコ市中心部が、ユネスコ世界遺産に登録されて36年となった。インカの古都であるこの町は、1983年12月9日、この登録が認められた。「インカの知恵」が凝縮されたこの町の作り方そのものが高く評価されたもので、今や南米を代表する観光都市となっている。


【チリ】

■下院、ピニェラ告発を採択 Télamの記事
下院議会は12日、投票を行ない、セバスティアン・ピニェラ大統領の告発を採択した。国内では10月18日から社会闘争が激化したが、公権力による暴力などが憲法に触れると同議会が判断したものだ。告発法案は賛成79、反対73の僅差ながら、同様の採択がなされるのはこの50年で初めてのことだという。

■空軍、全員死亡と判断 BioBio Chileの記事
空軍は、南極近くの海域で空軍機が墜落した事故で、38人の乗組員全員が死亡したとの見方を示した。この墜落の現場は特定され、遺体の一部とみられる漂流物も確認されている。空軍側によると、現場の気温などの気候条件から、生存者がいる可能性はないとの見方を示した。

■ピニェラ、哀悼の意 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、哀悼と連帯の意を示した。南極近くで空軍機ヘラクルスC130型機が墜落し、乗っていた38人全員が死亡したと空軍が発表した。この発表を受け、乗組員家族に向けこの意を示したものだ。希望した乗組員家族らは、国内南端のプンタ・アレーナスに移動している。

■国内中部、気温が急上昇 BioBio Chileの記事
国内中部は12日、気温が急上昇した。朝から各地で気温がぐんぐん上がり、コキンボとサンティアゴ首都圏では、最高気温は摂氏36度に達した。気象機関によるとこの夏最初の熱波がこの地域に入っているもので、あと数日は気温が高い状態が続くとみられるという。


【アルゼンチン】

■モラレス氏、ブエノスアイレスへ Télamの記事
ボリビアの前大統領、エボ・モラレス氏が12日、ブエノスアイレスに空路で入った。同氏は11月10日の辞任後、メキシコに亡命していたが、このままアルゼンチンにとどまり、亡命生活を続ける可能性がある。同氏はボリビアの政治、社会への影響力を維持したまま、いずれ同国に帰還することを視野に入れているとみられる。

■シオリ氏、ブラジルへ Télamの記事
元副大統領のダニエル・シオリ氏が、ブラジルに赴任した。10日に発足したアルベルト・フェルナンデス政権が、新たに大使に同氏を任命したものだ。ブラジリア入りした同氏は、同国のモウラン副大統領と会談した。極右のボウソナロ政権と、左派のフェルナンデス政権の間の調整という重い職務に就くことになる。

■イグアス、160万人突破へ La Gacetaの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園の入園者数は今年、160万人を突破する見通しだという。同公園の入園者は今年も順調に増え、すでに過去最高となった昨年の総入園者数を超えている。このペースで進むと、年末までに160万人に達するとの見方を公園側が示したものだ。

■ラ・プラタ道、一時不通に Télamの記事
ブエノスアイレスとラ・プラタを結ぶ高速道路は12日夜から、一時不通となる。ハドソンとラ・プラタを結ぶ区間で工事が行われるための措置だ。23時から、13日午前3時30分まで、すべての車輛は上下線とも不通となる。夏の間、ブエノスアイレスと大西洋岸を結ぶこの道路の交通は、大きく増えることになる。

■恐竜の新種、正式に発表 Ahora Calafateの記事
恐竜の新種の発見を、科学者らが正式に発表した。エル・カラファテから30キロの地点で、この化石が見つかったことが伝えられていた。詳細を調べたところ、やはり新種であることは間違いないと判断された。この新種の恐竜は体長が20メートルほどで、7千万年前のものと推定されている。

■カタマルカで41度 El Ancastiの記事
カタマルカでは12日、気温が摂氏41度まで上昇した。国内の中部から北部、内陸については今週、気温が高い状態が続いている。コルドバでもこの日38度、サンティアゴ・デル・エステーロでも37度を記録している。気象機関は熱中症予防に留意するよう呼びかけている。


【エクアドル】

■サンガイからの降灰続く El Universoの記事
アスアイ、カニャル両県では、サンガイ火山からの火山灰の降灰が続いている。モロナ・サンティアゴ県のこの火山が活発化しているものだ。世界遺産都市でアスアイ県都のクエンカでは、市街を歩く多くの人はマスク姿となっている。地元の大学機関は、大気の状態からやはりマスク着用が推奨される状況にあるとした。

■テナ-キト道、閉鎖中 El Comercioの記事
ナポ県都テナと、キトを結ぶ道路はこの11日から、閉鎖されている。工事のための一時的措置で、この道路の通行再開は20日となる予定だ。このため両都市間の移動は、アンバト、プヨを通る、大幅な迂回が必要な状態となっている。行政機関は物流、交通業に理解と協力を求めた。


【コロンビア】

■闘争の背後にロシアも Caracol Radioの記事
国内で続く社会闘争の背後には、ロシアの存在もあるという。マルタ・ルシア・ラミレス副大統領が見方を示したものだ。国内では11月21日、12月4日にゼネストがあり、政府側はこの背後でベネズエラとキューバが糸を引いていたとの見方を示している。これに加え、ロシアもこうした闘争を誘発する動きを見せたと断じたものだ。

■こども1万人、武装闘争で教育停止 Télamの記事
国内では武装闘争が原因で、こども1万人が教育を受けられなくなっているという。国内の難民支援活動を行なう団体が、今年1~8月のデータを示したものだ。国内では左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)が活発化し、コロンビア革命軍(FARC)の一部の武装再開などが起きている。4

■アビアンカ、荷物扱い料徴収へ Reporturの記事
アビアンカ航空は、預け荷物扱いの手数料の徴収を開始する。すでにLCCが導入している措置を講ずるものだ。今月創業100周年を迎えた同社だが、現在財政的に厳しい状況にあることが伝えられている。合理化策を次々と打ち出しているが、収益改善のため今回の措置を発表した。

■サンタマルタ空港、さらに利用増 Seguimentoの記事
旅行や帰省でハイシーズンとなっている12月、サンタマルタ空港の利用はさらに伸びている。空港側によるとこの12月の月間利用は昨年同月より14%増加し、22万人となる見込みだ。昨年12月の利用は、ビバ・エアの新規就航などから、前年同月比で53%もの増加を示していた。


【ベネズエラ】

■グアイド、2020アジェンダ Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、2020年に向けたアジェンダを示した。ニコラス・マドゥロ体制の打倒に向けた戦いを強めるとし、そのために自由選挙を実現させるとした。さらに国民生活の改善のための人道援助を増やすとしている。一方同氏については、来年1月5日の議会内投票で、議長職が解かれる可能性もある。

■マドゥロ体制による殺人告発 Télamの記事
野党が多数を占める議会は、ニコラス・マドゥロ体制による殺人を告発した。国連機関と国際法廷に告発状を出したものだ。元警察官のオスカル・ペレス氏など野党支持者7人を殺害したという内容だ。この告発状には、メディアの協力を得た写真などの資料が添付されている。

■特使ら、刑務所訪問 Infobaeの記事
ラモス・ベルデ刑務所を訪問した特使らは、その劣悪さに衝撃を受けたという。国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が派遣した特使らが、訪問したものだ。この刑務所は、野党指導者のレオポルド・ロペス氏や元カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏らが収監されていた場所だ。

■レケセンス氏裁判、続く Informe21の記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は12日も続いたという。テロ関与を一方的に指摘され昨年8月に拘束された同氏に対する裁判が今月、非公開で始まっている。この日も裁判が行われたことは明らかにされたが、内容や本人の出廷があったかどうかなど、詳細はまったく不明となっている。

■パナマも期限切れ有効に EVTV Miamiの記事
パナマも、期限切れパスポートを有効と認める措置をとる。多くのベネズエラ国民が国外に流出する中、国内ではパスポートそのものの入手も困難になっている。このため米国やブラジルなどが、期限切れパスポートを有効と認める措置をとっている。パナマもこの措置を取った。

■金採掘、ELNやマフィア暗躍 Diario Libertadの記事
国内での金の違法採掘について、コロンビアの左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)やマフィアが暗躍しているという。ガイアナ国境地域を中心にこの採掘が活発に行われていることが指摘されている。こうした反社勢力が、こうした活動を事実上、掌握している状態にあるという。

■メトロで脱線事故 Panoramaの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)で11日13時頃、脱線事故が起きた。現場となったのはコレヒオ・デ・インヘニエロス駅とプラサ・ベネズエラ駅を結ぶ区間だ。この事故で列車のガラス窓が破れるなどし、乗客ら6人が負傷し、病院に搬送された。事故原因などについて、運営側は明らかにしていない。

■教員、半数が離職 El Carabobe&ntide;oの記事
国内の学校に勤務していた教員の、実に半数がすでに離職しているという。教職員組合によると現在の教員数は26万3769人と、前のデータ公表時の52万7538人から大きく減った。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による生活困窮から、教員らはその職を諦め、転職したり国外に流出したりしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アブド、トランプ氏と会談へ Ñandutiの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は13日、米国のドナルド・トランプ大統領と会談する。アブド大統領はすでに米国入りしており、会談はワシントンのホワイトハウスで行われる。密輸、移民対策などの実務的な話のほか、現在起きている南米各国の「変化」についての意見交換を行なうとみられる。

■ボウソナロ、皮膚癌か NTN24の記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、皮膚癌を罹患している可能性がある。同大統領が、医師からその可能性があることを告げられと明らかにしたものだ。左耳付近に異常があり、病院で検査を受けたという。今後さらに詳しい検査を行ない、治療方法などを探るとみられる。

■パラグアイ、悪天候被害 ABC Colorの記事
パラグアイは12日、悪天候に見舞われた。雷と強風に見舞われたもので、パラグアリのクイクイオでは風速29メートルの風が観測されている。国内8つの県でこの悪天候の被害が生じ、各地で倒木などが起きた。首都アスンシオンではこの悪天候のため、広い範囲で停電が発生している。

■パナマ運河、制限続く Ecotv Panamáaの記事
パナマ運河の、船舶の航行制限は続いている。雨不足の影響で、運河の水位低下が続いているものだ。水量の不足で、大型の船舶を中心に、航行できない状態が続いている。この状態に陥った後も、雨は増えておらず、事態の改善の見通しすら立っていない。一方周辺で、取水制限などはまだ行われていない。

■中小企業の危機 El Diarioの記事
ニカラグアの中小企業は、まさに危機にあるという。同国では昨年4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権は力づくでこの動きを抑え込んだ。政府が弾圧姿勢を強めるとともに同国経済に暗雲が広がり、とくに今、多くの中小企業が喘いでいる状態にあるという。

■アスンシオン空港、新ターミナル ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港の新ターミナル計画が、間もなく確定する。2022年の開業を目指し、新たなターミナルが設けられる計画だ。現在この最終案の選定が進められており、決定となる見通しだという。新ターミナルは2020年に、着工される予定だ。

■アマスソナス、E190機受領 Aviacionlineの記事
アマスソナス・ウルグアイは、新たにエンブラエル190型機を受領した。同社は小型のATR機を主力とてきたが、より大きなこの機材を導入したものだ。この112人乗りの新機材はブエノスアイレスやアスンシオンへの路線に使用される。同社はボリビアのアマスソナス傘下で、BQB航空からの経営を受け継いだ。

■5人に1人が車持ち El Salvadorの記事
エルサルバドルでは、国民の5人に1人が、乗用車やバイクなどの車輛を保有しているという。同国交通省が明らかにした数字だ。保有車輛数は126万3857台で、現時点の人口は670万4864人だ。車輛の内訳は自動車が93万1412台、バイクは33万2445台となっている。

2019.12.12

【ボリビア】

■米国人へのビザ請求を廃止 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、米国人、イスラエル人への観光ビザ要求を廃止した。政令4107号を公布し、この措置を取ったものだ。エボ・モラレス政権は両国に対する「報復」でビザ要求の措置をとったが、この措置がむしろ国内への観光客を減らしているとの指摘が根強かった。

■CIDH指摘「理にかなっていない」 Los Tiemposの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、米州機構の人権機関CIDHの指摘が「理にかなっていない」とした。選挙後闘争、エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争で、同機関は国内で「大殺戮が起きた」と結論づた。ムリーリョ大臣はこの指摘を重く受け止めるとする一方、理に沿わずまた事実の誤認があるとも指摘した。

■メサ氏、プマリ氏に接近 El Díaの記事
やり直し大統領選への出馬を表明しているカルロス・メサ氏は、ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏と急接近している。プマリ氏は、同じく出馬表明しているルイス・フェルナンド・カマチョ氏との共闘関係を破棄したばかりだ。メサ氏はすでに副大統領候補を決めているが、プマリ氏がこの陣営に加わる可能性が浮上している。

■アルセ氏が出馬模索と指摘 El Díaの記事
大統領府のジェルコ・ヌニェス大臣は、前経済相のルイス・アルセ氏が、大統領選出馬を模索していると断じた。同氏はエボ・モラレス氏からの信頼も厚く、現在モラレス氏が身を寄せるメキシコに滞在中だ。モラレス派であるMASの候補として、やり直し大統領選への出馬を探っているとの見方を示したものだ。

■新大使、ジョレンティ氏を批判 Los Tiemposの記事
ボリビアの国連大使、ルベン・ダリオ・クエジャル氏が、前任のサチャ・ジョレンティ氏を批判した。ジョレンティ氏は、エボ・モラレス氏辞任後の辞任ドミノの中、11月14日にその職を辞した。クエジャル氏は、ジョレンティ氏がボリビアの評判に傷をつける行動をとった、と批判した。

■ナヤル氏も帰国 Los Tiemosの記事
元大臣のギド・ナヤル氏も帰国していることがあきらかになった。同氏は2009年、当時のエボ・モラレス政権からテロ事件への関与を指摘され、国外に事実上の亡命をしていた。モラレス氏が辞任したことをうけ、国内に戻ったという。同氏は現在、サンタクルス県のコトカに身を寄せている。

■チャパレ、選挙できない可能性 El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、コチャバンバ県のチャパレ地方では、やり直し総選挙の投票ができない可能性があるとした。同地方のコカ葉農家はエボ・モラレス氏のもっともコアな支持母体で、今も秩序を回復していない。警察官すら同地域に入れない状態で、安全上の理由から選挙が実施されない可能性に言及したものだ。

■カマチョ氏、アルマグロ氏と面会 El Díaの記事
やり直し大統領選への出馬を表明しているルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、米州機構のルイス・アルマグロ総裁と面会した。米国ワシントンでこの面会をしたもので、ボリビアの「民主化」などについて意見を交わしたという。アルマグロ氏はカマチョ氏について「民主主義を真剣に考えている政治家だ」と表した。

■UMSA、ギャランティ法の欠陥指摘 El Díaの記事
ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)の法学部は、モラレス派のMASが提出したギャランティ法の欠陥を指摘した。先の社会闘争での責任追及免除などを定めたものだが、刑罰などについての実効的規定が存せず、この法が施行されてもその実効性はないと指摘したものだ。

■モラレス氏、権利侵害を指摘 El Díaの記事
エボ・モラレス氏は、権利侵害を指摘した。ラパスのアチュマニにある同氏の私邸に、警察官が「押し入った」と表したものだ。司法からの立ち入り許可などもなく、この邸宅内での捜査を行なったとしたもので、物品の押収もあったという。同氏は大統領辞任後、メキシコに亡命している。

■グラン・ポデール、無形文化遺産に El Díaの記事
ラパスのフォルクローレダンスの祭典、グラン・ポデールがユネスコ無形文化遺産に登録されることが決まった。ユネスコ側が結論づけたものだ。国内では同様の祭典であるオルーロのカルナバルがすでに登録されており、登録が実現するかは不透明だった。この祭典は毎年5月から6月頃に行なわれる。

■イロ経由、9万トン El Díaの記事
ボリビアの貨物9万トンがこれまでに、ペルー南部のイロ港から輸出されたという。内陸国のボリビアはこれまでチリ北部の港湾を外港としてきたが、関係悪化からイロ港の使用を昨年4月から開始した。以後、この量の貨物が同港湾で取り扱われたという。しかし政権交代によりこのイロ移転集約がどのように進むかは不透明だ。

■カジャワヤ、スクレへ Correo del Surの記事
ラパス県のインディヘナ(先住民)コミュニティ、カジャワヤの文化が今、スクレで紹介されている。このカジャワヤ文化は際だって特徴的なもので、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。市内の文化施設アブヤ・ヤラで、その織物や薬事、音楽などの文化が、紹介されている。

■オルーロでイルミネーション La Patríaの記事
オルーロ中心部の2月10日広場では、クリスマスを前にイルミネーションが開始された。この広場が光の海となるもので、毎晩19時30分に点灯される。今年は、10月20日の選挙以後の社会闘争の激化で、開催そのものが危ぶまれたが、最終的に無事開催にこぎつけた。


【ペルー】

■半潜水艇を摘発 El Comercioの記事
ピウラ県の沖で、半潜水艇が摘発された。海軍船がタララの沖175キロの地点でこの船体を捕えたものでこの船内からは1.5~2.0トンのコカインとみられる薬物が見つかっている。現在この船に乗っていた外国人とみられる者に、事情聴取が行われている。こうした船舶を使用した薬物輸送も今、摘発が相次いでいる。

■スカイ、北米路線開設か El Comercioの記事
今年4月、国内線に参入したチリのLCC、スカイ航空がリマからの北米路線開設を検討している。同社が明らかにしたもので、ニューヨーク、ボストン、トロントを候補地としているという。同社は国内参入後順調に実績を伸ばし、2年前に参入したLCCのビバ・エアと、激しくシェアを争っている。


【チリ】

■不明機、発見か Télamの記事
南極近くの海域で不明となった空軍のヘラクルスC-130型機が、発見されたとみられる。空軍側が明らかにしたもので、この海域でこの機とみられる機体の一部を発見したものだ。この機の捜索には空軍、海軍のほかアルゼンチン、ウルグアイ、米国の軍も参加していた。

■家族ら、プンタ・アレーナスへ BioBio Chileの記事
不明となった空軍機の38人の乗組員の家族らが、国内南端のプンタ・アレーナスに移動した。空軍の輸送機が、移動を希望する64人を輸送したものだ。南極近くの海域で不明になったこの機の捜索活動の経緯について、家族らは随時説明を受けている。現時点でこの38人の安否は、不明だ。

■メトロ5号が脱線 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)5号線は11日、脱線事故を起こした。ニュブレ駅付近で、編成の一部が脱線し、動けなくなったものだ。この影響で同路線は、この日の運転はプダウエルとベジャス・アルテスを結ぶ一部区間のみとなっている。現在現場では、復旧作業が進められている。

■トロリーバス、年内いっぱいか BioBio Chileの記事
バルパライソのトロリーバスの営業は、年内いっぱいとなる見通しだ。この運営会社の経営危機が表面化し、行政側がこの支援を打ち切る方針を示したものだ。67年にわたり市内の交通を支えたこのシステムだが、運営費が涸渇し数か月以内に営業終了となる公算だった。運営側は月内での終了の方針を固めつつある。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレスで停電 Cadena3の記事
ブエノスアイレスでは11日、大規模な停電が起きている。南部に供給するEdesur管轄では6万500世帯、北部のEdenor管轄では3500世帯が、停電したものだ。急激な気温上昇で冷房使用が増えたことなどが背景にあるとみられる。この影響で、スブテ(地下鉄)の運転にも支障が生じた。

■ブエノスアイレス、35度 Télamの記事
ブエノスアイレスでは11日にも暑さが続いた。9日から最高気温が摂氏35度を超える状態となっており、この日もこの水準に達した。また国内ではラ・リオハで40.7度、サンティアゴ・デル・エステーロで40.2度を記録している。気象機関は、熱中症予防などに留意するよう市民に呼びかけている。

■為替は比較的安定 Télamの記事
為替市場は比較的、安定した状態だ。10日に左派のアルベルト・フェルナンデス政権が誕生したが、11日は対米ドルでペソは小幅の下落となり、1ドルは63.07ペソとなった。8月の予備選(PASO)直後、左派が優勢となったことからペソが対米ドルで暴落し、就任後に同様の事態が起きることが懸念されていた。

■ロカ線、運転再開 Infobaeの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線は、運転を再開した。解雇された元職員らが再雇用などを求めた動きから11日、朝10時頃からストライキが始まったものだ。組合側と経営側の交渉がまとまり、17時42分に運転を再開したという。同路線では合わせて1500人の労働者らが、馘首されていた。

■AR新会長にセリアニ氏 Infobaeの記事
アルゼンチン航空の新会長に、エコノミストのパブロ・セリアニ氏が決まった。国営の同社について、10日の政権交代を前に、前会長が辞任していた。新政権側は人選を進めていたが、同氏に白羽の矢が立ったという。この決定に、同社の労働組合側は歓迎の姿勢を示した。

■国際線出発、12.5%減 Cba24nの記事
国内空港から国際線で出発する人の数が、12.5%のマイナスとなっている。データが公表されたもので、国際線が就航する国内空港すべてで、出発便利用者が減少した。国内では昨年以降、再び経済問題が表出しており、渡航する人の数そのものが減っている。一方、旅行で国内を訪れる外国人は、割安感などから増加している。


【エクアドル】

■サンガイからの灰への注意 El Universoの記事
国内南部に、火山灰への注意が呼びかけられた。モロナ・サンティアゴ県のサンガイ火山の活動で、火山灰の降灰が広範囲で生じた。世界遺産都市クエンカ中心部でもこの降灰が確認され、地域行政は市民に対し、マスク着用などを呼びかけている。灰はさらにカニャル県などでも降っている。

■キト、雨多すぎ El Comercioの記事
キトでは雨が、多すぎる状態だという。気象機関によると12月1~10日の市内の降雨量が、通常のこの時期より50%も多い。キトなどシエラ(アンデス)では来年3月から4月頃にかけ、雨季となり、さらに雨が続く見通しだ。走りの時季のこの雨の多さに、今後土砂災害が頻発する可能性が指摘されている。


【コロンビア】

■ドゥケ、スト主体と協議 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、ゼネストを指揮した主体側と11日、協議の場を持った。国内ではドゥケ政権を批判する社会闘争から11月21日、12月4日にゼネストが行なわれた。主体側は13項目の要求項目を掲げており、ドゥケ大統領本人も参加しこの協議が行われた。主体側は再び、ゼネストを行なう可能性を示唆している。

■ボゴタ空港、60周年 Aviacolの記事
ボゴタのエルドラード空港は、開業から60周年を迎えた。同空港は1959年12月10日に開港し、コロンビアの玄関口であるだけでなく、今は南米大陸の入り口であり、ハブとなっている。同空港は今後1年、この60周年を祝うさまざまなイベントを行なう予定であるという。


【ベネズエラ】

■グアイド「闘い足りない」 Télamの記事
フアン・グアイド暫定大統領は「闘い足りない」と断じた。1月に発足した同暫定政権は、憲法上失効したニコラス・マドゥロ体制の終焉を目指している。しかし一年近く経った今も、二重政権状態が続いている。同氏はさらなる闘争を続け、2020年には「自由なベネズエラ」を取り戻す、と断じた。

■ロシアにグアイド承認呼びかけ Infobaeの記事
米国政府はロシアに対し、フアン・グアイド暫定政権を承認するよう呼びかけた。マイク・ポンペオ国務長官が、ワシントンを訪れたセルゲイ・ラフロフ外相に直接、語りかけたものだ。ベネズエラの「悲惨な状況」を終わらせるためにも、国際社会が協調しグアイド政権を認める必要があると述べた。

■金80トン、売り払われる La Prensaの記事
ニコラス・マドゥロ体制により、国内の金80トンが今年、売り払われているという。野党議員がスペイン、マドリードを訪れ告発したものだ。中央銀行保有の金に加え、国内で違法採掘された金がマドゥロ体制による国外に売られているものだ。トルコや中東などにこれらの金が渡ったことが報告されている。

■マドゥロ「原油産出は安定」 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、国内の原油産出は安定していると語った。米国からの経済制裁を受けているが、それでも安定産出が続いているとし、11月に産出が20%増えたとした。一方、国内ではガソリンなどの不足が再び広がり始めている現状だ。同体制の失政で、生産体制の維持が難しくなっていることが指摘される。

■闘争遺族、裁きを求める Infobaeの記事
2017年、国内で激化した社会闘争で死亡した人々の家族らが、法の裁きを求めた。ニコラス・マドゥロ体制の打倒を掲げ、数か月にわたり国内で闘争が蔓延した。多くの死傷者を出したこの闘争だが、その責任は問われることなく、うやむやにされている。遺族らはこの責任追及を求める声を上げた。

■近現代で最悪の難民 Infobaeの記事
ベネズエラ難民は、近現代で最悪の状態であるという。ブルックリン研究所が指摘したものだ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による生活困窮、さらに国内での生活の将来を悲観し、多くの国民が国外に流出している。その数はすでにシリア難民を超えており、来年には450万人に達するとの予想が示されている。

■カラカス、ガソリンは涸渇へ 2001の記事
カラカス都市圏では、ガソリンは不足から涸渇に達しつつある。産油国でありながら、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で産油体制が維持できず、再びガソリンの不足が起きている。不足はスリア、カラボボなど複数の州で起きているが、カラカスではすでに給油が難しい状況になりつつあるという。

■メトロ、破綻状態 Cronica Unoの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)は11日、運転体制が破綻状態となった。市内ではガソリン不足の影響で、路線バスなどが運休せざるを得なくなっている。このため利用者がメトロに殺到し、各駅では人々は身動きすらとれない状態となった。メトロも輸送力を上げる余力はない状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ野党、デモ再開を企図 Prensa Latinaの記事
ハイチの野党は、大規模デモの再開を企図している。同国では9月16日から社会闘争が続き、ジョブネル・モイーズ政権の退陣を求める声が上がっている。今は鎮静化しているが、対モイーズ政権で姿勢を一致させた野党が、再びデモを行なおうと呼びかけているものだ。この闘争で、疲弊した経済がさらに減速している。

■ボウソナロ、軟化 Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、対アルゼンチンの態度を軟化させた。10日に左派のアルベルト・フェルナンデス政権が誕生したが、極右のボウソナロ氏は就任式参加を拒むなど、強硬な態度に出ていた。しかしアルゼンチンとの関係悪化を避けるため、言動が和らぎ始めているものだ。

■アブド、米国へ ABC Colorの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は、米国に向けて旅立った。同大統領はワシントンを訪れ、この13日にドナルド・トランプ大統領と会談する予定となっている。この会談では主に、組織犯罪対策やマネーロンダリング対策などが話し合われる見通しだ。同大統領は16日に帰国する。

■ルラ氏、対ボウソナロの行動開始へ Télamの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏は、対ジャイル・ボウソナロ政権の活動を開始する。汚職容疑で収監されていた同氏は、最高裁判断で解放されたばかりだ。「政敵」と言えるボウソナロ政権に対する活動を、1月から開始することを発表した。

■暴力で24万人が居所を追われる La Vanguaridiaの記事
ホンジュラスでは暴力により、2004年から2018年までの間に、24万7090人が住まいを追われたという。同国ではマラと呼ばれる組織犯罪の構成員パンディージャの暗躍が起き、治安の悪化が続いている。こうした状況下で、安定した生活を失う国民が、国内全土で発生している状態だ。国連難民高等弁務官事務所がこの数字を指摘した。

■ブラジル渡航者に接種義務づけ La Naciónの記事
パラグアイ当局は、ブラジルに渡航する国民に黄熱病の予防接種を義務づけた。同国保健省は、ブラジル国内でこの感染症に罹患する可能性があるとして、国内への持ち込みを阻止するためこの措置をとるとしたものだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内でも広がるおそれがある。この感染症はベネズエラで、14年ぶりに感染が起きた。

■カナダから100万人来訪 Ciber Cubaの記事
カナダからキューバへ、今年は100万人を超える観光客が訪れているという。キューバにとって観光は、外貨を得る重要な産業だ。しかし米国のドナルド・トランプ政権による経済的締めつけで、観光も減速を示していた。それでもカナダからの観光客は順調に推移している状況だという。

■アビアンカ機、乗務員が負傷 Flight Globalの記事
アビアンカ航空の旅客機で、乗務員が負傷する事故が11月3日に起きていたという。この事態が起きたのは、ボゴタを発ち、スペインのバルセロナに向かったボーイング787型機だ。着陸態勢に入ろうと減速したが、いわば「急ブレーキ」がかかったような状態になり、乗務員2人が軽傷を負った。

2019.12.11

【ボリビア】

■MAS、それでもモラレス氏擁護 El Díaの記事
政党MASは、エボ・モラレス氏を擁護する姿勢をあらためて示した。人道に対する犯罪などでモラレス氏は、ハーグの国際司法裁判所に提訴された。モラレス派であるMASはモラレス氏の無実潔白を主張し、一方でモラレス氏に代わり就任したヘアニネ・アニェス暫定政権の不実を訴えた。

■アニェス、徹底抗戦 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、徹底抗戦の構えだ。モラレス派であるMASが、闘争の責任免除などを定めたギャランティ法の成立を急いでいる。しかしアニェス大統領は、この法が成立した場合、「明確な憲法違反が存する」として、憲法法廷に無効を申し立てることを明らかにした。

■対アルゼンチン、悪化必至 Eju.tvの記事
アルゼンチンとの関係悪化は、必至の状況だ。10日にアルベルト・フェルナンデス新大統領が就任したが、同政権はヘアニネ・アニェス暫定大統領を就任式に招待せず、エボ・モラレス氏に招待状を送った。さらに今回の政権交代を「クーデター」と断じ、アニェス政権を認めないかのような姿勢を示している。

■政府、報道自由の政令 Página Sieteの記事
ロクサナ・リサラガ政府広報官は、報道の自由の政令を出す考えを示した。報道と表現の自由を宣言し、また記者など報道に携わる人々の安全に配慮する内容だ。エボ・モラレス政権が長期化し、報道の自由などが重視されない姿勢となっていたことか指摘されており、現政権として態度を明確化させる姿勢を示したものだ。

■カマチョ-プマリ氏を批判 El Díaの記事
やりなおし大統領選に出馬表明したカマチョ氏と、当初同氏を支援したプマリ氏とのやり取りに対する批判が起きた。民主主義擁護委員会(Conade)が、この両氏の罵り合いは「非民主的だ」と指摘したものだ。両氏の間で、選挙戦に向けた金の問題が生じ、協力関係が解消されたことが明らかにされていた。

■前領事を逮捕 Correo del Surの記事
移民局は、前領事のアデマル・バルダ容疑者を逮捕したことを明らかにした。在アルゼンチンの領事だった同容疑者は、コチャバンバのホルヘ・ウィルステルマン空港から入国しようとした。この際、外交官パスポートを提示し「違法な使い方」をしたという。同氏はモラレス派だったとみられる。

■財界、経済開放求める Correo del Surの記事
財界は政府に対し、開かれた経済を求めた。およそ14年にわたるエボ・モラレス体制では、天然資源の国有化や通商の制限などが続けられた。財界側は現ヘアニネ・アニェス暫定政権、そして来るべき新政権に向け、この開放を図ることを求めた。この開放により、新たな雇用創出が可能と断じている。

■政府、電力料金下げ La Razónの記事
政府は、電力料金を段階的に下げる姿勢を示した。エネルギー担当のアルバロ・グスマン大臣が明らかにしたものだ。電力エネルギーのバランスなどを評価し、パンド県を除く国内8県での電力料金を見直し、値下げを図るという。コミュニティによっては50%下がる地域もある。

■4県、雨の農業被害警報 El Díaの記事
国内4つの県に対し、農業被害に対する警報が出された。大雨の影響で、ラパス県北部、コチャバンバ県熱帯地方、そしてベニ県とサンタクルス県の広い範囲で、洪水などによる被害が及ぶおそれがあると気象機関が発表したものだ。国内の広い範囲は年明けから、本格的な雨季に入る。

■ラパス、元ナイトクラブ火災 El Díaの記事
ラパス、ソポカチにある元ナイトクラブの建物で、火災があった。9日、この建物から大量の煙が上がっていると通報があり、消防が消火活動を行なったものだ。火は消し止められたが、内部の損傷は激しい状態だという。このナイトクラブは1か月ほど前に、営業を終了していた。

■バジェ・サクタでリンチ Los Tiemposの記事
コチャバンバ県熱帯地方のバジェ・サクタで16歳の少年が、村人らにリンチを受け死亡した。少年は18歳の兄とともに盗みをはたらこうとし、兄は逃げたが弟は殺害され、川に投げ込まれたという。インディヘナ(先住民)社会では盗みは大罪で、こうしたリンチ事件は後を絶たない。

■グラン・ポデール、登録なるか Página Sieteの記事
ラパスのフォルクローレの祭典「グラン・ポデール」の、ユネスコ無形文化遺産登録の是非が決まる。今週、この結論が出されるものだ。ラパスではこの登録への待望論があるものの、類似の祭典であるオルーロのカルナバルがすでに登録されており、難しいとの声もある。


【ペルー】

■ビルカノタ増水に警戒 Correo Perúの記事
クスコ県を流れるビルカノタ川の増水に、警戒感が強まっている。雨季の走りの雨で、この川が増水しているものだ。国内随一の観光地マチュピチュに向かう際にも、この川を渡る必要があるが、増水により橋が通行できなくなるおそれもある。この地域は年明けから、本格的な雨季となる。

■クスコ、ポリオへの警戒 La Repúblicaの記事
クスコ保健局は、ポリオへの警戒を示した。一時、撲滅されたとみられるこの感染症だが、フィリピンやマレーシアで再発が報告されている。国内随一の観光地クスコは外国人の往来が多く、こうした感染症が上陸すれば瞬く間に広まるおそれがあると同局は指摘した。予防接種の徹底を図る姿勢を示している。


【チリ】

■不明機、捜索続く El Paísの記事
不明となっている空軍機の捜索が、続いている。38人が乗ったヘラクルス機が、南極付近で不明となったものだ。現地の天候が悪く、捜索が難航しており、この38人の安否が懸念されている。この捜索にはアルゼンチン、ウルグアイ、米国の空軍機や船も参加している。

■ピニェラ、訪亜急遽とりやめ BioBIo Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、アルゼンチン訪問を急遽、取りやめた。10日、アルベルト・フェルナンデス新大統領の就任式に参列する予定だったが、9日に空軍機が不明になる事態が生じた。この事態への対応を優先するため、この訪問をキャンセルしたものだ。

■放水、化学物質混ぜていた BioBio Chileの記事
デモ鎮圧の際警察が行なった放水で、この水の中に化学物質が混ぜられていたことが明らかになった。保健省が明らかにしたもので、この放水を浴びた場合、火傷を負ったり、アレルギーを起こしたりする危険性があったという。放たれたのがただの水ではないとの指摘が以前からあり、これが証明されたという。

■ビオビオ、鉄道改善工事進む BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州では、鉄道の改善工事が進んでいる。サンロセンドとタルカワノを結ぶ88キロ区間の、レールや枕木の交換などの工事が進んでいるものだ。この工事期間中、一度も区間運休などは実施されない見通しで、2021年に竣工の予定だという。


【アルゼンチン】

■フェルナンデス政権誕生 Télamの記事
10日、10月27日の選挙で当選したアルベルト・フェルナンデス新大統領が誕生した。この日、就任式と宣誓が行なわれ、その後新大統領は速やかに組閣した。副大統領には、クリスティナ・フェルナンデス元大統領が就任している。左派政権への回帰は、4年ぶりとなる。

■左派の元首脳らが集合 El Universoの記事
左派のアルベルト・フェルナンデス大統領の就任式には、各国の左派の元首脳らも集合した。この式にはエクアドルのラファエル・コレア前大統領や、パラグアイのフェルナンド・ルゴ元大統領らも姿を見せた。一方、フェルナンデス大統領が招待していた、ボリビアのエボ・モラレス前大統領は参列しなかった。

■アニェス政権を拒絶の姿勢 Radio Santiagoの記事
新政権は、ボリビアのヘアニネ・アニェス暫定政権を「拒絶」する姿勢を明確にした。クリスティナ・フェルナンデス新副大統領は、ボリビアでは「クーデターが起きた」と断じ、この末に誕生した暫定政権を認めないといた。大統領就任式には近隣国の首脳が招かれるが、アニェス氏のもとには招待状は届かなった。

■マクリ氏「冷たい挨拶」 Infobaeの記事
就任式の際、クリスティナ・フェルナンデス新副大統領と、マウリシオ・マクリ前大統領との間では「冷たい挨拶」があった。両者は4年前、政権交代した間で、マクリ政権下ではフェルナンデス氏は汚職疑惑などの容疑が次々と浮上した。両者は形だけの挨拶を交わすにとどまった。

■モウラン副大統領が参列 Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス大統領の就任式には、ブラジルからはアミルトン・モウラン副大統領が参列した。極右のジャイル・ボウソナロ大統領はこの参列を拒み、最終的に同副大統領が参列したものだ。同副大統領はフェルナンデス新大統領に、「よりよい関係の構築」を呼びかけた。

■財界などからは警戒感 La Nacionの記事
アルベルト・フェルナンデス大統領の就任に、財界などからは警戒感もある。自由化や解放を推し進めた前右派政権から、左派政権に戻ることにより、ポピュリズム政治の傾向が高まる可能性が指摘されているものだ。しかし就任式でのフェルナンデス氏の挨拶には、好感を持つ財界関係者が多く、この就任式後の為替相場も、比較的安定していた。

■海軍船、捜索に参加 Télamの記事
アルゼンチン海軍船も、チリの不明機の捜索に参加している。チリ空軍のヘラクルスC130型機が消息を絶ったものだ。この機は両国南端のウシュアイア近くの水域で不明となったため、両国の海軍がそれぞれ、捜索を行なっているものだ。この不明機には38人が乗っており、安否が気遣われている。

■麻疹、85件に急増 La Vozの記事
国内での今期の麻疹(はしか)感染件数が、85件に急増した。保健省が明らかにした数字で、このうち76人は渡航経験がなく、国内での感染とみられる。国境を接するブラジルで流行するなど、同省はこの感染者増加に危機感を示した。こうした感染を助長したとして、反ワクチン主義の人々への批判が高まっている。

■搭乗橋から乗客が転落 Voces Criticasの記事
サルタの空港で、ボーディング・ブリッジ(搭乗橋)から乗客が転落する事故が起きた。10日14時頃に起きた事故で、この乗客は幸いにも負傷などはなかった。原因は不明で、空港側はこの事故のあった搭乗橋の運用を差し止めた。空港発着の便への影響などはなかった。

■意図的感染者に15年求刑 Télamの記事
HIV、肝炎ウイルスに意図的に感染させた者に対し、15年が求刑された。HIVやB型、C型肝炎ウイルスは性交渉で感染が生じることを知りながら、予防策をせず行為に及んだとして、3人の男が起訴された。このうち一人は15年、一人は14年、もう一人は7年が求刑された。


【エクアドル】

■TAME、ロハ線休止 El Universoの記事
公営航空会社TAMEは、キトとロハを結ぶ路線を8日から休止している。同社によると、使用しているエンブラエル190型機のやりくり上の問題が生じたため、この措置をとったという。空軍の旅客部門を母体とする同社は、民間各社との激しい競争の中、厳しい環境にあることが伝えられている。

■ルミニャウィ、土砂災害懸念 El Comercioの記事
キトの東、ルミニャウィのサンフェルナンドでは、土砂災害が懸念されている。ルス・デ・アメリカ地区で、住宅地の地盤が崩れる被害が報告され、この被害が地域の多くの住宅に及ぶ可能性があるものだ。地域を流れるサンタクララ川による、地盤の侵食の影響が大きいとみられている。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、兵を配備 La FMの記事
ボゴタのエルドラード空港に、兵らが配備された。国内では11月21日のゼネスト以降、デモなどが続くが、先週末にこの空港でもデモが企図された。安全上の理由から22人が拘束され、この空港でのデモは認めない姿勢を行政側が示した。この再発防止のため、兵らが空港に配備されたという。

■対ELNで150人派兵 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のプエルト・バルディビアに150人が派兵された。この地で、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)による新たな襲撃事件が起き、この対応のため緊急に兵が増員されたものだ。ELNはこの1月、ボゴタで大規模テロを起こし、イバン・ドゥケ政権は和平交渉を凍結している。

■年末の殺人警戒 Caracol Radioの記事
国内は年末の「殺人警戒期間」に入ったという。国内ではクリスマスから年末にかけて、通常よりも殺人件数が増える傾向がデータに表れている。こうした全体的傾向を受け、警察などがこの対応を強化しているものだ。また移動も増える時期のため、交通事故も起きやすい傾向にあるという。

■EasyFly、新路線 Caracol Radioの記事
LCCのEasyFlyは、新路線開設を明らかにした。来年12月3日から、パストとカリを結ぶ路線の運航を開始するという。同社は小型のATR機を使用し、コミュータ路線を中心に展開している。すでにこの新路線のチケットは、12万9350ペソからの価格で、ウェブサイトなどで販売を開始している。


【ベネズエラ】

■グアイドに交代勧告 2001の記事
フアン・グアイド暫定大統領に、交代が勧告された。野党が多数を占める議会の議長である同氏はこの1月、暫定政権を樹立した。しかし米国からの支援金に関する汚職疑惑が生じたことから、議会のホセ・ブリト議員が公然と、交代を要求したものだ。1月5日に議長改選が行なわれるが、グアイド氏が選出されるかは不透明だ。

■グアイド、マドゥロ弱体化強調 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ体制の弱体化を強調した。マドゥロ体制に忠誠を誓う軍人らに「造反」を求めたが、現時点で16人が転向表明したとした。また同暫定政権を承認するパナマの大使館から、マドゥロ勢力が撤収したことも明らかにした。二重政権状態が膠着化し、グアイド氏の求心力の低下が指摘されている。

■レケセンス氏裁判、続く 2001の記事
野党議員、フアン・レケセンス氏に対する裁判は、続いているという。テロ関与を一方的に指摘され拘束された同氏への裁判は、先週からカラカスで非公開で行われている。現時点でこの裁判は、12日まで続く見通しであることが明らかになった。同氏の拘束について野党は、ニコラス・マドゥロ体制による弾圧と断じている。

■マドゥロ体制の5人、参列か Contexto Tucumánの記事
10日、アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領の就任式に、ニコラス・マドゥロ体制の5人が参列したとみられる。トルコのプライベート機がカラカスに立ち寄り、この参加者らを乗せブエノスアイレスに向かった。乗ったうちの一人は、マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏とみられる。

■ガソリン不足、日に日に悪化 Noticieroの記事
国内でのガソリン不足が、日に日に悪化している。産油国であるベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で産油体制が維持できず、ガソリンなどの不足が断続的に起きている。今回、カラカスなど複数の州でこの不足が顕在化し、ガソリンスタンドの前に長い車列が再び、形成されるようになった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバへの飛行制限開始 Télamの記事
米国は10日、キューバへの飛行制限を開始した。ハバナ以外の町への国内との商業航空便の飛行を禁止したものだ。すでにこの発動発表を受け、アメリカン航空やデルタ航空、ジェットブルーなどが運航便の変更などを実施している。この措置はドナルド・トランプ政権による、経済締めつけの一つだ。

■ハイチへの輸出が激減 Diario Libreの記事
ドミニカ共和国からハイチへの輸出が、激減している。同国では9月16日から社会闘争が続き、今もデモが継続されている。こうした混乱や、闘争にともなう経済の減速などで、1~10月のドミニカ共和国から同国への輸出は前年同期比で4160万ドル、9.3%減った。毎日輸出が行なわれていた鶏卵は、今は途絶えているという。

■ブラジル、血清市場 El Universoの記事
ブラジルでは、血清の市場が成熟しつつあるという。同国内には、多くの毒ヘビが存在し、これに噛まれて死亡する人は後を絶たない。こうした中、こうした毒ヘビの毒から、血清を作る技術が向上し、今や市場となりつつあるという。2018年には国内では2万8千人がヘビに噛まれ、うち100人が死亡した。

■パナマのメトロへの批判 La Estrellaの記事
パナマのメトロ(電車)3号線の落札業者発表プロセスに、批判が起きている。パナマシティと西部を結ぶこの鉄道の建設について、4つの陣営が入札に参加し、韓国の現代グループが落札した。しかしこの入札にかかる手続きの不透明さなどが指摘され、今大きな批判を呼んでいる。この鉄道建設は、国内有数の大型プロジェクトだ。

■シウダー・デル・エステで事故 ABC Colorの記事
パラグアイ東部、シウダー・デル・エステで交通事故が起きた。10日朝10時30分頃、ブラジルから来た乗用車が暴走し、街路樹に衝突した。この事故で、車に乗っていた1人が死亡し、1人が負傷している。この車に乗っていたのは、地域の大学に通う学生らとみられている。

2019.12.10

【ボリビア】

■元知事、11年ぶり釈放 El Díaの記事
元パンド県知事のレオポルド・フェルナンデス氏が、11年ぶりに釈放された。同氏は在任中、同県のポルベニルで起きた襲撃事件の責任を問われ逮捕され、起訴されていた。この事件は、エボ・モラレス前政権が主張していた事件で、背後に米国があったとされている。政権交代を受け、解放に至ったものだ。

■カマチョ氏、プマリ氏を批判 El Díaの記事
やり直し大統領選への出馬を表明しているサンタクルス前市議、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏が、ポトシ市民団体のマルコ・プマリ氏を批判した。両氏は選挙に向け共闘するとみられたが、交渉が物別れに終わった。カマチョ氏は、プマリ氏がエボ・モラレス氏の「MASのやり方」を模倣したと批判した。

■カマチョ氏、盗聴録音を否定 Los Tiemposの記事
ルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、音声の盗聴録音を否定した。マルコ・プマリ氏との交渉の過程の音声が公開され、プマリ氏が25万ドルを要求したことが明るみにになった。プマリ氏は「下劣な手段」とこの音声公開を批判したが、カマチョ氏は無断で録音したわけではないとした。

■カマチョ氏、ヌニェス大臣発言を問題視 Página Sieteの記事
ルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、大統領府のジェルコ・ヌニェス大臣の発言を問題視した。ヘアニネ・アニェス暫定政権は、ヘルヘス・フスティニアノ前大臣を更迭したが、ヌニェス氏はこの背景に、公費をカマチョ氏の選挙運動に使用しようとしたと発言した。しかしカマチョ氏は「根拠のない発言だ」として説明を求める姿勢を示した。

■MAS、政府に質問状 El Díaの記事
エボ・モラレス派であるMASは、ヘアニネ・アニェス暫定政権とルイス・フェルナンド・ロペス国防相に、質問状を出した。モラレス氏辞任後闘争で多くの死傷者が出たことの責任について説明を求めたものだ。MASは今もなお、議会では第一党となっており、「モラレス後」の結束が強まっている。

■アニェス「コンディションでない」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、米州機構の人権機関CIDHに「コンディションではない」との回答を出した。モラレス氏辞任後闘争で多くの死傷者を出したことについて、CIDHは国内での独自調査を行なう姿勢を示した。しかしアニェス大統領は現時点で、この調査が行なえるようなコンディションではないとした。

■オルティス氏「モラレス氏は捜査対象」 La Razónの記事
先の大統領選に出馬したオスカル・オルティス氏は、選挙不正の捜査の対象に、前大統領のエボ・モラレス氏が含まれるとの見解を示した。選挙法廷を舞台としたこの不正だが、背後に同政権があったことは明白としたものだ。オルティス氏は、モラレス氏との対峙姿勢を前面に押し出していた。

■プマ・カタリ、火炎瓶使用 El Díaの記事
ラパスの市営BRT、プマ・カタリに対しては、火炎瓶が使用されたと結論づけられた。エボ・モラレス氏辞任後の闘争で、この専用車輛36台が燃やされる事態が生じたが、この現場では用意された火炎瓶が使用されたことが状況から判断された。またエルアルト、センカタの闘争でもやはり火炎瓶が使用されたという。

■伝統衣装、拒絶せず El Díaの記事
外務省は、伝統衣装を拒絶していない、とした。11月26日に同省が行なった会合で、ネクタイ着用などのドレスコードを敷いたことに、批判があった。これに対し、インディヘナ(先住民)文化を尊重するボリビアでは、伝統的な衣装の着用を一切拒絶していないと、この批判を一蹴したものだ。

■ラパス、エルアルト新水道枠組み Página Sieteの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長と、エルアルトのソレダー・チャペトン市長は、新しい水道の枠組みについて協議を行なう。公営の水道システムの刷新に向け、意見を交わすものだ。隣接する両都市は共通の水道システムを導入することで、コストの削減などを図る方針だ。

■エルアルトで竜巻か La Razónの記事
エルアルトでは8日、竜巻が発生した可能性がある。この日の午後、一部の地域で局地的な強風が吹き、建物のガラス窓が破れたり、屋根の一部が破損するなどの被害が相次いだ。この直前、空にろうと状の雲が目撃されており、竜巻が発生した可能性が指摘されているものだ。

■ピシガ道で事故 Red Unoの記事
チリ国境のピシガと、オルーロを結ぶ道路で事故があった。サバヤとワチャカリャを結ぶ区間で、走行中の車輛がトンネルに激突したという。この事故で車に乗っていた29歳と25歳の男性2人が死亡した。交通警察は、この運転手の不注意が原因とみている。


【ペルー】

■スカイ2路線開設 Perú21の記事
スカイ航空は、新たに2路線を開設する。来年2月から、リマとフリアカ、プエルト・マルドナードを結ぶ路線を運航すると発表した。前者は最低運賃が20ドル、後者は25ドルとなっている。チリのLCCである同社はこの4月に国内線に参入し、LCCのビバ・エアと激しくシェア争いを展開している。

■ピスコ空港、LCC拠点に Gestionの記事
イカ県ピスコの空港を、LCCの拠点にしようという提言がなされた。パラカスの観光議会が行なったものだ。この空港は、2007年の地震復興のため整備されたが、旅客、貨物とも利用が伸び悩んでいる状態だ。LCC拠点として、リマのホルヘ・チャベス空港を補完する機能を重視すべきと提言された。


【チリ】

■ガス弾で頭蓋骨骨折か BioBio Chileの記事
サンティアゴで、警官隊が放ったガス弾が当たり、27歳の男性が頭蓋骨を骨折したとみられる。国内では10月18日から社会闘争が続き、各地で今もデモが行われている。イタリア広場でのデモで、鎮圧展開の警察の対応でこの事態が生じたと、男性の家族が告発したものだ。一連の事態で、公権力による過度の武器使用が問題視されている。

■メトロ2号、完全再開 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)2号線は、完全再開した。9日、同路線の2駅の営業が再開し、全路線の駅が復旧したものだ。10月18日の社会闘争初日、メトロ網はバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、甚大な被害を受けた。今も多くの駅が閉鎖されている状態だが、2号線はいち早く復旧したことになる。

■キジョタ、抜け穴を発見 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州キジョタの受刑施設で、抜け穴が発見された。施設内の受刑者が脱走を試み、この穴を掘ったとみられる。施設側はこの穴に関わったとみられる受刑者2人を特定し、事情を聴いている。穴はの入り口は、人一人が出入りできるほどの大きさの30センチほどで、継続して掘られていたとみられる。

■トロリーバス、廃止の見込み BioBio Chileの記事
バルパライソのトロリーバスは、廃止される見込みとなった。この交通機関の運営会社が財政難から、行政側に支援などを求めていた。しかし行政側は、資金を投じても今後の運営は厳しくなるとの見方を示し、事実上これを拒絶した。67年間続くこのサービスは、このままでは3~4か月以内に消滅することになる。


【アルゼンチン】

■ブラジル、副大統領参列へ Télamの記事
ブラジルのアミルトン・モウラオ副大統領が来亜する。10日、アルベルト・フェルナンデス新大統領の就任式が行われる。極右のジャイル・ボウソナロ大統領は早々と欠席の姿勢を示し、名代も派遣しない姿勢を示していたが、これを転換した。ブラジル側も、アルゼンチンとの決定的な関係悪化は避けたい姿勢とみられる。

■ディアス-カネル氏が一番乗り La Vanguardiaの記事
キューバのミゲル・ディアス-カネル大統領が、来亜一番乗りとなった。10日のアルベルト・フェルナンデス新大統領の就任式参列のための来訪だ。9日にブエノスアイレスに到着した同大統領は、国内財界関係者との会合に参加し、積極的に意見交換している。

■マクリ、交代に手応え Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、今回の政権交代への手応えを示した。10日に政権交代し同氏は退任するが、この政権交代が過去に例がないほどスムーズに進んだ、とした。同大統領は経済などの環境の悪化の中、右派も左派もなく、国が抱える問題とその対応を円滑に委譲できた、としている。

■イグアス空港が好調 Misiones Onlineの記事
プエルト・イグアスの空港が、好調だ。今年11月のこの空港の利用者は、昨年同月に比して実に、22%も増えている。参入が相次いだLCCが、こぞってイグアスに就航し、さらに今年はエア・ヨーロッパによる初の欧州直行便も就航した。観光の中核であるイグアス国立公園の入園者は、今年すでに過去最高に達している。

■ネウケン、車が運河に転落 NotiFeの記事
ネウケン州で、車が運河に転落する事故が起きた。サンパトリシオ・デ・チャニャルで、8人が乗ったワゴン車がこの事故に遭った。この事故で若者3人が死亡し、3人が負傷し病院に搬送されている。この事故は、車輛が突然コントロールを失ったことによるもので、警察が原因を調べている。

■首都圏、突然の暑さ Télamの記事
ブエノスアイレス首都圏は9日、突然の暑さに見舞われた。朝から晴天に見舞われ、さらに上空に熱い空気が入ったため、気温がぐんぐんと上昇した。市内では最高気温は摂氏35度を記録している。気象機関は10日も最高気温は37度に達するとの予想を示している。


【エクアドル】

■キト-トロント線就航 El Universoの記事
9日、キトとカナダのトロントを結ぶ直行便が就航した。エア・カナダ傘下のエア・カナダ・ルージュがこの日から運航を開始したものだ。8日深夜にトロントを発った第一便は、満員の282人の乗客を乗せ、9日早朝に到着し、放水の歓迎を受けた。この路線は5月11日まで、週3往復の体制で運航される。

■キト中心部、カメラ78台 El Comercioの記事
キト中心部、歴史景観地区には防犯カメラ78台が設置されているという。市側が明らかにしたものだ。この地域はユネスコ世界遺産に登録され、訪れる観光客も多い。しかし以前から路上犯罪が多いことも指摘され、このようなカメラを通じた防犯対策が強化されている。

■キト近郊でバス事故 El Comercioの記事
キト近郊の道路で9日早朝、バス事故が起きた。グアイリャバンバとカハスを結ぶ道路で、トランス・エスメラルダス社のバスが、衝突事故を起こしたものだ。この事故で2人が死亡し、重篤な状態の3人を含む20人が負傷し、病院に搬送された。バスがコントロールを失った原因について、調べが進められている。

■マチャラ、巨大ツリー El Universoの記事
エル・オーロ県都マチャラには今年も、巨大ツリーがお目見えした。この町では毎年この時期、巨大なクリスマスツリーが飾られており、今年も高さ28メートルのツリーが設けられ、イルミネーションが施された。このツリーは、来年1月7日まで、楽しむことができる。


【コロンビア】

■警察、空港でのデモ認めず La FMの記事
警察は、空港でのデモは一切認めない姿勢だ。先週末、SNSなどでボゴタのエルドラード空港でのデモ実施が呼びかけられたが、集まった22人が警察に一斉検挙された。警察側はこの理由として、空港でのデモは、航空交通の安全を脅かしかねないためとした。国内では11月21日以降、ストが続くが、空港でのストに警察が明確なNOを突きつけた。

■ボゴタ空港、天候の影響か Pulzoの記事
ボゴタのエルドラード空港は9日、天候の影響を受けているとみられる。空港の管理側は明らかにしていないが、最大手のアビアンカがツイッターを通じ、この影響を指摘した。同社便の多くに、遅れが出ているなどとして、利用者に事前の注意を促している。


【ベネズエラ】

■グアイド氏、交代の観測 La Repúblicaの記事
フアン・グアイド暫定大統領が「交代」となる観測が高まっている。同氏は今年1月21日、ニコラス・マドゥロ体制が憲法上失効したことを受け、議会議長の立場から暫定政権を樹立した。しかし野党の汚職疑惑を受け、来る1月5日の議会内投票で、議長に選出されない可能性が高まっている。

■トランプ氏、プラン立て直し Informe21の記事
米国のドナルド・トランプ政権も、対ベネズエラのプランの立て直しに迫られている。同政権はフアン・グアイド暫定政権を後押しし、ニコラス・マドゥロ体制に圧力を加えた。しかしグアイド氏の失速を受け、「グアイド後」の対応に迫られる事態となっている。

■インフレ率、1万3500% Télamの記事
国内の今年の年間インフレ率は、1万3500%になる見通しだという。経済統計の発表を見合わせている中央銀行に代わり、野党が多数を占める議会が明らかにしたものだ。昨年末時点で、今年のインフレ率は1千万%に達すると国際通貨基金(IMF)が示したが、この観測は外れた。それでも、ハイパーインフレは継続していることになる。

■レケセンス氏裁判、9日も EVTV Miamiの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は、9日も続いたという。テロ未遂への関与を一方的に指摘され拘束された同氏への裁判が、先週から行なわれている。しかし裁判は非公開で、本人が出廷しているかどうかすら確認されない異様な状況だ。野党は、同氏の拘束はニコラス・マドゥロ体制による弾圧と断じている。

■ドミニカ共和国、ビザ請求 NTN24の記事
ドミニカ共和国はこの16日から、入国するベネズエラ国民にビザ取得を義務づける。現在同国は、ベネズエラ国民のビザなしでの入国を認めているが、大量の難民流入などを受け変更するものだ。今年すでにペルー、チリ、エクアドルなどが同様の措置をとっている。

■ガソリン不足、悪化 2001の記事
国内でのガソリン不足は、さらに悪化しているという。産油国であるベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で産油体制が維持できず、ガソリンなどの不足が繰り返されている。現在国内ではスリア、メリダ、ララ州など複数の州でこの不足が顕在化している状態だ。

■クリスマスの食卓は高嶺の花 ACNの記事
クリスマスの食卓は、ベネズエラ国民にとっては今年も「高嶺の花」だ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による物資不足で、国内のクリスマスの食卓を彩る「アヤカ」や「パン・デ・ハモン」などの料理はコスト上昇により、一般家庭で用意することは難しいとみられる。

■マラリア、50万件か La Prensaの記事
国内でのマラリア感染は今年、50万件に達する可能性がある。国内ではこのハマダラカが媒介する感染症が、アマゾンのインディヘナ(先住民)コミュニティを中心に広がっている。その60%が集中するボリバール州では、国内では14年ぶりとなる、黄熱病の感染も確認されたばかりだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アルゼンチンとの通商は変わらない Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は、「アルゼンチンとの通商は変わらない」とした。10日、左派のアルベルト・フェルナンデス新政権が誕生するが、ボウソナロ氏はこの就任式に参列しない方針だ。極右の同氏は左派政権を毛嫌いしており、メルコスルの中核を占めるこの2か国の関係の今後に、注目が集まる。

■ラカジェ・ポウ氏も同行へ 970Universalの記事
ウルグアイの次期大統領、ルイス・ラカジェ・ポウ氏は、タバレ・バスケス大統領に同行する。10日のアルゼンチン新大統領就任式に、バスケス氏が同行を呼びかけていた。これに応じ、専用機で両者はブエノスアイレス入りすることになった。ウルグアイでは左派から右派への政権交代となる。

■ニカラグア、自由は風前の灯 100% Noticiasの記事
ニカラグアでは、表現の自由はまさに「風前の灯」だ。同国では昨年4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権は力づくでの抑え込みを行なっている。同時に、メディアに対しても弾圧を加え、複数のメディアがすでに、取材や報道の活動がままならない状態に陥っている。

■ワクチンで31歳男性死亡か Milenioの記事
メキシコ、タマウリパス州で、インフルエンザワクチンを受けた31歳の男性が、急死したという。タンピコでこの男性は接種を受けたが、その後体調が悪化、容体が急変し死亡したものだ。保健局は、このワクチンと死亡の因果関係について、調べを進めている。国内では現在、このワクチン接種を多くの人が受けている。

■エミレーツ、メキシコ就航 Oinkoinkの記事
中東のエミレーツ航空が9日、メキシコシティに就航した。同社が開設したのはドバイとメキシコシティを結ぶ路線で、スペインのバルセロナ経由での運航となる。バルセロナ線はアエロメヒコが開設したばかりで、この路線開設には同社が強い反発を示していた。エミレーツはこの乗り入れに合わせ、インテルジェットと提携した。

■インテルジェット、1億人 Aviación21の記事
メキシコのインテルジェットの輸送旅客数が、1億人を突破したという。同社は2005年に旅客航空に参入し、14年でこの大台に乗ったことになる。同社によると利用者の拡大は今も続いており、今年は1500万人を超えると予想されている。同社はコロンビア、エクアドル路線を開設するなど国際線にも力を入れている。

2019.12.09

【ボリビア】

■アニェス、招待受けず Télamの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、招待を受けていない。10日、アルゼンチンではアルベルト・フェルナンデス新大統領が就任する。近隣国首脳は慣例的に招待されるが、アニェス大統領のもとに招待状は届いていない。左派のフェルナンデス氏はエボ・モラレス氏を招待していることを明らかにしている。

■カマチョ氏、本格始動 El Díaの記事
前サンタクルス市議の留守・フェルナンド・カマチョ氏が、本格始動した。ヘアニネ・アニェス暫定政権は来年の早い時期に、やり直し総選挙を実施する。カマチョ氏はこの選挙への出馬を正式表明し、地元のサンタクルスでこの選挙戦に向けた環境整備を開始したものだ。副大統領候補については、人選を進めているとした。

■プマリ氏、金銭要求か El Díaの記事
マルコ・プマリ氏が金銭要求したとの疑惑が生じている。大統領選出馬をカマチョ氏が表明したが、ポトシの市民団体を率いるプマリ氏が副大統領候補となるとの公算が高まっていた。しかし両者の話し合いの中で、プマリ氏が25万ドルの現金を要求し、物別れとなったという。この際の音声も公開された。

■プマリ氏、否定し不快感 El Díaの記事
ポトシ市民団体の指導者、マルコ・プマリ氏は否定し、同時に不快感を示した。大統領選出馬を表明したカマチョ氏との話し合いの中で、25万ドルの金銭要求があったとされたものだ。プマリ氏はこれを否定し、カマチョ氏との話し合いの音声が「下劣な目的で使用された」と不快感を表した。

■メサ氏、分断に警鐘 La Razónの記事
大統領選に出馬する意向のカルロス・メサ氏は、国内が「分断された」状態に警鐘を鳴らした。同氏は国内が、右派と左派、都市と農村などのさまざまな階層で、分断されている状態であると断じた。この状態を招いたエボ・モラレス前政権への直接批判は避けたが、この中で新たな選挙を行なう難しさも示している。

■モラレス氏「勝利しよう」 Página Sieteの記事
大統領を辞任しメキシコに亡命したエボ・モラレス氏が、政党MASに対し「勝利しよう」と呼びかけた。7日MASはコチャバンバで党大会を開き、リーダーにモラレス氏を再選出した。来年の早い時期に選挙が行われる見通しで、健康診断のためキューバを訪れたモラレス氏が、MASに対し勝利を呼びかけたものだ。

■選挙法廷、502人が出馬 Infobaeの記事
選管の役割を果たす選挙法廷検事に、502人が立候補した。10月20日の選挙で、選挙法廷による不正が発覚したことから、ヘアニネ・アニェス暫定政権はこの刷新を図っている。出馬した内訳は男性が319人、女性が183人だ。検事となるのは7人で、うち3人以上は女性、2人以上はインディヘナ(先住民)が占めることになる。

■チ氏、独自出馬を検討 El Díaの記事
10月20日の大統領選に出馬したチ・ヒュンチュン氏は、独自政党からの出馬を検討している。カトリック系政党から前は出馬したが、同党がチ氏の擁立に難色を示している。このため、出馬要件となっている政党を設立し、独自の立場で出馬することを検討している。同氏のラジカルな言動は、さまざまな方面に波紋を広げた。

■CIDH、説明責任を El Díaの記事
米州機構の人権機関CIDHは、ヘアニネ・アニェス暫定政権に説明責任の履行を求めた。エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争で、コチャバンバ県サカバとエルアルトのセンカタの社会闘争で、多くの死傷者が出た。政府は見舞金を出す方針を示したが、CIDHは賠償を行なっても、説明責任は全うしたことにはならないとした。

■教会「新しいボリビアを」 El Díaの記事
カトリック教会は「新しいボリビア」を求めた。サンタクルスのセルヒオ・ヘアルベルティ猊下が8日のミサで語りかけたものだ。モラレス氏の辞任、ヘアニネ・アニェス暫定政権が進める新たな選挙を通し、ボリビアが過去の姿を脱皮し、新しいボリビアに生まれ変わることに期待を示した。

■アニェス、軍の卒業式に El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は8日、コチャバンバの軍学校で行なわれた卒業式に参列した。新たな幹部軍人を養成するこの学校ではこの日、233人が卒業した。大統領としてこの式に参列し、祝辞を述べたものだ。今回の卒業生の中で、女性は63人を占めている。

■リサラガ、記者らと懇談へ El Díaの記事
ロクサナ・リサラガ政府広報官は、記者らと懇談する姿勢を示した。11月12日に発足したヘアニネ・アニェス暫定政権だが、広報官と記者らとのコミュニケーションが「しっくりきていない」との指摘があった。同広報官はこの指摘を受け入れ、記者らとより突っ込んだやり取りをする懇談の場を設けることを明らかにした。

■フクの3人を拘束 Los Tiemposの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山で、「フク」の3人が拘束された。フクは鉱山の産出物を組織的に横流しする犯罪行為で、同鉱山はこの横行で多額の損失を被っている。警察が新たな摘発を行ない、この行為に及んでいた3人を拘束したものだ。同鉱山は国内最大の錫鉱山として知られる。

■クリスマスに安堵の声 La Patríaの記事
オルーロの商業界では「季節の風物詩」に安堵の声が広がっている。クリスマス時期に消費が増えるパンケーキ、パネトン(パネットーネ)の生産現場への査察が行われた。国内では10月から11月、社会闘争が蔓延し、商業界ではクリスマスが通常の体制で迎えられるか不安が広がっていた。この査察に、多くの店主らが安堵したという。


【ペルー】

■ワンカバンバで氾濫 El Comercioの記事
ピウラ県のワンカバンバで、大雨により川が氾濫した。7日、山間部の峡谷でこの事態が発生し、住宅14棟が全半壊しているという。またこの氾濫で、川にかかる橋梁3個所が被害を受け、9台の車輛が流されている。またこの影響で、地域の複数のコミュニティの300人が、孤立している状態だ。

■メトロ1号、メンテナンス不足指摘 Gestionの記事
リマのメトロ1号線の、メンテナンス不足が指摘された。ビジャ・エルサルバドルとサンフアン・デ・ルリガンチョを結ぶこの鉄道は、沿線の人々の重要な交通手段となっている。しかし開業以来、必要なメンテナンスが足りていない状態で、今後このしわ寄せが起きる可能性が指摘された。

■インカコーラを逆転 Gestionの記事
リマで、コカコーラがインカコーラを逆転したという。インカコーラはペルーの国民的清涼飲料で、今も人気が高い。しかしリマで行なわれた調査で、より好きな清涼飲料の項目で、コカコーラが44%と、インカコーラの43%を上回り、逆転した。国内ではファストフードチェーンでも、インカコーラが選べるのが一般的だ。

■ベラスコ・アステテの今後 Perú21の記事
クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港の今後について、議論が進んでいない。この空港のキャパシティは限界に達しており、バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロに、新空港が建設される。新空港稼働後の、この60万ヘクタールの用地の利用方法について、議論が行われていない状態だという。


【チリ】

■メトロ、4月復旧目指す BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の運営は、来年4月の完全復旧を目指す姿勢を示した。10月18日の社会闘争初日、メトロ網はバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、甚大な被害を受けた。今は段階的に正常化が進められているところだ。当初は完全復旧には1年を要するとの見方が示されていた。

■受刑施設の人権侵害告発 BioBio Chileの記事
オンブズマン機関が、受刑施設内での人権侵害行為を告発した。第10(ロス・ラゴス)州のプエルト・モント、オソルノの施設で、受刑者に対する「不適切な扱い」が複数、報告されたという。同機関は検察に告発状を提出し、検察側もこれを受領した。さらに先の闘争で、「理由のない拘束」が多くあった事実も付されている。

■チジャン、活発さ続く BioBio Chileの記事
第16(ニュブレ)州のネバドス・デ・チジャン火山の活発な状態は、続いている。観測機関によると8日朝4時37分頃に、やや強い爆発を起こし、噴煙が立ち上ったという。この火山の爆発は6日頃から続いている状態だ。この火山は標高3212メートル、上から3番めのランクの「黄色警報」が出されている。

■コキンボで断水 BioBio Chileの記事
第4州都コキンボでは8日、断水となっている。水道会社による水道管の工事の影響で、市内の広い範囲で水道水が利用できなくなっているもので、長い場所ではこの断水は20時間に及ぶ。現在も作業が続いており、9日朝5時には断水は解消される見通しだ。行政側は各地に、給水車を派遣している。


【アルゼンチン】

■現新大統領、揃ってミサに Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領と、10日に就任するアルベルト・フェルナンデス氏が揃って、ミサに参列した。8日、ブエノスアイレス州ルハンの大聖堂でこのミサが執り行われた。右派から左派への政権交代を前に、アルゼンチンの結束を内外に示すものだ。このミサには、双方の政権を支える支持者層も参加した。

■フェルナンデス氏、貧困対策に注力 Telesur TVの記事
10日に大統領に就任するアルベルト・フェルナンデス氏は、貧困対策に注力する姿勢をあらためて示した。就任を前にカタマルカを訪問し、こう述べたものだ、この志を同じくする人と、閾を設けることなく政策を展開する姿勢を示した。今回、右派から左派への政権交代となる。

■麻疹、この20年で最悪 Perfilの記事
国内では麻疹(はしか)が、この20年で最悪のペースで拡大している。現在麻疹は、世界各地で局地的な流行となっているが、国内では今季の感染者が73人に達した。この感染増加は、とくに反ワクチン主義の世帯のこどもに多く、保健省はワクチン接種の徹底の姿勢を示している。

■ベルギー製車輛、ルハンへ Agencia Novaの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアAで100年にわたり使用されたベルギー製車輛が6日、ルハンに搬送された。2013年に使用終了し、保存車輛となっていた車輛が、展示目的のためルハンに持ち込まれたものだ。この「87号」車輛は1913年に製造され国内で活躍し、ほかの車輛とともに引退した。


【エクアドル】

■キトでM4.2の地震 El Comercioの記事
キトでは8日午前3時56分頃、地震があった。震源は中心部から30キロ北のサンアントニオ・デ・ピチンチャ付近で、震源の強さはマグニチュード4.2だ。この揺れで、グアイバンバとコチャスキを結ぶ道路で大規模土砂災害が生じたが、人的被害は報告されていない。

■平和度、71位 El Universoの記事
平和度指数ランキングで、エクアドルは世界71位となっている。経済平和研究所が世界163か国を指数でランクしたものだ。前の年のランク75位からは4ランクの上昇となっている。上位にあるのはウルグアイ、コスタリカ、スペイン、ハンガリー、ノルウェー、スウェーデンだ。


【コロンビア】

■記者の逮捕を告発 Télamの記事
記者らの団体が、記者の不当な逮捕を告発した。国内では11月21日にゼネストがあり、イバン・ドゥケ政権に対する声が全土で上がった。このデモの暴徒化があり、警官隊により多くの人が逮捕されたが、この中に取材中の記者も含まれていたという。団体はこうした記者の逮捕は、表現の自由を損なうものだと非難した。

■倒木で4人負傷 Caracol Radioの記事
ボゴタでは7日夕方、倒木に車輛が巻き込まれ、4人が負傷した。この時間帯、ボゴタでは大雨が降り、この影響で街路樹1本と、電柱1本が142番街で倒れた。通りかかった乗用車がこの下敷きになり、大破したものだ。また53番街でも倒木があったが、こちらでは被害は報告されていない。


【ベネズエラ】

■グアイド、ポンペオ氏発言を歓迎 NTN24の記事
フアン・グアイド暫定大統領は、米国のマイク・ポンペオ国務長官の発言を歓迎した。米国からの援助金をめぐり、暫定政権を支える野党に汚職疑惑が生じている。こうした中ポンペオ氏は、あらためてグアイド暫定政権支持を表したものだ。この発言に対しグアイド氏は「心強い」と歓迎した。

■ドル化で格差拡大 ABC.esの記事
通貨の事実上の「米ドル化」で、国内では格差がさらに拡大しているという。通貨ボリバール・ソベルノは暴落が続き、国内で流通する現金の半分以上は今、米ドルが占めている状態だ。こうした中、ドルを持つ者と持たない者の間の格差の拡大が、続いている状態だという。

■カラカス、爆弾騒ぎ NTN24の記事
カラカスの商業施設で、爆弾騒ぎが起きた。市内にあるメトロ・センテルのパン店前で7日、爆発物とみられる物質を含むかばんが、放置されていたものだ。この事態を受け、施設内の職員や利用客らかが避難した。このかばんの中からは、花火を改造したとみられるものが見つかっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■忘れられたハイチ El Comercioの記事
社会闘争が続くハイチは、国際社会から忘れ去られようとしている。同国では9月16日から、ジョブネル・モイーズ政権の退陣を求めるデモが繰り返されている。ラテンアメリカ各国でデモが連鎖的に起きている中、同国で長期化する闘争は報じられることもあまりない。この闘争で、疲弊した経済のさらなる悪化が起きている。

■ボウソナロ、誰も送らず Infobaeの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ政権はアルゼンチンには誰も送らない。10日、左派のアルベルト・フェルナンデス政権が誕生するが、右派の同大統領は就任式欠席を表明していた。同大統領に代わり、副大統領や閣僚などの名代を送ることが予想されたが、結局だれも送らないことを決めたという。

■キューバ、沈黙守る On Cuba Newsの記事
キューバ政府は、沈黙を守っている。大統領を辞任しメキシコに亡命したボリビアのエボ・モラレス氏が、健康診断などを受けるため同国入りしたことが伝えられた。しかしハバナ政府側はこの件に一切言及せず、モラレス氏の動向をまったく伝えていない。モラレス氏はこの後、アルゼンチンに向かう予定であることが伝えられている。

■メキシコシティで銃撃 Caracol Radioの記事
メキシコシティ中心部、大統領府近くで銃撃があった。市の安全局が明らかにし、ラジオを通じて市民に注意を促したものだ。カジェホン・プリモ・ベルダーの住宅の中庭でこの銃撃があったもので、現場からは4人の遺体が発見されているという。このほか3人の負傷者が、病院で手当てを受けている。

■プエルトリコ沖で2人救助 Caracol Radioの記事
プエルトリコ沖で、漂流中の2人を、通りかかった船が救助したという。現場はマナティから10マイル沖で、救助されたのはフランス人男性と米国の女性だ。2人はボートに乗っていたが難破し、ほぼ沈みそうな状態で船に発見された。2人は海上警備艇で、コスタリカに戻っている。

■LGBTQ攻撃の60%は警官 Noticias de Gipuzkoaの記事
ホンジュラスでは、同性愛者やレズビアンなど、性的マイノリティへの攻撃、人権侵害の60%は、警官によるものだという。LGBTQ団体が指摘したものだ。国内では依然として、ホモフォビア(同性愛憎悪)の言動被害が報告されているが、このうちの多くを警察官による被害が占めている現状だ。

■パラグアイでバス事故 ABC Colorの記事
パラグアイで、バス同士の衝突事故が起きた。事故が起きたのはサッパティーニで、乗客の乗り降りのため停車していた一台のバスに、別の車輛が追突したものだ。この事故で、双方のバスの乗客ら合わせて10人が負傷しているが、重篤な状態の者はいない。

2019.12.08

【ボリビア】

■MAS、モラレス氏選出 Télamの記事
議会第一党となっているMASは、エボ・モラレス氏を次期選挙のトップに選んだ。モラレス氏は11月10日に大統領を辞任し、その後メキシコに亡命している。MASはモラレス氏に代わる新たな選挙の「顔」を模索したが、結局モラレス氏に回帰した。しかしモラレス氏の大統領選出馬には、憲法の多選規定の壁がある。

■カマチョ氏、出馬を表明 La Razónの記事
サンタクルスの前市議、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏が、大統領選出馬を表明した。同氏はこの出馬のため市議を辞任したばかりだ。ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏を副大統領候補に据えるプランについては撤回し、今後人選を進める。同氏は言動などから「ボリビアのボウソナロ」と呼ばれることもある。

■ギャランティ法で対立 El Díaの記事
ギャランティ法をめぐり、議会と政府の対立が起きている。モラレス派であるMASが、一連の社会闘争の責任を事実上免除するこの法案を審議にかけ、議会が可決した。しかしヘアニネ・アニェス暫定大統領はこの法を承認せず、施行には至っていない。両者間の意見には隔たりがあり、対立が今後激化する可能性もある。

■モラレス氏、キューバへ Télamの記事
エボ・モラレス氏が7日、キューバを訪れた。メキシコに亡命した同氏が、同国を離れるのはこれが初めてだ。キューバでは、健康診断などを受ける予定だという。またスペインのメディアによると、同氏は10日のアルゼンチン、アルベルト・フェルナンデス新大統領の就任式にも参列する予定だという。

■MAS、結束呼びかけ Página Sieteの記事
モラレス派であるMASは、来るやり直し選挙での結束を呼びかけた。コチャバンバで党大会を開き、選挙の「顔」にエボ・モラレス氏を選出した。この上で、今回の事態を招いた「野党」に対し、結束してあたることを呼びかけ、気勢を上げた。現時点で、議会ではMASが第一党となっている。

■アニェス、対米関係正常化図る La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、米国との関係正常化を図る姿勢を示した。米国のマイク・ポンペオ国務長官と6日、電話会談を行なったことが明らかとなった。エボ・モラレス政権下の2009年、パンド県で起きた事件をきっかけに、両国は相互の大使を召還した状態となっていた。

■センカタ、見舞金に不満 Página Sieteの記事
エルアルトのセンカタは、ヘアニネ・アニェス暫定政権が示した見舞金に、不満を示した。エボ・モラレス氏の辞任後の抗議闘争で、この場では多くの死傷者が出た。政府側はこの犠牲者家族と負傷者に見舞一時金を出す方針を固めたが、対象者らは「年金方式」での受取をもとめ、一時金には不満を表した。

■アルゼンチン大使館前でデモ La Razónの記事
ラパスのアルゼンチン大使館前で7日、デモが行われた。モラレス派に対峙する考えの人々が、抗議の声を上げたものだ。10日の同国のアルベルト・フェルナンデス新政権誕生の就任式に、モラレス氏が参列するとの観測が高まっている。左派のフェルナンデス氏は、モラレス氏へのシンパシーを口にしていた。

■プマ・カタリ、運転再開 El Díaの記事
ラパス市営のBRT、プマ・カタリと小型のチキティキが7日、運転を再開した。社会闘争の中でプマ・カタリの専用車輛36台が、放火により燃やされる事件が起きた。運転体制が整わず再開が遅れていたが、一部の路線でチキティキの車輛を代用することでこの日から、運転を再開したものだ。

■オルーロ、パネトン調査 La Patríaの記事
オルーロ当局が、県内のパネトン(パネットーネ)生産現場を視察した。スポンジケーキであるパネトンは国内では、クリスマスの時期に消費のピークを迎える。しかし国内では、この時期に粗悪品が流通することもあり、各地行政が監視を強めているものだ。県内では2個所で、このパネトンが生産されているという。


【ペルー】

■ペルーレイル、影響は軽微 Perú21の記事
ペルーレイルは、落石による被害、影響は軽微と発表した。6日朝、観光用列車「エクスペディシオン」の車輛に落石があり、窓が破れるなどの被害が生じた。巻き込まれた人はおらず、また運行そのものへの影響も避けられた。現場はクスコとオリャンタイタンボを結ぶ区間で、オリャンタイタンボとマチュピチュを結ぶ区間に影響は出ていない。

■政府、ユネスコに対応せず El Comercioの記事
政府は、ユネスコの勧告に対し、対応しない。クスコでは、バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロに、新空港が建設される。韓国企業がこの工事を請け負うことになり、早ければ来年にも着工される。ユネスコはこの新空港建設で、マチュピチュを含む文化資源に影響が生じる可能性を指摘していた。

■GOL、13日からリマへ Gestionの記事
ブラジルのGOL航空は、この13日からリマに乗り入れる。同社はサンパウロとリマを結ぶ路線を、この日からボーイング737-800型機を使用し、一日1往復運航する。同社のこの路線の参入で、リマとサンパウロを結ぶ路線は週26便から、33便に増えることになる。

■チュスピヨク川が氾濫 La Repúblicaの記事
クスコ県のポロイでは、地域を流れるチュスピヨク川が氾濫した。大雨の影響で増水し、この事態に至ったもので、複数の住宅が今、水に浸かっている状態だという。またこの事態で広い範囲で泥流による被害も生じている。多くの家々が土嚢を積み、水の家屋内への進入を防ごうとしているという。


【チリ】

■コンセプシオン、19人拘束 BioBio Chileの記事
国内第二の都市コンセプシオンでは7日、デモ暴徒化で19人が拘束された。国内では10月18日から社会闘争が続き、今もなお各地でデモなどが行なわれている。この日も中心部でデモが行われたが、一部が暴徒化し、警官隊が鎮圧展開を行なった。この闘争で、コンセプシオンで逮捕拘束された人は2444人となった。

■移民、考えに変化 BioBio Chileの記事
10月18日からの社会闘争を受け、国内に住む移民の考えに変化が起きている。国内にはハイチやベネズエラなどから、職などを求め多くの人が移民している。こうした移民はいずれチリ国籍を取り、国内に永住する考えの人が多かったが、この闘争を経てこのプランを考え直す人が急増したという。

■手術延期、1万2千件 BioBio Chileの記事
10月18日からの社会闘争以降、国内の主な病院では合わせて1万2千件の手術が延期されている。病院などが安全や衛生の問題、さらに闘争による負傷者への手当の優先などから、手術延期を判断しているものだ。とくに衛生の問題は大きく、政府はこの12月末まで、衛生の緊急事態を国内に発令している。

■アルト・ビオビオ、1500人孤立 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州内陸のアルト・ビオビオで、1500人が孤立している。集落と町とを結ぶ幹線道路が土砂災害に見舞われ、車輛の通行のみならず、人の往来もできなくなっている。公共事業省によると、道路は大量の土砂と岩石に覆われており、復旧には時間を要するとみられる。


【アルゼンチン】

■現新大統領、ルハンへ Infoemeの記事
マウリシオ・マクリ現大統領と、10日に就任するアルベルト・フェルナンデス氏が、ブエノスアイレス州のルハンを8日、訪れる。この地の大聖堂で、ミサに揃って参加するものだ。右派から左派への政権交代となるが、現新大統領がアルゼンチンの諸問題に取り組み、円滑に政権移譲がなされることをアピールするものだ。

■LATAMは正常化 Télamの記事
LATAMアルゼンチンの便は正常化した。同社の3つの労働組合が、6日の朝に突然ストライキを行ない、35便に欠航が生じ、5千人に影響が広がった。労使交渉の調停を求めた動きで、この点で労使間の合意がなされたことからストは終了した。利用客の正常化には、数日を要する可能性がある。

■ラテンアメリカ最大の発電公園 Télamの記事
フフイ州に、ラテンアメリカ最大の太陽光発電公園が竣工した。フフイ州側がメディアなどに、この施設を案内したものだ。完成したのは「カウチャリ・ソラール1」で、今後「2」「3」も整備される予定だ。現時点で発電能力は200メガワットだが、計画がすべて整うと312メガワットの発電が可能となる。

■バリロチェ、不可思議な光 La Nacionの記事
バリロチェの空にこの4日、不可思議な光の列が出現したという。多くの人がこの現象を目撃したと地元のメディアが伝えているものだ。この光の列は、スペースX社の人工衛星の光で、クリスマスを前にしたこの時期、意図的に点滅させ生じたという。


【エクアドル】

■ポルトベロ、大雨で断水 El Universoの記事
エル・オーロ県のポルトベロでは、大雨の影響で断水となった。雨の影響で地域を流れるルイス川の水量が激増し、この影響で取水ができなくなったためだ。現在行政側が、給水車を市街地に派遣している。また同様に大雨となったチンボラソ県都リオバンバでは、浸水被害が広範囲で生じた。

■インフレ、0.70%のマイナス El Comercioの記事
この11月の物価は、前の月に比して0.70%のマイナス、すなわち下落となった。国の統計機関が明らかにしたものだ。キトなど都市部を中心に、物価がマイナスに転じたものだ。10月に起きた社会闘争の影響で物価上昇が進み、この反動が起きたとみられる。


【コロンビア】

■ドゥケ、貧困対策示す Télamの記事
イバン・ドゥケ大統領は、貧困対策を示した。国内では11月21日、同政権の社会保障政策などを批判するゼネストが行なわれ、この4日にも繰り返された。こうした国民の声を受け、「富裕層偏重」と指摘された同政権が、貧困対策を示した。2020年以降、同政権はこの問題に取り組むとした。

■ボゴタ空港スト、20人拘束 Caracol Radioの記事
一連の社会闘争の際、ボゴタのエルドラード空港でデモを行なおうとした20人が拘束されている。7日、このストの呼びかけがSNSなどで拡散し、これに応えた人々が空港に集まった。しかし当局側はこのストは違法なものと位置づけ、参加者らを拘束したという。

■ブカラマンガ空港で遅れ RCN Radioの記事
ブカラマンガのパロネグロ空港で7日、多くの便に遅れが生じた。メディアの取材によるとこの日の朝、合わせて17便に遅れが生じ、一部の便は時刻の組み直しを行なったという。この日の、フットボールの試合に臨む選手らにも影響が生じた。空港側はこの原因などについて、明らかにしていない。


【ベネズエラ】

■米国、グアイドを支持 Infobaeの記事
米国政府は、フアン・グアイド暫定政権を支持することをあらためて表した。暫定政権を支える野党の議員に、汚職疑惑が生じ、その信頼が揺らいでいる。米国政府はこうした中、ベネズエラの民主主義回帰に向け闘うグアイド暫定政権を支持、承認することを表した。1月5日に、議会新議長を選ぶ議会内投票が予定されている。

■グアイドへの責任論強まる Invasorの記事
野党議員の汚職疑惑は、大きなインパクトだった。フアン・グアイド暫定政権を支える野党議員のこの不祥事を受け、グアイド氏に責任を求める声が強まっている。1月5日の議会内改選時、同氏は暫定大統領の立場を辞するべきとの意見も出され始めた。また米国からの援助金の使途について、説明を求める声も高まっている。

■刑務所内は「地獄」 NTN24の記事
国内の刑務所内は、まさに「地獄」と化しているという。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政の影響は受刑施設にも及んでおり、受刑者らは栄養失調に瀕し、また病に倒れても医薬品一つ支給されない状態となっている。さらに生きる上で必要な、水がない施設もある状態だという。

■難民の移動、広がる Infobaeの記事
ベネズエラ難民の移動範囲が、広がりを見せている。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による困窮を逃れ、多くの国民がコロンビアやブラジルに移動した。その後これらの難民はエクアドルやペルー、チリなどに移ったが、今はメキシコからさらに米国を目指す動きが起きているという。

■肉消費、一人当たり8キロ El Universalの記事
今年の、ベネズエラ国民の食肉消費量は、一人当たり8キロまで減っている。食肉流通の団体が明らかにした数字だ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政により、国内では食料を含む物資不足が続いている。食肉はまさに「ぜいたく品」となっている状態だ。危機以前、一人当たりの平均消費は64キロだった。

■スリア、電力危機9か月 Panoramaの記事
スリア州では、電力危機がすでに9か月続いている。今年3月7日から、国内では「メガ停電」が発生した。これ以後、スリア州は長期の停電に苦しめられ、今も新たな停電が頻発している状態にある。この状況のため、電力供給が少なくとも安定しているカラカスに、「国難移民」する市民も増えている。

■コーヒー、難民が支える Panam Postの記事
コロンビア産コーヒーを今、ベネズエラ難民が支えているという。同国で盛んなコーヒー生産だが、コーヒー豆の収穫作業をする人の実に9割は、ベネズエラ難民が占めている。現在同国には140万人のベネズエラ難民が身を寄せるとされるが、コーヒーを含む農業分野がこうした難民の受け皿となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、また大規模デモ Atlas Newsの記事
ハイチでは6日、また大規模なデモが行われた。同国では汚職疑惑やガソリン不足などへの抗議闘争が9月16日から始まり、今はモイーズ政権の退陣を求める声に変わっている。この日、首都ポルトー・プランスなどで数千人がまた声を上げた。こうしたデモの長期化で、疲弊した経済のさらなる減速が指摘されている。

■パナマ、M5.3の地震 Debateの記事
パナマでは7日午前2時40分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は首都パナマシティの南の太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.3、震源の深さは10キロだ。首都のアライハン、ラ・チョレラ、さらに首都の西部などで強い揺れを感じたが人や建物への被害はなく、津波の発生もなかった。

■オルテガの被害者博物館 Columbiaの記事
コスタリカに、「オルテガの被害者博物館」が開館した。ニカラグアのダニエル・オルテガ政権の弾圧などの被害を展示するものだ。同国では昨年4月から反政府行動が続き、オルテガ政権による力づくの抑え込みが続いている。死傷したり拘束されたりする人に加え、コスタリカには8万8千人の「ニカラグア難民」が身を寄せている。

■バラデロ、侵食続く CiberCubaの記事
キューバで最良のビーチと言われるバラデロで、砂浜の浸食が深刻だという。年間150万人が訪れ世界的に観光地として人気のこの地だが、現在年1.2メートルもの侵食が進んでいる状態だ。マタンサ大学の環境の専門家は、この侵食対策は国家的に取り組む必要があると指摘する。

■ハバナ、石鹸が不足 Diario Las Americasの記事
キューバの首都ハバナでは今、石鹸が品薄となっているという。この状態のため、石鹸の流通価格はここしばらくで倍に値上がりした。米国による経済締めつけとベネズエラ経済の悪化により、国内では特定の物資の不足が生じやすく、ハバナを含む国内各地では今、コーヒーが涸渇している。

■LATAM、ジョイントベンチャー破棄 El Colombianoの記事
LATAM航空グループは、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリアを傘下に持つIAGとのジョイントベンチャーを破棄する。同グループはこの9月、米国のデルタ航空との包括提携を発表した。IAGが中核メンバーであるワンワールドをこの9月末で脱退することも明らかにしており、この提携も終了することを明らかにした。

2019.12.07

【ボリビア】

■アルセ氏、メキシコに「亡命」 La Razónの記事
エボ・モラレス政権下で経済相を長く務めたルイス・アルセ氏が6日、メキシコに「亡命」した。同氏は在任中に健康上の問題で退任したことがあり、この治療等を含めリマ経由でメキシコに向かったものだ。同氏はモラレス氏からの信頼も厚く、国内のモラレス派「残党」であるMASは、来る大統領選にアルセ氏を擁立する可能性も示していた。

■ギャランティ法への反対の声 La Razónの記事
議会が「ギャランティ法」を可決し、国内では反対の声が広がっている。10月20日の不正選挙を受け、選挙後闘争とエボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争が激化した。国内正常化のため、これらの闘争の主導者らを罰しない措置を法制化された。この法案には、モラレス派であるMASも賛成に回っている。ヘアニネ・アニェス暫定大統領はこの法を承認しない姿勢だ。

■メサ氏、表現の自由に懸念 El Díaの記事
大統領選に出馬したカルロス・メサ氏が、表現の自由について懸念を表した。ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏がコチャバンバの大学を訪れた際、学生らとの間で騒ぎとなり、命の危険も生じかけていたことが明らかになった。メサ氏は、力により表現を弾圧する方法が、国内に蔓延していると苦言を呈した。

■モラレス氏は「犯罪国家」にしようとした El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、エボ・モラレス氏がボリビアを「犯罪国家」にしようとしたと断じた。フランスのメディアの取材に答え、語ったものだ。モラレス氏は先の選挙で不正を主導し、その後辞任し亡命した。この際、社会闘争を起こして暴動を促し、国家の転覆を図り、犯罪国家を作り上げようとしたと述べたものだ。

■アニェス、プマ・カタリに言及 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、プマ・カタリ放火事件に言及した。エボ・モラレス氏が辞任した直後の11日未明、ラパスの市営BRTプマ・カタリの車輛36台が、放火され全焼した。アニェス大統領はこの事件について「下劣な行為だ」と断じ、こうしたバンダリスモ(破壊行為)は容認しえないとの考えを示した。

■レジェス氏も帰国へ Los Tiemposの記事
藻とコチャバンバ県知事のマンフレド・レジェス・ビジャ氏も、1月中旬に帰国するという。同氏は在任中の公共工事を巡る汚職疑惑などが指摘され、2009年に事実上、米国に亡命していた。エボ・モラレス政権が瓦解し、状況が変化したとして帰国の意思を示したものだ。

■モラレス氏「選挙は盗まれた」 La Razónの記事
メキシコに亡命したエボ・モラレス氏は、選挙が「盗まれた」と述べた。10月20日の選挙について、監査を行なった米州機構は不正があったと報告書をまとめた。しかしこの件についてモラレス氏は、「国外からの力」により同氏勝利の選挙結果が盗まれたと断じた。同氏のこの選挙への出馬辞退が憲法違反だったとの指摘も、国内外で根強い。

■選挙無効化、78%が賛成 Página Sieteの記事
10月20日の選挙結果の無効化について、国民の78%が賛成している。この選挙に不正があったことを米州機構が指摘し、エボ・モラレス氏が辞任、亡命した。その後誕生したヘアニネ・アニェス暫定政権が選挙無効化とやり直しの手続きを進めている。無効化に反対と答えた国民は17%にとどまった。

■センカタ、政府対応に不満 El Díaの記事
エルアルトのセンカタは、政府対応に不満を持つ。この地では、エボ・モラレス氏の辞任への抗議闘争の際、多くの死傷者を出す衝突が起きた。ヘアニネ・アニェス暫定政権は、犠牲者家族に見舞金を出す政令を公布するなどしたが、犠牲者家族や負傷者らは、この事件の責任追及をするべきと考えている。

■COB「干渉は受けない」 El Díaの記事
有力労働組合連合COBのフアン・カルロス・ワラチ委員長は、「外国からの干渉は受けない」と断じた。エボ・モラレス政権の支持母体だったCOBだが、同氏辞任表明をいち早く受け入れたことを、ベネズエラのニコラス・マドゥロ氏が批判していた。同委員長は同氏の批判について「大きなお世話だ」との態度を示した。

■グアナイ、氾濫被害 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のグアナイで、大雨による川の氾濫で被害が生じている。地域を流れるマピリ川が氾濫し、この町と外界を結ぶ橋が、通れない状態となっているという。地域行政は、現時点で急病人発生や物資の不足などは起きていないとしながら、今後についての懸念を示した。

■グラン・ポデール「心配ない」 La Patríaの記事
オルーロ市は「グラン・ポデール」の動向を心配していない。この14日、ラパスのフォルクローレダンスのこの祭が、ユネスコ無形文化遺産に登録される可能性がある。先に登録を受けているオルーロのカルナバルと「キャラが被る」ことから、フォルクローレ委員会が懸念を表していた。しかし市側は、この点にとくに懸念は抱いていないという。


【ペルー】

■マチュピチュ列車に落石 El Comercioの記事
クスコとマチュピチュを結ぶペルーレイルの観光列車が、落石の被害を受けた。オリャンタイタンボ付近で石が、この車輛を直撃したものだ。この車輛の一部は破損し、ガラス窓が破れるなどしたが、ペルーレイルによると人的被害は避けられているという。この沿線はこれから雨季となり、土砂災害が多い時期となる。

■モケグア、水の緊急事態 El Comercioの記事
モケグア県は県内の5つの地域に、水の緊急事態を出した。水源となっている場所が化学物質の汚染を受けたという。対象はチョハタ、マタラケ、キニスタキリャス、コアラケ、オマテの各地域で、県側はこの汚染対策と水道供給の早期の正常化を目指す方針だ。


【チリ】

■ピニェラ、アルゼンチンへ BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は10日、アルゼンチンを訪れる。この日同国では、アルベルト・フェルナンデス氏が大統領に就任する。この就任式について、国内情勢を受け参加の是非をこれまで明らかにしていなかった。国内では10月18日から社会闘争が蔓延し、これ以降ピニェラ大統領は初の国外訪問となる。

■イタリア広場でまた衝突 BioBio Chileの記事
サンティアゴのイタリア広場で6日午後、また小規模ながら衝突が生じた。国内では10月18日から社会闘争が続くが、この広場はとくにこのデモが活発に行われている場だ。この日、デモ隊の一分がまた暴徒化し、警官隊との間で小競り合いが起きたものだ。


【アルゼンチン】

■LATAM、突然のスト Infobaeの記事
LATAMアルゼンチンが、突然ストライキを行なった。5日、ブエノスアイレスのアエロパルケとエセイサ国際空港を発つ35便が欠航となり、5千人の利用者に影響が広がった。同社職員らの3つの労働組合が、朝5時からこのストに突入したもので、労使交渉の調停を求めた動きだという。

■サンフェルナンド、小型機墜落 Télamの記事
ブエノスアイレスのサンフェルナンド空港近くで、小型機が墜落する事故が起きた。ブラジルから来たこの小型機は、同空港に着陸しようとした直前、燃料切れを起こしたという。機体は住宅に墜落し、乗っていた4人は負傷したものの重傷者はいない。また地上で巻き込まれた人はいなかった。

■公共交通、危機的状況 Télamの記事
バスなど公共交通の団体は、国内の公共交通の体制が「危機」にあると宣言した。同団体は現マウリシオ・マクリ政権のこの4年で、公共交通をめぐる環境が著しく悪化したとした。この上で、事態打開を図るためには相当の投資が必要と断じ、10日に誕生するアルベルト・フェルナンデス政権に声を上げる方針を示した。

■フライボンディ、ポルト・アレグレ就航 Cronistaの記事
LCCのフライボンディは、ブラジル南部のポルト・アレグレへの乗り入れを開始した。昨年1月に国内参入した同社は、ハブであるブエノスアイレスのエル・パロマール空港からの国際線も増やしている。このポルト・アレグレ線は同社にとって、ブラジル4地点めの乗り入れとなる。

■少年スポーツ団輸送バスが事故 La Nacionの記事
少年スポーツ団の選手らを輸送していたバスが6日朝、事故を起こした。チャコ州からブエノスアイレスに向かっていたこのバスは、サンタ・フェとロサリオを結ぶ高速道で別の車輛と衝突した。この事故で、バスを運転していた55歳の男性が死亡し、乗っていた44人のうちの数人が負傷したという。

■ビジャ31にマクド開店 Sin Mordazaの記事
ブエノスアイレスの「ビジャ31」に、マクドナルドの店舗が5日、開店した。このビジャ31は、市内最大のスラム街として知られていた。2009年から都市再開発がスタートし、今は人口も増えている。こうした中、このファストフード店が進出し、100人の若者が新たな職を得たという。


【エクアドル】

■キト、485周年 El Universoの記事
キトは6日、開府485周年を迎えた。この日は1978年以降、キトでは休日となっており、中心部の歴史景観地区を中心にこの日を祝う動きが広がった。またこの週末と合わせた連休となることから、多くの市民がコロンビアのイピアレスやトゥングラワ県のバーニョス、コスタ(海岸)などに旅行している。

■リオバンバでゲリラ豪雨 El Universoの記事
チンボラソ県都リオバンバで、いわゆるゲリラ豪雨が降った。市内のエル・ポルベニル、エル・パライソ、メディオ・ムンドなどで局地的豪雨が降ったもので、これらのエリアの住民らはこの雨の降り方に恐怖を感じたという。この雨で街路の冠水などが生じたが、人的被害は報告されていない。


【コロンビア】

■ストの損失、1兆5千万ペソ Caracol Radioの記事
11月21日から続くストライキで、国内の商業は1兆5千万ペソの損失を被ったという。経済団体のFenalcoが明らかにした数字だ。イバン・ドゥケ政権への抗議、要求行動で2度にわたりゼネストがあり、この間もデモが続いた。とくにボゴタ、カリ、ブカラマンガの3都市で、この影響が大きいとした。

■ストの背後にキューバ Caracol Radioの記事
政府は、国内で11月21日から続くストの背後に、キューバ政府の存在があるとの見方を示した。11月21日のゼネスト以降、国内ではストやデモが続いている。この背後で、イバン・ドゥケ政権に圧力をかけ、ゆさぶりをかけたいキューバ政府が糸を引いていると政府側が見方を示したものだ。

■アビアンカ、100周年 Portafolioの記事
アビアンカ航空は、運航開始から100年を迎えた。同社は1919年12月5日に、商業航空便の運航を開始した。この5日で100年を迎えたもので、同社はラテンアメリカの航空会社の中でも最古参の一社となっている。一方現在同グループは、経営問題が表面化し、合理化策を進めている。

■リオネグロ空港、ドローン妨害 Caracol Radioの記事
メデジンのリオネグロ空港で、無人航空機ドローンによる「妨害」があったという。5日16時過ぎ、同空港の滑走路近くにドローンが出現し、安全のため離着陸が停止された。この状況はおよそ20分間続いたという。意図的な妨害行為であった可能性があるとして、捜査機関が捜査を開始した。


【ベネズエラ】

■グアイド「軍の協力が欠かせない」 El Tiempoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ体制を終わらせるには「軍の協力が欠かせない」とした。世界50か国以上から承認を受ける同暫定政権だが、軍が今もマドゥロ体制に忠誠を誓うため、事実上身動きがとれない状態となっている。軍人や兵の一部は、暫定政権に「造反」しているが、絶対数が足りない状態だ。

■カラカス市民らがデモ El Universalの記事
カラカスでは5日夜、市民らがデモを行なった。ウルダネタ通り、バラルト通りに市民が集まり、街路を塞いだものだ。市民らは、相次ぐ断水に抗議の声を上げた。国内では停電が相次いでいるが、カラカスではポンプで水をくみ上げるのに電力が必要で、その都度断水も発生している。

■マドゥロは裁きを免れない El Impulsoの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏はニコラス・マドゥロ氏について、「国際法廷での裁きを免れない」と断じた。同氏はSNSを通じ、マドゥロ体制が数々の人権侵害を繰り返していることを指摘し、こう述べたものだ。同氏はマドゥロ体制からの弾圧を逃れ、スペインに亡命している。

■難民はもとには戻らない Aporreaの記事
国連難民高等弁務官事務所は、難民は同じペースではもとの場所には戻らないとした。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による困窮から、多くの国民が国外に逃れ難民化している。同機関は、体制変更などが起きても、一度国を離れた難民は、簡単にはもとの場所には帰らないとした。

■ガソリン不足、また広がる Informe21の記事
国内ではまた、ガソリン不足、涸渇が広がりを見せている。産油国であるベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で生産体制を維持できていない状態だ。ガソリン不足は繰り返されているが、現在再びカラボボ、アラグア、ララ、モナガス、ボリバール州でこの状況に陥りつつある。

■アビオール機、緊急着陸 El Carabobeñoの記事
アビオールの旅客機が6日、ペルー北部のタラポトの空港に緊急着陸した。この機は同日朝8時にリマを発ち、カラカスに向かっていた。この出発は機体不良のため3時間遅れており、再び機体不良が生じたためこの緊急着陸となったという。133人の乗客らに、負傷などはない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バスケス、ラカジェ・ポウ氏を誘う El Observadorの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は、次期大統領となるルイス・ラカジェ・ポウ氏をアルゼンチンに誘った。この10日、同国では新大統領の就任式があるが、これにともに参加することを呼びかけたものだ。ウルグアイでは左派から右派へ、アルゼンチンは右派から左派へ政権が交代することになる。

■ボウソナロ、ルラ氏を上回る T´lamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、元大統領のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏を上回ったという。FSBが行なった世論調査の結果だ。今、大統領選があれば誰に投票するかを尋ねたところ、極右のボウソナロ氏が45%、左派のルラ氏が40%だった。両者は、互いに「政敵」の関係にある。

■パラグアイ川、やや回復 ABC Colorの記事
パラグアイ川の水位は、やや回復した。パラグアイを流れるこの大河は、上流部での雨不足の影響などで水位低下が続き、大型の船の航行ができない状態となっている。しかし首都アスンシオンでは、この水位が6センチ回復し、92センチとなったという。同国を含む広い範囲はこれから、雨季となる。

■大統領府、一部一般開放 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンの大統領府のパティオ(中庭)が特別に、一般開放される。クリスマスのツリー、イルミネーションが施され、市民が訪れ写真を撮ることが可能になるものだ。18時から22時まで、ツアーガイド同行の形でこの訪問が受け入れられる。

■JAL、LATAMとの関係継続望む The Point Guyの記事
日本航空(JAL)は、南米最大手LATAM航空グループとの関係継続を望んでいる。同社副社長が、羽田空港をハブとした米国路線拡充の方針をセミナーで表明した。この場で同時に、デルタ航空と包括提携しワンワールド脱退の方針を示したLATAMとは、「これまで通りの関係を維持したい」と述べた。

■コンドル、コスタリカへ Costa Rica Star Newsの記事
ドイツのコンドル航空が、来年10月にもコスタリカに乗り入れる。同社が明らかにしたものだ。同社が開設するのはフランクフルトとサンホセを結ぶ直行便で、255座席のボーイング767-300型機を使用し、週2往復で運航する。トーマス・クックグループの同社だが、同社破綻後も運航を継続している。

■アエロメヒコ、ベリーズ線延期 Breaking Belize Newsの記事
メキシコのアエロメヒコは、ベリーズ路線の運航開始を延期している。同社は昨シーズンから、11月から4月までベリーズシティへの路線を季節運航している。しかし今期、エチオピア航空の事故を受け一部の機材の使用が停止されていることから、この運航開始が遅らされているという。


【サイエンス・統計】

■サモア、麻疹で活動停止 La Horaの記事
サモアでは、麻疹(はしか)対策のため5日、経済活動などが停止した。同国では麻疹感染が広がり、これまでに62人が命を落としている。このため同国ではこの日、外出が禁止され、医師や保健係員が各世帯を回り、予防接種を受けていない世帯には「赤い旗」が立てられた。麻疹は今、世界各地で局地的な流行が起きている。

2019.12.06

【ボリビア】

■アニェス、出馬否定 Télamの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、同政権が準備を進める総選挙で大統領選に出馬しない。更迭された前大臣が、同氏が再出馬を狙っていると発言した。しかしこの後大臣となったジェルコ・ヌニェス氏が、アニェス氏の出馬を否定したものだ。アニェス氏は、公正選挙を実現し、円滑な政権移譲を目指すとの立場を就任時に示している。

■アニェス、「逃亡した理由を理解した」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、エボ・モラレス氏とその一派がこぞって国外に逃亡した理由を「理解した」と述べた。米州機構が10月20日の総選挙で不正があったとの最終報告をまとめた。アニェス氏はこの報告を受け、不正をはたらいたモラレス政権が人権侵害と暴力に明け暮れていた証拠だと断じた。

■メルコスルに公正選挙誓う El Díaの記事
ボリビアはメルコスルの年次総会の場で、公正選挙の実現を誓った。ヘアニネ・アニェス暫定大統領に代わり、カルロス・エドゥアルド・サンニエル通商副相がブラジルでこの総会に参加した。透明性ある選挙を実現すると断じたものだが、左派政権のウルグアイはこの場で、ボリビアとの外交関係凍結を各国に呼びかけている。

■アニェス、Adepcocaと会合 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は5日、ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家団体Adepcoca代表らとの会合に参加した。エボ・モラレス氏はコチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家を支持基盤としたが、一方でAdepcocaに対する弾圧姿勢が強かった。モラレス氏亡命後解放されたフランクリン・グティエレス氏らと和やかに会談した。

■プマリ氏、騒動に El Díaの記事
ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏が5日、騒動に巻き込まれた。コチャバンバのマヨール・デ・サンシモン大学(UMSS)を訪れた際、学生との間でもみ合いとなったものだ。後にこの現場を映した動画で、拳銃らしきものを持った男がプマリ氏に近づいていたことも明らかになった。

■メサ氏「選挙不正を厳罰に」 El Díaの記事
カルロス・メサ氏は、選挙不正を厳罰に処するべきだと断じた。米州機構が、10月20日の選挙の監査結果を示し、不正があったと報告した。同氏はエボ・モラレス氏の勝利宣言を受け入れず、その後の選挙後闘争で身を挺して戦った。メサ氏は、同様のことが繰り返されないよう、厳罰に処するべきと断じた。

■プマリ氏「MASは無効化を」 El Díaの記事
ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏は、政党MASの無効化を求めた。米州機構が10月20日の選挙不正を報告され、エボ・モラレス氏が率いるMASの勝利が「予定されていた」ことが明らかになった。モラレス氏に批判的な同氏は、やり直し選挙でのMASの無効化を主張した。

■レビジャ「野党統一候補は難しい」 El Díaの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、やり直し大統領選で野党統一候補を立てることは難しいとの認識を示した。モラレス派であるMASに対峙する野党候補を統一するべきとの意見が、繰り返しだされている。しかし野党間でも政策や認識の差が大きく、これを一本化することは難しいと同市長は述べた。

■ロンガリック、ボウソナロの歓迎 El Díaの記事
カレン・ロンガリック外相は、ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領からの歓迎を受けた。メルコスルの年次総会に、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の名代で参加したものだ。極右のボウソナロ氏は左派のエボ・モラレス政権を毛嫌いしており、アニェス暫定政権の誕生を歓迎していた。

■ブエノスアイレスでは抗議続く Correo del Surの記事
アルゼンチン、ブエノスアイレスのボリビア大使館前では、抗議行動が続いている。エボ・モラレス氏の辞任、亡命が「クーデターだ」と主張する現地在住国民や活動家らが、抗議デモを続けているものだ。5日にもおよそ350人が集まり、声を上げている。現暫定政権や右派各国は、この事態は「クーデターではない」と断じている。

■闘争犠牲者に見舞金 Página Sieteの記事
政府は、選挙後闘争、エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争での犠牲者家族に、見舞金を出す。ヘアニネ・アニェス暫定大統領が、この政令に署名したものだ。犠牲者の家族に対し、5万ボリビアーノを見舞金として支給する。この一連の闘争では29人が死亡しており、このほか負傷者にも一定の見舞金が出される。

■11月のインフレ、1.11% La Razónの記事
この11月の物価上昇は、国内平均で1.11%と高い水準となった。この月、社会闘争が蔓延し、物流が影響を受けたことからとくに西部各都市で物価上昇が起きた。ラパスは2.49%、オルーロは2.15%の上昇となり、一方でポトシは0.10%、スクレは0.55%にとどまる。1~11月の上昇率は3.06%となった。

■ポトシ、足場が崩れる Los Tiemposの記事
ポトシの歴史的建造物である造幣局博物館で4日17時15分頃、工事用の足場が崩れる事故が起きた。壁補修のため組まれた足場が強風に煽られ崩れたものだ。この事故のため、この建物の一部にも小規模な被害が生じ、足場にいた作業員一人が頭部を負傷している。

■オルーロ、グラン・ポデールの影響懸念 La Patríaの記事
オルーロのカルナバルを主催するフォルクローレ委員会(ACFO)は、ラパスのグラン・ポデールの影響に懸念を表した。グラン・ポデールはこの14日、ユネスコ無形文化遺産への登録が決まる可能性がある。しかし先に登録されているカルナバルと内容が似ていることから、この登録による影響が生じる可能性があるとした。


【ペルー】

■ケイコ氏釈放、70%が批判的 El Nuevo Heraldの記事
元大統領候補者ケイコ・フヒモリ氏の釈放を、国民の70%は批判的に見ている。ケイコ氏は汚職容疑で予備拘束されたが、妹のサチ氏の申し立てを受け最高裁が解放を判断し、釈放された。しかし世論調査の結果、この釈放を72%の国民は「受け入れられない」とし、「受け入れる」の25%を大きく上回った。

■イラベで橋封鎖 El Comercioの記事
プーノ県のイラベで、幹線道路の橋の封鎖が行なわれた。封鎖されたのはプーノ市とボリビア国境のデサグアデーロを結ぶ道路にかかる橋だ。チェッカとマソクルスを結ぶ道路の改善などを要求した動きで、48時間のストを通告している。この封鎖のため、数十台の車輛が現場近くで足止めされている。

■セルバで6人が不明 Correo Perúの記事
クスコ県のセルバ(熱帯雨林)で、公務員6人が不明になっている。この3日、メガントニの職員らが道路建設に向けた調査のため、ウカヤリ県境のセルバに入った。しかしこの6人とその後連絡がとれなくなったものだ。現在空軍が、空からこの6人の捜索を続けている。

■サンマルティン、道路補修の必要性 El Comercioの記事
サンマルティン県の道路13個所で、緊急に補修が必要な状態となっている。ブラジルの建設会社Odebrechtが工事を行なった区間で、地盤の問題などが相次いで生じているものだ。同社は数々の汚職疑惑から、現在国内で工事を受注できない状態で、施工会社を新たに見つけることが困難になっているという。


【チリ】

■コンセプシオン、13人逮捕 BioBio Chileの記事
コンセプシオンとタルカワノでは4日、合わせて13人が逮捕された。国内では10月18日から社会闘争が続き、この日も両市内で小規模のデモがあった。この一部の暴徒化が確認され、警察官らがこの13人を拘束したものだ。一方この日、両市内では国内で相次ぐ略奪は報告されなかった。

■9日から1駅再開 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)4号線のロハス・マガジャネス駅は、この9日から再開される。運営側が明らかにしたものだ。国内では10月18日の社会闘争初日、メトロ網がバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、今も完全な体制に復旧していない。運営側によるとラ・フロリダのこの駅の復旧作業が完了し、再開にこぎつけたという。

■送還是非判断、1月に延期 BioBio Chileの記事
ニコラス・セペダ氏のフランスへの送還の是非判断は、1月に延期された。2016年末、ブザンソンで日本人留学生黒崎愛海さんが失踪した事件で、同国検察はセペダ氏を容疑者として送還することを求めている。最高裁は今月半ばからこの是非判断をするとしたが、これが1月に延期された。

■バルパライソ、住宅崩落 BioBio Chileの記事
バルパライソでは5日、2階建ての住宅が崩落する事態が生じた。この日の朝、この事態が起きたのはセロ・ベジャビスタだ。フェラーリ通りとルドルフ通りの角にあるこの建物が、火災の影響で全崩落したという。この建物は空き家で人は住んでおらず、人的被害はなかったとみられる。


【アルゼンチン】

■ノルウェージャン、14か月で撤退 El Economistaの記事
LCCのノルウェージャン・エアは、14か月で国内から撤退することとなった。同社は国内営業路線などをジェットスマートに売却することを正式に発表した。同社の全路線は、新しい体制に引き継がれることになる。マウリシオ・マクリ政権の航空開放政策でLCC参入が相次いだが、10日の左派政権誕生以降、航空政策がどうなるかは不透明だ。

■イグアス、記録を更新 El Litoralの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園の入園者数が、新記録となった。この1月からの延べ入園者数が5日時点で152万2691人となり、昨年記録した年間最多入場者を上回ったものだ。今年の営業日はまだ26日残っており、公園側はさらなる記録更新に期待を示している。

■デング警戒、前倒し Clarínの記事
ミシオネス州では、デングへの警戒が前倒しされた。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、夏の間同州で感染のピークとなるが、今季はこの感染発生が通常より早いという。州内では2016年の夏シーズン、感染が1万4千件に達したこともあり、州保健局は警戒態勢を前倒しで敷いた。

■セリアック病向けメニュー、義務化へ Télamの記事
ブエノスアイレスでは、飲食店はセリアック病患者向けのメニューを用意することが義務づけられる。市議会が議決したものだ。セリアック病はグルテンに対する自己免疫疾患で、麦食品などを避ける必要がある。市議会はセリアック病患者が飲食店を利用しやすい環境整備を進める法案を審議していた。


【エクアドル】

■外相、国連指摘を否定 El Comercioの記事
ホセ・バレンシア外相は、国連の指摘を否定した。国内ではこの10月、ガソリン助成廃止をめぐる社会闘争が11日間続き、国連人権高等弁務官が公権力による人権侵害があったとの報告を11月29日に出していた。しかし同外相は、国連が指摘する内容には誤りがあるとして、異例の否定を行なったものだ。

■ジェットブルー、グアヤキルへ El Universoの記事
米国のLCC、ジェットブルーが5日、グアヤキルに就航した。同社が開設したのはニューヨークとを結ぶ直行便で、14時に第一便が到着し、放水による歓迎を受けた。折り返しのニューヨーク行きは21時発となっている。使用機材はエアバスA321ネオで、毎日1往復の体制での運航となる。


【コロンビア】

■4日のゼネストは平和的 Caracol Radioの記事
この4日のゼネストは、おおむね平和的に行われたという。国内では11月21日、イバン・ドゥケ政権に対する抗議要求のゼネストが行なわれた。スト主導組合と政府との対話が奏功せず、この日再びゼネストが繰り返されたものだ。しかし今回は大きな衝突などはなく、落ち着いた状態で行なわれたという。

■自転車、IVA無税に Caracol Radioの記事
2020年、自転車に対する付加価値税(IVA)は0%になるという。経済委員会が決めたものだ。IVAは日本の消費税に相当する税金で、購入時などに加算される。国内では自転車は、二酸化炭素を排出しない交通手段として注目されており、この措置で導入が広がることが期待される。


【ベネズエラ】

■グアイド、支援国に謝意 2001の記事
フアン・グアイド暫定大統領は、同暫定政権を承認し支援する各国に、謝意を示した。5日にツイッターを通じて表したものだ。人道危機に発つ同国の国民への支援に感謝を示したもので、「この状態を終わらせるには、ニコラス・マドゥロ簒奪独裁体制を終焉させるしかない」とも述べている。

■マドゥロ氏、リオ協定国批判 Europa Pressの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、リオ協定各国を批判した。米州機構の防衛の枠組みであるリオ協定の15か国はボゴタで会合を持ち、マドゥロ体制関係者28人への制裁リストを承認した。マドゥロ氏はこのことを批判したものだ。一方リオ協定各国は、現時点でのベネズエラへの軍事侵攻などは協議していない。

■レケセンス氏裁判、継続へ Infobaeの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は、継続するという。同氏はテロ未遂への容疑を一方的に指摘され、昨年8月に拘束された。この2日から裁判が非公開で始まったとされるが、本人の出廷の是非すら分からない状態となっている。5日にかけ裁判が連日行われたとみられ、さらに来週まで続く見通しだ。

■数百人の難民の子が危機に Infobaeの記事
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、ブラジルに逃れたベネズエラ難民の子数百人が、危機にあるとした。親を離れ単独で生活するこどもが増え、こうしたこどもがストリートチルドレン化し、またギャングの手下になるなどの事例がすでに生じているという。同機関によるとこうした状況のこどもが、500人程度はいるとみられる。

■ブラジル、一時国境封鎖 Dario la Regiónの記事
ブラジルは5日早朝、ベネズエラ国境を一時封鎖したという。同国軍によると、国境地域で武装グループによる強盗事件が報告され、この措置をとった。この措置はツイッターを通じて明らかにされたもので、閉鎖の規模、さらにその後再開されたかどうかなどの情報はまだ明らかになっていない。

■停電原因はプラント爆発 NTN24の記事
国内で今週発生した大規模停電の原因は、火力発電プラントで起きた爆発だった。カラカスなど10の州で停電となったものだが、カラボボ集中部にあるプラント内での爆発で、この事態に至ったという。この爆発では、このプラントで働く職員1人が負傷している。

■マラリアの51%は国内 Analiticaの記事
ラテンアメリカ、カリブ地域で発生したマラリアの51%は、ベネズエラ国内での発生だという。世界保健機関(WHO)が明らかにしたものだ。国内ではアマゾン地域を中心に、ハマダラカが媒介するこの感染症が増加している。この背景に、ニコラス・マドゥロ体制による経済失政で、衛生水準が下がったことがある。

■血友病患者65人が死亡 El Pitazoの記事
国内では2016年以降、血友病患者65人が、死亡しているという。血友病の患者は、継続的に医薬品を使用する必要があるが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で医薬品の入手が困難になり、この死亡が相次いだとみられる。世界保健機関によると、血友病患者の死亡率は、ベネズエラは今、突出して高い状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ野党、デモ呼びかけ Al Momentoの記事
ハイチ野党は国民に、デモ実施と参加を呼びかけた。同国では9月16日から、ジョブネル・モイーズ政権の退陣を求める社会闘争が続く。対政権で足並みをそろえた野党は、「落ち着いたクリスマスを過ごすため」に国民に、街路で声を上げるよう求めた。一方国内では、デモは鎮静化の傾向が指摘されている。

■国連、内陸国に援助を ABC Colorの記事
国連のアントニオ・グテーレス総長は、内陸国への援助を求めた。ボリビアやパラグアイなどを念頭に置いた発言だ。海岸線を持たない国々は、社会経済発展の上で「足かせ」を負っており、適正な発展を図るためにはさらなる援助が必要との見解を示し、加盟193か国に呼びかけたものだ。

■ボリビアとの関係凍結呼びかけ Página12の記事
ウルグアイ政府は、メルコスルの会合の場で、ボリビアとの関係凍結を呼びかけた。左派の同政権は、エボ・モラレス氏が亡命したことを「クーデター」と位置づけている。しかしメルコスルのほかの3か国はこの亡命と暫定政権誕生を「憲法の手続きによる政権交代」と位置づけている。

■ボウソナロ、イグアスなど民営化 BAE Negociosの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、3個所の国立公園の民営化方針を示した。この方針が示されたのはイグアス、レンソイス・マラニャンセス、ジェリコアコアラだ。同大統領はこの民営化により、国の経費苦言と、民間経営による観光へのプラスの効果を強調した。一方経済相は、当初見込みよりも民営化プロセスが難しいとの見方も示している。

■パナマ、ボナ島を保護区に Infobaeの記事
パナマは、同国のボナ島を保護区に指定した。パナマ湾にあるこの島は、野鳥の繁殖地として知られ、同国はこの島を「渡り鳥の保護区」とした。この島の近くで、タンカーのターミナルが整備される計画が浮上し、国内で活動する環境団体などがこの保護区指定をはたらきかけていた。

■ブケブスが人命救助 El Observadorの記事
ウルグアイとアルゼンチンを結ぶフェリーを運航するブケブスが、人命救助を行なった。11月26日16時頃、ラ・プラタ川を横断していたこのフェリーが、風に流されたウィンドサーファーを救助したという。この40歳くらいの男性は、水上で身動きがとれなくなり、通りかかったこのフェリーに助けを求めた。

■ボラリス機で緊急事態 Transponder1200の記事
5日、メキシコのボラリスの旅客機で、緊急事態が生じた。クリアカンを発ち、ティファナに向かっていたY4 413便が離陸後40分、管制塔に緊急信号を送った。エンジンの不調で飛行速度が極度に落ちる状態となったもので、結局クリアカンに引き返し、緊急着陸したという。


【サイエンス・統計】

■麻疹感染、3倍に El Periódicoの記事
今年の世界での麻疹(はしか)感染は、昨年の3倍に増えているという。世界保健機関(WHO)が明らかにしたものだ。麻疹は2016年以降、新たな局地的流行が起きており、米国で41万3千件、コンゴ民主共和国で25万件などとなっている。ワクチン接種が行き届いている国と、そうでない国で流行に明確な差が生じている状況だ。

2019.12.05

【ボリビア】

■OEA、選挙不正を最終報告 El Díaの記事
米州機構は、10月20日の総選挙での不正を最終報告した。この選挙で不正があったとして同機関が監査を行ない、不正確認からエボ・モラレス氏が辞任するに至った。この報告書が、ヘアニネ・アニェス暫定大統領に提出されたものだ。暫定政権はこの選挙結果の無効化と、選挙やり直しを決めている。

■モラレス氏の政治弾圧調査 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、エボ・モラレス前政権による政治弾圧についての調査に乗り出す。モラレス氏の辞任、亡命以降、同政権時代の人権侵害などが明るみになっている。こうした実態を調査し、被害者救済などを図るための専門部署が、法務省内に設けられたものだ。

■ドリア・メディナ氏、最終判断へ La Razónの記事
実業家で政党UNを率いるサムエル・ドリア・メディナ氏は、来る選挙についての最終的な判断をする。同氏が出馬するか、または政党として誰を支援するかを判断するものだ。ヘアニネ・アニェス暫定政権は来年の早い時期に、総選挙を行なう構えだ。同氏とUNはこの12日頃までに、結論を出す方針だ。

■マドゥロ氏「エボは帰国を準備」 Correo del Surの記事
ベネズエラのニコラス・マドゥロ氏は、盟友関係にあったエボ・モラレス氏が「帰国を準備している」と語った。同氏は、ボリビアの現暫定政権が「クーデター」であることを否定していることを受け、モラレス氏が帰国し新たな政治活動を行なうことは「問題ない」との見方を示した。

■カマチョ氏、副大統領候補に触れる El Díaの記事
大統領選出馬への準備を進める前サンタクルス市議、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、副大統領候補に言及した。共闘の姿勢を示すポトシの市民団体指導者、マルコ・プマリ氏を念頭に置いているが、一方で女性を副大統領候補とする素案もあることを明らかにした。

■プマリ氏、カマチョ氏を牽制 El Díaの記事
ポトシの市民団体のマルコ・プマリ氏は、サンタクルス前市議ルイス・フェルナンド・カマチョ氏を牽制した。メディア取材で両氏の共闘関係が確定したとの発言をしたことに苦言を呈し、まだ自身は方向性を示していないとしたものだ。この上で「もう少し黙っていたほうがいい」と述べた。

■レビジャ「まだ語れない」 Página Sieteの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、来る選挙について「まだ語れない」とした。同氏は10月20日の大統領選ではカルロス・メサ氏を支援したが、来る選挙についてまだ意思表示していない。メディアの問いかけに対し、「現段階ではまだ語るには時期尚早だ」とし、態度を変える可能性を示唆した。

■CC、選挙態勢整う El Díaの記事
来る大統領選で、カルロス・メサ氏の擁立を決めている政党CCは、総選挙に向けた体制が「整った」とした。同党は不正で無効となった10月20日の選挙の体制をそのまま継続する方針を固めた。右派政党FRI、さらに地方政党SOL.boなどとともに、新たな選挙戦に向け準備を進めるとした。

■コッシオ氏、16日に帰国へ El Díaの記事
元タリハ県知事、元下院議長のマリオ・コッシオ氏が、16日に帰国する。同氏は政治弾圧を受けたとして、パラグアイに事実上の「亡命」をしていた。しかしエボ・モラレス氏が辞任、亡命したことから、自身の安全上の不安が消えたとして、帰国を決めたという。同氏の帰国は9年ぶりとなる。

■チリとの関係正常化図る El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、チリとの関係正常化を図る。エボ・モラレス体制下でチリとの関係は著しく悪化し、膠着化していた。暫定政権はこの改善、正常化に向けた糸口を現在、探っている状態だと外務副大臣が明らかにした。ボリビアとチリは1978年以来、正規の外交関係を持っていない。

■アニェスは出馬を検討中 Página Sieteの記事
大臣から更迭されたヘルヘス・フスティニアノ氏は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領が次期大統領選に出馬しようとしていると断じた。メディアの取材に語ったものだ。アニェス氏は就任時、選挙を成功させるための暫定政権であることを強調したが、今は大統領を「継続」することを念頭に置いていると断じた。

■パイプラインは復旧 La Razónの記事
コチャバンバ県のガスパイプラインは、復旧したという。エボ・モラレス氏の辞任、亡命後の抗議闘争で、モラレス派であるコカ葉農家らがこのパイプラインを破壊した。このため西部を中心にガスなどのエネルギー供給に問題が生じていた。ボリビア石油公社(YPFB)は、この破壊個所が復旧したと宣言した。

■10月、21億6900万Bs流出 La Razónの記事
選挙後の混乱に見舞われたこの10月、金融システムからは21億6900ボリビアーノが流出したという。中央銀行(BCB)が明らかにした数字だ。国外への資産移転や、国内での口座からの現金引き出しが相次ぎ、銀行などの預かり資産がこの分、目減りしたものだ。

■タバコの密輸摘発 El Díaの記事
サンタクルス県のアバポでは、タバコの密輸が摘発された。4日午前1時30分頃、地域の道路を走行していたトレーラーを検問で調べたところ、大量のタバコが見つかった。これらのタバコは国外から、関税を払わず持ち込まれたとみられている。タバコ税率の低いパラグアイからの密輸が、問題となっている。

■パネトン88銘柄は安全 La Razónの記事
パネトン(パネットーネ)88銘柄について、安全と認定された。スポンジケーキであるパネトンは、国内ではクリスマスの時期、消費が増える。しかしこの一方で、粗悪品の流通が毎年起きていることから、行政側が銘柄別に品質などを確認しているものだ。安全宣言の銘柄が公表されている。

■鉄道駅にパパ・ノエルの部屋 La Patríaの記事
オルーロの中央駅にパパ・ノエル(サンタクロース)の部屋が設けられた。駅の一室が解放され、クリスマスの飾りつけがなされているものだ。こども向けのイベントなどが、年内に予定されているという。この部屋は、オルーロとビジャソン、チリ国境を結ぶ鉄道を運行するアンデス鉄道が設けた。


【ペルー】

■リマ空港、年内着工 Perú21の記事
リマのホルヘ・チャベス空港の工事は、年内にも着工される。空港を管理するLAPが明らかにしたものだ。同空港では第二滑走路、第二ターミナル、そして新管制塔の建設が決まっている。これらの工事について、年内に着工を前倒しするという。乗り入れ便数の急増で、これらの工事は急務となっている。

■ペルービアン職員ら、訴える La Repúblicaの記事
10月上旬に全便の運航を停止したペルービアン航空の職員らが、交通通信省に訴えた。職員らによると、停止後の賃金が払われず、また社会保障が受けられるかも不透明な状態にあるという。ペルービアンの全株式を得た投資会社は、同社とスターペルーが合併すると発表しているが、その後の目立った動きがない状態だ。


【チリ】

■対ピニェラ、12日に票決 Télamの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領に対する、憲法上の告発について議会はこの12日に票決する。国内で蔓延した社会闘争で、公権力による過剰な暴力があったなどの人権侵害で、ピニェラ大統領が告発を受けているものだ。ピニェラ大統領はこの日に抗弁を行ない、この上で議会が議決を行なう。

■下院、略奪抑止法を可決 BioBio Chileの記事
下院議会は、略奪抑止のための法案を可決した。国内では10月18日から社会闘争が蔓延したが、この混乱に乗じた組織的略奪が今も続いている。これを抑止するための法案が下院議会で審議され、圧倒的賛成多数で可決された。施行されれば、略奪参加者らへの厳罰化が図られる。

■サンティアゴ、落ち着き見せる BioBio Chileの記事
サンティアゴ都市圏では、社会闘争は落ち着きを見せつつある。10月18日から続く闘争で、今もデモなどは繰り返されているが、暴徒化などの事例が減っているものだ。この3日については、警察官や警察施設への攻撃が3件、また略奪が2件報告されているものの、負傷者などは出ていない。

■セペダ氏送還是非、12日に判断 BioBio Chileの記事
ニコラス・セペダ氏の送還の是非について最高裁は、この12日に判断する。フランス、ブザンソンで2016年12日、日本人留学生黒崎愛海さんが失踪した。同国検察はこの事件にセペダ氏が関わっていると断じ、この送還を求めている。在サンティアゴのフランス大使館が、12日に最高裁が判断することを明らかにした。


【アルゼンチン】

■ノルウェージャン、ジェットスマートに売却 Télamの記事
LCCのノルウェージャンエアは、ジェットスマートに国内線事業を売却する。両者間で合意がなされたもので、ノルウェージャンが現在運航している路線は、そのままジェットスマートに引き継がれるという。ノルウェージャンは国内の利用が伸びず、またLCC運航環境の変化を受け、撤退の方針をし示していた。

■コレクティーボ60番はスト Infobaeの記事
ブエノスアイレスの60番のコレクティーボ(路線バス)は5日、ストを行なう。同路線の労働組合が通告したものだ。同路線の運行系統は19ルートだが、これを8に集約する方針を運営側が示した。これに組合側が反発し、この日24時間のストを行なうとしたものだ。この集約により、雇用削減の可能性があると組合側は見ている。

■シビシ、拡充へ La Mañana Neuquénの記事
ネウケンの公営貸自転車シビシ(SiBisi)が4日から拡充された。この自転車の貸し借りを行なう「エスタシオン」がこの日から2個所、増設されたものだ。このシビシの利用は増加しており、現在は一日当たり2000人にのぼるという。ブエノスアイレスでは「エコビシ」という同様のサービスがある。

■自動車生産、31.2%減 Télamの記事
国内での自動車生産はこの10月、31.2%もの減少をみた。自動車工業会Adefaが明らかにした数字だ。11月に至っても、やはり前年同月比で26.4%のマイナスだ。国内の経済の悪化に加え、輸出の低迷から国内工場では減産が判断されている。これで15か月連続で、前の年の同月の実績を下回ったことになる。


【エクアドル】

■サンクリストーバル島空港、24時間化 Infobaeの記事
ガラパゴス諸島のサンクリストーバル島の空港が、24時間化される。議会がこの24時間化を可決したものだ。米国が、対薬物や違法漁業対策の一環で、この24時間化を求めていたことに、応えたものだ。エクアドル政府もこの要求について、地勢状の必要があるとして受け入れた。

■キトからの観光客を待つ El Comercioの記事
コロンビア南部のイピアレスや、温泉保養地バーニョスは、キトからの観光客を待っている。キトはこの6日、開府記念日で休日となり、この週末は連休となる。キトから手軽に訪れられるこれらの町は、観光客にも人気が高く、多くの来訪が見込める。双方の町は、この準備に追われている。


【コロンビア】

■国内、またゼネスト Caracol Radioの記事
国内では4日、また全土でゼネストが行なわれている。国内では11月21日に、イバン・ドゥケ政権への抗議、要求のためのゼネストが行なわれた。このストが繰り返されたもので、3日の時点で政権とストを指導する組合などの間で合意形成が頓挫していた。このゼネストで、国内のバス運行などに影響が生じている。

■航空便は通常運航 Caracol Radioの記事
国内の航空便については、通常体制で運航されている。4日、国内ではゼネストが行なわれ、陸路交通に支障が生じている。しかし空の便については、大きな混乱もなく運航されている。一方アビアンカ航空は、チケットを保有しながら空港にたどり着けないなどの理由で利用できない乗客の、便変更や返金に応じているという。


【ベネズエラ】

■リオ協定、制裁リスト作成 Cacaracol Radioの記事
米州機構の防衛の枠組みであるリオ協定15か国が、制裁リストを作成した。ニコラス・マドゥロ体制が防衛上の脅威にあたるとして、マドゥロ政権関係者28人をリストしたものだ。移動制限やサン凍結などを含む内容で、ボゴタでこの協議に参加したこれら15か国が、合意しサインしている。

■グアイド、イメージ低下か Perfilの記事
フアン・グアイド暫定大統領へのイメージ低下は、やはり避けられなかったとみられる。暫定政権を支える、議会で多数を占める野党議員に、汚職の疑惑が生じた。同大統領はこの対象議員を役職から外し、汚職対策の強化策を示したが、清新さを強調していた同氏のイメージは、確実にダメージを受けたという。

■レケセンス氏、出廷確認できず El Nacionalの記事
野党議員フアン・レケセンス氏の出廷は確認されていない。テロ関与の一方的指摘から昨年8月に拘束された同氏への裁判が、非公開でこの2日から行なわれているとされる。4日も継続されていると伝えられているが、レケセンス氏自身が出廷しているかなど、情報がまったく明らかになっていない状態だ。

■通貨は実質米ドル Infobaeの記事
国内の通貨は、実質的に米ドルとなっている。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で通貨暴落が生じた影響で、国内で実際に使用されている通貨が、すでに米ドルに置き換わっているものだ。国内の通貨流通量も、すでに米ドルがボリバール・ソベルノを上回っているという。このためインフレが抑止されているとの指摘もある。

■10州で大規模停電 Infobaeの記事
国内では4日、10の州でまた大規模停電が起きている。この日の早朝から、カラカス都市圏やスリア、タチラ、メリダ、ララ、ファルコン、ミランダ、バリナス、ヤラクイ、カラボボの各州で送電が途絶えた。国内ではこの3月から4月にメガ停電が発生するなど、停電が頻発している。

■こどもへの接種運動 Últimas Noticiasの記事
国内ではこどもへの混合ワクチンの接種運動が始まった。5歳未満のこどもに対し国内7200個所で、今月16日まで接種運動が展開されている。このワクチンは麻疹や風疹、B型肝炎などで、さらにボリバール州で14年ぶりに感染が確認された黄熱病も含まれているという。

■マラリア死者、423人に El Nacionalの記事
国内でのマラリア感染による死者は、423人に達したという。世界保健機関(WHO)が明らかにした数字だ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による衛生の低下で、ハマダラカが媒介するこの感染症が国内の、とくにアマゾン地域で増加している。これまでの感染者数は47万1千人にのぼる。

■在ボリビア難民の不安 Notimericaの記事
ボリビアに身を寄せるベネズエラ難民が、不安を抱えている。同国ではニコラス・マドゥロ氏と盟友関係のエボ・モラレス氏が辞任、亡命した。この影響で、対ベネズエラの政策が劇的に転換し、難民政策についても根本から変わる可能性があるためだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、社会闘争減 Infobaeの記事
ハイチでは社会闘争が、減少傾向となっている。同国では9月16日から反政府闘争が続き、モイーズ政権の退陣を求めるデモが連日繰り広げられた。この動きが長期化していたが、ここにきて落ち着きつつあり、国内では多くの学校が授業を再開するに至った。しかし国民の政府に対する不満は今も鬱積した状態が続いている。

■ロシア、牛肉制限 Infobaeの記事
ロシアは、南米2か国からの牛肉輸入の制限を発表した。この18日から、アルゼンチンの5つの工場、パラグアイの2つの工場からの輸入を原則禁止としたものだ。同国で禁止されている添加物ラクトパミンが使用されていたことを理由としている。同国は6日、これら7つの工場への説明を行なうという。

■10月のアマゾン破壊、212%増 Télamの記事
この10月のブラジルのアマゾン破壊面積は、前年同月比で212%も増えたという。自然保護のNGO団体が明らかにした数字だ。この月の破壊面積は583平方キロメートルと、前年同月の187平方キロメートルから大幅に増加した。極右のジャイル・ボウソナロ大統領は、森林破壊を「フェイクニュース」と位置づけている。

■ブラジル工業生産、1.1%減 Télamの記事
ブラジルの今年の工業生産は、前年比で1.1%のマイナスとなっている。同国の統計機関IBGEが明らかにした数字だ。この10月の工業生産は前年同月比で1.0%、前月に比しては0.8%のプラスだったが、年間ベースではマイナス成長となっている。しかしそれでも国内工業は回復基調にあると分析している。

■パナマ、若者の失業 La Estrellaの記事
パナマでは、若者の失業が深刻さを増しているという。統計が示されたもので、この8月時点で15歳から29歳の失業率が、57.1%となっている。若年層の失業はラテンアメリカ各国が抱える問題だが、この数字は各国の中でも突出して高い水準だ。この年代の雇用創出事業を求める声が上がっている。

■キューバ、タバコ葉の危機 Ciber Cubaの記事
キューバで、タバコ葉生産が危機にあるという。同国は良質な葉巻の産出で知られるが、雨不足の影響でタバコ葉の生産が落ち込み、また品質が悪化するおそれがあるという。生産会社はこの事態に危機感を示している。雨不足はとくに、生産が盛んな国内北部の地域で広がっている状態だ。

■ホンジュラス、漁船拿捕 Diario Libreの記事
ホンジュラスは、ドミニカ共和国の漁船を拿捕した。同国のメディアによると、カリブ海の同国の排他的経済水域内でこの漁船は、違法な漁を行なっていたという。この漁船の乗組員29人が、拘束されている状態となっている。拿捕の現場となったのは、海岸から3000マイルの地点だ。

■エミレーツ、インテルジェットと提携 Milenioの記事
中東のエミレーツ航空が、メキシコのインテルジェットと提携する。同社はこの9日から、ドバイ-バルセロナ-メキシコシティ線を就航する。これに合わせ、両者は相互の便のコードシェアを行なうことに合意した。メキシコシティ発着のインテルジェット便とエミレーツ便の接続利便性などが向上する。

■ボラリス、15.7%増 Acustikの記事
メキシコのLCC、ボラリスは好調な状況が続く。この11月の同社便利用は190万人と、前年同月比で15.7%もの増加となった。搭乗率は88.9%と、やはり0.6ポイントの上昇となっている。同社は業績が好調で、国内線の分野では最大手のアエロメヒコをすでに実績で上回っている。

■カタール・カーゴ、南米増強 Freight Wavesの記事
カタール航空の貨物部門、カタール・カーゴは南米路線を増強する。同社は1月16日からのスケジュールで、新たにルクセンブルク、マイアミ経由でコロンビア、ボゴタへの路線を週2往復で新設する。同社は現時点で南米にはカンピーナス、サンティアゴ、リマに乗り入れている。

2019.12.04

【ボリビア】

■アニェス、早くも更迭 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、重要閣僚の一人を早くも更迭し、新大臣を任命した。大統領府のヘルヘス・フスティニアノ氏に代えて、ジェルコ・ヌニェス氏を任命したものだ。副大臣らに対する不適切な言動があったことが報告されたものだ。アニェス政権は先月12日に誕生し、翌13日から組閣していた。

■フスティニアノ氏「不服」 El Díaの記事
更迭されたヘルヘス・フスティニアノ氏は、不服の意を表した。不適切言動などからヘアニネ・アニェス暫定大統領が大統領府大臣から更迭したものだが、同氏はこの言動について「確たる証拠すらない」と指摘し、この更迭を不服に思っていることを明らかにした。また就任以降、この国のために尽力してきたとの自負を示している。

■メサ氏、出馬表明 Los Tiemposの記事
10月20日の大統領選で次点となったカルロス・メサ氏は、やり直し総選挙への出馬を表明した。同氏については、政党CCが引き続き擁立する姿勢を示していた。スペインで開催中のCOP25の場で、来年の早い時期に行なわれる選挙に再出馬することを明らかにした。今度こそ「公正選挙」で勝利する、と意気込みを述べている。

■キロガ氏、メキシコへ La Razónの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、メキシコを訪れる。ヘアニネ・アニェス暫定政権は、同氏を国際社会に対する委任代表としている。メキシコ政府は今回の国内事態を「クーデター」であると表しているが、キロガ氏はこれがクーデターではなく、憲法にのっとった政権交代であることを説明するため、同国に向かうという。

■チョケワンカ氏が候補か El Díaの記事
モラレス派であるMASでは、大統領候補に元外相のダビド・チョケワンカ氏や、元経済相のルイス・アルセ氏を推す声が上がっている。チョケワンカ氏はモラレス政権で長期、外相を務め、モラレス氏からの信頼も厚い。一方でMAS内部では、女性候補に的を絞って人選をしているとの声もある。

■アニェス政権、3週間 Página Sieteの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領が誕生し、3週間が経過した。同暫定政権については、政権を支える複数の野党からは「数々の困難をクリアしている」と評価が高い一方、モラレス派で議会多数のMASは「暴力の蔓延を招いた」と厳しい評価をしている。同暫定政権は、公正選挙の実施を第一義に掲げている。

■政府、対テロ部局編成へ Los Tiemposの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、警察内に対テロの専門特別部局を編成する方針を示した。10月の選挙後闘争以降、国内でもまさに「テロ」と呼べるような事態が発生している。こうした事態に専門に対処できる人材を育てるため、この部局を設ける方針を示したものだ。

■ティコナ氏、聖書回帰を歓迎 El Díaの記事
国内唯一の枢機卿である、ポトシのトリビオ・ティコナ大司祭は、聖書の大統領府への「回帰」を歓迎した。カトリック関連行事をエボ・モラレス政権は、大統領府内では避けてきた経緯がある。同大司祭はモラレス氏を「友人」とする一方、同氏が辞任しメキシコに亡命した件については、一切個人的意見を述べていない。

■警察被害、1億5千万Bs El Díaの記事
およそ1か月にわたり国内に蔓延した社会闘争による、警察施設の被害は1億5千万ボリビアーノにのぼるという。とくにエボ・モラレス氏辞任以降の抗議闘争で、警察施設が破壊され、放火される事例が相次いだ。報告した警察長官は、施設に対するバンダリスモ(破壊行為)を非難した。

■リベラルタ道、制限へ FM Boliviaの記事
ベニ県のルレナバケとリベラルタを結ぶ道路区間の通行が、制限される。ボリビア道路管理局(ABC)が明らかにしたものだ。国内の広い範囲はこれから本格的な雨季を迎えるが、この区間では雨への脆弱性への対応工事が行われるという。このため、この道路の区間が一時、完全不通となるという。

■アサイー、生産開発へ El Díaの記事
国内では新たに、ヤシ科の果物「アサイー」の生産開発が図られる。ブラジル原産のこの果物だが、国内でもアマゾン地域で自生している。栄養価の高さから注目されており、ベニ、サンタクルス、パンド、ラパス県での生産体制が今後整備されるという。ブラジリアンナッツなどと並ぶ、新たな主要輸出農産物となる可能性がある。

■カルナバルプロモ、1月から La Patríaの記事
ユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルのプロモーションは、1月から本格化する。一連の社会闘争の影響で、10月末から始まるプロモーション運動は延期が続いている。しかし国内状況が落ち着きつつあることから、来年2月の本番に向けたプロモは、1月から本格始動する見通しとなった。


【ペルー】

■マチュピチュ入場料プロモ El Diarioの記事
2020年のマチュピチュ遺跡公園のプロモーション入場料が発表された。文化省が明らかにしたもので、ペルー国民、ペルー国内居住者、そしてアンデス共同体(CAN)各国民は64ソル(19.3ドル相当)となっている。また一定要件の学生やこどもは、半額の32ソルだ。非居住の外国人については

■ラ・リベルタ、バス衝突事故 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県のパンアメリカン道で、バス同士の衝突事故が発生した。3日朝3時15分頃、Centur社の便とテラ・モビル社の便がサンイグナシオにある通称「悪魔のカーブ」で正面衝突した。この事故で4人が死亡し、41人が負傷している。負傷者の一部はアンカッシュ県のチンボテの病院に搬送された。


【チリ】

■タルタル事故、身元特定 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州タルタルで起きたバス事故の犠牲者21人の身元が特定された。法医学団体が明らかにしたものだ。Turbusの便が谷に転落し大破したものだ。このバスはスピード超過で、カーブを曲がりきれなかったとみられる。この事故では20人負傷し、タルタルやアントファガスタの病院に搬送されている。

■コンセプシオン、35人逮捕 BioBio Chileの記事
国内第二の都市コンセプシオンでは、デモの暴徒化と略奪企図で、35人が逮捕された。国内では10月18日から社会闘争が続き、今も各地でデモなどが行なわれている。3日、同市内で再び暴徒化の事態が生じ、警察が鎮圧展開を行ない、新たな逮捕者が出た。拘束者の中には12歳の少年も含まれている。

■レプブリカ駅、また閉鎖 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)1号線のレプブリカ駅は3日、また閉鎖されている。10月18日の社会闘争初日、メトロ網はバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、甚大な被害を受けた。この駅は一時閉鎖され、復旧していたが、2日に再びバンダリスモの被害に遭ったことから、この日は閉鎖されている。

■警察、催涙弾発注 BioBio Chileの記事
警察がブラジルに、催涙弾を発注したという。国内では10月18日から社会闘争が蔓延し、警察はこうした催涙弾などを使用した鎮圧展開を実施している。この相次ぐ事態で催涙弾が不足し、急遽発注したことが明らかになったものだ。一方で、こうした催涙弾の過度の使用が、批判を浴びている。

■リベラ外相「責任は自分に」 BioBio Chileの記事
テオドロ・リベラ外相は、責任が自身にあると断言した。10月18日からの社会闘争の蔓延を受け、政府はAPEC総会とCOP25の国内開催断念を発表した。同外相はこの決定に至る責任は、同氏自身にあり、ほかの閣僚らの責任はないと語った。APECは中止され、COP25はスペインで代替開催されている。

■メトロ、さらに1時間延長 BioBio Chieの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)は、この9日から運転時間をさらに1時間延長するとした。社会闘争によるバンダリスモ(破壊行為)の被害を受け、メトロ網は運転体制をまだ完全復旧していない。現在、運転は21時までとなっているが、この日から22時まで延長するとした。

■プコンも花火中止 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州の観光地、プコンも年越し時の花火の中止を発表した。国内では年越しの時間帯に各地で花火大会が催されるが、社会闘争の影響でこの年末年始は中止の発表が相次ぐ。プコンの行政は、社会情勢などを鑑み中止を判断したことを明らかにした。この地の花火中止は、この25年で初めてだという。

■サンティアゴ空港は5日から繁忙期 BioBio Chileの記事
サンティアゴのアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港は、5日から繁忙期に入る。公共事業省が宣言したものだ。クリスマスから年末年始、旅行客や帰省客で同空港は混み合う。この繁忙期に入るもので、この状況は1月前半まで続くことになる。警備、検査体制などがこの期間中、強化される。


【アルゼンチン】

■サルミエント線、運転再開 Télamの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、サルミエント線の運転は再開された。この路線では職員らが地位保全や安全担保などを要求しこの3日、24時間のストに入っていた。しかし経営側との一定の歩み寄りがみられたことから、昼過ぎに運転を再開したという。朝は平行するコレクティーボ(路線バス)などで混雑がみられた。

■バギー衝突、14歳少年死亡 Infobaeの記事
コルドバ州のリオ・セグンドで、バギーカー同士の衝突があり、片方に乗っていた14歳の少年が死亡した。2日夕方、この地では誕生会が行なわれ、この場で参加者らがバギーで遊んでいた。この際、バギー同士が衝突したもので、このほか少年ら3人が負傷している。

■11月のインフレ、4.1% Télamの記事
この11月の物価上昇は、4.1%となったとみられる。民間の分析機関が明らかにした数字だ。国内ではインフレが高い水準で続いており、この月は10月の3.3%より、上昇幅が大きくなった。この機関はこの12月も、4.3%の上昇が見込まれるとしている。

■リネアC、2週間休止 En el Subteの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCは、来年1月18日から2月2日まで、全線で休止となる。運営側が明らかにしたものだ。同路線では新たな運転管理・信号システムCBTCが導入され、この刷新の作業のため一時休止の措置をとるという。この新システムについて、今後ほかの路線への導入も検討されている。

■トゥクマン、25%値上げ Télamの記事
トゥクマンでは路線バスの運賃が、25%の値上げとなる。最低運賃は現在の24ペソから30ペソとなる。国内では物価上昇にともなう交通運賃の見直しが各地で行われており、ここトゥクマンでは今年だけで、すでに90%も上昇している状態だ。市議会はこの運賃の適正価格が現時点で42ペソと分析しており、近くさらなる値上げが行なわれる可能性がある。


【エクアドル】

■選挙改革、議会通過 El Comercioの記事
選挙制度改革にかかる法案が3日、議会を通過した。レニン・モレノ政権が、次の総選挙に向け、この法案を準備した。この法案では、女性候補者の立候補促進が前面に打ち出されており、議会では賛成113、反対2、欠席5の圧倒機多数で可決された。モレノ大統領は、この議案にサインするとみられる。

■ダンプカー、歩道橋を破壊 El Comercioの記事
グアヤキルでダンプカーが、道路に設置された歩道橋を破壊した。2日夜、市内のラス・アメリカス通りの歩道橋にこのダンプカーが接触し、橋の部分をなぎ倒したものだ。歩道橋の瓦礫が街路を塞ぎ、この幹線道路は3日早朝まで、通行ができなくなった。現在この運転手は拘束されている。

■アタカメス、観光客が溺死 El Universoの記事
エスメラルダス県アタカメスのビーチで、男性観光客が溺死した。2日午後、このビーチで泳いでいた男性が溺れているとの通報があり、救助されたが搬送先の病院で死亡が確認されたものだ。この犠牲者はコロンビア国籍の41歳の男性とみられている。


【コロンビア】

■国内、またゼネストに Infobaeの記事
国内では4日、またゼネストが行なわれる。11月21日、イバン・ドゥケ政権を批判するゼネストが行なわれた。このストを主導した組合などが新たなストを通告し、政府側と折衝を行なっていたが、不調に終わった。このためこの日、再びゼネストが行なわれる公算が高まったものだ。

■国際手配の男、カルタヘナで逮捕 Caracol Radioの記事
192か国で手配されている男が、カルタヘナで逮捕されたという。警察に拘束されたのはプエルトリコ出身のセサル・エミリオ・ペラルタ容疑者だ。同容疑者はラテンアメリカの広範囲にわたる麻薬カルテルを組織し、「危険人物」として手配されていた。この容疑者は、人身売買にも関わっていた容疑がある。


【ベネズエラ】

■グアイド、「身内」にも厳しく Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、「身内」にも厳しく対処する方針を示した。議会の野党議員が、汚職をはたらいていた疑惑が浮上している。清新さを強調してきた同暫定政権としてはイメージ低下は免れないが、同大統領は「汚職は大罪である」として、厳正な対処をする方針を示した。

■オルテガ氏も捜査の方針 NTN24の記事
前検察長官のルイサ・オルテガ・ディアス氏も、独自に捜査する方針を示した。議会の野党議員の汚職疑惑が指摘され、同氏が示したものだ。「法の番人」の立場として、この事態も看過できないと断じた。同氏はニコラス・マドゥロ体制への追及を続けたことから弾圧を受け、コロンビアに事実上の亡命を行なっている。

■米国、船7隻を制裁対象に El Carabobeñoの記事
米国は、7隻の船舶を、制裁対象に加えた。米国政府はキューバへの経済的圧力を強めているが、対象となったのはベネズエラから原油をキューバに輸送していた船だ。これらの船は、ベネズエラの石油公社PDVSAが保有しているものだ。米国は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ体制をも認めていない。

■ドゥケ、軍事介入に否定的 Caracol Radioの記事
コロンビアのイバン・ドゥケ大統領は、ベネズエラへの軍事介入には否定的な考えを示した。ボゴタでは米州機構の防衛の枠組みであるリオ協定各国の会合が開かれた。この場でベネズエラ問題について協議がなされたが、ドゥケ大統領は平和的かつ円滑な政権移譲を目指すとして、現時点で軍事介入の議論はしないとした。

■レケセンス氏裁判、4日も La Prensa Laraの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は、4日も行なわれる。テロ関与の指摘を一方的に受けた同氏は昨年8月から拘束され、3日にようやく裁判が開かれた。この裁判は非公開で行われているが、4日も継続することとなったという。フアン・グアイド暫定大統領や野党各党は、同氏拘束がニコラス・マドゥロ体制による弾圧と断じている。

■最低賃金、必要額の2% El Tiempoの記事
ニコラス・マドゥロ体制が定める最低賃金は、平均家庭が月間に必要とする額の、2%しかカバーしていないという。国内の教員の団体が、明らかにしたものだ。現在の市中の物価などを換算し算出した必要額の、実に50分の1にしかならない計算になる。国内では賃金生活者は、すでに賃金では生活が成り立たなくなっている。

■議員、2万ユーロ奪われる El Carabobeñoの記事
カラボボ州選出のレアンドロ・ドミンゲス議員が、2万ユーロを奪われる事件があった。カラカスで同議員はタクシーを利用したが、このタクシー運転手が強盗に豹変し、この額を奪われたと告発したものだ。現在警察が、強盗事件として捜査を開始している。

■16の州で黄熱病リスク El Pitazoの記事
国内16の州で、黄熱病感染のリスクがあると指摘された。ボリバール州で、国内では14年ぶりとなるこの感染症が報告された。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、現時点で国内16の州でリスクがあると国の保健衛生機関が示した。この感染症はワクチンで防げるが、現在の経済状況からこのワクチンを得ることも難しくなっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■モンテビデオ機構、離脱宣言 RTの記事
ウルグアイの次期大統領に決まったルイス・ラカジェ・ポウ氏は「モンテビデオ機構」を脱する方針を示した。対ベネズエラ政策で、ニコラス・マドゥロ体制を受け入れるこの枠組みが2月に構築された。同体制に批判的なリマ・グループと対峙する構造となっている。同氏は就任後、この寄港を脱するとした。

■フエゴ火山で爆発 El Comercioの記事
グアテマラのフエゴ火山で、また火山活動による爆発が起きた。首都の南西35キロにあるこの活火山は、同国内でもっとも活発な活火山の一つだ。3日、火山性の中規模の爆発が生じ、大量の火山灰が噴出されたという。観測機関によると噴煙は、4800メートルの高さまで立ち上った。

■LATAM、デルタとコードシェア合意 Reporturの記事
南米最大手のLATAM航空グループは、米国のデルタ航空とのコードシェアに合意した。両グループはこの9月に包括提携を発表している。LATAMはアメリカン航空とのコードシェアを来年1月末で終了し、その後デルタ航空とシェアを行なうという。LATAMは来年9月末で、航空連合ワンワールドも脱退する。

■アブド、トランプ氏と会談へ ABC Colorの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領はこの13日、米国のドナルド・トランプ大統領と会談する。同国外務省が明らかにしたものだ。アブド大統領はブラジルでのメルコスルサミット参加後、米国ワシントンを訪れ、この会談に臨む。主に両国関係などがテーマとなる見通しだ。

■通信最速はウルグアイ El Universoの記事
ラテンアメリカで、インターネット通信速度が平均でもっとも速いのはウルグアイだという。「Speedtest」がランキングを示したものだ。次点はキューバで、以下メキシコ、ドミニカ共和国、ホンジュラスが続く。一方もっとも遅いのはベネズエラで、これを下回るのは世界でもアルジェリアとアフガニスタンのみだ。

■アスンシオン空港でトラブル ABC Colorの記事
パラグアイ、アスクシオンのシルビオ・ペティロッシ空港では3日、トラブルがあった。離陸しようとした単発の小型機が滑走路上で動けなくなったものだ。車輪がパンクしたもので、この機材が移動するまでの間滑走路は閉鎖された。しかしほかの便の運航などに影響は生じなかった。

■エルサルバドルで軽度の地震 La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドルでは3日朝7時37分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると震源はウスルタンの海岸から61キロ沖の太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.0、震源の深さは27キロだ。この揺れは海岸地域を中心に広く感じたが、人や建物への被害はなく、また津波の発生もなかった。


【サイエンス・統計】

■HIVワクチン、前進 Noticias Curazaoの記事
キューバでの、対HIVワクチンの開発が前進しているという。同国ではこのワクチン開発プロジェクト「Teravac-VIH」が進められているが、すでに動物試験まで進み、一応の実績を上げるまで進展しているとした。このプロジェクトは、国家的なものと位置づけられている。

2019.12.03

【ボリビア】

■キロガ氏を委任代表に El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、元大統領のホルヘ・キロガ氏を委任代表に任命した。エボ・モラレス政権による人権侵害や民主主義に逆行する行為について、国際社会に説明する役割を委託したものだ。キロガ氏はモラレス氏の政敵の一人として知られる。アニェス暫定政権は、脱モラレス体制の歩みを進めている。

■アニェス、貿易制限撤廃 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、貿易制限の撤廃を発動した。左派のエボ・モラレス前政権は、国内産業の擁護などを理由に、特定品目の輸入制限などの措置をとっていた。アニェス政権は自由貿易を基本とするとして、この措置の撤廃に踏み込んだ。アパレル業などからの反発を受ける可能性もある。

■ボウソナロ、アニェス招待 Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、メルコスルの首脳会談にヘアニネ・アニェス暫定大統領を招待した。極右の同氏は、左派のエボ・モラレス前政権を毛嫌いしていたが、アニェス氏が右派の立場であることを歓迎し、招待した。一方12月10日のアルゼンチン大統領就任式に、アニェス大統領は招待を受けていない。

■ムリーリョ、マドゥロ氏を批判 El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ氏を批判した。国内ではエボ・モラレス氏の辞任以降抗議闘争が激化したが、同大臣はこのデモでマドゥロ氏が「糸を引いた」と断じた。この上でマドゥロ氏が国内に「恐怖」を蔓延させたと批判した。モラレス氏はマドゥロ氏と盟友関係にあった。

■FRI、メサ氏を支持 El Díaの記事
対左派の政治委員会FRIは、来る大統領選でカルロス・メサ氏を支持する方針を示した。左派のモラレス氏辞任を受け、ヘアニネ・アニェス暫定政権は来年の早期に総選挙を行なう準備を進めている。同委員会は立候補が有力なカマチョ氏について「言動に不安な点がある」ことから支持を見送り、メサ氏支持を固めた。

■MNR、カマチョ氏支援へ El Díaの記事
右派政党MNRは、来る選挙でルイス・フェルナンド・カマチョ氏を支援する方針を固めた。同党とカマチョ氏サイドで協議が行われ、基本政策などで一致を見たという。来年3月頃の実施が有力とされる総選挙に置いて同党はカマチョ氏を支援し、政策などについても協力を相互に行なう。

■それでもモラレス氏がリーダー El Díaの記事
政党MASのリーダーは、それでもエボ・モラレス氏だという。モラレス派であるMAS所属の下院議長、セルヒオ・チョケ氏が語ったものだ。メキシコに亡命したモラレス氏だが、帰国すればそのままMASのリーダーに復帰するべきとの見解を示した。モラレス氏が帰国すれば、人権問題などで訴追される可能性がある。

■カトリック、和解呼びかけ El Díaの記事
カトリック教会は国内に、和解を呼びかけた。選挙後闘争、エボ・モラレス氏の辞任以降の抗議闘争で、国内対立が激化した。エルアルトのジョバンニ・アラナ司祭は国内に、対立を乗り越え、和解の道を歩むべきと述べた。ヘアニネ・アニェス暫定政権のもとで、公正選挙に臨もう、と呼びかけた。

■アニェス、コチャバンバへ Los Tiemposの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、コチャバンバを訪れた。同大統領は週末、地元であるベニに「お国入り」したのに続き、就任以来初めてこの町を訪れた。この場で、財界関係者との会合に参加し、今後の貿易政策などについて意見を交わした。同政権は右派の姿勢を鮮明化させつつある。

■モラレス氏、AMLOに感謝 La Razónの記事
エボ・モラレス氏は、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領に感謝を示した。同氏は同政権により亡命を受け入れられたが、この際ボリビアで「クーデターが起きた」と認識していることを明らかにした。モラレス氏は自身が辞任に追い込まれたのは、クーデーターによるものと主張している。

■ロペス氏はアルゼンチンに逃亡か El Díaの記事
モラレス政権下のヒセラ・ロペス政府広報官は、アルゼンチンに逃亡したとみられるという。ロクサナ・リサラガ現広報官が見方を示したものだ。モラレス氏辞任以降、モラレス政権幹部などは次々と姿をくらましたが、ロペス氏についてはアルゼンチンに出国したとの見方が強まったという。

■チキティキ、プマ・カタリ代用 La Razónの記事
ラパス市営BRT、プマ・カタリの代用に、より小型の「チキティキ」を使用するという。ルイス・レビジャ市長が明らかにしたものだ。社会闘争のさなか、プマ・カタリの車輛の多くが燃やされ、今も運行できない状態だ。この週末から再開される予定だが、足りない車輛を補うため、このチキティキを活用するとした。

■アルカンタリ、悪天候の影響 Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港は2日、悪天候の影響を受けた。一帯では雨や雹が降り、視界不良も重なった。このため朝7時55分から8時50分まで、滑走路が閉鎖された影響で、アマスソナス航空のサンタクルス行きの1便が欠航となったという。その後の便については、天候の影響は受けていない。

■アンデス鉄道、新機関車3台 FM Boliviaの記事
アンデス鉄道は、新しい機関車3台を調達したという。同社はオルーロとアルゼンチン国境のビジャソン、またチリ国境とを結ぶ旅客、貨物路線を運行する。この輸送力強化のため、新型モデルの機関車を新たに導入したという。同社はとくに近年、貨物輸送が好調であることを明らかにした。


【ペルー】

■サバンカヤ、雨季への不安 El Comercioの記事
アレキパ県のサバンカヤ火山では、来る雨季への不安が高まっている。この火山は活発な状態が続き、周囲への火山灰の降灰が続く。これから本格化する雨季、こうした雨で灰の影響が周囲一帯に拡散したり、泥流が発生したりする可能性が指摘されているものだ。

■シチメンチョウ、210万羽消費へ Gestionの記事
国内ではこのクリスマス、210万羽のシチメンチョウが消費される見通しだ。シチメンチョウは国内ではクリスマスの食卓を飾る存在となっている。国民一人あたりのシチメンチョウの年間消費は今年1.2キロとなる見通しで、前年比で6.9%の増加だという。


【チリ】

■タルタルでバス事故、21人死亡 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州タルタルでバス事故が起きた。1日23時30分頃、大手バス会社Turbusの便が道路を外れて谷に転落したものだ。第一報では死者は15人とされたが、今はこの数が21人まで増えている。現場は車輛の速度制限が時速30キロだが、当時この車輛はこれを超過していた可能性が高いという。

■大統領支持、歴史的な低水準 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領に対する支持が、歴史的低水準となっている。プルソ・シウダダーノの世論調査で、支持率が4.6%となった。10月18日からの社会闘争を受け、同大統領への支持が下がり続けている状態だ。支持しないと答えた人は、やはり歴史的高水準の78.1%となった。

■マイプ、暴力的略奪 BioBio Chileの記事
サンティアゴのマイプでは、また暴力的な略奪が起きた。スーパー「Lider」で、組織的略奪が起きたもので、この事態でこの店の職員とほかの買い物客数人が、負傷している。国内では10月18日以降の社会闘争の混乱の中、各地で略奪行為が相次いでいる。警察は警戒するとともに、略奪参加者の摘発を急いでいる。

■メトロ、2億ドル必要 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の完全復旧には、2億ドルが必要だという。10月18日の社会闘争初日、メトロはバンダリスモ(破壊行動)の標的となり、駅や車輛の破壊が相次いだ。今もまだ路線は従前の体制を回復しておらず、完全回復には1年を要するとみられる。この復旧にかかる費用が、この規模になると同運営側が明らかにした。

■10月の経済、3.4%のマイナス BioBio Chileの記事
この10月の国内経済は、3.4%のマイナスとなったという。経済統計Imacecの速報が出されたものだ。国内では10月18日からの社会闘争の激化で、産業や消費の停滞が起きたことが指摘されていた。鉱山業は好調を維持し2.0%の成長だったが、鉱山業を除く経済全体では4.0%のマイナスとなったという。

■バルパライソ、ホテル予約50%減 BioBio Chileの記事
バルパライソのこの年末年始のホテル予約が、実に50%減った。10月18日からの社会闘争の影響だ。年越し時、この町では大規模な花火大会が催され、多くの観光客を集めるが、この闘争で予約を取り消す人が相次いだという。各地で行われる花火大会の中止報道も相次ぐが、バルパライソでは開催される見通しだ。


【アルゼンチン】

■サルミエント線でストへ Perfilの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、サルミエント線では3日のストライキが通告された。オンセ駅とモレノ駅を結ぶ同路線はこの日、24時間のストを実施するという。運営側による職員への差別的待遇や、安全面の配慮の不足などに抗議する動きだ。スト決行となれば、交通への影響は必至だ。

■国民の40%、来年の経済楽観 Télamの記事
国民の40.1%は、来年には国内経済が好転すると楽観的見方を示している。フォーカス・マーケットが行なった世論調査の結果だ。悪くなると答えたのは21.1%、同じとしたのは17.0%だ。またアルゼンチン経済の最大の問題は汚職と答えた人は24.1%で、インフレの高さと答えた23.1%を上回っている。

■ノルウェージャン、連合形成か El Economistaの記事
LCCのノルウェージャン・エアは、ジェットスマートとの連合を形成するとの見方が強まっている。同社は国内で実績が伸びず、事業を同社に売却するとの観測が強まっていた。しかし両社間の交渉で、提携関係を結ぶ可能性が強まっているという。一方、ノルウェージャンがチケット販売を近く停止するとの噂は、今も広まっている。

■ネウケン、鉄道延伸へ Río Negroの記事
ネウケンの近郊鉄道、トレン・デル・バジェの延伸計画が事業化されることになった。行政とアルゼンチン鉄道が合意したものだ。プロッティエルまで延伸し、3つの駅が新設されるものだ。この路線延長で、ネウケン中心部と空港が、鉄路で結ばれることになる。現時点で、実現がいつになるかは示されていない。

■メンドサでバス事故 Ciudadanoの記事
メンドサ市内で2日朝9時頃、バス事故があった。大手バス会社のChevallierの車輛が、商業施設メンドサ・プラサ近くのアクセソ・エステ道で、道路わきの電柱に衝突したものだ。この事故で2人が負傷している。このバスはコルドバに向かうため、メンドサのターミナルを出たばかりだった。

■アルゼンチンは歌う La Nacionの記事
国内ではこの22日、一斉に楽曲を歌うイベントが企画されている。SNSなどで「#CantArgentina」というタグで呼びかけられているものだ。国内260の都市で、チャーリー・ガルシア氏の「インコンシエンテ・コレクティーボ」を歌うという。国内の連帯を高めようと、フアン・カール氏が発起した。


【エクアドル】

■サンガイ、影響広がる El Comercioの記事
モロナ・サンティアゴ県では、サンガイ火山の活動による影響が広がっている。この火山から大量の火山灰が噴出され、周辺などに降灰している。この灰が、川の流れにのり広範囲に広がっているものだ。さらに火山岩や火山弾なども同様に拡散し、川の流れなどにも影響が生じているという。

■キト空港、ペット用スペース El Universoの記事
キトのマリスカル・スクレ空港に、ペット用の遊戯スペースが新たに整備された。利用者が、犬などのペットを遊ばせることができる場所が3個所設けられたものだ。このスペースは、空港施設の外、駐車場エリア、そして搭乗待合近くに整備された。


【コロンビア】

■60%、スト疲れ Caracol Radioの記事
国民の実に60%は、もうストライキを終わらせたいと考えている。国内では11月21日に対イバン・ドゥケ政権のゼネストが行なわれて以来、各地でデモやストが続いている。しかし過半数の国民は、こうした続くストに「疲れ」を示し、日常に帰りたいと考えていることが明らかになった。

■GCA航空、運航開始 Caracol Radioの記事
新たな航空会社、GCA航空が運航を開始した。カリをベースとする同社は11月29日から、カルタヘナとを結ぶ路線の運航を開始した。保有機材は144座席のボーイング737-400型2機となっている。このGCAは「グラン・コロンビア・アビエーション」の略で、2017年8月に設立され、参入準備を進めていた。

■自転車利用、40%増 Caracol Radioの記事
ボゴタでは、自転車を交通手段として利用する人が、この4年間で40%増えたという。市内では公営の貸自転車事業が行なわれ、また日常的に自転車で移動する人が目立つようになっている。市側の推定で、自転車人口は120万人に達している。市側はシクロビア(自転車専用道)の整備を進めるなどしている。

■CO2排出、20%削減目標 Caracol Radioの記事
政府は2030年までに、二酸化炭素排出を20%削減するとの目標を示した。スペインで、気候変動などを考えるCOP25が開幕した。これに合わせ、リカルド・ロサノ環境相が、コロンビア政府が取り組む内容を明らかにしたものだ。化石燃料の使用削減と、緑化を進める方針を示している。


【ベネズエラ】

■グアイド、苦境に El Universoの記事
フアン・グアイド暫定大統領が、苦境に立たされようとしている。対ニコラス・マドゥロ体制で協調する野党議員に対する汚職疑惑が報じられたものだ。マドゥロ体制の汚職体質を批判してきた同政権にとって、この事態によるイメージ悪化、求心力低下は避けられないとみられる。

■グアイド、疑惑議員外す Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、汚職疑惑が報じられた議員について、役職から外す措置をとった。清新さをアピールしてきた暫定政権にとって、この汚職報道はまさに打撃だ。グアイド氏は、あらゆる汚職は看過できないと断じ、この措置を取ったことを明らかにした。

■リオ協定国、ボゴタで会合 La Tribunaの記事
米州機構の防衛の枠組みであるリオ協定の加盟国が、コロンビアのボゴタで会合を持つ。この会合は独裁簒奪政権と位置づけるニコラス・マドゥロ体制にどう向かうかがテーマだ。ベネズエラはこの枠組みを脱退しているが、フアン・グアイド暫定政権はこの復帰を決めている。

■アルゼンチン、2人の入国を拒否 Télamの記事
アルゼンチンは、ベネズエラの2人の入国を拒否した。労働組合幹部の2人は、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港から入国しようとした。しかしアルゼンチン政府は、ニコラス・マドゥロ体制の関係者であるとしてこの2人を、入国禁止のリストに掲載していたという。

■レケセンス氏裁判、実施か El Impulsoの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判が2日、行なわれた可能性がある。同氏はテロ未遂への関与を一方的に指摘され、昨年8月から拘束されたままだ。野党などはこの拘束は、ニコラス・マドゥロ体制による弾圧として、即時解放を求めている。11月25日の裁判がこの日に延期されたものだ。

■送還ベネズエラ人ら、拷問訴え Infobaeの記事
コロンビアから送還されたベネズエラ人らが、拷問を受けたと訴えている。同国では11月21日に反政府ゼネストが行なわれたが、これに参加したとして59人のベネズエラ人が放擲された。このうちの一部が警察による拷問を受けたと訴え、またこの送還がゼノフォビア(外国人憎悪)に基づくものと批判した。

■スリア州でまた停電 Panoramaの記事
スリア州では2日、また停電が発生した。午前11時40分頃から、州都マラカイボを含む広い範囲で送電が絶たれたもので、各地で家庭生活や経済活動に支障が生じた。国内ではこの3月から4月にメガ停電が発生するなど停電が頻発しているが、同州はとくにこの発生が多いことが指摘されている。

■ララ州でガソリン不足 La Prensa Laraの記事
ララ州で、ガソリンなど燃油の不足、涸渇が生じている。産油国のベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政により生産体制が維持できず、こうした不足、涸渇が繰り返されている。ララ州では広い範囲でこの不足が生じ、ガソリンスタンドの前に給油を待つ車列が再び、形成されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ラカジェ・ポウ氏、現職と会談 El Observadorの記事
ウルグアイの次期大統領に決まったルイス・ラカジェ・ポウ氏が、タバレ・バスケス大統領と2日、会談を行なった。両者はこの面会で、政権の円滑な委譲について話し合ったとみられる。中道左派から中道右派への政権交代となるが、両者の会談は和やかに進められたという。

■対ベネズエラ政策、転換へ Télamの記事
ウルグアイの次期大統領に決まったルイス・ラカジェ・ポウ氏は、同国の対ベネズエラの政策を転換する方針を示した。中道左派の現バスケス政権は、ニコラス・マドゥロ体制を承認している。しかし同氏は、「民主主義を尊重した政策に転換する」と予告した。またメルコスル体制重視の姿勢もし示した。

■デモの背後にベネズエラとキューバ Caracol Radioの記事
米国のマイク・ポンペオ国務長官は、南米各国で相次いだデモの背後に、ベネズエラとキューバの2か国があるとの見方を示した。10月以降、エクアドル、チリ、ボリビア、コロンビアで激しいデモが行われ、各国とも政治経済に大きな影響が生じた。同長官はこれらのデモの背後で、この2か国が「糸を引いていた」と断じた。

■政治的圧力のないクリスマスを Infobaeの記事
ニカラグアの野党は「政治的圧力のないクリスマス」を求めるキャンペーンを開始した。同国では昨年4月から反政府行動が激化したことを受け、ダニエル・オルテガ政権による政治的弾圧が続いている。今も複数の野党関係者が拘束され、裁判にかけられようとしている。こうした中、野党が新たな抵抗のためこの運動を提起したものだ。

■ハイチ、授業再開へ Prensa Latinaの記事
社会闘争が長期化しているハイチでは、学校の授業が再開されるという。同国では9月16日から、モイーズ政権の退陣を求めた闘争が続き、学校の授業はおよそ2か月間、休止していた。しかし教育省は、状況が落ち着きつつあるとして、授業再開の方針を示した。しかし一部の教員らが、この方針に反発しているという。

■ファヴェラ将棋倒しで抗議 Télamの記事
ブラジル、サンパウロでは警察に対する抗議デモが行われた。ファヴェラと呼ばれるスラム街で行なわれた音楽イベントを警官隊が急襲し、驚いた若者らが将棋倒しとなり9人が死亡した。同国政府と警察はファヴェラが犯罪の温床になっているとして、取締りの強化を図っているが、今回の事態に批判の声が上がった。

■グアテマラ、半潜水艇摘発 El Universoの記事
グアテマラで、半潜水艇が摘発された。同国の太平洋領海を航行していたこの船は、コカイン411キロを輸送していたという。この船に乗っていたグアテマラの2人、エクアドルの1人の合わせて3人が拘束されている。こうした半潜水艇や潜水艦を使用した薬物輸送の摘発が、相次いでいる。

■デング死者、172人に La Prensaの記事
ホンジュラスでの今季のデング感染による死者は、172人となった。同国保健省が明らかにしたものだ。同国では北部カリブ海岸を中心に今年、ネッタイシマカが媒介するこの感染症が劇的に広がった。直近の1週間だけで2100人がデング感染とされ、このうち187人が重症化した「デング出血熱」を発症している。

■インテルジェット、北米線好調 Aviación21の記事
メキシコのLCC、インテルジェットの北米路線が好調だという。同社によるとこの1~10月、米国発着の便の利用者総数は184万4330人となり、前年同期比で14%の増加となった。同社は米国内10地点に乗り入れ、メキシコ国内とを結ぶ24路線を展開している。

■アスンシオン、公共物盗難 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンで公共物の盗難が増えているとして、注意喚起がなされた。広場などにある像などの一部が持ち去られる被害が相次いで報告されているという。文化省は、こうした行為は文化侵害にあたるとして、啓発の必要性を訴えた。

2019.12.02

【ボリビア】

■70%「クーデターではない」 Télamの記事
国民の実に70%は、クーデターではないと捉えている。11月10日、エボ・モラレス氏が大統領を辞任し、その後メキシコに亡命した。同氏やモラレス派、さらに左派各国はこの事態をクーデターと表しているが、世論調査の結果7割の国民はこの事態はクーデターではなく、憲法にのっとった政権交代とみている。

■カマチョ氏、本日判断 El Díaの記事
サンタクルスの前市議、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、2日じゅうに判断する。同氏とポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏は共同で、来る選挙に出馬することが濃厚だ。この立候補の是非などについて、この日に判断すると断じたものだ。同氏は立候補を前提に、市議を辞任したばかりだ。

■カマチョ氏の出馬は確定か El Díaの記事
サンタクルスの前市議、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏の大統領選出馬は、確定的とみられる。エボ・モラレス氏の退陣を求める運動で連携したポトシのマルコ・プマリ氏の協力を得て、新たな政権の青写真づくりにすでに入っているとみられる。ヘアニネ・アニェス暫定政権は、来年の早い時期に選挙を実施する方針だ。

■ロンガリック外相「理解を得る」 El Díaの記事
カレン・ロンガリック外相は、ヘアニネ・アニェス暫定政権の姿勢などについて、周辺国の理解を得られるよう努力する姿勢を示した。力量が未知数だとして、暫定政権に対し周辺国からの不安の声があることを、同外相は認めた。この上で、来る選挙を成功させるための暫定政権として、理解を得られるよう力を入れるとした。

■アニェス「民主主義は摑むもの」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は「民主主義は享受するものではなく、自ら摑むもの」との認識を示した。地元のベニ県を訪れ、語ったものだ。同暫定政権は、選挙不正を受け辞任したエボ・モラレス氏の後をついだもので、選挙を通じた民主主義の回復が、同暫定政権の最大の役目となっている。

■CCはあくまでメサ氏擁立の姿勢 El Díaの記事
政党CCはあくまで、来る大統領選でカルロス・メサ氏を擁立する姿勢だ。ポスト・モラレスのこの選挙について、右派の野党各党が統一候補を立てるべきとの意見が国内で出されている。政党UNはルイス・フェルナンド・カマチョ氏を念頭に候補者選定を進めている。しかしCCは現時点で、引き続きメサ氏を擁立する姿勢を示した。

■プマリ氏、辞任に「びっくり」 El Díaの記事
ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏は、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏のサンタクルスシギ辞任に「びっくりした」と語った。両氏は来る選挙での連携が図られる見通しだが、カマチョ氏からプマリ氏に、辞任の相談や報告はなかったという。それでもカマチョ氏への信頼感は損なわれていないとした。

■国民の70%「不正は重大」 Página Sieteの記事
国民の70%は、10月20日の総選挙で不正があったことを「重大」と捉えている。世論調査の結果だ。米州機構がこの不正を認定し、エボ・モラレス氏が辞任するに至った。70%は不正があったと人ん指揮しており、「誤りがあった」と認識しているのは23%、「何ら問題はなかった」は3%だ。

■メサ氏「モラレス氏は対立を煽った」 El Díaの記事
大統領候補者のカルロス・メサ氏は、エボ・モラレス氏が「ラジカルな対立を煽った」と表した。辞任し亡命したモラレス氏が、その後の国内の大きな混乱を煽ったと断じたものだ。この煽りは、社会階層や民族にくさびを打ち込むもので、メサ氏は「適切な行為ではなかった」との認識を示した。

■エバ・コパ氏「180度変わった一か月」 Los Tiemposの記事
上院議長のエバ・コパ氏は、この1か月ですべてが「180度変わった」と語った。同氏はモラレス派であるMAS所属だ。モラレス氏の辞任と前後し、政権幹部やMAS幹部の辞任が相次ぎ、この党に所属することで「きわめて困難な時間を過ごした」という。今も議会ではMASは最大だが、これをまとめる人材がいない状態だ。

■政府、公共事業の再評価急ぐ El Díaの記事
ジェルコ・ヌニェス公共事業相は、現在進められている公共事業の再評価を急ぐ姿勢だ。エボ・モラレス政権の瓦解を受け、国内の公共事業は休止状態となっている案件もある。暫定政権はこの選別を進め、必要なものは優先的に進める姿勢を示したものだ。混乱が相次いだ国内だが、今は安定化しつつある。

■観光復興図る El Díaの記事
政府は、観光の復興も図る方針だ。選挙後闘争、エボ・モラレス氏の辞任を受けた抗議闘争で国内が混乱する中、観光業はほぼ全機能が停止する状態となった。ボリビアにとって観光は、外貨を得る主要な産業で、この復興は国内安定化に欠かせない要素だ。間もなくオルーロのカルナバルやウユニ塩湖の水鏡など、新たなシーズンを迎える。

■コチャバンバ-オルーロ道で事故 Los Tiemposの記事
コチャバンバとオルーロを結ぶ道路で1日朝5時20分頃、事故があった。オルーロ市郊外のエミサの工場付近で、ワゴン車とトラックが正面衝突したものだ。この事故で2人が死亡し、3人が負傷して病院に運ばれている。現在警察が、事故原因についての調べを進めている。

■スクレ、大雨被害 Correo del Surの記事
スクレでは1日、大雨による被害が生じた。局地的な強い雨が降り、また一部地域では雹が降った。この影響で、市内では住宅への浸水被害が報告されている。また郊外のアルカンタリ空港でもこの雨の影響が生じ、一時滑走路が閉鎖され、アマスソナス航空の1便が欠航した。

■テレビ118台摘発 El Díaの記事
オルーロ県では、テレビ118台が摘発された。チリ国境に近いロス・ピノスで、密輸グループがこれらのテレビを密輸しようとしていたという。現在チリ国境では、密輸グループの横行が続いており、税関や警察による監視が強化されている。こうした密輸グループと、監督側との間の衝突も相次いでいる。

■30人、HIVとともに20年 La Razónの記事
国内には、HIVに感染しながら20年を過ごすキャリアが、30人いるという。1日のAIDSデーに、保健省が明らかにした数字だ。国内で最初にHIV感染が確認された人は、現在も77歳で国内で生活しているという。一方、国内では今も、とくに若い世代で新たな感染が増えている現状でもある。


【ペルー】

■ケイコ氏、父を訪問 RPPの記事
釈放されたケイコ・フヒモリ氏は、父親の元大統領、アルベルト・フヒモリ(フジモリ)氏のもとを訪れた。ケイコ氏は汚職容疑で予備拘束されていたが、妹のサチ氏の申し立てを受け最高裁が解放を判断した。ケイコ氏はリマの受刑施設を訪れ、父親とおよそ1年ぶりの再会を果たした。

■HIVキャリアの81%に医薬品支給 El Comercioの記事
国内ではHIVキャリアの実に81%に対し、無料で医薬品が支給されている。HIVキャリアは、AIDS発症を避けるため、定期的に投薬が必要で、ペルーでは毎日2錠の医薬品が支給されている。ラテンアメリカでは無料支給制度は、メキシコ、ブラジルに次ぎ3か国めの導入となった。

■3保護地域、開発に揺れる El Comercioの記事
国内の3つの自然保護地域が今、開発に揺れているという。国内各地で現在、新たな鉱産資源を開発する動きがあるが、サンフェルナンド自然保護地区などが違法開発にさらされている状態にあるという。この開発により、地域の動植物などが壊滅的被害を受ける可能性もある。

■モケグア、M3.9の地震 El Comercioの記事
モケグア県で1日12時18分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると震源は県都モケグアの西13キロで、震源の強さはマグニチュード3.9、震源の深さは22キロだ。この地震による人や建物への被害はない。世界的な地震大国であるペルーだが、モケグアでは2001年の地震で甚大な被害を受けた。


【チリ】

■国内、鎮静化の傾向 BioBio Chileの記事
国内は鎮静化の傾向にあると、内務省が明らかにした。国内では10月18日から社会闘争が続き、各地でデモが行われ、混乱に乗じた略奪が蔓延している。しかしこの数日、デモの暴徒化などの件数は大きく減ってきていると同省が指摘したものだ。この鎮静化により逮捕者や負傷者の数も、減っている。

■デモによる失明者、241人 Bio Bio Chileの記事
10月18日から続く社会闘争により、片目または両目を失明した人は、241人にのぼるという。国の人権機関INDHが明らかにした数字だ。デモの鎮圧展開で警察がガス弾、空気銃などを使用し、この影響で目を負傷し失明する人が相次いでいることが報告されている。

■ラ・アラウカニア、観光テコ入れ BioBio Chileの記事
政府は第9(ラ・アラウカニア)州の観光にテコ入れを図る。10月18日からの社会闘争の激化蔓延を受け、国内では観光業が不振に陥っている。とくに影響が大きいとされるこの州に対し、3億ペソを投じてテコ入れを図ることを政府側が明らかにした。周辺州と組み合わせ、プロモーションを展開するという。

■4WD救急車を導入 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州アラウコのモチャ島に、4WDの救急車が導入された。人口559人の小さなコミュニティであるこの島だが、道路状況が悪く、オフロード走行できる救急車がないため、病人などをバイクで搬送しなければならない事態があったという。この車輛は、島内のさまざまな道路を走行できる。


【アルゼンチン】

■マクリ、スペインへ Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は1日、スペインに向かった。社会闘争の影響でチリが国内開催を断念したCOP25が同国で行なわれることになり、これに参加するためだ。間もなく任期を終えるマクリ大統領としては、在任中最後の外遊になるとみられる。10日、アルベルト・フェルナンデス新政権が誕生する。

■ノルウェージャン、通常通り運航 Diario26の記事
LCCのノルウェージャン・エアの国内線運航は、通常通り行われている。同社は国内から撤退し、事業売却についてジェットスマートと協議中であることを明らかにしている。運航体制への不安が国内で生じたが、通常の体制で運航されているとしたものだ。

■ガソリン、6%値上げ Infobaeの記事
国内では1日、ガソリンなどの価格が6%値上げされた。燃油にかかる税率が上昇したことから、午前0時から販売価格が上昇したものだ。さらに来週末からは、ガソリンそのものの国際価格の変動から、さらなる値上げとなることが見込まれている。輸送業者、農業者などからの反発が強まる可能性がある。

■LCCのジレンマ iProfesionalの記事
10日に大統領となるアルベルト・フェルナンデス氏は、LCCに対するジレンマを口にした。現マクリ政権の開放政策でLCCの参入が相次いだ。しかし同氏はアルゼンチン航空など既存会社の活性化を掲げており、LCCに対して否定的だ。それでも、国内で多くの人がLCCを利用している状態で、まさにジレンマにあるとした。

■HIV、98%は性交渉感染 Rosario Nuestroの記事
国内でのHIV感染の実に98%は、性交渉を通じたものだという。1日のAIDSデーに明らかにされた数字だ。感染を防ぐための備えや知識の不足から、とくに若い世代の感染が多い状態が続いている。この一年間で、国内で新たに感染が確認された人は5800人で、この半数は15~24歳の世代が占める。