2016.07.05

【ボリビア】

■貿易収支、5億4千万ドルの赤字 Página Sieteの記事
ボリビアのこの1~5月の貿易収支は、5億4千万ドルの赤字となったという。国立統計機構(INE)が明らかにした数字だ。ボリビアは資源輸出が好調だったが、世界市場での原油価格の下落を受け、ブラジルやアルゼンチンへの輸出額が落ち込んだ。この影響で貿易収支が大幅な赤字となったという。

■COB、政府対応を評価へ Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBは、政府による対応について評価を加える。アパレル会社Enatexが業績不振から大量馘首したことを受け、労働組合が社会闘争に入っている。COBはこれに同調し、国内でストを行なっていた。政府側の呼びかけでCOBは交渉のテーブルに着き、政府側からその対応について説明を受けたという。COBはこれを評価し、Enatex労働者側と協議を行なう。

■ロアイサ氏、大統領選出馬方針 Página Sieteの記事
元MAS所属のロマン・ロアイサ氏が、2019年大統領選に出馬する意向を示した。同氏は新たな政党を立ち上げる方針を示し、自身の大統領選出馬と、議会選挙への参戦意向を示した。8月27日にサンタクルスで、結党大会を予定しているという。エボ・モラレス大統領は憲法規定で次期選挙に出馬できない。

■サンタクルス、3人の死体 Página Sieteの記事
サンタクルス県で、燃えた車の中から3人の死体が発見された。同県警によると、サンタクルス市とカミリを結ぶ道路沿いのカンポ・グランデで、焼け落ちた状態の乗用車が見つかったという。この3人は焼死ではなく、銃で撃たれたことにより死亡したとみられる。警察は薬物輸送などの組織犯罪トラブルから、殺人が起きたとの見方を示している。

■ポオポ湖問題、過剰取水が原因 La Patríaの記事
オルーロ県環境局は、ポオポ湖問題の原因が「過剰取水」であったと結論づけた。国内第2のこの湖は水量が減少し、昨年12月に地域行政が「消滅」を宣言し波紋を広げた。同局は、農業用水などの取水が過剰に行なわれたことから、この事態が起きたと結論を出した。同様の状態が続けば再び消滅しかねず、近隣のウルウル湖にも影響が及ぶおそれがあるとしている。

■下院議員ら、シララ訪問 Página Sieteの記事
下院議員らが4日、ポトシ県のシララを訪れた。チリが百年以上にわたりこのシララ水系から無許可取水を行なっていることについて、ボリビア政府はハーグの国際司法裁判所に提訴する方針を示している。下院議会の委員会メンバーは、ボリビアの主権を守るためこの問題に取り組む必要があるとして、現地視察を行なった。

■薬物工場6個所摘発 Página Sieteの記事
警察は、サンタクルス県とコチャバンバ県で合わせて6個所の薬物工場を摘発したことを明らかにした。摘発があったのはヤパカニやブロブロなどの農村部で、19.5キロのコカインが押収されたほか、2人が逮捕されたという。国内では現在、東部にコロンビア系麻薬組織が侵入し、薬物精製を行なっている現状が報告されている。

■コイパサ、リチウム機運なし La Patríaの記事
オルーロ県のコイパサ塩湖では、リチウム資源開発の機運は高まっていない。ポトシ県のウユニ塩湖は、世界最大のリチウム資源を抱えるとみられ、国内外からその開発の手が挙がっている。国内ではこの塩湖に次ぐ規模のリチウム資源を抱えるのがコイパサ塩湖だが、今の時点で開発の動きは起きていないという。

■ラパス、シクロビア整備へ Página Sieteの記事
ラパス市は市内に、12~15キロのシクロビア(自転車道)を整備する方針を示した。市側は化石燃料を使用しない自転車の活用は、汚染対策や環境問題の上で重要と位置づけた。同様の整備はサンパウロやブエノスアイレス、リマなど周辺国の都市部でも起きている。しかしラパスは坂道が多いことから、自転車の交通の活用には課題があることも指摘されている。

■7月は寒くなる Página Sieteの記事
気象機関はこの7月について、例年よりも寒い日が多くなるとの予報を示した。例年、標高の高い地域ではこの月は、一年でもっとも寒い時期だ。今年については、ラパス、オルーロ、ポトシ県で冷え込みが強まる日が増え、都市部でも最低気温が氷点下18度に達する可能性もあるとした。

■アリカ、ゼノフォビア告発 El Deberの記事
ボリビアの陸運業者らがチリ北部アリカでの、差別やゼノフォビア(外国人憎悪)を告発している。内陸国のボリビアはアリカ港を外港としており、多くのトラックがこの港湾地区に出入りしている。しかしトラック運転手が身体的または言葉の暴力を受けるケースが増加しているという。ボリビアとチリの関係悪化が、この問題を顕在化させているとの見方がある。

■テレフェリコ5千万人 El Deberの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)利用者が、5千万人を突破したという。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたもので、のべ利用者総数が3日17時23分、この大台に乗った。2014年4月に最初の「赤線」が開業し、現在は3路線が運転中で、政府は現在7路線の新設を決め、青線や白線はすでに工事が進んでいる。

■BoA、サンパウロ線に遅れ El Deberの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)のサンパウロ線に4日、遅れが生じた。この事態が起きたのは朝9時にサンタクルスのビルビル国際空港を発つ予定だった736便だ。BoAによると、機体のトラブルの影響で出発が遅れたという。交通通信管理局によると、この便は予定よりも90分遅れ、10時30分に離陸した。

■キンタニージャ選手、高まる期待 Correo del Surの記事
8月のリオデジャネイロ五輪出場を決めた男子競泳のホセ・アルベルト・キンタニージャ選手への期待が高まっている。リマで行われた記録会の50メートル自由形に出場し、標準記録23秒6を上回る、22秒98の好記録を出し、南米最後の出場枠を手にした。水泳協会によると同選手は19歳と伸び盛りで、リオでも好成績を収める可能性があるとしている。


【ペルー】

■マチュピチュ、壁画を発見 El Comercioの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡公園で、新たに壁画が見つかったという。文化省が明らかにしたものだ。公園周辺のパチャママ地区で、壁にリャマや人などが描かれた絵が見つかったという。この絵は、先コロンビア時代に描かれたものと推定される。考古学者らは、1912年のマチュピチュ遺跡発見以来の、大きな発見事例と評価している。

■ケンジ氏、準備議会議長に El Comercioの記事
ケンジ・フヒモリ氏が、ペルー議会の準備議会の議長となった。4月に行われた議会選挙で、同氏は最多得票となり、通例に従いこの議長となったものだ。同氏は間もなく開会される新議会の議長となる可能性もある。同氏はアルベルト・フヒモリ元大統領の二男で、先の大統領選の決選で敗れたケイコ・フヒモリ氏の弟だ。

■アマソナス、イチゴ開発 La Repúblicaの記事
アマソナス県では、イチゴ類の栽培が進められようとしている。気候条件などを生かし、イチゴやブルーベリー、クランベリーなどの果実の栽培を進める動きが起きているものだ。農業会社は7千ヘクタールの作付を目指す方針を示している。生産されるイチゴ類は国内市場のほか、輸出にも回される見通しだ。

■7日、一斉地震訓練 Los Andesの記事
この7日、国内の学校など教育機関では、一斉に地震訓練が行われる。国内全土の学校で、大地震発生を想定した避難などの訓練が行われるものだ。児童や生徒850万人、教員35万人が参加する。環太平洋造山帯に位置するペルーは世界有数の地震国で、教育省はこうした訓練の重要性を指摘している。アレキパ県では4日、マグニチュード4クラスの地震が2度発生した。


【チリ】

■テムコ-ネウケン線、来年就航か BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のテムコと、アルゼンチンのネウケンを結ぶ旅客定期便が、来年にも就航する可能性があるという。第9州の観光局が明らかにしたものだ。国内南部をベースとする航空会社DAPが、この路線開設を検討している。実現すれば、140ドルほどの運賃となる見通しだ。

■「運動習慣なし」が減少 BioBio Chileの記事
「運動習慣がない」チリ国民の割合が、下がった。スポーツ省の調べで、2015年時点のこの割合は80.1%で、2006年時点の87.1%から7ポイント下がった。運動習慣がないことの最大の理由は「時間がない」ことで、50.7%の人がこれを挙げている。州別で運動習慣の割合がもっとも高いのは第2(アントファガスタ)州で40.4%となっている。


【アルゼンチン】

■最後のシロクマ、死す El Comercioの記事
国内で飼育されていた最後のシロクマが、死んだ。メンドサの動物園が明らかにしたもので、この31歳の雄、アルトゥロは3日、死んでいるのが発見されたという。ブエノスアイレスで飼育されていたシロクマが死に、このアルトゥロは国内最後の一頭だった。このメンドサの動物園は飼育環境の悪さが指摘され、民間団体は整った施設への移送の機会を探っていた。

■高すぎる公共事業を告発 El Comercioの記事
アルゼンチン国道庁のハビエル・イグアセル氏は、「高すぎる公共事業」を告発した。昨年12月に退任したクリスティナ・フェルナンデス政権時代に結ばれた公共事業契約は、市中のものよりも50%程度、コストが高い状態だったという。この状態は、同前大統領の夫のネストル・キルチネル政権時代から続いていたとみられる。

■ラヌス、コレクティーボ焼ける Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのラヌスで、コレクティーボ(路線バス)車輛が焼ける火災が起きた。5月25日高速道に近い車輛基地で起きた火災で、9番、299番、570番の系統で使用されている車輛12台が焼失した。この地では電力不安定に対する抗議行動が起きており、この際に燃やされた火が燃え移った可能性がある。

■リネアH、サンタ・フェ駅開業へ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHでは、近く「サンタ・フェ駅」が開業するという。この路線は先週、1週間にわたり運休し、新車輛36輛が導入され4日に運転が再開された。ラス・エラス駅とコルドバ駅の間に建設が進んでいたサンタ・フェ駅が近く開業する見通しとなった。この駅が開業すれば、リネアDとの接続が可能となる。


【エクアドル】

■外国人観光客、減少に転ずる El Comercioの記事
エクアドルを観光で訪れる観光客が、減少に転じた。観光立国を目指す国は、外国人誘客を進め、2014年には過去最高となる155万6991人を迎えた。しかし2015年の来訪者は154万3091人と、これを下回った。ジカ熱やチクングニヤ熱の流行などが響いたとみられる。さらに今年4月16日に起きた大地震の影響で、今年の数字はさらに落ち込む可能性があるという。

■ルコ・ピチンチャ、中国人救出 El Universoの記事
キト近郊、標高4794メートルのルコ・ピチンチャ火山で、遭難していた中国人観光客2人が救出された。33歳と40歳の男性2人は、2日にこの山に入ったまま、消息を絶っていたという。山岳救助隊が出動し、3日11時に発見、保護された。現場はテレフェリコ(ロープウェイ)駅から14キロの地点で、2人は軽装備だったという。2人は低体温症の症状があるが、命に別状はない。


【コロンビア】

■トゥマコ、コカ葉栽培続く El Comercioの記事
エクアドル国境に近いトゥマコでは、コカ葉の違法生産が今も続いているという。この地は熱帯地方の気候を利用し、カカオやアブラヤシの生産が盛んだ。しかしコカイン生産を資金源とする左翼過激派コロンビア革命軍の依頼で、この地の農家らがコカ葉の生産を今も続けているという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、対米関係改善に意欲 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は4日、対米関係の正常化に意欲を見せた。米国の独立記念日のこの日、メディアに向けて語ったものだ。両国は2010年以降、相互に大使を召還した状態となっている。しかし米国国務省が自発的関係改善を目指し、特務官を派遣するなどの動きが起きていた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■薬物低価格化に警鐘 El Universoの記事
国連薬物犯罪事務所(UNODC)は、ラテンアメリカでの薬物の「低価格化」に警鐘を鳴らした。コカインなどの薬物はこれまで、比較的裕福な層が中心だった。しかし近年はサンパウロのスラム街やモンテビデオのバー、ボゴタの学生などの間でも一般化している。この背景には、低価格の薬物の流通が広がっていることがあるという。

■エルサルバドル、犯罪抑止 News24の記事
エルサルバドルでは、犯罪の抑え込みが奏功しつつあるという。同国では組織犯罪の横行で、人口当たりの殺人発生率がきわめて高い状態となっていた。政府は軍を投入しこの抑止に努め、これが効果を示しつつある。3月の殺人件数は611人だったが、6月には331人と半減した。しかし一方、組織犯罪そのものの暗躍は続いている状態だという。