2016.07.11

【ボリビア】

■警察、コロミ封鎖解除展開 El Díaの記事
警察は、コチャバンバのコロミで行われていた道路封鎖の現場を、強制的に解除した。封鎖が行なわれていたのはコチャバンバとサンタクルスを結ぶ新道で、交通や物流への影響の大きさからこの展開がなされた。この道路封鎖は、コロミと隣接するビジャ・トゥナリとの間の境界闘争が原因だった。

■鉄道貨物が好調 El Deberの記事
東部鉄道、アンデス鉄道を利用した貨物輸送が、好調だという。国鉄が民営化された90年代以降、国内鉄道の斜陽化が指摘されていた。しかし既存鉄道への投資が進み、コスト面での競争力がついたことから、鉄道貨物を積極的に利用する動きが広がっている。政府は東西を結ぶ新たな鉄道の建設計画も示しており、鉄道貨物がさらに進化する可能性も高い。

■合計特殊出生率、地域2位 El Díaの記事
女性が生涯に生むこどもの数を示す合計特殊出生率は、ボリビアではラテンアメリカの国、地域で2位だという。国立統計機構(INE)が明らかにしたものだ。ボリビアのこの数字は3.2人で、ラテンアメリカでこれを上回るのは仏領ギアナだけだという。南米各国の平均は2.1人で、ボリビアはこれを1人以上上回ることになった。

■カラスコ公園内に発電所 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、コチャバンバ県熱帯地方のカラスコ国立公園内に、水力発電施設を設けると発表した。公園内の水力を利用し、イビリスにこの施設を設けるという。こうした自然保護区内の開発は新たな政令で可能となったが、国立公園内の電源開発事業の発表は初めてだ。環境団体などは、こうした開発に反対の声を上げている。

■ボリビアはデジタル消費国 El Díaの記事
ボリビアは単にデジタル技術の消費国だという。IT技術の専門家らが指摘したものだ。インターネットなどの技術革新を受け、先進国などではこうしたデジタル技術を新たな産業に生かす取り組みが続けられている。しかしボリビアは、こうした技術を「消費」するだけで、生産にはつながっていないと指摘したものだ。

■アルゼンチン青年の情報提供を Página Sieteの記事
国内で不明となっているアルゼンチン青年の情報提供が、あらためて呼びかけられた。消息を絶ったのはニコラス・クリチグノさん(25)だ。1月4日に旅行目的でボリビアに入国したが、3月25日にタリハに滞在しているとの連絡を最後に、行方が分からなくなった。この青年の家族や友人らが、ボリビア国内で情報を求めている。

■コイパサ資源調査、12月まで La Patríaの記事
オルーロ県のコイパサ塩湖では、12月にかけて資源調査が行われる。この塩湖には、国内ではウユニ塩湖に次ぐリチウム資源などがあることが分かっているが、その開発の道筋はついていない。県と鉱山公社(COMIBOL)は、この資源開発の可能性を探る調査を共同で実施する。

■ポトシ県でM3.5の地震 El Deberの記事
ポトシ県で10日朝9時23分頃、軽度の地震があった。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はス・リペス郡内のケテナ・チコから13キロ、サンアントニオ・デ・リペスから79キロの地点で、震源の強さはマグニチュード3.5、震源の深さは151キロだ。震源が深かったため地表の揺れは小さく、被害は出ていない。

■チョリータ16人、ワイナ・ポトシへ Página Sieteの記事
伝統的なアイマラの生活スタイルを踏襲する女性「チョリータ」16人が、ワイナ・ポトシ山を登頂した。女性たちは、伝統的なロングスカート「ポジェーラ」を身にまとい、標高5千メートルを超えるこの山を登った。この山に近いエルアルトがこの16日に、開府記念日を迎えることを記念し、この登山が行なわれたという。

■オルーロ、ヘルメット運動 La Razónの記事
オルーロのオートバイの愛好家らが10日、市内でヘルメット着用運動を展開した。市内の2月10日広場にさまざまなバイクが集結し、ヘルメットと安全用のジャケットを着用したという。国内ではヘルメットを使用しないオートバイ利用者も少なくなく、事故が起きた場合、危険が高まると指摘されている。この運動はラパスの愛好家らから、バトンを受けたものだ。


【ペルー】

■PPK、貧困率10%目標 La Repúblicaの記事
28日に大統領に就任するペドロ・パブロ・クチンスキー氏は、自身の任期終了の2021年には貧困率を10%に引下げる、との目標を示した。エコノミストである同氏は、自身の経済政策の進展に自信を見せている。現在の米国の貧困率は14%程度で、この目標が実現すれば同国の水準を下回ることになる。

■H&M、出店を加速 El Comercioの記事
ファストファッションチェーン「H&M」は、ペルー国内への出店を加速する。同社はリマ都市圏の商業モールなどへの出店を進め、2018年には国内11店体制となるという。同社はリマの「ジョッキープラサ」に国内一号店を出したが、この店の売り上げが好調であることが伝えられていた。


【チリ】

■LATAM、6月は2.2%増 La Terceraの記事
LATAM航空のこの6月の実績は、前年同月比で2.2%の増加となった。同社によるとチリ、アルゼンチン、ペルー、エクアドル、コロンビアの国内線や国際線の利用は8.8%と高い伸びを示したという。一方、経済減速となっているブラジルは11.2%のマイナスとなった。チリのLANとブラジルのTAMが統合した同社は、この4月から統一名称を使用している。

■プンタ・アレーナス、大型ボート事故 BioBio Chieの記事
第12(マガジャネス)州のプンタ・アレーナスで、大型ボートが事故を起こした。地域行政によると、このボート「バレンティナ」が海中に沈没したという。ボートから緊急発進があり、海軍船が現場に赴いたが船の姿はすでに消えていた。このボートには5人が乗っていたとみられ、安否は分かっていない。


【アルゼンチン】

■司法「値上げは8月以降に」 La Nacionの記事
司法は、ガス料金の値上げについて「8月以降に」という判断だ。昨年12月に誕生したマウリシオ・マクリ政権は、財政健全化のため助成の見直しを進めている。安く抑えられていたガス料金の大幅値上げの方針を示したが、トゥクマン州では司法がこれを差し止めた。司法は、政策による値上げを認めた一方で、寒さのため利用の多い7月の値上げを避けるよう求めた形となった。

■コルドバ、60代姉妹が不明 La Nacionの記事
コルドバ州の農村部で自給自足の生活を送っていた60代の姉妹が、行方不明になっている。州都の東120キロのエル・ケブラチョで生活していたこの2人は、昨年10月に目撃されたのを最後に、消息を絶った。家族によると二人が住んでいた家は、生活の痕跡がそのまま残されていたという。


【エクアドル】

■19歳女性が「貸し腹」か El Comercioの記事
国内に住む19歳の女性が、金銭目的で「貸し腹」をしたとみられる。身体を有償で貸し出し、こどもを生んだというものだ。自身のこどもを売り渡したわけではなく、単なる契約との見方もあるが、道義的な問題を抱える行為であると指摘する声がある。この女性はこの貸し腹により、1万ドルを受け取ったとみられる。

■南部の交通、雨で混乱 El Universoの記事
国内南部の交通が、雨のため混乱しているという。とくに問題が大きいのは、ロハとサモラ・チンチペ県の県都サモラを結ぶ道路だ。雨期による大雨の影響で土砂災害が頻発し、通行止めが相次ぐ事態となっている。交通公共事業省もこの道路区間に、ひっきりなしに出動する状態だ。雨が降りやすい状態は、もう少し続く。


【コロンビア】

■オバマ氏、コロンビア和平を評価 Caracol Radioの記事
米国のバラク・オバマ大統領は、コロンビア和平を評価した。政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との間の和平プロセスが進展していることに触れたものだ。同氏は、コロンビアが「歴史的な平和を実現させようとしている」と述べ、このプロセスのさらなる進展に期待を示した。

■国内、自殺が増える Caracol Radioの記事
国内では、自殺が増加傾向にあるという。国民健康機関が指摘したものだ。今年に入り、国内で起きた自殺件数は7751件となったという。ボゴタ、アンティオキア、バジェ・デル・カウカ、ウィラ、トリマの各地域が、全体の51.8%を占める。世代では15~19歳が全体の62%を占めている。ラテンアメリカでは概して自殺は少ないが、各国で増加傾向にあることが示されている。


【ベネズエラ】

■コロンビアに数千人越境 El Comercioの記事
10日、数千人のベネズエラ国民が、コロンビアに越境したという。ニコラス・マドゥロ政権はこの11か月、経済問題などから陸路国境を閉ざしていたが、この日に再開した。経済失政により物資不足が続く中、必要な物資を求め多くのベネズエラ国民が、コロンビアに殺到した。国境の町ククタのスーパーはこの日、利用するベネズエラ国民で埋め尽くされたという。

■野党、政権打倒運動 El Universoの記事
野党は、ニコラス・マドゥロ政権を打倒するための運動をこの13日から23日まで、全国で実施する。経済失政などから政権批判が続く中、野党は大統領を辞任に追い込むための署名集めなどを展開している。この運動を通し、国の選管に対しこの国民運動による「合法的クーデター」を認めさせたいという。

■Unasur、対話を望む El Universoの記事
南米諸国連合(Unasur)は、政府と野党との間の自主的な対話を求めた。スペインのサパテロ元首相、パナマのトリホス元大統領、ドミニカ共和国のフェルナンデス元大統領が国内を視察し、Unasur側と意見交換を行なったものだ。Unasur側は、双方の対話が「自主的に、平和的に」行われることを強く望むとの声明を出した。

■キンバリークラーク、停止 El Universoの記事
米国の日用品大手企業キンバリークラークは、ベネズエラ国内での営業活動を停止した。国内の経済の悪化、混乱で、正常な企業運営が難しくなったと判断したという。この活動停止は無期限としている。同社製品の国内での生産を停止するほか、製品の国内流通も止まることになる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ピットブルが美容院を襲う El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオでピットブルが、美容院を襲った。ラ・ソンリサ・デ・マルドナードの店舗に突然この犬が入り込み、店で働く女性美容師2人を襲ったものだ。この2人は軽傷を負い、病院で手当てを受けている。ピットブルは獰猛な性質で知られ、先週にも国内では人を襲う事件が起きたばかりだ。

■ニカラグア、漁船が不明 Caracol Radioの記事
ニカラグアの漁船が、漁に出たカリブ海で行方不明になっている。同国の災害対応機関によると、この漁船が不明になっているのは同国北東の海域だ。この漁船には3人の男性乗組員が乗っており、この安否は分かっていない。現場海域では、同国海軍の船が捜索活動を行なっている。

■サンティアギート火山が噴火 Caracol Radioの記事
グアテマラのサンティアギート火山が、また噴火した。同国西部、ケツァルテナンゴ県にあるこの火山は、同国有数の活火山だ。10日、また噴火活動に入り、火山灰は標高5500メートルの高さに達したという。この活動による火山灰は、火口から40キロの範囲内に降った。観測機関は、この火山が現在、きわめて「活発な状態にある」との見方を示している。

■ニカラグア、698人避難 Caracol Radioの記事
ニカラグアで、川が氾濫の危機にあるとして、698人が避難している。この事態が起きたのは、首都マナグアの東292キロのエル・ラマだ。大雨の影響で地域を流れる川の水位が8.59メートルに達し、氾濫する危険性が指摘された。避難者らは行政が指定した4個所の避難所で、不安な夜を過ごしたという。