2016.07.15

【ボリビア】

■COB、無期限スト突入を通告 Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBのギド・ミトマ委員長は、無期限スト突入を政府に通告した。アパレル会社Enatexが業績不振を理由に職員180人を馘首した問題で、同連合は同社の労働組合に同調し、復職などを求めていた。政府労働行政に対し圧力を強めるため、全土でストを展開するという。スト突入日はまだ明らかにされていない。

■トラック輸送業者、スト可能性高まる El Deberの記事
トラック輸送業者らが通告したストライキが、実施される可能性が高まっている。税制などについての要求行動から、業者らは18日から国内各地で道路封鎖などを行なうと通知ていた。政府側との交渉が進展せず、ストが決行される可能性が高まっているものだ。また先のストの際にチュキサカ県で拘束された8人の関係者の即時解放も、政府に要求している。

■身障者テント村は閉鎖 La Razónの記事
ラパス中心部、ムリーリョ広場近くに形成されていた身体障碍者らの「テント村」は完全撤収となった。インダブロ通りにあった最後のテントが撤去されたものだ。身障者らは月額500ボリビアーノの年金支給を求め、コチャバンバからラパスに行進した後、社会闘争を2か月以上続けていた。年金について、政府側との交渉の進展は見られない状態だ。

■サンタクルス大学闘争 El Díaの記事
サンタクルスのガブリエル・レネ・モレノ自治大学(UAGRM)で、学生による闘争が起きている。大学の運営に対する批判から、学生との間で13日以降、緊張が続いているものだ。14日には警官隊との間で、小規模ながら衝突も発生した。大学側は外に対し門を閉ざした状態で、学生側は授業再開などを要求している。

■フィッチ、格付落とす El Díaの記事
格付会社フィッチ・レーティングスは、ボリビアへの投資格付を1ランク落とした。これまで同社はボリビアの格付を「BB」としていたが、これを「BB-」に修正したものだ。原油価格下落の影響と、ボリビア政府の不安定性からこの評価見直しを行なったと同社は発表している。

■コッシオ氏「帰国する」 Página Sieteの記事
パラグアイにいる元タリハ県知事で、元下院議長のマリオ・コッシオ氏は、メディアに対し「帰国する」と語った。同氏は汚職などの容疑で起訴され、同国に事実上の政治亡命をした状態だ。しかし身の潔白を証明したいとして、期日は示さなかったものの帰国する意思を示した。

■チュキサカ、M5.1の地震 El Deberの記事
チュキサカ県で14日17時22分頃、地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源は同県のトミナ郡内で、地震の規模はマグニチュード5.1、震源の深さは619キロだ。震源が非常に深かったため、地表での揺れは小さく、人や建物への被害はない。国内では先週末にも、ポトシ県で震源の深い地震が起きている。

■ピシガ、密輸動物を保護 La Razónの記事
オルーロ県のチリ国境、ピシガで密輸されようとした動物30頭が保護された。チリに持ち込まれようとしていたのは、鳥類やカメ、サルなどの野生動物だ。いずれも国内で密猟され、同国に売られようとしていたとみられる。国境を通過しようとしていたトラックの中から、これらの動物が発見されたという。

■リャマ肉消費拡大を図る La Patríaの記事
オルーロ県の生産者らは、リャマ肉の国内での消費拡大を図る方針だ。ラクダ類のリャマ肉は、国内では一般的に流通している。脂肪分や臭みがなく、健康的な肉とされているが、価格は牛肉や鶏肉などより高く、一般的に消費されるとまではいかない。団体はオルーロ工業大学や農業開発機関の協力を得て、国内市場でのこの肉の消費拡大を目指す。

■エルアルト、被害者補償を検討 Página Sieteの記事
エルアルト市は、被害者家族への補償を検討している。この2月17日、エルアルト市庁舎が攻撃を受け、6人が死亡し多くの負傷者を出した。この事件で犠牲になった職員らの家族に対し、見舞金や補償金を支払うための法整備を、市側が検討している。この6月、この補償を求める文書が、市側に提出されていた。


【ペルー】

■新1ソルはシピボ・コニボ El Comercioの記事
中央銀行は、ウカヤリ県のシピボ・コニボ族の文化をデザインした、限定の1ソル硬貨を14日、発行した。国内文化をモチーフにしたシリーズの一環で、この民族の特徴的な陶器などが描かれている。このシリーズではこれまでにマチュピチュやカラヒア、シリュスタニ遺跡、サンタカタリナ寺院などのデザインのものが投入されている。

■リマ中心部、バルコニーの危機 El Comercioの記事
リマ中心部の建物のバルコニー300個所が、崩落の危機にあるという。市側が明らかにした数字だ。歴史的景観区域内では、道路に張り出した木製のバルコニーが、特徴的な建設様式となっている。しかしメンテナンスがなされず、崩落の危険性があるものが多くあることが指摘された。

■マチュピチュ列車で抗議デモ Correo Perúの記事
クスコとマチュピチュを結ぶ鉄道で、抗議デモが13日、行なわれた。地域の人々や観光ガイドらが軌道上でデモを行ない、一時鉄道便が運転できなくなったものだ。地元の人だけが利用できるローカル列車の便が少なく、席が取れないとしてペルーレイルに改善を求めたものだ。観光用の列車が増えた影響で、便数が増やせない状況にあるとみられる。

■アマゾンで海賊被害 El Comercioの記事
ロレト県のアマゾン川で、クルーズ船が「海賊」に襲われた。14日午前4時頃、「アマゾン・ディスカバリー」号がこの川を航行していたところ、武装集団が入り込み、26人の乗客から2万ソル相当の金品を奪った。乗組員によると、この河川一帯は警備体制が甘く、海賊側はこのことを熟知していたとみられるという。


【チリ】

■中南部悪天候、4万世帯停電 La Terceraの記事
国内中南部で起きた悪天候で、合わせて4万513世帯で停電が生じたという。第5(バルパライソ)州から第8(ビオビオ)州の海岸部で、強風や大雨、高波が生じたものだ。第5州のフアン・フェルナンデス諸島では風速50メートルを超える風が吹き、バルパライソのメトロ(電車)は一部区間が運転を見合わせた。

■LATAM、プエルト・ナタレス推し La Terceraの記事
LATAM航空は、第12(マガジャネス)州のプエルト・ナタレスへのデスティネーションキャンペーンを行なう。同社が明らかにしたもので、12月6日から来年2月25日までの間、夏の観光旅行先としてこの町を利用者に勧める。同社はこの町とサンティアゴを結ぶ路線を、プンタ・アレーナス経由で運航しており、この路線の利用促進を狙う。


【アルゼンチン】

■2017年、プラス成長に転じる La Nacionの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、2017年にはアルゼンチン経済がプラス成長に転じるとの見方を示した。経済動向についての見通しを示したもので、今年の国内総生産(GDP)は1.5%のマイナスとなる予想だが、2017年には4%のプラスとなるという。昨年12月に就任したマクリ大統領は、財政健全化と経済成長を政策の根幹に掲げている。

■エネルギー正常化には5年 Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、国内のエネルギー供給の正常化には、少なくとも5年を要するとの見方を示した。国内ではエネルギー供給の問題が年々悪化している。夏の暑い時期や冬の寒い時期、電力需要の増加に対応できず、都市部などで停電が蔓延する状態だ。マクリ大統領はこの問題についても優先的に解決するべきとしたが、供給体制整備には時間を要するとした。

■パタゴニア、ようやく雪 Clarín.comの記事
国内南部パタゴニアの広い範囲に、ようやくまとまった雪が降った。この冬、同地域では雪が少ない状態で、リオ・ネグロ州のバリロチェやネウケン州のラ・アンゴストゥーラでは、スキー場施設が開店休業状態となっていた。今回のまとまった雪で多くのスキー場は滑走可能となり、地域の観光業界は胸をなでおろしている。

■AA機、女性操縦士を乗客拒絶 La Nacionの記事
アメリカン航空の旅客機で、操縦士、副操縦士とも女性であることを、乗客の一部が拒絶する事態が起きた。マイアミ発ブエノスアイレス行きの909便で、操縦士らが女性であることが通知された後、乗客7人が便を降り、荷物の受け渡しなどのため1時間半、出発が遅れた。この便の運航そのものには、とくに問題はなかったという。


【エクアドル】

■原油埋蔵量、82%増 El Universoの記事
国内の原油埋蔵量は、実に82%も増加した。ホルヘ・グラス副大統領が、新たに確認された資源を含む埋蔵量の数値を明らかにしたものだ。現在確認されているこの数字は、16億7200万バレルと、2014年時点の9億2千万バレルから大幅な増加を見た。一方、原油価格の落ち込みから、原油の増産は現在、難しい状況となっている。

■サリナス空港で事故訓練 El Universoの記事
サンタ・エレーナ県サリナスの空港では14日、航空事故を想定した訓練が行われた。同空港は午前10時から1時間にわたり、滑走路が閉鎖された。この間、民間航空局や軍、警察、消防などが参加し、空港で事故が起きたとの想定で対応や救助などの訓練が実施されたという。


【コロンビア】

■不明小型機を発見 Caracol Radioの記事
メタ県で不明となっていた小型機は、墜落しているのが発見された。ビジャビセンシオからミトゥに向かったこのセスナ206型機は、11日午前の離陸の後に連絡を絶っていた。捜索の結果、同県のグアビアレに墜落していることが確認された。現場に向かった軍によると、この機には5人が乗っていたが、生存者は見つからなかったという。

■エクアドルからガソリン輸入へ El Comercioの記事
政府は、エクアドルから急遽、ガソリンを輸入することを決めた。国内ではトラック輸送業者によるストライキがこの1か月以上にわたり続いている。このため国内では物流や交通に大きな支障が生じており、国内南部のナリーニョ県などではガソリンの品薄感が高まっていた。これを解決するため、エクアドルから輸入し対応するという。

■トラックスト、空港にも影響 Caracol Radioの記事
国内で1か月以上にわたり続くトラック輸送業者のストは、ボゴタ、カリの空港にも影響を生じさせている。これらの空港では、増加する旅客需要に対応する工事が行なわれている。しかしこのストにより建設資材の納入が遅れ、工事進捗にも遅れが生じている。またボゴタとビジャビセンシオを結ぶ道路の建設工事も、同じような影響を受けている。


【ベネズエラ】

■アルマグロ、弾圧はある Caracol Radioの記事
米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ総長は、ベネズエラ政府による政治弾圧が「存在する」と断じた。経済失政でニコラス・マドゥロ政権の求心力が低下する中、勢いを増す野党側は大統領のリコールに向けた手続きを進めている。こうした中、政府側が政治弾圧や、一部の国民に対する拷問などを行なっていると同総長は指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ議会、LGBTの権利を承認 El Paísの記事
ウルグアイ議会は14日、LGBTの権利を承認した。同国ではオランダ政府と共同で、LGBTの権利をめぐる国際会議が開かれていた。同国議会はこの会議を受け、性的マイノリティの権利擁護や、暴力の抑止などについての議決を行ない、承認した。この国際会議は、6月に米国フロリダ州のオーランドで起きた銃乱射事件を受け、開催されたものだ。

■グアテマラ、パンディージャ106人拘束 Caracol Radioの記事
グアテマラでは、パンディージャと呼ばれる組織犯罪の構成員ら106人が、一斉検挙された。拘束されたのは「マラ18」と「サルバトゥルーチャ」のメンバーらだ。警官ら1500人が動員され、これらのメンバーの検挙展開が行なわれたものだ。国内や周辺国では、こうした犯罪組織の活動の活発化で、治安悪化が生じていた。