2016.08.04

【ボリビア】

■チリ議会、ビザ請求を議決 La Razónの記事
チリ議会は、ボリビア政府関係者などの同国訪問時、ビザ取得を義務づける措置を可決した。ダビド・チョケワンカ外相と議会視察団が北部港湾訪問を強行したことを受けた措置だ。1995年3月、ビザについて対応を緩和する措置がとられたが、逆戻りすることになる。両国間には1978年以来、正規の外交関係がなく、海岸線問題などをうけ最近はさらに関係が悪化していた。

■インスルサ氏、ラウカ川訪問 Página Sieteの記事
チリのハーグ国際司法裁判所関連の担当となっている、前米州機構総裁ホセ・ミゲル・インスルサ氏が、ラウカ川を訪れた。ボリビア、チリ両国を流れるこの河川から、チリが過剰な取水を行なっているとボリビアが告発している。インスルサ氏は「水源はチリにあり、この川からの取水は問題ない」と述べ、チリ政府の立場を示した。

■ラウカ川取水、環境と経済に悪影響 La Razónの記事
ダビド・チョケワンカ外相は、チリによるラウカ川からの過剰な取水は、地域環境の悪化やボリビア経済への影響をもたらす、と警告した。この国際河川からチリは、多量の取水を行なっているとボリビア側は告発している。チョケワンカ外相は、この取水は自然環境内の利用を大きく超えるもので、長期的なさまざまな問題を引き起こすと改めて警告した。

■5日は通常どおり El Díaの記事
5日は国内の経済などは、通常どおりだという。労働省が明らかにしたものだ。6日はボリビアの独立記念日で、国内は休日となる。この前日となる5日の金曜日、公務員の労働時間の短縮などの措置はとられず、通常どおりの勤務体制になるという。国内の民間企業も歩調を合わせるとみられ、5日は通常の平日と変わらない見通しだ。

■CEPAL、飢餓のおそれ Página Sieteの記事
国連ラテンアメリカ・カリブ海経済委員会(CEPAL)は、ボリビアが今後飢餓に直面するおそれがあると警告した。国内では雨不足による渇水、旱魃が起きている。この影響で農作物の収穫量が減少し、国内で食料が不足する可能性があるとしたものだ。近隣国ではエクアドル、パラグアイに対しても、同様の警告が出された。

■Total、プラント稼働 La Razónの記事
フランスのTotal社が国内に設けた天然ガスプラントが、いよいよ稼働するという。同社はサンタクルスから250キロのアキオに、新たな天然ガスプラントを建設した。同社が50%を出資し、ボリビア石油公社(YPFB)とロシア、イタリア企業が資本参加している事業だ。このプラントが完成し、近く天然ガスの産出を開始するという。

■ペルーからタマネギ密輸か Los Tiemposの記事
ペルーから、タマネギが密輸されているとの告発がなされた。国境を越え、国内に持ち込まれているのは、遺伝子組み換えのタマネギだ。ボリビア政府は安全が確認されていないとして、遺伝子組み換え農産物の国内持込みを禁じている。Erbolは、ペルー産とみられるこうしたタマネギが、コチャバンバで流通していると報じた。

■中国から軍事協力 La Razónの記事
ボリビア国軍に対し、中国政府から3千万ドルの資金が入るという。両国が合意したもので、この9月にこの資金協力が実行される。ボリビア国軍は、軍備などを充実させるために、この資金を利用する。ボリビアと中国は、1985年の国交樹立以降、関係を強めている。とくにエボ・モラレス政権になってから、この関係強化はいっそう進んだ。

■鶏肉、不足への懸念 El Díaの記事
国内市場では、鶏肉が不足する懸念が起きている。国内産のトウモロコシが不作で、飼料が不足し輸入への依存が高まっている。この事態で生産コストが増し、市場に出荷される鶏肉の量が減っているという。ラパスやサンタクルスなどの市場では、単位当たりの価格が上昇していることも伝えられている。

■学校カメラ、負担はなし La Patríaの記事
国内の学校に設置される防犯カメラについて、その費用負担を保護者に求めることはないという。カルロス・ロメロ大臣は、ラパスで起きた児童連れ去りや、学校での薬物使用対策として、各校にカメラ設置を義務づけることら明らかにした。保護者の間から、負担増への不安の声があったが、この費用は国がまかなうという。

■アマスソナス、銀行と提携 El Díaの記事
アマスソナス航空は、バンコ・デ・ラ・ナシオン(BNB)と提携した。両社が提携したのは、利用客に対するオンラインサービスの分野での協力だ。双方の利用者に対し、効果や利益が生まれるような、新たなサービスを展開したいという。アマスソナスではネットでのチケット購入が増え、BNB側もネットを通じたサービス利用が増えているという。

■コチャバンバでスモッグ Los Tiemposの記事
コチャバンバ市で、スモッグ発生が確認された。市の環境局によると、単位当たりの粒子数が、通常の40~54に比して多い、100に達したという。国内では東部を中心に、この時期にチャケオと呼ばれる焼き畑が行なわれ、県内でも熱帯地方で行われていることから、この大気汚染物質が市内に流入したとみられる。

■オルーロ、パンの非常事態 La Patríaの記事
オルーロのパン製造者、販売者らはこの分野についての「非常事態」を発令した。原材料や人件費の上昇で、パン生産のコストが高くなっている。製造者や販売者は市側に対し値上げの認可を求めているが、膠着状態だ。両者は、この事態が落ち着かない限り、今後生産や販売の体制にも影響が出かねないと市側に警告した。

■ポオポ湖、帰還に動く La Patríaの記事
オルーロ県ポオポ湖周辺の住民が、地域に戻ろうとしている。先の雨期、「空梅雨」となりこの湖は干上がり、昨年12月に地域行政が消滅を宣言した。地域の漁業者らは生活のためこの地を離れざるをえなくなった。今、水が戻りつつあることから帰還の動きがあるが、生活再建の見通しは立っていないという。


【ペルー】

■マチュピチュ封鎖 Perú21の記事
国内随一の観光地マチュピチュへのアクセス道が3日、ブロック封鎖された。ウルバンバの人々が公共工事などの要求運動から48時間のストに突入した。クスコとオリャンタイタンボ、キジャバンバを結ぶ道路が封鎖され、この区間のバス移動はできなくなった。一方、地域の観光局によると鉄道便についてはインカレイルは全便運休となり、ペルーレイルは運行されているという。

■コルカ谷に橋建設 Correo Perúの記事
アレキパ県の観光地、バジェ・デル・コルカに橋3本が新たに架けられるという。カイリョマ郡の行政が明らかにしたものだ。観光開発を図るため、アクセス道改良の目的でアチョマ、マカ、ピンチョリョの3個所で新たに架橋工事を行なう。これらの建設予算は200万ソルと試算されている。


【チリ】

■ラタクンガ急行、3月から La Terceraの記事
チリ国鉄(EFE)は、来年3月からラタクンガ・エクスプレスを運行すると明らかにした。この急行列車は、サンティアゴと第6(オイヒンス)州都ラタクンガを結ぶものだ。EFEは9500万ドルを投じ、この運転開始に向けた準備を進めていた。これまで運転開始を5度延期していたが、ようやく新たな開業見通しが立った。

■チロエ島で火災 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島で火災があった。現場となったのは島内のクラコ・デ・ベレスの集落だ。一軒の住宅から火が出て燃え広がり、合わせて5棟が全焼した。これらの建物は、地域の伝統様式で建てられた、文化遺産とも言うべきものだったという。この火災による人的被害はない。


【アルゼンチン】

■ソロモン諸島と国交樹立 W Radioの記事
アルゼンチンとソロモン諸島が、国交を樹立した。外務省が明らかにしたもので、南太平洋にある同国と、この6月29日に外交関係をもち、政治、経済、文化などの交流を今後図るという。ソロモン諸島は人口62万2千人で、農業や漁業が盛んだ。また錫やニッケル、鉛などの鉱産資源の今後の開発が期待されている。

■バラカス、ガス漏れ事故 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのバラカスで3日、ガス漏れ事故があった。10時15分頃、モンテス・デ・オカ通りとマルティン・ガルシア通りの交差点の地下のガス管からガスが噴出した。爆発に至るおそれがあるとして、周囲の住宅などから住民らが一斉避難した。この事態で、ガス会社の1人がガスを吸い、死亡している。同日昼頃には、事態は沈静化した。

■LGBTから最高評価 La Nacionの記事
ブエノスアイレスはLGBT団体から、高い評価を得た。Gネットワーク360が、LGBTの旅行先として各地を評価した。この結果は、ブエノスアイレスは63%が評価し、南米でトップとなったという。地域での次点はリオデジャネイロで、サンパウロがこれに続く。ブエノスアイレスを含む国内の多くの都市や観光地は、「ゲイ・フレンドリー」を掲げている。

■コレクティーボ、乗客を轢き殺す Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでコレクティーボ(路線バス)が、降りたばかりの乗客を轢き殺したという。この事件は2013年に発生し、ようやく明らかにされたものだ。市内の37番のコレクティーボで、運転手と男性乗客の間で口論となった。降りた乗客をコレクティーボが追い、意図的に轢き殺したという。この運転手に対し3年の刑が下ったとの発表で、事件が明らかになった。


【エクアドル】

■ペルー国境でマラリア発生 El Comercioの記事
ペルー国境エリアで、マラリアが発生したという。保健省が明らかにしたもので、サモラ・チンチペ県とパスタサ県のペルー国境に近いエリアで、マラリアへの感染例が複数、確認された。国内ではネッタイシマカが媒介するデングは一般的だが、ハマダラカが媒介するマラリアは多くはない。保健省は今後、同地域で流行するおそれもあるとし、警戒を呼びかけた。

■スクンビオス、武装強盗 El Universoの記事
スクンビオス県で、武装強盗団による強奪事件が起きたという。プエルト・エル・カルメン・デ・プトゥマヨスで、武装した集団が焦点を襲った。この集団は、川を挟んだコロンビア側から越境してきたとみられる。地域では、同様の事件が今後繰り返されるのではないかと、不安の声が上がっている。


【コロンビア】

■オラヤ・エレラ空港、国際線可 Caracol Radioの記事
ヘルマン・バルガス・ジェラス副大統領は、メデジンのオラヤ・エレラ空港への国際線就航が可能とした。メデジンには空港が2つあり、国際線はホセ・マリア・コルドバ空港に就航している。同副大統領は、この空港へも国際線就航は可能だが、ターミナル拡張などの工事が必要との見方も示した。同空港の滑走路は2508メートルだ。

■機内でホモフォビア事件 Pulzoの記事
アビアンカ航空の国内線の機内で、ホモフォビア(同性愛憎悪)の事件が起きた。7月28日、ネイバからボゴタに向かっていた機内で、一人の乗客が同性愛者の男性2人組を脅迫したという。この事態に対し、アビアンカの客室乗務員はこの男性2人の権利を侵害するような、問題ある対応を取ったとし、男性らとLGBT団体はこの件を告発した。

 width=■和平と五輪の切手 Caracol Radioの記事
コロンビア郵便は、和平と五輪を記念し、切手を発行した。8月5日、隣国ブラジルのリオデジャネイロで、南米初開催となる五輪が開幕する。これを記念する切手に、6月にコロンビアで合意された、政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との和平合意を重ね、成功と平和を願った切手をデザインしたという。

■学校給食で食中毒 Caracol Radioの記事
アラウカ県のアラウキータの学校で、給食が原因で集団食中毒が起きた。この事態が起きたのは、市立のリセオ・デ・ジャノ学校だ。給食を食べた後、児童32人が腹痛などの症状を訴えた。重症者は市内の病院に運ばれ、手当てを受けた。給食が原因とみられるが、原因となった食品や細菌はまだ分かっていない。


【ベネズエラ】

■コロンビアと外相会談 Caracol Radioの記事
デルシー・ロドリゲス外相と、コロンビアのマリア・アンヘラ・オルギン外相がカラカスで、会談を行なう。ベネズエラ側は経済問題などから、両国の陸路国境を11か月間、閉じた。7月に2度、一時再開する措置を取り、多くのベネズエラ国民が越境した。両国外相は国境の正常化について話し合う必要を認めており、この会談がこれがメインのテーマとなる。

■マドゥロ、対米強化を指示 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、内務省と軍に対し、米国の「麻薬組織」に対する取り締まり強化を指示した。ベネズエラと米国は2009年、相互の大使を召還して以来、大使不在となっている。正常化に向けたやりとりがある一方、マドゥロ政権は麻薬問題において米国の出方を、この指示で牽制したとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ「アール」で休校 Caracol Radioの記事
グアテマラのペテン、イサベル県の教育行政は3日、すべての学校を休校とした。カリブ海を、熱帯低気圧「アール」が近づいているためだ。このアールはハリケーンとなる可能性もあり、国内や海岸に近づけば被害が予想される。隣国ホンジュラスも、カリブ海沿岸に対し、警戒警報を出している。

■エルサルバドル、海岸に注意報 Caracol Radioの記事
エルサルバドル当局は、太平洋岸を訪れる観光客に対し、注意を呼びかけた。カリブ海で発生した熱帯低気圧「アール」が今後、中米に接近するおそれがある。太平洋岸の同国への今後の影響は不透明だが、この接近にともない太平洋岸で波が高まる可能性があるという。海水浴客らに対し、情報に留意するよう呼びかけがなされた。

■アマスソナス・ウルグアイ、4日から試験飛行 Repúblicaの記事
アマスソナス・ウルグアイは4日から、試験飛行を開始する。同社は4日、モンテビデオとパラグアイの首都アスンシオンの間でこのテスト飛行を行なう。また5日には、モンテビデオチリのサンティアゴの間でも飛行する。同社はボリビアのアマスソナス航空が設立したもので、昨年運航停止したBQB航空から、営業を引き継ぐことになる。

■オルテガ、正式出馬 Caracol Radioの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は再選を目指し、次期選挙に正式に出馬した。同国では11月6日に、大統領選挙の投票が予定されている。妻のロサリオ・ムリーリョ氏をパートナーに、再選を目指し出馬する登録手続きを行なった。同国では1937年から1979年にわたり同族による独裁体制が続き、この再選については新たな独裁化につながるとの懸念を示す声もある。

■ケリー氏、ブラジルへ Caracol Radioの記事
米国のジョン・ケリー国務長官は5日、ブラジルを訪れる。リオデジャネイロではこの日、五輪が開幕し、ケリー氏はオバマ大統領に変わりこの開会式に参加する。ブラジルでは現在、弾劾裁判で職務停止となったジルマ・ルセフ大統領に対する、辞任要求や責任追及を求める声が高まっている。米国政府広報は、この件についてもケリー氏は、各方面と話し合いの場を持つとした。

■キューバ経済、厳しい状況 El Universoの記事
キューバ政府側は、同国経済が厳しい状況にあることを明らかにした。中国経済の減速や、英国の欧州連合離脱ショックなどの要因で、同国をめぐる経済情勢も厳しさを増しているとした。一方、同国の光明は米国との関係正常化以来ブームとなっている観光だ。今年、同国を訪れた観光客はすでに200万人を突破しており、今年は過去最高となる380万人との予測がなされた。

■ニカラグア、漁を停止 Caracol Radioの記事
ニカラグア当局は、カリブ海での漁業を停止した。カリブ海で発生した熱帯低気圧「アール」が今後大型化し、同国の海岸に近づくおそれがある。すでに波が高まり、強風が吹く状態で、危険を避けるためカリブ海での漁を停止する措置を取った。隣国ホンジュラス当局も、カリブ海岸に対し警戒警報を出している。

■パナマ、ブラックリスト作成へ El Universoの記事
パナマ政府は、独自のブラックリストを作成するという。この4月から5月にかけて公表された「パナマ文書」で、同国に対しては租税回避国としてのイメージが強まった。現にフランスなどは、パナマをこの回避国リストに加えている。パナマ政府はこのイメージ脱却のため、独自にリストを作成し、租税回避に立ち向かう姿勢を世界にアピールしたいという。

■ホンジュラス、難破船の68人救出 Caracol Radioの記事
ホンジュラスのカリブ海で、難破した漁船の68人が、救出された。3日、グラシアス・ア・ディオス県の沖、ニカラグアとの境付近で漁船が難破し、コントロールできなくなった。ホンジュラスの海軍と消防が、乗っていた全員を救出した。同国のカリブ海には熱帯低気圧「アール」が近づいており、一帯に注意報が出されている。


【国際全般】

■ドバイで航空事故 News24の記事
ドバイの空港でエミレーツ航空機が事故を起こした。インドから到着したボーイング777型機が着陸時に事故を起こし、機体から火が出た。この便の乗客と乗員300人は避難し無事だったが、消火活動にあたった消防士1人が死亡したという。当局側は、この事故の経緯については「安全上の理由」として明らかにしていない。また乗客ら13人は、病院で手当てを受けているという。