2016.08.14

【ボリビア】

■エボ、フィデルを祝う Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領は13日、キューバのフィデル・カストロ前議長を祝った。この日はフィデル・カストロ前議長の90歳の誕生日で、モラレス大統領はツイッターを通じて祝いの言葉を述べ、ともに映った写真を公開した。この日、モラレス大統領は過去に何度もハバナを訪れたが、今回は左膝の手術を受けたばかりであることから見送ったとみられる。

■鉱山組合の10人拘置を指示 Página Sieteの記事
司法は、鉱山協同組合の10人の拘束、拘置を指示した。協同組合の連合は社会闘争で、国内で道路のブロック封鎖などを行なった。ラパス-オルーロ間のマンテカニでは警官隊との間の衝突が生じ、多くの負傷者を出したほか、警察官47人が一時身柄を拘束される事態となった。司法は、組合側の暴力的態度を問題視し、責任者など10人の拘束を命じた。

■連合、封鎖再開の可能性 Página Sieteの記事
鉱山の協同組合の連合側は、道路封鎖などのストライキの再開の可能性を示した。先週、ラパス-オルーロ、オルーロ-コチャバンバ間などで封鎖が行なわれたが、政府側の対話の呼びかけに応じ、封鎖は解除されている。しかし連合側は、政府側から明確な態度が示されない場合、ストを即時再開する用意があるとした。

■封鎖は全面解除 Página Sieteの記事
鉱山の協同組合連合による道路封鎖は、全面的に解除された。社会闘争のため国内の幹線道路が封鎖されていたが、政府側の対話呼びかけに応じ、解除が指示されていた。ラパス-オルーロ間に続き、オルーロ-コチャバンバ間などの封鎖も解除され、現在は同組合は道路封鎖は行なっていないという。

■政府、17日までの合意形成目指す El Díaの記事
政府は、鉱山の協同組合連合との17日までの合意形成を目指す方針だ。連合側は社会闘争で先週、国内の幹線道路を封鎖した。しかし政府側からの対話呼びかけに応じ、ストは休止している。政府側はこの対話による、連合側との合意を17日までに実現させたい方針だ。連合側から示された10項目について、政府側も精査を進めているという。

■コチャバンバ、交通正常化 El Deberの記事
コチャバンバのバスターミナルは、正常化したという。鉱山の協同組合連合による社会闘争でコチャバンバ-オルーロ間の道路などが封鎖され、同ターミナルからの便出発は多くが見合されていた。しかし対話受け入れによる封鎖解除を受け、13日には同ターミナルは正常化し、ラパス、オルーロ方面便なども動き始めた。

■エボ、アルゼンチンの政策を批判 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、アルゼンチンのエネルギー政策を批判した。同国では昨年12月に就任したマウリシオ・マクリ政権が助成金の見直しなどを図り、ガスや電気などの公共料金が大幅に引き上げられた。モラレス大統領は急激な価格上昇のしわ寄せは国民にくると指摘し、この政策を批判した。

■県境闘争が再燃 La Prensaの記事
オルーロ、ポトシ県間の「県境闘争」が再燃しつつある。ポトシ県のコロマの人々は県側に、オルーロ県による逸脱があったと告発した。両県間では、県境の未確定区間のキヌアのプランテーションの線引きをめぐり闘争があり、これまで衝突も繰り返されていた。しばらく鎮静化していたが、この告発で再び緊張が高まる可能性がある。

■東部、インディヘナ分断論争 El Díaの記事
東部低地ではインディヘナ(先住民)コミュニティが分断されている、と野党が指摘した。西部高地ではインディヘナ同士が連携し、何か問題が起これば社会運動を起こす構図が出来上がっている。しかし東部では意思疎通が図れず、インディヘナ間で足の引っ張り合いをしている、と指摘された。野党はこの東部の状況は与党MASにより形成されたと主張している。

■犬、32万8千匹 Página Sieteの記事
ラパスとエルアルトには、犬が32万8千匹いるとみられるという。保健当局が試算した数を発表したものだ。インディヘナの習慣で犬を粗末に扱うことを忌避する傾向から、西部高地では野犬の増加が問題となつている。保健当局は一度狂犬病が発生すれば、地域で感染が爆発的に広がる可能性があると指摘した。

■差別でテレビ局を処分へ Página Sieteの記事
放送内容を巡り、テレビ局Red Unoに処分が下される見通しとなった。政府の対民族主義委員会は、先週同ネットで放送された番組について「不適切」と判断した。全身黒塗りの女性がダンスを披露したものだが、黒人を揶揄したものとして、アフリカ移民の末裔などによるアフロボリビアーノの団体が抗議していた。委員会は差別を禁止する法に抵触したとの見方を示した。

■チリ、コカインでボリビア人逮捕 El Deberの記事
チリの警察は、コカイン3キロを国内に持ち込んだ容疑で、ボリビア国籍の男を逮捕した。地域メディアが報じたもので、ボリビアと国境を接する第2(アントファガスタ)州のロアで、身体にコカインを巻きつけ運んでいた男を摘発したという。押収されたコカインは、同国では9万ドル相当の時価だ。

■西部、鶏肉価格が上昇 Página Sieteの記事
国内西部の高地地域ではこの週末、鶏肉の価格が急上昇している。先週、鉱山の協同組合の連合が社会闘争を行ない、幹線道路を封鎖した。この影響でラパスやオルーロに鶏肉が入らず、市場での価格が上昇したものだ。同様の傾向は東部産が多いジャガイモ、ニンジンなどにもみられる。

■チャリャパタ、封鎖予告 La Patríaの記事
オルーロのチャリャパタのコミュニティは、15日からの道路封鎖を通告した。この地の人々は県や国が約束した公共工事の早期実施などの要求を掲げている。圧力をかけるため、パンアメリカン道をこの日の朝から封鎖するという。要求項目の中には牛乳の流通促進や雇用開発なども含まれる。


【ペルー】

■各地で性暴力反対デモ El Comercoの記事
国内各地で13日、性暴力に反対するデモが行われている。社会運動が契機で行われているもので、リマでは15時30分から、ヘスス・マリアのカンポ・デ・マルテからサンマルティン広場に向かうデモ行進が行われている。このデモにはペドロ・パブロ・クチンスキー大統領も賛同し、また同大統領と争ったケイコ・フヒモリ氏も支持表明の動画を公開した。

■ペルーレイルの重役逮捕 Diario Unoの記事
ペルーレイルの重役、ロレンソ・ソウサ・デバルビエリ容疑者が逮捕された。警察は米国から到着した同容疑者を、リマのホルヘ・チャベス空港で拘束している。容疑は同社株主のラファエル・ロペス・アリアガ氏に対する、名誉棄損だ。また同容疑者には2008年のホテル買収を巡る裁判で、陪審員を買収した疑いがあるという。

■APEC後の休みを求める El Comercioの記事
軍は、APEC閣僚会議後の「連休」を政府などに求めた。11月にリマでこの国際会議が開催され、軍や警察はその警備の任務にあたる。軍はこの代休となる連休を認めるよう求め、この会議開催で負担を強いられる市民にも連休を設け、旅行などをできる環境を整えるよう、要請を行なった。

■アンダワイラスで林野火災 Correo Perúの記事
アプリマック県最大都市のアンダワイラス近郊で、林野火災が起きている。火が出ているのはタラベラのウチュワンカライの山林だ。地域消防によると、今の時点ですでに38ヘクタールの山林と牧草地を焼いているという。現在消防や警察、ボランティアらが懸命の消火活動を続けている。


【チリ】

■タルカワノ、散布姿の強盗 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のタルカワノの商業施設で、薬剤散布姿の強盗が現れた。「モール・プラサ・デ・トレボル」で、薬剤散布を装った男が施設内の市民登録課施設を襲い、100万ペソを持ち去ったものだ。施設内にいた人も、この男が作業を行なっているとみて、何の疑いも抱かなかった。


【アルゼンチン】

■7月のインフレ、2.0%に La Nacionの記事
この7月の国内の物価上昇は、2.0%に収まった。コンサルタント会社IPCがまとめた数字だ。国内では高いインフレ率が続いているが、5月の4.2%、6月の3.1%から、この月は2.0%に下がった。電気、ガスなどの料金が4月に大幅に上がった反動との見方もあるが、一方でマウリシオ・マクリ政権の経済政策に対する評価の声もある。

■チュブ、マリファナ一部合法化 La Nacionの記事
チュブ州議会は、マリファナ(大麻草)の薬事利用を合法化する法案を可決した。州内の施設などで緩和ケアやてんかんの軽減などに、マリファナを使用することを認めるものだ。アルゼンチン議会もこの薬事利用について、合法化する検討を開始している。近隣国ではウルグアイでマリファナ個人使用が解禁され、チリでも薬事利用が可能となっている。

■コルドバ、湿地に逆戻り La Nacionの記事
コルドバ州では農地が、湿地に逆戻りする現象が起きている。異常気象の影響で大雨が頻発し、開墾された農地が、湿地に戻っているものだ。州側によると、数百万ヘクタールの農地がこの2年の間に損なわれ、経済損失は14億ペソにのぼるとみられる。州内ではこれらの大雨による川の氾濫や、都市部の水害も増えている。

■電話料値上げで議論 La Nacionの記事
国内では電話料の値上げで、議論が起きている。7月14日、電話会社各社は、固定電話から携帯電話への通話料の値上げを発表した。9月15日から、単位時間あたりの通話料金を現行の0.33ペソから、段階的に0.90ペソに値上げするというものだ。電話会社各社はコストの上昇などを理由に挙げているが、利用者からは一方的な通告に反発の声がある。

■ネット販売は増える La Nacionの記事
国内ではインターネットを通じた通信販売は、増えているという。国内の小売業は、売上が不振であることが伝えられている。一方で、ネットを通じた通信販売は今年、前年比で60%程度増加しているという。スマートフォン普及で利用がより容易になったことと、インフレ進行でより安い商品をネットで探す人が増えたためとみられる。


【エクアドル】

■リオ・ブランコ、採掘始まる El Universoの記事
アスアイ県の県都クエンカの西にあるマジェトゥロのリオ・ブランカで、鉱産資源を求めた新たな鉱山の採掘が始まった。予備調査で、この地には金や銀などの資源が存在するとみられている。環境アセスメントを経て、中国企業による新たな採掘が始まったもので、地域もこの開発に期待を寄せている。

■クエンカ空港、16日から閉鎖 El Universoの記事
クエンカのマリスカル・ラマール空港は16日から一時的に、閉鎖となる。滑走路などの傷みが進んだことから、補修工事が行なわれるもので、閉鎖期間は4週間だ。この間、クエンカとキト、グアヤキルを結ぶ直通バスが、航空便の代わりに運行される。同空港ではこの4月、TAMEの旅客機がオーバーラン事故を起こしたが、滑走路の傷みとの関係も指摘されていた。


【コロンビア】

■カルタヘナ線で混乱 RCN Radioの記事
カリブ海岸の観光都市カルタヘナとを結ぶ航空便の利用者に、影響が広がった。ラファエル・ヌニェス国際空港の滑走路に問題が生じ、同空港を発着する多くの便に遅れなどが広がったものだ。空港側によると13日だけで、およそ2千人に影響が生じたとみられるという。一部の到着便は、すでにバランキージャの空港に迂回している。

■選手利用の詐欺に注意 Caracol Radioの記事
警察は、フットボール選手の名前を悪用した詐欺への注意を呼びかけている。ユースの国代表にも選ばれているフアン・フェルナンド・キンテロ選手の名を騙り、SNSのアカウントを乗っ取る被害が増えているという。この事例による金銭被害も数百万ペソに達しているとみられる。選手側はこの事件への関与を否定している。


【ベネズエラ】

■コロンビアに2万8千人越境 Caracol Radioの記事
13日、ベネズエラ国民2万8千人が、コロンビアに越境したという。1年前から、経済問題などを理由に両国間の陸路国境は閉ざされていた。外相会談に続き大統領会談で、この国境の段階的平常化が合意され、この日時限ながら通行が可能となった。物資不足に悩む多くのベネズエラ国民がコロンビアにわたり、買い出しを行なった。

■コロンビア側、売上50%増 Noticia al Díaの記事
コロンビアのベネズエラ国境の町では、商店やスーパーなどの売り上げが13日、通常より50%アップした。この日、1年間にわたり閉ざされていた国境が開き、多くのベネズエラ国民がコロンビア側に買い出しに訪れた。国境の町ククタのスーパーは、ベネズエラ国民の殺到で大混雑となった。この状況は7月に2度、国境が開かれた際にも起きていた。

■マドゥロ、最低賃金50%引き上げ El Caribeの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は12日、最低賃金の50%引き上げを発表した。9月1日から、最低賃金額は一日当たり2万2576ボリバール(およそ35ドル)となるという。しかし同国では年率720%にのぼるインフレが起きており、通貨ボリバールは闇市場で対主要通貨で暴落しており、国民への引き上げ効果は限定的とみられる。

■米国、ロペス氏への判断に懸念 El Comercioの記事
米国政府は、野党リーダー、レオポルド・ロペス氏への司法判断に、懸念を示した。上級審が下級審の14年の刑の判決を支持したものだ。米国政府はツイッターを通じ、この判断がベネズエラの民主主義を損なうおそれがあるとした。2014年に発生したデモの暴徒化の責任をロペス氏は問われたが、野党や多くの国民はこれを政治的弾圧とみている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、メルコスルに見直し提案 Caracol Radioの記事
パラグアイ政府は経済ブロック、メルコスル加盟各国に対し、ベネズエラ加盟時の条件見直しなどを提案した。ベネズエラはアンデス共同体(CAN)を脱し、メルコスルに加盟した経緯がある。同国では政治、経済の問題が噴出し、パラグアイは同国に対しきわめて強硬な態度をとっている。今回の提案は、ベネズエラのメルコスルからの実質脱退を提案するものだ。

■フィデル、オバマ氏を批判 El Universoの記事
13日、90歳の誕生日を迎えたキューバのフィデル・カストロ前議長は、米国のバラク・オバマ政権を批判した。この日に発表したコメントの中で、オバマ氏がこの5月に日本の広島を訪れたことに触れた。この際、原爆使用についての「謝罪」がなかったことを厳しく批判している。またキューバと米国の間の敵対関係についても触れた。

■ルセフ氏解任審議、25日から El Universoの記事
ブラジル、ジルマ・ルセフ大統領の解任についての手続きは、この25日から開始される。弾劾裁判で同大統領はすでに職務停止となり、解任の是非が次の焦点となっている。議会はこの手続きを進めることを了承しており、同国メディアは最終的な議会の議決が今月末にも行われる見通しと報じている。

■ブラジル、メルコスル除外は可能 Caracol Radioの記事
ブラジル外務省は、ベネズエラのメルコスルからの除外は可能との見方を示した。ベネズエラでは政治、経済の混乱が生じ、持ち回りの議長国としての立場も事実上、各国から拒まれている状態だ。ブラジル外務省は、加盟各国の相違により、同国のこの経済ブロックからの除外は可能とし、この手続きをとる可能性を示した。

■ニカラグアでM4.8の地震 La Prensaの記事
ニカラグアで13日朝7時38分頃、地震があった。同国の観測機関によると震源はサンラファエル・デル・スールのポチョミル海岸の南西67キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード4.8、震源の深さは16.9キロだ。太平洋岸や首都マナグアなどで揺れを感じたが、人や建物への被害報告はない。

■ドゥラスノ、機体トラブルなし El Paísの記事
ウルグアイ、ドゥラスノで起きた空軍戦闘機墜落事故で、機体のトラブルはとくになかったとみられるという。12日、訓練飛行を行なっていたこの機が基地の滑走路近くに墜落し、操縦士が死亡したものだ。空軍側によると事故直前まで、この機体には異常を示すサインはなく、機体の重大なトラブルが起きたとは考えにくいという。

■アルテガスでリーシュマニア症 El Paísの記事
ウルグアイのアルテガスで、感染症であるリーシュマニア症が発生しているという。地域の保健局が明らかにしたもので、同地域では犬7匹のこの感染が明らかになっている。この感染症はサシチョウバエによる人獣共通感染症で、人が感染し内臓などに重い症状を持つことがある。

■キューバへのチャーター便に影響か Caracol Radioの記事
米国とキューバを結ぶ航空チャーター便に、今後影響が生じる可能性がある。関係改善を受け、両国を直接結ぶ旅客定期便の運航が、数週間以内に開始される。経済制裁緩和を受けキューバを観光で訪れる米国人が増え、チャーター便が活況だったが、この定期便就航でこの市場の構図が大きく変わる可能性がある。

■アスンシオン、ポケモン対策 ABC Colorの記事
パラグアイのアスンシオン市議会は、「ポケモンGO」についての対策を講じる。3日に国内でも配信が始まり、人気を呼んでいる。市内の歴史的モニュメントや広場などに、多くのプレーヤーが集まっている。しかしこの利用方法などについて、規制を求める声も上がっている。市議会は問題点を整理し、今後条例などで対策を講ずる方針を示した。


【国際全般】

■マデイラ、やや改善 News24の記事
ポルトガルのマデイラ諸島の火災は、やや改善しているという。この島では大規模な林野火災が発生し、中心都市フンチャルにも火の手が迫っている。消防によると今も56個所で燃えている状態だが、2500人体制での消火活動が奏功し、事態は改善傾向にあるという。ユネスコ世界遺産に登録されるこの島だが、観光客のポルトガル本土などへの脱出も続いている。