2016.08.18

【ボリビア】

■ロメロ大臣、解放を否定 Página Sieteの記事
カルロス・ロメロ大臣は、拘束された10人の解放を否定した。鉱山の協同組合連合による社会闘争で先週、ラパス-オルーロ道の封鎖個所にダイナマイトを持ち込んだとして、組合員10人が逮捕された。連合側は闘争終結に向けた対話の前提としてこの10人の解放を求めたが、同大臣は「明らかな犯罪を犯した者を解放できない」とこの要求を拒んだ。

■COB、社会闘争に介入か Página Sieteの記事
労働組合連合COBは、鉱山の協同組合連合による社会闘争に、介入する姿勢を示した。連合側の立場に発ち、COBもデモや道路封鎖などに参加する可能性があるという。連合側は対話の前提として、ダイナマイト保持で逮捕された10人の解放を要求しているが、政府側は否定的だ。この社会闘争は、今後長期化するおそれもある。

■17日は国旗の日 El Díaの記事
17日、国内は「国旗の日」を迎えた。俗にカントゥータと呼ばれる赤、黄色、緑の三色旗が制定されたことを祝う日だ。ラパスのムリーリョ広場ではこの日の朝、エボ・モラレス大統領も国旗掲揚に参列した。この日は休日ではないが、1924年に「国旗の日」と制定されている。

■天然ガス、560億ドル投資 La Razónの記事
政府は次世代の天然ガス生産に向け、560億ドルを投資する方針だ。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が明らかにしたものだ。国内では南部チャコ地方を中心に天然ガス生産が盛んだが、生産の次世代化、効率化の必要性が生じている。国はエネルギー政策を国策として強化しており、この一環でこの分野への公共投資を増やすという。

■チリ港湾、来暮へ La Razónの記事
チリの港湾関係者らが、ラパスを訪れる。内陸国のボリビアはチリ北部の港を外港として使用しているが、ボリビア貨物に対する差別的扱いや、ボリビアの未払い債務が問題となっている。アリカ、イキケ、アントファガスタ港湾の関係者が来暮し、この件の解決に向け協議を行なうという。ボリビアとチリの外交関係は、この港湾問題でさらに悪化している。

■タリハでアルゼンチン人足止め Página Sieteの記事
タリハで、多くのアルゼンチン観光客が足止めされている。今週にかけてコチャバンバでウルクピーニャの祭りが開催され、アルゼンチンからも多くの観光客が来訪した。陸路で帰国しようとした同国の人々が、タリハの社会闘争に巻き込まれている。タリハでは農業層が道路封鎖を行なっており、数百人が移動できない状態となっているという。

■ビルビル、コカイン18キロ摘発 Página Sieteの記事
サンタクルスのビルビル国際空港で、コカイン18キロが摘発された。アフリカのコートジボワールに向かおうとしたボリビア国籍の男の荷物の中から、発見されたという。麻薬探査犬が反応し、係官が調べたところ、預け荷物が二重底になっており、薬物が隠されていた。警察はこの男を拘束し、事情を聴いている。

■ストリートチルドレン、2000人 La Razónの記事
国内には「ストリートチルドレン」が2千人いるという。ユニセフが明らかにした数字だ。路上などで生活する未成年のこどもたちの実数で、この90%はラパス、エルアルト、コチャバンバ、サンタクルスの4大都市に集中している。ユニセフは、こうしたストリートチルドレンの存在は国が抱える大きな社会問題だと指摘した。

■ベニ、渇水非常事態 El Díaの記事
ベニ県は渇水、旱魃についての非常事態を発令した。国内の広い範囲は先の雨期が「空梅雨」の状態で雨が少なく、乾季となった今、水不足が顕在化している。ベニ県では農業、畜産業がこの水不足の直撃を受けている状態にあるという。県側は国に対し、緊急の対策と予算計上を求めた。

■オルーロパン闘争、解決策なし La Patríaの記事
オルーロでのパン闘争は、解決策がまったくみられない。生産者、販売者らはコスト上昇を理由に、パン価格の値上げを認めるよう行政に求めている。しかし行政は、市民生活への影響の大きさから、この認可に後ろ向きだ。このためパン生産、販売においてのストライキが始まり、パンの流通が不安定化している。


【ペルー】

■カイリョマ地震、死者5人に Correo Perúの記事
アレキパ県カイリョマ郡で14日夜に起きた直下型地震による死者は1人増えて、5人となった。ラリに住む56歳の男性の死亡が新たに確認されたものだ。この男性は自宅の壁の下敷きになり、病院で手当てを受けていた。この地震はチバイの南西10キロを震源としマグニチュード5.2のもので、地域では900棟以上の建物が損壊した。

■カイリョマ地震、余震81回 Correo Perúの記事
アレキパ県カイリョマ郡で起きた地震によるとみられる余震は、今も続いている。14日21時58分、マグニチュード5.2の直下型地震が発生し、大きな被害が出ている。観測機関によるとこの地震以降、余震とみられる揺れは81回起きているという。17日朝に起きた余震で、崩れた壁にあたり男性1人が新たに負傷した。

■リマ、M8.5地震の可能性 Los Andesの記事
首都リマ一帯では、マグニチュード8.5の大地震が起きる可能性があるという。ペルー地質機構(IGP)が明らかにしたものだ。環太平洋造山帯に位置するペルーは世界有数の地震国だが、リマ一帯ではプレート境界のひずみがたまっている状態にあるという。エネルギーが放出された大地震から265年が経過しており、いつ新たな地震が起きてもおかしくないと警告した。

■2号線の車輛、国内へ Gestionの記事
リマのメトロ(電車)2号線に使用される最初の編成が、国内に上陸する。日本の日立がイタリアの工場で生産した42輛が16日、同国の港を発ったものだ。29日をかけて運ばれ、カジャオ港に上陸する予定だ。この2号線は1号線のアテ駅とホルヘ・チャベス空港、カジャオを結ぶもので、現在建設が進められている。

■バホ・ウルバンバ川、2人不明 La Repúblicaの記事
クスコ県を流れるバホ・ウルバンバ川で、2人が不明になっている。16日夕方、この川を航行していた小舟が、岩に激突して大破し、沈没したという。この小舟に乗っていた2人が川に投げ出され、流されて不明となっているものだ。現在、現場から下流域にかけて、2人の捜索が続けられている。

■ピサック、清掃完了 El Comercioの記事
クスコのピサック遺跡とその周辺の美化、清掃事業が完了したという。バジェ・サグラド(聖なる谷)にあるこの遺跡は、多くの観光客を集める。クスコ県の文化局は、この遺跡公園とその周辺で美化、清掃事業を展開した。この遺跡内で落石が起こり、死傷者を出したことから始められた事業だ。


【チリ】

■チリ大学のみランクイン BioBio Chileの記事
「世界の優良大学トップ500」に国内からは、サンティアゴのチリ大学のみがランクインした。ARWUが発表したランキングだ。具体的順位は明らかではないがチリ大学は、301~400位の間に入っている。上位20校のうち15校は、米国の大学だ。教育関係者は、国内のほかの大学の評価の低さを憂えている。

■16歳男性が中毒死 BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州のタルカで、16歳の男性が中毒死した。この少年は自宅で倒れているところを発見され、病院に運ばれたが死亡が確認された。調べにより、ブタンまたはプロパンガスを吸入したことによる中毒死とみられるという。一時的な酸欠による酩酊を求めた「ガスパン遊び」による事故とみられる。


【アルゼンチン】

■公共事業、750億ペソ La Nacionの記事
政府は、年内の公共事業投資額を750億ペソとする方針だ。政府が2016年中の、交通、生活、エネルギーインフラ整備事業の見通しを示したものだ。今年上半期には政府は2000億ペソを、公共事業に投じている。公共事業省は年内の投資の主要事業は、中南部の送電線建設や、ブエノスアイレスの近郊鉄道サルミエント線の地下化事業になるとの見方を示した。

■フローレス、アンモニア漏れ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのフローレスで、アンモニアが漏れたという。ホセ・マルティ通りに面する冷凍倉庫の施設から、アンモニアが漏れ、この通りとディレクトリオ通り一帯に、強いアンモニア臭が立ち込めた。周辺に住む50代の女性と30代の男性の2人が、このアンモニアを吸うなどし病院に運ばれた。

■サエンス・ペニャ空港に熱視線 Diario Norteの記事
ブエノスアイレスのサエンス・ペニャ空港に、欧州のLCCライアンエアが熱い視線を送っている。同社は国内のアンデス航空を買収し、アルゼンチン市場に参入することを検討している。混雑空港を避け、ブエノスアイレスではこの空港にベースを置くことを想定しているという。1800メートル滑走路を持つこの空港は1998年に開港したが、旅客定期便などは就航していない。

■イチゴとニンジンに警告 La Nacionの記事
サンタ・フェ州は、イチゴとニンジンに警告を発した。同州内ではこれらの農産物の生産が盛んだが、チリ、ブラジルからの輸入品との価格競争で劣位に立たされているという。両国からの輸入は今も増加傾向にあり、州内産のこれら産品の競争力はさらに下がる可能性がある。


【エクアドル】

■北米への移民、127人が不明 El Universoの記事
北米に陸路で移民しようとしたエクアドルの127人が、行方不明となっている。移民支援を行なう国内機関が明らかにしたものだ。よりよい生活を求め、米国を目指す移民希望者が多いが、とくにメキシコ-米国国境で消息を絶ったり、殺害されるケースが多い。これらの移民希望者の多くはアスアイ、カニャル、モロナ・サンティアゴ県の出身者だ。


【コロンビア】

■カルタヘナ空港、1か月一部閉鎖へ Caracol Radioの記事
カルタヘナのラファエル・ヌニェス国際空港は、1か月間にわたり一部閉鎖される。同空港の滑走路の補修が必要なためで、8月16日から9月16日まで一部閉鎖の時間帯が生じ、便の運航に影響が出る。カリブ海に面するカルタヘナは国内有数の観光都市で、旅客需要が多い。空港側は利用者への影響を最小限に抑えたい方針だ。

■アビアンカ、エヴァーと提携へ Focus Taiwanの記事
アビアンカ航空は、台湾のエヴァー航空と提携する。エヴァー航空側が明らかにしたもので、台北とエルサルバドルの首都サンサルバドルを結ぶ路線でコードシェアを行ない、乗継の利便性を確保する。アビアンカ航空はコロンビア発祥で、中米にベースを置くTACA航空と統合し、アビアンカという統一名称を採用した。

■トランスミレニオ、倒木の影響 Caracol Radioの記事
ボゴタのBRT、トランスミレニオの車輛が倒木に衝突した。市内を南北に貫くカラカス通りで、街路樹が倒れる事態が生じたものだ。通りかかったトランスミレニオの車輛が、この倒れた木に衝突したという。この木は、雨で地盤が緩んだため倒れたとみられる。この事態で、この通りを走行するトランスミレニオの運転体制に、影響が生じた。


【ベネズエラ】

■デモ、4196件 Sumariumの記事
国内では今年に入り、市民らによるデモが4196回、行なわれているという。社会運動のオブザーバー機関が明らかにした数字だ。国内では経済失政にともなう物資不足が深刻化し、このことに抗議するデモが、国内各地で行われている。こうしたデモが暴徒化し、店舗やトラックが襲われる略奪に発展するケースも相次いでいる。

■飢餓、中流層に El Nuevo Heraldの記事
国内では中流層の間にも、飢餓が広がり始めている。経済失政で物資不足と高いインフレ率が続き、中流層でも必要とされる食料などを、自身の給料でまかなうことが難しくなっている。シモン・ボリバール大学によるとこの傾向は、とくにカラカスなどの都市部で顕著だ。今年、国内のインフレ率は700%に達するとの試算がある。

■略奪、数分で棚が空に Ahora Noticiasの記事
パン店が略奪に遭い、数分で棚がすべて空になる様子を撮影した動画が公開された。国内では経済失政による物資不足で、店などを狙った略奪事件が頻発している。公開されたこの映像では、女性やこども、高齢者を含む人々が店になだれ込み、店内のパンを次々と奪う様子が映し出されている。

■伝統料理も代替食材 El Universoの記事
国内では、伝統料理をつくる際にも、食材が代用されるケースが増えている。経済失政で物資不足が続く中、特定の食材の入手が難しくなっている。このため肉類の代わりにナンキン(カボチャ)やビート、バナナを使用するなど、人々は食材の代用に知恵を絞っている。こうした調理法は、インターネットで公開され、多くの人が参考にしているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ルセフ、29日に抗弁 El Universoの記事
ブラジルのジルマ・ルセフ大統領は議会でこの29日、抗弁を行なう。弾劾裁判により同大統領は職務停止となっているが、議会は同大統領の解任に向け、審議を開始している。最高裁側は本人がこの日、上院議会に出席することを明らかにした。ルセフ大統領は自身の無実を一貫して主張している。

■プエルトリコ、クルーズ船火災 Caracol Radioの記事
プエルトリコ、サンフアン近くでクルーズ船から火が出た。17日朝、サンフアン港から1キロの地点で起きたもので、プエルトリコ当局による乗客、乗員512人が救助されている。火が出たカリビアン・ファンタジー号はパナマ船籍で、パナマの捜査機関が火災原因などについて調査を開始した。この火災による死傷者はない。

■サンティアギート、3千メートル Caracol Radioの記事
グアテマラのサンティアギート火山の火口から立ち上った噴煙は、3千メートルの高さに達した。同国西部、ケツァルテナンゴ県にあるこの火山は16日から、活発な状態となっている。噴火活動は36時間にわたり続いており、今年4月、5月に起きた活動と同規模だという。同火山は標高2550メートルで、国内にある32の活火山のうちの一つだ。

■ブラジルに責任年齢引き下げを勧告 Caracol Radioの記事
国連はブラジル政府に対し、責任年齢の引下げを勧告した。同国では法の責任を問える最低年齢は18歳となっている。国連は同国内の人権状況や若年層の置かれた状況などから、この年齢を16歳に引き下げるよう求めた。責任年齢が高い状態であることが、むしろ若年層の権利を侵害していると指摘している。

■ウルグアイのヘリ事故、2人重傷 El Paísの記事
ウルグアイで起きた軍用ヘリコプターの事故で、乗っていた2人は重傷となっている。モンテビデオのカラスコ国際空港で、このヘリが墜落したもので、33歳の操縦士と24歳の兵の2人が病院で手当てを受けている。国内ではこの4日前、ドゥラスノの基地で軍用機が墜落する事故が起きたばかりだった。

■カラスコ、入国簡素化 El Pa&aicute;sの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港では、入国手続きの簡素化が図られる。空港側が「イージーエアポート」というシステムを導入するもので、最短15秒で入国手続きが完了するという。このシステムが利用できるのは18歳以上で、電子化パスポートを保有する者だ。

■メキシコは第二のベネズエラになる Caracol Radioの記事
米州人権委員会のアルバレス・イカサ氏は、メキシコが第二のベネズエラになると警告した。国内では学生43人が不明になったままとなるなど、人権をめぐる状況の悪化が起きている。すでに民主主義が脅かされているベネズエラと同様の道を歩む可能性があると警告した。


【国際全般】

■フンチャル、6100万ユーロ被害 La Vamguardiaの記事
ポルトガル、マデイラ諸島の中心地フンチャルの被害額は6100万ユーロに達したという。ユネスコ世界遺産に登録される観光地であるこの島では、大規模な林野火災が発生した。この火災で3人が死亡し、建物300棟が火の被害を受け、また観光業も被害を受けた。この大火災は、24歳の男性が酒に酔って、火の始末を誤ったことが原因とみられている。

■カタール航空、ブエリングとシェア Gulf Timesの記事
カタール航空はスペイン、バルセロナをベースとするブエリング航空と、コードシェアに合意した。バルセロナとスペイン国内を結ぶ24路線、イタリア16路線、ポルトガル4路線を含む、合わせて67路線にカタール航空のコードをシェアする。同社はドーハとバルセロナを結ぶ路線を一日2往復運航しており、このシェアで利便性向上を狙う。

■フィリピンの航空機内で出産 El Universoの記事
フィリピンのセブ・パシフィック航空の旅客機内で、乗客の女性が出産した。この事態が起きたのは、アラブ首長国連邦のドバイからマニラに向かう便内だ。乗客の中にいた看護師2人の助けを得て、この女性は無事出産した。女性とこどもの安全性を考え、同便はインド国内に緊急着陸したという。