2016.08.29

【ボリビア】

■政府、死因解明で連合と対話へ El Díaの記事
カルロス・ロメロ大臣は、組合員4人の死因解明などのため、鉱山の協同組合連合と対話の場を持つことを明らかにした。先週23日からの連合による社会闘争で、道路封鎖現場の衝突などにより4人が死亡している。原因解明や責任の所在を明らかにするため、対話を行なうことで合意したという。死亡したうちの3人は銃弾を受けたことにより、1人はダイナマイトの爆発で死亡している。

■4人めの死者は26歳男性 El Díaの記事
鉱山の協同組合連合による社会闘争による、連合側の死者は4人となった。死亡したのはオルーロ県内の鉱山で働く26歳の男性で、23日の道路封鎖の警察官による強制排除の現場の衝突時、持っていたダイナマイトが爆発したという。男性はオルーロ市内の病院で手当てを受けていたが、死亡が確認された。

■副大臣殺害で6人収監へ Página Sieteの記事
司法はロドルフォ・イリャネス副大臣殺害の容疑で拘束されている6人の、拘置を命じた。鉱山の協同組合連合による社会闘争の現場に、折衝のため赴いた同副大臣が拉致され、暴行を受けて死亡したものだ。この暴行に関与した6人が特定され、今後チョンチョコロ、パタカマヤの刑務所に拘置されるという。

■副大臣の埋葬 El Deberの記事
28日、殺害されたロドルフォ・イリャネス副大臣の遺骸が、ラパスの中央墓地に埋葬された。鉱山の協同組合の社会闘争の現場で拉致され、暴行を受けて殺害されたものだ。遺骸は大統領府に安置されていたが、エボ・モラレス大統領もともなう中中央墓地に移送され、埋葬された。この葬列を数千人が見送ったという。

■エボ、クーデター未遂と強調 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、クーデターが未遂に終わった、とあらためて強調した。鉱山の協同組合連合による社会闘争により、激しい暴力を受けロドルフォ・イリャネス副大臣が殺害される事態に至った。モラレス大統領はこの事件を「クーデター未遂」と位置づけ、警察や軍の兵を動員して対応にあたっている。

■米国政府も哀悼の意 Página Sieteの記事
米国政府も、ロドルフォ・イリャネス副大臣の死に、哀悼の意を示した。在ラパスのボリビア大使館がコメントを出したもので、鉱山の協同組合連合による社会闘争で殺害された同副大臣への哀悼を示すとともに、ボリビアの民主主義が損なわれないよう祈る、としたものだ。ボリビアと米国は2008年のパンド県での事件以来、相互に大使を召還したままとなっている。

■ロメロ大臣「報道にも責任」 Página Sieteの記事
カルロス・ロメロ大臣はメディアの取材に答え、今回の社会闘争の過激化について報道にも責任があるとの見方を示した。この中でロメロ大臣は、闘争を主導した鉱山の協同組合連合が、SNSを通じて言動や行動を過激化させたと断じた。その上で、報道がこれを煽る役割を果たし、副大臣殺害という衝撃的な結果に至ったと語った。

■エボ支持、52%に La Razónの記事
エボ・モラレス大統領への支持率は、52%となった。ラパス、エルアルト、コチャバンバ、サンタクルスの4都市でRTPが行なった世論調査の結果だ。支持は7月の数字から変わらないが、支持しないと答えた人は7月の42%から、今回は38%に減っている。エルアルトでは支持は62%と高いが、サンタクルスでは46%にとどまる。

■チリの捜査官2人を逮捕 El Díaの記事
オルーロ県で、チリの密輸捜査官2人が逮捕された。同国との国境であるピシガで、この捜査官2人はボリビア側に越境し、1人に対して暴力をふるっていたという。国境警備にあたっていた警察官がこの2人を拘束した。警察はこの2人を県都オルーロに送り、調べを行なっている。この暴力事件の現場は、国境からおよそ200メートルの地点だった。

■イルパビ2への運転始まる Página Sieteの記事
ラパス市営のBRT、プマ・カタリのソナ・スール、イルパビ2への運転が28日、スタートした。都市中央公園とこの地を結ぶ新たなルートが設けられたものだ。28、29日の両日は試運転期間で利用は無料となり、30日以降は1.50ボリビアーノの運賃となる。現在プマ・カタリは80台の中国製車輛で運営されている。

■リチウム9.2トン、中国へ Eju.tvの記事
国産リチウム9.2トンが、初めて中国に輸出された。ポトシ県のウユニ塩湖は、世界最大のリチウム含有量を誇り、電池などに必要なこの資源開発が急がれている。リチウムの需要は世界的に伸びており、競合するチリ、アルゼンチンとともにボリビアは、その供給国としての役割を担うことになる。国内ではオルーロ県のコイパサ塩原にも、リチウムがあることが分かっている。

■日本、アチャカチに学校 El Díaの記事
日本政府の協力で、ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチに、新たな学校施設が完成した。日本が10万ドル余りを投じて、400人の生徒が通うホセ・アントニオ・プランカルテ学校の校舎を建造したものだ。竣工式には在ラパス日本大使館の了泉庵達士外交官も参列した。

■サハマ、アンデスヤマネコ放たれる La Patríaの記事
オルーロ県のサハマ国立公園内で、アンデスヤマネコの雌1匹が放たれ、野生に還された。「ハコボ」名づけられたこのヤマネコは、ケガを負った状態で5か月前に保護され、ラパスの動物園で手当てが行なわれていた。この傷が癒え、野生に戻しても問題がないと判断され、同公園内に放たれたという。

■ミス・ボリビアはスアレスさん El Díaの記事
今年のミス・ボリビアは、サンタクルス出身のレイダ・スアレスさんに決まった。タリハ市内で、ミス・ボリビアを決める大会が行われ、同氏が受賞したものだ。スアレスさんは12月20日に米国ワシントンで開催される、世界大会に出場することになる。スアレスさんはこれまで、こうしたコンテストで12度、優勝経験があるという。


【ペルー】

■カジャオ、橋が崩落 El Comercioの記事
リマに隣接するカジャオで、橋が崩落する事故が起きた。崩落したのはリマック川にかかる橋だ。建造中だったこの橋は、作業員が作業を進める間に突然、崩落したという。この事故で作業員ら8人が負傷している。交通通信省とカジャオの行政は、この作業方法に何らかの問題がなかったか、調べを進める方針を示した。

■PPK支持、60%に Los Andesの記事
7月28日に就任したペドロ・パブロ・クチンスキー大統領への支持率は、60%となった。調査会社GfKがこの20~24日に行なった世論調査の結果だ。支持しないと答えたのは14%、どちらでもないが26%となっている。また新大統領の組閣についても70%が評価した。国民は対汚職や治安、失業対策などについて、同政権に期待している。

■ファラベリャ、東京三菱から融資 Gestionの記事
流通大手ファラベリャ・ペルーは、日本の東京三菱UFJ銀行から、5千万ドルの融資を受ける。同社が明らかにしたもので、融資期間は3年だ。新規投資や運転資金を確保することが目的だ。ファラベリャはチリの百貨店チェーンで、国内子会社の同社は国内各地で店舗を展開する。

■ドミノピザ、営業再開へ La Repúblicaのの記事
ピザチェーン「ドミノピザ」は、10月28日から、国内での営業を再開した。28日、リマ市内の店舗で営業を再開したもので、残る店舗も漸次、再開に向かうという。同チェーンの店舗では異物混入や衛生状態の問題などが噴出し、さまざまな批判受け、すべての店舗の営業を見合わせていた。1年数か月ぶりに、再開することになったものだ。


【チリ】

■アンデスマール社の便が事故 La Terceraの記事
チリのバス会社アンデスマール社の便が、ペルー南部で事故を起こした。事故を起こしたのは、リマからサンティアゴに向かっていた便だ。28日、国境に近いタクナ付近を走行中、対向してきたトラックと衝突したという。この事故でチリ国籍の乗客の男性1人と、ペルー国籍の運転助手の2人が死亡している。トラック側が対向車線にはみ出したことが原因とみられている。

■ロンコチェ、ターミナル火災 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のロンコチェのバスターミナルで火災が起きた。27日朝6時頃、地域消防に、ターミナルで火災が発生したとの通報があり、消防士らが駆けつけ消火活動を行なった。火はその後消し止められたが、ターミナル施設の70%を焼いたという。このターミナルで盗みに入った者が、痕跡を消そうと火をつけたことが原因とみられる。


【アルゼンチン】

■タンゴの国際大会開幕 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスではタンゴの国際大会が開幕する。市内のルナ・パークで30、31日の両日、行なわれるものだ。国内のみならず、ブラジルやコロンビア、日本、中国、イタリアなど45か国から、160組の男女が出場し、タンゴの美を競う。市内の街路では、主な出場者によるデモンストレーションが行われた。

■ブエノスアイレスで、パチャママへの祈り Clarín.comの記事
ブエノスアイレスで、パチャママへの祈りが捧げられた。パチャママは、アンデスのインディヘナ(先住民)が信仰する大地神だ。アンデス各地で祈りをささげる儀式が行われるが、ブエノスアイレスでは初めて開催された。市内中心部のオベリスコ前で、フフイ州のインディヘナの様式で行われ、雨の中多くの市民もこれを見学したという。

■こどもを売ろうとした母親逮捕 La Nacionの記事
ミシオネス州のポサーダスで、自身のこどもを売ろうとした30歳の母親が逮捕された。同州の警察によると、この母親は飲食店の駐車場で、「顧客」を待っているところを摘発されたという。この母親は財政的な問題で、このこどもを育てるのが難しいと証言している。いくらで販売しようとしていたかなどは分かっていない。

 width=■7月の航空旅客、7.6%増 Diario El Argentinoの記事
この7月の航空旅客は、前年同月比で7.6%の増加だった。ブエノスアイレスなどの空港を管理するアルゼンチン2000が明らかにしたものだ。この月の旅客総数は285万285人で、国内線は165万4200人、国際線は105万982人、トランジットは14万5153人だった。アエロパルケは7.7%、エセイサ国際空港は10.2%の増加だった。

■ラヌス、メトロブス反対デモ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのラヌスでは、メトロブス整備に反対するデモが行われた。地域を通るレメディオス・デ・エスカラーダ通りに、BRTであるメトロブスの専用軌道を設ける計画が進められている。しかし沿道の商店主らが中心になり、車などの流れが変わるとして反対運動を行なっているものだ。

■価格比較サイトが人気 La Nacionの記事
国内でも、価格比較のウェブサイトが人気だという。このサイト「プエルタ・ア・プエルタ」は2年前から、このサービスを開始した。さまざまな店舗の商品の価格を比較し、案内するものだ。高いインフレ率が続き、生活防衛を考える多くの国民が、このサイトを参考に消費動向を決めているとみられる。

■コモドロ、DV殺人 Clarín.comの記事
チュブ州のコモドロ・リバダビアで、女性がドメスティック・バイオレンス(DV)の末、殺害された。マキシモ・アバソロの住宅で殺害されたのは21歳の女性で、24歳の夫から激しい暴力を受け、頭蓋骨を損傷していたという。この夫婦はサルタ州の出身で、オイル産業の勃興で賑わうこの町に移住してきた。


【エクアドル】

■国内コンドル、63年で絶滅 El Comercioの記事
国内の野生のコンドルは、あと63年で絶滅するという。野生動物保護の国際団体WCSが明らかにした数字だ。アンデス一帯に棲息するコンドルは、その個体数が大きく減っていることが指摘されている。適切な保護を行ない限り、あと63年で国内からはコンドルは姿を消すという。同団体は現在の国内の棲息数を94~102と推測している。


【コロンビア】

■ボゴタ南部でバス事故 Caracol Radioの記事
ボゴタ南部で、バス事故があった。ヒラルドからボゴタに向かっていたガセタ社の便が、アルト・デ・ロサスでコントロールを失い、衝突事故を起こしたものだ。この事故でこどもを含む5人が死亡し、19人が負傷している。負傷者らはソアチャの医療機関に搬送されている。警察が事故原因を捜査中だ。

■サンタンデール県で地震 Caracol Radioの記事
サンタンデール県で28日朝7時23分頃、地震が起きた。観測機関によると震源はブカラマンガから28キロのリオネグロ付近で、震源の強さはマグニチュード4.4、震源の深さは10キロだ。同県と北サンタンデール県の広い範囲で揺れを感じたが、人や建物への被害はない。


【ベネズエラ】

■チャベス派、大規模デモへ El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権を支持する「チャベス派」は、大規模デモを計画している。経済失政などで求心力を落とすマドゥロ政権に対し、昨年の選挙で大勝した野党が、反政府デモを計画している。一方のチャベス派は、この同じ日に政権支持を示すデモを予定しているという。野党はマドゥロ大統領のリコールを求めた署名の審査結果を待っている。

■イランと経済関係強化へ El Universoの記事
ベネズエラとイランは、経済関係の強化で合意した。イランのモハマド・ヤヴァド・ザリフ外相がカラカスを訪れ、ニコラス・マドゥロ大統領と会談した。両国は今後、通商関係の強化などを図ることで一致した。米国と距離を置くスタンスから、ベネズエラとイランの関係は強まっている。ザリフ外相はニカラグア、ボリビアに続き、ベネズエラを訪れた。

■カラカス、パトロール減る Sumariumの記事
カラカスでは警察官によるパトロールが、減っているという。人が集まる首都では、パトロールは治安維持のため重要な役割を持つ。しかし国内で続く物資不足の影響で、使用される車輛や燃油などの問題が生じ、依然の水準でパトロールを維持できないという。経済問題で「荒み」が進み、犯罪が増加している中、パトロール不足がさらに事態を悪化させるおそれがある。

■マドゥロ、極貧率4%目標 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は極貧率をこの年末までに、4%とする目標を示した。同政権は貧困層の圧縮に力を入れているが、一方で経済失政や原油下落による物資不足、高いインフレ率で、貧困率が上昇している状態だ。国の統計機関は昨年上半期の貧困率を33.1%とし、極貧率も9.3%と、前の期の8.4%から悪化している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、服喪 Caracol Radioの記事
パラグアイ政府、国民とも、8人の兵の死を悼んでいる。27日、コンセプシオン県のオルケタで、パトロール中の兵らが攻撃を受けたものだ。この地域では数十年にわたり、ゲリラ組織EPPが活動をしている。オラシオ・カルテス大統領は深い悲しみを示し、議会は29日にこの事件についての議決を行なう方針だ。

■ルゴ氏、カルテス政権を批判 Caracol Radioの記事
弾劾裁判でパラグアイ大統領職を追われたフェルナンド・ルゴ氏は、オラシオ・カルテス政権を厳しく批判した。27日、オルケタでパトロール中の兵8人が死亡する襲撃事件が起きた。ルゴ氏と同氏が率いる政党はカルテス政権に責任があるとして、追及する姿勢を見せた。また政権が、ゲリラ組織EPPが活発な北部での、安全対策を怠っていると批判している。

■キューバにハリケーン接近 Caracol Radioの記事
キューバにハリケーン「ガストン」が接近しているという。米国の気象機関が明らかにしたものだ。今季3つめのハリケーンに成長したこの低気圧は、今後キューバやフロリダ半島に近づくおそれがあるという。中心付近の風速は45メートルで、その強さは「カテゴリー2」にランクする。現在このハリケーンはバミューダ島の東970キロの位置にある。

■ブラジル、マリファナで兵ら逮捕 Caracol Radioの記事
ブラジル連邦警察は、マリファナ(大麻草)を輸送していたとして兵らを逮捕した。逮捕されたのは兵3人を含む5人で、パラグアイからサンパウロにマリファナを輸送していたという。警察が押収したマリファナの量は、3トンにのぼる。サンパウロから100キロの地点でのこの摘発の際、輸送にあたっていたこの5人と警官らは、銃撃戦となったという。

■ウルグアイ、3県に警報 El Paísの記事
ウルグアイの気象機関は、アルティガス、リベラ、セロ・ラルゴの3県に、上から3番めのランクの警報を出している。同機関は国内の広い範囲が悪天候となるおそれがあるとして、上から2番めのランクの警報を出していた。この警戒度を弱めたものの、この3県地域では引き続け警戒が必要だという。

■モンテビデオ、運賃値上げか El Paísの記事
モンテビデオ市内のバス運賃は、9月にも値上げとなる見通しだ。旅客業界の賃金水準や、コストなどについての6月までの実績をもとに、行政側が値上げを認可する見通しとなったものだ。現行の2.00ペソから、2.50ペソに値上げされる可能性が高い。輸送業界の団体は、この値上げ認可を求めている。


【国際全般】

■ドーハ空港、新使用料 Doha Newsの記事
カタール、ドーハの空港は新たな空港使用料の徴収を開始するという。同空港の出発便を利用するすべての人から、35リヤル(9.6ドル相当)を新たに徴収する。8月30日以降発券分と、12月1日以降のすべての出発便から適用となり、チケット代に上乗せされる形での徴収だ。2歳以下のこどもについては徴収は免除される。

■タリン空港で爆弾騒ぎ Caracol Radioの記事
エストニアの首都タリンの空港で、爆弾騒ぎがあった。35歳のスペイン人の男性が、荷物を預ける際に「中に爆弾がある」と冗談を言ったという。しかし航空会社、空港職員は爆発物があるとの通報を行ない、一時空港内から人が避難する事態となった。その後この男性が冗談であることを説明し、空港内は鎮静化した。男性は拘束され、裁判が終わるまで出国できなくなった。