2016.08.30

【ボリビア】

■副大臣脅迫の動画が拡散 Página Sieteの記事
殺害されたロドルフォ・イリャネス副大臣が脅迫を受けているシーンを撮影した動画が、SNSなどで拡散している。鉱山の協同組合連合の社会闘争の現場で、調整のため訪れた同副大臣が組合員らに取り囲まれ脅迫されているものだ。記者のカルロス・バルベルデ氏が入手し公開したものだ。イリャネス副大臣はこの後激しい暴力を受け、遺体で発見されている。

■検察、新たに18人を捜査へ Página Sieteの記事
ロドルフォ・イリャネス副大臣の殺害容疑で、検察は新たに18人の容疑者の捜査に着手した。社会闘争の現場で、鉱山の協同組合員らに暴力を受けたものだ。これまでに6人が拘置されているが、脅迫現場を映した動画から新たな容疑者が特定されたものだ。この動画では、イリャネス副大臣が携帯電話で助けを呼ぶ姿も映しだされている。

■副大臣、7時間にわたる拷問か Página Sieteの記事
ロドルフォ・イリャネス副大臣は死の直前、7時間にわたる拷問を受けた可能性があるという。鉱山の協同組合連合による社会闘争で、折衝に赴いた同副大臣が拉致され、暴力を受けその後遺体で発見された。拘束された組合指導者らの証言から、副大臣に対する暴行、拷問が長時間にわたっていた可能性が高いと検察が明らかにした。

■政府、協同組合「解体」も La Razónの記事
政府は、鉱山の協同組合を解体することも検討し始めた。同連合の社会闘争は、ロドルフォ・イリャネス副大臣の殺害という衝撃的な結末に至った。政府は、連合側が利権保持のためにこの社会闘争を指揮し、さらに政権転覆を企てたとして組合の解体を含めた処理案の検討に入った。有力労働組合は当初連合支持についたが、殺人事件を受け態度を保留している。

■デモへのダイナマイト、あらためて禁止 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、デモの現場へのダイナマイト持ち込みを禁止すると、あらためて語った。鉱山労働者らが、その力を誇示するためデモにダイナマイトを持ち込む事例がある。しかし爆発による事故が多いことから政府は禁止を通達してた。鉱山の協同組合連合によるオルーロのデモでやはり爆発事故があり、1人が死亡したことを受け、あらためて禁止が強調された。

 width=■11月4日、ペルーと共同閣議 La Razónの記事
11月4日に、ボリビアとペルーによる共同閣議が行なわれる。ペルーのリカルド・ルナ・メンドサ外相が明らかにしたものだ。昨年プーノで、両国の共同閣議が行なわれた。ボリビア側ではこの5月にスクレでの開催が予定されていたが、ペルー側の都合で延期されていた。この共同閣議では国境の警備体制や対麻薬組織などの問題を、両国の閣僚らが話し合う。

■サンタクルスにも原発か El Díaの記事
ボリビア原子力エネルギー局(ABN)は、サンタクルス県内にも原発を設ける計画を立てているとみられる。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、電源開発の一環でラパス県内に原発を設ける計画だ。この原発が稼働した後、さらにサンタクルス県内にも立地を検討しているという。政府は最初の原発稼働を2025年としたい姿勢だ。

■エボ、ルセフ支持表明 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領はSNSを通じて、ブラジルのジルマ・ルセフ大統領への支持を表明した。ブラジルの上院議会では、ルセフ大統領の罷免の是非を検討する弾劾裁判が行われている。ルセフ氏は29日、自らの潔白を訴える演説を議会で行なった。モラレス大統領はツイッターで「がんばれ、ジルマ」とツイートした。

■ベニ、落雷で5人死亡 La Razónの記事
ベニ県で落雷があり、こども2人を含む5人が死亡した。現場となったのはサンイグナシオ・デ・モクソスのサンロレンソにある、サンマルティン農場だ。雷の直撃を受け、この5人が死亡し、遺骸が地域の教会に安置されているという。ベニ県など東部の広い範囲では大雨や強風、雷など天候が大荒れとなっていた。

■農家には恵みの雨 El Deberの記事
東部ボリビアを襲った悪天候だが、農家や酪農家にとってはまさに恵みの雨となった。ベニ県やサンタクルス県などでこの悪天候が発生し、建物の屋根が飛ばされるなどの被害が起きている。しかし先の雨期から水不足に陥っていた同エリアの農家や酪農家にとっては、栽培や飼育を継続する上で重要な雨になったという。

■ロチャ川、日本の専門家訪問へ FM Boliviaの記事
コチャバンバ県を流れるロチャ川の保全のため、日本の専門家が現地を訪れるという。この川は汚染が進み、水質や環境の対策が必要となっていた。県と日本のJICAがこの保全事業を共同で進めることに合意し、この一環で専門家が現地に派遣されることになったものだ。

■オルーロ、こどもの肥満 La Patríaの記事
オルーロでも、こどもの肥満が増えているという。オルーロ工業大学が調べたもので、市内の学校に通う児童、生徒の実に30%は、肥満や体重過多の状態にある。肥満の増加は高カロリー食品摂取の増加や、運動不足が原因で、将来的に生活習慣病の引き金になる可能性もある。同大学は、肥満抑止に向けた取り組みが教育、保健行政の協力で必要になるとの見方を示した。


【ペルー】

■PPK、ガルシア氏と会談 Correo Perúの記事
就任1か月を迎えたペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、元大統領のアラン・ガルシア氏と会談した。リマ、サンイシドロにあるクチンスキー大統領の自宅に、ガルシア氏を迎えたという。コーヒーとアルファホールを前に、両者は政治的テーマなどについて意見交換をした。ガルシア氏は1980年代と2006年から2011年までの2度、大統領を務めた。

■アレキパ、M4.7の地震 Los Andesの記事
アレキパ県北西部で29日14時53分頃、地震があった。観測機関によると震源はカラベリ郡のチャラの東18キロで、震源の強さはマグニチュード4.7、震源の深さは42キロだ。チャラではメルカリ震度3の揺れがあったが、この町を含め人や建物への被害は起きていない。アレキパ県ではカイリョマ郡でこの14日、直下型地震があり、大きな被害を出している。

■LAP、2031年まで延長か El Comercioの記事
交通通信省は、リマのホルヘ・チャベス空港の運営権について、LAPとの契約を2031年まで延長する方針を示した。この空港の管理運営は2004年から、同社が引き受けている。同空港の旅客、貨物需要が増え、運営の安定性が必要として今回は長期の契約更新となるという。LAPはドイツ企業が資本の多くを握っている。

■国産アボカド、インドへ El Comercioの記事
国産のアボカドが、新たにインド市場に向かうことになった。農業省が明らかにしたもので、年内にも同国への輸出を開始するという。同国では人口増加によりアボカドの需要が伸びており、2021年にかけ輸出量を拡大させる方針だ。国産アボカドは欧州や米国、日本、中国などに輸出されている。


【チリ】

■マンケウエ、山歩きの女性死亡 La Terceraの記事
サンティアゴ近郊のマンケウエ山で、山歩きをしていた女性が滑落し、死亡した。死亡したのは35歳の女性で、27日にこの山を友人たちと歩いていたところ、突然姿を消したという。救助隊が捜索を続け、28日夕方にこの女性は遺体で発見、収容された。滑落現場に、危険を知らせる表示などはなかった。

■商業モールでボヤ騒ぎ BioBio Chileの記事
サンティアゴ、ニュニョアの商業施設で29日、ボヤ騒ぎがあった。12時30分頃、商業モールフロリダセンターのチェーン百貨店Ripleyの店舗で、煙が上がっていると消防に通報があった。消防が駆けつけ消火活動を行ない、またこのRipley店舗は臨時休業した。今の時点で火が出た原因などは明らかにされていない。


【アルゼンチン】

■シリア難民受け入れ計画を見直し Clarín.comの記事
政府は、シリア難民の受け入れ計画を見直す。同国での内戦激化を受け、政府は3千人の受け入れ計画を示している。しかし実際にアルゼンチンに来たのは1200~1400人にとどまり、移民の希望と計画の現実のミスマッチが指摘されている。政府は、計画の実効性の有無を含め、見直しに着手した。

■墓所で骨販売か Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、サンビセンテの墓所で、人骨が違法に販売されている疑惑が浮上した。この墓所では2万人が埋葬されているが、2012年11月頃に埋葬された20歳の男性の墓が暴かれ、骨が転売されていた可能性があることが分かった。この告発を受け、警察が捜査に動いている。

■メンドサ空港、間もなく休業 Infobaeの記事
メンドサの空港は、間もなく3か月の休業に入る。国が16億ペソを投じ、滑走路再舗装などの工事を行なうため、9月7日から12月7日まで、全面閉鎖となる。この期間、アルゼンチン航空やLANアルゼンチンなどの国内線の便は、サンラファエル、サンフアン、サンルイスの空港に分散し乗り入れる。国際線の便はこの期間、多くが運休となる見通しだ。

■コパ航空、メンドサに関心か Mendoza Opinaの記事
パナマのコパ航空は、メンドサの空港への乗り入れに関心を持っている。同社はハブであるパナマシティとブエノスアイレス、コルドバ、ロサリオを結ぶ路線を運航している。国内4番めの乗り入れ地点として、メンドサを候補に挙げていることが分かった。この路線が実現すれば同社ネットワークを通じ、中米やカリブ海、北米や欧州などへの乗り継ぎが容易になる。

■コルドバのハチ公 El Comercioの記事
コルドバで、ハチ公のような忠犬が話題になっている。リオ・クアルトの病院に毎日姿を見せるのは、「ピラタ」と名づけられた犬だ。60代の飼い主の男性が昨年10月、この病院に緊急搬送され、死去した。しかしこの犬はこの飼い主を慕い、飼い主が入院していた404号室付近に、今も居続けている。


【エクアドル】

■カカオ輸出が14%減 El Comercioの記事
エクアドルからのカカオ輸出は今季、前期に比して14%減っているという。国内ではコスタ(海岸)地方でカカオ生産が盛んで、その品質は世界市場でも認められている。しかし国内の生産地で、病害のモリニア症が広がり、生産量そのものが影響を受けているという。カカオの健康効果の高さから、世界的にカカオ需要が伸びる中、エクアドルでも生産拡大が図られていた。

■若者3人、歩道橋から落ちる El Comercioの記事
キト市内の歩道橋から、若者3人が転落したという。事故現場となったのは市内ルルンコトのナポ通りとベラスコ・イバラ通りの交差点付近だ。28日、4メートルの高さからこの3人は、転落した。このうち17歳の少年は危篤の状態で、20歳の男性もきわめて重篤な状態にある。落下に至った原因などは分かっていない。


【コロンビア】

■タバコの展示を禁止 Caracol Radioの記事
国内の商店やスーパーなどで、店頭で販売用のタバコを展示することが禁止される。議会の保健委員会が新たに方針を示したものだ。生活習慣病の予防などのため、国内でもタバコの抑止策がとられている。タバコの販売をする店は、今後は購入客の希望を聞いて商品を売る形となる。

■LATAMコロンビア、7.7%増 Portafolioの記事
LATAMコロンビアの旅客数はこの上半期、247万5418人と、前年同期比で7.7%の増加だった。国内線が224万人を占め、国内線の増加率は6.2%となっている。また国際線ではアルーバ線が44%と、大幅な伸びを示した。同グループは国内のアイレス航空を買収し、LANコロンビアとして営業後この4月からLATAMコロンビアに名称を変更している。

■ウィラ、林野火災 Caracol Radioの記事
ウィラで、林野火災が起きている。同県西部テサリアの自然保護エリア内で火が出ているもので、これまでに800ヘクタールを焼いている。先週末に行われた、地域の農家らによる野焼が原因で起きたものとみられ、消防などによる消火活動が続けられている。今も火はコントロールに至っていない。

■トゥンハ、医薬品摘発 Caracol Radioの記事
トゥンハで、大量の医薬品が摘発された。ボゴタとトゥンハを結ぶバスの車内から、大量の医薬品が見つかったものだ。これらの医薬品は、正規流通のものではなく、密輸されたものである可能性が高いという。こうした密輸医薬品の密売ルートがある可能性があるとして、警察が調べを進めている。


【ベネズエラ】

■米国、カベジョス氏解放を求める Caracol Radioの記事
米国政府は、野党系の元首長、ダニエル・カベジョス氏の解放をベネズエラ政府に求めた。同氏は、国民の表現の自由を簿迂回したとして現在、在宅逮捕の状態となっている。しかし米国側は、同氏の拘束は政府による弾圧によるもので、ベネズエラの民主主義を尊重するためにも開放するべきとの見解を示した。

■国内、失業が増加 Aporreaの記事
国内では失業者が、確実に増加しているという。物資不足や高いインフレ率など、ベネズエラ経済は悪化の一途を辿っている。雇用もこの経済失政や原油価格下落の影響を受け、その数を減らしているという。有力労働組合連合は、工業分野だけですでに5千人が仕事を失ったと指摘した。国内経済はさらなる悪循環に突入するおそれがある。

■牛乳は贅沢品 La Informaciónの記事
国内では、牛乳は贅沢品となっている。経済失政で物資不足が続く中、国内では食料品の調達が困難な状態が続いている。牛乳の価格も高騰し、平均的な月収では購入し消費することが難しい状況になりつつある。国民の31%は食事の回数を一日2回以下に減らしており、栄養状態の悪化も続いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ガストン、カテゴリー3に Caracol Radioの記事
カリブ海で発生したハリケーン「ガストン」は、カテゴリー3に成長したという。米国の気象機関が明らかにしたものだ。このハリケーンは動きを止めた状態だが、発達し風が強まっているという。現在このハリケーンはバミューダ島の東930キロにあり、今後さらに発達しながらキューバやフロリダ半島に近づくおそれがある。

■ルセフ、抗弁に立つ El Universoの記事
ブラジル、ジルマ・ルセフ大統領は29日、上院議会の場で抗弁する。同大統領はこの5月、弾劾裁判により職務停止となっている。現在議会では、同大統領の罷免の是非が協議されている。議会側は、ブラジル経済の停滞を招いたことを、罷免の最大の理由としている。ルセフ大統領はまだ同国経済が成長基調にあった2010年に選出された。

■フォス・ド・イグアス空港で爆弾騒ぎ Misiones Onlineの記事
ブラジル、フォス・ド・イグアスの空港で29日、爆弾騒ぎがあった。入り口付近に不審なバッグが置かれていたことから、爆発物の可能性があるとして警察が出動し、利用者らが避難したものだ。しかし中に入っていたのはノートパソコンやカメラなどで、後にアルゼンチン観光客の忘れ物であることが判明した。

■ホンジュラス、油田の可能性 Tiempoの記事
石油資源の専門家は、ホンジュラス国内にも油田がある可能性があると断じた。先週、国内北部の住宅の中庭から、原油が出たとの報道があり、各方面が確認中だ。この専門家は、この油田出現に不思議はないとの見方を示した。国内の北部や西部などで、油田の開発が可能になる可能性が十分にあるという。

■エルサルバドル、やや強い地震 El Salvadorの記事
エルサルバドルで29日朝7時5分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はサンタアナの北東20キロで、震源の強さはマグニチュード5.2、震源の深さは20キロだ。国内とグアテマラの広い範囲で揺れを感じたが、この地震による人や建物への被害はない。環太平洋造山帯に位置する同国は、世界有数の地震国の一つだ。

■9か国、キューバ移民政策改善求める Caracol Radioの記事
ラテンアメリカ9か国は連名で米国に対し、キューバ移民に対する政策を改善するよう求めた。コロンビア、エクアドル、パナマ、グアテマラなどの外相がサインした文書を、ジョン・ケリー国務長官に提出したものだ。キューバから北米に移民を希望する人が増え、書類の問題などで中米各国で多くが足止めされる状態が続いている。

■ニカラグア、観光客の消費増える La Prensaの記事
ニカラグアでは、観光客の消費がやや増えたという。中央銀行(BCN)が明らかにしたもので、この第2四半期の1日当たりの各人の消費額は44.9ドルと、前年同期から2.4%増加した。しかしこの水準も、2011年第2四半期の48.2ドルには及んでいない状態だ。北米からの旅行者は一日当たり63ドルを消費するが、中米各国の旅行者は28ドルにとどまる。

■ホンジュラス、天候への警戒 Caracol Radioの記事
ホンジュラス政府は、カリブ海岸を中心にした14県に対し、悪天候への注意を呼びかけた。現在、キューバ付近にある熱帯性低気圧が、発達しながら国内に近づくおそれがあるという。カリブ海岸では風速20メートルの風が吹くおそれがあるとして、住民に対し注意と準備を呼びかけた。

■ウルグアイ、海岸に男性遺体 El Paísの記事
ウルグアイ、フロレスタの海岸で遺体が発見されたという。見つかったのは身長160センチ、50代ぐらいの男性で、手足は縛られた状態で、頭部には黒いビニール袋がかぶされ、口には猿轡がはめられていたという。遺体は近所の住民が見つけたもので、死後48時間程度とみられる。警察は事件として、捜査を開始した。


【国際全般】

■ロサンゼルス空港、一部閉鎖措置 Caracol Radioの記事
米国ロサンゼルスの空港は28日、一部エリアで閉鎖される措置がとられた。警察によると、空港内で銃撃戦があったとの通報があったという。このため対象エリアが閉鎖されたが、その後偽りであったことが分かった。空港側はこの措置について、利用者や職員の安全を最優先にしたためと説明している。

■被災家屋からの窃盗で逮捕 Caracol Radioの記事
24日に地震に見舞われたイタリア中部、アマトリーチェで被災家屋からの窃盗の容疑で2人が逮捕された。この町では多くの家屋が倒壊し、住民は避難している状態だ。この住宅に忍び込み、この2人は物色をしていたという。逮捕された2人はルーマニア国籍で、ドイツのナンバープレートの車輛で移動していた。


【サイエンス・統計】

■S音化の原因 La Nacionの記事
スペイン語の「Z」音と「C」音の一部が「S」音化していることの理由には、主に二つの説がある。スペイン本国では「Z」音は下を噛む英語の「TH」音に近いが、ラテンアメリカでは「S」と同じで発音する。この理由について、TH音を持たないインディヘナ(先住民)言語の影響や、同じくS音で発音するアンダルシア方言の影響が考えられるという。