2016.08.31

【ボリビア】

■検察、4人の捜査チーム El Díaの記事
検察は、検察官4人による捜査チームを組織した。先週、国内では鉱山の協同組合連合による社会闘争が発生し、組合員4人が死亡してる。このうちの3人は銃弾を受けており、当時の状況を解明するためのチームが編成されたものだ。残る1人は、保持していたダイナマイトの事故による死亡と判断されている。

■オンブズマン、銃の使用痕を確認 La Razónの記事
オンブズマン機関は、社会闘争の衝突の場で銃が使用されたことを確認したと発表した。ラパス-オルーロ道のパンドゥーロで衝突があったが、同機関のメンバーは現地で、空の薬莢を確認したという。銃が持ち出された経緯の解明について、オンブズマン側も強い関心を持つと発表した。この闘争ではロドルフォ・イリャネス副大臣が殺害され、デモ参加者4人も死亡している。

■パイプラインをも襲撃か Página Sieteの記事
鉱山の協同組合連合による社会闘争で、国内に敷設されているパイプラインが攻撃された可能性がある。ボリビア石油公社(YPFB)が告発したものだ。ラパス-オルーロ道が封鎖された際、ポンゴとパンドゥーロの2個所で、ガスパイプラインが傷つけられたという。この事態によるガスの噴出は起きなかった。

■国連で1分間の黙祷 Página Sieteの記事
国連のラテンアメリカ、カリブ海各国の関係者の集まりの場で、1分間の黙祷が行なわれた。ボリビアでは鉱山の協同組合連合による社会闘争で、現場に赴き折衝にあたろうとしたロドルフォ・イリャネス副大臣が殺害される事態が起きた。国連や関係者はこの死を悼み、黙祷を行なったという。

■協同組合の矛盾が露呈 Página Sieteの記事
鉱山の協同組合連合による社会闘争は、この産業の矛盾をあらためて露呈させる結果となった。この闘争は協同組合法改正に対し、既得権を守るために行われたものだった。国内の鉱山では協同組合が34%を生産するが、協同組合が支払うロイヤルティは全体の15%にとどまる。この権益にメスを入れるための法改正だったという。

■脳死者の家族、安楽死を求める El Díaの記事
脳死状態となった組合員の家族らは、安楽死を病院などに求めている。先の鉱山の協同組合連合による社会闘争で、この47歳の男性組合員は頭部を損傷し、オルーロの病院に運ばれた。後に脳死状態となったが、家族はこの維持コストの支払いができないとして、安楽死を求めているという。

■キヌアのパスタを生産 El Deberの記事
エルアルト、エル・ケンコの工場で、キヌアを使用したフィデオ(パスタ)の生産が始まった。通常、小麦粉が使用されるこの生産ラインで、キヌアを混ぜた原材料による生産が始まったものだ。アンデス原産のキヌアは2013年をピークに需要が漸減傾向にある。国内での消費拡大や新たな商品開発が急務で、この一環でこの商品の製造が始まったものだ。

■投票登録、7千人 La Razónの記事
国内ではすでに7千人が、投票登録を済ませたという。この11月20日、国内15の自治体で、自治憲章の是非を問う住民投票が予定されている。この投票を行なうための登録事務手続きが各地で行われているものだ。タリハ県のグラン・チャコやラパス県のビアチャでは、有権者の70%以上がすでに手続きを終えている。

■ポトシ、風で休校 Página Sieteの記事
ポトシ市ではほとんどの学校が、強風のため休校となった。国内全土でこの日、強風が吹きしきりポトシ市内では終日、砂塵が巻き上がる状態が続いた。児童や生徒の安全確保のため、多くの学校が休校措置をとった。また市内の国立大学や一部の企業も、この日臨時に休んだという。オルーロ市内では風速20メートルが観測されている。

■マチャレティ、牛2線頭死ぬ Correo del Surの記事
チュキサカ県のマチャレティでは、牛2千頭が死んだという。先の雨期が「空梅雨」だったこともあり、国内の広い範囲で渇水が生じている。マチャレティではこの渇水により、飼育されている牛が次々と死んでいる状態だ。先週末、東部でまとまった雨が降ったが、ベニ県やサンタクルス県の畜産家らは、その量はまだ不十分としている。

■ラパス、ポケバス運行 Página Sieteの記事
ラパス、エルアルトでは「ポケバス」が運行される。国内では今月3日から、ゲームアプリケーションポケモンGOの配信が開始され、若者を中心に人気を集めている。より多くのポケモンを捕まえてもらおうと、通信会社Entelが企画したバスの運行だ。カマチョ広場を起点に25人乗りバスで、主なスポットをめぐるという。

■オルーロ、墓所の壁が倒れる La Patríaの記事
オルーロの中央墓地で、往来とを隔てる壁が100メートルにわたり倒壊した。この事態が起きたのは墓所の南側の壁で、強風の影響とみられている。この倒壊に巻き込まれた人はいなかった。国内ではこの日、すべての県に対し強風注意報が出され、ポトシ市では市内の学校が軒並み休校となっていた。


【ペルー】

■チンチェロ、さらなる計画の必要性 El Comercioの記事
クスコ県のバジェ・サグラド(聖なる谷)に建設されるチンチェロ新空港について、周辺開発や交通などの計画が必要だという。アレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港に代わる新空港の建設は、間もなく始まる。しかし空港周辺開発や、クスコ市などとの交通インフラ整備などの計画は、まだ進められていない。新空港が開港すれば、旅客利用は今の倍に増えると予想されている。

■OEFA、オイル対策未了 El Comercioの記事
国内の環境保護機関OEFAは、ロレト県で発生した原油流出事故への対応が未完了であると指摘した。今月、ペトロペルーのパイプラインから油が漏れ、周辺の土壌や河川を汚染したことが報告された。OEFAは現地で調査を行なったが、環境対策の点で対応が不十分であると評価した。

■リマ、アルコール販売規制強化 Perú21の記事
リマのサンフアン・デ・ルリガンチョでは、アルコール販売規制が強化されている。今週、この地で未成年者に酒類を提供した飲食店が摘発され、罰金が科せられた。地域行政はアルコール販売規制条例を施行し、未成年者への提供や公共スペースでの飲酒の規制を強化していたという。また曜日による提供時間の規制なども同時に、強化されている。

■プエンテ・ピエドラ、12歳男児が不明 El Comercioの記事
リマのプエンテ・ピエドラで、12歳の男児が不明となっている。この男児は20日前に、自宅を出たまま行方が分からなくなり、手がかりもない状態だ。母親によると学校で必要として20ソルの現金をねだり、これを断った後に男児は家を出たという。学校ではこの男児はとくに問題を抱えていなかった。家族が情報提供を求めている。


【チリ】

■チュキカマタで事故 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州カラマ近くのチュキカマタ鉱山で事故があり、2人が死亡した。国内を代表する銅鉱山で起きたこの事故は、産出物を輸送する大型トラックと、ワゴン車が衝突したものだ。ワゴン車に乗っていたのは鉱山労働者で、搬送先の病院で死亡が確認されている。

■国内中部、冷え込む予想 BioBio Chileの記事
気象機関は国内中部が31日にかけて、冷え込むと予想した。注意が呼びかけられたのはサンティアゴ都市圏から第8(ビオビオ)州にかけての一帯だ。上空に強い寒気が入るため、31日の朝は気温が氷点下1度から3度まで下がる予想だ。また気温の低い状態は9月2日頃まで続くとの予報になっている。


【アルゼンチン】

■チュブ、1億7千万年前の化石 Clarín.comの記事
チュブ州で、1億7千万年前の爬虫類の化石が見つかった。コンドル山で見つかったこの化石は、形状が鳥に似ているという。専門家は、爬虫類から鳥類への進化過程にある生物のものではないか見ている。爬虫類の化石としては、国内で見つかったものの中ではもっとも古い年代のものとみられる。

■UTA、レティーロ封鎖 Claríaの記事
交通の労働組合UTAは、ブエノスアイレスのレティーロバスターミナルを封鎖した。30日15時からこの動きに出たもので、同たー耳なるを発着するバスの便に影響が出ている。UTAは、ブエノスアイレス市や交通省などに対し、バス交通の安全性向上などを求めている。ターミナル内で窃盗事件などが多発していることを受けたものだ。

■建設業労働者、14%減 La Nacionの記事
国内の建設業で働く労働者の数が、14%も減ったという。建設工業統計登録機関が明らかにしたものだ。6月時点の建設業労働者の国内総数は36万5908人で、前年同期比で14.4%、5月との比較では0.5%減った。国の公共投資の削減などで、建設業の人員の需要が減ったことが最大の理由とみられる。

■LATAM、ボゴタ線開設へ Reporturの記事
LATAM航空はブエノスアイレスのエセイサ国際空港と、ボゴタのエルドラード空港を結ぶ路線を新設する。この新路線は12月15日から、週5往復の体制で運航するという。同路線はアルゼンチン航空、アビアンカ航空がすでに運航しており、両社と競合することになる。LANアルゼンチンとして運航していた同社は、TAMとの統合後の名称統一でLATAMとなった。

■サンマルティン線踏切事故 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サンマルティン線の踏切で、事故があった。30日朝、ホセCパス通りの踏切で、一台の乗用車が遮断機をくぐり軌道内に侵入し、列車と衝突した。この事故で車に乗っていた2人が死亡、1人が重傷を負った。当時一帯は濃い霧がたちこめており、視界不良が事故原因だった可能性がある。この事故の影響でサンマルティン線に遅れが生じた。

■ティグレ、ピットブル虐待か La Nacionの記事
ブエノスアイレスのティグレで、犬の虐待が告発された。ピットブル種の犬が、ピックアップトラックに引きずられる様子を撮影した動画が、SNSなどで拡散したものだ。告発を受けた警察は、この行為が虐待に相当する可能性があるとして、捜査を開始した。このピットブルに負傷などはないという。


【エクアドル】

■震災復興、8億8812万ドル El Comercioの記事
4月16日に発生したM7.8の大地震からの復興には、8億8812万ドルが必要だという。議会の再建委員会で報告された数字だ。この地震によりエスメラルダス県とマナビ県で、インフラの再整備や建物の復旧などの工事が必要となっている。各地域行政が分析した予算を8月15日時点で集計した数字を示したものだ。

■ババオヨで火災 El Universoの記事
ロス・リオス県都ババオヨで、住宅3棟が焼ける火災が起きた。現場は市内のバイパス道に近い、パライソ・スールだ。木造の建物から火が出て燃え広がったもので、この3棟のうち2棟は全焼となった。この火災による負傷者などは出ていないが、合わせて10人が焼け出されている。


【コロンビア】

■ベネズエラとの通商、25%減 Caracol Radioの記事
コロンビアとベネズエラの間の通商は今年上半期、前年同期比で25%のマイナスとなった。国内の輸出業者の団体が明らかにしたものだ。この期の輸入は4億700万ドルと、前年同期の6億3300万ドルから2億ドル以上減った。ベネズエラの経済問題などから、陸路国境がおよそ1年間、閉じられた影響が大きいとみられる。

■カケタ、薬物工場摘発 Caracol Radioの記事
カケタ県で、薬物工場が摘発された。軍と警察がクリーリョの農村地域で摘発したもので、この現場ではコカインが月に500キロ、精製されていたとみられる。現場からは精製に必要な薬品類なども押収されている。こうした違法な薬物工場は、ゲリラ組織などの資金源になつていることが指摘されている。

■ソアチャで事故、12人負傷 Caracol Radioの記事
ボゴタ近郊のソアチャで、コレクティーボ(路線バス)が衝突事故を起こした。34番街を北から南に走行していたコレクティーボはこの事故により、路上に横転する形となった。この事故により、こども3人を含む12人が負傷し、周辺の病院に搬送されている。この事故により34番街は、しばらくの間通行規制がなされた。


【ベネズエラ】

■カラカス、メディアに発砲 El Universoの記事
カラカスで30日未明、メディアの建物への発砲事件があった。この事件が起きたのは市内にあるエル・ナシオナル紙の建物だ。記者の団体によると、ナンバープレートのないトラックで乗りつけた数人組が、建物に向けて何かを叫びながら発砲したという。国内ではメディアを狙った同様の事件が頻発しており、報道の自由に対する圧力と団体側は抗議している。

■野党、弾圧を警告 El Universoの記事
野党は、ニコラス・マドゥロ政権が弾圧を図ろうとしていると警告した。国内ではマドゥロ政権に対する反対デモが9月1日、各地で行われる。主導する野党はこれに乗じて政府側が、野党側の検挙を行なう可能性があるとした。2014年に行われたデモでは、野党リーダーのレオポルド・ロペス氏が逮捕され、14年の刑を受けている。

■エルサルバドル、トイレットペーパー供給か El Salvadorの記事
エルサルバドルの製紙会社が、ベネズエラに新たにトイレットペーパーを供給する準備を進めている。国内では経済失政や原油価格下落で通関に問題が生じ、基本物資の不足が起きている。とくにトイレットペーパーは危機的状況で、これを打開するため同社が緊急輸出を模索しているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンパウロ、デモ隊鎮圧行動 El Universoの記事
サンパウロでは警官隊が、催涙ガスなどを使用しデモ隊の鎮圧行動をとった。議会ではジルマ・ルセフ大統領の罷免の是非を問う弾劾裁判が行われている。ルセフ大統領を支持する人々らが、各地でデモを行なっている。サンパウロでは3000人が参加し、一部が暴徒化しかねない状態だったことから、この鎮圧行動に至ったという。

■ジェットブルー、キューバへ My Palm Beach Postの記事
米国の航空会社ジェットブルーは31日、米国航空会社として60年ぶりにキューバに乗り入れる。両国の関係正常化を受け、航空交渉で同社乗り入れが両国から認められていた。同社はこの日、フロリダ州のフォート・ローダーデールと、サンタクララを結ぶ路線に就航する。今後アメリカン航空も、キューバ路線に参入する。

■ドバイ-パナマ線、年内就航か Aeronoticiasの記事
エミレーツ航空が就航を予定しているドバイ-パナマ線は、年内にも実現する可能性が高まった。同社は今年初めにこの路線を開設する方針だったが、諸般の事情で数度にわたり延期されている。この路線は直行便としては世界最長のものとなる。同じく中東のカタール航空はこれに対抗し、ドーハとチリのサンティアゴを結ぶ路線の開設方針を示している。

■コスタリカ、結婚年齢引き上げ検討 Caracol Radioの記事
コスタリカ政府は、結婚可能年齢の引き上げを検討し始めた。同国では保護者の同意が得られれば、15歳で結婚が可能となっている。しかし40歳の女性教員と16歳の生徒の結婚がスキャンダル化し、この年齢の見直し議論が起きている。政府側は可能年齢を18歳に引き上げ、15歳未満の若年者との性交渉を全面禁止することを検討している。

■ホンジュラス、相次ぐバス放火 Tiempoの記事
ホンジュラス国内では、バス車輛が放火される事件が相次いでいる。交通業の団体によると今年に入り、バスが放火された事件はすでに30件起きている。国内ではパンディージャと呼ばれる組織犯罪の暗躍がある。こうしたメンバーらが、抗争や自らの力を誇示するため、放火を起こすケースが多いという。

■犠牲者はドイツ人か El Paísの記事
ウルグアイ、ラ・フロレスタの海岸で見つかった男性の遺体の身元は、ドイツ人である可能性が高まった。この遺体は両手両足を縛られ、頭部に黒いビニール袋がかぶせられた状態で見つかった。この身元について警察は、ロス・セリージョスに住むドイツ人男性である可能性が高いとの見方を示した。警察は殺人、死体遺棄事件として捜査している。


【国際全般】

■アブダビ、ビル火災 News24の記事
アラブ首長国連邦のアブダビで、建設中の高層ビルの火災があった。同国メディアによると、30日朝に火が出たのは20階以上のタワービルの現場だ。黒煙が高く立ち上り、一帯の空を覆った。この事態で、この建設作業にあたっていた多くの労働者が避難している。国内ではドバイでもこの7月、高層ビルで火災が起きたばかりだ。


【サイエンス・統計】

■ジカ熱で難聴か El Universoの記事
妊婦がジカ熱にかかると、胎児がその後難聴となる可能性があるという。ブラジルの機関が明らかにしたものだ。この感染症により小頭症のこどもの数が増えているが、同時に70人のこどもに難聴の症状が現れた。今の時点でこの因果関係は分かっていない。ジカ熱により、難病のギラン・バレー症候群の発症が増えていることも指摘されている。