2016.09.02

【ボリビア】

■ダイナマイト禁止を閣議決定 El Díaの記事
デモや社会闘争の現場へのダイナマイト持ち込み禁止が、閣議決定された。閣議後、カルロス・ロメロ大臣が明らかにしたものだ。先週、鉱山の協同組合連合の社会闘争の現場に持ち込まれたダイナマイトが爆発し、1人が死亡する事態が起きた。今後、こうした持ち込みを全面禁止し、持ち込みが分かった場合は摘発の対象となるという。

■政府、協同組合の新たな枠組み指針 La Razónの記事
政府は、協同組合に対する新たな枠組みの指針を設ける。1日の閣議後、カルロス・ロメロ大臣が明らかにしたものだ。鉱山の協同組合連合の社会闘争は、同連合が組合の既得権を守るためのものだった。しかしロドルフォ・イリャネス副大臣が殺害される事態に発展し、政府側はこうした協同組合に対する規制などを強化する方針を固めている。

■組合員、5人めの死者 El Díaの記事
鉱山の協同組合連合の社会闘争による死者は1人増えて、5人となった。頭部に銃弾を受け、オルーロの病院で手当てを受けていた47歳の男性が新たに死亡したものだ。この男性は同病院搬送後に、脳死状態にあることが伝えられていた。今回の闘争では警察側との衝突で3人、ダイナマイトの爆発で1人が死亡している。

■スクレで社会闘争 Correo del Surの記事
憲法上の首都スクレで、新たな社会闘争だ。エル・モーロ市場付近の露店営業者らが、道路封鎖などの動きに出たものだ。スクレ市はこれらの露店について、一括して別の場所に移転させる方針を示した。しかし営業者らはこの方針に反発し、ストを通じて市側に圧力をかけたものだ。

■対外債務、GDPの19% La Razónの記事
ボリビアが抱える対外債務の額は、国内総生産(GDP)の19%に相当するという。経済金融省が明らかにしたものだ。7月時点での対外債務は68億1100万ドルとなっている。2005年時点では、対外債務の対GDPの割合は実に52%に達しており、この11年で大きくその数字を減らしたという。

■アルカンタリ空港は好調 Correo del Surの記事
スクレ近郊に設けられたアルカンタリ新空港は、好調だという。空港を管理するAasanaが明らかにしたものだ。この5月、同空港が開港し、在来のフアナ・アスルドゥイ空港は廃止された。新空港は市街地から遠いという難点を抱えるが、開港後の旅客実績はきわめて好調で、今年上半期の都市別空港利用では次点のタリハを大きく上回る数字となったという。

■原子力、先行き見えず El Díaの記事
経済的な側面では、国が進める原子力政策の先行きが見えないという。国は電力を新たな輸出品と位置づけ、電源開発の一環で原発を設けようとしている。ロシア、アルゼンチンからの協力で原子力センターを建設する工事が近く始まるが、経済の専門家はこの発電開始の国の経済への効果は測り兼ねる状態と指摘した。

■穀物、1億8千万ドル損失か El Deberの記事
穀物生産者らによる団体ANAPOは、国内で1億8千万ドルの損失を出したと発表した。国内ではサンタクルス県など東部で小麦やコメ、トウモロコシ、大豆などの生産が盛んだ。しかし先の雨期が「空梅雨」だったことから各地で水不足が発生し、こうした穀物類66万トンの生産が損なわれたという。この事態で国内では、食料不足への懸念が起きている。

■サンタクルス、寒くなる El Díaの記事
サンタクルスは2日にかけて、気温が低くなるという。熱帯地方に位置するサンタクルスでは、冬のこの時季でも気温が摂氏30度を超えることは珍しくない。しかし気象機関によると、スラソと呼ばれる冷たい風が入るため、2日にかけては最高気温は摂氏15度にとどまるという。ベニ、パンド、チュキサカ、タリハ県も同様に気温が低い予想だ。

■オルーロのカルナバルが始動 La Patríaの記事
ユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルが始動した。来年は2月25日にパレードが行なわれるが、このプロモーション活動が始まったものだ。主催するフォルクローレ委員会によるこのプロモはラパスを手始めにし、今後国内各地や国外でも展開される。このプロモには国の文化省も協力している。


【ペルー】

■マチュピチュ、新たな出口 El Comercioの記事
国内随一の観光地マチュピチュで、新しい「出口」が整備された。マチュピチュ遺跡公園で新たなルートが整備されたものだ。同公園では出入り口がいわゆる「ボトルネック」になっており、来訪者の混乱が起きていた。これを解決するため、出口専用のルートが設けられ、1日から運用が始まったものだ。

■プーノ、投身騒ぎ Correo Perúの記事
プーノのアルマス広場で、投身騒ぎがあった。鉄塔にのぼった若者が、身を投げるぞと脅したものだ。この若者の弟が8月30日に殺害され、この事件についての調査を捜査機関に求めた動きだ。この現場には、若者と弟の両親もおり、このデモンストレーションを行なっていたという。


【チリ】

■6号線、進捗79% BioBio Chileの記事
サンティアゴで建設中のメトロ(地下鉄)6号線の進捗率は、79%となったという。アンドレス・ゴメス・ロボ交通相が建設現場を視察し、明らかにしたものだ。この路線は1号線のロス・レオーネスとロ・エラスリスを結ぶ15.3キロで、合わせて12の駅が設けられる。同大臣は2017年下半期には開業できるとの見通しを示した。

■地上110メートルのデモ BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州メヒジョネスでは、地上110メートルの高さでデモが行なわれた。地域の火力発電所で働く労働者らが、環境対策などをもとめた社会闘争を行なった。地域の幹線道路を封鎖したほか、発電所の大きな煙突に5人が上り、主張を繰り広げた。同職員らは、すでに8日間、ストを継続しているという。


【アルゼンチン】

■メンドサ、ボデガのプロモ Diario Unoの記事
国内のワイン生産の中心地メンドサでは、ボデガ(ワイナリー)が観光プロモーションを実施する。40のボデガが加盟する団体が明らかにしたものだ。この4日から、滑走路補修などのためメンドサ空港が3か月間閉鎖される。この期間中、地域のボデガを格安で回れるツアーを催行するなど、誘客の維持に向けた取り組みを行なうものだ。

■8月の新車販売、21%増 La Nacionの記事
この8月の国内の新車販売台数は6万8805台と、前年同月の5万7706台から21%の増加となった。また6万3705台だった7月からの比較でも、9.7%の増加となっている。1~8月の新車販売台数は47万1700台で、前年同期の43万5541台から8.3%の増加だ。企業別ではルノーが15.9%を占めもっとも多く、以下シボレー13.9%、フォード13.2%となっている。

■サンタ・フェ-カルロス・ハウレギ駅へ La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHのサンタ・フェ駅が、サンタ・フェ-カルロス・ハウレギ駅に改称されることになった。市議会が全会一致で可決したものだ。カルロス・ハウレギ氏はLGBT活動の草分け的存在で、性的マイノリティの権利向上に尽力したことで知られる。この人物のゆかりの地に新設された駅に、この名前が刻まれることになった。

■ラグビー選手、暴力で重傷 Clarín.comの記事
オリーボス・ラグビークラブに所属する22歳の選手が、暴力事件に遭い、重傷を負った。ジョン・リトルさんは8月27日の夜、ブエノスアイレスのサンイシドロのナイトクラブを訪れた。この店を出ようとした際、石で頭を殴られるなどの暴力に遭い、頭蓋骨骨折の重傷を負い、脳が損傷を受けている可能性もある。一緒にいた友人も、なぜ暴力に遭遇したのか分からないと語っている。


【エクアドル】

 width=■グアヤキルでも反マドゥロデモ El Universoの記事
国内最大都市グアヤキルでも、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めるデモが1日、行なわれた。カラカスでは野党の呼びかけで、数千人による大規模デモがこの日、行なわれている。グアヤキルでも在留ベネズエラ人らが中心となり、反政府デモが行われたものだ。

■ブカイ、M4.3の地震 El Universoの記事
グアヤス県のブカイで1日朝8時35分頃、地震があった。観測機関によると震源の強さはマグニチュード4.3、震源の深さは5キロだという。この地震の揺れはブカイのほかグアヤキル近郊のラ・トロンカル、ダウレなどで感じたが、人や建物への被害はない。国内では4月16日、エスメラルダス県でM7.8の大地震が起きている。

■オタバロでヤモール祭開幕 El Universoの記事
インバブラ県のオタバロでは2日、ヤモール祭が開幕する。この祭りはトウモロコシの収穫と、地域の聖母モンセラーテを祝うものでこの地で最大の祭りだ。オタバロは国内でも有数の、インディヘナ(先住民)文化が色濃く残る町で、この地に伝わるさまざまな音楽、ダンスが披露される。この祭りは11日まで続く。


【コロンビア】

■パナマ国境、移民の死 Caracol Radioの記事
パナマとの国境付近で、越境しようとしていたとみられる3人の遺体が発見された。ダリエンギャップと呼ばれる両国国境には原生林が広がるが、北米を目指す移民がこの地域を陸路、水路で移動していることが報じられている。この3人のうちの1人はこどもとみられ、今の時点で国籍などは分かっていない。

■メデジンでも反マドゥロデモ Caracol Radioの記事
メデジンでも、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めたデモが行われた。1日、カラカスでは野党の呼びかけで数千人のデモが行われている。メデジンでもベネズエラ出身者を中心に、反政府デモが組織された。この参加者の中には野党支持であることから弾圧を受け、同国から逃れてきた人も含まれるという。

■メデジンにスタバ1号店 Caracol Radioの記事
メデジンでは1日、市内で初めてのスターバックスの店舗がオープンした。朝7時、エル・ポブラド地区に設けられたこの店舗前には、待ちわびた利用客らが列を作った。国内には2014年、首都ボゴタに同チェーンが進出したが、地方都市では初めての展開だ。国内のスタバは、メキシコのアルセア社がフランチャイズ展開している。

■バランキージャ線増強 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空とLATAMコロンビアは、バランキージャへの臨時便を多く飛ばす。この町では、2018年のロシアワールドカップ予選となる対ベネズエラ戦が行われる。この試合観戦のための移動が増えるため、ボゴタやメデジン、カリなどとの間の便を合わせて17便、増やすという。


【ベネズエラ】

■カラカス、数千人のデモ El Comercioの記事
カラカスでは1日、数千によるデモ行進が行われた。野党が中心となり行われたもので、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めた動きだ。行進は市内数個所で一斉に行われ、道路はデモ隊に埋め尽くされた。このデモのため市内の道路交通は一時、麻痺している。野党はリコールを求めて署名集めを行ない、現在選管がこの有効性の審査を行なっている。

■チャベス派も対抗デモ El Comercioの記事
チャベス派の数千人も、反政府デモに対抗したデモをカラカスで行なった。野党による数千人規模のデモが1日に行われたが、ニコラス・マドゥロ政権を支持する人々もこれに対し、政府支持のデモを行なった。同じ日に、市内で反政府、政府支持のデモが同時に行われる異例の事態だ。政府支持デモ参加者らは、国内の和平を強く訴えた。

■マラカイ、チャベス派が略奪か Miami Diarioの記事
マラカイでは、チャベス支持派のデモ隊の一部が暴徒化し、略奪を行なったという。1日、カラカスでは大規模な反政府デモと、これに対抗する政府支持デモが行われた。地方都市でもデモが行われたが、マラカイではこのデモに乗じた略奪が起きたことが報告された。デモ沿道の複数の商店が、この犠牲になったという。

■インディヘナも反政府デモ El Comercioの記事
国内で伝統的な生活を踏襲するインディヘナ(先住民)の人々も1日、反政府デモに参加した。アマゾン地方から56時間の移動時間をかけ、126人が伝統的服装のままカラカスに入り、独自のデモを行なった。野党の呼びかけに応じたもので、現在の経済的状況がインディヘナの生活をも脅かしていると、訴えた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■LATAM、マナウス-マイアミ線 Portal do Holandaの記事
LATAM航空は新たに、アマゾンの中心地マナウスと米国フロリダ州のマイアミを結ぶ路線を開設する。TAMは同路線を運航していたが、これが復活する形となる。ボーイング767型機を使用し、週5往復での運航体制となる。また同社はマナウスとベネズエラ国境に近いボン・ビスタを結ぶ路線も週6往復で復活させることを明らかにした。

■アムネスティ、2か国を辛口評価 Caracol Radioの記事
アムネスティ・インターナショナルは、グアテマラとホンジュラスの2か国を辛口に評価した。同機関は両国政府に対し、環境保全についての自主的に取り組むよう求めた。こうした各国の取り組みを評価したところ、この2か国は世界最低レベルとなったという。環境、とりわけ国土を守る政治的課題を解決するよう、同機関は今後両国に働きかける方針だ。

■タクンブ刑務所で殺人 Caracol Radioの記事
パラグアイ国内で最大のタクンブ刑務所内で、殺人事件があったという。アスンシオンの警察が明らかにしたものだ。ブラジル人受刑者1人が首を刃物で刺され、死亡したものだ。警察官150人体制で受刑者400人から事情を聴き、ブラジル人受刑者4人が容疑者として浮上している。