2016.09.06

【ボリビア】

■外相「エボに依存するな」 La Razónの記事
ダビド・チョケワンカ外相は、「エボ・モラレス大統領に依存するな」と語った。モラレス大統領は先週、2020年の任期をもって大統領を退く姿勢を示した。政権誕生から同大統領を支えた外相は、モラレス大統領の意思を尊重しようと語りかけた。オルーロで採択された現行憲法の規定でモラレス大統領は、次期選挙に出馬はできない。

■元大統領ら、対チリ包囲網 La Razónの記事
政府と歴代の元大統領らは、対チリ包囲網の形成に合意した。ボリビアは海岸線問題とシララ水系問題をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。この「法廷闘争」を優位に進めるため、政府と歴代大統領が協力を誓ったものだ。この歴代大統領の中には、現政権と厳しく対立するホルヘ・キロガ元大統領も含まれる。

■イリャネス氏、25日17時が最後 La Razónの記事
殺害されたロドルフォ・イリャネス副大臣と政府側との最後のコンタクトは、8月25日17時だったという。マリアネラ・パコ広報官が明らかにしたものだ。社会闘争の現場で同副大臣は連れ去られ、暴力を受けて殺害された。拉致される直前、カルロス・ロメロ大臣と携帯電話で通話していたが、この最後の連絡がこの時間だったという。

■イリャネス氏遺族、自粛を求める El Díaの記事
殺害されたロドルフォ・イリャネス副大臣の遺族らは、メディアなどに画像、動画使用の自粛を求めた。社会闘争の現場で同副大臣がデモ隊に連れ去られる動画が公開されている。イリャネス氏の妻と息子らは、遺族としての心情への配慮をメディアに求め、この映像、動画を使用しないよう求めた。

■社会闘争、10年で70人死亡 Página Sieteの記事
国内ではこの10年で、社会闘争により70人が命を落としている。先の鉱山の協同組合連合による社会闘争では、ロドルフォ・イリャネス副大臣が殺害されたほか、組合員5人が死亡している。死亡の原因の多くは発砲によるものだが、このほかダイナマイトの誤爆による死亡例も少なくない。

■スクレ、スト拡大 Correo del Surの記事
憲法上の首都スクレでのストは、拡大した。露店営業に対する規制強化の方針を受け、エル・モーロ市場付近で道路封鎖などが行なわれていた。この動きが拡大し、市内の多くの個所で道路が塞がれる事態となっている。中心部の5月25日広場付近では、商業者らによるデモ行進も行われている。

■モンテロ、新生児拉致 El Díaの記事
サンタクルス県モンテロの病院から、新生児が連れ去られたという。4日午後、市内の病院の新生児室から、一人の新生児が拉致されたと病院側が明らかにした。防犯カメラの映像などから、連れ去ったのは40代ぐらいの女とみられている。現在現地警察が、誘拐事件として捜査を進めている。

■ラパス、大気中の汚染72%改善 Los Tiemposの記事
ラパスでは「歩行者の日」で、大気中の汚染が72%改善したという。4日、市内では自動車の利用を控え、徒歩や自転車を利用する社会運動のイベントが行なわれた。市の環境局によると、市内の大気中の汚染物質や砂塵は、72%減ったという。同様のイベントはコチャバンバやサンタクルス、オルーロなどでも行なわれた。

■ボリビア、穀物輸入国に Página Sieteの記事
ボリビアは穀物の輸出国から、輸入国に転換したという。ボリビア通商機構(IBCE)が明らかにしたものだ。これまで穀物については輸出が輸入を上回っていたが、これが逆転してしまった。国内では先の雨期、「空梅雨」だった影響で国内農業が大きな影響を受け、トウモロコシやコメ、小麦などの生産量の減少が伝えられている。

■東部鉄道、フェロブス新装丁 El Deberの記事
東部鉄道は、フェロブス(レールバス)車輛の新デザインを発表した。サンタクルスとブラジル国境のプエルト・キハロを結ぶ区間に、この新しい装丁のフェロブス車輛を導入するという。20万ドルを投じて、緑色を基調とする新しいデザインに変更したものだ。東部鉄道はサンタクルスとアルゼンチン国境のヤクイバを結ぶ旅客、貨物鉄道便も運行している。


【ペルー】

■クスコ、犬毒死に抗議 El Comercioの記事
クスコ中心部で、犬の毒死に対する抗議デモが行なわれた。8月31日、撒かれた毒入りの餌を食べたとみられる犬20匹が、死んでいるのが見つかった。サンブラス地区の住民や外国人など30人が、この事件に抗議するデモをアルマス広場で行なった。誰が毒入りの餌を撒いたか、今も分かっていない。

■中央道、12人死傷事故 El Comercioの記事
リマとワンカヨを結ぶ中央道で、バス同士の事故が起きた。4日午前11時頃、ラ・オロヤ近くでグターラ社の便と、フニン社の便が衝突したもので、この事故により2人が死亡し、10人が負傷した。死者の1人はフニン社の52歳の運転手だ。現在、警察が事故原因を詳しく調べている。


【チリ】

■地雷で2人が負傷 La Terceraの記事
ペルー国境で、地雷により2人が負傷したという。チリ軍によると「イト14」と呼ばれる地雷原に侵入したペルー国籍の2人が、この爆発に巻き込まれたという。2人は国境通過の手続きをとらず、この地に侵入したとみられる。一帯には「地雷原」との表示がなされていた。オタワ条約を批准したチリでは対人地雷除去が進められているが、数が多いため遅々として進んでいない。

■チャカオ橋に暗雲 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州の本土とチロエ島を結ぶチャカオ橋の建設に、暗雲だ。韓国企業が請け負い、建設工事が進められているが、この共同企業体が予算内での建設が難しいとの見方を示した。当初予算は7億ドルだったが、今の見積もりで8億6900万ドルとなったという。この指摘に対し国の公共事業省は、企業体内部の問題として、予算増額には応じない姿勢を示した。


【アルゼンチン】

■操縦士ら、対決姿勢 ARG Noticiasの記事
国内航空会社の操縦士らが、一斉にストに突入する可能性がある。操縦士らの労働組合連合が、労働行政への要求行動のため、15日から18日までストを行なうことを示唆した。アルゼンチン航空、LATAMアルゼンチン、アンデス航空、アメリカン・ジェットの各社の便は、運休となる可能性がある。

■リネアC、ストは見送り Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCのストライキは、実施見送りとなった。同路線の組合は、駅などでの警備体制の変更に抗議し、5日昼からストを行なう姿勢を示していた。しかし組合員らの会合でこの実施は見送られたという。しかし要求は変わっておらず、すべての路線で今後、ストライキが行なわれる可能性がある。

■メンドサ、レミースのスト Clarín.comの記事
メンドサで、およそ50台のレミースが、幹線道路を塞いだ。レミースは日本のハイヤーにあたるサービスで、空港と市内を結んでいる。メンドサの空港は補修のため7日から3か月間閉鎖されるが、代替えとなるサンフアン空港と市内バスターミナルを結ぶ無料シャトルバスが運転されることに、レミースの運転手らが反発したものだ。

■ミクロセントロ、ピザ店火災 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス中心部ミクロセントロのピザ店で、火災があった。火が出たのはコリエンテス通りに面するホテル・プラサ内にあるピザ店「ラス・クアルテタス」だ。5日昼頃、この店から大量の煙が生じ、消防が駆けつけ消火活動を行なった。消火器による初期消火が奏功し、大事には至らなかった。負傷者はない。


【エクアドル】

■キト、M4.6の地震 El Universoの記事
キトで4日夜、また地震があった。観測機関によると震源はキト近郊で、震源の強さはマグニチュード4.6だ。市内では8月8日にも地震があり、同じ活断層が震源とみられている。今回の地震では、市内のカトリック教会施設や住宅の壁が崩落するなどの事態が生じ、これまでに6人の負傷が確認されている。


【コロンビア】

■サンアンドレス島、車輛制限撤回を Caracol Radioの記事
サンアンドレス島でとられた車輛規制について、撤回に向けた法的措置がとられた。この5月、ロナルド・オウスニ・ハリェル首長は、環境対策として6か月間、車輛の入域規制を行なった。車輛による汚染抑止が目的だが、交通事業者や車輛の販売業者などはこれに強く反発し、この無効を求めた法的措置をとった。

■ボゴタ、ゴミ博物館 Caracol Radioの記事
ボゴタに「ゴミ博物館」があるという。ラ・ソレダー地区の38番街にあることの博物館は、一般の市民が設けたものだ。大量のペットボルトや包み紙、靴などのゴミが雑然と置かれているだけのものだ。二階ではこの施設を設けた男性から、その目的などを直接聞くことができる。入場は無料だ。


【ベネズエラ】

■マルガリータ島でカセロレロ Urgente24の記事
マルガリータ島で、鍋やフライパンを打ち鳴らすデモ、カセロレロが大規模に行なわれた。ニコラス・マドゥロ大統領がこの島を訪れるのに合わせ、行なわれた反政府デモだ。NGO団体が呼びかけたもので、この参加者ら30人が一時警察に拘束されたという。経済失政などによる批判で反政府デモが相次ぎ、この1日にはカラカスで110万人がデモに参加した。

■アルゼンチン代表、準備に追われる La Patillaの記事
アルゼンチン代表は、試合以外での準備に追われている。同チームは、ロシアワールドカップ大会に向けた予選のため、メリダを訪れる。ベネズエラは経済失政による物資不足が起きていることから、チーム側は食料やトイレットペーパーなどの準備を進めている。国内のスーパーの前には、今も利用者の長い列ができ続けている状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■対テメル抗議行動 El Universoの記事
ブラジル国内各地では、ミシェル・テメル政権に対する反対、抗議デモが行なわれた。罷免されたジルマ・ルセフ氏に代わり、テメル大統領は副大統領から昇格したばかりだ。労働党員や左派の人々を中心に、同政権に対するデモが激しく行なわれた。サンパウロなどでは、警官隊が催涙ガス弾を使用し応戦する事態になっている。

■ユナイテッドもキューバへ NJ.comの記事
米国大手のユナイテッド航空も、キューバに乗り入れる。同社はこの11月29日から、ニューアークとハバナを結ぶ路線を毎日運航するという。また同社のハブであるヒューストンとハバナを結ぶ路線も、今後開設予定だ。両国間では先月31日、ジェットブルーがフォート・ローダーデール-サンタクララ線を開設したばかりだ。

■アマスソナス・パラグアイ、2万人 La Naciónの記事
アマスソナス・パラグアイは、これまでに2万2千人を輸送したという。同社はボリビアのアマスソナスとスペイン企業が合弁で立ち上げた新会社だ。参入から7か月で、これだけの人を輸送した。同社はアスンシオンとモンテビデオ、イキケを結ぶ国際線に加え、ブエノスアイレス、サンパウロへの路線開設を発表している。

■メキシコ、大雨被害 El Universoの記事
メキシコの太平洋岸で、大雨による被害が出ている。南部のチアパス州とゲレロ州で局地的大雨が降り、各地で浸水などの被害が報告されているものだ。チアパス州のトゥクストラでは、この32年でもっとも激しい雨が降った。この雨でこれまでに3人の死亡が確認され、少なくとも33個所で土砂災害が起きている。

■LATAM、詐欺への注意 RPPの記事
LATAM航空グループは、詐欺への注意を呼びかけている。SNSのFacebook上で、同社のチケットがあたったとのメッセージが送られ、アンケート送信などで詐欺に遭った事例が報告されているという。同グループは、こうしたチケット当選の事例は存在しないとし、注意を促した。

■モンテビデオ、悪天候に El Paísの記事
ウルグアイの気象機関は、モンテビデオ一帯が悪天候に見舞われるとの予報を示した。同機関によると市内では今後雨が降り、さらに南東、南西方面からの強い風が吹くという。予想される風は、最大で風速25メートルだ。天候が悪い状態は、少なくとも7日頃までは続く予報だ。


【サイエンス・統計】

■スリランカ、マラリアフリーに News24の記事
世界保健機関(WHO)は、スリランカがマラリアを脱却したと発表した。同国は20世紀中盤、世界でももっともマラリア発生が多い国の一つだった。しかしこの抑止策を継続し、国内でのマラリア発生をゼロに抑えることに成功したという。ハマダラカが媒介するマラリアは、アフリカやアジアなどで今も、脅威となっている。