2016.09.09

【ボリビア】

■エボ、バチェレを招待 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領はチリのミチェル・バチェレ大統領と、エラルド・ムニョス外相をポトシ県のシララに招待した。チリの議会議員がシララ視察を行なうことを受け、ツイッターを通じて「遠慮せずに訪問して」と呼びかけた。シララ水系からの無許可取水をボリビアはハーグの国際司法裁判所に提起している。

■チリ広報官、エボにツッコミ Página Sieteの記事
チリのマルセロ・ディアス政府広報官は、エボ・モラレス大統領に冷静にツッコミを入れた。モラレス大統領がツイッターを通じ、国内のシララ視察をチリ側に呼びかけたことを受け、「外交はツイッターを通じて行なうものではない」と断じたものだ。この上で同広報官は、外交に関する言葉は慎重に、かつ重大に扱わなければならないと語っている。

■受取送金、6億8千万ドル La Raónの記事
ボリビアがこの1~7月に国外から受けった送金額は、6億8千万ドルだという。中央銀行(BCB)が8日、明らかにした数字だ。この額は6億6900万ドルだった前年同期から1.7%増えている。送金元の国別ではスペインが41.8%を占めてもっとも多く、以下米国14.9%、アルゼンチン11.4%、チリ7.9%となっている。受取送金は国内総生産(GDP)のおよそ10%を占める。

■スクレで大断水 Correo del Surの記事
スクレでは8日、広い範囲で断水が生じた。この日、SNSなどを通じて断水になっているとの投稿が増え、その後16時に水道会社が断水が生じたことを発表した。主要な取水用送水管が土砂災害の影響を受けたためで、水道供給の完全再開は週明けの12日頃になるという。水道会社やスクレ市は、市内に給水車を出して対応する。

■メルコスル、大学への扉広がる El Díaの記事
ボリビアの学生が、メルコスル各国の大学を目指すための扉が、広がった。下院議会が、メルコスル各国の大学に向かう学生への低利融資制度の法案を可決したものだ。今後この法案は上院議会に送られ、可決に向かうとみられる。ボリビアは現在、メルコスルへの正規加盟を目指している。

■エルアルト、薬局デモ Página Sieteの記事
エルアルトでは、薬局に勤める薬剤師らがデモを行なった。市内の薬局の多くに、十分に医薬品が供給されない状態となっているという。薬剤師らは、この責任はエルアルト市側にあるとしてデモを行ない、市側に改善を求めた。ボリビアでは医療機関だけでなく、薬局も国民の健康、衛生を守る上で重要な役割を果たす。

■クリ価格、値上げ目指す El Deberの記事
国内のクリ生産者と輸出業者は、輸出価格の引き上げを目指している。ボリビアは世界有数のクリの輸出国で、世界の相場にも影響を及ぼす。2014年には1ポンド当たり3.25ドル、2015年と2016年は3.50ドルだったが、国内産クリについて2017年はさらなる引き上げを求めるという。

■サリナス産キヌアは平年並み La Patríaの記事
オルーロ県サリナス郡でのキヌア生産は今季、平年並みだという。オルーロ県では先の雨期が「空梅雨」だった影響で水不足となっており、キヌア生産への影響が懸念されている。しかしサリナスでは目立った影響はなく、例年並みの収穫が期待できるという。一方、国内産キヌア価格の下落が続いており、国内では需要拡大が急務となっている。

■肉類、値上げの可能性 Página Sieteの記事
食肉の業界団体は、今後国内で肉類の価格が上昇する可能性が高いとの見方を示した。少雨による水不足の影響で畜産業が影響を受け、さらにトウモロコシの不作などから飼料価格が上昇しているためだ。団体はこの値上がり傾向は、来年初めにかけて緩やかに続くとの見方を示している。

■オルーロ、モレナーダの日を祝う FM Boliviaの記事
オルーロではこの13日から16日にかけて、モレナーダが祝われる。国は9月7日をモレナーダの国民デーとしている。フォルクローレの都であるオルーロではこれを祝い、市街でこのダンスが踊られる。ユネスコ無形文化遺産に登録されるオルーロのカルナバルでは、このモレナーダは花形的存在だ。


【ペルー】

■リマで浸水 El Comercioの記事
リマ市内で8日朝、浸水、冠水被害があった。この事態が起きたのはインデペンデンシアのナランハル、イサギレ付近だ。消防船から大量の水が吹き出し、道路が水に浸かったものだ。この事態で一部の住宅が浸水し、冠水した道路区間は通行が見合された。雨が少ないリマは、こうした水への脆弱性を抱えている。

■クスコ、ホテル建設のジレンマ El Comercioの記事
クスコでは、大型ホテル建設現場が混乱している。シェラトングループが、中心部に新たなホテルを建設し始めた。しかしユネスコが、このホテル建設が世界遺産に登録されている街並みを変えるおそれがあると警告し、工事がストップしている。観光産業が盛んなクスコではホテル需要が高いが、一方で街並みの保全のため大幅な供給増加は難しい状態にある。


【チリ】

■サンティアゴ立てこもり事件 BioBio Chileの記事
サンティアゴで、4時間にわたる立てこもり事件が起きた。現場となったのは中心部、センテノ通りとペドロ・ラゴス通りの角にある建物だ。タルカ出身の27歳の元警察官の男が、建物内の人々を人質にとり、立てこもったものだ。男はその後人質を解放し、自ら投降して警察に身柄を押さえられた。警察はこの男が、薬物関連の犯罪に関わっていた可能性を探っている。

■海軍、ペルー船を拿捕 La Terceraの記事
海軍は、ペルーの漁船を拿捕した。国内北端アリカ沖のチリの排他的経済水域内に、この漁船が侵入し漁をしようとしていたという。拿捕された船はアリカ港に向かい、乗組員らに対する取り調べが行なわれている。海軍によると今年に入り、ペルー船の領海侵犯が劇的に増えているという。

■サンティアゴ空港、交通の混乱 La Terceraの記事
サンティアゴ市内とアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港を結ぶ交通が8日、大きく混乱した。タクシー運転手らのストの影響を受けたもので、利用できる台数が減り、代わりに乗用車を使用する人が増えたため、交通が乱れたものだ。運転手らは、いわゆる「白タク」営業の取り締まり強化を、行政や警察に求めている。

■軍警備の中シララ視察 BioBio Chileの記事
下院議会のグループは、軍による警備の中、シララ水系の視察を行なった。ボリビアは同国南部のこの水系からチリが無許可取水を行なっていることについて、ハーグの国際司法裁判所への提起を行なった。これを受けカラマから80キロの地点に視察が行なわれたが、千人以上の兵が警備についた。ボリビア側は「遠慮せずに国境を越えて視察してほしい」とコメントしている。


【アルゼンチン】

■大規模水力発電所計画、再着手へ Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、サンタクルス州に計画されている大規模水力発電ダム建設事業について、推進する方針を示した。このダムは最大で1290メガワットの発電が可能となるものだが、巨額の費用と環境への影響から、計画そのものが停滞している。G20で中国を訪れたマクリ大統領は、同国政府からの協力の約束を取りつけたという。

■ブエノスアイレス鉄道大計画 Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ政権は、ブエノスアイレスの鉄道整備の大きな計画を示した。7月9日通りのオベリスコの地下にコレクティーボ(路線バス)、スブテ(地下鉄)、近郊鉄道サルミエント線を通すもので、最大深度は28メートルになるという。将来的にはミトレ線、サンマルティン線、ロカ線もこの駅まで延伸する計画だ。総予算140億ドルの巨大プロジェクトとなる。

■摂氏37度で大停電 La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは気温が摂氏37度になると、大停電が起きる可能性が高いという。北部地区をカバーする電力会社Edenorが明らかにしたものだ。国内の電力需要は切迫しており、夏に気温が上昇し冷房使用が増えると、停電しやすい傾向にある。同社は、公共投資なども行なわれず、一企業としての対策には限界があると指摘した。

■スカイ航空、プロモ価格15ドル Los Andesの記事
チリのLCCスカイ航空は、プロモーション価格を15ドルに設定した。同社は来年1月6日から、サンティアゴとメンドサを結ぶ路線を就航させると発表した。この価格について明らかにし、プロモーション価格として片道15ドルを設定した。このチケットはインターネット上で9日から、販売される。

■AR、メンド-レシステンシア線 Mendoza Onlineの記事
アルゼンチン航空は、メンドサとチャコ州都レシステンシアを結ぶ路線を開設すると発表した。この新路線は、メンドサ空港の改修工事の終了後に就航するという。同社はコルドバとレシステンシアを結ぶ路線を開設したばかりで、レシステンシアを北部アルゼンチンの拠点化する目的があるとみられる。

■サンフアン空港、臨時案内所 Tiempo de San Juanの記事
サンフアンの空港には、臨時の観光案内所が設けられた。発着便数の多いメンドサ空港が、補修のため7日から閉鎖されている。3か月の間、同空港を発着する便の多くはサンフアンに一時移管されている。このためサンフアンの行政は、観光業振興のチャンスとして臨時の観光案内所を空港内に設けた。


【エクアドル】

■傷んだお札、10月15日までに交換 El Universoの記事
中央銀行は国民に対し、傷んだ紙幣について10月15日までに交換するよう求めた。エクアドルでは2000年以降、米ドルを通貨として使用している。自国発行通貨ではないため交換がなされず、傷んだお札がそのまま使用されている。中央銀行は、状態が悪い米ドル札は10月15日から流通を禁じると発表し、それまでに保有者に交換するよう求めた。


【コロンビア】

■元ボクシング選手が事故死 Caracol Radioの記事
元ボクシングの国内チャンピオンだったロドリゴ・ワルド氏が事故死した。アンティオキア県のバナナ生産地、ウラバでバイク同士の衝突事故が発生し、同氏は29歳で死亡したという。2003年にモンテリアで行なわれたタイトルマッチで同氏は多くの人気を集め、その後チャンピオンとして君臨した。


【ベネズエラ】

■マドゥロ政権、武器増強 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、2500万ドルを投じて警察、軍が保有する武器を増強することを明らかにした。拳銃などの武器のほか、警察官向けの防弾チョッキなども大幅増強する。国内では経済問題からデモやスト、社会闘争が頻発しており、この対策として打ち出された方針だ。1日、7日にカラカスなどで大規模デモがあり、この14日にもデモが予定されている。

■マルガリータ島にチャベス像 Panam Postの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、マルガリータ島にウゴ・チャベス前大統領の銅像を設営する。この島では今月13日から18日まで、非同盟諸国会議が行なわれる。およそ100か国が参加するこの国際会議を前に、21世紀の社会主義革命を提唱したチャベス氏の銅像を掲げるという。チャベス政権を継承したマドゥロ政権は、経済失政などで求心力が急速に低下している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、WiFi3倍に El Universoの記事
キューバ国内でWiFiが利用できる場所は今年、およそ3倍に増えたという。国営通信会社Etecsaが明らかにしたものだ。昨年末時点でWiFiが利用できる場所は65個所だったが、現在は200個所に達している。同社はさらに年内に、80個所を追加する方針だ。国内では公共施設や公園、広場などに、自由にWiFiが利用できる場所が整備されている。

■グアテマラ土砂崩れ、依然1人不明 El Universalの記事
グアテマラで起きた土砂崩れで、依然として1人が不明となっている。この事態が起きたのは同国南部のビジャ・ヌエバだ。局地的な大雨で地盤が緩み土砂災害が起きたもので、多くの住宅が巻き込まれた。これまでに9人の死亡が確認され、こども1人が不明だ。さらに4人が負傷し、手当てを受けている。この事態で、50人が避難所に身を寄せているという。

■マリファナ薬局販売、10月から Caracol Radioの記事
ウルグアイではこの10月から、薬局やドラッグストアでのマリファナ(大麻草)販売が解禁される。国の薬物委員会が見通しを示したものだ。国内ではマリファナの個人使用や売買が合法化されているが、薬局などでの販売も開始されるという。この販売に向けては、薬局などは安全性担保などの基準を満たし、登録を受けることが必要だ。

■ニカラグア、M4.0の地震 La Tribunaの記事
ニカラグアで8日午前3時6分頃、軽度の地震があった。観測機関によると震源はホンジュラス国境近くのコシグイナ半島沖の太平洋で、震源の強さはマグニチュード4.0だ。この地震による人や建物への被害はなく、綱並みの発生もなかった。環太平洋造山帯に位置する同国は、世界有数の地震国の一つだ。