2016.09.17

【ボリビア】

■チリ、取り下げ条件の対話 La Razónの記事
チリは、エボ・モラレス政権に対し、ハーグの司法裁判所への申し立て取り下げを条件に、ボリビアとの対話に応じる姿勢を示した。前米州機構総裁のホセ・ミゲル・インスルサ氏が回答したものだ。ボリビアは、海岸線問題をハーグに持ち込んでいるが、このことが両国の対話の阻害要因となっていた。このチリ側の姿勢に対し、ボリビア側は明確な態度を示していない。

■ロシア、イラン大統領が来暮 La Razónの記事
ロシア、イラン両国の大統領がそれぞれ来暮する。エボ・モラレス大統領が明らかにしたものだ。来年、サンタクルスでは天然ガス輸出国の国際会議が予定されている。この場にロシアのウラジミール・プーチン大統領、イランのハサン・ロウハニ大統領が参列するという。両国とボリビアは、米国と距離を置くスタンスの近さから、近年関係が強まっている。

■トリニダ、小型機が墜落 El Díaの記事
ベニ県都トリニダで、小型機が墜落する事故が起きた。サンタアナから到着したこの小型機は、トリニダの空港への着陸態勢に入った後、墜落したという。操縦士と乗客6人の合わせて7人が負傷したが、いずれも命に別状はない。墜落した原因について、航空当局が調べを進めている。国内ではサンタクルスでこの前日、小型機が墜落する事故が起きたばかりだ。

■イリャネス事件、さらに1人を逮捕 El Deberの記事
検察は、ロドルフォ・イリャネス副大臣殺害事件で、さらに1人を逮捕した。8月25日、社会闘争の現場に赴いた同副大臣は連れ去られ、後に遺体で発見された。検察は、現場で撮影された映像などから10人を逮捕しているが、新たに関与が明らかになったとして1人を逮捕した。

■銀行、農業融資の変更受けつけへ Página Sieteの記事
国内の銀行は、農業分野への融資条件の変更などを受けつける方針だ。現在国内では、有史以来最悪の渇水、旱魃が起きつつある。農業や畜産業への影響は大きく、この分野への融資が今後、焦げつくおそれもある。各行は、こうした事態を避けるため返済条件などの見直しの相談を受ける方針を示し始めた。

■ティティカカ、漁獲半減 Página Sietteの記事
ペルー国境のティティカカ湖での漁獲が、半減しているという。漁業者らが指摘しているものだ。この湖では、カラチやイスピといった淡水魚の漁が盛んだが、この漁獲量が現在、通常の50%程度まで落ち込んでいる。この湖周辺を含む地域の広い範囲で、雨不足による渇水が起きていることが原因ではないかとみられている。

■地震の危険性が高い6地域 La Razónの記事
ラパスのサンカリクスト地震機構は、地震のリスクの高い6地域を明らかにした。同機構は国内をリスクの高さから4段階に分けて表示した。とくにリスクが高いのはタリハ県のヤクイバとラパス県のコンサタで、いずれも活断層の存在が大きいという。このほかチャコ地方やポトシ県チリ国境などが挙げられている。国内にはまだ未知の活断層が存在する可能性もある。

■グアヤラメリン空港再開へ Los Tiemposの記事
ベニ県のブラジル国境、グアヤラメリンの空港は、再開に向けた工事が着々と進んでいる。公共事業省が明らかにしたものだ。この空港では8月末、ハリケーン並みの強風の影響で施設が損傷し、閉鎖状態が続いている。施設復旧で近く、この空港の運用が再開される見通しで、11月にはインフラは完全復旧の予定だ。

■オルーロ、給水車稼働へ Página Sieteの記事
オルーロ県では来週から、給水車が本格稼働する見通しだ。県内では広い範囲で渇水が生じており、8つの地域では生活用水も得られにくい状態となっている。県側は、これらの地域の学校や医療機関向けに、飲料水を輸送する給水車を稼働させることを決めた。国内での雨期の始まりまでには、まだ数か月かかる。

■カジャワヤ薬、9種認可 Página Sieteの記事
ラパス県のインディヘナ(先住民)コミュニティ、カジャワヤで伝統的に使用されている医薬品9種が、市販薬として認可された。カジャワヤは独特の生活様式や世界観を持ち、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。保健省が認可したのは、このコミュニティが伝統的に使用する、薬草などをベースとした治療薬だ。


【ペルー】

■クスコ、教会火災 El Comercioの記事
クスコのサンセバスティアン教会で16日未明、火災があった。火が出たのは午前1時半頃で、駆けつけた消防が消火活動を行なったが、教会内部の80%を焼失したという。施設内の断線が出火原因とみられている。この教会の建物は16世紀に建造されたもので文化遺産に指定されており、2012年に大規模な改修工事が行なわれていた。

■PPK、中国訪問終える Los Andesの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、中国訪問の日程を終えた。7月28日に就任した同大統領にとって、初めての外遊の旅となった。この訪問で習近平国家主席など要人との会談を重ね、経済関係の強化などで合意している。クチンスキー大統領はこの後ニューヨークに向かい、国連の年次総会に参加する。


【チリ】

■コキンボ地震から1年 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州を襲った大地震から16日で、1年となった。昨年のこの日の19時54分、マグニチュード8.4の大地震が起きたもので、地震と津波により合わせて11人が死亡している。観測機関によるとこの地震によるマグニチュード3を超える余震は、実に4200回に達しているという。政府はこの復興に1900万ドルの緊急予算を投じた。

■フンボルトペンギンを救出 El Universoの記事
サンティアゴの北800キロ、第3(アタカマ)州の島で傷を負ったフンボルトペンギンが救助された。国の漁業機関が明らかにしたもので、このペンギンは人から石を投げられるなどの攻撃を受け、傷を負ったとみられる。現在このペンギンはカルデラにある動物保護機関で、治療を受けている。チリの沿岸に棲息するフンボルトペンギンは、個体数の減少が指摘されている。


【アルゼンチン】

■AR操縦士スト Ambitoの記事
アルゼンチン航空、アウストラル航空の操縦士らは、ストライキを行なった。両社の操縦士が加盟するAPLAによるストは15日20時、突然始まった。両社の便は運航が見合され、LATAM、アンデス航空、GOLなど他社便も全便が満席の状態となった。ストは16日14時過ぎに終了し、現在は便の運航が正常化に向かいつつある。

■航空スト、2万人影響か Clarín.comの記事
15日夜からのアルゼンチン航空、アウストラル航空のストの影響を受けた利用者は、2万人に達したとみられる。現在便の運航は平常化に向かいつつあるが、両社は代替便、臨時便の運航は行なわない方針だ。航空当局はこの間の便の利用者に対し、両社に払い戻しや便変更などを求める権利があることを示している。

■ロカ線のSUBE、1週間延期 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線への「SUBE」導入は、1週間延期された。SUBEは運賃決済を行なうICカードで、スブテ(地下鉄)やコレクティーボ(路線バス)に続き、近郊鉄道でも導入が進められている。ロカ線では17日からSUBEによる決済が行なわれる予定だったが、準備の遅れにより24日からに延期されたという。

■60番、1週間ぶり再開 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのコレクティーボ(路線バス)60番は、1週間ぶりに運転を再開した。同路線のバラカスの車庫で、労働者が車輛に轢かれて死亡する事故が起きた。運転手らの組合は、運営会社に対し安全対策の強化などを求め、ストに突入していた。運営会社との間の話し合いがまとまり、運転再開となったという。同路線はバラカスとティグレを結んでいる。

■「タクシーBA」、10月から La Nacionの記事
ブエノスアイレスのタクシー配車アプリケーション「タクシーBA」の配信、運用がこの10月から始まる。配車アプリ「Uber」にタクシー運転手らが反発し、これに対抗し新たに創設されるサービスだ。運転手らはUberの利用により、いわゆる「白タク」営業が増えることを懸念している。この新アプリでは、登録されたタクシーのみがサービスを行なう。

■チャカブコ、マラソンコース La Nacionの記事
ブエノスアイレスのチャカブコ公園に、新たにマラソンコースが整備されることになった。ブエノスアイレスでもマラソン熱が高く、この公園への整備が周辺住民やマラソン愛好家などから求められていたという。この公園のメンテナンス時期と重なったことから新たなデザインがなされ、整備が決まった。


【エクアドル】

■クエンカ空港、早くも遅れ El Universoの記事
クエンカのマリスカル・ラマール空港では16日朝、TAMEの便に早くも遅れが生じた。同空港は8月19日から閉鎖され、傷みが進んでいた滑走路の補修工事が行なわれた。予定を早めて14日に再開されたが、早くも便の遅れが生じたことで、利用者の間から不満の声が上がっている。今回の遅れは、地域で降った雨の影響と空港側は説明している。


【コロンビア】

■PPKもカルタヘナへ Crónicaの記事
ペルーのペドロ・パブロ・クチンスキー大統領もこの26日、カルタヘナを訪れる。コロンビア政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は、50年にわたる内戦終結と和平に合意した。この日この町では、両者による調印式が予定されており、クチンスキー大統領もこれに立ち会うという。国連の潘総長やエクアドルのラファエル・コレア大統領なども、立ち会うことを表明している。

■サントス、和平プロセス進展 El Universoの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、和平プロセスが着実に進展していると断じた。政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は和平に合意し、この8月末からは武装解除のプロセスを進めている。同大統領は国連の監視のもと、双方のプロセスが着実に進展しているとし、26日の和平調印が確実に行なわれると断じた。

■サンカルロス土砂災害 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のサンカルロスで、土砂災害が起きた。ベレダ川周辺で土砂崩れが発生し、住宅3棟がこの土砂にのみこまれた。今の時点で2人が不明となっており、こどもを含む3人が負傷している。この災害は、局地的な雨で地盤が緩んだことが原因とみられる。周辺地域でさらに土砂災害が起きるおそれがあるとして、警戒が呼びかけられている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、非常事態を60日延長 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、経済非常事態を60日、延長した。国内では原油価格下落と経済失政で、物価上昇と物資不足が同時に発生し、国民は生活において厳しい状況に置かれている。マドゥロ政権はこの非常事態を発令していたが、改善などの兆しもないまま期限を迎え、これを延長した。

■マルガリータ島の翳 La Nacionの記事
カリブ海に浮かぶマルガリータ島にも、経済問題の翳が落ちているという。国内随一の海のリゾート地であるこの地では、非同盟諸国会議が開催されている。島内にある主なホテルは通常通り稼働しているが、国内で起きている物資不足や物価上昇はこの島にも影響を及ぼし、観光業も対応を迫られている。来訪観光客は今年35%減り、旅客便利用も50%減った。

■8月、一日19件のデモ RunRunの記事
国内ではこの8月、一日当たり平均19回のデモが、各地で行なわれていたという。オブザーバー機関が明らかにした数字だ。8月に国内で行なわれたデモの数は、前年同月比で15%増えた。この大半は、食料不足の窮状を訴え、行政に対応を求めたものだった。また同月国内では、32件の略奪事件が起き、その未遂事件数は57件となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニートに入隊を勧める El Paísの記事
ウルグアイ国軍司令官は、国内の「ニート」に対し、軍への入隊を勧めた。ニートは職を持たず、学業にも臨んでいない若者らで、国内でもその数が増加していることが指摘されている。ギルド・マニニ・リオス司令官は、こうした若者たちが軍での経験を積み、今後の人生を有意義に過ごせる、と語った。

■アスンシオン、学生デモ Caracol Radioの記事
パラグアイの首都アスンシオンでは16日、学生らがデモ行進を行なった。参加したのは市内の公立学校、私立学校に通う生徒らだ。学生らは政府に対し、教育予算の拡充を求めた。具体的には教科書など学校で必要な物品への助成拡大や、教員の給与引き上げなどが要求項目だ。

■テグシガルパ、侵入で6人逮捕 La Prensaの記事
ホンジュラスの首都テグシガルパでは、住居侵入の疑いで若者6人が逮捕された。警察によるとこの6人は、市内のコロニア・エスパーニャで窃盗目的で、住居侵入を繰り返していたという。この地域では住民から、盗みの被害の報告が相次いでいた。この6人は、パンディージャと呼ばれる、犯罪組織のメンバーとみられる。