2016.10.08

【ボリビア】

■王毅外相、法令順守を語る El Díaの記事
ラパスを訪れた中国の王毅外相は、中国企業の「法令順守」に言及した。国内の公共事業などの中国企業による落札が相次ぐが、ボリビア人労働者に対する賃金未払いや強制労働など、問題ある雇用形態が指摘されている。王毅外相は、国内で事業を展開する中国企業はボリビアの法令を順守すると語り、悪評の払拭に努めた。

■対中国抗議デモは、新自由主義志向 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、中国や中国企業に対するデモ行動は、新自由主義を施行する行動であると断じた。中国企業によるボリビア人労働者への法令違反の雇用が問題となり、抗議行動が起きている。しかしモラレス大統領はこうした行動は、国の方針の対極にあるものとした、ボリビアへの最大援助国の一つとなった中国に、配慮した言動とみられる。

■内陸国サミットを緊急招集 La Raónの記事
ボリビア政府は、内陸国サミットを緊急招集する。この13、14日の両日サンタクルスで、このサミットを開くという。内陸国の海へのアクセス権に加え、交通物流の安定的運用を確保する手段などについて話し合う。内陸国のボリビアはチリの港湾を外港として使用しているが、チリ側による差別的扱いが問題となっている。

■オルーロ道封鎖は5日め La Razónの記事
エルアルト市民によるラパス-オルーロ道封鎖は、5日めとなった。第8区の住民らが、ソレダー・チャペトン市政に対し、公共事業実施などを求めた社会闘争だ。この動きは広がり、市内各地で封鎖が行なわれ、ラパス-コパカバーナ道も影響を受けるに至った。未だにこの解決に向けた動きはみられないという。

■国内最長の橋、進捗68% El Deberの記事
サンタクルス県で建設が進む国内最長の橋の進捗率は、68%になったという。グランデ川にかかるこのバネガス橋は、全長1440メートルと、国内最長となる。韓国企業が建設を進めているもので、来年5月の竣工を予定している。この橋が完成すれば、ロス・トロンコスとコロニアル・オキナワの間の所要時間が大幅に短縮される。

■10月は民主主義月間 La Patríaの記事
オルーロで、10月を「民主主義月間」とすることが提案された。法機関や選挙機関などが提案したものだ。2003年10月、当時のゴンサロ・サンチェス・デ・ロサーダ政権がチリへの天然ガス輸出を試み、国内ではガス戦争が発生し多くの死傷者を出し、政権は崩壊した。俗に「暗黒の10月」呼ばれるこの月を忘れないためにも、民主主義月間としたいという。

■共同閣議、鉄道がメインテーマ La Razónの記事
ボリビアとペルーの両政府の「共同閣議」のメインテーマは、大陸横断鉄道になるという。11月4日、スクレで両国大統領と内閣が参加し、共同閣議が行なわれる。この場で、ペルー側の太平洋とブラジル側の大西洋を結ぶ鉄道の建設が、テーマになるという。ボリビアは、国内鉄道網を活用したこの大陸横断鉄道を、国家的プロジェクトと位置づけている。

■民芸品見本市に参加 El Díaの記事
国内の民芸品作家らは、コロンビアで開催される見本市に参加する。この12月5日から18日まで、ボゴタでは民芸品エクスポが開催される。国内の民芸品作家の団体は、複数の作家らがこの見本市に参加する方針であることを明らかにした。この見本市は今年で26度めで、国内からは毎年、作家らが参加しているという。

■トトラ船、太平洋を横断へ El Deberの記事
ティティカカ湖の葦の一種、トトラにより編まれた船が、太平洋横断に挑戦するという。エボ・モラレス大統領が明らかにしたもので、このトトラ船はチリのアリカ港を来年に発ち、オーストラリアの海岸を目指す。この挑戦は、19世紀末に海岸線を失ったボリビアの、海への思いを体現し、海岸線回帰を祈念するものだ。

■コビッハ、12月に都市ガス La Razónの記事
パンド県のコビッハではこの12月から、都市ガスの供給が始まるという。エボ・モラレス大統領が明らかにしたもので、市内中心部からこの供給サービスが開始される。国内では三大都市での都市ガス供給が広がり、オルーロやスクレ、ポトシなどの地方都市でもその範囲が広がりつつある。


【ペルー】

■チャクラカヨ、トラックが転落 Perú21の記事
リマのチャクラカヨで、道路を外れたトラックが崖下の住宅に転落した。当時この建物内には、生後7か月、6歳、13歳のこども3人を含む家族5人がいたが、この事故の難を逃れて無事だった。トラックを運転していた80歳の男性は頭部などを負傷し、病院に搬送されている。警察が事故原因を調べている。

■コルカ谷の教会、2020年まで閉鎖 Perú21の記事
アレキパ県のコルカ谷の教会は、2020年まで閉鎖される。カイリョマ郡ではこの8月14日、直下型のマグニチュード5.3の地震があり、強い揺れを記録した。コルカ谷にある複数の古い教会は損傷を受け、この修繕のため閉鎖されることになったものだ。コルカの自治政府によると、これらの教会の補修には2200万ソルが必要だという。


【チリ】

■在外投票を実施へ BioBio Chileの記事
チリ政府は、国政選挙などでの在外投票を新たに行なう方針だ。ミチェル・バチェレ大統領が7日、明らかにしたもので、2017年以降の選挙で、在外投票が可能となるという。バチェレ大統領は2014年4月、この投票を可能とする変更に意欲を見せていた。投票が実現すれば、国外居住の45万人が、新たに投票できるようになる。

■トーレス・デル・パイネ、キャンプ場再開 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園のキャンプ場が、再開される。公園内には3個所、キャンプ場があるが、行政側は衛生上の問題があるとして運営を凍結していた。この問題が解決したとしてこれを解禁し、キャンプ場の運営会社に営業の許可をあらためて出したという。


【アルゼンチン】

■ノルウェー企業もLCCに関心 La Nacionの記事
ノルウェー航空が、アルゼンチン国内でのLCC参入に関心を示している。同社CEOがこの参入を見据え、コルドバを訪れることが分かった。国内には今はLCCは存在しないが、スイスの航空会社が新会社フライボンディを設立し、来年後半にも参入する方針を示している。アルゼンチンは近く、LCC元年を迎えるかもしれない。

■オンセ駅緑化計画 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、サルミエント線のターミナル、オンセ駅が緑化される。駅の遊休地やホームの周辺に、新たに植物が植えられるなどの措置がとられる。この駅があるアルマグロ、バルバネラは周辺に比して緑地が少なく、都市緑化の必要性からこの駅の緑化計画が議会で示された。

■トゥクマン、新貨物プラットフォーム Tucumán Alas7の記事
トゥクマンのベンハミン・マティエンソ空港に、新たな貨物プラットフォームが設けられた。同空港は、国内北部からの貨物輸送の拠点で、新たなプラットフォームはブエノスアイレスのエセイサ国際空港に次ぐ、国内2番めの規模だという。この新プラットフォーム稼働で、貨物輸送は従来の倍の扱いが可能となる。オープン初日、ブルーベリー110トンが国外に向け輸出された。

■メンドサ空港一時移管から1か月 Diario de Cuyoの記事
滑走路補修などのためのメンドサ空港の一時閉鎖から、7日で1か月となった。3か月にわたる閉鎖期間中、同空港の便は3つの空港に分散移管されている。もっとも多くの便を迎え入れているサンフアン空港は、移管便の利用客の混乱もなく、この一か月を乗り切った。一方、この空港閉鎖でメンドサを訪れる外国人観光客は減ったとみられる。


【エクアドル】

■トランビア工事が中断 El Universoの記事
クエンカ市内のトランビア(路面電車)建設工事が、中断した。スペイン企業を筆頭とする共同企業体側が明らかにしたものだ。この工事費の支払いの遅延などから、工事そのものを一度中断することを決めたという。クエンカの行政側との対話でも、この解決策は示されなかった。市内では自動車交通に代わる大量輸送機関として、このトランビアの整備が進められていた。

■キト、自転車行政強化 El Comercioの記事
キトでは自転車の安全な利用とその促進に向けた、行政の対応が強化される。市内では新たな交通手段として自転車を利用する人が増えている。市側はシクロビア(自転車道)の整備などを進めていたが、新たに自動車道路の一部をカラー舗装するなどし、自転車走行レーンを新設するなど、新たな取り組みを開始した。


【コロンビア】

■サントス大統領にノーベル平和賞 El Universoの記事
7日、今年のノーベル平和賞受賞者が、フアン・マヌエル・サントス大統領に決まった。コロンビア政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は和平に合意し、この9月26日に和平調印を実現させた。財団は、サントス大統領のこの努力と手腕を評価した。サントス大統領は、ラテンアメリカで6人めの同平和賞受賞者となる。

■FARC、正当な評価 El Universoの記事
左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)側は、フアン・マヌエル・サントス大統領のノーベル平和賞受賞について「正当に評価された結果だ」と評価した。政府とFARCは半世紀にわたる内戦終結に合意し、この9月26日に和平調印をしたばかりだ。この2日には国民投票が行なわれたが、和平合意は「反対」の勝利となった。FARCは、内戦は再開しないと断じている。

■オバマ氏も祝辞 Caracol Radioの記事
米国のバラク・オバマ大統領は、フアン・マヌエル・サントス大統領のノーベル平和賞受賞の報を受け、祝辞を述べた。自身も同賞の受賞者であるオバマ大統領は、サントス政権の「たゆまぬ努力の結果」とこの決定を祝福した。その上で、この賞は平和を希求するその姿勢の評価の結晶と位置づけた。

■モーターつきビシタクシーを禁止 Caracol Radioの記事
ボゴタ市の交通行政は、モーターつきの「ビシタクシー」を禁止した。ビシタクシーは、自転車に座席を設けた簡易型のタクシーだ。しかしバイクなどのモーター動力を持つ同車輛がみられるようになっている。交通行政は、モーターつきの車輛は時速40~50キロでの走行が可能で、従来のビシタクシーの規制内容では対応できないとして、禁止した。


【ベネズエラ】

■選管、11月に結論へ El Universoの記事
選管は、リコール投票の実施の可否について、11月に結論を出す方針を示した。議会で圧倒的多数を占める野党は、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を目指し、署名集めを行なった。選管はこの署名の有効性審査を続けているが、結果の発表が遅れに遅れている。選管は11月28、29日頃に、この結果を示すとした。

■アルゼンチン外相「口に気をつけろ」 El Universoの記事
アルゼンチンのスサナ・マルコラ外相は、ニコラス・マドゥロ大統領に「口のきき方に気をつける」よう求めた。経済ブロック、メルコスルからのベネズエラの放擲をマウリシオ・マクリ政権は模索しているとされる。マドゥロ大統領がこの動きを受け、マクリ大統領を「帝国主義者」と呼んだことに、同外相が反発したものだ。

■IMF、ハイパーインフレを予想 ABC.esの記事
国際通貨基金(IMF)は、2017年にはベネズエラはハイパーインフレに陥ると予想した。ラテンアメリカ経済部局のラガルテ氏が指摘したものだ。同機関は今年の国内インフレ率を720%と予想しているが、来年には2200%となる見通しだという。ベネズエラ政府に対し、この事態を避けるための緊急措置をとることを求めた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、マシューの死者842人に El Universoの記事
ハリケーン「マシュー」によるハイチでの死者数は大きく増えて、842人となった。同国政府が7日、明らかにした数字だ。このハリケーンは同国の農村部に大きな爪痕を残し、被害概要はまだすべては把握されていない。国内では20万棟の住宅が被害を受け、6万1千人が避難している状態だ。欧州やラテンアメリカ各国からの支援の動きも起きている。

■ウルグアイ、空の便が混乱 El Paísの記事
ウルグアイでは7日、空の便がほぼ全面的に止まった。航空管制官らがストライキに突入したもので、モンテビデオのカラスコ国際空港では、乗り入れる15社がすべての便を欠航とした。管制官らの組合は、賃上げなどを求め、この9月28日にも同様のストを行なっていた。管制官らは、航空当局からの満足できる回答が得られない場合、10日にもストを行なう方針を示している。

■アスンシオン、こども置き去り ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンで、母親がこども2人を置き去りにする事件が起きたという。7日午後、この事態が起きたのは、商業施設ムルティプラサだ。買い物に訪れていた母親が、こども2人に待つように言いつけ、去ったという、こどもたちは数時間、母親の帰りを待ち続けた。青少年人権局は、この母親の行動に問題があったと指摘している。