2016.11.05

【ボリビア】

■スクレで共同閣議 La Razónの記事
スクレでボリビア、ペルー両国による共同閣議が行なわれた。昨年プーノで行なわれたのに続き、今度はボリビア側で開催されたものだ。7月に就任したペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、就任後初のボリビア訪問となった。エボ・モラレス大統領のほか、両国の主要閣僚が一堂に会し、閣議を実施した。

■国境対策強化で合意 Página Sieteの記事
ボリビア、ペルー両国による共同閣議で、まず国境対策の強化で合意がなされた。両国大統領と閣僚が一堂に会したもので、国境地域の薬物、武器輸送対策や、国境のティティカカ湖の水質保全などで、両国が協力を図ることでまず合意した。今後閣僚レベルで、具体的な協力内容を詰めるという。

■ボリビア、イロに強い関心 Página Sieteの記事
ペルーとの共同閣議の場で、ボリビア側はペルー南部のイロ港について、高い関心を示した。内陸国のボリビアは外港として、チリ北部の港湾を使用している。しかしボリビア、チリの関係悪化などを受け、この機能をイロに移すことが検討されている。この閣議の場でも、イロの権益をボリビアが得られるのかなど、ボリビア側はペルー側に多くの質問をした。

■横断鉄道はボリビアを通る Página Sieteの記事
ペルーのペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、大陸横断鉄道について「ボリビアを通る」と断言した。ブラジルのサントス港とペルーの港を結ぶ横断鉄道計画には、ボリビアを通らないルート案もある。しかしこの発言で、同大統領はボリビア国内の鉄道網を活用するルートを支持したことになる。

■MAS、署名集めを計画 Página Sieteの記事
与党MASは、国民からの署名集めを計画している。同党は1月7日、エルアルトで大規模な市民集会を開き、エボ・モラレス大統領の再選を実現するための署名を集めるという。現行憲法の規定でモラレス大統領は次の選挙に出馬できないが、この署名を通じてその道筋を開こうという意図だ。今年2月の国民投票で、憲法改正は否決されている。

■チリをWTOに提訴か La Razónの記事
ボリビアはチリを、世界貿易機関(WTO)に提訴することを検討している。チリでは公務員のストで、ボリビアからの貨物を積んだトラックが、国境で長期間足止めされている状態だ。ボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用しているが、チリ側がボリビアの自由な通商の機会を奪っているとして、WTOへの提訴を政府は考えているという。

■ルリバイで土砂災害 La Razónの記事
ラパス県ロアイサ郡のルリバイで、土砂災害が起きたという。4日午前1時頃、コタニャの村で山から大量の土砂が崩れた。この事態で村では、40棟の住宅が崩され、200人が避難している。同地域では、局地的な雨が3日間続き、地盤が緩んだとみられる。ルリバイの地域行政は、この土砂災害の被害額が100万ボリビアーノに達したと発表した。

■カードでの少額決済も P&aacuite;gina Sieteの記事
クレジットカードやデビットカードでの少額決済を簡易にする、新たな技術が導入されるという。国内でもカードを利用できる店舗などは増えているが、少額の場合は使用しづらい状態だ。銀行協会は、これをより簡易にするMiPOSという新たな技術を導入し、これを今後国内で広める方針だという。

■税関、サバヤを告発 Página Sieteの記事
税関は、オルーロ県の小さな村、サバヤを告発した。チリ国境から通関を逃れたトラックを、この村の人々がかくまい、荷物を預かるなどしたという。税関は、村が組織的にこうした密輸に関わった疑いもあるとして、今後この村で大規模な捜査を行なう方針を示した。この告発に対し、サバヤの村人らは反発している。

■ボリビアでの私の休日 La Razónの記事
ボリビア政府は、「ボリビアでの私の休日」と銘打った、新たなプロモーションを行なうという。ホアキン・ロダス観光副相が明らかにしたものだ。ボリビア国民を対象に、国内の観光地などを訪れる新たなルート設定や、パック商品の案内を行なうものだ。ウユニやティティカカ湖などのほか、ラパスやサンタクルスといった都市の滞在プランもそろえる。


【ペルー】

■エクアドル人が大量来秘 El Universoの記事
万聖節、万霊節の連休、多くのエクアドル国民がペルーを訪れたという。ペルー北部は、エクアドル国民にとって手軽な旅行先だが、今年は全体的なコストが下がったことから、来訪者が一気に増えた。主要国境であるワキージャスは、通関を待つ人で賑わった。トゥンベスやピウラのほか、マンコラなども人気が高い。


【チリ】

■クリコ、M6.4の地震 El Universoの記事
第7(マウレ)州のクリコで4日13時20分頃、やや強い地震が発生した。チリ大学の機関によると、震源はクリコの南東38キロで、震源の強さはマグニチュード6.4だった。クリコ市内での揺れは大きく、一部の市民はパニックとなったが、人や建物への被害報告はなく、津波の発生もなかった。国内では昨年9月、第4(コキンボ)州でM8.4の地震が起きている。


【アルゼンチン】

■リネアCで脱線事故 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCで、脱線事故が起きた。4日朝10時頃、ターミナル駅のコンスティトゥシオン駅構内で、編成が脱線したものだ。この編成には運転手と整備員しか乗っておらず、乗客に負傷などはない。しかしこの事故の影響で、リネアCは全線で運転を見合わせることになった。

■LATAM、ストの動き La Nacionの記事
LATAMアルゼンチンの労働者らが、ストライキに突入する可能性がある。操縦士の組合が会合を持ち、経営側への要求行動からストを実施する可能性を示したものだ。すでにブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)を出発する同社便に、遅れが生じ始めている。組合側は賃金の改善を求めている。

■クリスティナの年金の一つを停止 El Universoの記事
政府は、クリスティナ・フェルナンデス前大統領が受給する年金の一つを、支給停止にした。前大統領は自身の年金のほか、死去したネストル・キルチネル元大統領の遺族年金も受けていた。社会開発省がこの件を問題視し、前大統領サイドに一方の年金を選択するよう求めたという。前大統領がどちらを選んだかは明らかにされていない。


【エクアドル】

■プヨ川が氾濫 El Universoの記事
大雨の影響で、プヨ川が氾濫した。パスタサ県では2日夜から3日朝にかけて、広い範囲で強い雨が降った。この雨の影響で地域を流れるプヨ川が大幅に増水し、一部で氾濫したものだ。県都プヨでは、多くの家屋で浸水被害が生じ、車が水に浸かる事態も各地で起きている。今の時点で、人的被害の報告はない。


【ベネズエラ】

■トウモロコシ粉の危機か El Nuevo Heraldの記事
国民の食生活の上で重要な位置を占めるトウモロコシ粉が、今後危機に至るおそれがある。国内では伝統料理に広く使用されるが、トウモロコシ粉を生産する工場の運営が滞り、生産キャパシティが80%程度落ち込んでいるという。クリスマス時期に広く消費されるアヤカといった料理にも今後、大きく影響する可能性がある。

■対話前になすべきことを El Universoの記事
野党系の学生グループMUDが、カラカス市内でデモを行なった。ニコラス・マドゥロ政権と野党はこの11日、バチカンの斡旋により対話の場につくことが決まった。これに対しMUDは、マドゥロ政権に対し、対話の前にまず「なすべきことをしろ」と要求した。人権問題や経済、教育分野などの政策実施を強く求めた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アラス・ウルグアイ、機材喪失か El Observadorの記事
ウルグアイの航空会社アラス・ウルグアイは、最後の機材を失う可能性がある。同社の米国人の弁護士が明らかにしたものだ。同社は490万ドルの負債を抱え、運航を停止した状態だが、事態打開の策が見つかっていない。同社が唯一、運航できる体制にあるボーイング737型機について、この状態が続けば手放さざるを得なくなるという。

■ルセフ、失職後初めての外遊 El Universoの記事
弾劾裁判により失職したブラジルのジルマ・ルセフ前大統領が、ウルグアイの首都モンテビデオを訪れた。同国の労働組合の会合に出席し、「社会征服をもくろむ人々がいる」と南米での右派の台頭を憂えた。同氏は、自身の失職に納得しておらず、副大統領から昇格したミシェル・テメル現政権を厳しく批判した。