2016.11.20

【ボリビア】

■水が不安定要因に El Deberの記事
国内では今、「水」が不安定要因となっている。国内各地で水不足が顕在化し、断水が始まったラパスやポトシで、市民による抗議デモなどが相次いだ。コチャバンバではこのデモ隊と警官隊との衝突が、3日連続で起きる事態となっている。国内の広い範囲は間もなく雨期を迎えるが、今の時点でまとまった雨が降る予報は出ていない。

■この25年で最悪の渇水 RTの記事
国内はこの25年で、最悪の渇水に見舞われている。現在断水などが行なわれているのはラパス、エルアルト、コチャバンバ、スクレ、タリハ、オルーロ、ポトシといった都市だ。ラパスでは80万人のうち34万人が、断水に直面している。昨年12月、オルーロ県のポオポ湖が干上がるなど、予兆はあったものの、政府や各地域行政による対策はとくにとられなかった。

■コチャバンバ、暴力の連鎖 El Díaの記事
コチャバンバでは、水の問題による暴力の連鎖が続く。市内では取水制限が行なわれており、一部のエリアでは水道水が出にく状態も起きている。この件に抗議するデモが連日行われ、暴徒化を受け警官隊との間の衝突も起きている。連日、この鎮圧化行動に催涙ガスが使用されている状態だ。

■エボ、スタジアム建設を休止 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、フットボール競技場の建設などを一時中止することを明らかにした。国内では広い範囲で水不足が起きているが、政府が政策的に進めてきたスポーツ施設整備を中断し、水対策を優先させることを明らかにしたものだ。ラパス市などは水不足を受け、緑地帯や街路樹への散水も中断している状態だ。

■ラパス、給水車38台 Página Sieteの記事
ラパス市内を今、給水車38台が走り回っている。ダムの貯水率低下を受け、ラパスでは先週から94地域での断水が始まっている。こうした地域への水の供給のため、市側は38台の給水車をフル稼働させている。また市内学校への貯水タンクも40個所に設置したという。この断水は、少なくとも月内は続く見通しだ。

■イリマニ調査に反発の声 El Díaの記事
ラパス市から60キロ、イリマニ山の資源調査に、反発の声が上がっている。この山での鉱産資源の調査を、鉱山組合と中国企業が着手した。しかしこの山は霊峰として知られ、この報道にラパス市内外から反対の声がある。これに対し政府の開発担当省は、あくまで調査であり、冷静に対応してほしいとコメントした。

■原子炉調査は3月まで Página Sieteの記事
エルアルトに原子炉を建設するための調査は、3月まで続くという。ホアキン・ロドリゲス副大臣が明らかにしたものだ。政府はロシア、アルゼンチンからの協力を受け、エルアルトに原子力センターを建設する。この施設内に、研究用の原子炉が設けられるもので、これにかかる調査が現在、行なわれている。

■インディヘナ連盟、エル・バラ計画に反対 Página Sieteの記事
インディヘナ(先住民)連盟は、政府が進めるエル・バラ計画に反対の姿勢を示した。国は、ベニ川に新たな水力発電ダム、施設を設ける計画を進めている。しかしこの川一帯のインディヘナの生活を破壊するおそれがあるとして、地域が反対しているものだ。連盟はこの地域の人々の声を支持し、この計画に反対する方針を固めた。

■食料輸入、2か国で71% El Díaの記事
ボリビアの食料輸入は、アルゼンチン、ペルーの上位2か国で、全体の71%を占めるという。ボリビア通商機構(IBCE)が明らかにした数字だ。食料輸入のうちアルゼンチンは57%、ペルーは14%を占めている。3位以下は、チリが7%、米国7%、ブラジル6%という状況だ。

■ラパスのシマウマ、15周年 Página Sieteの記事
ラパスの「シマウマ」は19日で、15周年を迎えた。市内ではシマウマの着ぐるみの若者たちが、交通整理や指導を行なっている。ラパス市が交通マナー向上と、若者の雇用創出のため開始した事業で2001年のこの日、スタートした。この同じモデルは現在、スクレにも導入され、同市内でも同様の活動が行なわれている。


【ペルー】

■ラルコマール火災、原因は断線 Perú21の記事
リマ、ミラフローレスの商業施設ラルコマールで16日朝に起きた火災の原因は、断線と結論づけられた。現場検証にあたっていたリマの警察が公式に発表したものだ。この火災は同施設内の、UVKが運営するシネマコンプレックスで発生したもので、職員4人の死亡が確認されている。11番スクリーンから火が出て、天井や座席に燃え広がり、全体に火が広がったという。


【チリ】

■林野火災、44個所 BioBio Chileの記事
国内では現在、44個所で林野火災が起きている。森林組合(Conaf)のアアロン・カビエレス氏が明らかにした数字だ。国内では各地で火の手が上がっており、消防などが消火活動を続けている。サンティアゴ首都圏だけで8個所で火が上がっており、各地で難しい対応に迫られている。


【アルゼンチン】

■アルゼンチンはLCC元年に Mendoza Onlineの記事
アルゼンチンは来年にも「LCCC元年」を迎えそうだ。欧米やアジアで一般的なこのビジネスモデルが、国内にもいよいよ導入されることになった。サルタをベースとするアンデス航空が格安航空便の運航を間もなく開始する。またLATAMアルゼンチンがこのモデルの運航を来年から開始し、欧州資本のLCC会社フライボンディが国内参入を計画している。

■ニュージーランド渡航者、200%増 El Solの記事
アルゼンチンからニュージーランドを訪れた人の数がこの1年で、前の年に比べて200%増えたという。昨年12月から、ニュージーランド航空がオークランド-ブエノスアイレス線を就航し、この数が劇的に増えたとみられるという。カンタス航空がオーストラリア線を運休したこともあり、ニュージーランド経由で同国に迎う人の新たな流れもつかんだ。

■ラ・ボカで火災 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのラ・ボカで大きな火災があった。スアレス通り近くで起きたこの火災で、大量の黒煙が立ち上った。リアチュエロ川にかかる高速道に近かったため、この道路の通行に大きく支障が生じた。火元となった建物は全焼したが、人的な被害については避けられたという。


【エクアドル】

■メトロ、2月に掘削開始 El Universoの記事
キトのメトロ(地下鉄)建設工事は、来年2月にもトンネル掘削が始まるという。市側が明らかにしたものだ。掘削に必要な機材がドイツから国内に到着し、現在キトでは組立作業が行なわれている。トンネル掘削は3つの工区に分かれ、全線19.2キロの本体建設がいよいよ始まることになる。


【コロンビア】

■サントス、リマへ Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、APECサミット参加のため、ペルーのリマを訪れた。同大統領は、前立腺癌の検査のため米国を訪れていたが、国内に戻らずリマに直行した。同国のペドロ・パブロ・クチンスキー大統領のほか、日本の安倍晋三総理や中国の習近平国家主席との会談が予定されている。

■国内航空、天候の影響 Caracol Radioの記事
国内の空港は19日、悪天候の影響を受けた。朝7時の時点でアルメニア、ブエナベントゥーラ、フロレンシア、イバゲ、マニサレス、ペレイラ、パスト、キブドなどの空港が、天候のため閉鎖されていた。またカリやレティシアなどの空港にも、制限がかけられた。ボゴタのエルドラード空港は通常通りだったが、国内線の多くの便に欠航や遅れが生じた。


【ベネズエラ】

■カプリレス氏、物価を語る El Informadorの記事
野党リーダーのエンリケ・カプリレス氏は、物価の問題を訴えた。国内では経済失政で物資不足が続き、物資を得肉状態である上、インフレも大きく進行している。カプリレス氏は現在のこの物資や物価をめぐる状況が、世界の中でもっともひどい状態にあると断じ、あらためて現政権の退陣の必要性を訴えた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ国民、給油に急ぐ El Paísの記事
ウルグアイ国民はこの週末、車の給油に急いでいる。国内のガソリンスタンドは週明けの21、22日の両日、ストライキを行なうことを予告している。ストが決行されれば、緊急車輛を除き給油ができなくなる。バスなどの公共交通機関は、この事態で運転見合わせなどの事態が起きる可能性も指摘されている。

■ペニャ・ニエト、支持率上昇 Caracol Radioの記事
メキシコのエンリケ・ペニャ・ニエト大統領への支持率が、上昇している。世論調査によると現在の同大統領への国民の支持は69%と、8月時点の65%から4ポイント上昇した。米国の大統領選で、国境に壁を作ると宣言しているドナルド・トランプ氏が当選し、この政策と対峙する同大統領への支持が高まったとみられる。

■ホンジュラス、ジカ熱7万件 Caracol Radioの記事
ホンジュラス国内でのジカ熱感染は、7万件を数えるという。ヨラニ・バトレス保健相が19日、明らかにしたものだ。2015年11月に国内で初めて感染者が確認されて以降、その数は増え続けている。妊婦のこの感染症の感染例は670件で、小頭症のこどもの出生数は90件となっている。

■プンタ・デル・エステ、航空増便 El Paísの記事
ウルグアイの観光地プンタ・デル・エステはこの夏、各地との間の航空直行便が増える。アルゼンチン航空がブエノスアイレスのほかロサリオとの間の便を運航する。さらにアマスソナス・ウルグアイはブエノスアイレスやアスンシオン、ポルト・アレグレとの間の便などを運航する。ウルグアイでは2012年のプルーナ航空の破綻以降、航空便の確保が難しい状態となっていた。


【国際全般】

■カタール航空機が緊急着陸 Doha Newsの記事
カタール航空の旅客機が、スイスのチューリッヒの空港に緊急着陸した。19日午後、この事態を起こしたのはマイアミ発ドーハ行きの778便だ。この理由については明らかにされていないが、技術的問題が生じたためだという。着陸時、滑走路近くには消防車が待機したが、この着陸による負傷者などは出ていない。