2016.11.28

【ボリビア】

■エボ、トランプ氏を批判 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、死去したキューバのフィデル・カストロ前議長を「独裁者」と呼んだ、米国の次期大統領ドナルド・トランプ氏を批判した。同氏の発言について「資本主義文化の中では祝いだろう」とし、この祝いはファシズムの現れだと指摘した。モラレス大統領はカストロ氏を、ボリビアのインディヘナ(先住民)の英雄トゥパック・カタリに例え、称えた。

■エボ、雨乞いに参加 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は27日、「雨乞い」の儀式に参加した。ラパス近郊のラハの町で、インディヘナ(先住民)の伝統に基づく雨乞いの儀式が行なわれた。国内では少雨による渇水が深刻化し、政府はこの21日に、渇水の国家非常事態宣言を出している。こうした雨乞い儀式は県内のほかオルーロ、ポトシ県などでも行なわれている。

■ウルウル湖危機、打つ手なし El Paísの記事
オルーロ県のウルウル湖の危機に対し、行政には打つ手がないという。少雨による渇水の影響で、この湖の水量減少が続き、このまま消滅する可能性が高まっているものだ。近隣のポオポ湖は同じ道を辿り、昨年12月に地域行政が消滅を宣言している。ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)の専門家は、この消滅による周囲環境への打撃は甚大と指摘した。

■ラパス、パンの危機か El Deberの記事
ラパスは、食卓を支えるべきパンを失うかもしれない。少雨の影響でラパス、エルアルトでは大規模断水が始まっている。この断水の影響で、パンの生産業者も生産能力を失っている状態だ。生産者の団体によると、通常の生産量の50%に落ち込んでおり、今後市内ではパン不足が顕在化するおそれがある。

■ソナ・スール、給水車増強 Página Sieteの記事
ラパスのソナ・スールでは28日から、給水車が増強される。少雨による渇水で、ソナ・スール全域で断水が行なわれ、各家庭向けに給水車が水を運んでいる。これまで70台が投入されていたが、他地域やアルゼンチンからの支援を受け、この体制が100台まで増やされる。この給水作業に、兵716人も投入されている。

■渇水、鉱山にも影響 La Razónの記事
渇水は、鉱山にも影響を及ぼしている。国内最大の錫鉱山であるオルーロ県のワヌニでは、水不足の影響で産出量が54%落ち込んでいる。鉱山の操業にも多くの水が必要で、これを制限した結果だ。鉱山が多いオルーロ、ポトシ県内で同様の傾向がみられる。鉱産物はボリビアの、主要輸出品となっている。

■インディヘナ団体、エボ再選を求める Página Sieteの記事
ラパス県のインディヘナ(先住民)の団体は、エボ・モラレス大統領の2019年選挙での再選を求めた。現行憲法の規定でモラレス大統領は次期選挙に出馬できず、また今年2月の国民投票で再選規定の見直しも否決された。しかし団体側はモラレス大統領がすぐれたリーダーであるとして、引き続き政権を担うことを求めた。

■航空利用、14%増 El Deberの記事
ボリビアのこの1~8月の航空利用は、前年同期比で14%増加したという。民間航空局が明らかにしたものだ。この期の航空便利用者総数は212万1437人と、前年同期の185万9456人を26万人上回った。航空会社別では国営ボリビアーナ航空が23%増でシェアが81%となった一方、アマスソナスは9%、エコジェットは20%、利用が落ち込んだ。

■アマスソナス、スクレ線増強 Correo del Surの記事
アマスソナス航空はスクレ路線を増強する。同社は12月2日から、スクレへの便をラパス線を週4便、サンタクルス線を8便に増やし、週12便にする。この便数は、現行の倍にあたる。サンタクルスを通じ、パラグアイアスンシオンや、チリのイキケへの乗継利便性向上も図る。

■ラパス県でバス事故 El Díaの記事
ラパス県でバス事故が起きた。キキベイとパロス・ブランコスの間を走行していたトランス・トタイ社の便が立ち木に衝突し、大破したものだ。Erbolの報道によると、この事故で5人が死亡し、少なくとも20人が負傷したという。車体に挟まれるなどし、負傷者の救出は難航したと伝えられている。


【ペルー】

■アルティプラーノ農業被害 Los Andesの記事
渇水による農業被害は、アルティプラーノ(高地平原)一帯に広がるおそれがある。政府は先週、モケグア県に60日間の渇水緊急事態を宣言した。しかし水不足は同県だけでなく、プーノ県やクスコ県などのアルティプラーノ一帯に広がっている。ボリビアのラパス、オルーロで顕在化しているように、これらの地でも渇水による被害が大きく広がるおそれがある。

■カハマルカ、3日間の喪 Perú21の記事
カハマルカ県は、3日間の喪を宣言した。ポルフィリオ・メディナ・バスケス知事が明らかにしたものだ。キューバのフィデル・カストロ前議長が死去したことを受け、これを決めたという。国内の行政単位で、服喪を宣言するのは初めてとみられる。キューバ以外では、ベネズエラやニカラグア、アルジェリアで喪が宣言されている。


【チリ】

■サン・クリストーバルで火災 La Terceraの記事
サンティアゴ市民の憩いの場である、サン・クリストーバル山で林野火災が起きた。26日昼頃、この山の山林地域で火が出て燃え広がったものだ。消防はヘリコプターを出動し、空と陸から消火活動を行なった。火は1.5ヘクタールを焼いたが、鎮火している。公園内のテレフェリコ(ロープウェイ)はこの火災により、一時運転をとりやめた。

■LATAM、オソルノ減便 El Vacanudoの記事
LATAM航空は、第10(ロス・ラゴス)州のオソルノへの便を減らすという。同社はサンティアゴとオソルノを結ぶ路線を、バルディビア経由で現在は一日1往復運航している。しかし来年1月3日以降は、週3往復に減便する。この減便報道を受け、オソルノの行政はビジネス、観光への影響を懸念している。スカイ航空はすでに、オソルノ線から撤退している。


【アルゼンチン】

■エントレ・リオスで嵐 La Nacionの記事
エントレ・リオス州の広い範囲は、嵐に見舞われた。雷をともなった強い雨が降り、強風が吹いたものだ。コンセプシオンでは自動車イベントが行なわれていた会場で、テントが破壊されるなどの被害が生じた。またグアレグアイチュ、パラナ、ディアマンテ、コロン、ビクトリア、ナゴヤなどで、倒木による住宅などの被害が報告されている。

■マクリ、メンドサへ Diario Unoの記事
マウリシオ・マクリ大統領は来月7日、メンドサを訪れるという。メンドサ州のアルフレド・コルネホ知事が明らかにしたものだ。メンドサの空港は滑走路の再舗装などのため9月7日から閉鎖され、この日に再開される予定だ。この竣工記念の式典参加のため、マクリ大統領がメンドサ市を訪れる。


【エクアドル】

■TAME、エア・ヨーロッパと提携 El Universoの記事
公営航空会社TAMEは、新たにスペインのエア・ヨーロッパと提携する。エア・ヨーロッパは12月16日から、マドリード-グアヤキル線を開設するが、TAMEとコードシェアを実施するという。グアヤキル-キト線で、エア・ヨーロッパ便との接続向上を狙うものだ。イベリア航空は三角運航によるグアヤキル乗り入れを休止する方針で、エア・ヨーロッパ就航への期待が高まっている。


【コロンビア】

■ボゴタ空港でまた遅れ Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港では26日、また便に遅れが生じた。空港の管理側によると、天候の問題を受け、この日の朝から夕方にかけて、運航に支障が生じた。このためこの時間帯に同空港を出発する25便に、最大30分の遅れが生じた。アビアンカ航空の便では、カルタヘナやペレイラ、サンタ・マルタへの便などに影響が生じた。


【ベネズエラ】

■銀行協会、電子マネー活用を El Tiempoの記事
銀行協会(ABV)は国民に対しクレジットカード、デビットカードなど電子マネーの活用を、国民に求めた。国内では現金の不足が顕著になり、自動機(ATM)からの引き出し制限の措置もとられている。同機関は国民に対し、電子決済の活用を求め、現金依存を減らすよう求めた。この現金不足で、闇市場では米ドルの価値が急上昇しているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バスケス、急遽キューバへ El Paísの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は急遽、キューバを訪れることになった。同大統領は13日間の日程で欧州各国を歴訪中だが、フィデル・カストロ前議長の死去を受け、日程を変更しハバナを訪れることになったという。27日、バスケス大統領はスペインのセゴビアを訪れたが、キューバ訪問の具体的日程は明らかにされていない。

■コスタリカ、オットーの死者10人に Caracol Radioの記事
コスタリカでのハリケーン「オットー」の被害による死者は、10人となった。先週、このハリケーンの接近を受け、国内ではカリブ海岸を中心に412の村、コミュニティが被害を受けた。今の時点で1万1千人が避難し、道路全長2778メートルが被害を受けたという。同国政府は、被害額が1300万ドルにのぼるとの見方を示した。

■エルサルバドル、地震減る Caracol Radioの記事
エルサルバドルでは、余震とみられる揺れは減っているという。24日、同国東部のウスルタン沖でマグニチュード7.2の地震が発生した。この地震後、余震とみられる揺れが続いていたが、27日は身体に感じる揺れは6回に減ったという。観測機関によると、これまでに余震とみられる地震は62回、観測されている。