2016.11.29

【ボリビア】

■エボ、キューバへ El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は29日、キューバに向かう。25日に死去したフィデル・カストロ前議長の追悼行事に参加するためだ。モラレス大統領はハバナの革命広場に向かうという。また政府は28日、カストロ氏の死を悼み、ボリビアとして7日間の喪に服すことも明らかにした。またモラレス大統領はこの悲しみを前に、キューバ国民との連帯を示している。

■チリ、支援を申し出 El Díaの記事
チリ政府がボリビアに対し、支援を申し出ている。同国外務省は、渇水の国家非常事態宣言が出されたボリビアに、水の支援などを行なうことを申し出た。この件について、ボリビア側からの回答を待っているところだという。ボリビアとチリは国交がなく、経済関係のつながりは強いものの、今は両国関係が極度に悪化した状態にある。

■ラパス、町内会連合がデモ La Razónの記事
ラパスでは29日、市内の町内会の連合が、大規模なデモを予定している。渇水により市内では断水が各地で行なわれており、長いところではすでに20日間に達した。水対策を政府に求める要求などを掲げ、マヨール(サンフランシスコ)広場からグラン・カビルド・パセーニョまで、行進する。

■エボ、ダム建設に意欲 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ダム建設に意欲を示した。国内で少雨による渇水が顕在化し、ラパスでは大規模断水が行なわれるに至った。モラレス大統領は水を確保するためにはダムが必要だ、と政府の建設計画を推進する姿勢を示した。ベニ県のエル・バラでは水力発電用ダム建設に対し、地域のインディヘナ(先住民)コミュニティが反対運動を展開している。

■サンタクルス、11万5千リットルを準備 Página Sieteの記事
サンタクルス市は、ペットボトル入り飲料水と水道水、合わせて11万5千リットルを準備する。ラパスでは渇水による水不足で大規模断水が行なわれる。このラパスを支援しようと、送る水の準備を進めているものだ。サンタクルスでもやはり雨不足による渇水が起きているが、今の時点で断水には至っていない。

■ティプアニで川が氾濫 El Díaの記事
ラパス県北部のティプアニで、川の氾濫が起きた。川から溢れた水が、カンガリの集落を襲い、住宅の損壊などが起きている。現地からの報告では、今の時点でこの事態により1人が死亡し、40人が避難を強いられている。ティプアニの行政によると、この事態による住宅損壊は25棟で、15棟が一部損壊しているという。

■カミリ道でバス事故 El Díaの記事
サンタクルスとタリハ県のヤクイバを結ぶ道路で、バス同士の正面衝突事故が発生した。現場となったのはカミリから10キロ地点で、トランス・コパカバーナ社の便と、ラ・プレフェリーダ社の便が、事故を起こしたという。この事故で1人が死亡し、複数の負傷者が出ている。警察はラ・プレフェリーダ社の便がスピードを出しすぎ、対向車線にはみ出したとみている。

■パコ氏、また体調悪化 Página Sieteの記事
マリアネラ・パコ政府広報官が、また体調悪化したという。28日、同氏は頭の傷みなどを訴え、公務を休んだ。パコ氏は先月5日、脳血管の障害を抱えたとみられ、一時コチャバンバの病院に入院していた。以後、公務に復帰していたが、また新たに体調不良を訴えたという。パコ氏は現在、自宅で療養している。

■テレフェリコ、運賃不明 La Patríaの記事
オルーロの観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の運賃は、未だ明らかにされていない。このテレフェリコは、中心部と聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶもので、来年1月17日の開業が予定されている。県側は建設コストや運営費などから運賃を決める方針だが、開業まで2か月を切った今も、具体的金額が明示されていない。

■ワイナス・オルーロの新譜 La Patríaの記事
オルーロのフォルクローレ音楽グループ「ワイナス・オルーロ」が、近く新譜を発表する。2010年11月に結成した同グループは、ルンバの楽曲「リオ・デ・アモール」がヒットした。新しいアルバムにはモレナーダやカポラル、クジャワダなどの楽曲が収められるという。今後コチャバンバやオルーロ県内のカラコリョなどで、演奏を行なう予定だ。


【ペルー】

■マチュピチュ、鉄道合意 Gestionの記事
クスコ県のマチュピチュ周辺コミュニティと、鉄道会社ペルーレイルは合意に達した。コミュニティ側は同社が運行するローカル列車のサービス向上やインフラ投資を求め、今月15、16日にストライキを行なっていた。その後対話が行なわれていたが、27日両者間で合意が成立したという。

■ピウラも渇水 Perú21の記事
ピウラ県は県内に、渇水についての緊急事態を発令する方針だ。同県内では少雨のため水不足が生じ、とくに農業に大きな影響が生じつつあるという。国内では南部のモケグア県に、政府が渇水の緊急事態を発令し、このほかアレキパ県のタンボ谷やプーノ、クスコ県のアルティプラーノ(高地平原)でも渇水が顕著になっている。


【チリ】

■10歳男児、空港に取り残される La Terceraの記事
サンティアゴのアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港に、10歳の男児が取り残されたという。この男児は母親とともにボリビアに向かおうとしたが、父親からの許可がなく男児は搭乗できなくなった。母親はこの男児を施設のレストランに放置し、一人で旅立った。男児は空港職員に保護され、後に駆けつけたおばに引き取られたという。

■国内中部、暑くなる La Terceraの記事
国内中部はこれから、暑さに見舞われるという。気象台が予報を示し、注意を呼びかけたものだ。第4(コキンボ)州から第8(ビオビオ)州にかけての地域は29日にかけて、気温が上昇するという。暑いところでは、気温は摂氏36度に達するとの予報だ。熱中症対策が必要と気象機関は指摘している。


【アルゼンチン】

■コルドバで脱線事故 Clarín.comの記事
コルドバ州で、貨物列車が脱線事故を起こした。この事故が起きたのは州都コルドバ近郊の、アルト・コルドバだ。地域産の大豆を輸送していた貨物列車の貨車が脱線したものだ。この脱線車輛は、鉄道沿線の住宅に損傷を及ぼしたが、立ち木が人的被害を防いだという。

■少女、ガラガラヘビに噛まれる Clarín.comの記事
ラ・リオハ州で、16歳の少女がガラガラヘビに噛まれた。この事態が起きたのは同州のチェペスで、少女は地域の病院にすぐ搬送された。病院側が血清を探したところ、45キロ離れた病院にあることが分かり、急遽取り寄せて使用したことから、少女は一命を取り留めた。収容された病院では、2012以降、血清は置いていなかったという。


【エクアドル】

■クエンカで局地的豪雨 El Comercioの記事
アスアイ県の県都クエンカでは27日、局地的な豪雨が降った。雷をともなったこの大雨の影響で、市内のエル・エリリオ地区では、サカイ山からの大量の水が流れ込み、住宅地で浸水被害が起きている。住民らは28日にかけて、この後片づけに追われた。一部の地域では停電や断水なども生じている。

■道路に小型機が不時着 El Universoの記事
エル・オーロ県の県都マチャラと、サンタ・ロサを結ぶ道路に、小型機が不時着した。27日昼頃、サンタ・ロサの空港に向かっていたスカイ・エクアドル社が保有する小型機が、技術的問題のため道路上に着陸したものだ。道路上で巻き込まれた車輛などはなかった。現在当局側が、原因などの調べを進めている。


【コロンビア】

■ボゴタ川が増水 Caracol Radioの記事
クンディナマルカ県を流れるボゴタ川が、増水している。雨の増加によるもので、クンディナマルカ県側はテナ、アマポイナ、トカイマ、アグア・デ・ディオスなど流域の15の行政地域に対し、注意を喚起した。今の時点で、氾濫の危機にあるポイントなどはないとみられる。地域の水道会社のデータなどを通じ、県側は監視を強化している。


【ベネズエラ】

■高額新紙幣発行へ El Economistaの記事
中央銀行は、新たに高額の新紙幣を発行する方針だ。国内では現在、現金不足が顕著なり、市民生活に影響が広がっている。インフレの進行と正規、闇市場間のレートの乖離から、最高額紙幣100ボリバールの価値が著しく低下したことが原因だ。公式レートは1ドルは200ボリバールだが、28日には闇レートで1ドルは3480.22ボリバールとなった。

■15.6%、電子マネー利用できず El Nacionalの記事
国内の生産年齢人口の15.6%の人々は、クレジットカードやデビットカードなど、電子決済ができない状態だという。国内では現金不足が顕著となり、銀行からの引き出し制限などが行なわれる事態となっている。非正規労働者などはこうしたカードを持つ機会が少なく、銀行協会が推奨する電子決済が利用できない状態にある。

■エル・パリトで略奪 ACNの記事
カラボボ州のエル・パリトで、また略奪事件が起きた。牛肉を運んでいたトラックが群衆に襲われ、積み荷の肉が持ち去られたという。現地の人々が、ツイッターなどを通じこの事件を伝えている。国内では経済失政による物資不足が続き、店舗やトラックを狙った略奪事件が頻発している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■カタール航空、リオとサンティアゴへ Arabian Buisinessの記事
カタール航空は2018年にかけて、ブラジルのリオデジャネイロと、チリのサンティアゴに新たに乗り入れるという。同社CEOが新たな路線計画を示したものだ。すでに発表されていた7路線に加え、両都市やキャンベラ、ラスベガスなど8都市への就航を明らかにしたものだ。同社はハブであるドーハと、サンパウロ、ブエノスアイレスを結ぶ路線を現在、運航している。

■カストロ氏、資産9億ドル Caracol Radioの記事
25日に死去した、キューバのフィデル・カストロ前議長の総資産は、9億ドルだという。米国のForbesが、2012年時点の各国の要人の資産を試算した数字だ。この額は、英国のエリザベス女王の資産額をも上回るという。カストロ前議長の資産は2003年時点で1億1千万ドル、2005年で5億5千万ドルと近年、急激に増加したと指摘している。

■プーチン氏、葬儀参列せず El Universoの記事
ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、キューバのフィデル・カストロ前議長の葬儀には参列しないという。クレムリン側が明らかにしたもので、プーチン氏は重要な日程を抱えているため、参列する時間がないとした。代わりに、プーチン氏の側近と、同国下院議長がキューバを訪れる。

■米国機、ハバナに就航 El Universoの記事
米国の航空会社がおよそ50年ぶりに、キューバの首都ハバナに就航した。両国の関係改善を受け、この8月から米国航空会社のキューバへの運航が始まったが、これまでは地方都市に限られていた。新たにアメリカン航空がマイアミとハバナを結ぶ路線を開設し、その第一便がハバナの空港に到着した。

■コスタリカ、感染症の懸念 Caracol Radioの記事
コスタリカではこれから、デングや赤痢などの感染症が広がる懸念が高まっている。同国のカリブ海岸にハリケーン「オットー」が接近し、住宅損壊など大きな被害を残した。この影響で、被害地域では衛生環境が悪化しており、こうした感染症が広がりやすい状態にあると同国保健省が指摘したものだ。

■アズール、ウルグアイに子会社 Reporturの記事
ブラジルのLCC、アズール航空はウルグアイに子会社を設ける方針を示している。同社の役員はウルグアイを訪れ、同国の航空行政関係者と調整にあたっている。財政難から運航を停止したアラス・ウルグアイの路線と職員を、この子会社が引き受ける方針だという。ボリビアのアマスソナスが、BQB航空から継承を受けたケースを手本に、ウルグアイに参入する姿勢だ。