2016.11.30

【ボリビア】

■ラミア、2人は生存 Página Siete
コロンビアで墜落したラミア機に乗っていた同社の職員9人のうち、2人は生存している。コロンビア側が明らかにした生存者名簿に、同社のヒメナ・スアレスさん、エルウィン・トゥミリさんの名前があった。ほかの7人は絶望的とみられている。生存している2人を含め、9人中7人はボリビア人で、残る2人はパラグアイ、ベネズエラ国籍だ。

■ラミア機、離陸時には問題なし El Díaの記事
民間航空局は、墜落したラミア機はサンタクルスを離陸した時点では、とくに問題はなかったと発表した。この機はブラジルのフットボールチーム「シャペコエンセ」の選手らを乗せ、コロンビアのメデジンに向かっていた。同局はこの便の運航について、機体に問題はなく、運航にかかる書類などにも不備はなかったとした。同局は職員を、コロンビアに急遽派遣する。

■ラミア、フットボール需要に特化 Página Sieteの記事
墜落事故を起こしたラミアは、フットボールチームの移動などのチャーターに特化していた。2009年にベネズエラに誕生した同社は、昨年11月にベースをサンタクルスに移した。90人乗りのBAe-146型機2機を保有し、ブラジルなどのフットボールチームの移動や、時にはナショナルチームの移動も請け負っていた。

■エボ、哀悼を示す La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ラミア機墜落事故の犠牲者に対する哀悼の意を示した。フィデル・カストロ前議長死去を受けた追悼行事参加のためハバナを訪れている同大統領は、この事故の一報を受けツイッターを通じ哀悼を示し、犠牲者家族に悔みを述べている。この事故で、ラミア職員のボリビア国籍の5人も犠牲になったとみられる。

■ラミア、雇用手続に不備か El Deberの記事
墜落事故を起こした航空会社ラミアについて、労働省は雇用手続に不備があったことを明らかにした。企業は職員を雇用した場合、登録手続きを行なう必要があるが、同社はこれを行なっていなかったとみられるという。しかしこの不備と、今回起きた事故との関係性はないとみられる。事故機はメデジンから30キロのセロ・ゴルドに墜落した。

■チリからの支援、受けず El Deberの記事
政府は、チリからの支援申し出を受けない姿勢だ。国内では少雨のため渇水が深刻化し、この21日には国家非常事態が宣言されている。国交のないチリから、この事態を受け支援の申し出があった。しかしレイミ・フェレイラ国防相はこの申し出を謝絶する考えを示した。昨年チリで起きた土砂災害現場に、ボリビアが支援物資を送ろうとした際、チリ側は謝絶していた。

■町内会デモ、600人参加 El Díaの記事
ラパス市内の住民自治会(町内会)連合による、水問題解決を求めたデモには、600人が参加した。渇水が顕在化し、ラパスでも94地域で断水が行なわれている。断水措置がとられている地域を中心に、町内会の連合がデモ行進を企画したものだ。マヨール(サンフランシスコ)広場から中心部に向け、参加者らはデモ行進を行なった。

■ウルウル、水量34% El Díaの記事
オルーロ県のウルウル湖の水量は、通常の34%まで落ち込んでいる。ビクトル・ウゴ・バスケス知事が明らかにした数字だ。昨年12月にポオポ湖消滅で衝撃が広がったが、新たにこのウルウル湖も消滅の危機にあることが指摘されている。しかし同知事は、ウルウル湖も厳しい局面にあるものの、消滅に至ることはない、と断じた。

■アルカンタリ、また雨漏り Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港のターミナルで、また雨漏りが発生した。今年5月に竣工、開業したばかりの同空港だが、ターミナルの雨漏りが相次ぎ、工事のミスなどが指摘されている。29日、またターミナルの天井から水が漏れているのが発見された。この雨漏りによる便の運航などへの影響はなかった。

■パンド県で初のジカ熱 Página Sieteの記事
パンド県で、初のジカ熱感染事例が報告された。ブラジルを震源に広がったこの感染症は、デングと同じネッタイシマカが媒介する。この蚊がもともと棲息するパンド県だが、この感染症が確認されたことで今後、爆発的な拡大の懸念が生じたことになる。国内ではサンタクルス、チュキサカ県、ベニ県でこの感染症が確認されている。

■ラパスのホテル、厳しい局面 Página Sieteの記事
ラパスのホテルは、厳しい局面にあるという。水不足の影響で、市内でも断水が行なわれているが、対象地域にある20のホテルでは、客室稼働率が40%に落ち込んでいる。1月にはダカールラリー開催の好機があるが、市内では断水が拡大される可能性もあり、ホテル経営は厳しい状況にあるという。

■パネトン、70銘柄 Página Sieteの記事
ラパス市は安全なパネトン(パネットーネ)、70銘柄を公表した。国内ではクリスマスから年末に、このスポンジケーキが広く消費される。しかし市場に出回るパネトンの中には、粗悪品があり、健康被害も懸念される。市側は毎年、安全性が確認されたパネトンの銘柄を公表しているが、今年もこの70銘柄にお墨つきを与えた。


【ペルー】

■ティティカカ、渇水緊急事態 Los Andesの記事
政府は、ボリビア国境のティティカカ湖一帯に対し、渇水の緊急事態を宣言した。少雨のため一帯では水不足が顕在化している。対象となったのはプーノ県の湖周辺地域と、ワンカネ川、ラミス川の流域で、対象期間は90日だ。政府はすでに、モケグア県に対して60日の渇水緊急事態を発令している。

■テレフェリコ、見通し立たず Perú21の記事
リマ中心部と、リマック地区のサンクリストーバル山を結ぶ観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の建設見通しが立たない。2006年に計画が示され、市側が2014年に事業化を決めた事案だが、建設費用の捻出などに手間取り、未だに着工時期が示されないものだ。しかし市側は、計画中止にする考えはない、としている。


【チリ】

■上院、黙祷2議員のみ BioBio Chileの記事
上院議会で、死去したキューバのフィデル・カストロ前議長に対する黙祷が捧げられたが、参加した議員は2名にとどまった。同様の黙祷が行なわれた下院議会でも、出席はわずか5名の議員のみだった。ハバナでは追悼行事が行なわれているが、面会経験のあるミチェル・バチェレ大統領は出席しない意向を示している。

■外相、哀悼を示す BioBio Chiileの記事
エラルド・ムニョス外相は、コロンビアの航空事故の犠牲者への哀悼を「チリ国民の名において」示した。ブラジルのフットボールチーム「シャペコエンセ」の選手やスタッフを乗せたチャーター機が墜落し、71人が死亡した。同外相は「恐ろしい悲劇だ」と述べ、犠牲者に哀悼の意を示し、救出活動にあたったコロンビアの消防や警察をねぎらった。


【アルゼンチン】

■レティーロ駅、リモデル工事 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、ミトレ線のレティーロターミナル駅の駅舎のリモデル工事が始まる。この駅舎は1915年建造の歴史的建造物で、工事が行なわれるのは内部のホール部分だ。一日6万人が利用するこの駅の玄関口としてふさわしい姿に、改装するという。この工事予算は6億5千万ペソだ。

■クリスティナ、BsAsへ Clarín.comの記事
クリスティナ・フェルナンデス前大統領が29日、ブエノスアイレス入りした。同氏は退任後、地元のサンタクルス州に戻り、首都圏に来る機会はあまりなかった。キューバのフィデル・カストロ前議長が死去し、この追悼のための記帳でキューバ大使館を訪れるため、ブエノスアイレスに来たものだ。


【エクアドル】

■チョチョのシンポジウム El Universoの記事
キトでは「チョチョ」のシンポジウムが開かれる。和名を「ザッショクノボリフジ」というチョチョはタルウィとも呼ばれ、アンデスで食用に生産されている豆の一種だ。この作物の将来の可能性を探るシンポジウムが、国の農業行政や国連食糧計画などの協力で開かれるものだ。


【コロンビア】

■シャペコエンセの事故、死者は71人 Caracol Radioの記事
ブラジルのフットボールチーム「シャペコエンセ」の選手やスタッフを乗せたチャーター機の事故による死者は、71人だという。当初この機には81人搭乗と伝えられたが、コロンビア当局は77人だったと修正した。これまでに現場から6人の生存者が見つかっており、このほかの71人については生存は絶望的とみられる。

■事故機搭乗者、9人はボリビア関係者 Caracol Radioの記事
メデジン近郊のセロ・ゴルドに墜落した事故機の搭乗者のうち、9人はボリビア関係者だ。墜落したのは昨年11月からチャーター便運航などを手がけている、ボリビアのラミア社の旅客機だ。この機はブラジルのシャペコエンセの選手や関係者を輸送するため運航されたが、このチーム関係者は68人だという。

■電気系統トラブル、または燃料不足の可能性 Caracol Radioの記事
メデジン近郊へのチャーター機墜落の事故原因について、専門家は同機の電気系統のトラブルと、燃料不足の可能性を挙げた。メデジンの空港でビバ・コロンビア機がトラブルを起こし、管制側が着陸を遅らせるよう同機に指示したことが明らかになっている。この分の燃料をこの機は搭載していなかった可能性があるとブラジルの操縦士が指摘した。

■ブラックボックスは回収 Caracol Radioの記事
メデジン近郊のセロ・ゴルドに墜落したラミア機の「ブラックボックス」はすでに回収された。事故現場で発見されたもので、今後このフライトレコーダー、ボイスレコーダーの解析で、事故原因の特定につながるとみられる。一方、専門家は犠牲者の身元特定には、一週間程度の時間を要する可能性があると指摘している。

■生存者3人は重篤な状態 Caracol Radioの記事
セロ・ゴルドの旅客機墜落現場で生存が確認された6人のうち、3人は重篤な状態にある。6人は現場に近い3つの病院に搬送され手当てを受けており、1人は無事、2人は危機を脱した状態だ。重篤な状態にあるうちの一人は、シャペコエンセでプレイするアラン・ルシアノ・ルシェ選手(24)であることが分かっている。

■サントス、哀悼と連帯 Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、セロ・ゴルドでの旅客機墜落事故を受け、犠牲者に対する哀悼を示した。ツイッターを通じて表したもので、選手や関係者が事故に遭ったブラジルのフットボールチーム「シャペコエンセ」に対しては、連帯を表明している。この事故を受けウルグアイやパラグアイなど、各国首脳が同様に哀悼を示している。

■シャペコエンセに「優勝」を ABC Colorの記事
南米カップの決勝で対戦する予定だったアトレティコ・ナシオナルのチーム側は、カップ戦の主催側に対し優勝チームをシャペコエンセにするよう、求めた。対戦のため移動中のチャーター機がセロ・ゴルドに墜落し、多くの選手やスタッフが犠牲になったとみられる。この決勝戦は11月30日に、メデジンで行なわれる予定だった。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、経済改革に意欲 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、2017年からベネズエラは「新しい経済モデルになる」と語った。現在の「石油依存型経済」を終了させ、新たなモデルを確立するという経済改革に意欲を示したものだ。この新しいモデルによる、経済発展を目指すと断じた。現在国内では経済失政によりインフレの進行と物資不足が生じ、国民生活が困窮している。

■観光客はドル払い El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、外国人観光客について国内での観光関連の支払いを「ハードカレンシー」とすることを義務づけた。国内通貨ボリバールは、公式レートと闇レートの乖離が生じている。米ドルやユーロなどでの支払いを義務づけることで、この乖離により生じる外国人旅行者の「利益」をなくすことが目的とみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■フィデルと280人の首脳 El Universoの記事
25日に死去したキューバ、フィデル・カストロ前議長は、ラテンアメリカの首脳280人とこれまで会談、面会したという。1959年から2006年までに、各国首脳と面会した数だ。エクアドルについては、現ラファエル・コレア大統領を含む、20人の首脳と顔を合わせたことになる。ハバナで行なわれる追悼行事には、各国の首脳や要人が参列する見通しだ。

■ニカラグア、800棟被災 Prensaの記事
ハリケーン「オットー」により、ニカラグアでは合わせて800棟の建物が損傷を受けたという。このハリケーンは隣国コスタリカのカリブ海岸に大きな被害を残したが、国内南部にも災禍をもたらした。被害はセラヤ・セントラル、リオ・サンフアン、リバスなどで報告されている。また送電網1700メートルが破壊され、地域の送電に問題が生じている。