2016.12.02

【ボリビア】

■ラミアの免許を取消 El Díaの記事
民間航空局は、航空会社ラミアの免許を取り消した。ブラジルのフットボールチーム、シャペコエンセの選手らを乗せた同社のチャーター機がコロンビアで墜落事故を起こしたことを受けた措置だ。同社は2009年にベネズエラに誕生し、昨年11月からサンタクルスのビルビル国際空港にベースを移していた。

■飛行距離、2900キロ伸びた El Díaの記事
墜落したラミア機は、無許可のルート変更で、飛行距離が2900キロ伸びていた。この機はサンタクルスからコロンビアのメデジンに向かったが、コロンビア当局側に申請した内容ではパンド県都コビッハ発となっていた。サンタクルス-コビッハ間の飛行距離が伸びたことになり、事故原因となった燃料切れとの関連が疑われる。

■ラミア「機長の責任」 Listin Diarioの記事
ラミアの経営側は、同社チャーター便の墜落事故の責任について「機長にある」との見方を示した。サンタクルスからコロンビアに向かった便が、メデジン近郊に墜落し、71人が死亡したものだ。経営側はこの事故について、死亡したミゲル・キロガ機長の判断が事故を起こした、との見解を示している。

■ラミア事故犠牲者、2日に帰国へ La Razónの記事
コロンビアで墜落したラミア機の事故犠牲者らは、2日16日に特別便で帰国する。この事故では71人が死亡しているがこのうち7人はラミアの関係者だ。遺体はリオ・ネグロの空港を発ち、サンタクルスのビルビル国際空港に到着する。またラミアの2人の生存者は危機を脱しているが、とくに客室乗務員について医師は、「奇跡的な生存だった」との見解を示している。

■7都市、水不足 El Deberの記事
国内十大都市のうち、七都市が現在、水不足に直面している。少雨の影響で各地で水不足が顕在化し、実質首都のラパスでも断水が始まっている。今の時点でラパス、エルアルトのほかコチャバンバ、オルーロ、ポトシ、タリハ、スクレが水不足に直面している状態だ。ラパス以外の都市でも今後、断水が行なわれる可能性がある。

■自治相、チャコ県を否定 Página Sieteの記事
ウゴ・シレス自治相は、チャコ県の独立の可能性を否定した。国内南東部のチャコ地方は独立した文化圏を持つ地域だ。しかし行政的にはサンタクルス、タリハ、チュキサカ県に分かれており、地域はチャコ県としての独立を求めている。しかし同大臣は、国としてその考えはないとした。チャコ地方は天然ガス産地で、各県にとって重要な利権となっている。

■チリからの支援、受け入れへ Opinionの記事
エボ・モラレス大統領は、関係が悪化しているチリからの支援を受け入れる方針を示した。国内では少雨の影響で、各地で水不足が顕在化している。こうした中、チリ政府からボリビアへの水の支援の申し出があった。モラレス大統領はこの件について、「あらゆる支援を歓迎する」とし、この支援を受け入れる姿勢を示した。

■サンタアナ、小型機墜落 La Razónの記事
ベニ県のサンタアナで、小型機が墜落する事故が起きた。1日午前11時16分、サンタアナの空港を離陸したばかりのこの小型機は突然失速し、地域の農場に墜落した。小型機は農場内にある建物に突っ込んだ。この機には操縦士を含む3人が乗っていたが、いずれも奇跡的に負傷などはないという。

■ラパス県、水で二極化 Página Sieteの記事
ラパス県は、水をめぐり二極化している。南部のアンデス高地にあるラパスやエルアルトは現在、水不足に直面し、広い範囲で断水が行なわれている。一方、北部のアマゾン低地は雨が降りすぎ、各地で洪水や土砂災害が起きている。国内はこれから本格的な雨期の到来を迎えるが、降り方の極端化に対し、心配する声が上がっている。

■パネトン、28社 El Deberの記事
サンタクルス市は、28の企業に「パネトン」(パネットーネ)のお墨つきを与えた。国内ではクリスマスから年末に、このスポンジケーキの消費が増える。しかしこの高需要期に、国内では粗悪品が流通することがあり、サンタクルス市は品質検査などを実施し、基準に合う28社の銘柄を発表したものだ。


【ペルー】

■シチメンチョウ、220万羽 El Comercioの記事
国内ではこのクリスマスから年末年始にかけ、220万羽のシチメンチョウが市場に投入される。この時季、国内ではシチメンチョウの料理が食べられることが多く、年間消費の54%はこの時季が占めるという。今季の消費量は、前年同期比で3%増えると試算されている。ペルー国民は人口一人当たり、年間1.2キロのシチメンチョウを消費する。


【チリ】

■サンティアゴ、オタク祭 BioBio Chileの記事
サンティアゴではこの週末、「オタク祭」であるオタクトンが開催される。マンガやアニメ、テレビゲーム、そして日本のサブカルチャー好きが集まるイベントで、販売会やコスプレの会が開かれる。国内でもこうした「オタク文化」好きが多く、とくに今年はポケモンGOのブームで再注目された。イベントは3日、チリ大学構内で行なわれる。


【アルゼンチン】

■リネアA、全車空調つき Clarín.com
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄))リネアAで使用されている車輛は、1日からすべて「空調つき」となった。この路線では、100年以上使用されていた車輛が引退し、空調つきの新車輛への切り替えが進められていた。スブテの運営側によるとこの日から、すべての車輛で空調が運用されているという。

■11月の新車販売、13.9%増 La Nacionの記事
この11月の国内の新車販売は5万8078台と、5万976台だった前年同月から13.9%の増加となった。自動車販売業団体Acaraが明らかにしたものだ。1~11月の新車販売は66万7495台で、前年同期比で9.0%の増加となっている。Acaraは国内経済の持ち直し傾向で、新車に対する需要が増えていると指摘する。

■コルドバで小頭症 Clarín.comの記事
コルドバ州で、小頭症の新生児が確認された。出産した母親は、妊娠中にボリビアを訪れ、蚊が媒介するジカ熱に感染したとみられる。国内ではトゥクマン州などで小頭症のこどもの出生が確認されているが、コルドバ州では初めての事例だ。ジカ熱はブラジルを震源に、ラテンアメリカ各地に拡大した。

■イグアス、117万人 Iguazu Noticiasの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園をこの1~11月に訪れた人の数は、117万689人となった。同公園側が明らかにした数字だ。この11月の来訪者は10万9832人で、前年同月の10万8440人をわずかに上回っている。またこの11月の、プエルト・イグアスの主なホテルの平均客室稼働率は、75%だった。


【エクアドル】

■銅線窃盗、30キロ El Comercioの記事
今年に入り、キトでは全長30キロにわたる銅線が盗まれているという。この銅線は、時価で実に60万ドルにのぼる。転売目的での窃盗で、次期米国大統領にドナルド・トランプ氏が当選してから銅市場が上昇し、今後さらに盗難が増える可能性もある。銅線窃盗は、盗みをはたらいた者が感電して死に至るケースもあるが、一向にやまない。

■マナビ、M4.8の地震 El Universoの記事
マナビ県で1日14時35分頃、軽度の地震があった。観測機関によると震源はモンテクリスティ郡内で、震源の強さはマグニチュード4.8、震源の深さは3.3キロだ。モンテクリスティのほかマンタ、ハラミホ、ロカフエルテなどでおよそ6秒間の揺れを感じたが、人やや建物への被害はなない。


【コロンビア】

■空中待機で燃料切れか Telegraphの記事
メデジン近郊に墜落したラミア機は、空中待機中に燃料切れを起こした可能性が高まった。この機はメデジンに着陸しようとしたが、ビバ・コロンビアの旅客機が先に緊急着陸したため管制から空中待機を指示され、一帯を旋回中に燃料が切れたと推測される。フライトレコーダーによりこの機体は、墜落現場付近を不自然に旋回していたことが指摘されている。

■71人の身元を確認 ABC Colorの記事
メデジン近郊に墜落したラミア機事故の犠牲者71人全員の、遺体の身元が確認された。死亡したのはブラジルのフットボールチーム、シャペコエンセの選手や関係者、取材者ら64人と、ラミアの7人だ。遺体はそれぞれ、ブラジルとボリビアに空輸される予定だ。メデジン市は両国大使館と、この遺体搬送について連絡していることを明らかにした。

■怒り、ラミアに向かう Caracol Radioの記事
多くの選手や関係者を失ったブラジルのフットボールチーム、シャペコエンセとそのサポーターの怒りは、事故を起こした航空会社ラミアに向かっている。事故原因が燃料切れである可能性が高まり、同社の判断ミスを指摘する声が高まっている。またラミアが「南米カップの公式キャリア」と根拠のない宣伝をしていたことにも、怒りが向かっている。


【ベネズエラ】

■闇市場、4000ボリバール突破 Cronistaの記事
闇市場で、1ドルは4000ボリバールを突破した。国内経済の混乱を受け、闇市場でのドル上昇が続いている。11月28~30日の3日間にドルは11%上昇し、30日に4000ボリバール台に乗った。11月、同市場で米ドルは、ボリバールに対し62%も上昇したことになる。公定レートとの乖離率は広がる一方で、輸入などがさらなる影響を受ける懸念がある。

■野党、決裂含み El Universoの記事
議会で圧倒的多数を占める野党は、ニコラス・マドゥロ政権側との交渉が「決裂する」可能性を示した。山積する問題を解決するため、政府側と野党側との対話が11月10日から行なわれていたが、野党側は政府が約束された内容を履行していないとして、交渉の場から離席する可能性を示した。中断していた反政府デモなども再開する可能性がある。

■建設業、90%が麻痺 Panam Postの記事
国内の建設業は、実に90%が麻痺した状態にある。国内では経済失政にともなう混乱で、物資不足やインフレの進行が続いている。こうした情勢から資材調達に問題が生じ、また公共投資が滞っていることもあり、多くの建設現場が作業を中止している状態だという。今後、国内では都市部を中心に、住宅不足が起きる懸念もある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボラリス、エルサルバドルへ El Salvadorの記事
メキシコのLCC、ボラリスは来年1月15日から、エルサルバドルに乗り入れる。エルサルバドルの航空当局が、同社の国内への乗り入れを認可したものだ。ボラリスはメキシコ国内線や北米線のほか、中米ではコスタリカ、グアテマラに乗り入れている。就航路線は明らかではないが、サンサルバドルとカンクン、グアダラハラを結ぶ路線が濃厚とみられる。

■農業層、対運河の行進 Nacionの記事
ニカラグアの農業層が、運河建設に反対する大規模な行進を行なった。同国ではダニエル・オルテガ政権が、実質的に中国からの協力を得て、太平洋とカリブ海を結ぶ運河の建設が始まっている。しかし土地収用などの影響を受けた農業層が、この建設に強く反対し続けている。国内各地の行進で、鎮静化しようとした警察との衝突で、13人が負傷した。

■モンテビデオ、タクシー4%値上げ El Paísの記事
ウルグアイの首都モンテビデオでは今月から、タクシー運賃が4%値上げされる。運転手層の賃金の改善などが目的で、当局側からの許諾を得たものだ。一方、運転手らの団体はタクシー運行についての安全確保と、配車アプリケーション「Uber」の禁止などを求めているが、この点については結論が出ていない。

■米国、ニカラグアに懸念 Caracol Radioの記事
在マナグアの米国大使館は、ニカラグアの治安情勢に懸念を示した。同国内では農業層が、政府が進める運河建設に反対し、大規模なデモを行なっている。このデモ隊を鎮静化しようと警官隊が出動し、衝突発生で負傷者が出ていることが報告されている。米国側はニカラグアの治安維持や法の正義に疑問があるとして、この懸念表明をした。