2016.12.15

【ボリビア】

■副大統領、出馬を固辞 El Deberの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、2019年大統領選への出馬を固辞している。オルーロで採択された現行憲法の規定でエボ・モラレス大統領は再選出馬できない。このため与党MASは同副大統領を候補の一人としている。しかし副大統領は、モラレス大統領が出馬するならば副大統領への出馬を考える、とし大統領選への出馬を固辞している。

■副大統領、メサ氏の資格を問う La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、カルロス・メサ元大統領の資格に疑問を投げかけた。2019年大統領選挙へのメサ氏の出馬が噂されているが、副大統領は同氏の大統領としての資質に疑問を示し、正常な政権運営ができるかは不透明とした。メサ氏は2003年、大統領の辞職により副大統領から昇格したが、政権運営に失敗し辞任に追い込まれた。

■チリのストの損失、700万ドル La Razónの記事
チリのストライキによるボリビアの物流業界の損失は、700万ドルにのぼるという。チリでは10月末以降、税関によるストで通関が滞り、ボリビアの貨物トラックが国境で長期間、足止めされる事態が生じた。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用しており、国内とこれらの港湾との間の物流は、貿易の上できわめて重要だ。

■マドゥロとコレアが来暮 La Razónの記事
今月18日、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領と、エクアドルのラファエル・コレア大統領が来暮する。エボ・モラレス大統領はこの日について、初めてインディヘナ(先住民)出身者が大統領に当選したとして「文化革命の日と位置づけた。これを記念する式典がコチャバンバ県のチャパレ地方で開催され、モラレス大統領の「盟友」二人が参列する。

■TAM公営企業化法案を公布 El Díaの記事
政府は、ボリビア空軍航空(TAM)を公営化する法を公布した。空軍の一部門である同社は、商業航空便を運航するうえで、国内の民間航空会社との整合性に問題が生じた。このため管理を民間航空局に一元化するため、同社を公営化する方針が示されていた。この法的根拠が成立したことになる。

■TAM、1機のみ El Deberの記事
ボリビア空軍航空(TAM)が公営化された場合、商業航空便に利用できる保有機はわずか1機のみだという。公営化プロセスにある同社だが、保有機体の国内民間航空基準への整合性において、大きな問題があることが分かった。同社は多くの保有機を抱えるが、この基準を満たすのはわずかに1機だけだという。

■空軍、TAMは停止しない La Razónの記事
空軍側は、ボリビア空軍航空(TAM)は運航停止を免れるとの見方を示した。公企業化が進められる同社に対し、公共事業省は12月16日をもって同社を運航停止とする姿勢示している。しかし空軍側は、政府が45日間の猶予を認める見通しだとし、この運航停止措置は発動されないとの見方を示した。

■TAM、シェアの3割か La Razónの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、ボリビアの航空シェアのおよそ3割を占めるという。公企業化プロセスにある同社は現在は民間航空局の管理下にはなく、ボリビア航空市場における位置は曖昧だ。しかし推計で、同社の利用者数を計算すると、ボリビアの旅客航空のおよそ3割に相当するとみられるという。

■BoA職員、収監へ La Razónの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の職員2人は、収監される見通しだ。サンタクルスのビルビル国際空港から、スペイン、マドリードのバラハス国際空港に向かう機内から、薬物が見つかった。この薬物輸送に関わったとみられる乗務員2人が拘束され、取り調べを受けていた。この容疑が固まり、起訴される見通しとなったものだ。

■サンイグナシオ・デ・ベラスコでゲリラ豪雨 El Deberの記事
サンタクルス県のサンイグナシオ・デ・ベラスコで、いわゆる「ゲリラ豪雨」が降った。14日朝7時から9時にかけて、激しい雨がこの一帯を襲った。この時間帯、1平方メートルあたり実に23リットルもの雨が降った計算だ。この雨で道路が冠水するなどし、通勤、通学ができない人が続出した。


【ペルー】

■バス、マッチョ列車と衝突 El Comercioの記事
フニン県のワンカヨで、バスとマッチョ列車が衝突する事故が起きた。現場となったのはコルパのワユカチで、サンティアゴ・レオン社のバスが線路を横断しようとした際に、事故が起きた。この事故による死傷者はいないが、バス車輛は大破した。マッチョ列車はワンカヨとワンカベリカの間で運転されている。

■年末年始の観光、7730万ドル El Comercioの記事
この年末年始、ペルーの観光市場では7730万ドルが動くという。クリスマスから年始にかけて、多くの外国人観光客が来訪すると見込まれ、また国内を旅行するペルー国民も多い。このため観光地を中心にホテル、ツアー、交通機関などの予約が好調な状態だ。通商観光省が、この市場規模を予測した。


【チリ】

■バチェレ、ダッチワイフに不快感 BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領は、ダッチワイフスキャンダルに不快感を示した。機械の輸出業の団体の会合に参加したルイス・フェリペ・セスペデス経済相が、この場でダッチワイフを贈られ、満面の笑みで受け取ったことが世界的に報道された。バチェレ大統領は「女性の尊厳を傷つける、不適切な行為だ」と批判し、強い不快感を示した。

■サンティアゴ、記録的暑さに BioBio Chileの記事
サンティアゴは14日、この100年でもっとも暑い日となった。気象機関によるとこの日、最高気温37.3度を記録し、1915年に記録した37.2度を上回った。国内ではこの日、第4(コキンボ)州から第7(マウレ)州にかけて、気温が高い状態となり、バルパライソでも36度を記録している。

■10階から落とされた乳児が死亡 La Terceraの記事
サンティアゴで、火災が起きた建物の10階から落とされた乳児が、死亡した。この事態が起きたのはペドロ・ラゴス通りの集合住宅だ。火災発生で、上階にいた住民らは窓から飛び降りるなどした。23歳のドミニカ共和国出身の母親が、こどもを助けようととっさの判断で乳児を下に投げたが、最悪の結果となった。

■コキンボ、ヒメウミガメを保護 BioBio Chileの騎士
第4(コキンボ)州のチャンガ・デ・コキンボビーチで、ヒメウミガメが保護された。海岸を訪れた人が、弱り動けなくなっているこのカメを見つけ、通報したものだ。このカメは保護され、地域の大学機関で手当てを受けている。ヒメウミガメは同海岸が南米太平洋岸の棲息域の南端にあたり、乱獲で個体数の減少が指摘される種だ。


【アルゼンチン】

■エア・ノストラム、アルゼンチン参入か Aperturaの記事
スペイン、イベリア航空グループのエア・ノストラムが、アルゼンチン国内市場への参入の可能性を探っている。現在国内では、新規航空各社の参入申請が相次いでいるが、同社も計画している。同社はロサリオにベースを置いていたソル航空に出資していたが、これを引き上げた後ソル航空は破綻した。

■AR、LCC対策が後手 La Nacionの記事
アルゼンチン航空の、LCC対策は後手に回っているという。航空の専門家が指摘したものだ。国内ではアンデス航空が12日からLCC型の便の運航を開始し、来年には数社が参入予定だ。国内航空は価格競争が促進されるとみられるが、高コスト体質で知られる国営のアルゼンチン航空はこの分野への対応をほとんどとっていない。

■アンデス航空、16路線開設へ El Diario de Madrynの記事
アンデス航空は2017年、16の路線を開設するという。同社が路線計画を新たに示したものだ。サルタにベースを置く同社はこの12日、ブエノスアイレス-コルドバ線をLCC方式で開設した。同社は新たに3機をリース新規調達津しLCC路線を拡充するという。もともとのベースであるサルタやフフイ、トゥクマンなどを発着する路線の開設を予定している。

■大量MDMAでオランダ人逮捕 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、大量のMDMAを保持していたとして25歳のオランダ人の女が逮捕された。この女はフランクフルト初のルフトハンザ便で到着したが、二重底にした荷物からMDMA8キロ、2万錠が見つかった。MDMAはエクスタシーとも呼ばれる合成麻薬で、国内では使用や流通などは禁じられている。

■タクシー、なぜかトーゴから La Nacionの記事
サンタ・フェの市民が、配車アプリケーションでタクシーを呼んだところ、反応したのは西アフリカ、トーゴの車輛だったという。約束していた20分後になっても現れず、確認したところ7千キロ離れた同国のタクシーを呼んでいたことが分かった。モバイル機器の操作ミスと、アプリケーションの欠陥が重なったため起きた事態とみられる。

■駐車場、53万台分不足 La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは、53万台分の駐車場スペースが不足しているという。市側が試算したものだ。市内で使用されている車輛数は180万台だが、駐車場のスペースは127万台分しかない。あぶれた車輛は、慢性的に路上駐車に甘んじているとみられる。しかし中心部を中心に、駐車場確保のための用地確保は難しい情勢だ。


【エクアドル】

■カヤンベ山、活発化の裏づけ Caracol Radioの記事
キトの北東70キロのカヤンベ火山は、やはり活発化していた。同火山ではこの6月頃から、火山性の地震が増えるなど活発化の兆候がみられていた。13日、実際に現地調査が登山者により行なわれ、温度上昇による氷河の溶け出しが確認され、さらに鼻につく硫黄臭もあったと報告された。

■消火活動で消防士が負傷 El Universoの記事
アスアイ県のエル・カハス国立公園での山林火災の消火活動で、消防士が負傷した。この公園内の火災はすでに50ヘクタールを焼いており、現場では70人体制での消火活動が行われている。ヘリからの消火活動中に1人の消防士が転落し、重傷を負った。また活動中、ほかの2人も軽傷を負ったという。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、霧の影響 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は14日朝、霧の影響を受けた。空港周辺が霧に包まれ、視界不良となったため午前6時から、離着陸が停止された。多くの国内線、国際線の便に影響が生じる事態となったが、視界が改善されたとして8時から再開され、以後段階的に正常化に向かっている。


【ベネズエラ】

■ブラジル国境も閉鎖 ABC.esの記事
ベネズエラとブラジルの国境も、閉鎖されているという。ニコラス・マドゥロ政権は、15日から新紙幣の流通が始まるのを前に、72時間にわたりコロンビア国境を閉じた。現行紙幣の両替を防ぐための措置だが、ブラジル国境についても同じ理由で閉じられたとみられる。政府はブラジル国境の閉鎖は発表していない。

■外相、強行参加 ABC Colorの記事
デルシー・ロドリゲス外相は、メルコスルの外相会議に強行参加した。5か国で形成されるメルコスルだが、4か国は経済問題を理由にベネズエラの資格停止を告げている。今回の会議には同外相は招待されていないが、準加盟のボリビアのダビド・チョケワンカ外相にともなわれ、会場となるサンマルティン宮殿を訪れた。

■議会「マドゥロの責任」 El Economistaの記事
議会は、国内の経済の混乱を招いた責任がニコラス・マドゥロ政権にある、と議決した。昨年12月の選挙で、議会は野党が圧倒的多数を占めている。同議会内で、現政権に対する「裁判」が行われ、同政権の責任が決議されたものだ。国内では経済失政で物資不足やインフレの進行が起き、国民生活が困窮している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ラテンアメリカ、1.3%成長予想 Caracol Radioの記事
ラテンアメリカの今年の経済成長は1.1%で、2017年は1.3%の成長が見込まれるという。国連ラテンアメリカ・カリブ海経済委員会(Cepal)が見通しを示したものだ。2016年は南米は2.4%のマイナスだがカリブ海が1.7%、中米が3.6%成長したと分析された。2017年にはブラジル、アルゼンチンの経済が上向く予想となっている。

■エルサルバドル、パンディージャ98人逮捕 Caracol Radioの記事
エルサルバドルの警察は、パンディージャ98人を逮捕した。パンディージャは同国で暗躍する組織犯罪のメンバーだ。逮捕されたパンディージャの容疑は、6件の殺人と、警官25人の殺害計画だという。国内ではこうした犯罪組織の活動により、殺人率が大幅に上昇する事態となり、政府は摘発に力を入れている。

■パナマ-コスタリカ国境橋 Criticaの記事
パナマとコスタリカを結ぶ新たな国境橋の建設が、来年4月に始まるという。パナマの公共事業省とコスタリカの交通省が合意したものだ。この国境橋は全長260メートルで、建設予算は1750万ドル、工期は553日間の予定で、2018年じゅうの開通を目指す。工事はコスタリカとメキシコの建設会社のジョイント・ベンチャーが請け負う。

■ウルグアイ、タクシーの電子マネー払い El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオでは来年の1月15日から、タクシーでの支払を電子マネーでできるようになる。市側と国の経済省、交通省が合意したものだ。政府は交通機関の支払について、現金決済を廃止する方針を示している。これに基づき、タクシーでの電子マネー決済が行われるものだ。国内のほかの地域では、2017年じゅうに同様の措置がとられる。