2016.12.19

【ボリビア】

■「行け、エボ」と言っている Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は出馬受諾の理由について「行け、エボとみんなが言っている」と述べた。サンタクルス県モンテロで行われた与党MASの党大会で、2019年大統領選への出馬が求められ、モラレス大統領は受諾した。現行憲法の規定で現状では出馬が困難な状況での受諾だ。しかしモラレス大統領は、出馬について「不安はない」とも述べている。

■専門家、現状では出馬困難と評価 Página Sieteの記事
憲法学や法学の専門家は、エボ・モラレス大統領の2019年大統領選への出馬は現状では困難との見方を示した。オルーロで採択された現行憲法の多選規定で、モラレス大統領は出馬ができない。与党MASはこれを可能とする方法を模索する姿勢で、現に4つの方法を上げている。しかし専門家らは、いずれにしても憲法を改正しない限りは困難との見解を示している。

■憲法改正も荊の道 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領の再選を可能とするための憲法改正も、荊(いばら)の道だ。憲法168条で、大統領の多選規定があり、2019年選挙に現状ではモラレス大統領は出馬できない。これを可能とするための改正に向けた国民投票がこの2月に行なわれたが、反対が51.30%と過半数を占め、否決された。同じ内容での改正を国民投票に図ることは難しいとみられる。

■農業層はエボ受諾を歓迎 Correo del Surの記事
農業層は、エボ・モラレス大統領が次期大統領選出馬を受諾したことを歓迎している。農業層の団体がこの報道を受け、次々と支持表明しているものだ。農業層は2006年のモラレス政権誕生以降、同政権の支持基盤の一つとなっている。一方、支持基盤だったが最近、その評価が変わりつつある鉱山労働者層はこの報道を静観している。

■ラミア操縦士、経験不足か News24の記事
11月28日にコロンビアで墜落事故を起こした航空会社ラミアのミゲル・キロガ操縦士は、飛行経験が不足していた可能性があるという。死亡した副操縦士の代理人が明らかにしたものだ。同操縦士はボリビア空軍のパイロットで、エコジェットの操縦士に転職し、その後ラミアに移った。商業航空便操縦に必要な飛行時間などが、足りていなかった可能性があると指摘された。

■スアレス氏が帰国 La Razónの記事
墜落事故から奇跡的に生還した、航空会社ラミアの客室乗務員ヒメナ・スアレス氏が帰国した。同氏は11月28日の事故で重傷を負い、メデジンの病院で手当てを受けていた。病院側の許可が出たことから、18日未明にサンタクルスのビルビル国際空港に到着した。市内の病院でさらに手当てを受ける予定だ。

■マドゥロ、来暮見送り El Díaの記事
ベネズエラ、ニコラス・マドゥロ大統領の18日の来暮は、急遽中止となった。ボリビアで初めて、インディヘナ(先住民)出身者が大統領に当選したこの日を、エボ・モラレス大統領は「文化革命の日」と位置づけ、コチャバンバ県で式典を開く。参加のため来暮する予定だったマドゥロ大統領は、国内問題を受けこれをキャンセルした。代わりに副大統領が来暮する。

■TAM、空軍ターミナルを使用 La Prensaの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、空軍のターミナルを使用している。空軍の一部門である同社は旅客航空便を運航しているが、公営化プロセスの途上にある。公共事業省が運航停止を命じ、これの撤回が合意されたものの各空港の旅客ターミナルは使用されず、空軍施設からの搭乗となっている。サンタクルスでは、すべての便がエル・トロンピーリョ空港発となった。

■チェスの駒からコカイン La Razónの記事
サンタクルスのビルビル国際空港で、チェスの駒からコカインが発見された。警察によるとこのチェスの駒は、23歳のメキシコ国籍の男が保持していたもので、コパ航空の便でグアテマラに向かおうとしていたという。警察は薬物輸送の現行犯でこの男を拘束し、背後関係などの調べを進めている。

■潜在的生産物、120種リスト La Razónの記事
ボリビア政府は、国内生産物120種を、輸出の潜在性のある生産物リストに挙げた。国内の産品のさらなる輸出増加を図るため、新たな戦略のもとに挙げられたものだ。キヌアやチア、バナナ、アマランサス、大豆油などの農産品や、アルパカ毛、伝統的スタイルのスカートなど、その内容は多岐にわたる。

■シマウマ、未払い続く Correo del Surの記事
スクレでは「シマウマ」に対する賃金未払いが続いているという。市内の交通整理や指導を行なうシマウマの着ぐるみの若者たちは、すっかりスクレでも定着した。しかしその多くは、この4か月にわたる賃金遅配となっているという。この事態で、仕事をするシマウマの数も減少しているという。このシマウマモデルは、ラパスで若者の雇用促進と交通マナー向上を目的に開始された。

■新大統領府、姿を現す Página Sieteの記事
ラパスで建設が進む新大統領府の建物は、現大統領府が面するムリーリョ広場側からも見えるようになった。新大統領府は現建物の南側に建設され、完成すると28階建てとなる。現在、17階の高さまで建設が進み、ムリーリョ広場からも今の建物の背後にそびえる建設中の建物が見えるようになった。


【ペルー】

■ウカヤリ、M6.1の地震 El Comercioの記事
ウカヤリ県で18日朝8時30分頃、やや強い地震があった。観測機関によると震源はプルス郡、エスペランサの南西100キロで、震源の強さはマグニチュード6.1、震源の深さは550キロだ。同県の広い範囲と、ブラジル国内の一部で揺れを感じたが、人や建物への被害はない。

■シエラ、紫外線警報 Perú21の記事
国内のシエラ(アンデス高地)地方に、紫外線に対する警報が出された。気象機関が明らかにしたもので、シエラ一帯で紫外線のレベルが高まり、一部の地域では人体に有害なレベルを観測しているという。高地は低地に比して紫外線が強い傾向があるが、今の状態は極めて異例の状況にあるとして、肌の露出を控え、サングラスを着用することなどの対策が呼びかけられた。


【チリ】

■イキケ、交通大改革 La Terceraの記事
第1(タラパカ)州都イキケは、市内交通の大改革を行なおうとしている。交通機関の一体運用や、信号機や道路網の改善などで、新たなモデルの交通体系を構築する計画を示した。隣接するアルト・オスピシオと一体的に、50億ペソを投じる計画だという。この計画は2019年にかけて実行される予定だ。

■ラ・システルナ、ホモフォビア殺人 BioBio Chileの記事
サンティアゴ近郊のラ・システルナで、ホモフォビア(同性愛憎悪)による殺人事件が起きた。17日18時30分頃、市内で48歳のセクシャルマイノリティの男性が、5人の男らから暴力を受けた。男性は市内の病院に運ばれたが、死亡が確認された。瓶で頭部を殴られたことが、死因とみられる。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレス、交通スト La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは19日朝、2時間にわたる交通ストライキが予定されている。交通業の労働組合連合UTAによるストで、スブテ(地下鉄)、コレクティーボ(路線バス)は朝5時から7時までの2時間、ストップする。近郊鉄道は4時から正午まで、航空も朝4時頃から一部の便に影響が出る。この動きは、政府による税制改正に反対するものだ。

■エア・ヨーロッパ、コルドバへ OK Diarioの記事
スペインのエア・ヨーロッパが18日夜から、コルドバに乗り入れる。マドリードとパラグアイ、アスンシオンを結ぶ路線を延伸する形でコルドバに就航するものだ。使用機材はエアバスA320-200型機で、最初の到着便はすでに予約で9割が埋まっているという。エア・ヨーロッパの国内乗り入れはブエノスアイレスに続き、2都市めだ。

■トレン・パタゴニコ、経営への懸念 En el Subteの記事
トレン・パタゴニコ(パタゴニア列車)の経営に対する、不安が高まっている。リオ・ネグロ州のビエドマとバリロチェを結ぶ列車が週2往復運行されているが、先週初めに突然のストがあった。11月の職員への給与が5千ペソしか支払われなかったことへの抗議だ。この事態で、経営側の財政難が起きているとの見方が高まっている。

■ゾウ、ブラジルに引っ越しへ La Nacionの記事
メンドサの動物園で飼育されているゾウが、ブラジルに引っ越すことになった。移動するのは2頭のゾウで、クリティバの動物園に移されるという。この動物園は飼育、管理体制の不備が指摘され、国内唯一の存在だったホッキョクグマが死んだことから、批判が高まった。動物園側によると、より飼育環境のいいクリティバがこれらのゾウの飼育を引き受けたという。

■国内北部、貨物列車の復権 Nuevo Diarioの記事
国内北部では、貨物列車の復権が進んでいる。90年代の民営化政策以降、貨物鉄道は斜陽化していた。多くの路線が休業していたが、近年になりその輸送効率が見直されている。サンタ・フェ州やサンティアゴ・デル・エステーロ州での路線再開が続き、さらに今後はチリとの間の国際鉄道網リバイバルプランで、さらに鉄道貨物が注目されそうだ。

■首都圏、天候への注意 Clarín.comの記事
気象機関はブエノスアイレス都市圏に対し、天候への注意を呼びかけた。先週後半から一帯では気温が摂氏35度に達するなど、この時季として気温が高い状態だ。この影響で今後、雨雲が急速に発達するなどし、雷をともなった大雨が降るおそれがあるという。またコルドバ、エントレ・リオス、サンタ・フェ、サンルイス州にも注意が呼びかけられた。


【エクアドル】

■マナビ県沖、船同士の衝突事故 El Universoの記事
マナビ県沖の太平洋で、船同士の衝突事故が起きた。マンタ港を出た漁船ヘラルド2号と、パナマ船籍の貨物船が衝突したものだ。漁船は転覆し、12人は救助されたものの5人は遺体で収容され、6人が今も不明となっている。現場海域では不明者の捜索が続いている。

■エア・ヨーロッパ、搭乗率90% El Universoの記事
グアヤキル、ホセ・ホアキン・デ・オルメド空港を発ったエア・ヨーロッパの第1便の搭乗率は、86%だった。スペインの同社は、新たにマドリードとグアヤキルを結ぶ直行便を17日、開設した。グアヤキルへの到着第1便の搭乗率は、90%だったという。同社はキトにも乗り入れており、国内2地点めの乗り入れとなった。


【コロンビア】

■リサラルダ、土砂災害 Caracol Radioの記事
リサラルダ県では、土砂災害が起きている。先週以降の雨で地盤が緩み、ペレイラ-マルセリャ間と、ビルヘニア-サントゥアリオ間を結ぶ道路で土砂災害が生じ、一時車輛の通行ができなくなった。これらの区間では復旧が進んでいるが、雨による地盤の緩みは県内各地で起きており、今後についの注意が呼びかけられた。


【ベネズエラ】

■100Bs札、1月2日まで延長 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は17日、100ボリバール札の使用を1月2日まで延長することを発表した。新紙幣発行にともない、この紙幣の廃止が発表され、国内は大きな混乱に陥っていた。新紙幣の準備が追いつかないことを受け、100Bs札について延命する措置をとったものだ。コロンビア、ブラジルとの国境封鎖については、同じく1月2日まで維持するとしている。

■国内、やや落ち着く Gestionの記事
国内は18日、やや落ち着きを取り戻しつつある。新紙幣切り替えにともなう100ボリバール札廃止で紙幣が涸渇し、国内では混乱、動乱が起きていた。しかしニコラス・マドゥロ政権が100Bs札の使用を延長したことから、国内はやや落ち着きつつある。しかしそれでもこれらの動きで、国内では略奪が横行し、少なくとも3人が死亡したことが伝えられている。

■500Bs札、流通へ Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、500ボリバール札については流通が開始すると発表した。政府と中央銀行は、この15日から6種類の紙幣を流通させるとしていた。しかしその準備が遅れ、100Bs札廃止発表もあり国内では紙幣が涸渇し、大混乱が起きていた。発行される新紙幣の最少額である500Bs札について、準備が整い、市場に出回ると同大統領は発表した。

■国境も落ち着く El Universalの記事
コロンビア国境も、落ち着きを取り戻している。ニコラス・マドゥロ政権が100ボリバール札の使用期限延長を発表したことを受け、コロンビアのククタでは安堵が広がった。国境閉鎖を受け、100Bs札両替のために違法に越境する動きが広がったが、この状況も落ち着きを見せた。コロンビア、ブラジルの陸路国境閉鎖については、1月2日まで延長されている。

■軍、治安維持にあたる El Universoの記事
国内の治安維持のため、軍の兵らも投入された。紙幣涸渇にともなう混乱で、国内ではデモや動乱が各地で発生し、略奪が横行したことも伝えられた。この事態打開のため、軍側も治安維持のためパトロール展開を行なっている。首都カラカスでは兵らのこの動きで、暴徒化などの事態は収束した。混乱が起きたボリバール州では135人が、逮捕されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ東部で地震 Caracol Radioの記事
キューバ東部で17日夜、地震があったという。観測機関によると震源はサンティアゴ・デ・クーバ近くのバコナオ海岸から11.5キロ西で、震源の強さはマグニチュード3.1、震源の深さは45キロだ。揺れは小さく、人や建物への被害はない。同地域では11月29日にも、マグニチュード2.9の地震が起きている。

■アズール、再雇用に前向き Repúblicaの記事
ブラジルのアズール航空は、アラス・ウルグアイの職員の再雇用に前向きな姿勢を見せた。財政難から運航停止となった同社を、アズールは買収する姿勢を示している。この交渉が再び行われ、職員の扱いについてアズール側が意思を示したものだ。アラス・ウルグアイは2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らが立ち上げた。