2016.12.25

【ボリビア】

■エボ「無効にする」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、今年2月21日に行なわれた国民投票の結果を「無効にする」と断言した。この投票は、国民に憲法改正を問うものだった。現行憲法では次期選挙にモラレス大統領が出馬できないが、この多選規定を見直し、出馬の機会を得ることが目的だったが、投票の結果否決された。モラレス大統領は「嘘によるミスリード」を理由に、無効にする姿勢だ。

■専門家「投票結果無効は無理」 Página Sieteの記事
法律の専門家は、エボ・モラレス大統領が示した国民投票の結果無効化は「無理」と断言した。与党MASは、この投票直前のスキャンダル報道などでミスリードされ、国民が正当な判断の機会を得られなかったと無効化の方針を示している。しかし専門家は、法的に裏づけのある結果でなければこの無効化はできない、と現行法制に基づいた判断を見せた。

■エントレ・リオス闘争で衝突 Correo del Surの記事
コチャバンバ県エントレ・リオスの社会闘争で、衝突が起きたという。窃盗犯が吊し上げを受けるリンチ事件で逮捕された村人の解放を求め、コチャバンバとサンタクルスを結ぶ道路の旧道が封鎖されているものだ。この封鎖解除を図った警官隊との間で衝突があり、複数の負傷者が出ているという。現場では催涙ガスが使用され、デモ隊側は投石で応じた。

■政府、ラミアについて再説明 La Razónの記事
政府は、11月28日に墜落事故を起こしたラミアについて、あらためて説明を行なった。71人が死亡したこの事故の責任は、操縦士とラミアの体制にあるとしている。しかし行政側の責任に触れられていないとして、墜落現場となったコロンビアの政府が疑問を呈していた。この説明では言葉は補われたが、内容はほとんど変わっていない。

■経済成長、4.5% El Deberの記事
ボリビアの今年の経済成長率は、4.5%になる見通しだ。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が24日、明らかにした数字だ。この数字は、国際通貨基金(IMF)の予測とほぼ重なる水準だ。同機関は今後数年間、ボリビアは3.5%程度の成長を続けるとの予想だが、政府は2017年成長目標を4.8%としている。

■副大統領、あらためて「出ない」 Página Sieteの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、2019年の大統領選挙に「出ない」とあらためて断言した。先週末に行なわれた与党MASの党大会で、エボ・モラレス大統領が再出馬要請を受諾した。これを受け、副大統領はあらためて副大統領候補となることを受け入れ、水面下で交渉が行なわれた大統領選への出馬について、否定を重ねた。

■ロシア、鉄道に関心 Los Tiemposの記事
ロシアが、コチャバンバの鉄道計画に関心を示している。既存の鉄道網を活用し、コチャバンバでは近郊鉄道を走らせる計画が進められている。ロシア政府と同国の鉄道会社が、この運営権に、大きな関心を示しているとコチャバンバ県が明らかにした。必要な工事については、スペインのホカ社が受注している。

■マルチ商法、閉鎖は32個所に Página Sieteの記事
マルチ商法疑惑で、閉鎖命令が出された施設は32個所となった。国税庁は、ダイヤモンド投資を理由に資金を集めていたダイヤモンド・ペイの事務所に対し、閉鎖を命じている。同局によると関連企業や類似企業などの閉鎖が、32個所に及んだという。このマリ地商法に資金を出資した国民は20万人にのぼるとみられる。

■タンボ・ケマード道改善 La Patríaの記事
ボリビア道路管理局(ABC)は、チリ国境のタンボ・ケマードへの道路改修が終わったことを明らかにした。回収が行なわれたのは、オルーロと国境を結ぶ210キロの区間だ。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として利用しており、この道路は貿易上重要な位置を占める。

■アルコール消費、6割 El Díaの記事
サンタクルス市内では、若い世代の6割は、アルコールを日常的に消費しているという。市側が行なった調査の結果だ。25~35歳の世代では、この数字は66.73%となっている。また24~28歳の世代でも60.39%だ。市側はこの数字を「やや高い」と評価している。アルコール依存問題は市内でも起きており、啓発を行なう方針を示した。


【ペルー】

■リマ空港、不審物騒ぎ Perú21の記事
リマのホルヘ・チャベス空港で24日、不審物騒ぎがあった。この日の朝、国際線の到着ロビーで不審なスーツケースが放置されているのが見つかった。爆発物の危険性があるとして、周囲から人が避難した。しかし調べたところ、単なる忘れ物とみられることが分かったという。

■ビバ、参入遅れる Gestionの記事
LCCのビバ・アエロ・ペルーの国内線参入が、少し遅れることになった。同社は2017年第1四半期の運航開始を目指していたが、これを第2四半期に延期するという。運航開始に向けた手続きなどの遅れが原因とみられる。同社はリマをベースに、クスコやピウラ、トルヒーリョ、アレキパなどへの路線展開を予定している。


【チリ】

■トーレス・デル・パイネ、2人を追放 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園から、チリ人観光客2人が「追放」された。森林組合によるとこの2人は、無登録、無許可の状態で公園内のマシソ・パイネ道に侵入したという。今年10月15日から、公園に入る観光客は事前に登録などを行なうことが義務づけられていた。

 width=■LATAM、デルタと接近か La Terceraの記事
LATAM航空と、デルタ航空、アエロメヒコが接近しようとしている。両社は連携強化に向けた協議を行なうことを明らかにした。ワンワールドに加盟しているLATAMはアメリカン航空と親密だ。スカイチームの両社との接近について同社は、利用客の利便性向上のため、としている。アメリカン航空との関係は変わらないとも言及した。


【アルゼンチン】

■Oderbrecht問題、アルゼンチンにも Clarín.comの記事
ブラジルの建設会社Oderbrechtの問題は、アルゼンチンにも到達した。米国の捜査機関は、同社がラテンアメリカ各地で、公共工事受注のため汚職を重ねた疑惑を追及している。アルゼンチンでも、ネストル・キルチネル、クリスティナ・フェルナンデス両大統領時代、同社が汚職を行なった記録があるという。

■トゥクマン空港、また爆弾騒ぎ Clarín.comの記事
トゥクマンの空港でまた爆弾騒ぎがあった。24日、警察に同空港を爆破するとの予告電子メールが入り、同空港のターミナルは急遽閉鎖された。この影響で多くの便に欠航や遅れなどが生じた。15時10分にターミナルは再開されたが、クリスマスの混雑期でもあることから、混乱が広がった。この影響でこの町を発つバスの便にも混雑がみられた。

■イグアス、カタツムリの脅威 Iguazu Noticiasの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスは、危険なカタツムリの脅威にさらされている。世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれているアフリカマイマイの棲息域が広がりを見せているものだ。あらためてこの事態が報告され、地域の環境にも影響を与えるおそれがあるとして、対策の必要性が指摘された。このカタツムリは、人に寄生虫を及ぼすおそれもある。

■犬への餌やり、処罰化で議論 La Nacionの記事
コルドバ州で、犬への餌やりの処罰化が議論となっている。アルタ・グラシアの議会は、路上などで野犬に餌やりをすることを禁じ、行なった場合に処罰する議案が議論されている。野犬対策として持ち上がった法制化だが、愛犬家や動物保護団体などが反対しているものだ。

■バルデス半島で火災 La Nacionの記事
チュブ州のバルデス半島で、大規模な林野火災が起きている。すでに牧草地1100ヘクタールを焼いているもので、地域を通る国道3号の通行にも支障が生じている。プエルト・マドリンの消防などが消火活動を行なっているが、火が広範囲にわたるためコントロールには至っていない。自然環境が豊かなこの半島は、ユネスコ世界遺産にも登録されている。

■コレクティーボ、カメラ搭載義務化へ La Nacionの記事
ブエノスアイレス州では、コレクティーボ(路線バス)への防犯カメラ搭載が義務化される。州議会が法案を可決する見通しとなったものだ。車輛内での犯罪抑止や、犯罪捜査などのため、すべての車輛にカメラを搭載するという。運転手を狙った強盗事件を受け、バス会社や運転手らも、この設置を求めていた。

■最後の一等地を売却 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの「最後の一等地」が売却された。ミクロセントロに隣接するプエルト・マデーロは、中心部最後の再開発地域だ。高層建築物などが建てられる、最後の区画が販売されたものだ。売却されたのは第4ドックに隣接する1万7千平方メートルの土地で、今後新たな建築物が建てられる見通しだ。


【エクアドル】

■大人形燃やし、自粛を El Universoの記事
グアヤキルの消防は、「大人形」を燃やすことを自粛するよう市民に求めた。国内では年越し時、人形を燃やす習慣がある。このため類焼などで消防の出動回数も増える。とくに街路などで、燃やすための大人形が用意されており、これを燃やさないよう、異例の要請を行なった。大人形は、少なくとも40個所以上で燃やされる可能性がある。


【コロンビア】

■アビアンカ機が緊急着陸 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空の旅客機が、ボゴタのエルドラード空港に緊急着陸した。23日、この事態を起こしたのは同空港からバジェドゥパルに離陸したばかりの便だ。両翼のシステムに問題が生じ、引き返し緊急着陸したものだ。この事態で乗客、乗務員に負傷などはない。この事態で、エルドラード空港はおよそ15分間、滑走路閉鎖となった。


【ベネズエラ】

■行列の中のクリスマス El Universoの記事
ベネズエラ国民の多くは、行列の中でクリスマスを迎えている。経済失政による物資不足に加え、通貨切り替えにともなう混乱で現金不足に陥っている。多くの国民は食料や現金を求め、スーパーや銀行の前に長い行列を作り続けている状態だ。ミランダやトルヒーリョでは、伝統料理アヤカやアレパをつくるのに必要なトウモロコシ粉を求める、デモも行われた。

■港湾取扱い、48%減 Informe21の記事
国内港湾が今年、扱った貨物量は、大幅な減少になるとみられる。主要貨物会社が明らかにしたもので、今年の扱い総量は前年比で、実に48%ものマイナスとなる見込みだ。経済失政の影響で通貨の正規、闇市場間の乖離が進み、輸出入に大きな影響が生じた。このため国内では物資不足が蔓延する状態となっている。

■略奪、犯罪組織が煽動か Efecto Cocuyoの記事
シウダー・ボリバールで起きた一連の略奪は、犯罪組織が煽動した可能性が高いという。先週末、通貨切り替えの混乱の中この町では略奪が横行した。市内のスーパー、食品店の実に90%が被害を受けたとも指摘されている。地域で暗躍する犯罪組織が、これを率い、煽動した可能性がある。警察によるとこの組織のメンバー14人が逮捕されているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バスケス、被災地訪問 El Paísの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は、災害被災地を訪問した。天候が大荒れとなったマルドナードでは、住宅の損壊や農業被害が報告されている。バスケス大統領は24日午前10時、この地を訪れ被害現場を視察した。この悪天候の影響で停電が続いている地域では、同日午後には送電が復旧する見通しだという。

■プエルトリコ観光、ジカ熱の影響 Caracol Radioの記事
プエルトリコの観光は今年、ジカ熱の影響を受けたという。ネッタイシマカが媒介するこの感染症がブラジルを震源にラテンアメリカ、カリブ海地域に蔓延した。プエルトリコでは今も、感染が広がっており、この10月に同地を訪れた観光客は、前年同月比で96%もの減少となった。

■アズールとの交渉は前進 UY Pressの記事
アラス・ウルグアイをめぐる、ブラジルのアズール航空との交渉は前進しているという。ウルグアイの交通省が24日、明らかにしたものだ。財政難から全便を停止したアラス・ウルグアイについて、アズールが買収する交渉が行なわれている。アズールは買収を経て、モンテビデオを地域ハブの一つに位置づける姿勢だ。

■ニカラグア、M3.6の地震 Prensa Latinaの記事
ニカラグアでは24日朝7時29分頃、軽度の地震があった。観測機関によると震源はレオン県のエル・サウセ近くで、震源の強さはマグニチュード3.6、震源の深さは3.1キロだ。広い範囲で揺れを感じたものの、人や建物への被害はない。環太平洋造山帯に位置する同国は、世界有数の地震国の一つだ。