2014.01.28

【ボリビア】

■ハーグ裁定、ボリビアの海に影響なし Página Sieteの記事
ペルー、チリの間の領海問題についてのハーグ国際司法裁判所の裁定は、ボリビアの「海の問題」に影響はないという。ハバナを訪れているエボ・モラレス大統領が見解を示した。ボリビアは太平洋条約に基づく専用の「海の出口」を求め、チリを同じく国際司法に提訴する姿勢を示している。今回の裁定結果が、このボリビアの海には影響を及ぼすことはないとモラレス大統領は語った。

■国家非常事態も視野 Página Sieteの記事
ボリビア政府は国家非常事態の発令も視野に入れている。国内の広い範囲は雨季を迎えているが、各地で大雨による川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、被害が広がっている。オスカル・カブレラ国防副相は国家非常事態の発令の可能性があるとした。雨季は2月にかけて続き、今後も各地で被害が発生するおそれがある。

■ルレナバケに物資到着 Página Sieteの記事
ベニ県のルレナバケの空港には、国の支援物資を積んだ空軍機が到着した。この町では先週、大雨により大規模な土砂崩れが発生し、4人が死亡し、10人が不明となっている。多くの人が避難を強いられており、国は食料や医薬品などの援助物資を送ったものだ。ルレナバケは国内のアマゾン観光の拠点となる町だ。

■チュキサカ、M5.4の地震 El Deberの記事
チュキサカ県を震源とする地震が27日昼12時42分頃、発生した。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はスクレの南99キロ、ラパスの南東579キロのトミナのコミュニティ近くだ。震源の規模はマグニチュード5.4と推定されている。この地震による人や建物への被害は報告されていない。

■オルーロ、B型も少ない La Patríaの記事
オルーロでは、血液型がB型の人は少なく、とくにRH-の人を見つけるのは難しいという。オルーロの血液銀行が明らかにしたものだ。市内では身体への負担が少ない成分輸血を含め、献血への協力が呼びかけられている。数が少ないB型の人へ協力を求めた。2010年のラパスのデータではO型は6割、A型は3割、B型は1割で、AB型は1%未満だった。

■スクレ、航空便が混乱 Correo del Surの記事
チュキサカ県のスクレでは先週末、航空便が大きく混乱したという。フアナ・アスルドゥイ・デ・パディージャ空港では悪天候の影響で26日、欠航や遅れが相次いだ。この空港には計器着陸装置など、悪天候に備えた誘導装置などがなく、利用者の間から、対策を求める声が上がっているという。

■ラパス、アラシータ博物館 La Razónの記事
ラパス市は市内のエヘルシト通りに、「アラシータ博物館」を設けた。アラシータはラパスやオルーロで多数を占めるアイマラの習慣で、望みをかなえるための品をエケコに捧げるものだ。この習慣について、ユネスコ無形文化遺産登録申請が行なわれる見通しで、この博物館には関連のミニチュア製品など50点が展示されている。

■セハ、ミラドール整備へ La Razónの記事
エルアルト市は、市内のセハに新たにミラドール(展望台)を整備する方針だ。セハはラパスとを結ぶ高速道の入り口で、交通の要衝でもある。人と車の動線を分けるため、新たに歩行者用の橋が設けられ、同時にミラドールも建設されるという。ラパスを見渡す位置にあることから、観光客の来訪も期待される。


【ペルー】

■ウマラ「70%の勝利」 La Repúblicaの記事
ハーグの国際司法裁判所の裁定結果を受け、オリャンタ・ウマラ大統領は「70%の勝利」と評価した。結果が示された後の国民に向けた会見の中で語ったものだ。この裁定で、ペルー側の主張の一部が認められ、チリ領海とされていた5万平方キロメートルのペルー帰属が判断された。ウマラ大統領は「混乱している」としながら、主張の一部が認められたことに歓迎の意向を示している。

■タクナ、閑古鳥 Correo Perúの記事
国内南端、チリ国境の町タクナのバスターミナルは27日、閑古鳥が鳴いた。ハーグの国際司法裁判所がペルー、チリ間で争われていた領海問題の裁定結果をこの日、示した。通常、このターミナルはチリとの間を往来する人々の利用が多いが、この日は不測の事態に備え、移動を控える人が多く、利用者は少なかった。ターミナル側によると、施設の収益この日、700~1000ソル少なくなると見積もらるという。

■アレキパ軽飛行機計画 La Repúblicaの記事
アレキパでは、国産の軽飛行機を開発、製造する計画が進められている。地域の技術開発イノベーションセンターと、空軍の元飛行士らが進めているもので、農地への薬剤散布用の軽飛行機の開発を想定している。この軽飛行機を地域の農地で活用し、技術の「地産地消」をめざす。

■カハマルカ、3万5千人予想 Travel Updateの記事
カハマルカのカルナバルを今年、3万5千人が訪れる見通しだという。地域観光局とカルナバルの主催側が、2月23日から3月9日にかけての人出を予想したものだ。カハマルカは国内でも特徴的、伝統的な催しが数多く開催され、毎年多くの観光客を集める。今季は社会闘争などの影響もなく、順調に進められる見通しだ。

zz_d2883.jpg■リマ、駅周辺の整備 Per&uaciute;21の記事
リマ市はメトロ(電車)駅周辺のアクセス道整備を、今後進める。市内中心部のグラウと郊外のビジャ・エルサルバドルを結ぶメトロ1号の駅へのアクセスを改善し、より利用しやすい環境を整えるものだ。市側は1400万ソルを計上し、16の駅周辺について改善工事などを実施する。これらの工事は2月にも着工される見通しだ。

■プーノ鉱山事故、死者8人に Per&uacuge;21の記事
プーノ県のサンアントニオ・デ・プティナ郡で起きた、雪崩をきっかけとした落盤事故による死者は8人に増えた。この事故は非合法のルナール金鉱山で起きたもので、現場では4人の遺体が発見されていたが、さらに雪と土砂の中から4人が見つかったという。死者の身元確認が現在、進められている。


【チリ】

■ピニェラ「裁定を尊重」 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、ハーグの国際司法裁判所の裁定を尊重する姿勢を示した。ペルーとの間の領海問題の裁定で、「解決済み」との立場を示したチリ側の対応に反し、同司法はペルー側の主張を一部認める裁定を27日、明らかにした。ピニェラ大統領は「厳しい判断」であるとする一方、受け入れる姿勢を示したことになる。

■アリカでは抗議行動 La Repúblicaの記事
ハーグ裁定を受け、国境の町アリカでは、漁業者らによる抗議行動が行なわれた。この裁定でペルー側の主張の一部が認められ、チリは領海の一部を失うことになる。漁業者らは、地域漁獲の35%がこの裁定で損なわれるとして、市内で抗議デモを行なった。この際、アリカの「苦しみ」を示す真っ黒な旗が掲げられた。

■なりすまし、49%増 La Terceraの記事
チリでは、インターネット上の「なりすまし」の告発件数が2013年、前年比で49%増えたという。チリ警察のサイバー犯罪局が明らかにしたものだ。とくにこのなりすましによる金融機関取引の詐欺被害がこの年、大きく増えている。またスマートフォンやタブレットなどのデバイス普及も、この傾向に拍車をかけていると同局は見方を示した。


【アルゼンチン】

■ドル販売、一時完全停止 La Nacionの記事
新たな規制がスタートした27日朝、国内では米ドルの販売が一時、完全に停止した。先週、2日間にわたりペソが下がった影響で、ドル預金や保有に対する新たな規制が敷かれた。この影響で国内銀行はこの朝、ドル販売を中止した。さらに一般の両替店も、当局側からの許諾の遅れから、朝の時間帯は営業そのものができなかったという。正規の手続きをとるドル購入者も、ドルを手に入れることができなかった。

■中央銀行、週明けも介入 La Nacionの記事
アルゼンチン中央銀行は27日も、1億ドル規模の為替介入を行なった。先週、2日間にわたりペソが大きく値を下げ、24日にも大規模介入を行なっていた。この日、ドル販売の新たな規制が始まる中再び介入し、1ドルは8.01ペソと、先週末とほぼ変わらない値となった。平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は12.15ペソとなっている。

■カタマルカ泥流、13人死亡7人不明 Télamの記事
カタマルカで23日、アンバト川が溢れて発生した泥流による死者は13人となり、依然として7人が不明となっている。観光地であるエル・ロデオやシハンなどが被害を受け、多くの住宅が損傷し、市街地が泥や岩石に覆われている。不明者の捜索は、隊員らが道なき道を進んでいる状態で、難航している。

■シロクマ問題、2月までに結論 Clarín.comの記事
メンドサの動物園で飼育されているシロクマ「アルトゥロ」の扱いについて、2月までに結論を出すとメンドサ州知事が明らかにした。この飼育環境が悪く、猛暑の中で体力を消耗している実態が伝えられ、環境団体が問題提起し、政治的な問題にまで発展していた。国外を含めより環境の整った場所への移転などが検討されている。このアルトゥロは国内唯一のホッキョクグマだ。

■旧暦新年、20万人予想 Clarín.comの記事
この31日の中国の新年(旧暦新年)にはブエノスアイレス、ベルグラノの中華街には20万人の人出が予想されるという。この一帯では台湾系市民を中心に、この新年を祝う伝統的な商品、食品などが売られ始めている。とくに今年は、午年にちなむグッズが多いという。ブエノスアイレスでも年々、この旧暦新年を祝う習慣の認知が進んでいる。

■AR、バルセロナからようやく戻る Sin Mordazaの記事
スペイン、バルセロナで「座礁」していたアルゼンチン航空の旅客機が、ようやくブエノスアイレスに戻った。23日に現地を発つはずだった便が遅れに遅れ、乗客らが出発を待ち続けていた。27日朝4時30分、エセイサ国際空港に到着した。アルゼンチン航空はこの件について「行政判断」などと説明しているという。

■Edesur、2月に賠償 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの電力供給会社Edesurは、停電被害者への賠償を2月に行なうと発表した。12月から今月にかけ、暑さで需要が増えたことから、市内では電力供給が不安定となった。同社は停電が起きた時間を基準に、490~870ペソの賠償金を利用者に支払うという。市内のもう一つの電力会社Edenorもこれに追随するとみられる。


【エクアドル】

■アスアイ、鉱山閉じ込め El Universoの記事
アスアイ県の鉱山で、72時間にわたり2人の鉱山労働者が閉じ込められている。エル・トレボル3鉱山で24日、土砂崩れで鉱山入り口が塞がれる事態が起きた。中で作業をしていた2人が出られなくなったという。2人は音などを通じて生存は確認されており、負傷もしていないとみられる。しかしさらに土砂崩れが起きるおそれがあり、救出活動は進んでいない。