2017.01.23

【ボリビア】

■米国、大使再赴任を示唆 El Díaの記事
米国政府が、ボリビアに大使を再赴任させる姿勢を示した。2008年、パンド県で起きた事件をきっかけに、両国は双方の大使を帰還させた状態となっている。昨年特使としてボリビアを訪れたペーター・ブレナン氏が、両国の関係正常化を見据え、大使再赴任を妥当と発言したものだ。

■副大統領「米帝主義の終わり」 El Díaの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は「米帝主義は終わった」と語った。22日、エボ・モラレス政権誕生11年に合わせ、演説した内容で降れたものだ。モラレス大統領は米国の長年の姿勢を米帝主義と批判し、距離を置く政策をとっていた。副大統領は米国での政権交代に合わせ、この政治的イデオロギーが激変すると語った。

■エネルギー省創設、20年先を見据えた政策 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、エネルギー省創設について、20年先を見据えた政策だ、と説明した。モラレス大統領はエネルギー政策を担当する新たな省庁を設けることを明らかにしていた。政府は電力を新たな輸出品ととらえ、電源開発や将来的な原発稼働などを計画している。モラレス大統領は、エネルギー産業を新たな国の経済の柱に育てる方針を示した。

■ブラジル、エネルギー省を歓迎 El Deberの記事
在ラパスのブラジル大使は、エボ・モラレス大統領が示したエネルギー省創設計画を歓迎した。レイモンド・サントス大使が語ったものだ。ボリビアはブラジルへのエネルギー輸出や、共同での水力発電所計画などを進めている。ボリビアのエネルギー政策の強化は、ブラジルの利益にもなる、と同大使は語った。

■ボリビアはメルコスルに必要 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビアはメルコスルに必要、と断じた。ボリビアはメルコスルへの正規加盟を目指し、条件充足に向けた手続きを進めている。モラレス大統領はメルコスル自体の発展のためにもボリビアの加入は欠かせないとして、手続きを迅速化させる姿勢を示した。一方、このブロックに後に加盟したベネズエラが資格停止となり、障壁が高くなったとの指摘もある。

■シララ水資源全面回帰を Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、シララ水系の水資源の国内への全面回帰を目指す姿勢を示した。ポトシ県のこの水系からは、チリが100年以上にわたり無許可取水を続けている。政府はこの問題をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでおり、チリに「盗まれている」この事態を打開する姿勢を鮮明に示した。

■エボ「国民投票結果は誤り」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、昨年2月21日に行なわれた国民投票の結果を「誤り」と断じた。オルーロで採択された現憲法の規定で、モラレス大統領は次期大統領選に出馬できない。この改正を図ったが、この投票では否決されている。モラレス大統領はこの結果が「誤った情報に操られたものだ」とした。野党などは、民主主義の結果だとしてこの結果尊重を政府に求めている。

■エボ、11年で46か国訪問 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は就任から11年で、合わせて206回にわたり外国を訪問し、46か国を訪れている。モラレス大統領が就任して22日で11年を迎えた。近隣国を中心に多くの国々を訪れており、これらの移動にかかった総時間は1800時間に達するという。今週、モラレス大統領はサミット参加のためドミニカ共和国を訪れる。

■アラライ、有害シアノバクテリア発生か Los Tiempsの記事
コチャバンバのアラライ湖で、有害物質を生成するシアノバクテリア(藍藻)が発生している可能性があるという。ボリビアカトリック大学のエドゥアルド・モラレス氏が指摘したものだ。シアノバクテリアには種類があり、中には猛毒を発生させるものもある。湖の周辺住民の間で、こうした毒性物質による中毒が起きるおそれもあるという。

■フォルクローレ委員会、54年 El Paísの記事
オルーロのフォルクローレ委員会(ACFO)は創設から54周年を迎えた。この委員会は、ユネスコ無形文化遺産に登録されるカルナバルを主催する団体だ。国内のフォルクローレ音楽文化に大きく資したとして、国内のアーティストらが祝を述べている。今年のカルナバルのパレードは2月25日に行なわれる。


【ペルー】

■中央道、また泥流被害 Perú21の記事
リマとワンカヨを結ぶ中央道は、鉄砲水による泥流被害をまた受けた。リマ県のチャクラカヨでこの事態が発生し、中央道も水浸しになったものだ。この道路では今月、チョシカなどで同様の事態になったばかりだ。現在現場では地域行政と交通通信省が復旧作業を続けている。

■雨で救出活動困難に Perú21の記事
アレキパ県の鉱山の落盤事故現場では、不明となっている6人の捜索が雨により阻まれた。アカリのこの鉱山ではこの16日、鉄砲水が発生したことから事故に至り、7人が生き埋めとなった。その後1人の遺体は発見されたが、残る6人の安否は未だ不明となっている。一帯で再び雨が降り、二次災害のおそれがあるとして捜索活動が中断する事態となった。

■アレキパ空港、一時閉鎖に Correo Perúの記事
アレキパのアルフレド・ロドリゲス・バリョン空港は22日朝、滑走路が一時閉鎖された。アレキパ一帯では雨が降り、さらにこの朝は濃い霧に覆われた。視界不良のため、同空港を発着する便は軒並み運休となった。同空港では18日のリマ行きLATAM航空便が2便欠航となり、後続便にも影響が出ている中、新たな欠航の事態となった。

■アレキパ、また脱線事故 Correo Perúの記事
アレキパではまた貨物列車の脱線事故が起きた。22日午前、この事故が起きたのはウチュマヨ付近だ。15輛めの客車が脱線し、横転したものだ。大雨の影響でレールに歪みが生じたのが原因とみられる。この事故で、輸送中だった油が一部、流出する事態となった。アレキパではこの前日にも、脱線事故が起きている。


【チリ】

■アマスソナス、北部のほかの都市にも BioBio Chileの記事
ボリビアのアマスソナス航空が就航するのは、アリカ-イキケ線だけではないという。この路線開設をアリカのメディアが伝えたが、同社は3月以降、アリカとアントファガスタ、コピアポ、ラ・セレーナを結ぶ路線の開設も予定していることが分かった。同社は現在、アリカ、イキケとボリビア、パラグアイ国内都市を結ぶ路線を運航している。

■海軍船でまたスキャンダル BioBio Chileの記事
海軍の訓練船で、またスキャンダルが発覚した。この船は米国ハワイへの演習の際、上官が酒に酔って船に戻ったことが判明し、問題となっていた。また新たに、訓練船内で眠る女性訓練生の寝姿が盗撮され、この写真が出回っていることが明らかになった。この訓練生の中には、上半身裸のものもあったという。


【アルゼンチン】

■ラ・パンパ火災再燃 La Nacionの記事
ラ・パンパ州では林野火災が再燃した。州道14号沿い、国道12号沿いの2個所で、再び火の手が上がっているもので、同州の消防が再び消火活動に入っている。同州では年始の嵐による落雷で各地で火災が発生し、100万ヘクタールを焼いたばかりだ。これらの火災による経済損失は甚大とみられている。

■ロカ線、区間運休 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線は22日夜から翌朝にかけて、運転が制限される。22時から午前10時まで、プラサ・コンスティトゥシオンとアレハンドロ・コーン、エセイサ、ベラサテギを結ぶ区間は、運転されない。これらの区間は電化される予定で、この工事のための運休だ。

■リオ・ガジェゴス空港、利用落ち込む El Pingüinoの記事
サンタクルス州都リオ・ガジェゴスの空港利用がこの12月、大幅な落ち込みを記録した。空港の管理側によるとこの月の利用者総数は2万3335人と、前年同月比で27.6%ものマイナスだった。12月の国内航空利用総数は、前年同月比で5.2%増える中、異例ともいえる減少だ。また国内南端ウシュアイアの空港も、同じく12.8%のマイナスだった。

■ビジャ31で火災 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのビジャ31で火災があり、1人が死亡した。22日午後、レティーロに隣接するこの地で住宅から火が出た。この火災で、この住宅の近隣地住民の男性が死亡し、消火活動などにあたった5人が負傷した。現場では大量の煙が立ち、消火活動は難航したという。

■サルタからフフイに支援 El Tribunoの記事
サルタ州からフフイ州のエル・ボルカンに、多くの支援の手が伸びている。この地では今月、山からの土砂災害で泥流が発生し、これまでに4人が死亡している。この災害被災地への物資支援や、現地への復興支援のためのボランティア活動が、サルタ州から活発に行われている。泥流被害地では、まだ復興の青写真は見えていない。

 width=■AR、営業店再編 El Patagónicoの記事
アルゼンチン航空の国内外の営業店の再編の機運が高まっている。同社の前会長が辞任し、新しく就任したマリオ・デリャクア新会長が方針を示したものだ。事業リストラの一環で、営業拠点の見直しを図るという。このため国内外の営業店の間で、大幅な人員削減が行なわれる可能性があり、職員らは不安を高めている。

■小包から覚醒剤 Diario Popularの記事
ブエノスアイレス市内からフランス、パリに発送された小包の中から、覚醒剤の一種であるメタンフェタミンが発見された。この小包は国際郵便網を通じ送られようとしていたが、エセイサ国際空港でのX線検査で中身が明らかになったという。郵便を利用した薬物取引とみられ、警察が捜査を進めている。

■国内各地に暑さの警報 Clarín.comの記事
気象機関は国内各地に、暑さへの警報、注意報を出した。強い熱波が国内上空を覆い、ブエノスアイレスなどでは気温が摂氏43度、パタゴニアでも所によっては40度まで上昇する予報だ。気象機関は気温が高い状態は24日頃まで続くとして、熱中症への警戒などを呼びかけている。


【エクアドル】

■ジャガーネコ、車に轢かれる El Universoの記事
グアヤス県で、車に轢かれた野生のジャガーネコが保護された。エル・トリウンフォの路上で轢かれ、保護されたもので現在このジャガーネコはリブロ・ロホの施設で手当てを受けている。傷は重く、まだ危険は脱していない状態だ。ジャガーネコはヤマネコの一種で、南米の広い範囲に棲息するがその個体数が大きく減っている種でもある。

■コトパクシ山から蒸気 El Comercioの記事
コトパクシ山の山頂の火口から水蒸気が噴出された。観測機関によると22日朝、火口付近で白い蒸気が上がっているのを、麓から肉眼でも観測できたという。この水蒸気は、火口から1000メートルの高さ付近まで上がっていた。標高5897メートルの活火山であるこの山は2015年8月に活発化し、警戒が高まった。


【コロンビア】

■マリファナ1500キロ摘発 Caracol Radioの記事
バジェ・デル・カウカ県のトロで、1500キロものマリファナ(大麻草)が摘発された。警察が明らかにしたもので、この大量マリファナは輸送中だったという。このマリファナは、国内第2の都市メデジンの市場に向けられていたとみられる。今回の押収量は、一度の発見として異常な多さだ。

■バイク販売、14.2%減 Caracol Radioの記事
国内でのバイク販売は2016年、大幅な落ち込みを記録した。バイク販売車の団体が明らかにしたものだ。この年の販売数は56万7640台と前年比で14.2%の減少だった。ボゴタでは13.48%、メデジンでは12.38%の減少となっている。また12月の国内月間販売台数は5万5233台と、前年同月比で3.16%のマイナスだった。


【ベネズエラ】

■中央銀トップ交代 El Universoの記事
ベネズエラ中央銀行の総裁が交代した。ニコラス・マドゥロ大統領は22日、ネルソン・メレンテス総裁が辞任し、リカルド・サンギノ氏が新総裁となったことを明らかにした。メレンテス氏は財務相を経験し、2014年に総裁に就任していた。同氏が辞任を申し入れ、マドゥロ大統領が受領したという。新総裁のサンギノ氏は73歳、金融行政に精通したベテランだという。

■ペット向け医薬品も不足 El Periodiquitoの記事
国内では犬など、ペット向けの医薬品も不足しているという。経済失政の影響で、国内では医薬品の実に9割以上が不足に陥っていることが指摘されている。ペット、動物向け医薬品も同様の傾向で、70%が不足しているという。とくに狂犬病などの予防接種用のワクチンの不足が顕著で、感染症が今後爆発的に広がるおそれもある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■黄熱病パンデミックか La Vozの記事
ブラジル保健省は、黄熱病のパンデミックが起きる可能性に言及した。ミナス・ジェライス州ではこの感染症が広がり、これまでに47人の感染が確認され、25人が死亡している。今の時点でこのほか160人の感染が疑われている。同国の昨年の感染者は7人で、今後爆発的に広がる可能性があるとの見方を示したものだ。

■パラグアイ、ステビア戦略 Caracol Radiioの記事
パラグアイは2030年までに、ステビア生産を軌道に乗せる方針だ。ステビアは同国起源のハーブで、カロリーの少ない甘味料として使用される。同国は今後、中国市場の開拓を念頭に、国内産ステビアの国際市場への売り込みを強化する。一方ステビアについては、食品としての安全性の疑いから一部の国は、この使用が禁止、制限されている。