2017.01.26

【ボリビア】

■チョケワンカ氏、副大統領候補か El Díaの記事
与党MAS幹部のロドルフォ・マチャカ氏は、外相を退任したダビド・チョケワンカ氏が、次期副大統領候補になるとの見方を示した。22日、エボ・モラレス政権誕生から外相を務めた同氏の退任は、驚きをもって受け止められている。アルバロ・ガルシア・リネーラ現副大統領は次期選挙に出馬しないことを明言しており、チョケワンカ氏がその後を受けるとの見方を示した。

■退任閣僚ら、エボ再選に全力 La Razónの記事
22日の内閣改造で退任した前閣僚らは、いずれも2019年選挙でのエボ・モラレス大統領の再選に力を尽くす姿勢を示している。外相を退任したダビド・チョケワンカ外相が明言したほか、ほかの前閣僚らからも発言が相次いだ。オルーロで採択された現憲法の規定で次期選挙にモラレス大統領は出馬できず、出馬に向けた手続きが急がれている。

■ボリビア、南米の発電国へ La Razónの記事
ボリビアは、南米全体を支える発電所となる戦略だ。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、国内での電源開発を進め、大量消費地であるブラジル、アルゼンチン、さらに関係が悪化しているチリにも、電力を輸出する可能性があるとした。政府は国内での水力、火力発電に加え、原子力発電所の建設も計画している。

■汚職度ランク、113位に El Díaの記事
ボリビアは対汚職、透明性のランキングを113位に落とした。国際機関が示したこの数字は、昨年の発表では99位で、14ランク落ちたことになる。ラテンアメリカでもっともランクが下なのはベネズエラの166位、次ぐのはハイチの159位、ニカラグアの145位となっている。最上位はウルグアイの21位、チリが24位で続く。

■エケコに横断鉄道を願う El Deberの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、エケコ人形に大陸横断鉄道の実現の夢を託した。ラパスでは24日から、エケコ人形に願懸けをする品々を売る「アラシータ」が開幕した。副大統領はこの場を訪れ、国内鉄道網を活用したこの鉄道計画の実現を、この人形に願ったことを明らかにした。

■副大統領、鉄道計画でペルーへ El Paísの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、大陸横断鉄道問題について話し合うため、ペルーを訪れるという。国内鉄道網を活用し、太平洋岸と大西洋岸を結ぶ鉄道を整備する計画だ。ペルー政府はこのボリビア鉄道活用案を支持しており、ミルトン・クラロス公共事業相をともない、副大統領が同国を訪れ、具体化に向けた話し合いを行なうという。

■コチャバンバ、水遊び禁止 El Deberの記事
コチャバンバ市議会は、カルナバル時期の水遊びを禁止した。市議会が法案を可決したもので、違反した場合最大で2千ボリビアーノの罰金が科せられる。カルナバル時期には水をかけ合ったり、水風船を投げる遊びが行なわれるが、例年問題化される暴徒化に加え、今年は少雨による水不足が起きていることから、全面禁止となった。

■オルーロ、乳児の死で捜査へ El Deberの記事
オルーロ県警は、乳児が死亡した件について事件として捜査する方針を示した。オルーロ市内の施設で、生まれたばかりの乳児が窒息死したことが伝えられた。この乳児は家庭の問題でその場を離れている間に、死亡したとみられる。しかしこの事態に不自然な点があることから、事件である可能性があるとした。

■モホコヤ、落雷でヤギが大量死 Correo del Surの記事
チュキサカ県のモホコヤで、落雷によりヤギが大量死した。24日未明、この地域を悪天候が襲ったが、この際に落雷があったという。当時木の下にヤギたちが身体を接触させながら避難しており、ここに落雷が起きた。地域行政によると、合わせて26頭のヤギが死に、生き残ったのは13頭だけだった。

■テレフェリコ開業、3月にずれ込む La Patríaの記事
オルーロの観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の開業は、3月にずれ込むという。ビクトル・ウゴ・バスケス知事が明らかにしたものだ。市内とサンタバルバラ山を結ぶこのテレフェリコは1月に開業予定だったが、さらに工期が遅れたという。2月25日のカルナバルまでの開業を目指していたが、間に合わない見通しとなった。


【ペルー】

■イカ、鉄砲水と水害 La Repúblicaの記事
イカ県都で鉄砲水が発生し、住宅が浸水するなどの水害となった。市側によると、ロス・モリーノス地区で鉄砲水が発生し、地域を流れる運河から水が溢れ出し、住宅地などを水浸しにした。今の時点で800世帯が避難している。多いところでは水嵩は120センチに達している。

■プーノ、雹被害 Los Andesの記事
プーノ県では降雹による被害が広がっている。アトゥンコリャでは雹と雨がおよそ11時間にわたり降り続き、建物の屋根が壊されるなどの被害が続出している。さらに地域の農作物への被害も大きく、中には作物が全滅したところもある。現在県側が、これらの被害の把握に努めている。


【チリ】

■スーパータンカー、効果あり BioBio Chileの記事
米国から借り受けた「スーパータンカー」の効果はあったという。国内では中南部で大規模な林野火災が起きている。このボーイング747型機は、一度に大量の水を輸送することが可能で、第7(マウレ)州の火災現場に投入され、火の勢いを弱める、一応の効果がみられたという。この火災を受けメキシコやフランス、アルゼンチンからも支援を受けている。

■航空利用者、2千万人に La Terceraの記事
チリ国内を発着する航空便の利用者は2016年、初めて2千万人を突破した。民間航空委員会が明らかにした数字だ。この年の航空便の総利用者は2003万9440人と、前年比で10.4%の増加となった。LCC化したスカイ航空の利用者が伸びたことが背景にある。サンティアゴ発の便では国際線ではブエノスアイレス線、国内線はアントファガスタ線がもっとも利用者が多い。


【アルゼンチン】

■300人、ヘリで救出へ La Nacionの記事
チリ国境で足止めされている300人について、ヘリコプターで緊急輸送されることになった。カタマルカ州とチリの第3(アタカマ)州の間のパソ・デ・サンフランシスコでは悪天候の影響で、多くの人が足止めされている。すでに閉鎖状態は72時間に及び、回復の見通しが立たないことからヘリ輸送が決断された。

■ピラールで倒木、母子が死亡 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのピラールで倒木が原因で、母子3人が死亡した。この一帯では悪天候となり、強風による倒木が相次いだ。ラ・ロンハでは倒れた木が住宅を直撃し、この家に住む28歳の母親と、3歳と生後9か月の娘2人が死亡した。直撃を受けたこの住宅は、全壊状態となったという。

■牛乳生産、20%減か La Nacionの記事
国内の牛乳生産は、20%程度落ち込んだとみられる。今月、大雨による河川の氾濫でサンタ・フェ州やコルドバ州で水害が発生した。この被災地域では酪農が盛んで、多くの地点で搾乳ができない状態となっている。このため国内での牛乳生産キャパシティが落ち込んでおり、今後牛乳や乳製品の価格上昇が起きるおそれがある。

■カリフォルニアはレモン停止を歓迎 La Nacionの記事
米国カリフォルニア州は、アルゼンチン産レモンの輸入停止を歓迎している。ドナルド・トランプ新政権は、自国産業を守ることを理由に、アルゼンチン産レモンの輸入停止を決めた。同国内の産地であるカリフォルニア州は、この決定を歓迎している。一方、輸出レモンの80%を生産するトゥクマン州の生産者らは、この措置に懸念を示している。

■牛肉輸出、4.2%増 La Nacionの記事
アルゼンチンの2016年の牛肉輸出額は、前年比で4.2%の増加となった。牛肉輸出業の団体が明らかにしたものだ。この年の輸出額は10億7千万ドルと、前年比で4600万ドル増えた。また輸出量は3万8千トンと、前年比で19%の増加となっている。団体側は国内の生産体制の混乱が収まり、今年も安定的な成長が期待できるとした。

■サルミエント線、AED配備 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サルミエント線の16駅に、自動体外式除細動器(AED)が配備された。心室細動を起こした人に対し、拍動の回復を図る装置だ。国内でも公共施設などへの設置の例があるが、鉄道全駅への設置はこれが初めてだ。国内で心室細動を起こす事例は、病院外が全体の7割を占める。

■フフイ、サルタ州でIVA減免の動き Cadena3の記事
フフイ、サルタの両州では、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)を減免する動きがある。州議会議員らが提案しているもので、アルコール飲料などを除く食品にかかるIVAを免除または税率を下げることが検討されている。物価上昇で、市民生活が影響を受けていることから、これを緩和することが目的だ。

■ロサリオ、国際線が国内線を上回る ON24の記事
2016年のロサリオの空港の利用者は初めて、国際線が国内線を上回った。空港の管理側が明らかにしたもので、この年の国際線利用者は24万7862人と、国内線の22万6740人を2万人あまり上回った。この空港では昨年7月、LATAM航空がリマ線、コパ航空がパナマ線を開設し、北米や欧州に向かう利用客の利用が伸びたことが要因とみられる。


【エクアドル】

■キャンプで中毒死か El Comercioの記事
コトパクシ県のキロトア湖近くで、張られたテントの中から男性2人の遺体が発見された。死亡したのは観光でこの地を訪れ、キャンプを行なっていた20歳と22歳の男性だ。テント内で使用した器具から一酸化炭素が発生し、中毒を起こして死亡したとみられている。2人は先週末から、この地に滞在していたという。


【コロンビア】

■ピットブル擁護行進 Caracol Radioの記事
メデジンでは、犬種ピットブルを擁護する行進が行われた。市内ではピットブルに襲われ、こども2人が死亡する事故が起きている。獰猛な性質で知られるこの犬種に対する厳しい視線が注がれているが、この行進参加者らは犬の飼い主への啓発、教育の機会を求め、ピットブルそのものへのバッシングを避けるべきと主張した。


【ベネズエラ】

■ピレリ社、タイヤ減産 NTN24の記事
イタリアのピレリ社は、国内工場でのタイヤ生産を減らす。同社が明らかにしたもので、今月30日以降、カラボボ州にある工場での生産体制を縮小する。国内では経済失政などから輸入が滞り、このタイヤ生産に必要な原材料の調達が難しくなったためだ。国内では輸入の滞りで車輛部品の不足も続き、使用できる車輛の数の減少を招いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル渡航者に注意喚起 Rosario3の記事
ブラジルへの渡航者に対し、黄熱病についての注意喚起がなされた。ミナス・ジェライス州ではこの感染症が広がり、これまでに38人が死亡し、152人の感染が明らかになっている。今後この感染が拡大するおそれがあるとして、渡航者に対し予防接種を受けたり、媒介する蚊を防ぐための措置をとるなどの呼びかけがなされている。

■ラウル、トランプ氏に懸念 Caracol Radioの記事
キューバのラウル・カストロ議長は、米国のドナルド・トランプ大統領の政策に対する懸念を示した。ドミニカ共和国のプンタ・カーナで開催されているラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体(Celac)のサミットで語ったものだ。同政権がメキシコ国境に壁を設けるなど、移民対策の強化が打ち出されているが、ラテンアメリカとの分断を招くおそれがあると指摘した。

■ウルグアイ、観光客過去最高 Caracol Radioの記事
ウルグアイは2016年、観光客数が過去最高を記録した。ベンハミン・リベロフ観光副相が明らかにしたものだ。この年、同国を訪れた観光客数は330万人に達したという。観光省の分析では、イベリア航空やエア・ヨーロッパの就航で欧州からの観光客がとくに増え、国内観光地ではビーチが賑わった。

■ブラジル、脱獄の43人捜索 News24の記事
ブラジルでは脱獄した43人の捜索が続いている。同国では各地の刑務所で今年に入り、対立する麻薬組織間の抗争などから衝突や動乱が相次いだ。100人以上の受刑者が死亡しているが、この混乱に乗じて脱獄した43人について、今も行方が分かっていないという。これらの事態で、同国の受刑システムに対する不安が高まっている。

■ニカラグア、牛乳増産 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアでは今年、牛乳生産が増やされる。乳業の団体側が明らかにしたもので、牛乳生産量の10%増加を図るという。同国からの生乳や乳製品の輸出が好調で、今年はこの額が2億ドルに達することが見込まれる。団体側は来月、マナグア市内のホテルで国産牛乳や乳製品をアピールする商談会を開くことも明らかにした。