2017.01.28

【ボリビア】

■エボ、エル・バラで国民投票視野 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、エル・バラの水力発電施設建設で、国民投票も視野に入れている。ラパス県のベニ川に、この大規模ダムと発電施設を設ける計画だが、環境団体や地域のインディヘナ(先住民)が反対している。モラレス大統領は憲法の規定に基づき、この是非を問う国民投票を実施する可能性を示した。

■横断鉄道、フランスにも接触 La Razónの記事
ミルトン・クラロス公共事業相は、フランス政府側と接触を持った。ボリビア政府は国内鉄道網を活用し、大西洋と太平洋を結ぶ大陸横断鉄道を建設する計画を進めている。ドイツに続き、フランス政府や同国企業に、この参加を呼びかけるため説明を行なったものだ。この件には、ペルー、パラグアイ政府が賛同しているが、ブラジル政府はまだ具体的な支持は示していない。

■温暖化対策に3億ドル出資 La Razónの記事
ボリビア政府は、国連食糧農業機関(FAO)が進める温暖化対策に、3億ドルの出資を検討している。モラレス大統領はドミニカ共和国で開催されたラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体(Celac)サミットの際、FAO関係者と意見交換した。ボリビアも気候変動の影響が大きく、この対策に参加する必要があるとの見方をモラレス大統領は示していた。

■サパタ氏、再逮捕 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領の元交際相手、ガブリエラ・サパタ氏が再逮捕された。中国系企業の社長を務めていた同氏は、汚職などの容疑で逮捕、起訴されている。今回、労働者の扱いについて不法行為があったとして再逮捕となった。同氏とモラレス大統領の交際は、隠し子騒動などから国家的スキャンダルとなっていた。

■対外債務、68億ドル Página Sieteの記事
ボリビアが抱える対外債務は、68億8400万ドルに膨らんだ。経済省が27日、明らかにした数字だ。国際通貨基金(IMF)の示した基準では正常な範囲にあるが、それでも国内総生産(GDP)の20%に匹敵する額となった。債務の29.6%はアンデス開発公社、29.5%は米州開発銀行、11.2%は民間銀行など、そして8.5%は中国政府が占める。

■政府、COBと合意 Página Sieteの記事
有力労働組合COBとボリビア政府は、合意に達したという。COBのギド・ミトマ委員長が明らかにしたものだ。公営病院の労働組合がストを行なっていたが、この件などについてCOBと政府側が協議の場を持った。賃金改善などの要求行動に対し、COBは理解できる回答を得られたとした。

■8河川が増水中 La Razónの記事
ベニ県では、8つの河川が増水中だという。国内の広い範囲は雨季を迎えており、アマゾンに位置する同県も雨が多い状態だ。このため県内を流れる河川の増水が発生し、8つの河川で氾濫のおそれがある。とくにこの氾濫の危険性は、リベラルタ周辺で高まっている状態だ。

■ビルビル、エビやカニを摘発 El Deberの記事
サンタクルスのビルビル国際空港で、エビやカニが摘発された。これらのエビやカニは、中国人が国内に持ち込もうとしたものだという。ボリビアでは検疫、保健上の理由からこうした海産物を持ち込む場合、手続きが必要で、この持ち込みの際には行なわれていなかった。税関はこれらのエビやカニ100キロを没収した。

■キヌア耕作放棄10%に Los Tiemposの記事
国内のキヌア生産の10%が、放棄されているという。キヌア生産者の団体が明らかにしたものだ。2013年の国際キヌア年をピークに国際市場での需要が減少し、国産キヌアの価格低下が続いている。このためオルーロ、ポトシ県の生産地で耕作そのものを放棄する動きが広がっている。

■パラグアイ、コカイン150キロ摘発 El Deberの記事
パラグアイ当局は、ボリビア産とみられるコカイン150キロを摘発した。同国警察が明らかにしたもので、ボリビアから来たトラックの荷物の中に、偽装されたコカインがあったという。コカインは140の包みに分けられており、このトラックに乗っていたパラグアイ国籍の2人が逮捕されている。


【ペルー】

■ペルーも消防士派遣 Perú21の記事
ペルー政府もチリに、消防士を派遣する。同国では中南部を中心に林野火災が広がり、未だに鎮火の見通しが立っていない。被害面積も広大であるとしてペルー政府は、国内の消防士を現地に派遣することを決めた。すでにメキシコやアルゼンチンなどが消防士を送っており、米国やロシアは消火用の貨物機を貸し出している。

■LATAM、運賃20%引下げ El Comercioの記事
LATAMペルーはこの3月から、国内線と一部の国際線で、最大で20%、運賃を引き下げる。LATAMグループは台頭するLCCに対抗するため、短距離線を中心にLCC型の運賃とサービスに改定することを発表していた。この内容に基づく措置で、価格が引き下げられるものだ。国内では新しいLCC、ビバ・エア・ペルーが5月にも、便の運航を開始する予定だ。


【チリ】

■焼失面積、サンティアゴ都市圏相当 La Terceraの記事
中南部での林野火災で、サンティアゴ都市圏に相当する面積を焼失したという。火災は中南部を中心に、北は第4(コキンボ)州から南は第9(ラ・アラウカニア)州にかけての広い範囲で起きている。焼失面積は28万9千ヘクタールで新たに死者1人が確認され、総死者数は11人となった。国内ではこの火災についてのデマが、SNSなどで拡散しているという。

■大火傷のウサギを保護 BioBio Chileの記事
第6(オイヒンス)州では、大火傷のウサギが保護された。中南部では大規模林野火災が続いており、この火災被害地で動けなくなっていたこのウサギが保護されたものだ。現在、懸命の手当てが続いている。被災者などの間では、このウサギと、被災地復興を重ね合わせる人が多く、このウサギの回復を、多くの人が祈っている。

■キジョン、激しい暑さ BioBio Chileの記事
激しい暑さに見舞われた第8(ビオビオ)州のキジョンでは、過去最高の気温を記録したという。気象機関によるとこの町で観測されたのは摂氏44.9度だ。国内の観測地点で記録された気温の中でも、もっとも高い水準となった。同州では現在、この暑さと乾燥で林野火災が続いている。

■マリファナ・クッキーを摘発 BioBio Chileの記事
第11(アイセン)州で、マリファナ(大麻草)入りのクッキーが摘発された。バルマセダの空港で摘発されたもので、男性乗客が持っていたクッキー15枚の中から、364グラム分のマリファナが見つかったという。さらにこの男の下着の中からも、50グラムのマリファナが見つかっている。


【アルゼンチン】

■コルドバ、牛乳被害3億8千万ドル La Nacionの記事
コルドバ州の酪農の被害は、3億8千万ドルに達しているという。同州では大雨の影響による川の氾濫で、広範囲で水害が発生した。とくに酪農が盛んな地域の被害が大きく、牧草地が水に覆われるなどして搾乳ができない酪農家が続出した。生乳が販売できないだけでなく、アルファルファなどの飼料を購入するなど、経済損失が大きくなっているという。

■LCC参入で混乱も La Nacionの記事
アルゼンチンの航空市場は、LCC参入で混乱も予想されるという。昨年12月、アンデス航空が初めてのLCC型路線を開設した。今年、複数のLCCが参入予定で、まさにLCC元年を迎える。しかし空港側の混乱や、過度の価格競争などが生じかねず、国内市場の将来を懸念する声が、とくに航空分野の労働組合員から上がっている。

■バス車輛、ミクロセントロ封鎖 Clarín.comの記事
15台の長距離バス車輛が、ブエノスアイレスのミクロセントロを封鎖した。交通省が、長距離バス輸送に使用される車輛の年数規制を実施する方針を示し、バス事業者の団体が反発したものだ。政府官庁などが集中する5月広場を、これらのバス車輛が封鎖し交通省に圧力をかけた。同省は使用できる車輛の上限を13年とする姿勢を示している。

■犬の里親で税軽減 La Nacionの記事
コルドバ州のアルタ・グラシアの行政は、野犬の里親となった者について、固定資産税などを軽減する措置をとることを発表した。増える野犬対策としてとられるもので、犬の飼育にかかる費用負担を、税軽減でカバーするというものだ。犬1匹を飼い犬として引き取った場合、200~300ペソの軽減が受けられる。

 width=■メンドサ空港、現金輸送摘発 Los Andesの記事
メンドサの空港で、申告をせずに大量の現金を輸送していた男が摘発された。LATAM航空の便でチリ、サンティアゴに向かおうとしていたこの男の手荷物や身に着けた衣類の中から、20万ドルの現金が見つかったものだ。薬物、武器輸送と並び、こうした現金輸送も密輸の手口で、警察はこの目的などの調べを進めている。

■スブテ車輛、売れる Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の車輛の買い手がついたという。リネアAとDで使用され、廃車となった車輛について、ウェブサイトを通じて購入者が募集されていた。初めての取り組みで、希望者が現れるか不安視されたが、価格の折り合いがつき、合わせて80万ペソで販売されたという。1輛の購入者は、ウシュアイアのハード・ロック・カフェであることが明らかにされた。


【エクアドル】

■親子参加の避難訓練 El Comercioの記事
キトの学校では、親子参加の避難訓練が実施された。エクアドルは地震国であり、キトでは防災意識の高まりから、各学校での訓練が頻繁に行われている。こうした中、市内北部の学校では、保護者も参加する訓練が実施された。国内2番めに高いコトパクシ山の噴火活動が高まったとの想定での訓練だ。


【コロンビア】

■メデジン、市中の失業率高止まり Caracol Radioの記事
第2の都市メデジンでは、市中の失業率が高止まりしている。メデジンの経済開発局が明らかにしたもので、昨年の都市部の失業率は10.7%と、前年の10.6%から横ばいだった。市中での雇用数は増加しているが、流入人口をカバーできる状況にはなく、数字の高止まりが起きているとみられる。


【ベネズエラ】

■チャベス回帰運動 El Universoの記事
間もなく死後4年となるウゴ・チャベス元大統領の原点に回帰しよう、という運動が提言された。チャベス派のディオスダード・カベージョ議員が語ったものだ。チャベス元大統領の社会革命運動をもう一度なしとげ、ベネズエラの発展につなげようというものだ。後継のニコラス・マドゥロ政権の求心力が低下する中、カリスマ的人気を誇ったチャベス氏にすがった動きとみられる。

■医薬品不足、85% El Comercioの記事
国内での医薬品の不足は、85%となっている。薬剤師らの団体が明らかにした数字だ。経済失政の影響で物資不足が続く中、医薬品についてはとくに状況が深刻であることが伝えられている。この不足は一時は90%を超えており、やや改善したといえるが、それでも不足が深刻であることは変わらない。一部の難病患者などの死亡が伝えられている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、予防接種勧告 El 19 Digitalの記事
ニカラグア保健省は、南米のほとんどの国への渡航者に対し、黄熱病の予防接種を受けるよう勧告した。ブラジル、ミナス・ジェライス州でこの感染症が流行していることを受けた措置だ。チリ、ウルグアイを除くすべての南米の国々とパナマに渡航する国民に対し、事前に接種を受けることを求めている。このほかアフリカの一部の国々への渡航者にも同様の勧告がなされている。

■ホンジュラス、船で爆発 Caracol Radioの記事
ホンジュラスのカリブ海の船で、爆発事故が起きた。航行していた17人が乗った漁船で起きたもので、この事故により合わせて11人が火傷などを負った。重傷の者は、首都テグシガルパの病院に空路輸送されている。現場はグラシアス・ア・ディオス県のブルス・ラグーナだ。

■トゥリアルバ火山、また活動 Caracol Radioの記事
コスタリカのトゥリアルバ火山がまた、活動を再開した。同国内でもっとも活発な活火山であるこの火山は、数週間にわたり小康状態となっていた。観測機関によると27日、再び活動が活発化し、火口から200メートル程度の高さまで噴煙が立ち上ったという。同機関は、火山から南西方面に、火山灰の影響が生じるおそれがあるとしている。

■ウルグアイ、暑い週末に Caracol Radioの記事
ウルグアイはこの週末、全国的に暑さが厳しくなるという。気象台が予報を示し、熱中症などへの予防を呼びかけたものだ。首都モンテビデオ、水浴地であるプンタ・デル・エステなど南部では摂氏31度まで気温が上昇する予報だ。この暑さは週末いっぱい、29日頃まで続くという。