2017.01.31

【ボリビア】

■マクリ、強制送還の方針 La Razónの記事
アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は、薬物輸送などで捕まった外国人を強制送還する方針を示した。同政権は先週、入管の体制を強化する方針を示し、その主なターゲットはボリビア国民とみられている。同国内で逮捕、収監されているボリビア国民は270人にのぼるとみられ、今後この方針で強制送還を受ける可能性がある。

■アルゼンチン、ボリビア国境に壁か RTの記事
アルゼンチン政府が、ボリビア国境に「壁」を建設する可能性があると複数のメディアが報じている。マウリシオ・マクリ大統領に近いアルフレド・オルメド議員が、米国のトランプ政権に賛意を示したためだ。トランプ政権はメキシコ国境に壁を建設するとして、波紋が広がっている。マウリシオ・マクリ政権も、不法移民対策などとしてボリビア国境に壁を設ける可能性があるとの報道だ。

■在アルゼンチン大使、冷静な対応を Página Sieteの記事
在ブエノスアイレスのボリビア大使は、国民に対し冷静な対応を呼びかけた。アルゼンチンのマウリシオ・マクリ政権は入管の厳格化方針を示したが、このターゲットがボリビア国民とみられている。サントス・ティト大使は出入国についての法を犯さない限り、両国間の出入国には問題はない、として国民に冷静な判断などを求めた。

■外相ツイートは成りすまし Página Sieteの記事
フェルナンド・ワナクニ新外相のツイッターアカウントは、成りすましだったという。外務省側が明らかにしたものだ。ワナクニ外相を名乗るツイッターが開設され、スペイン語と英語での挨拶が述べられていた。しかし同外相がツイッターを行なっている事実はなく、これは偽物であると外務省側が警告した。

■チュキサカ、鉱山で事故 Correo del Surの記事
チュキサカ県の鉱山で事故が起きた。30日、事故が起きたのはサンルーカスのチリャワにあるセノン・アイサの鉱山だ。この日の朝、鉱山内で作業員らが倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが5人が死亡した。坑内で何らかのガスが発生し、この中毒で死亡したものとみられる。17歳の男性作業員1人だけが、命を取り留めている。

■新内閣、賃金カットに合意 La Razónの記事
先週発足したばかりの改造新内閣は、賃金のカットに合意した。閣議で決まったもので、国内の経済開発などを進めるための財源として、新たな法人課税を導入するのに合わせ、閣僚らも賃金をカットすることに合意したという。この賃金カットについて、ベニ、チュキサカ県の知事らも賛同している。

■カベサス、イナゴの大発生 El Díaの記事
サンタクルス県のカベサスで、イナゴが大発生している。地域の農業行政が、重大な警告を発したものだ。イナゴの大群が、250ヘクタールの農地をすでに食い荒らしているという。被害を受けているのはトウモロコシや大豆といった農産物で、この大群の移動で被害が拡大するおそれがある。このイナゴを焼き殺すための火炎放射器などが導入されている。

■輸入禁止はブドウのみ El Deberの記事
輸入禁止となったのはブドウのみだという。政府農業行政側が明らかにしたものだ。国内産のブドウを守るため、3か月間にわたりブドウの輸入を禁止した。メディアは同時に、ワインやシンガニといった、ブドウからつくられる酒類についても禁止したと伝えたが、政府側はこれを誤報とした。

■ノルマンディアで道路封鎖 El Díaの記事
サンタクルス市南部、ノルマンディアの住民らが30日朝、道路を封鎖した。この地域にはゴミの埋め立て処理場があるが、ゴミ収集車などの通過を阻んだという。地域の住民らが、市などのゴミ行政に反発した動きだという。住民らは、無秩序な埋め立てで、周囲の住宅地で健康被害が起きている、と訴えた。

■電子マネー、大きく伸びる El Díaの記事
国内でも電子マネーの利用が、大きく伸びているという。中央銀行(BCB)が明らかにしたもので、2016年1~11月の利用は5600万回と、前年同期比で175%の伸びとなった。同行の分析によると、スマートフォンやタブレット端末の普及で、この電子マネー決済を選ぶ人が大きく増えたことが要因だという。

■チリの薬物、60%はサンタクルス県産 El Deberの記事
チリで流通している違法薬物の実に60%は、サンタクルス県内でつくられたものだという。同国が摘発した薬物を分析した結果だ。多くのマリファナ(大麻草)やコカインは、サンタクルス県のコチャバンバ県境近くで産出されているという。コカインについては、コチャバンバ県のチャパレ地方やサンタクルス県のヤパカニで栽培されたコカ葉が使用されているとみられる。

■菓子店火災、ガス漏れだった El Díaの記事
サンタクルス市内の菓子店で起きた火災の原因は、ガス漏れだったという。29日、第3環状線と第4環状線の間にある「フリドリン」の店舗で火災があった。消防が原因を調べたところ、この施設の厨房でガス漏れが起きていたことが分かったという。この火災では利用客と職員数人が、煙を吸うなどして病院に運ばれている。

■花卉、密輸の損失 Página Sieteの記事
国内産の花卉は、密輸の問題を抱えているという。国内ではコチャバンバ県を中心に、輸出用の花卉栽培が増加しつつある。しかしこれらの花卉を国外に密輸する動きが多く、国内業者は年間1500万ボリビアーノの損失を出しているという。密輸の大半はペルーに向けらけており、デサグアデーロの国境での通関規制強化を求めた。

■オルーロ、カルナバルに急ぐ La Prensaの記事
オルーロでは、カルナバルに向けた準備が急ピッチで行われている。ユネスコ無形文化遺産に登録されるオルーロのカルナバルは、南米ではブラジルのリオデジャネイロと並び、知られる存在だ。今年は2月25日にメインのパレードが開催される予定で、沿道での準備のほか、参加者らの衣装合わせなどが進められている。


【ペルー】

■チンチェロ空港着工、中止 El Comercioの記事
クスコ、バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロでの新空港建設着工が、直前に中止された。ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が判断し、通達したものだ。この新空港は31日、同大統領立会いのもとで着工式が行われる予定だった。クスコ空港は需要が高いものの現地での拡張が難しく、チンチェロへの新空港建設計画が進められていた。

■PPK、着工中止はコストの問題 Perú21の記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、チンチェロ新空港着工中止の理由について、コストの問題を挙げた。クスコのこの空港建設は31日着工予定だったが、同大統領は直前に中止を発表した。30日16日に記者会見に臨み、建設計画は進めるものの、概要を見直すことになったと説明した。

■パウカルパタで土砂災害 El Comercioの記事
アレキパ県のパウカルパタで、新たな土砂災害が発生した。この地域では29日夕方に、およそ2時間にわたり大雨が降り、この雨に触発されて鉄砲水が発生し、土砂災害につながった。ビジャ・ピチュピチュではこの土砂災害で1人が死亡し、2人が負傷したという。アレキパ県では各地で局地的雨と土砂災害が繰り返され、国は非常事態を発令している。

■トルヒーリョ、マリネラ祭 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県のトルヒーリョでは、伝統のダンス「マリネラ」の祭典が開かれている。このグラン・コルソ2017は、マリネラのトップを争うもので、国内のほか米国やスイスなど国外からの参加者も迎えている。ペルー発祥のこのマリネラは南米各国で踊られ、ボリビアやチリ、アルゼンチンでは「クエカ」と呼ばれる。


【チリ】

■スーパータンカー、フル稼働 BioBio Chileの記事
米国から貸与を受けた「スーパータンカー」はフル稼働中だ。国内では中南部を中心に林野火災が広がり、すでに39万ヘクタールを焼失している。このスーパータンカーは多量の水を一度に運ぶことが可能で、消火活動のためフルに飛行しているという。このほかロシア、ブラジルからも大型輸送機の貸与を受けている。

■トランビア、市民からの意見聴取へ La Terceraの記事
第4(コキンボ)州で計画されているトランビア(路面電車)建設計画について、市民からの意見聴取が開始される。このトランビアは州都コキンボと、ラ・セレーナを結ぶもので総工費は3億5千万ドルだ。計画を推進する州側は今年下半期にも、建設に向けた入札を行ないたい姿勢だ。よりよい輸送機関を整備するため、市民からの意見を集めるという。


【アルゼンチン】

■倒木でオートバイ男性が死亡 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのサンクリストーバルで、街路樹が倒れ、走行中のオートバイを直撃した。この事態が起きたのはインデペンデンシア通りで、倒れた木は大型で、相当の重量があったという。このオートバイの男性が死亡し、同じく巻き込まれたトラックの2人も負傷している。

■5月広場、ダンプカーのデモ La Nacionの記事
ブエノスアイレス、ミクロセントロの5月広場を、多くのダンプカーが埋め尽くした。ブエノスアイレス市が廃材の処理についての新たな規制を行なおうとしていることに、抗議したものだ。参加者によると、この新たな規制により、2200世帯の生活が困難になるという。この抗議行動で、周辺道路では渋滞が生じた。

■ノチェブエナ、トップレスで騒ぎに La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のノチェブエナのビーチで、女性3人がトップレスになり、騒ぎとなった。周囲の水浴客の通報で、警察官が駆けつける事態となったものだ。アルゼンチンでは、こうした行為は「公序良俗に反する」として違法となっている。しかし女性らは警察官の指導、説明に納得せず、小競り合いとなった。

■チリからの車列、死者も Urgente24の記事
チリからアルゼンチンに向かう長い車列が続き、死者も出たという。アルゼンチンの経済の問題から、週末などにチリに買い出しに行く人が激増している。この影響でサンティアゴ首都圏からメンドサに向かうサンクリストーバルの国境道は混みあう。待ち時間が12時間にも及び、車内で62歳の女性が体調を崩し、死亡したことが報告された。

■年金受給者、1万6千人がチケット購入 Tiemposurの記事
アルゼンチン航空のチケットを、年金受給者1万6千人が購入したという。同社が明らかにしたものだ。同社は年金受給者に対し、最大で30%割り引くチケットを特別販売した。対象となった37路線について、1万6232人がこの割引チケットを購入したという。購入者が多かったのはブエノスアイレスとコルドバ、バリロチェを結ぶ路線だ。

■暑さへの警報続く La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは、暑さへの警報が続いている。気象機関はブエノスアイレス市内と周辺に対する、暑さへの警戒情報を24時間延長した。この警報は上から3番めのランクの「黄色警報」で、とくに市民に対して熱中症予防について、呼びかけを行なっている。同機関はとくにこどもや65歳以上の高齢者にリスクが高いと指摘している。


【エクアドル】

■バスが道路上で横転 El Universoの記事
グアヤキルとサンタ・エレーナを結ぶ道路で、バスが路上に横転する事故が起きた。現場はグアヤキルから45キロの地点で、サンタ・エレーナに向かっていたコオポラティバ・ポソルハが運行する便が事故を起こしたものだ。この事故で、乗客など15人が負傷し、グアヤキル市内の病院などに搬送されている。

■キト、子犬の救出相次ぐ El Comercioの記事
キトでは子犬の救出が2件、相次いだ。ロマ・デ・プエンガシとラ・デリシアでそれぞれ、生後間もない子犬らが警察により保護されたものだ。この数は合わせて10匹にのぼる。いずれも、母犬に産み落とされたものの、栄養不足などから死の危機に瀕していた。警察はこの10匹について、動物愛護団体の協力を仰ぎ、里親を探す方針だ。


【コロンビア】

■イベリア、メデジンへ Caracol Radioの記事
スペインのイベリア航空は、新たにメデジンに乗り入れる。同社は3月26日から、マドリードのバラハス国際空港と、メデジンのリオ・ネグロ空港を結ぶ路線を運航する。使用機材は288座席のエアバスA330-200型機で、週3往復での運航となる。メデジン側は欧州への直行便が増えることを歓迎している。

■コロンビアも消防士派遣 Caracol Radioの記事
コロンビア政府も、チリに消防士を派遣した。チリでは中南部を中心に、各地で林野火災が頻発し、すでに39万ヘクタールを焼失している。この事態を受け、コロンビアも現地に消防士31人を派遣した。すでにアルゼンチンやメキシコ、ブラジルなどが同国に消防士を派遣している。


【ベネズエラ】

■抗生物質、3か月届かず El Tiempoの記事
国内には抗生物質が、すでに3か月届いていないという。経済失政の影響で輸入が滞り、ほとんどが輸入に頼る医薬品の不足が国内で蔓延している。疾病によっては必要な抗生物質はとくに不足が深刻で、種類によってはすでに国内で涸渇しているものもある。あるドラッグストアチェーンによると、抗生物質は入荷待ちのまま12週間が経過している。

■物価上昇、433% El Paísの記事
国内の2016年の物価上昇は、433.9%だった。国内機関が物価などをもとに算出した数字だ。2015年12月と2016年12月の、平均的家庭の必要物資購入額を比較したものだ。2016年12月時点で、こうした家庭を支えるには、最低賃金の18倍の資金が必要な状態にある。国内では経済失政による物資不足と価格の上昇が続いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、予防接種を推奨 Globovisiónの記事
ブラジル保健省は、同国を訪れる観光客に対し、黄熱病の予防接種を受けることを推奨した。ミナス・ジェライス州ではこの感染症が拡大し、100人を超える人がすでに死亡しているとみられる。今の時点ではイエローカード保持は入国時に義務づけられた要件ではないが、今後流行の状況によっては義務化される可能性もある。

■メキシコへの移民、大幅減 Caracol Radioの記事
メキシコへの移民は、大きく減少しているという。同国の情報統計機関Inegiが明らかにしたものだ。2008年から2015年にかけ、同国に移民した人の数は43.8%のマイナスとなった。また現在、同国の人口10万人に占める移民の数は22.3人となっている。メキシコに対するマイナスイメージの広がりで、移民が減少したと分析された。

■アスンシオンで緊急着陸 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港で、小型機が緊急着陸した。この機は同空港を発ち、ペドロ・フアン・カバジェーロに向かおうとした。しかし離陸直後に機体トラブルが発生し、この空港に引き返して緊急着陸したものだ。この小型機には4人が乗っていたが、負傷などはない。


【国際全般】

■デルタ航空が謝罪 Caracol Radioの記事
米国大手、デルタ航空が謝罪した。この29日、同社の情報システムにトラブルが発生し、この日の170便が欠航となり、さらにこの影響で30日の110便もキャンセルされた。アトランタ本社は、多くの利用者に影響が及んだことについて謝罪するコメントを発表した。同社に対しては多くの利用者から、苦情が寄せられたという。